JP4873911B2 - パラ巻線方法及びパラ巻線装置 - Google Patents
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Description
巻線装置のフライヤにボビンを装着すると共に、前記ボビンを独自に回転させるボビン回転手段を設け、該ボビンに複数本の導線を供給し、前記ボビン回転手段によって前記ボビンを回転させることにより、複数本の導線をボビンに巻取った後、
前記ボビンから複数本の導線を並列させて引出しながら、前記フライヤを前記巻枠の回りを周回するように回転させて、前記複数本の導線を前記巻枠に巻き付けるようにし、
前記ボビンから複数本の導線を並列させて引出す際、複数本の導線が、前記巻枠に巻き付けられる長さに合わせて前記ボビンから繰り出されるように、前記ボビン回転手段により前記ボビンを独自に回転させることを特徴とするパラ巻線方法を提供するものである。
前記ボビン回転手段は、前記回転板の回転支持部に、その回転中心と同心で、該回転板とは独立に回転するように装着された大径ギヤと、この大径ギヤを回転させるように前記フレームに設置されたサーボモータと、前記ボビンの回転支持手段に連動し、かつ、前記大径ギヤに歯合するギヤとを有し、前記サーボモータの作動によって、前記大径ギヤを介して前記ボビンの回転支持手段を回転させることにより、前記ボビンを回転させるように構成されていることが好ましい。
前記フライヤに装着されたボビンと、このボビンを回転させるボビン回転手段と、このボビンに複数本の導線を並列させて供給する導線供給手段と、前記導線供給手段により供給された複数本の導線を前記ボビンにクランプさせる導線クランプ手段とを備え、
前記導線供給手段により供給された複数本の導線を、前記導線クランプ手段によりボビンにクランプさせて、前記ボビン回転手段によりボビンを回転させて複数本の導線を並列させてボビンに巻き取り、このボビンから複数本の導線を並列させて引出しながら前記フライヤを回転させて、前記複数本の導線を前記巻枠に巻き付けるように構成されており、
前記ボビン回転手段を巻線装置のフライヤに設け、このボビン回転手段によってボビンを回転させることにより、導線のボビンへの巻き取りを行うと共に、前記フライヤを回転させて導線を前記巻枠に巻き付ける際には、複数本の導線が、前記巻枠に巻き付けられる長さに合わせて前記ボビンから繰り出されるように、前記ボビン回転手段により前記ボビンを独自に回転させるように構成されていることを特徴とするパラ巻線装置を提供するものである。
前記ボビン回転手段は、前記回転板の回転支持部に、その回転中心と同心で、該回転板とは独立に回転するように装着された大径ギヤと、この大径ギヤを回転させるように前記フレームに設置されたサーボモータと、前記ボビンの回転支持手段に連動し、かつ、前記大径ギヤに歯合するギヤとを有し、前記サーボモータの作動によって、前記大径ギヤを介して前記ボビンの回転支持手段を回転させることにより、前記ボビンを回転させるように構成されていることが好ましい。
11 基台
12 テーブル
13 立壁
14 上テーブル
14a 透孔
14b ブラケット
15 導線供給装置
16 テンション装置
17 引戻しシリンダ
18 幅寄せローラ
19 ガイドローラ
20 導線クランプ装置
21 スライドウェイ
22 スライダ
23 支柱
24 導線ガイド
25 昇降エアシリンダ
25a 作動ロッド
26 エアシリンダ
27 クランプ本体
28 クランプ
29 支持台
30 開口部
31,32 支持板
33 エアシリンダ
34 作動ロッド
35 スプライン軸
36 ハート形カム
36a 凹部
37 回転筒
37a スプライン筒
38 エアシリンダ
40 ボビン
41 駆動プーリ
42 タイミングベルト
43 穴
44、45 端面板
46 セパレータ
47 スペーサ
48 環状溝
49 筒体
50 透孔
51 締付ボルト
52 ガイド溝
53 レバー
54 クランプ
55 カムフォロア
56 カム板
57 カム溝
58 カム板回転用突起
60 カッタ
70 巻線装置本体
71 ガイドポスト
72 支持板
73 昇降プレート
73a 昇降用モータ
74 支持筒
75 巻枠ホルダ
76 巻枠
77 前方巻枠
78 後方巻枠
79 払い落し板用エアシリンダ
80 回転筒
81 ロッド
82 払い落し板
83 支軸
84 傾動板
85,86 リンク
87 カム
88 スプリング
89 従動プーリ
89a 軸受け
90 フライヤ
91 フライヤ回転用モータ
92 駆動プーリ
93 タイミングベルト
94 回転板
95 バランスアーム
96 バランスウエイト
97 フライヤアーム
98 スライド筒
98a 縮径段部
98b 上端部内周
99 フラップ
99a 弾性リング
120 コイル受け治具
121 受け台
122 ガイド棒
123 ターンテーブル
130 導線保持装置
131 クランプ
140 ベアリング
141 ボルト
142 遊星ギヤ
143 圧縮コイルバネ
144 ベアリング
145 回転筒
145a、145b 大径ギヤ
146 サーボモータ
147 駆動ギヤ
148 アイドルギヤ
150 球体
153 溝
154 キー
155 キー
155a ボルト
156 キー溝
160 回転筒
161 フランジ部
162 支持板
163 開口
166,167 エアシリンダ
168,169 作動ロッド先端
Claims (7)
- 複数本の導線を並列させて巻枠に巻き付けてコイルを形成し、このコイルをコイル受け治具に落とし込むようにしたパラ巻線方法において、
巻線装置のフライヤにボビンを装着すると共に、前記ボビンを独自に回転させるボビン回転手段を設け、該ボビンに複数本の導線を供給し、前記ボビン回転手段によって前記ボビンを回転させることにより、複数本の導線をボビンに巻取った後、
前記ボビンから複数本の導線を並列させて引出しながら、前記フライヤを前記巻枠の回りを周回するように回転させて、前記複数本の導線を前記巻枠に巻き付けるようにし、
前記ボビンから複数本の導線を並列させて引出す際、複数本の導線が、前記巻枠に巻き付けられる長さに合わせて前記ボビンから繰り出されるように、前記ボビン回転手段により前記ボビンを独自に回転させることを特徴とするパラ巻線方法。 - 前記フライヤは、フレームに回転可能に支持された回転板と、この回転板の一端に取付けられたフライヤアームと、このフライヤアームの下端にボビンを回転可能に支持する回転支持手段とを有し、
前記ボビン回転手段は、前記回転板の回転支持部に、その回転中心と同心で、該回転板とは独立に回転するように装着された大径ギヤと、この大径ギヤを回転させるように前記フレームに設置されたサーボモータと、前記ボビンの回転支持手段に連動し、かつ、前記大径ギヤに歯合するギヤとを有し、前記サーボモータの作動によって、前記大径ギヤを介して前記ボビンの回転支持手段を回転させることにより、前記ボビンを回転させるように構成されている請求項1記載のパラ巻線方法。 - 複数本の導線を並列させて巻枠に巻き付けてコイルを形成し、このコイルをコイル受け治具に落とし込むようにしたパラ巻線方法において、
巻線装置のフライヤに装着されたボビンに複数本の導線を供給し、前記ボビンを回転させることにより、複数本の導線をボビンに巻き取った後、
前記ボビンから複数本の導線を並列させて引出しながら、前記フライヤを前記巻枠の回りを周回するように回転させて、前記複数本の導線を前記巻枠に巻き付ける方法であって、
前記ボビンは、回転軸方向に所定間隔で平行に配置されたセパレータによって、前記複数本の導線が一本ずつ入る環状溝を有しており、導線供給手段により供給される導線を前記環状溝に一本ずつ挿入し、前記環状溝内で導線の始端部をクランプさせた後、前記ボビン回転手段によってボビンを回転させることによって、前記導線のボビンへの巻き取りを行うことを特徴とするパラ巻線方法。 - 前記ボビンには、回転軸方向に貫通し半径方向に伸びて、その内周側端部が前記環状溝の内周に至る透孔が形成されており、前記導線供給手段により供給される導線を前記環状溝に一本ずつ挿入した後、前記ボビンの透孔にクランプを挿入し、このクランプを前記透孔の内周側端部に移動させることにより、各環状溝に挿入された導線の始端部をクランプする請求項3記載のパラ巻線方法。
- 巻枠と、この巻枠の回りを周回するフライヤと、前記巻枠の下方に配置されるコイル受け治具とを備え、前記フライヤを回転させることにより、複数本の導線を並列させて前記巻枠に巻き付けてコイルを形成し、このコイルをコイル受け治具に落とし込むようにしたパラ巻線装置において、
前記フライヤに装着されたボビンと、このボビンを回転させるボビン回転手段と、このボビンに複数本の導線を並列させて供給する導線供給手段と、前記導線供給手段により供給された複数本の導線を前記ボビンにクランプさせる導線クランプ手段とを備え、
前記導線供給手段により供給された複数本の導線を、前記導線クランプ手段によりボビンにクランプさせて、前記ボビン回転手段によりボビンを回転させて複数本の導線を並列させてボビンに巻き取り、このボビンから複数本の導線を並列させて引出しながら前記フライヤを回転させて、前記複数本の導線を前記巻枠に巻き付けるように構成されており、
前記ボビン回転手段を巻線装置のフライヤに設け、このボビン回転手段によってボビンを回転させることにより、導線のボビンへの巻き取りを行うと共に、前記フライヤを回転させて導線を前記巻枠に巻き付ける際には、複数本の導線が、前記巻枠に巻き付けられる長さに合わせて前記ボビンから繰り出されるように、前記ボビン回転手段により前記ボビンを独自に回転させるように構成されていることを特徴とするパラ巻線装置。 - 前記フライヤは、フレームに回転可能に支持された回転板と、この回転板の一端に取付けられたフライヤアームと、このフライヤアームの下端にボビンを回転可能に支持する回転支持手段とを有し、
前記ボビン回転手段は、前記回転板の回転支持部に、その回転中心と同心で、該回転板とは独立に回転するように装着された大径ギヤと、この大径ギヤを回転させるように前記フレームに設置されたサーボモータと、前記ボビンの回転支持手段に連動し、かつ、前記大径ギヤに歯合するギヤとを有し、前記サーボモータの作動によって、前記大径ギヤを介して前記ボビンの回転支持手段を回転させることにより、前記ボビンを回転させるように構成されている請求項5記載のパラ巻線装置。 - 巻枠と、この巻枠の回りを周回するフライヤと、前記巻枠の下方に配置されるコイル受け治具とを備え、前記フライヤを回転させることにより、複数本の導線を並列させて前記巻枠に巻き付けてコイルを形成し、このコイルをコイル受け治具に落とし込むようにしたパラ巻線装置において、
前記フライヤに装着されたボビンと、このボビンを回転させるボビン回転手段と、このボビンに複数本の導線を並列させて供給する導線供給手段と、前記導線供給手段により供給された複数本の導線を前記ボビンにクランプさせる導線クランプ手段とを備え、
前記導線供給手段により供給された複数本の導線を、前記導線クランプ手段によりボビンにクランプさせて、前記ボビン回転手段によりボビンを回転させて複数本の導線を並列させてボビンに巻き取り、このボビンから複数本の導線を並列させて引出しながら前記フライヤを回転させて、前記複数本の導線を前記巻枠に巻き付けるように構成されており、
前記ボビンは、回転軸方向に所定間隔で平行に配置されたセパレータによって、前記複数本の導線が一本ずつ入る環状溝と、回転軸方向に貫通し半径方向に伸びて、その内周側端部が前記環状溝の内周に至る透孔とを有しており、前記クランプ手段は、前記ボビンの透孔にクランプを挿入し、このクランプを前記透孔の内周側端部に移動させることにより、各環状溝に挿入された導線の始端部をクランプするように構成されていることを特徴とするパラ巻線装置。
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