JP3762929B1 - パラ巻線方法及びパラ巻線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 比較的簡単な構造で、巻線サイクルを早めることができるようにしたパラ巻線方法及びパラ巻線装置を提供する。
【解決手段】 複数本の導線Wを並列させて巻枠76に巻き付けてコイルを形成し、このコイルをコイル受け治具120に落とし込むようにしたパラ巻線方法において、前記複数本の導線Wを一旦ボビン40に巻き付け、このボビン40を巻線装置のフライヤ90に装着し、このフライヤ90を回転させて、前記ボビン40から複数本の導線Wを引出しながら前記巻枠76に巻き付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数本の導線を並列させて巻枠に巻き付けてコイルを形成し、このコイルをコイル受け治具に落とし込むようにしたパラ巻線方法及びパラ巻線装置に関する。
近年、電気自動車などのモータの開発に際し、自動車に搭載可能な低電圧の電源によって大きな駆動力が得られるようにするため、電線の断面積を大きくして大電流を流すことにより、大きな駆動力が得られるようにしたモータが望まれている。しかしながら、電線の直径を大きくした場合には、巻線操作やステータコアへのコイル挿入操作が困難となると共に、ステータコアのスロット内における電線のスペースファクタ(空間占有率)も小さくなるという問題点があった。
そこで、複数本の電線を並列して巻いて(パラ巻きして)コイルを形成することにより、巻線操作やコイル挿入操作に支障をきたすことなく、電線の断面積を実質的に大きくするようにした巻線装置及び方法が提案されている。このようなパラ巻線においては、フライヤと呼ばれる回転ノズルを用いた従来の巻線装置をそのまま用いることはできない。すなわち、電線を送出するノズルを巻枠の周りで回転させて、電線を巻枠に巻き付けるフライヤを用いると、複数本の電線が縄のように捩れてしまい、得られたコイルを後の工程でコイル挿入装置によりステータコアのスロットに挿入することが困難になってしまうからである。
このため、例えば、下記特許文献1には、巻枠への素線の巻き付けによる巻線形成、及び、巻枠からの巻線の取外しを繰り返すことにより、互いに連結された所定数の極の巻線を形成する巻線製造システムにおいて、回転する巻枠に素線を巻き付けて巻線を形成する巻線形成手段と、巻き付けが完了し巻枠から取り外された巻線を、その巻線の極に対応する所定の保持位置に保持する巻線保持手段と、前記巻枠の回転に合わせて前記巻線保持手段を動かすことにより、前記巻線保持手段に保持された巻線と、他の極の巻線を形成中の巻枠との相対位置関係の乖離を抑制する相対位置維持手段と、を含むことを特徴とする巻線製造システムが開示されている。
また、下記特許文献2には、テンションノズルを通ってフライヤから供給される帯状に配列された複数本のワイヤを巻枠に巻き付けるようにした巻線機において、巻枠と同軸にその周長とほぼ同等の周長のダミードラムを回転自在に設けるとともに、フライヤと一体にダミードラムにワイヤを巻き付けるダミーフライヤを設け、フライヤ及びダミーフライヤの回転に同期してテンションノズルを上方へ、ダミードラムを下方へ同一速度で移動させながら、巻枠とダミードラムとにワイヤを同時に巻き付けることにより、よじれを防止してコイル挿入治具への挿入を容易にし、占積率を向上させるようにした巻線機が開示されている。
特許第3550372号公報 特開平11−98779号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、既に巻線されて巻線保持手段(コイル受け治具)に保持されたコイルと、巻枠に新たに巻き付けられて形成されるコイルとの連結状態を維持するため、巻枠と巻線保持手段とを同期して回転させなければならないので、巻線サイクルを早めることが困難であった。
また、上記特許文献2の技術では、巻枠の上方にダミードラムを配置して、2つのフライヤで巻枠とダミードラムとに同時に巻線を行わなければならないので、特に高さ方向において装置が著しく大型化し、構造も複雑となり、装置コストが高くなる傾向があった。
したがって、本発明の目的は、比較的簡単な構造で、巻線サイクルを早めることができるようにしたパラ巻線方法及びパラ巻線装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のパラ巻線方法は、巻枠と、この巻枠の回りを周回するフライヤと、前記巻枠の下方に配置されるコイル受け治具とを用い、前記フライヤを前記巻枠の回りに周回させることにより、複数本の導線を並列させて前記巻枠に巻き付けてコイルを形成し、このコイルを前記コイル受け治具に落とし込むようにしたパラ巻線方法において、
前記複数本の導線をボビンに巻き付け、このボビンを巻線装置のフライヤに装着して、前記フライヤと共に前記巻枠の回りに周回させることにより、前記ボビンから複数本の導線を引出しながら前記巻枠に巻き付けるようにしたことを特徴とする。
本発明のパラ巻線方法によれば、複数本の導線を一旦ボビンに巻き付け、このボビンを巻線装置のフライヤに装着し、このボビンをフライヤと共に巻枠の回りに周回させることにより、ボビンから複数本の導線を引出しながら巻枠に巻き付けるようにしたので、複数本の導線を捩れることなく並列したまま巻枠に巻き付けることができる。また、導線を一旦ボビンに巻き付け、このボビンをフライヤに装着するという工程を付加するだけでよいので、比較的簡単な構造で巻線装置を構成することができる。更に、ボビンをフライヤと共に巻枠の回りに周回させて巻枠に巻き付けたコイルを、巻線操作中にコイル受け治具に順次落とし込むことができ、巻枠からコイル受け治具へのコイルの移動を同時に行えるので、巻線サイクルを早めることができる。
本発明のパラ巻線方法において、前記ボビンは、回転軸方向に所定間隔で平行に配置されたセパレータによって、前記複数本の導線が一本ずつ入る環状溝を有していることが好ましい。
これによれば、ボビンに巻き付けられた複数本の導線が互いにクロスすることが防止されるので、ボビンをフライヤに装着して巻枠に対して巻線を行う際に、ボビンから各導線をスムーズに引出すことができる。
また、前記ボビンは、両端面の板とそれらの間に配置された前記セパレータとを回転軸方向に貫通し、半径方向に伸びてその内周側端部が前記環状溝の内周に至る透孔を有し、前記複数本の導線を前記ボビンに巻き付ける際に、前記ボビンの前記環状溝に挿入された前記複数本の導線の始端部を、前記透孔を通して挿入されたクランプによって前記環状溝の内周に押圧させて保持するようにすることが好ましい。
これによれば、ボビンの環状溝に挿入された複数本の導線の始端部を、1つのクランプで同時に押圧保持させることができるので、構造を簡略化すると共に、作業性を良好にすることができる。
更に、1組のフライヤと巻枠に対して、前記ボビンを2個用意し、一方のボビンを前記フライヤに装着して巻線を行っている間に、他方のボビンに前記複数本の導線を巻き付けるようにして、前記2個のボビンを交互に使用することが好ましい。
これによれば、一方のボビンを前記フライヤに装着して巻線を行っている間に、他方のボビンに前記複数本の導線を巻き付けることができるので、ボビン巻き付け作業によって巻線サイクルが遅くなってしまうことがなく、巻線サイクルを早めることができる。
一方、本発明のパラ巻線装置は、巻枠と、この巻枠の回りを周回するフライヤと、前記巻枠の下方に配置されるコイル受け治具とを備え、前記フライヤを前記巻枠の回りに周回させることにより、複数本の導線を並列させて前記巻枠に巻き付けてコイルを形成し、このコイルをコイル受け治具に落とし込むようにしたパラ巻線装置において、
前記複数本の導線を並列させてボビンに巻き付けるボビン巻き付け装置と、このボビン巻き付け装置により前記導線を巻き付けられたボビンを移動させて前記フライヤに装着させるボビン移動装置とを有し、
前記ボビン巻き付け装置によって前記ボビンに前記導線を巻き付け、このボビンを前記ボビン移動装置によって前記フライヤに装着し、前記ボビンを前記フライヤと共に前記巻枠の回りに周回させて、前記ボビンから複数本の導線を引出しながら前記巻枠に巻き付けるように構成したことを特徴とする。
本発明のパラ巻線装置によれば、ボビン巻き付け装置により、複数本の導線を並列させてボビンに巻き付け、ボビン移動装置により、このボビンをフライヤに装着し、フライヤと共に巻枠の回りに周回させて、複数本の導線をボビンから引出しながら巻枠に巻き付けてコイルを形成することができる。したがって、比較的簡単な構造で、巻線サイクルが早いパラ巻線が可能となる。
本発明のパラ巻線装置によれば、前記ボビンは、回転軸方向に所定間隔で平行に配置されたセパレータによって、前記複数本の導線が一本ずつ入る環状溝を有していることが好ましい。
これによれば、前述したように、ボビンから各導線をスムーズに引出すことができる。
また、前記ボビンは、両端面の板とそれらの間に配置された前記セパレータとを回転軸方向に貫通し、半径方向に伸びてその内周側端部が前記環状溝の内周に至る透孔を有し、前記ボビン巻き付け装置は、前記透孔を通して挿入され、前記環状溝に挿入された前記複数本の導線の始端部を、前記環状溝の内周に押圧させて保持するクランプを有していることが好ましい。
これによれば、前述したように、ボビンの環状溝に挿入された複数本の導線の始端部を、1つのクランプで同時に押圧保持させることができるので、構造を簡略化すると共に、作業性を良好にすることができる。
前記移動装置は、前記ボビンの支持台を2つ持った回転テーブルを有し、前記2つの支持台は、前記回転テーブルの回転によって、前記ボビン巻き付け装置による巻き付け操作位置と、前記フライヤへの脱着操作位置との間を交互に移動するように構成され、前記2つの支持台に支持された2個のボビンのうち、一方のボビンを前記フライヤに装着して巻線を行っている間に、前記ボビン巻き付け装置により他方のボビンに前記複数本の導線を巻き付けるように構成されていることが好ましい。
これによれば、前述したように、一方のボビンを前記フライヤに装着して巻線を行っている間に、他方のボビンに前記複数本の導線を巻き付けることができるので、巻線サイクルを早めることができる。
本発明によれば、複数本の導線を一旦ボビンに巻き付け、このボビンを巻線装置のフライヤに装着し、フライヤと共に巻枠の回りに周回させて、ボビンから複数本の導線を引出しながら巻枠に巻き付けるようにしたので、複数本の導線を捩れることなく並列したまま巻枠に巻き付けることができる。また、導線を一旦ボビンに巻き付け、このボビンをフライヤに装着するという工程を付加するだけでよいので、比較的簡単な構造で巻線装置を構成することができる。更に、フライヤを回転させて巻枠に巻き付けたコイルを、巻線操作中にコイル受け治具に順次落とし込むことができ、巻枠からコイル受け治具へのコイルの移動を同時に行えるので、巻線サイクルを早めることができる。
以下、図面を参照して本発明によるパラ巻線装置の一実施形態を説明する。
このパラ巻線装置10は、基台11と、この基台11のテーブル12上に設置されたボビン移動装置20と、このボビン移動装置20に支持されたボビン40に巻線を施すボビン巻付け装置30と、ボビン巻付け装置30に導線を供給する導線供給装置15と、導線を巻付けられたボビン40を受け取って、巻枠76に対して巻線を行う巻線装置本体70と、巻線装置本体70により巻線されたコイルを受け取るコイル受け治具120とを備えている。テーブル12上には、立壁13が立設され、この立壁13の上端部には、上テーブル14が取付けられている。
テーブル12上に設置されたボビン移動装置20は、支持台21と、この支持台21から突出する回転軸22により支持された回転テーブル23とを有している。回転テーブル23は、モータ21aによって回転するようになっている。回転テーブル23の対向する位置には、ボビン40を支持する一対の支持部24が設けられている。
図2を併せて参照すると、支持部24は、一対の昇降シリンダ26と、この昇降シリンダ26の作動ロッドに連結された支持板27とを有している。また、一対の昇降シリンダ26の間に配置されたシリンダ28の作動ロッドは、前記支持板27を貫通し、その上端に支持ローラ29が装着されている。この支持ローラ29は、ボビン40の内周に挿入され、ボビン40を回転可能に支持する。
支持部24に支持されたボビン40に、導線を供給するための導線供給装置15がボビン移動装置20に隣接して配置されている。導線供給装置15は、テンション装置16と、引戻しシリンダ17と、幅寄せローラ18と、一対のガイドローラ19とを有している。そして、複数本の導線Wが、テンション装置16を通過し、幅寄せローラ18によって所定の間隔で整列され、更に、ガイドローラ19を通してほぼ平行に繰り出されるようになっている。引戻しシリンダ17は、テンション装置16を進退動作させて、導線Wを所定距離だけ引戻すことができるようにするものである。
また、回転テーブル23の一方の支持部24に設置されたボビン40であって、前記導線供給装置15側に配置されたものに接離可能に当接する回転位置決めローラ25aが設けられている。この回転位置決めローラ25aは図1に示すモータ25によって回転し、ボビン40の回転位置を調節することができるようにしている。
図3に示すように、導線供給装置15側に配置された支持部24の上方には、ボビン巻付け装置30が設置されている。このボビン巻付け装置30は、立壁13の中間高さ位置に水平に取付けられた支持板32上に設置された台33と、この台33上に取付けられたエアシリンダ34とを有している。
エアシリンダ34の作動軸には、スプライン軸35が回転可能に装着され、このスプライン軸35は支持板32を貫通して下方に延出されている。スプライン軸35の支持板32の下方に突出した部分には、従動プーリ36がスプライン嵌合して回転可能に支持されている。更に、スプライン軸35の下端には回転板37が取付けられ、この回転板37の下面には、ボビン40の上面に設けられた穴43に嵌合する突起38が形成されている。
また、支持板32のエアシリンダ34の側方には、モータ39が設置されており、このモータ39の回転軸は支持板32を貫通して下方に延出され、この回転軸に駆動プーリ41が装着されている。そして、駆動プーリ41と前記従動プーリ36との間に、タイミングベルト42が張設され、モータ39により駆動プーリ41が回転すると、タイミングベルト42を介して従動プーリ36が回転し、この従動プーリ36にスプライン嵌合するスプライン軸35が回転するようになっている。
そして、前述した回転位置決めローラ25aによりボビン40が所定の回転角度に設置され、その状態でエアシリンダ34が作動してスプライン軸35が下降すると、回転板37の下面に突設された突起38がボビン40の穴43に挿入され、回転板37とボビン40とが嵌合するようになっている。
こうして、回転板37とボビン40とが嵌合した状態で、前記モータ39の作動により、回転板37が回転することにより、ボビン40が回転するようになっている。
図4、5、6に示すように、ボビン40は、前記支持ローラ29が挿入される筒体49と、この筒体49の外周に装着された一対の端面板44、45と、この一対の端面板44、45の間に所定の間隔で複数枚配置されたセパレータ46とを有している。
複数枚のセパレータ46は、それらの内周側に配置されたスペーサ47を介して所定間隔に保持されている。端面板44、45、及び、複数枚のセパレータ46は、締付ボルト51によって一体に組付けられている。そして、端面板44、45、及び、セパレータ46の間には、複数の環状溝48が形成されており、この環状溝48に導線Wが一本ずつ挿入されるようになっている。
そして、前述したように、ボビン40の上面には、一対の穴43が形成されている。更に、一対の端面板44、45と、それらの間に配置された複数枚のセパレータ46とを、回転軸方向に貫通し半径方向に伸びて、その内周側端部が前記環状溝48の内周に至る透孔50が形成されている。
図7及び図8に示すように、回転板37の上面には、回転板37を直径方向に横断するガイド溝52が形成されている。このガイド溝52に、レバー53がスライド可能に挿入され、このレバー53の前記ガイド溝52から突出した一端に、下方に延出された棒状のクランプ54が一体に設けられている。また、レバー53の上面の一箇所にカムフォロア55が取付けられている。更に、回転板37の上記ガイド溝52の上部には、カム板56が回転可能に装着されている。このカム板56の下面には、カム溝57が形成されており、このカム溝57に前記レバー53のカムフォロア55が挿入されている。
カム溝57は、その一端がカム板56の内周側に位置し、他端がカム板56の外周側に位置する螺旋状の円弧をなしている。カム板56の上面は、回転板37と一体のカバー37aで覆われているが、このカバー37aに円弧状のスリット66が形成されており、このスリット66を通して、カム板56に固着されたカム板回転用突起58が延出されている。
一方、支持板32の下方には、スペーサ64aを介して、補助板64が支持板32とほぼ平行に配設されている。補助板64は、回転板37のガイド溝52に挿入されたレバー53と同じ方向に伸びており、回転板37に対して対向する方向に伸びる一対の端部を有している。そして、補助板64の一方の端部には、クランプ解除用エアシリンダ59が取付けられており、このクランプ解除用エアシリンダ59の作動ロッドは、プッシャ61をなしている。
このプッシャ61は、エアシリンダ34によって回転板37が上方に移動した位置において、前記カム板回転用突起58に当接できる位置に配置されている。すなわち、その位置でクランプ解除用エアシリンダ59によりプッシャ61が押出されると、プッシャ61がカム板回転用突起58に当り、このカム板回転用突起58をスリット66に沿って移動させる。すると、カム板回転用突起58が連結されたカム板56が回動し、カム溝57に挿入されたカムフォロア55を介してレバー53がスライドし、クランプ54がボビン40の外周側に移動するようになっている。
また、補助板64の他端部には、保持板65を介してクランプ固定用エアシリンダ62が取付けられている。このクランプ固定用エアシリンダ62の作動ロッドは、プッシャ63をなしている。このプッシャ63はエアシリンダ34の作動により、回転板37がボビン40の上面に当接したとき、前記カム板回転用突起58に当接できる位置にある。すなわち、その位置において、クランプ固定用エアシリンダ62の作動によりプッシャ63が押出されると、前記カム板回転用突起58を前記とは反対方向に、スリット66に沿って移動させる。その結果、カム板回転用突起58が連結されたカム板56が、前記とは反対方向に回動し、カム溝57に挿入されたカムフォロア55を介して、レバー53が前記とは反対方向にスライドし、クランプ54がボビン40の内周側に移動するようになっている。
なお、エアシリンダ34の作動により回転板37が下降して、ボビン40の上面に当接する際、クランプ54はボビン40の透孔50に挿入される。したがって、その状態で前述したように、クランプ54をボビン40の内周側に移動させることにより、複数のセパレータ46で区画された複数の環状溝48に挿入されたそれぞれの導線Wが、クランプ54によって環状溝48の内周面に押付けられて、クランプされるようになっている。
このようにクランプ54は、ボビン40の環状溝48に挿入された複数本の導線Wの始端部を一度に、クランプして固定することができる。なお、クランプ54は、回転板37と共に回転するが、この回転動作の際には、前記クランプ固定用エアシリンダ62のプッシャ63は後退して、カム板回転用突起58に干渉しない位置に待機する。
再び、図1、2、3を参照すると、ボビン巻付け装置30の側方にはカッタ60が配設されている。カッタ60は、立壁13の上端に取付けられた上テーブル14の下面に、エアシリンダ68を介して装着されたホルダ69に取付けられている。カッタ60は、内蔵するエアシリンダによって開閉動作し、また、前記エアシリンダ68によって昇降動作をするようになっている。
ボビン移動装置20の前記導線供給装置15とは離れた方の円周に配置される支持部24と、コイル受け治具120との上方には、巻線装置本体70が配設されている。この巻線装置本体70は、上テーブル14上に立設された一対のガイドポスト71と、このガイドポスト71の上端を連設する支持板72とを有している。一対のガイドポスト71には、昇降プレート73が昇降可能に取付けられている。この昇降プレート73の下面中央には、支持筒74の上端が固着されている。
図9を併せて参照すると、支持筒74は上テーブル14を貫通し、その下端に巻枠ホルダ75を介して巻枠76が取付けられている。巻枠76は、前方巻枠77と、後方巻枠78とからなる。また、昇降プレート73の中央部上面には、払い落し板用エアシリンダ79が設置され、その作動ロッドが、昇降プレート73を貫通して下方に伸び、これにロッド81が連設されている。
このロッド81は、支持筒74の内部に配置され、支持筒74の下端から突出し、前方巻枠77及び後方巻枠78の間に位置し、その下端には水平方向に向けて十字状に伸びる払い落し板82が取付けられている。払い落し板82は、巻枠76に巻付けられたコイルを強制的に払い落す役割をなす。後方巻枠78は、その上端部を、巻枠ホルダ75に支軸83を介して、回動可能に取付けられた傾動板84に固着されている。
そして、傾動板84と巻枠ホルダ75との間にスライド軸85が挿入されており、このスライド軸85の端部には押えローラ86が装着されている。一方、傾動板84にはカム面87が形成されており、スプリング88の作用により前記押えローラ86は、常時は、前記カム面87の上端部に位置し、後方巻枠78が傾かないように支持している。しかしながら、一つのコイルの巻線終了時に図示しないプッシャにより、スライド軸85が押し込まれると、押えローラ86がカム面87の傾斜方向に移動するため、後方巻枠78は傾動可能となり、巻枠76に巻き付けられたコイルが下方に落ち易くすることができる。
支持筒74の上テーブル14を貫通する部分の外周には、上テーブル14に装着された軸受け89aを介して、回転筒80が回転可能に装着されている。回転筒80の上端部外周には、従動プーリ89が一体に形成されている。従動プーリ89は、上テーブル14上に設置されたフライヤ回転用モータ91の駆動プーリ92と、タイミングベルト93を介して連設されている。したがって、フライヤ回転用モータ91の作動により、駆動プーリ92が回転すると、タイミングベルト93を介して従動プーリ89が回転し、従動プーリ89に連設された回転筒80が回転するようになっている。
回転筒80の下端には回転板94が取付けられ、この回転板94の周方向一端には、バランスアーム95が下方に突出するように取付けられている。そして、バランスアーム95の下端には、バランスウエイト96が取付けられている。この実施形態の場合、バランスウエイト96はボビン40を取付けることによって構成されている。
一方、回転板94の周方向に対向する他端部には、フライヤアーム97が同じく下方に突出するように取付けられている。フライヤアーム97の下端には、後述する態様でボビン40が着脱可能に装着されるようになっている。
ボビン40は、ボビン脱着装置100によって、フライヤアーム97に着脱可能に装着される。図10、11を併せて参照すると、フライヤアーム97の内周にはスライド筒98が配設されている。スライド筒98の上端にはフランジ98aが形成され、フライヤアーム97の上端部に係合するようになっている。スライド筒98の更に内周には、中心軸103が配置されている。中心軸103の上端には、ソケット105が取付けられている。また、図9に示すようにスライド筒98の下端部には、複数のフラップ99が開閉可能に取付けられている。更に、中心軸103の下端部は、上記フラップ99の内周に挿入される頭部104をなしている。なお、スライド筒98の下端内周には、頭部104が挿入される拡径部98aが形成され、頭部104が上昇すると、この拡径部98aの上端部に係合するようになっている。
一方、フライヤアーム97は、ボビン40を脱着する際に、図示しないセンサによって回転位置決めができるようにされている。すなわち、フライヤアーム97は、ボビン40の脱着操作を行う際、ボビン移動装置20の一方の支持部24上に配置される。上テーブル14の、上記脱着操作を行う位置の上方に位置する部分には、開口14aが形成されている。この開口14aの周縁には、ブラッケト14bを介して、押え板用シリンダ101が装着されている。そして、押え板用シリンダ101の作動ロッドは、前記開口14aを通して下方に延出され、その下端に押え板102が取付けられている。
また、一対の押え板用シリンダ101の間には、ブラケット110aを介して、昇降用シリンダ110が取付けられている。昇降用シリンダ110の作動ロッドは下方に向けて延出され、そこに脱着用シリンダ111が装着されている。また、脱着用シリンダ111の下面には、円筒状のプラグ106が一体に固着されている。
プラグ106の下部外周には孔が設けられ、この孔を通してボール107が外周に部分的に突出可能に配置されている。プラグ106の内周には、前記脱着用シリンダ111の作動ロッドに連設されたボール押し軸108が挿入されている。ボール押し軸108は環状溝109を有し、この環状溝109がボール107の位置に配置されると、ボール107がプラグ106の内周に没することが可能となる。一方、ボール押し軸108が軸方方向にスライドして、環状溝109がボール107の位置からずれると、ボール107はボール押し軸108に押されて、プラグ106の外周側に突出するようになっている。
また、プラグ106は昇降用シリンダ110によって前記脱着用シリンダ111と共に、昇降動作できるようになっている。なお、図11における130は導線Wのクランプであり、この導線クランプ130は図示しない駆動機構によって、X−Y−Z方向に移動できるようになっている。
図1及び図12を併せて参照すると、テーブル12上にはターンテーブル123が配置され、このターンテーブル123上に受け台121を介して、コイル受け治具120が配設されている。コイル受け治具120は、環状に配列された複数本のガイド棒122を有しており、巻枠76に巻付けられたコイルは、これらのガイド棒122の所定の間隙に落とし込まれるようになっている。
ターンテーブル123上には、複数、この実施形態の場合、2つのコイル受け治具120が円周方向に対向して配設されており、その一方のコイル受け治具120が巻枠76の下方に位置するとき、他方のコイル受け治具120は巻線されたコイルと共に取り外されて、コイルを有さない別のコイル受け治具120と交換されるようになっている。なお、コイル受け治具120は、図示しない駆動機構によって一つのコイルの巻線が終了するたびに、所定角度ずつ回動して、新しく巻線されるコイルがガイド棒122の所定の間隙に配置されるように位置決めされるようになっている。
次に、このパラ巻線装置10を用いた本発明によるパラ巻線方法の一実施形態を説明する。
まず、ボビン巻付け装置30によって、ボビン40に 導線Wを巻付ける操作について説明する。
巻線操作が終了して空になったボビン40が、ボビン巻付け装置30の下方に配置された状態が図22に示されている。このとき前の工程で、導線Wを巻付けられたボビン40は、回転テーブル23の回転により巻線装置本体70のフライヤアーム97の下方に位置している。
その結果、導線Wは巻線されたボビン40から引き出されて、導線供給装置15に至る経路をなしている。この導線Wの経路上で導線Wは、導線クランプ130によって保持されている。そして、導線クランプ130よりも導線供給装置15側の部分に、カッタ60が下降し、導線Wを切断するようになっている。このとき空のボビン40は、回転位置決めローラ25aにより導線Wが透孔50の部分を通るように位置決めされている。
この状態で、導線Wがカッタ60によりカットされた後、導線供給装置15の引戻しシリンダ17により導線Wが引戻され、図24に示すように切断された導線Wの端部が、透孔50を少し通過した位置に配置される。こうして、複数本の導線Wの端部がボビン40の環状溝48に挿入された状態で、図7に示すエアシリンダ34が作動し、回転板37が下降する。すると、回転板37に付設されたクランプ54が透孔50に挿入され、図4に示す回転板37の突起38が、ボビン40の穴43に挿入される。
そして、図7のクランプ固定用エアシリンダ62が作動しプッシャ63が押出され、プッシャ63によりカム板回転用突起58が押されてカム板56が回転し、カム溝57、カムフォロア55を介してレバー53がスライドし、クランプ54が透孔50の内周側に移動する。その結果、ボビン40の複数の環状溝48に挿入されたそれぞれの導線Wの端部が、クランプ54により同時にクランプされる。
プッシャ63はレバー53をスライドさせた後は元の位置に復帰し、回転板37の回転と干渉しないようになっている。この状態で、ボビン巻付け装置30のモータ39が作動し(図3参照)、駆動プーリ41、タイミングベルト42、従動プーリ36を介して回転板37が回転し、それと共にボビン40が回転して、複数本の導線Wがボビン40の対応する環状溝48に入りながら、それぞれ巻き付けられる。
こうして、ボビン40への巻き付け操作が終了すると、モータ39が停止し、回転板37が停止する。そして、エアシリンダ34によりスプライン軸35を介して回転板37が上昇し、クランプ54を透孔50から抜き出してボビン40から離れる。
導線Wは、セパレータ46で仕切られた対応する環状溝48に挿入されて巻き付けられるため、互いにクロスすることがなく、後述する巻線工程において引き出される際に、スムーズに引き出されるようになっている。
ボビン巻付け装置30によるボビン40への導線Wの巻き付け操作が行われている間に、他方のボビン40は、巻線装置本体70のフライヤアーム97に装着されて、巻線操作が行われている。そして、巻線操作に使用されているボビン40が、巻線操作終了によって空になると、フライヤアーム97から支持部24に移され、回転テーブル23が回転して、導線Wを巻き付けられたボビン40と交換される。
次に、巻線装置本体70による巻線操作について説明する。
まず、巻線操作が終了して空になったボビン40を取り外す操作から説明する。
図13は、フライヤアーム97に取付けられて巻線操作が終了し、空になったボビン40が左側に示されており、ボビン巻付け装置30によって導線Wを巻付けられたボビン40が右側に示されている。
図14に示すように、この状態で支持部24の昇降シリンダ26が作動して、支持板27が上昇しボビン40の下面に当接する。一方、パラ巻線装置100の押え板用シリンダ101が作動し、押え板102が下降して、スライド筒98のフランジ98aに当接する。
図10を併せて参照すると、更に昇降用シリンダ110が作動しプラグ106が下降して、中心軸103の上端に装着されたソケット105に挿入される。この状態で脱着用シリンダ111が作動しボール押し軸108が下降して、ボール107をプラグ106の外周の溝から部分的に突出させ、プラグ106とソケット105とを連結する。
次に、図15に示すように、昇降用シリンダ110が作動して中心軸103を上昇させ、その下端の頭部104をフラップ99の内周から抜き出す。その結果、フラップ99は内方に傾動可能となり、ボビン40とフライヤアーム97との係合が解除する。更に、図16に示すように、押え板用シリンダ101の作動により押え板102が上昇すると共に、昇降用シリンダ110の作動により中心軸103が更に上昇する。
中心軸103の頭部104が、スライド筒98の拡径部98bの上端に係合するため、スライド筒98も上昇し、フラップ99がボビン40から完全に抜き出される。それと共に支持部24のシリンダ28が作動し、支持ローラ29がボビン40の内周に挿入され、ボビン40を支持部24に支持する。この状態でボビン移動装置20の回転テーブル23が回動し、図17に示すように、導線Wを巻き付けられた新たなボビン40が、フライヤアーム97の下方に配置される。図18はこの状態を平面から見た説明図である。
図17に示す状態で支持部24のシリンダ28が作動し、支持ローラ29がボビン40から抜き出されると共に、昇降用シリンダ110が作動して中心軸103が下降し、フラップ99がボビン40の内周に挿入される。更に、押え板用シリンダ101が作動して押え板102が下降すると共に、昇降用シリンダ110の作動により中心軸103が更に下降し、その下端の頭部104がフラップ99の内周に挿入されて、ボビン40がフライヤアーム97のスライド筒98下端に装着される。
図19に示すように、この状態で支持部24の昇降シリンダ26が作動し、支持板27が下降してボビン40から離れる。また、図10に示した脱着用シリンダ111が作動してボール押し軸108がスライドし、環状溝109がボール107に位置して、ボール107がプラグ106の内周に引き込み、プラグ106とソケット105の係合が解除される。図20は、このときの状態を平面から見た説明図である。
その状態で、昇降用シリンダ110が作動してプラグ106が上昇し、ソケット105から抜き出される。この操作の間、押え板用シリンダ101は、押え板102をスライド筒98のフランジ98aに当接させ、プラグ106の抜き出しを確実にさせる。こうしてプラグ106が抜き出された後、押え板用シリンダ101が作動して、押え板102も上昇する。
前記ボビン巻付け操作の説明の際に説明したように、ボビン40と導線供給装置15との間に亘る導線Wは、ボビン40の透孔50を通るように経路が設定されている。そして、導線クランプ130が導線Wをクランプする。
次に図21、22に示すようにカッタ60が下降する。そして、カッタ60は導線クランプ130よりも導線供給装置15側に配置される。この状態で、図23、24に示すように、カッタ60により導線Wがカットされ、前述したように導線供給装置15の引戻しシリンダ17によって導線Wが引戻されて、その端部がボビン40の透孔50を少し通過した状態とされる。
図24において、右側に配置された空のボビン40に導線Wの端部をクランプ54により保持して導線Wを巻き付ける操作は、既に説明した通りである。
そして、フライヤアーム97に取付けられたボビン40は、導線Wの端部を導線クランプ130によって保持された状態で、フライヤ90によって回転し、巻枠76に対する巻線操作が開始される。フライヤ90の回転は、図1におけるフライヤ回転用モータ91の作動により、駆動プーリ92、タイミングベルト93、従動プーリ89、回転板94を介して行われる。
また、この巻線操作に伴って、図1の昇降用モータ73aの作動により昇降プレート73が徐々に下降し、この昇降プレート73に連結された支持筒74を介して、巻枠76が徐々に下降する。巻枠76が下降するのに伴ない、その下方に配置されたコイル受け治具120のガイド棒122が前方巻枠77に挿入され、巻枠76に巻付けられたコイルがガイド棒122の所定の間隙に挿入されるようになっている。図25はフライヤ90が半周回転して、ボビン40から引き出された導線Wが巻枠76の下端部に巻き付けられ始めた状態を示している。
図26に示すようにフライヤ90が一回転して、導線Wが巻枠76に一周巻き付けられるごとに、導線Wの幅分だけ巻枠76が下降し、導線Wは巻枠76の下方から上方に向けて一列に配列されながら螺旋状に巻き付けられていく。こうして、一つの極に対する巻線が終了すると、フライヤ90の回転が停止し、図示しないプッシャによって巻枠ホルダ75に取付けられたスライド軸85が押し込められ、前述した機構によって傾動板84が傾動可能となり、この傾動板84に支持された後方巻枠78が内側に傾動して、巻き付けられたコイルが巻枠76の外周で弛んだ状態となる。
更に、払い落し板用エアシリンダ79の作動により、払い落し板82が下降して、巻枠76に巻付けられたコイルを、全てコイル受け治具120のガイド棒122の所定の間隙に落とし込む。なお、巻枠76が下降するに伴い、前述したようにガイド棒122が前方巻枠77に挿入されるため、巻線されたコイルのコイル受け治具120への落とし込みは巻線操作と平行してなされ、巻線操作が終了すると、その直後に払い落し板82が下降して、全てのコイルをコイル受け治具120に落とし込むため、巻線されたコイルのコイル受け治具120への移動は、巻線操作終了とほぼ同時に終了する。
こうして、一極の巻線操作が終了すると、コイル受け治具120が図示しない駆動機構によって所定角度回動し、ガイド棒122の別の間隙が巻枠76に整合する位置に配置され、二極目のコイルの巻線が開始される。なお、導線クランプ130は一極目のコイルの巻線終了時に、導線Wのボビン40から引き出された部分を再びクランプし直し、二極目の巻線操作の際に、導線Wの始端部を保持する役割をなす。このような巻線操作を繰り返して、図27に示すように、コイル受け治具120のガイド棒122の所定の間隙にそれぞれの極のコイルを落とし込んで、巻線操作が終了する。
巻線操作が終了すると、ターンテーブル123が回動し、コイルを保持していない新たなコイル受け治具120が、巻枠76の下方に配置される。そして、コイル受け治具120に保持された複数の極のコイルは、公知のコイル挿入装置によってステータコアのスロットに挿入されることになる。
こうして、一つのボビン40に巻付けられた導線Wを前述した巻線操作によって消費すると、空になったボビン40が前述した機構によって支持部24に戻され、その巻線操作の間に導線Wを巻き付けられた新たなボビン40が、ボビン移動装置20によってフライヤアーム97の下方に配置されて、新たな巻線操作が開始されることになる。
このようにして、本発明によれば、複数本の導線Wを一旦ボビン40に巻き付け、このボビン40をフライヤアーム97に装着し、フライヤ90を回転させて、ボビン40から複数本の導線Wを引き出しながら、巻枠76に巻付けるようにしたので、複数本の導線Wをよじれることなく並列したまま、巻枠76に巻き付けることができる。また、フライヤ90を回転させて、巻枠76に巻き付けたコイルWを、巻線操作中にコイル受け治具120に順次落とし込むことができ、巻枠76からコイル受け治具120へのコイルの移動を同時に行えるので、巻線サイクルを早めることができる。
本発明によれば、複数本の導線を並列させて巻枠に巻き付けてコイルを形成し、このコイルをコイル受け治具に落とし込むようにしたパラ巻線方法及びパラ巻線装置を提供することができ、例えば電気自動車などのモータ等に好適なコイルの巻線方法及び巻線装置として利用することができる。
本発明によるパラ巻線装置の一実施形態を示す正面図である。 同パラ巻線装置の導線供給装置、ボビン巻き付け装置及びボビン移動装置の概略斜視図である。 同パラ巻線装置の導線供給装置、ボビン巻き付け装置及びボビン移動装置の正面図である。 同パラ巻線装置のボビン巻き付け装置を示す部分拡大断面図である。 同パラ巻線装置に用いられるボビンを示す斜視図である。 同ボビンの断面図である。 同パラ巻線装置においてボビンに導線をクランプさせる機構を示す断面図である。 図7におけるVII−VIII矢示線に沿った断面図である。 同パラ巻線装置における巻枠及びフライヤを示す断面図である。 同パラ巻線装置におけるボビンの着脱機構の駆動部を示す部分拡大断面図である。 同パラ巻線装置における巻枠及びフライヤを示す斜視図である。 同パラ巻線装置における巻枠、フライヤ及びコイル受け治具を示す斜視図である。 同パラ巻線装置において、巻線操作が終了して空になったボビンと、巻付け操作が終了したボビンとを示す平面図である。 同パラ巻線装置において、巻線操作が終了して、フライヤアームの中心軸上端に固着されたソケットに、昇降用シリンダのプラグを挿入して連結した状態を示す説明図である。 同昇降用シリンダによって中心軸を引き上げた状態を示す説明図である。 押え板用シリンダによって押え板を上昇させると共に、昇降用シリンダによって中心軸を更に上昇させ、ボビンを切り離した状態を示す説明図である。 フライヤアームの下方に巻線されたボビンを配置した状態を示す説明図である。 図17の状態における平面から見た説明図である。 巻線されたボビンをフライヤアームに連結し、導線を可動クランプで保持した状態を示す説明図である。 図19の状態における平面から見た説明図である。 巻線されたボビンをフライヤアームに連結し、カッタが下降した状態を示す説明図である。 図21の状態における平面から見た説明図である。 同カッタにより導線を切断し、導線供給装置により導線が所定距離だけ後退した状態を示す説明図である。 図23の状態における平面から見た説明図である。 フライヤアームを回転させて巻枠に導線を巻き付け始めた状態を示す説明図である。 フライヤアームを回転させると共に、巻枠を下降させて巻枠に導線を巻き付ける状態を示す説明図である。 同パラ巻線装置において、巻線されたコイルをコイル受け治具に保持させた状態を示す説明図である。
符号の説明
10 パラ巻線装置
11 基台
12 テーブル
13 立壁
14 上テーブル
14a 透孔
14b ブラケット
15 導線供給装置
16 テンション装置
17 引戻しシリンダ
18 幅寄せローラ
19 ガイドローラ
20 ボビン移動装置
21 支持台
21a モータ
22 回転軸
23 回転テーブル
24 支持部
25 モータ
25a 回転位置決めローラ
26 昇降シリンダ
27 支持板
28 シリンダ
29 支持ローラ
30 ボビン巻付け装置
32 支持板
33 台
34 エアシリンダ
35 スプライン軸
36 従動プーリ
37 回転板
37a カバー
38 突起
39 モータ
40 ボビン
41 駆動プーリ
42 タイミングベルト
43 穴
44、45 端面板
46 セパレータ
47 スペーサ
48 環状溝
49 筒体
50 透孔
51 締付ボルト
52 ガイド溝
53 レバー
54 クランプ
55 カムフォロア
56 カム板
57 カム溝
58 カム板回転用突起
59 クランプ解除用エアシリンダ
60 カッタ
61 プッシャ
62 クランプ固定用エアシリンダ
63 プッシャ
64 補助板
64a スペーサ
65 保持板
66 スリット
68 エアシリンダ
70 巻線装置本体
71 ガイドポスト
72 支持板
73 昇降プレート
73a 昇降用モータ
74 支持筒
75 巻枠ホルダ
76 巻枠
77 前方巻枠
78 後方巻枠
79 払い落し板用エアシリンダ
80 回転筒
81 ロッド
82 払い落し板
83 支軸
84 傾動板
85 スライド軸
86 押えローラ
87 カム面
88 スプリング
89 従動プーリ
89a 軸受け
90 フライヤ
91 フライヤ回転用モータ
92 駆動プーリ
93 タイミングベルト
94 回転板
95 バランスアーム
96 バランスウエイト
97 フライヤアーム
98 スライド筒
98a フランジ
98b 拡径部
99 フラップ
100 ボビン脱着装置
101 押え板用シリンダ
102 押え板
103 中心軸
104 頭部
105 ソケット
106 プラグ
107 ボール
108 ボール押し軸
109 環状溝
110 昇降用シリンダ
110a ブラケット
111 脱着用シリンダ
120 コイル受け治具
121 受け台
122 ガイド棒
123 ターンテーブル
130 導線クランプ

Claims (8)

  1. 巻枠と、この巻枠の回りを周回するフライヤと、前記巻枠の下方に配置されるコイル受け治具とを用い、前記フライヤを前記巻枠の回りに周回させることにより、複数本の導線を並列させて前記巻枠に巻き付けてコイルを形成し、このコイルを前記コイル受け治具に落とし込むようにしたパラ巻線方法において、
    前記複数本の導線をボビンに巻き付け、このボビンを巻線装置のフライヤに装着して、前記フライヤと共に前記巻枠の回りに周回させることにより、前記ボビンから複数本の導線を引出しながら前記巻枠に巻き付けるようにしたことを特徴とするパラ巻線方法。
  2. 前記ボビンは、回転軸方向に所定間隔で平行に配置されたセパレータによって、前記複数本の導線が一本ずつ入る環状溝を有している請求項1記載のパラ巻線方法。
  3. 前記ボビンは、両端面の板とそれらの間に配置された前記セパレータとを回転軸方向に貫通し、半径方向に伸びてその内周側端部が前記環状溝の内周に至る透孔を有し、前記複数本の導線を前記ボビンに巻き付ける際に、前記ボビンの前記環状溝に挿入された前記複数本の導線の始端部を、前記透孔を通して挿入されたクランプによって前記環状溝の内周に押圧させて保持するようにする請求項2記載のパラ巻線方法。
  4. 1組のフライヤと巻枠に対して、前記ボビンを2個用意し、一方のボビンを前記フライヤに装着して巻線を行っている間に、他方のボビンに前記複数本の導線を巻き付けるようにして、前記2個のボビンを交互に使用する請求項1〜3のいずれか1つに記載のパラ巻線方法。
  5. 巻枠と、この巻枠の回りを周回するフライヤと、前記巻枠の下方に配置されるコイル受け治具とを備え、前記フライヤを前記巻枠の回りに周回させることにより、複数本の導線を並列させて前記巻枠に巻き付けてコイルを形成し、このコイルをコイル受け治具に落とし込むようにしたパラ巻線装置において、
    前記複数本の導線を並列させてボビンに巻き付けるボビン巻き付け装置と、このボビン巻き付け装置により前記導線を巻き付けられたボビンを移動させて前記フライヤに装着させるボビン移動装置とを有し、
    前記ボビン巻き付け装置によって前記ボビンに前記導線を巻き付け、このボビンを前記ボビン移動装置によって前記フライヤに装着し、前記ボビンを前記フライヤと共に前記巻枠の回りに周回させて、前記ボビンから複数本の導線を引出しながら前記巻枠に巻き付けるように構成したことを特徴とするパラ巻線装置。
  6. 前記ボビンは、回転軸方向に所定間隔で平行に配置されたセパレータによって、前記複数本の導線が一本ずつ入る環状溝を有している請求項5記載のパラ巻線装置。
  7. 前記ボビンは、両端面の板とそれらの間に配置された前記セパレータとを回転軸方向に貫通し、半径方向に伸びてその内周側端部が前記環状溝の内周に至る透孔を有し、前記ボビン巻き付け装置は、前記透孔を通して挿入され、前記環状溝に挿入された前記複数本の導線の始端部を、前記環状溝の内周に押圧させて保持するクランプを有している請求項6記載のパラ巻線装置。
  8. 前記移動装置は、前記ボビンの支持台を2つ持った回転テーブルを有し、前記2つの支持台は、前記回転テーブルの回転によって、前記ボビン巻き付け装置による巻き付け操作位置と、前記フライヤへの脱着操作位置との間を交互に移動するように構成され、前記2つの支持台に支持された2個のボビンのうち、一方のボビンを前記フライヤに装着して巻線を行っている間に、前記ボビン巻き付け装置により他方のボビンに前記複数本の導線を巻き付けるように構成されている請求項5〜7のいずれか1つに記載のパラ巻線装置。
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