JP4871413B2 - 電気光学デバイスおよび電気光学デバイス製造方法 - Google Patents

電気光学デバイスおよび電気光学デバイス製造方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、電気光学デバイス分野に関する。一例を挙げると、本発明の実施形態は、電気光学変調器および電気光学変調器製造方法に関する。
近年、シリコンベースの変調器が大きな注目を集めている。シリコンの場合、変調メカニズムは主に、自由キャリアプラズマ分散(FCPD)効果を利用する。自由キャリア濃度の変化によって屈折率および吸光率または吸収率が変化するとFCPD効果が発生して、位相がシフトする。自由キャリア濃度は、PINダイオードまたは金属酸化物半導体(MOS)コンデンサをベースとするデバイス構造を用いて、変化させることができる。
PINダイオードは、非常に効果的に屈折率を変化させることができるので、位相変調効率が高い。しかし、キャリア再結合プロセスに時間がかかるので、1GHz以上の速度を達成できることはほとんどない。MOSの場合は、これとは対照的に、高速で変調を実行できると共に、DC電力がゼロとなる。しかし、MOSの場合、キャリアの蓄積は、非常に厚みが小さい領域、例えば、約10nmという薄い層にあるゲート誘電体の近傍に集中する。このため、自由キャリアの光学的重複部分は非常に少なく、印加される電界または電力に対して、実質的な屈折率の変化は非常に小さくなってしまう。信号変調を実現するために必要とされるπ位相シフトを発生させるためには、移相器の長さを大きくする必要がある。
PINダイオードを用いて自由キャリア濃度を変化させる方法は、公表文献である「「マイクロメートルスケールのシリコン電気光学変調器」、キアンファン・ズー(Qianfan Xu)他、ネイチャー(Nature)、第435巻、325−327ページ、2005年」に記載されている。当該文献では、シリコンベースの電気光学変調器が記載されている。このような変調器は、1つの導波路に結合されているリング共振器によって構成されている。導波路による伝搬は、信号波長に大きく影響され、リングの円周が整数の波長に対応する特定の波長では大幅に低減される。リング共振器の実効屈折率を調節することによって、共振波長が変更される結果、伝搬される信号が大きく変調される。このため、リング共振器の実効屈折率は、リング共振器に埋め込まれているPIN接合を用いて電子および正孔を注入することによって、電気的に変調される。
PINダイオードを用いる類似の方法が、公表文献である「「高速シリコン電気光学変調器設計」、フワン・ガン(Fuwan Gan)他、IEEEフォトニクス・テクノロジー・レターズ、第17巻、第5号、2005年5月、1007−1009」に記載されている。当該文献には、高屈折率コントラスト分離リッジ導波路および集積化PINダイオード部に基づいて構成される高速電子キャリア注入変調器が記載されている。分離リッジ導波路は、低屈折率薄層によって高屈折率スラブから分離された高屈折率リッジを有することによって、埋め込み型導波路およびリッジ型導波路の利点を組み合わせることができる。リッジ型導波路を分離する低屈折率層は、非常に薄いので、熱を拡散させる機能を持つ導波路のスラブ部分への熱の伝導が良好である。光モードが水平方向においてリッジ内に十分に閉じ込められることによって、ドーピング濃度が高いコンタクト領域および側壁の荒さに起因する損失を大幅に低減することができる。
PINダイオードを用いる類似の方法がさらに、公表文献である「「シリコン・オン・インシュレータ(SOI)におけるMHz変調およびGHz変調を行うための光位相変調器」、チン・エン・プン(Ching Eng Png)他、光波技術ジャーナル(Journal of Lightwave Technology)、第22巻、第6号、2004年6月」に記載されている。当該文献には、シリコン・オン・インシュレータ(SOI)材料をベースとする低損失シングルモード光位相変調器が記載されている。このような変調器の動作を説明すると、自由キャリアを注入することによって、導波領域における屈折率を変化させる。真性(intrinsic)領域における注入された自由キャリアと、伝搬光モードとの重複が最適化されており、2つのn+領域が結合されて1つの共通カソードが形成されているPINデバイス構成が利用される。
MOSコンデンサを用いて自由キャリア濃度を変化させる方法は、米国特許第6,845,198号明細書に記載されている。本特許には、第1の導電型のゲート領域を形成して、第2の導電型の本体領域と部分的に重複させて、ゲート領域および本体領域の隣接部分同士の間に非常に薄い誘電層を介在させるように構成されたシリコンベースの電気光学変調器が開示されている。このような変調器は、SOIプラットフォーム上に形成されるとしてよく、本体領域はSOI構造の非常に薄いシリコン表面層の内部に形成され、ゲート領域はSOI構造の上に設けられている比較的薄いシリコン層として形成される。ゲート領域および本体領域におけるドーピングは、誘電体の上下にドーピング濃度の低い領域を形成するように制御されることによって、デバイスの活性領域が画定される。光電場は、デバイス活性領域における自由キャリア集中領域と略一致する。変調信号が与えられると、誘電体の両側において同時に自由キャリアの蓄積、空乏、または反転が同時に発生することによって、高速動作が実現される。
MOSコンデンサを用いる類似の方法は、公表文献「「シリコン光変調器の変調帯域幅および位相効率のスケーリング」、アンシェン・リュー(Ansheng Liu)他、量子エレクトロニクスの分野での選択トピックのIEEEジャーナル、第11巻、第2号、2005年3月/4月」に記載されている。当該文献には、MOSコンデンサを有するシリコン導波路移相器に基づく全シリコン光変調器が記載されている。当該文献によると、導波路のサイズを縮小して、ゲート酸化物の厚みを小さくすると、位相変調効率が大幅に高くなる。これは、MOSコンデンサの電圧誘起電荷層において光電場が改善される結果、屈折率が変化して、自由キャリア拡散効果によってシリコン内で位相が変化するためである。
MOSコンデンサを用いる類似の方法は上記以外にも、公表文献「「シリコン光移相器の位相変調効率および伝搬損失」、リン・リャオ(Ling Liao)他、量子エレクトロニクスIEEEジャーナル、第41巻、第2号、2005年2月」に記載されている。当該文献では、MOSコンデンサをベースとするシリコン導波路移相器の位相変調効率および光損失を理解することに重点をおいている。当該文献によると、ポリシリコンを用いて、波長を約1.55μmであることを特徴とする構造を合計で9つ製造している。構造パラメータを詳細に比較することによって、導波路の寸法を小さくして、コンデンサのゲート酸化物を光モードの中心近傍に配置して、酸化物の厚みを小さくすると、位相変調効率が大幅に高まることが分かっている。
MOSコンデンサを用いる類似の方法は上記以外にも、公表文献「「シャントコンデンサ構成を持つ高性能なSiベースのMOS電気光学位相変調器」、シャオガン・ツー(Xiaoguang Tu)他、光波技術ジャーナル、第24巻、第2号、2006年2月」に記載されている。当該文献では、2つの誘電層を設けることと、閉じ込め特性が高い導波路構造を利用することとによって光重複を改善することを提案している。達成されるフィギュア・オブ・メリットであるVπLπは、1cmの長さのデバイスに1Vを印加して、180度またはπシフトの位相変化を実現するためには、略1.0Vcmとなる。当該文献には、2つのシャント酸化物層コンデンサがSOI導波路に集積化されている新たなSiベースのMOS電気光学位相変調器が記載されている。これら2つのゲート酸化物層の近傍の屈折率は、電極に対して正のバイアスを印加することによって発生する自由キャリア拡散効果によって変更される。光導波モード伝搬特性に関連付けられている自由キャリア分散が理論的に算出され、活性領域のドーピングレベルおよび幅等の構造パラメータの影響を分析している。
公表文献「「超高速動作を実現するコンパクトなゲートオールラウンドのシリコン光変調器」、ケイ・イー・モーズランド(K・E・Moselund)他、センサおよびアクチュエータ A130−131、220−227ページ、2006年」にも、ゲートオールラウンド(GAA)構造のサブマイクロメートルスケールの導波路に基づき光重複を向上させる試みが記載されており、約0.45VcmのVπLπを達成した。当該文献には、ポリシリコンゲートおよび厚みの小さいゲート酸化物によって周囲を取り囲まれているシリコンナノワイヤ(Si−NW)から構成されているGAA型MOSコンデンサが記載されている。光は、Si−NWだけでなく、GAA構造全体を伝搬する。
MOSコンデンサを用いる方法は上記以外にも、公表文献「「金属酸化物半導体構造をベースとする閉じ込め特性の高いシリコン導波路における高速電気光学変調のモデル化および分析」、シー・エー・バリオス(C・A・Barrios)他、応用物理学ジャーナル、第96巻、第11号、2004年12月」に記載されている。当該文献では、MOS構造をベースとするシリコン電気光学導波路変調器の電気特性および光学特性を分析している。MOSダイオードの動作モードおよびゲート酸化物の厚みをさまざまに変更して、デバイス性能を調査している。この導波路変調器構造は、高アスペクト比の隔壁であるSOI導波路と、スラブ内であって当該隔壁の両側に設けられているドーピング濃度が高い領域とから形成されている。ポリシリコン層はゲート電極として機能し、側方の高濃度ドーピング領域は、グラウンド電極として機能する。表面のSiOクラッド層は、構造全体を被覆している。
本発明の一実施形態が提供する電気光学デバイスは、絶縁層と、絶縁層の上方に配設されており、第1の導電型のドーピング原子によってドーピングされている第1の半導体領域と、絶縁層の上方に配設されており、第2の導電型のドーピング原子によってドーピングされている第2の半導体領域と、絶縁層の上方に、第1の半導体領域と第2の半導体領域との間に位置するように配設されている電気光学活性領域とを備える。電気光学活性領域は、第1の導電型のドーピング原子によってドーピングされている第1の半導体部分活性領域と、第2の導電型のドーピング原子によってドーピングされている第2の半導体部分活性領域と、第1の半導体部分活性領域と第2の半導体部分活性領域との間に位置している絶縁構造とを有する。絶縁構造は、第1の半導体部分活性領域および第2の半導体部分活性領域が、絶縁層の表面に対して垂直な方向において、互いに重なり合わないように、絶縁層の表面に対して垂直に延伸している。
本発明の一実施形態が提供する電気光学デバイス製造方法は、絶縁層上に第1の半導体領域を形成して、第1の導電型のドーピング原子によってドーピングする段階と、絶縁層上に第2の半導体領域を形成して、第2の導電型のドーピング原子によってドーピングする段階と、絶縁層上に、第1の半導体領域と第2の半導体領域との間に位置するように電気光学活性領域を形成する段階とを備える。電気光学活性領域を形成する段階は、第1の導電型のドーピング原子によってドーピングされている第1の半導体部分活性領域を形成する段階と、第2の導電型のドーピング原子によってドーピングされている第2の半導体部分活性領域を形成する段階と、第1の半導体部分活性領域と第2の半導体部分活性領域との間に位置するように絶縁構造を形成する段階とを有する。絶縁構造は、第1の半導体部分活性領域および第2の半導体部分活性領域が、絶縁層の表面に対して垂直な方向において、互いに重なり合わないように、絶縁層の表面に対して垂直に延伸している。
図中では、同様の参照符号は概して、異なる図面であっても、同じ部分を指しているものとする。添付図面は必ずしも実寸に即したものではなく、本発明の原理を説明することに概して重点をおいている。以下では、以下に記載する図面を参照しつつ本発明のさまざまな実施形態を説明する。図面は以下の通りである。
本発明の実施形態に係る電気光学デバイスを示す断面図である。
本発明の実施形態に係る電気光学デバイスおよび光検出器を製造する工程を説明するための上面図および断面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学デバイスおよび光検出器を製造する工程を説明するための上面図および断面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学デバイスおよび光検出器を製造する工程を説明するための上面図および断面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学デバイスおよび光検出器を製造する工程を説明するための上面図および断面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学デバイスおよび光検出器を製造する工程を説明するための上面図および断面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学デバイスおよび光検出器を製造する工程を説明するための上面図および断面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学デバイスおよび光検出器を製造する工程を説明するための上面図および断面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学デバイスおよび光検出器を製造する工程を説明するための上面図および断面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学デバイスおよび光検出器を製造する工程を説明するための上面図および断面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学デバイスおよび光検出器を製造する工程を説明するための上面図および断面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学デバイスおよび光検出器を製造する工程を説明するための上面図および断面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学デバイスおよび光検出器を製造する工程を説明するための上面図および断面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学デバイスおよび光検出器を製造する工程を説明するための上面図および断面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学デバイスおよび光検出器を製造する工程を説明するための上面図および断面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学デバイスおよび光検出器を製造する工程を説明するための上面図および断面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学デバイスおよび光検出器を製造する工程を説明するための上面図および断面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学デバイスおよび光検出器を製造する工程を説明するための上面図および断面図である。
本発明の実施形態に係る電気光学デバイスを製造する方法を説明するためのフローチャートである。
本発明の実施形態に係る、特定のドーピング配置を持つ電気光学デバイスを示す断面図である。 本発明の実施形態に係る、別のドーピング配置を持つ電気光学デバイスを示す断面図である。 本発明の実施形態に係る、さらに別のドーピング配置を持つ電気光学デバイスを示す断面図である。 本発明の実施形態に係る、さらに別のドーピング配置を持つ電気光学デバイスを示す断面図である。
本発明の実施形態に係る電気光学デバイスのTE(transverse electric)光強度を示すグラフである。
本発明の実施形態において、隔壁の高さの中央地点で水平方向に切断した場合の、キャリアの蓄積および空乏と光モード分布プロフィールとの関係を示すグラフである。
本発明の実施形態における、VπLπおよび効率の変化と、Vdとの関係を示すグラフである。
本発明の実施形態における、速度とスラブのドーピング濃度との関係を示すグラフである。 本発明の実施形態における、DC損失とスラブのドーピング濃度との関係を示すグラフである。
本発明の実施形態を具体的な実施形態を参照しつつ詳細に図示および説明してきたが、当業者におかれては、本願の請求項によって定義される本発明の精神および範囲から逸脱することなく、実施形態の形態および詳細な内容をさまざまな点で変更することができるものと理解されたい。このため、本発明の範囲は、本願の請求項によって定められるものであり、請求項の均等物の意味および範囲に含まれる限り変更点は全て受け入れられるものである
本発明の一実施形態は、位相変調効率が高く、且つ、高速で動作することができる電気光学デバイスを提供する。
図1は、本発明の実施形態に係る電気光学デバイス100を示す断面図である。電気光学デバイス100は、開始絶縁層102または誘電層を備える。絶縁層102は、酸化物層であってよく、例えば、酸化シリコン(SiO)または埋め込み酸化物層であってよい。しかし、絶縁層102は、その他の任意の適切な絶縁材料を用いて形成するとしてもよい。電気光学デバイス100はさらに、絶縁層102の上方に配設され、第1の導電型のドーピング原子でドーピングされている第1の半導体領域104と、絶縁層102の上方に配設され、第2の導電型のドーピング原子でドーピングされている第2の半導体領域106とを備える。第1の半導体領域104は通常、バルクシリコン(Si)基板(またはウェハであって、第2の半導体領域106は通常、ポリシリコンである。しかし、電気光学デバイス100を構成するべく選択される加工技術に応じて、第1の半導体領域104をポリシリコンとして、第2の半導体領域106をバルクSi基板とするとしてもよい。第1の半導体領域104および第2の半導体領域106の材料については、その他の任意の適切な半導体材料を用いるとしてよい。第1の導電型がP型で、第2の導電型がN型であるのが通常であるが、選択される電気的バイアス条件に応じて第1の導電型および第2の導電型が互いに異なっている限り、第1の導電型がN型で、第2の導電型がP型であってもよい。
電気光学デバイス100はさらに、絶縁層102の上方に配設され、第1の半導体領域104と第2の半導体領域106との間に位置している電気光学活性領域108を備える。電気光学活性領域108は、第1の導電型のドーピング原子でドーピングされている第1の半導体部分活性領域110、第2の導電型のドーピング原子でドーピングされている第2の半導体部分活性領域112、および、第1の半導体部分活性領域110と第2の半導体部分活性領域112との間に位置している絶縁構造114を有する。絶縁構造114は、絶縁層102の表面に対して垂直な方向において第1の半導体部分活性領域110と第2の半導体部分活性領域112とが互いに重複しないように、絶縁層102の表面に対して垂直な方向に延伸している。絶縁構造114は、絶縁層102の表面から、電気光学活性領域108内を通り、電気光学活性領域108の最上部まで延伸している。第1の半導体部分活性領域110は第1の半導体領域104と電気的に接触しており、第2の半導体部分活性領域112は第2の半導体領域106と電気的に接触している。
電気光学活性領域108は、隔壁の形状を持ち、絶縁層102の表面に対する高さが、第1の半導体領域104および第2の半導体領域106の高さよりも高い。電気光学活性領域108は、参照符号Wで表している幅が約1000Aから約7000Aの範囲内にあり、参照符号Hで表している高さが約1000Aから4000Aの範囲内にある。W/Hの値は通常、4000A/2500Aであってよい。Warm1として示されている第1の半導体領域104の幅は約0Aから約3000Aの範囲内にあり、Warm2として示されている第2の半導体領域106の幅は約0Aから約3000Aの範囲内にある。半導体領域(arm)の長さは、抵抗の問題と、中心光学プロフィール近傍から高ドーパント領域にかけての光学損失との間の兼ね合いで選択される。第1の半導体領域104および第2の半導体領域106の高さは、参照符号hで示されており、約1000Aから7000Aの範囲内にある。
第1の半導体部分活性領域110は通常、第1の半導体領域104と同じ材料から形成されており、第2の半導体部分活性領域112は通常、第2の半導体領域106と同じ材料から形成されている。通常は、第1の半導体部分活性領域110は、第1の半導体領域104と同様に、バルクシリコン(Si)基板(またはウェハ)であり、第2の半導体部分活性領域112は、第2の半導体領域106と同様に、ポリシリコンである。しかし、第1の半導体部分活性領域110をポリシリコンとして、第2の半導体部分活性領域112をバルクシリコン基板としてもよい。その他の任意の適切な半導体材料を用いて第1の半導体部分活性領域110および第2の半導体部分活性領域112を形成するとしてもよい。
絶縁構造114は、誘電層または酸化物層であってよく、例えば、SiOであってよい。しかし、その他の任意の適切な絶縁材料を用いて絶縁構造114を形成するとしてよい。第1の半導体部分活性領域110から第2の半導体部分活性領域112への方向における絶縁構造114の厚みは、参照符号Toxによって表されており、約2nmから約50nmの範囲内にある。通常は、5nmから30nmの範囲内である。誘電体は、導波光の光学損失を低く抑えつつ、蓄積または空乏によるキャリア密度の変化を効果的且つ電気的に発生させるものとする。
第1の半導体領域104はさらに、対応する導電型の電極116と接触しており、第2の半導体領域106はさらに、対応する導電型の電極118と接触している。
電気光学デバイス100はさらに、電極116および118、第1の半導体領域104および第2の半導体領域106、第1の半導体部分活性領域110および第2の半導体部分活性領域112、ならびに絶縁構造114を被覆する酸化物クラッド層120を備える。酸化物クラッド層120は通常SiOであるが、その他の任意の適切な絶縁材料を用いて酸化物クラッド層120を形成するとしてよい。クラッド層は、クラッドの屈折率と導波路または移相器の材料の屈折率との間に十分な屈折率コントラストを設けるためのものであるので、光を効果的に閉じ込めて誘導することができ、クラッド層への漏れを最小限に抑えて伝搬損失を低くすることができる。屈折率コントラストを大きくするためには空気が最適であるが、実際にデバイスに適用する場合には、デバイスをさらに集積化するために機械的な筐体が必要となる。酸化物は、屈折率が低く、バイアスのための電極と接触するための特定のコンタクト構造を可能とする電気的遮蔽膜およびクラッド層として利用されることが多い。
図2Aから図2Qは、本発明の実施形態に係る電気光学デバイス200および光検出器202を製造する工程を説明するための上面図および断面図である。尚、両デバイスは共に集積化されている。
図2Aには、開始半導体基板204が図示されている。一例を挙げると、開始半導体基板204はシリコン・オン・インシュレータ(SOI)構造である。SOI構造204は、埋め込み酸化物(BOX)層210または絶縁層によって支持基板208から垂直方向に分離されている半導体デバイス層206を備える。絶縁層210は、支持基板208からデバイス層206を電気的に分離する。SOI構造204は、任意の標準技術を用いて製造するとしてよい。例えば、ウェハ接合技術またはSIMOX(Separation by Implanted Oxygen)技術を用いるとしてよい。
図2Aに示す本発明の実施形態によると、デバイス層206は通常、バルクSiであるが、任意の適切な半導体材料から形成されるとしてよい。例えば、これらに限定されないが、ポリシリコン、ガリウムヒ素(GaAs)、ゲルマニウム(Ge)またはゲルマニウムシリコン(SiGe)等から形成されるとしてよい。デバイス層206の厚みは通常、約2nmから約1μmの範囲内にあるが、これに限定されない。支持基板208は、任意の適切な半導体材料から形成されるとしてよく、これらに限定されないが、Si、サファイア、多結晶シリコン(ポリシリコン)、SiOまたは窒化シリコン(Si)等から形成されるとしてよい。支持基板208の厚みは通常、約500μmから約1000μmの範囲内にあるとしてよい。厚みは通常、ウェハのサイズに応じて決まる。絶縁層210は通常SiOであって、オルトケイ酸テトラエチル(TEOS)、シラン(SiH)を処理することによって形成されるか、または、Si、ガラス、窒化シリコン(Si)または炭化ケイ素を熱酸化することによって形成される。絶縁層210の厚みは通常、約500Aから約5μmも範囲内にあるが、これに限定されない。上記の構造を持つ導波路において光を誘導する際の光閉じ込め特性に関して言えば、絶縁体の厚みが大きい方が好ましい。
図2Bは、半導体デバイス層206の上に堆積された誘電体層212を示す図である。誘電体層212は、ハードマスク層を堆積させる前に酸化物パッド層として設ける、約100オングストロームの酸化物層、例えば、SiO層であってよい。しかし、その他の任意の適切な絶縁材料を用いて誘電体層212を形成するとしてよい。そして、半導体デバイス層206に、p型ドーパント、例えば、ボロン(B)によってドーピングを施して、半導体デバイス層206をp型とする。ボロンの注入量の例を挙げると、6E12且つ60KeV、4E12且つ20KeV、3E12且つ100KeVがある。注入が終了した後、注入物を活性化するべくアニーリング工程を行う。この後に、フォトレジストを除去して(PRS)、湿式洗浄を行う。
図2Cは、誘電体層212の上に堆積させられたSiハードマスク層214を示す図である。Siハードマスク層214は、この後実行されるエッチング工程において、誘電体層212を保護する。
図2Dから図2Qに示す断面図は、ラインA−Aに沿って電気光学デバイス200を切断した場合の様子およびラインB−Bに沿って光検出器202を切断した場合の様子を示す。
図2Dにおいて、Siハードマスク層214の上にフォトレジスト層(不図示)を堆積させる。そして、標準的なフォトリソグラフィー技術を用いて、フォトレジスト層をパターニングして、Si導波路216を形成する。この後、パターニングされたフォトレジスト層をマスクとして用いて、ハードマスク214のうちフォトレジストマスクが被覆していない部分を反応性イオンエッチング(RIE)等の異方性エッチングプロセスによって除去する。そして、誘電体層およびSiデバイス層206もまた、エッチングによって除去して、Si導波路216を形成する。この後に、PRSおよび湿式洗浄を行う。
図2Eにおいて、ポリシリコン層220とSiデバイス層206との間を完全に分離するべく、酸化物層218、例えば、SiO2層を、熱的に成長させて、垂直ゲート分離層を形成する。続いて、ポリシリコン220を、Siハードマスク層214および絶縁層210を被覆するように堆積させる。そして、ポリシリコン220を、ドーピング済みのSiデバイス層206とは逆の導電型となるn型ドーパントでドーピングする。このドーピングは、注入または拡散によって行われる。n型ドーパントの例を挙げると、ヒ素(As)および燐(P)がある。
図2Fにおいて、フォトレジスト層(不図示)を、ポリシリコン層220上に堆積させる。そして、標準的なフォトリソグラフィー技術を用いて、フォトレジスト層をパターニングして、ポリシリコン導波路222を形成する。そして、パターニングされたフォトレジスト層をマスクとして用いて、ポリシリコン層220のうちマスクによって被覆されていない部分を、RIE等の異方性エッチングプロセスによって除去して、ポリシリコン導波路222を形成する。
図2Gにおいて、ポリシリコン220、Si214、および絶縁層210の上に、誘電体層224を堆積する。誘電体層224は通常、SiOであるが、これに限定されない。
図2Hにおいて、フォトレジスト層(不図示)を誘電体層224上に堆積させて、Si導波路反転マスクパターンを形成する。そして、パターニングされたフォトレジストをマスクとして用いて、誘電体層224に対してエッチングを行って、湿式洗浄を行う。
図2Iにおいて、Si214が約500オングストロームだけ残るように、ポリシリコン220層に対して化学的機械的研磨を実行する。そして、湿式洗浄を行って、Si層214を除去する。
図2Jにおいて、電気光学デバイス200または変調器のN+領域226およびP+領域228に対してエッチングを行って、対応するn型ドーパントおよびp型ドーパントを注入する。
図2Kにおいて、その後に光検出器のGe窓を選択的に成長させるべく、誘電体層230を堆積させる。
図2Lにおいて、光検出器のGe窓232を開口させる。そして、図2Mにおいて、Ge234を、光検出器のGe窓232において、選択的にエピタキシー成長させる。そして、図2Nにおいて、対応するn型ドーパントおよびp型ドーパントをGeエピタキシー234に注入して、N+領域236およびP+領域238を形成する。この後に、アニーリングを行う。
図2Oにおいて、導波路クラッドを形成するべく、厚みの大きい誘電体層または素子分離構造240、例えば、SiOを堆積させる。そして、図2Pにおいて、変調器コンタクトホール242および光検出器コンタクトホール244をパターニングする。この後に、エッチングおよび湿式洗浄を実行する。
最後に、図2Qにおいて、コンタクトホール242、244に金属層246を堆積させる。金属層246は通常、窒化チタン(TiN)またはアルミニウム(Al)である。そして、素子分離構造240の上に設けられる層として図示されているように、金属パッドをパターニングする。この後に、エッチングおよび湿式洗浄を実行する。これで完了となる。
図3は、本発明の実施形態に係る電気光学デバイスを製造する方法を説明するためのフローチャートである。当該方法300は、開始半導体基板204を準備する302から開始される。そして、304において、半導体基板204上に誘電体層212を堆積させる。さらに、306において、誘電体層212上にSiハードマスク層214を堆積させる。そして、308において、Siハードマスク214上において、フォトレジスト層を堆積させる。フォトリソグラフィー技術を用いてこのフォトレジスト層をパターニングして、Si導波路パターンを形成する。パターニングされたフォトレジスト層をマスクとして用いて、Siハードマスク214のうちフォトレジストマスクによって被覆されていない部分をエッチングによって除去する。そして、誘電体層212およびSiデバイス層206に対してもエッチングを行って、Si導波路216を形成する。この後に、PRSおよび湿式洗浄を実行する。そして310において、酸化物218を熱的に成長させた後、ポリシリコン220を堆積させて、ポリシリコン層に対してドーピングを行う。312において、ポリシリコン導波路パターン222が形成され、Siハードマスク214および誘電体層210の上に、ポリエッチング保護部分を堆積させる。314において、別の誘電体層224を堆積させる。その後、316において、誘電体層224上において導波路反転マスクをパターニングする。この後に、エッチングおよび湿式洗浄を実行する。318において、ポリシリコン220に対してCMPを実行して、Siハードマスク214を湿式除去する。320において、電気光学変調器のN+領域226およびP+領域228に対して、エッチングを行って、それぞれn型ドーピング原子およびp型ドーピング原子を注入する。322において、SEG Ge窓を形成するべく、誘電体層230を堆積させる。324において、続いて、光検出器のGe窓232を開口させる。そして、326において、光検出器のGe窓232の開口部分においてGe234をエピタキシー成長させる。そして、328において、光検出器のN+領域236およびP+領域238にそれぞれ、n型ドーピング原子およびp型ドーピング原子を注入する。この後にアニーリングを実行する。330において、厚みの大きい誘電体層240を堆積させて、導波路クラッドを形成する。そして、332において、変調器コンタクトホール242および光検出器コンタクトホール244について、パターニングして、エッチングを行って、湿式洗浄を実行する。最後に334において、コンタクトホール242、244に対して金属層246を堆積させる。この後に、金属パッドについて、パターニング、エッチング、および湿式洗浄を実行する。ここで完了となる。
図4Aから図4Dは、本発明の実施形態に係る、さまざまなドーピング配置を持つ電気光学デバイスを示す断面図である。第1の半導体部分活性領域402は、第1のドーピング領域406および第2のドーピング領域408を含み、第2の半導体部分活性領域404は、第1のドーピング領域410および第2のドーピング領域412を含む。第1のドーピング領域406、410は、絶縁構造に隣接する垂直方向に延伸している領域として画定され、第2のドーピング領域408、412はそれぞれ、第1の半導体領域414および第2の半導体領域416により近い位置にある、水平方向に延伸している領域として画定されている。
第1の半導体部分活性領域402の第1のドーピング領域406および第2の半導体部分活性領域404の第1のドーピング領域410の高さは通常、第1の半導体部分活性領域402および第2の半導体部分活性領域404の高さと同様である。この高さは通常、100Aから500Aの範囲内である。第1の半導体部分活性領域402の第1のドーピング領域406および第2の半導体部分活性領域404の第1のドーピング領域410は通常、絶縁構造418から外側へと向かう方向の厚み、つまり幅が約0nmから300nmの範囲内である。
第1の半導体部分活性領域402の第2のドーピング領域408および第2の半導体部分活性領域404の第2のドーピング領域412の高さは通常、第1の半導体領域414および第2の半導体領域416の高さと同様である。この高さは通常、250Aから1000Aの範囲内である。また、第1の半導体部分活性領域402の第2のドーピング領域408および第2の半導体部分活性領域404の第2のドーピング領域412は通常、絶縁構造418からの方向における厚み、つまり幅が、第1の半導体部分活性領域402および第2の半導体部分活性領域404の幅と同様である。第1の半導体部分活性領域402の第2のドーピング領域408および第2の半導体部分活性領域404の第2のドーピング領域412の幅は通常、0Aから3000Aの範囲内である。
図4Aは、第1の半導体部分活性領域402において、第1のドーピング領域406の一部分と第2のドーピング領域408の一部分とが交差部分において重なり合っている様子を示している。同様に、第2の半導体部分活性領域404においても、第1のドーピング領域410の一部分と第2のドーピング領域412の一部分とが交差部分において重なり合っている
第1の半導体部分活性領域402の第1のドーピング領域406および第2のドーピング領域408のドーピング濃度は、第1の半導体部分活性領域402の残りの領域のドーピング濃度よりも高い。同様に、第2の半導体部分活性領域404の第1のドーピング領域410および第2のドーピング領域412のドーピング濃度は、第2の半導体部分活性領域404の残りの領域のドーピング濃度よりも高い。
第1の半導体部分活性領域402の第1のドーピング領域406および第2のドーピング領域408は、第1の半導体領域414とドーピング濃度が同じである。同様に、第2の半導体部分活性領域404の第1のドーピング領域410および第2のドーピング領域412は、第2の半導体領域416とドーピング濃度が同じである。
第1の半導体部分活性領域402の第1のドーピング領域406および第2のドーピング領域408、ならびに、第1の半導体領域414のドーピング濃度は、第2の半導体部分活性領域404の第1のドーピング領域410および第2のドーピング領域412、ならびに、第2の半導体領域416のドーピング濃度と同様である。高濃度ドーピングの目的は、接触抵抗および層抵抗を低減するためである。
第1の半導体部分活性領域402の第1のドーピング領域406および第2のドーピング領域408、ならびに、第1の半導体領域414のドーピング濃度は、約1019cm−3から1020cm−3の範囲内である。第2の半導体部分活性領域404の第1のドーピング領域410および第2のドーピング領域412、ならびに、第2の半導体領域416のドーピング濃度は、約1017cm−3から1019cm−3の範囲内である。ドーピング領域406、408、410、412は、コンタクトから第1の半導体部分活性領域402および第2の半導体部分活性領域404へのキャリアの流れを高速化するべく低抵抗経路を提供すると共に、SiO界面でのキャリア蓄積を高濃度化して位相変化を改善するべく、本体(つまり、垂直誘電体418に隣接する領域)からのキャリアをより豊富に蓄積する。
図4Bは、第1の半導体部分活性領域402の第2のドーピング領域408のドーピング濃度が、第1の半導体部分活性領域402の残りの部分のドーピング濃度よりも高くなっている構成を示している。同様に、第2の半導体部分活性領域404の第2のドーピング領域412のドーピング濃度が、第2の半導体部分活性領域404の残りの部分のドーピング濃度よりも高くなっている。
第1の半導体部分活性領域402の第2のドーピング領域408は、第1の半導体領域414とドーピング濃度が同じである。同様に、第2の半導体部分活性領域404の第2のドーピング領域412は、第2の半導体領域416とドーピング濃度が同じである。さまざまなドーピングを利用するとしてよく、それぞれのドーピングを最適化するとしてよい。抵抗を最適化することを目的とすると共に、第1の半導体部分活性領域402/絶縁構造418/第2の半導体部分活性領域404の内部を通過する光の伝搬損失に対するドーパントの影響を最低限に抑えることを目的として、横方向に濃度を段階的に変化させるプロフィールを導入することもできる。
第1の半導体部分活性領域402の第2のドーピング領域408および第1の半導体領域414のドーピング濃度は、第2の半導体部分活性領域404の第2のドーピング領域412および第2の半導体領域416のドーピング濃度と同様である。
第1の半導体部分活性領域402の第2のドーピング領域408および第1の半導体領域414のドーピング濃度は、約1016cm−3から1020cm−3の範囲内である。第2の半導体部分活性領域404の第2のドーピング領域412および第2の半導体領域416のドーピング濃度は、約1016cm−3から1020cm−3の範囲内である。
図4Cは、第1の半導体部分活性領域402の第1のドーピング領域406のドーピング濃度が、第1の半導体部分活性領域402の残りの部分のドーピング濃度よりも高くなっている構成を示している。同様に、第2の半導体部分活性領域404の第1のドーピング領域410のドーピング濃度が、第2の半導体部分活性領域404の残りの部分のドーピング濃度よりも高くなっている。
第1の半導体部分活性領域402の残りの部分は、第1の半導体領域414とドーピング濃度が同じである。同様に、第2の半導体部分活性領域404の残りの部分は、第2の半導体領域416とドーピング濃度が同じである。
第1の半導体部分活性領域402の第1のドーピング領域406のドーピング濃度は、第2の半導体部分活性領域404の第1のドーピング領域410のドーピング濃度と同様であるが、異なっているとしてもよい。
第1の半導体部分活性領域402の第1のドーピング領域406のドーピング濃度は、約1016cm−3から1020cm−3の範囲内である。第2の半導体部分活性領域404の第1のドーピング領域410のドーピング濃度は、約1019cm−3から1020cm−3の範囲内である。
図4Dは、第1の半導体領域414のドーピング濃度が、第1の半導体部分活性領域402のドーピング濃度よりも高い構成を示す図である。同様に、第2の半導体領域416のドーピング濃度が、第2の半導体部分活性領域404のドーピング濃度よりも高い。
<結果>
二次元電気シミュレーションパッケージであるAvant!社の「MEDICI」を利用して、任意のバイアスを印加した場合の導波路内の電気特性をシミュレーションする。上記で提案している電気光学デバイスまたは変調器は、純粋な空乏モードで動作するものとする。デバイスシミュレーションは、平坦バンド電圧はVFB=0.93Vであることを示唆している。シリコンおよび酸化物の誘電体はそれぞれ破壊電界が約3.0e5 Vcm−1および5.5e6 Vcm−1である場合、シミュレーションは、空乏モードにおける最小Vdは0.15Vであって、Si破壊効果によって制限されることが示唆している。
図5は、本発明の実施形態に係る電気光学デバイスのTE(transverse electric)光強度を示すグラフ500である。局所的なドーピングパターンのために、高ドーピング濃度の長尺状部分が、誘電体層の近傍の光強度が最も高い領域である薄い部分と重なる。ドーピング濃度が高くなるほどに速度性能が高くなって位相変化効率も良好になるが、キャリア吸収損失が増幅する。遷移速度、位相変換効率、および損失分析を含む三重分析が実行され、誘電体層の近傍での長尺状部分の最適な厚みは約25nmとされた
図6は、本発明の実施形態において、隔壁の高さの中央地点で水平方向に切断した場合の、キャリアの蓄積および空乏と光モード分布プロフィールとの関係を示すグラフ600である。隔壁導波路コアの幅は、約0.45μmである。光モード分布は、曲線602によって表されている。Vd=VFB=0.93Vにおける直流(DC)キャリア蓄積プロフィールは、曲線604によって表されている。酸化物エッジの近傍においてキャリアの頂点が見られるのは、図4Dに示すドーピング構成で採用されている高ドーピング濃度長尺状部分のためである。有効キャリア変調領域が狭いために、キャリアは主に酸化物エッジに向かって蓄積される。
Vd=0.15Vにおけるキャリア空乏プロフィールは、曲線606によって表されている。Vd=0.15Vにおいて、左側の正孔および右側の電子が空乏化されており、酸化物エッジの近傍において溝部分が形成されている。これは明らかに、光強度が最も高い領域の近傍において、キャリア変調が行われていることを示している。図6において、TE電界が最も強い領域は、垂直酸化物領域の位置と一致している。
図7は、本発明の実施形態における、VπLπおよび効率の変化と、Vdとの関係を示すグラフである。効率の変化とVdとの関係は、曲線702によって表されており、VπLπとVdとの関係は、曲線704によって表されている。図7において、Vπ=Vd−VFBの場合、VπLπのフィギュア・オブ・メリットの値が約0.36Vcmとなる(LpまたはVpは、Vpというバイアスを印加した場合に、合計でPiの位相シフトを発生させて、MZIの出力における光界面はキャンセルされて信号−0を生成するべく、導波路内を光が進む距離と定義される)。このようなVπLπの値は、約0.78Vppの変調信号に対して、デバイス長Lπは約4.5mmに過ぎないことを示唆している(MZI構造の出力における最高光強度から最低光強度)。図7から、|Vd−VFB|が大きくなるにつれてVπLπの値が大きくなることが分かる。このため、透過損失が非常に高くなるが、Vdが約0.8Vの場合に、このフィギュア・オブ・メリットを約0.1Vcmという低い値まで改善することができる。Vd=0.15VにおけるDC損失は、約11dB/Lπ(Lπ当たり)であると算出される。11dB/Lπのうち、ポリシリコンにおける損失は、約6.7dB/Lπを占め、DC損失の約60%となる。これは、ポリシリコンの損失率が約50dB/cmであると仮定した場合の結果である。このため、透過損失を大幅に改善するためには、ポリシリコン損失を低減させることが肝要であることが明らかである。この値は、ポリシリコンに代えて単結晶シリコンを用いることによってさらに低減され、総損失は約5dB/Lπ未満にまで低減することができる。Vd=0.15VにおけるLπ当たりの電圧依存損失(VDL)は、シミュレーションによると、約−1.5dB/Lπになると考えられる。負の値となるのは、キャリア離脱効果のためである。この値はDC損失に比べて小さいので、損失を低減する上で鍵となるのは、依然としてポリシリコンの高品質化、または、ポリシリコンに代えて別の材料を用いることにある。
当該構造の過渡応答をシミュレーションするべく、Von=0.15VおよびVoff=VFB=0.93Vの方形パルスをP側電極に印加して、N側電極を接地しておく。立ち上がりと立ち下がりとの間の時間ギャップを100psとすると、擬似的に1/(2*100ps)=5GHzの信号が発生する。反転が確実に発生しないのは、1MHzを超える場合である。過渡的な立ち上がり時間はTr(10−90%)=4psでTf(10−90%)=13.5psとなる。尚、TrおよびTfはそれぞれ、立ち上がり時間および立ち下がり時間を表している。下に示す式(1)から、3dBの変調帯域幅が得られる。本質的なカットオフ帯域幅を算出すると、40GHzとなる。
Figure 0004871413
MOSベースのデバイスは、DC電力がゼロになるという利点を有する。電力が消費されるのは切替プロセスの間のみであり、理論的にAC電力が最大になるのは、抵抗状態が最も低くなった場合である。空乏領域は空乏容量を発生させるのであって抵抗を発生させるのではないので、空乏状態が最も強くなった場合に、抵抗は最低となる。Vd=0.15Vにおいて、抵抗を算出すると約2.74e3Ω.umとなり、Vpp=2*Vss=0.93V−0.15Vとなり、理論的に最大AC電力はPac=1/2*Vss2/最低抵抗=1/2*(1/2*(0.93V−0.15V))2/(2.74e3Ω.um)=2.7755e−5W/umとなる。位相シフト長Lπが約4.5mmの場合、理論的に最大Pacは、約0.125Wとなる。
図8Aは、本発明の実施形態における、速度とスラブのドーピング濃度との関係を示すグラフである。速度とスラブのドーピング濃度との関係は、キャリア蓄積の場合が曲線802によって表されており、キャリア空乏の場合が曲線804によって表されている。曲線802および804はそれぞれ、キャリア空乏モードによって、デバイスは非常に高速になり、最高で80GHz以上に到達できるが、キャリア蓄積モードによっても、20GHzより高速にすることができることを示唆している。キャリア空乏モードの場合に高速を実現できるのは、シリアルモード空乏容量に起因して、総実効容量が低くなるためと通常は理解されている。
図8Bは、本発明の実施形態における、DC損失とスラブのドーピング濃度との関係を示すグラフである。DC損失とスラブのドーピング濃度との関係は、キャリア蓄積の場合が曲線808によって表されており、キャリア空乏の場合が曲線810によって表されている。図8Bから、ドーパントキャリア吸収メカニズムに起因する高損失を代償として、高速化が図られるという相殺関係があることが分かる。

Claims (58)

  1. 絶縁層と、
    前記絶縁層の上方に配設されており、第1の導電型のドーピング原子によってドーピングされている第1の半導体領域と、
    前記絶縁層の上方に配設されており、第2の導電型のドーピング原子によってドーピングされている第2の半導体領域と、
    前記絶縁層の上方に、前記第1の半導体領域と前記第2の半導体領域との間に位置するように配設されている電気光学活性領域と
    を備え、
    前記電気光学活性領域は、
    前記第1の導電型のドーピング原子によってドーピングされている第1の半導体部分活性領域と、
    前記第2の導電型のドーピング原子によってドーピングされている第2の半導体部分活性領域と、
    前記第1の半導体部分活性領域と前記第2の半導体部分活性領域との間に位置している絶縁構造と
    を有し、
    前記第1の半導体部分活性領域および前記第2の半導体部分活性領域は、互いに異なる材料によって形成されており、
    前記第1の半導体部分活性領域および前記第2の半導体部分活性領域が、前記絶縁層の表面に対して垂直な方向において、互いに重なり合わないように、前記絶縁構造が前記絶縁層の表面に対して垂直に延伸している電気光学デバイス。
  2. 絶縁層と、
    前記絶縁層の上方に配設されており、第1の導電型のドーピング原子によってドーピングされている第1の半導体領域と、
    前記絶縁層の上方に配設されており、第2の導電型のドーピング原子によってドーピングされている第2の半導体領域と、
    前記絶縁層の上方に、前記第1の半導体領域と前記第2の半導体領域との間に位置するように配設されている電気光学活性領域と
    を備え、
    前記電気光学活性領域は、
    前記第1の導電型のドーピング原子によってドーピングされている第1の半導体部分活性領域と、
    前記第2の導電型のドーピング原子によってドーピングされている第2の半導体部分活性領域と、
    前記第1の半導体部分活性領域と前記第2の半導体部分活性領域との間に位置している絶縁構造と
    を有し、
    前記第1の半導体部分活性領域および前記第2の半導体部分活性領域は、互いに異なる材料によって形成されており、
    前記絶縁構造は、前記絶縁層の表面から、前記電気光学活性領域を貫通して、前記電気光学活性領域の最上部まで延伸している電気光学デバイス。
  3. 前記第1の半導体部分活性領域は、バルクシリコン、ガリウムヒ素(GaAs)、ゲルマニウム(Ge)、およびシリコンゲルマニウム(SiGe)から成る群から選択される任意の材料によって形成されている請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  4. 前記絶縁層は、酸化物層である請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  5. 前記酸化物層は、酸化シリコン層である請求項4に記載の電気光学デバイス。
  6. 前記酸化物層は、埋め込み酸化物層である請求項4に記載の電気光学デバイス。
  7. 前記第1の半導体領域は、シリコンによって形成されている請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  8. 前記第2の半導体領域は、ポリシリコンによって形成されている請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  9. 前記第1の導電型は、p型である請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  10. 前記第2の導電型は、n型である請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  11. 前記電気光学活性領域は、前記絶縁層の表面に対する高さが、前記第1の半導体領域および前記第2の半導体領域よりも高くなっている隔壁状の形状を持つ請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  12. 前記第1の半導体部分活性領域は、前記第1の半導体領域と電気的に接触している請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  13. 前記第2の半導体部分活性領域は、前記第2の半導体領域と電気的に接触している請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  14. 前記第1の半導体部分活性領域は、シリコンによって形成されている請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  15. 前記第2の半導体部分活性領域は、ポリシリコンによって形成されている請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  16. 前記絶縁構造は、前記第1の半導体部分活性領域から前記第2の半導体部分活性領域へと向かう方向における厚みが、約2nmから約50nmの範囲内にある請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  17. 前記絶縁構造は、前記第1の半導体部分活性領域から前記第2の半導体部分活性領域へと向かう方向における厚みが、約5nmから約30nmの範囲内にある請求項16に記載の電気光学デバイス。
  18. 前記第1の半導体部分活性領域は、第1のドーピング領域および第2のドーピング領域を含み、前記第1のドーピング領域および前記第2のドーピング領域は、ドーピング濃度が略同じである請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  19. 前記第2の半導体部分活性領域は、第1のドーピング領域および第2のドーピング領域を含み、前記第1のドーピング領域および前記第2のドーピング領域は、ドーピング濃度が略同じである請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  20. 前記第1の半導体部分活性領域は、第1のドーピング領域および第2のドーピング領域を含み、前記第1のドーピング領域のドーピング濃度は、前記第2のドーピング領域のドーピング濃度よりも低い請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  21. 前記第2の半導体部分活性領域は、第1のドーピング領域および第2のドーピング領域を含み、前記第1のドーピング領域のドーピング濃度は、前記第2のドーピング領域のドーピング濃度よりも低い請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  22. 前記第1の半導体部分活性領域は、第1のドーピング領域および第2のドーピング領域を含み、前記第1のドーピング領域のドーピング濃度は、前記第2のドーピング領域のドーピング濃度よりも高い請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  23. 前記第2の半導体部分活性領域は、第1のドーピング領域および第2のドーピング領域を含み、前記第1のドーピング領域のドーピング濃度は、前記第2のドーピング領域のドーピング濃度よりも高い請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  24. 前記第1の半導体領域のドーピング濃度は、前記第1の半導体部分活性領域のドーピング濃度よりも高い請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  25. 前記第2の半導体領域のドーピング濃度は、前記第2の半導体部分活性領域のドーピング濃度よりも高い請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  26. 前記第1の半導体領域は、ドーピング濃度が約1017cm−3である請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  27. 前記第1の半導体領域は、ドーピング濃度が約1018cm−3である請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  28. 前記第2の半導体領域は、ドーピング濃度が約1017cm−3である請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  29. 前記第2の半導体領域は、ドーピング濃度が約1018cm−3である請求項1または請求項2に記載の電気光学デバイス。
  30. 絶縁層上に第1の半導体領域を形成して、第1の導電型のドーピング原子によってドーピングする段階と、
    前記絶縁層上に第2の半導体領域を形成して、第2の導電型のドーピング原子によってドーピングする段階と、
    前記絶縁層上に、前記第1の半導体領域と前記第2の半導体領域との間に位置するように電気光学活性領域を形成する段階と
    を備え、
    前記電気光学活性領域を形成する段階は、
    前記第1の導電型のドーピング原子によってドーピングされている第1の半導体部分活性領域を形成する段階と、
    前記第2の導電型のドーピング原子によってドーピングされている第2の半導体部分活性領域を形成する段階と、
    前記第1の半導体部分活性領域と前記第2の半導体部分活性領域との間に位置するように絶縁構造を形成する段階と
    を有し、
    前記第1の半導体部分活性領域および前記第2の半導体部分活性領域は、互いに異なる材料によって形成されており、
    前記第1の半導体部分活性領域および前記第2の半導体部分活性領域が、前記絶縁層の表面に対して垂直な方向において、互いに重なり合わないように、前記絶縁構造が前記絶縁層の表面に対して垂直に延伸している電気光学デバイス製造方法。
  31. 絶縁層上に第1の半導体領域を形成して、第1の導電型のドーピング原子によってドーピングする段階と、
    前記絶縁層上に第2の半導体領域を形成して、第2の導電型のドーピング原子によってドーピングする段階と、
    前記絶縁層上に、前記第1の半導体領域と前記第2の半導体領域との間に位置するように電気光学活性領域を形成する段階と
    を備え、
    前記電気光学活性領域を形成する段階は、
    前記第1の導電型のドーピング原子によってドーピングされている第1の半導体部分活性領域を形成する段階と、
    前記第2の導電型のドーピング原子によってドーピングされている第2の半導体部分活性領域を形成する段階と、
    前記第1の半導体部分活性領域と前記第2の半導体部分活性領域との間に位置するように絶縁構造を形成する段階と
    を有し、
    前記第1の半導体部分活性領域および前記第2の半導体部分活性領域は、互いに異なる材料によって形成されており、
    前記絶縁構造は、前記絶縁層の表面から、前記電気光学活性領域を貫通して、前記電気光学活性領域の最上部まで延伸している電気光学デバイス製造方法。
  32. 前記第1の半導体部分活性領域は、バルクシリコン、ガリウムヒ素(GaAs)、ゲルマニウム(Ge)、およびシリコンゲルマニウム(SiGe)から成る群から選択される任意の材料によって形成されている請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  33. 前記絶縁層は、酸化物層である請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  34. 前記酸化物層は、酸化シリコン層である請求項33に記載の電気光学デバイス製造方法。
  35. 前記酸化物層は、埋め込み酸化物層である請求項33に記載の電気光学デバイス製造方法。
  36. 前記第1の半導体領域は、シリコンによって形成されている請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  37. 前記第2の半導体領域は、ポリシリコンによって形成されている請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  38. 前記第1の導電型は、p型である請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  39. 前記第2の導電型は、n型である請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  40. 前記電気光学活性領域は、前記絶縁層の表面に対する高さが、前記第1の半導体領域および前記第2の半導体領域よりも高くなっている隔壁状の形状を持つ請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  41. 前記第1の半導体部分活性領域は、前記第1の半導体領域と電気的に接触している請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  42. 前記第2の半導体部分活性領域は、前記第2の半導体領域と電気的に接触している請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  43. 前記第1の半導体部分活性領域は、シリコンによって形成されている請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  44. 前記第2の半導体部分活性領域は、ポリシリコンによって形成されている請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  45. 前記絶縁構造は、前記第1の半導体部分活性領域から前記第2の半導体部分活性領域へと向かう方向における厚みが、約2nmから約50nmの範囲内にある請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  46. 前記絶縁構造は、前記第1の半導体部分活性領域から前記第2の半導体部分活性領域へと向かう方向における厚みが、約5nmから約30nmの範囲内にある請求項45に記載の電気光学デバイス製造方法。
  47. 前記第1の半導体部分活性領域は、第1のドーピング領域および第2のドーピング領域を含み、前記第1のドーピング領域および前記第2のドーピング領域は、ドーピング濃度が略同じである請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  48. 前記第2の半導体部分活性領域は、第1のドーピング領域および第2のドーピング領域を含み、前記第1のドーピング領域および前記第2のドーピング領域は、ドーピング濃度が略同じである請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  49. 前記第1の半導体部分活性領域は、第1のドーピング領域および第2のドーピング領域を含み、前記第1のドーピング領域のドーピング濃度は、前記第2のドーピング領域のドーピング濃度よりも低い請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  50. 前記第2の半導体部分活性領域は、第1のドーピング領域および第2のドーピング領域を含み、前記第1のドーピング領域のドーピング濃度は、前記第2のドーピング領域のドーピング濃度よりも低い請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  51. 前記第1の半導体部分活性領域は、第1のドーピング領域および第2のドーピング領域を含み、前記第1のドーピング領域のドーピング濃度は、前記第2のドーピング領域のドーピング濃度よりも高い請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  52. 前記第2の半導体部分活性領域は、第1のドーピング領域および第2のドーピング領域を含み、前記第1のドーピング領域のドーピング濃度は、前記第2のドーピング領域のドーピング濃度よりも高い請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  53. 前記第1の半導体領域のドーピング濃度は、前記第1の半導体部分活性領域のドーピング濃度よりも高い請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  54. 前記第2の半導体領域のドーピング濃度は、前記第2の半導体部分活性領域のドーピング濃度よりも高い請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  55. 前記第1の半導体領域は、ドーピング濃度が約1017cm−3である請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  56. 前記第1の半導体領域は、ドーピング濃度が約1018cm−3である請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  57. 前記第2の半導体領域は、ドーピング濃度が約1017cm−3である請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
  58. 前記第2の半導体領域は、ドーピング濃度が約1018cm−3である請求項30または請求項31に記載の電気光学デバイス製造方法。
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