JP4871237B2 - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、パンツ型使い捨ておむつやパンツ型生理用ナプキン等のパンツ型吸収性物品に関する。
従来より、吸収性コアを含む吸収性本体と該吸収性本体の非肌当接面側に接合された外包材とを備えたパンツ型使い捨ておむつにおいて、着用者へのフィット性を向上させること等を目的に、外包材のウエスト部にウエストギャザーを設けたものが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。特許文献1記載のパンツ型使い捨ておむつにおいては、外包材は、外層シート、内層シート及び両シート間に配設された複数本の弾性部材から形成されており、ウエストギャザーは、ウエスト部において該弾性部材が外層シート及び内層シートに間欠的に接合されて形成されている。
特開2004−89403号公報
特許文献1記載のパンツ型使い捨ておむつのような、吸収性本体とその非肌当接面側に接合された外包材とを備えたパンツ型使い捨ておむつにおいては、吸収性本体の長手方向端部をシート(以下「押さえ付けシート」という)で覆い、押さえ付けシートを外包材に接合した構成を採用することが望ましい。その理由は、外包材に接合された押さえ付けシートによって、吸収性本体の長手方向両端部からの吸収性コアの吸収性ポリマーの漏れを防止するためである。
押さえ付けシートと外包材とを別体で構成した場合には、構成がシンプルであるという利点があるが、その反面、製造時において、押さえ付けシートと外包材との位置合わせの必要があり、製造が容易ではなく、また、外包材とは別体の押さえ付けシートでは、押さえ付けシートと外包材とを接合する接着剤を十分に塗工する必要があるため、ウエスト部が硬くなりやすく、良好なウエスト部の肌触りが得られにくい。
また、外包材において外層シート及び内層シートを吸収性本体側よりも延出するように構成し、延出した両シートの延出領域を吸収性本体側に折り返して、吸収性本体の長手方向端部を覆うことも考えられるが、このような構成では、外包材の長手方向端部からの通気性が低下する。
このような点は、パンツ型使い捨ておむつ以外のパンツ型吸収性物品においても同様である。
従って、本発明の目的は、吸収性コアを含む吸収性本体と吸収性本体の非肌当接面側に接合された外包材とを備えたパンツ型吸収性物品において、吸収性本体の長手方向端部をシートで覆った形態を採用した場合でも、製造が容易であると共に、外包材の長手方向端部からの通気性に優れたパンツ型吸収性物品を提供することにある。
本発明は、吸収性コアを含む吸収性本体と吸収性本体の非肌当接面側に接合された外包材とを備え、長手方向に腹側部、股下部及び背側部に区分されており、腹側部及び背側部の両側縁部同士が接合されて一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型吸収性物品であって、外包材は、外面を形成する外層シート、吸収性本体側に位置する内層シート及び両シート間に配設された複数本の弾性部材から形成されており、外包材における外層シートの長手方向端部近傍には、複合伸縮部から形成された端部近傍ギャザーが設けられており、前記複合伸縮部は、外層シート及び内層シートが複合伸縮部の伸縮方向に間欠的で且つそれに直交する方向において間欠的又は連続的な接合部により互いに接合され、外層シート及び内層シートそれぞれが各々複数本の弾性部材に亘って連続して延びる複数本の襞を形成することにより構成されており、内層シートは、外層シートの長手方向端部よりも更に延出する長さを有し、外層シートよりも延出した延出領域が吸収性本体側に折り返されており、折り返された内層シートの延出領域によって、吸収性本体の長手方向端部における肌当接面側が覆われているパンツ型吸収性物品を提供することにより前記目的を達成したものである。
本発明のパンツ型吸収性物品によれば、吸収性コアを含む吸収性本体と吸収性本体の非肌当接面側に接合された外包材とを備えたパンツ型吸収性物品において、吸収性本体の長手方向端部をシートで覆った形態を採用した場合でも、製造が容易であると共に、外包材の長手方向端部からの通気性に優れている。
以下、本発明のパンツ型吸収性物品について、その好ましい一実施形態である第1実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
第1実施形態は、本発明のパンツ型吸収性物品をパンツ型使い捨ておむつに適用したもので、図1〜図4に示すように、吸収性コア34を含む吸収性本体3と吸収性本体3の非肌当接面側に接合された外包材2とを備え、長手方向に腹側部A、股下部C及び背側部Bに区分されており、腹側部A及び背側部Bの両側縁部同士が接合されて一対のサイドシール部11、ウエスト開口部12及び一対のレッグ開口部13が形成されているパンツ型使い捨ておむつである。
また、外包材2は、図1〜図5に示すように、外面を形成する外層シート21、吸収性本体3側に位置する内層シート22及び両シート21,22間に配設された複数本の弾性部材23,24,25,26から形成されている。外包材2における外層シート21の長手方向端部近傍には、複合伸縮部4(図10参照)から形成された端部近傍ギャザーが設けられている。第1実施形態における端部近傍ギャザーは、外包材2のウエスト開口部12近傍に設けられたウエストギャザーG2である
詳述すると、第1実施形態の使い捨ておむつ1は、図1〜図4に示すように、液透過性の表面シート32、液不透過性又は撥水性の裏面シート33及び両シート32、33間に介在配置された液保持性の吸収性コア34を有する実質的に縦長の吸収性本体3と、吸収性本体3の裏面シート33側(非肌当接面側)に接合された外包材2とを備えている。吸収性本体3は、外包材2の腹側部Aから背側部Bに跨って配設されているが、吸収性本体3の長手方向端部は、外包材2の長手方向端部よりも長手方向内方に後退している。吸収性本体3は、接着剤、ヒートシール、超音波シール等による本体接合部15によって外包材2の内層シート22に接合されている。
尚、使い捨ておむつ(吸収性物品)全体の長手方向、外包材2の長手方向及び吸収性本体3の長手方向は一致しており、従って、使い捨ておむつ(吸収性物品)全体の幅方向、外包材2の幅方向及び吸収性本体3の幅方向も一致している。また、「長手方向端部」とは、長手方向に延びる方向の端部であり、「側縁部」とは、幅方向に延びる方向の端部である。
外包材2は、図2に示すように、その両側縁部が、長手方向中央部において内方に括れた砂時計形の形状を有しており、おむつの輪郭を画成している。外包材2は、その長手方向に、着用者の腹側に配される腹側部A、背側に配される背側部B及びその間に位置する股下部Cに区分される。腹側部A及び背側部Bは、それぞれ外包材2の長手方向前後部に相当し、股下部Cは外包材2の長手方向中央部に相当する。外包材2は、その腹側部Aの両側縁部と背側部Bの両側縁部とが互いに接合され、使い捨ておむつ1にはウエスト開口部12及び一対のレッグ開口部13が形成されている。この接合によって、使い捨ておむつ1の左右両側縁部には一対のサイドシール部11,11が形成され、パンツ型を形成している。この接合には、ヒートシール、高周波シール、超音波シール、接着剤等が用いられる。
表面シート32、裏面シート33及び吸収性コア34は、それぞれ矩形状で、一体化されて、縦長の吸収性本体3を形成している。表面シート32、裏面シート33及び吸収性コア34としては、それぞれ、従来からこの種のおむつに用いられているものと同様のものを用いることができる。例えば、吸収性コア34としては、吸収性ポリマーの粒子及び繊維材料から構成され、ティッシュペーパ(図示せず)によって被覆されているものを用いることができる。
本実施形態における吸収性コア34は、図6に示すように、平面視で砂時計型である。吸収性コア34の平面視形状は、図6に示す形状に制限されず、矩形状等であっても良い。
吸収性本体3の長手方向両側部には、図2〜図4に示すように、液抵抗性又は撥水性で且つ通気性の素材から構成された側方カフス35、35が設けられている。尚、図5においては、側方カフス35の図示を省略している。各側方カフス35の自由端部近傍には、側方カフス弾性部材36が伸長状態で配されている。これにより、使い捨ておむつ1を着用させる際に、側方カフス弾性部材36が収縮することによって側方カフス35が起立して、吸収性本体3の幅方向への液の流出が阻止される。側方カフス35の形成用の側方カフス形成シート37は、図3及び図4に示すように、おむつの状態において、吸収性本体3の幅方向外側の所定幅の部分37Aが、裏面シート33の肌当接面側に巻き下げられ、吸収性コア34と裏面シート33との間に固定されている。
外包材2は、図2、図3、図5及び図7に示すように、外層シート21、内層シート22及び両シート21,22間に配設された複数本の弾性部材23,24,25,26から形成されている。尚、図7は、外包材2を、仮想的に内層シート22を除去した状態で外層シート21の内面側から視た展開平面図である。外層シート21はおむつの外面を形成し、内層シート22は外層シート21の内面側(吸収性本体3側)に配されている。
内層シート22は、図2、図3及び図5に示すように、外層シート21の長手方向端部よりも更に延出する長さを有し、外層シート21よりも延出した延出領域22Bが吸収性本体3側に折り返されている。折り返された内層シート22の延出領域22Bによって、吸収性本体3の長手方向端部における肌当接面側が覆われている。尚、内層シート22における延出領域22B以外の領域を非延出領域22Aという。
図5に示すように、内層シート22における折り返し部22Cと外層シート21の長手方向端部とは長手方向位置が略一致している。従って、外層シート21は、内層シート22の非延出領域22Aと同形である。
内層シート22の延出領域22Bは、吸収性本体3の長手方向両端部と重なる部分が、吸収性本体3の略全幅に亘って接着剤(図示せず)を介して接着されており、これにより、吸収性本体3の長手方向両端部が外包材2に固定される。
吸収性本体3の長手方向両端部における肌当接面側が、折り返された内層シート22の延出領域22Bによって覆われていることで、吸収性本体3の長手方向両端部が着用者に直接接触することを防止し、吸収性本体3の長手方向両端部からの吸収性コア34の吸収性ポリマーの漏れを防止することができる。
折り返された内層シート22の延出領域22Bと非延出領域22Aとの貼り合わせ面に用いるホットメルト型接着剤の塗工量は、複合伸縮部4の襞43(後述)の成形性や、完成後の使い捨ておむつの柔らかさ、通気性の観点から、少ないことが好ましい。同様に、塗工方法も襞の成形性に影響する。
複合伸縮部4の襞43は、見た目の美しさ、襞43の柔らかさ、クッション性及び素材本来の柔らかさを発現する点から、規則正しく形成されていることが好ましい。
貼り合わせ用のホットメルト型接着剤の塗工量は、好ましくは0.5〜10g/m2、特に好ましくは0.5〜5g/m2、最も好ましくは0.5〜3g/m2である。塗工量が少なすぎると、接着強度を確保することが難しい。
塗工方法としては、従来から公知の塗工方法を用いることができるが、好適には、スパイラルノズルを用いた塗工方法が挙げられる。また、別の塗工方法としては、オメガノズル(ITW−DYNATEC社)、シュアラップノズル(NORDSON社)を用いた塗工方法も挙げられる。塗工パターンは通気性を阻害したり、素材が硬くなったりしないように、粗い方が好ましい。
更に、必要な部分だけにホットメルト型接着剤の塗工量を多くするような方法を採ることもできる。例えば、内層シート22の延出領域22Bの両側縁部に、ホットメルト型接着剤の塗工量を多くする方法がある。この方法は、スパイラルノズル、オメガノズル、シュアラップノズルや、カーテンスプレー、スロットコーター等を用いることにより、実施することができる。
外層シート21の内面(内層シート22との対向面)には、図8に示す塗工形状で、ホットメルト型接着剤等の接着剤Qが塗工されている。接着剤Qは、図8に示すように、サイドシール部11に対応する領域のほぼ全域、胴回り弾性部材23の非機能化領域51(後述)に対応する領域、レッグ弾性部材切断領域52(後述)に対応する領域に塗工されている。
一方、接着剤Qは、複合伸縮部4に対応する領域のほぼ全域及び股下部Cに対応する領域のほぼ全域には、塗工されていない。
内層シート22における外層シート21との対向面には、図9に示す塗工形状で、ホットメルト型接着剤等の接着剤Qが塗工されている。接着剤Qは、図9に示すように、複合伸縮部4に対応する領域以外の領域のほぼ全域に塗工されている。
一方、接着剤Qは、外層シート21の内面と同様に、複合伸縮部4に対応する領域のほぼ全域には、塗工されていない。
このように、内層シート22における外層シート21との対向面の接着剤Qの塗工形状は、外層シート21の内面における接着剤Qの塗工形状を包含している。そのため、外層シート21と内層シート22とを貼り合わせると、外層シート21の内面にも、内層シート22における外層シート21との対向面に塗工された接着剤Qが配され、結果的に、外層シート21の内面にも、内層シート22における外層シート21との対向面の塗工形状で、接着剤Qが塗工されることになる。
このとき、内層シート22に塗工した接着剤Qの塗工量と、外層シート21に塗工した接着剤Qの塗工量とを変えることができる。このように塗工量の変えることは、接着する目的に合わせて必要な接着保持力を確保するために、任意に設定することができ、非常に有効な方法である。また、塗工量だけでなく、塗工パターンも、同様に任意に設定することができる。接着剤Qは、1種類だけを用いるのではなく、複数の種類を任意に用いることもできる。
本実施形態の使い捨ておむつ1においては、図3及び図4に示すように、腹側部A及び背側部Bのそれぞれにおける外層シート21と内層シート22との間は、サイドシール部11において、ヒートシール、高周波シール、超音波シール、接着剤等により互いに接合されている。
また、外包材2の腹側部A及び背側部Bにおけるウエスト部FにはそれぞれウエストギャザーG2が設けられている。ウエスト部Fとは、ウエスト開口部12の周縁端から下方に30mm離間した位置までの領域をいい、例えば、腹側のウエスト開口部12の周縁端の位置と、背側のウエスト開口部12の周縁端の位置とがずれている場合(図示せず)においては、ずれて延出している領域がないものと仮定した上で、ウエスト部Fの範囲を定める。
ウエスト部Fについて詳述すると、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおけるウエスト部Fには、ウエスト開口部12の周縁部に沿って、複数本のウエスト弾性部材24が配されている。そして、外層シート21、内層シート22及びウエスト弾性部材24を主体として複合伸縮部4(詳細は後述)が形成されており、この複合伸縮部4により、一対のサイドシール部11の間に亘って(ウエスト部Fの全周に亘って)ウエストギャザーG2が形成されている。
外包材2には一対のレッグ開口部13に沿ってレッグギャザーG3が設けられている。詳述すると、股下部Cにおいて湾曲したレッグ開口部13には、各周縁部に沿って、複数本のレッグ弾性部材25が配されている。レッグ弾性部材25は、前記接着剤Qを介して外層シート21と内層シート22との間に伸長状態で固定されている。これにより、レッグ開口部13に沿ってレッグギャザーG3が形成されている。
尚、本実施形態においては、後述の製造方法との関係で、レッグ弾性部材25は、レッグ開口部13の周縁部の腹側部A寄りの半分に亘って配設された部材と、背側部B寄りの半分に亘って配設された部材とを組み合わせることで、レッグ開口部13の周縁部の全域に亘るように配設してあるが、製造方法によっては、レッグ弾性部材25は、1本でレッグ開口部13の周縁部の全域に亘って配設することができる。
外包材2の腹側部A及び背側部Bにおける胴回り部Dには、複合伸縮部4(詳細は後述)から形成された胴回りギャザーG1が設けられている。胴回り部Dとは、ウエスト部Fの下方からレッグ開口部13の上端までの領域をいう。胴回り部Dについて詳述すると、胴回り部Dには、幅方向に沿って複数本の胴回り弾性部材23が配されている。胴回り弾性部材23は、吸収性本体3の側縁部近傍とサイドシール部11との間に亘っており、吸収性本体3の側縁部近傍同士の間には配されていない。
そして、外層シート21、内層シート22及び胴回り弾性部材23を主体として複合伸縮部4が形成されており、この複合伸縮部4により、吸収性本体3の側縁部近傍とサイドシール部11との間に亘って幅方向に配された胴回りギャザーG1が、幅方向に一対形成されている。胴回りギャザーG1は、吸収性本体3の側縁部近傍同士の間には配されていない。
尚、「吸収性本体3の側縁部近傍」とは、ベビー用のパンツ型おむつを例にとると、吸収性本体3の側縁部から幅方向内方に60mm以内、幅方向外方に50mm以内の領域をいう。
前股間部E(股下部Cを長手方向に3〜4分したときにおける最も腹側の領域)には、複数本の前股間弾性部材26が幅方向全域に亘って配されている。前股間弾性部材26は、前記接着剤Qを介して外層シート21と内層シート22との間に伸長状態で固定されている。これにより、前股間部Eに前股間ギャザーG4が形成されている。
外包材2における吸収性本体3との対向領域には、弾性部材の収縮力を発現させなくしてなる非機能化領域51が形成されている。本実施形態における非機能化領域51は、胴回り弾性部材23及び前股間弾性部材26の収縮力を発現させなくして形成されている。非機能化領域51は、後述の製造方法の説明において詳述するように、素材状態では外包材2の幅方向全域に亘って配設されている胴回り弾性部材23の連続体23S及び前股間弾性部材26の連続体26Sについて、部分的に収縮力を発現させなくして形成される領域である。収縮力を発現させなくするには、例えば、弾性部材を2つに又は多数に分断する凸部やカッター刃、弾性部材を熱シールによって硬化させる多数のエンボスピン等が用いられる。弾性部材は、分断等されることにより、伸長状態が緩和され、収縮した状態で外包材2に介在するため、非機能化される。
非機能化領域51が形成されることにより、外包材2の幅方向全域に亘って配設されている胴回り弾性部材連続体23S及び前股間弾性部材連続体26Sから、幅方向に分離した一対の胴回りギャザーG1及び前股間ギャザーG4が形成される。
幅方向に一対の胴回りギャザーG1の間に位置する非機能化領域51は、外層シート21及び内層シート22に接合されている胴回り弾性部材連続体23Sについて、収縮力を発現させなくして形成されるものであり、これに対し、幅方向に一対の前股間ギャザーG4の間に位置する非機能化領域51は、外層シート21及び内層シート22に接合されている前股間弾性部材連続体26Sについて、収縮力を発現させなくして形成されるものである。
股下部Cの幅方向中央部となる位置には、レッグ弾性部材切断領域52が形成されている。レッグ弾性部材切断領域52は、後述の製造方法の説明において詳述するように、素材状態では外包材2の幅方向全域に湾曲状に亘って配設されているレッグ弾性部材25の連続体25Sについて、股下部Cの幅方向中央部となる位置で切断した領域である。レッグ弾性部材切断領域52を形成するには、例えば、弾性部材を分断する凸部やカッター刃が用いられる。
レッグ弾性部材切断領域52が形成されることにより、外包材2の幅方向全域に湾曲状に亘って配設されているレッグ弾性部材連続体25Sから、股下部Cの幅方向中央において幅方向に分離した一対のレッグ弾性部材25,25が形成される。
本実施形態においては、外包材2の股下部Cには複合伸縮部4が設けられていない。
レッグ弾性部材25及び前股間弾性部材26としては、それぞれ、天然ゴム、ポリウレタン系樹脂、発泡ウレタン系樹脂、ホットメルト系伸縮部材等の伸縮性素材を糸状(糸ゴム)又は帯状(平ゴム)に形成したものが好ましく用いられる。
次に、本実施形態において胴回りギャザーG1及びウエストギャザーG2を形成する複合伸縮部4について詳述する。複合伸縮部4は、図10及び図11に示すように、下記(1)〜(3)の構成を具備している。
(1)外層シート21及び内層シート22は、複合伸縮部4の伸縮方向(X方向)及びそれに直交する方向(Y方向)において間欠的な接合部41により互いに接合されている。
(2)弾性部材42は、接合部41を通らないように配されると共に、弾性部材42の両端部において外層シート21及び内層シート22に固定されている。
(3)外層シート21及び内層シート22それぞれは、各々複数本の弾性部材42に亘って連続して延びる複数本の襞43を形成している。
複合伸縮部4から形成された胴回りギャザーG1は、外層シート21、内層シート22及び胴回り弾性部材23を主体として構成されており、複合伸縮部4から形成されたウエストギャザーG2は、外層シート21、内層シート22及びウエスト弾性部材24を主体として構成されている。このように、ギャザーによってそれを構成する弾性部材が異なるが、以下の複合伸縮部4の説明においては、複合伸縮部4を構成する弾性部材を「弾性部材42」として説明する。
尚、図1、図2、図13等においては、接合部41の図示を省略している。
本実施形態の複合伸縮部4においては、弾性部材42の伸縮力を充分に生かすため、全ての弾性部材42が全ての接合部41を通らないように構成されていることが好ましいが、例えば、製造誤差上、若干の弾性部材42が一部の接合部41を通ってしまうことがある。弾性部材42の伸縮力を阻害しない範囲で、若干の弾性部材42が一部〔例えば30%以下(個/個)〕の接合部41を通ってもよい。
接合部41には、外層シート21と内層シート22との接合を達成するために、接合方法によって大きな加圧力が加わることがある。このような接合方法においては、弾性部材42が接合部41を通る場合には、弾性部材42を切断する可能性が大きいため、弾性部材42が接合部41を通らないように構成することが好ましい。
複合伸縮部4を構成する外層シート21及び内層シート22は、図10及び図11に示すように、複合伸縮部4の伸縮方向(X方向)及びそれに直交する方向(Y方向)のそれぞれにおいて、接合部41により間欠的に互いに接合されている。接合部41は、好ましくは外層シート21と内層シート22との熱融着により形成される。
複数本の弾性部材42は、互いに平行に配されており、それぞれ複合伸縮部4の長手方向に沿って延びるように配されている。本実施形態のように複数本の弾性部材42が互いに平行に配されている場合においては、複合伸縮部4の伸縮方向は、弾性部材42が延びる方向と同じ方向である。複数本の弾性部材42が互いに平行に配されていない場合においては、複合伸縮部4の伸縮方向は、複数本の弾性部材42に亘って延びる襞43(後述)における襞43が延びる方向に直交する方向とする。
図11は、接合部41の配列パターンを示す図である。接合部41は、複合伸縮部4の伸縮方向(X方向)及びそれに直交する方向(Y方向)にそれぞれ列をなすように形成されており、該直交する方向の列を構成する接合部41が各弾性部材42同士の間毎に形成されている。そして、自然状態(外力を加えない状態)において、弾性部材42が収縮して、外層シート21及び内層シート22のそれぞれが、各々複数本の弾性部材42に亘って連続して延びる複数本の襞(ギャザー)43を形成している。本実施形態においては、複合伸縮部4の伸縮方向(X方向)において相隣接する接合部41,41間に、それぞれ一本の襞43が形成されている。
複数本の弾性部材42に亘って連続して延びる襞43を確実に形成させる観点から、複合伸縮部4の伸長時において、複合伸縮部4の伸縮方向(X方向)における接合部41のピッチP2(図11参照)は、1〜20mm、特に3〜12mmであることが好ましく、各接合部41の長さL2(図11参照)は、0.1〜5mm、特に0.2〜2.0mmであることが好ましい。前記ピッチP2と前記長さL2の比(P2/L2)は、1.1〜200、特に2〜50であることが好ましい。そうすることによって、ピッチP2だけ離間する隣り合う接合部41の間に、前記弾性部材42の収縮力が働き、襞43の成形性を高めることができる。
複合伸縮部4において、その伸縮方向に直交する方向(Y方向)における接合部41のピッチP3(図11参照)は、1〜40mm、特に2〜15mmであることが好ましく、各接合部41の長さL3(図11参照)は、0.5〜20mm、特に1〜10mmであることが好ましい。また、前記ピッチP3と前記長さL3の比(P3/L3)は、1.05〜80、特に1.05〜15であることが好ましい。
前記ピッチと前記長さとの差(P2−L2)及び(P3−L3)は、どちらも襞43の均一な成形性を高める上で重要な数値である。前記差(P2−L2)が小さすぎず、大きすぎない数値を採ることで、外層シート21及び内層シート22が均一に座屈しやすくなる。また、前記差(P3−L3)が小さな値を採ることで、外層シート21及び内層シート22の座屈の起点を作ることとなり、成形性を高めることができる。
また、複数本の弾性部材42は、外層シート21及び内層シート22を配列方向に均一に収縮させ、成形性を確保する観点から、等間隔で配列されていることが好ましい。
複合伸縮部4において、外層シート21及び内層シート22は、接合部41以外の部位においては互いに接合されていないことが好ましい。各弾性部材42は、外層シート21及び内層シート22同士の接合部41を通らないように複合伸縮部4に配されており、弾性部材42の両端部においてのみ、外層シート21及び内層シート22に固定されている。
弾性部材42の両端部は、複合伸縮部4の両端部44(一方のみ図示)において、外層シート21及び内層シート22に挟まれた状態で外層シート21と内層シート22との間に固定されている。複合伸縮部4の両端部44は、それによって形成されるギャザーによって異なる。第1実施形態においては、胴回りギャザーG1を形成する複合伸縮部4の両端部44は、吸収性本体3の側縁部近傍及びサイドシール部11であり、ウエストギャザーG2を形成する複合伸縮部4の両端部44は、両サイドシール部11,11である。
尚、複合伸縮部4の両端部44は伸縮可能に形成してもよい。
外層シート21及び内層シート22における各襞43は、複合伸縮部4の両面それぞれに突出するように形成されており、各襞43の突出方向の先端部には、断面円弧状の凸曲面が形成されている。この凸曲面は、複合伸縮部4の伸縮方向に直交する方向(Y方向)に連続的に延びている。本実施形態においては、複合伸縮部4の伸縮方向(X方向)において相隣接する接合部41,41間に、それぞれ1本の襞43が形成されており、それらの襞43は、弾性部材42と重なる箇所において分断されることなく、複合伸縮部4の伸縮方向に直交する方向(Y方向)に連続的に延びている。
本実施形態における複合伸縮部4は、弾性部材42の収縮により形成された多数の襞43,43のそれぞれが、複合伸縮部4の伸縮方向に直交する方向(Y方向)に連続的に延びているため、見た目に非常に美しい。
また、本実施形態における複合伸縮部4は、剛性の増加を防止できると共に、外力に対する襞43の変形自由度が向上している。この剛性の増加の防止及び襞43の変形自由度の向上は、弾性部材42が、外層シート21における襞43と襞43との間の谷部と、内層シート22における襞43と襞43との間の谷部との間に挟まれた状態で存在し、それらの谷部同士間に挟まれた部分を含めて、外層シート21及び内層シート22の何れにも接合されていない状態で存在すること、並びに複合伸縮部4における外層シート21及び内層シート22が複合伸縮部4の伸縮方向(X方向)及びそれに直交する方向(Y方向)の何れの方向においても連続的に接合されていないことに基づいている。
更に、襞43の先端が凸曲面を形成していることとの相乗効果により、外層シート21及び内層シート22の厚み方向にボリュームが出ると共に、複合伸縮部4の表面に触れたときの感触が極めて柔らかく、肌触りが極めて良好である。
また、複合伸縮部4における弾性部材42が、外層シート21及び内層シート22に接合されていない状態で存在するため、ホットメルト型接着剤の使用量をゼロ又は少量に抑制することができる。特に本実施形態のように、外層シート21及び内層シート22同士の接合部41による接合を熱融着によって行なった場合には、接着剤の使用量の低減効果は一層顕著である。ホットメルト型接着剤の使用量が少ないので、通気性や透湿性を損なうこともない。
本実施形態における複合伸縮部4の形成材料について説明する。
外層シート21及び内層シート22としては、見た目に美しく、感触の良い柔軟な襞43を形成させる観点から、エアースルー不織布、ヒートロール不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布、又はこれらの製法を組み合わせた多層からなる不織布等であることが好ましい。特に、感触及びコストの面からはエアスルー不織布が好ましく、その他の不織布を2次加工して柔らかくして使用することも可能である。
複合伸縮部4においては、外層シート21及び内層シート22が弾性部材42の収縮に対して変形することにより襞43を形成する。つまり、外層シート21及び内層シート22の剛性が複合伸縮部4の襞43の成形性及びクッション性を決める要素の一つとなる。各シートの剛性はその座屈強度によって表すことができる。複合伸縮部4に用いられるシートの座屈強度は、100cN以下、特に70cN以下とすることが好ましい。ここで、座屈強度は、下記に示すように、テンシロン万能試験装置(株式会社オリエンテック製)の圧縮試験モードにより測定される。
座屈強度試験法(CD):
機械流れ方向(MD)の長さが150mm、機械流れ方向と直交する方向(CD)の長さ30mmの長方形状の試験片を丸めて、直径45mmの円筒を作成し、重なり合った部分の上端と下端とをホッチキス等で止め、測定サンプルとする。これを、テンシロン万能試験装置の圧縮試験モードにより、20℃、65%RHの測定環境において、圧縮速度10mm/min、測定距離20mmの測定条件で測定を行う。測定サンプルを20mm圧縮したときの最大強度を各測定サンプル毎に測定し、その平均値を求め、これを座屈強度とする。
前述したように、外層シート21及び内層シート22としては不繊布が好ましく用いられる。不織布の坪量は、好ましくは5〜50g/m2、特に好ましくは18〜30g/m2である。このような坪量を有する不織布の座屈強度は、CD方向において、好ましくは50cN以下、特に好ましくは30cN以下であり、また、MD方向において、好ましくは70cN以下、特に好ましくは50cN以下である。
また、外層シート21及び内層シート22は、熱融着による接合(接合部41の形成)を容易にする観点から、その形成素材(不織布の場合は繊維)が熱融着性の樹脂からなることが好ましい。熱融着性の樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等が挙げられる。繊維は、鞘が熱融着性の樹脂からなる芯鞘型の複合繊維等であってもよい。
外層シート21と内層シート22とは、形成材料が同一であってもよく、異なっていてもよい。
本発明における外層シート21及び内層シート22は、別体の2枚のシートに限られるものではなく、一枚のシートを折り曲げて相対向する2面を形成し、一方の面を構成する部分を外層シート21、他方の面を構成する部分を内層シート22とすることもできる。
複合伸縮部4における弾性部材42の形成材料としては、使い捨ておむつや生理用ナプキン等の吸収性物品に用いられる各種公知の弾性材料を特に制限なく用いることができる。弾性材料としては、例えば、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、天然ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ポリウレタン等を挙げることができる。弾性部材42の形態としては、断面が矩形、正方形、円形、多角形状等の糸状若しくは紐状(平ゴム等)のもの、又はマルチフィラメントタイプの糸状のもの等を用いることができる。
複合伸縮部4の襞43の成形性を決めるもう一つの要素は、弾性部材42の伸長倍率及び伸縮応力である。襞43の断面形状を凸形状にするためには、所要の弾性部材42の伸長倍率及び伸縮応力が必要となる。弾性部材42は、好ましくは20〜1000%、特に好ましくは50〜400%の伸長状態にて外層シート21及び内層シート22に接合される。そして、弾性部材42が収縮し、収縮した部分の外層シート21及び内層シート22が余り、余った外層シート21及び内層シート22が、接合部41の貼り合わせ面とは反対側の方向に(外側に)断面凸形状に変形することによって襞43が形成される。
以上のように、襞43の高さは、成形性及びクッション性に関連する重要な要素であり、接合部41の配列パターン及び間隔、外層シート21及び内層シート22の材料並びに弾性部材等の選択により、任意に設計することができる。この襞43の高さは,好ましくは片側1〜15mm程度である。襞43を高くするためには、相隣接する接合部41の間隔が詰まる程度に弾性部材42を収縮させて、凸形状の襞43を形成させることで、ボリューム感のある柔らかい複合伸縮部4を形成することができる。片側の高さがhの襞43を形成するときには、接合部41の間隔は最低でも2×hとすることが必要であり、接合部41の間隔が2×hの場合には、弾性部材42は、相隣接する接合部41が隣接する程度に収縮することが必要である。
好ましい弾性部材42の一つに、天然ゴム(又は合成ゴム)がある。天然ゴム(合成ゴム)としては、厚みが0.05〜1.5mm、幅が0.2〜5mmの低モジュラスの弾性部材が挙げられる。この弾性部材においては、単糸での100%伸長時の応力は、好ましくは1〜70gfであり、更に好ましくは1〜40gfであり、特に好ましくは1〜30gfである。上記低モジュラスの弾性部材の単糸を、好ましくは100%以上、特に好ましくは200%以上の高伸長倍率で複数本配することにより、柔らかく伸縮する美しい襞43を有する複合伸縮部4を得ることができる。
他の好ましい弾性部材としては、ポリウレタンのスパンデックス弾性繊維が挙げられる。この弾性繊維としては、単糸のサイズが10〜3360デニールのもの、特に好ましくは70〜1120デニールのものが用いられる。デニールは糸の太さを表す単位であり、9000mで1gある糸を1デニールと呼ぶ。このスパンデックス弾性繊維を30〜500%に伸長させて用いることが好ましい。
以上の構成を有する第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつによれば、内層シート22は、外層シート21の長手方向端部よりも更に延出する長さを有し、外層シート21よりも延出した延出領域22Bが吸収性本体3側に折り返されており、折り返された内層シート22の延出領域22Bによって、吸収性本体3の長手方向端部における肌当接面側が覆われている。そのため、内層シート22の延出領域22Bを折り返すだけで、格別な位置合わせをしなくても、吸収性本体3の長手方向端部における肌当接面側を覆うことができ、おむつの長手方向端部近傍の形成が容易である。
また、端部近傍ギャザーであるウエストギャザーG2を形成する複合伸縮部4は、複合伸縮部4の収縮時に、外層シート21(外包材2)の長手方向端部において襞43の断面に開口部が形成されるため、排尿後、吸収体本体から非肌当接面側へ抜ける湿気が複合伸縮部内部の空洞を通り抜け、外層シート21(外包材2)の長手方向端部から湿気が放出される事で通気性に優れていると共に、優れた通気性を想起させる外観を呈することになる。外層シート21の長手方向端部からの通気性を向上させるため、吸収性本体の裏面シート33は透湿性があることが好ましい。
また、胴回りギャザーG1及びウエストギャザーG2が、複合伸縮部4から形成されていることによって伸縮性が発現されるため、腹側部A及び背側部Bにおける通気性に優れている。また、外包材2の外層シート21及び内層シート22の素材本来の質感を活かすことができ、柔らかでゴワゴワしない。
複合伸縮部4においては、弾性部材42の収縮力が全く(又はほとんど)阻害されないため、収縮力が最大限活用される。従って、収縮力が高いため、着用者に優しくフィットし、ずれ落ちにくい。また、おむつ全体として最大限収縮するため、コンパクトに見えるという利点がある。同様の理由により、着用者のサイズ適用範囲が大きくなる。また、弾性部材42の収縮力が阻害されないということは、同じ伸長倍率としたときに弾性部材のサイズを小さくすることができるということであり、弾性部材42の使用量を削減できるので、コスト面でも有利である。
複合伸縮部4の外面に襞43が形成されており、襞43が着用者との接触面となるため、着用時に複合伸縮部4のクッション性が高く、優しくフィットし、着用者の肌へのダメージが少ない。また、襞43は外包材2の外面(着用時の外面)にも配されるため、外面の触感にも優れる。
次に、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつの一製造方法について説明する。本製造方法は、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1を連続的に生産する方法である。図12は、本製造方法の全容を示す斜視図である。図13は、本製造方法のうち、複合伸縮部、非機能化領域及びレッグ弾性部材切断領域を形成する工程を中心として示す概念図である。図14は、本製造方法のうち、複合伸縮部を形成する工程を中心として示す概念図である。
本製造方法は、図12〜図14に示すように、外層シート21と内層シート22とを接合部41により接合して複合伸縮部4を形成する工程と、弾性部材23,26の収縮力を発現させなくして非機能化領域51を形成する工程とを、同一のロール62を用いて行っている。
本製造方法は、図12に示すように、外層シート21の連続体21Sと内層シート22の連続体22Sとをその間に各弾性部材23,24,25,26の各連続体23S,24S,25S,26Sを挟持接合して、外包材2の連続体2Sを形成し、次に、外包材連続体2Sにおける内層シート連続体22S側に吸収性本体3を本体接合部15(図4参照)によって接合して、おむつ連続体1Sを形成し、次いで、おむつ連続体1Sを分断して個々のおむつ1を形成するパンツ型使い捨ておむつの製造方法である。
本製造方法について詳述する。外層シート21の原反として外層シート連続体21Sを使用し、内層シート22の原反として内層シート連続体22Sを使用する。
各弾性部材23,24,25,26の各連続体23S,24S,25S,26Sは、伸長された状態で、外層シート連続体21Sと内層シート連続体22Sとの間に導入される。尚、図13においては、前股間弾性部材26の連続体26Sの図示を省略している。外層シート連続体21Sと内層シート連続体22Sとが合流する前には、それぞれの対向面側に、接着剤塗工装置64(図13参照)等によって、図8及び図9に示す塗工位置にホットメルト型接着剤Qが塗工される。また、レッグ弾性部材25の連続体25Sは、揺動ガイド65(図13参照)によりレッグ開口部13の形状に沿うように揺動されながら、外層シート連続体21Sと内層シート連続体22Sとの間に導入される。
両シート連続体21S,22Sは、各弾性部材連続体23S,24S,25S,26Sを挟んだ状態で、一対のニップロール61,61間で狭圧される。その結果、両シート連続体21S,22S間に各弾性部材連続体23S,24S,25S,26Sが挟持接合されてなる外包材連続体2Sが得られる。ここで、胴回り弾性部材23は、吸収性本体3の側縁部近傍とサイドシール部11との間となる領域においては、ホットメルト型接着剤Qによって接合されていない。同様に、ウエスト弾性部材24は、一対のサイドシール部11の間となる領域においては、ホットメルト型接着剤Qによって接合されていない。
この時点では、外包材連続体2Sには、複合伸縮部4、非機能化領域51及びレッグ弾性部材切断領域52は形成されていない。
次に、複合伸縮部4等が形成されていない外包材連続体2Sは、複合伸縮部形成ロール62とアンビルロール63との間に導入される。複合伸縮部形成ロール62は、その周面に、複合伸縮部4を形成する複合伸縮部形成部62Aを備えると共に、非機能化領域51を形成する非機能化領域形成部62B及びレッグ弾性部材切断領域52を形成するレッグ弾性部材切断領域形成部62Cを備えている。尚、図13においては、胴回りギャザーG1の複合伸縮部4を形成する複合伸縮部形成部62Aを図示してあるが、ウエストギャザーG2の複合伸縮部4を形成する複合伸縮部形成部の図示を省略している。
アンビルロール63は複合伸縮部形成ロール62の受けロールであり、その周面は平滑面となっている。
複合伸縮部形成ロール62の複合伸縮部形成部62Aには、複合伸縮部4の接合部41に対応して多数のエンボスピン62D(図14参照。図13では図示省略)が設けられており、複合伸縮部形成部62Aによれば、複合伸縮部4が形成されていない外包材連続体2Sにおける複合伸縮部4に対応する領域に、接合部41を形成することができる。エンボスピン62Dは、ヒートエンボスピンでもよく、超音波エンボスピンでもよい。尚、図14は、複合伸縮部4を形成する工程に密接した要素のみを抜き出して示す概念図である。従って、例えば、複合伸縮部形成ロール62の周面には複合伸縮部形成部62Aのみを図示してあり、外包材連続体2Sについては複合伸縮部4のみを図示してある。
本製造方法においては、外層シート21及び内層シート22に接合部41を弾性部材23,24に干渉させずに形成して、複合伸縮部4を形成することが好ましい。つまり、複合伸縮部4の形成の際には、接合部41と弾性部材連続体23S,24Sとが干渉しないようにすることが好ましい。接合部41を熱融着により形成する場合には、接合させる部分に大きな加圧力が加わるため、弾性部材連続体23S,24Sに接合部41が干渉すると、弾性部材連続体23S,24Sが切断される可能性が高い。そのために、両シート連続体21S,22Sの間に導入される弾性部材連続体23S、24Sを、その導入位置を正確にコントロールしながら、複合伸縮部形成ロール62とアンビルロール63との間に導入する。これらの搬送系においては、各連続材料21S,22S,23S,24Sのテンションなどが安定した状態にあることが必須である。
そして、接合部41と弾性部材連続体23S,24Sとを干渉させない方法としては、各工程間の距離をできるだけ短く配置することが好ましい。特に重要なのは、弾性部材連続体23S,24Sの(弾性部材)導入ロール66と、一対のニップロール61、61と、一対の複合伸縮部形成ロール62及びアンビルロール63との3者間の距離である。各工程間の距離は、物理的に可能な範囲で最短距離とすることが好ましい。
弾性部材連続体23S,24Sの導入ロール66から一対のニップロール61、61の挟圧点までの距離は、好ましくは10〜1,000mm、特に好ましくは、10〜300mmである。同様に、一対のニップロール61、61の挟圧点から一対の複合伸縮部形成ロール62とアンビルロール63との接点までの距離は、好ましくは10mm〜1,000mm、特に好ましくは10〜500mmである。
また、弾性部材導入ロール66においては、ロール自体のスラスト方向のガタがないこと、及び蛇行の要因となるロール溝の幅が狭く設計されていることが必要である。例えば、ロール溝の形状は、U字状断面ではなく、遊びの少ないV字状断面であることが好ましい。
そして、図15及び図16に示すように、弾性部材42(本実施態様では胴回り弾性部材23、ウエスト弾性部材24が該当する)を収縮させて両シート連続体21S,22Sのそれぞれに複数本の襞43を形成させることにより、外包材連続体2Sの所定領域には、胴回りギャザーG1及びウエストギャザーG2を形成する複合伸縮部4が得られる。内層シート22の延出領域22Bが存在する領域においては、図16に示すように、延出領域22Bも襞形状となる。
尚、図15は、内層シート22の延出領域22Bが存在しない領域における複合伸縮部4を示す断面図であり、図16は、延出領域22Bが存在する領域における複合伸縮部4を示す断面図である。
複合伸縮部形成ロール62の非機能化領域形成部62Bは、弾性部材の収縮力を発現させなくする部位であり、外包材連続体2Sに非機能化領域51を形成することができる。非機能化領域形成部62Bは、弾性部材を2つに又は多数に分断する凸部やカッター刃、弾性部材を熱シールによって硬化させる多数のエンボスピン等から構成されている。
複合伸縮部形成ロール62のレッグ弾性部材切断領域形成部62Cは、股下部Cの幅方向中央部となる位置に存するレッグ弾性部材連続体25Sを切断する部位であり、レッグ弾性部材切断領域52を形成することができる。レッグ弾性部材切断領域形成部62Cは、例えば凸部やカッター刃から構成されている。レッグ弾性部材切断領域形成部62Cによれば、レッグ弾性部材連続体25Sを切断することにより、股下部Cの幅方向中央において幅方向に分離したレッグ弾性部材25,25を得ることができる。
以上の構成を有する複合伸縮部形成ロール62と、アンビルロール63との間に、複合伸縮部4、非機能化領域51及びレッグ弾性部材切断領域52が形成されていない外包材連続体2Sを挿通させることにより、所定領域に複合伸縮部4、非機能化領域51及びレッグ弾性部材切断領域52が形成された外包材連続体2Sが得られる。
前記実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1は、複合伸縮部4、非機能化領域51及びレッグ弾性部材切断領域52が形成された外包材連続体2Sを用いて、それ以降の各工程を、従来のいわゆる横流れ方式のパンツ型使い捨ておむつの製造方法における各工程と同様に行うことにより、製造することができる。
例えば、図12に示すように、外包材連続体2S上に、吸収性本体連続体3Sを切断して得た吸収性本体3を、それぞれ流れ方向に対して90度回転させた後、本体接合部15(図4参照)により間欠的に接合固定する。吸収性本体3の外包材連続体2Sへの固定は、外包材連続体2Sの伸長状態を維持したままで行う。換言すれば、外包材連続体2Sが複合伸縮部4等の収縮力により縮まないように維持しながら、吸収性本体3を固定する。吸収性本体3にもその長手方向に収縮する弾性部材(前記実施形態においては、側方カフス弾性部材36)が配設されていることが一般的であるが、そのような場合にも、吸収性本体3を、収縮しないように維持しながら外包材連続体2Sに対して固定する。
次に、図12に示すように、内層シート連続体22Sの両側部(延出領域22Bに対応する領域)を、吸収性本体3の両端部を覆うように折り返して、吸収性本体3の両端部に固定した後、外包材連続体2Sを吸収性本体3と共に2つ折りする。内層シート連続体22Sにおける延出領域22Bの内面側、それに対向する非延出領域22A、吸収性本体3等の所定位置には、予め接着剤Qを塗工しておく。
また、図12及び図13に示すように、ロータリーカッター、レーザーカッター等により、外包材連続体2Sからレッグ開口部形成用のトリム13Sを除去して、おむつ連続体1Sを得る。
その後、おむつ連続体1Sをその幅方向(使い捨ておむつ1の長手方向)に折り返して2つ折りする。次いで、サイドシール部11,11を、ヒートシール、超音波シール、高周波シール等により形成した後、又はサイドシール部11,11を形成すると同時に、個々のおむつに分断することにより、前記実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1を得ることができる。
吸収性本体3を90度回転して外包材連続体2S上に間欠固定する方法としては、例えば、特開平4−166150号公報に記載の方法を用いることができる。また、吸収性本体3を外包材連続体2Sに固定する本体接合部15(図4参照)は、吸収性本体3及び外包材連続体2Sの何れか一方又は両方に塗工しておくことができる。また、レッグ開口部形成用のトリム13Sの除去は、外包材連続体2Sに吸収性本体3を固定する前に行うこともできる。
本製造方法によれば、外層シート21と内層シート22とを接合部41により接合して複合伸縮部4を形成する工程と、弾性部材23,26の収縮力を発現させなくして非機能化領域51を形成する工程とを、同一のロール62を用いて行っているため、複合伸縮部4及び非機能化領域51を備えたパンツ型使い捨ておむつを効率的に生産することができる。
次に、本発明のパンツ型吸収性物品の他の実施形態について説明する。他の実施形態については、上述した第1実施形態と異なる点を主として説明し、同様の点は同一の符号を付して説明を省略する。特に説明しない点は、第1実施形態についての説明が適宜適用される。他の実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が奏される。
第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつは、図17に示すように、第1実施形態に比して、複合伸縮部4から形成された端部近傍ギャザーの構成等が異なる。
具体的には、第2実施形態においては、図17に示すように、第1実施形態に比して、外層シート21は、その長手方向端部が、内層シート22における折り返し部22Cよりも長手方向内方に後退しており、外包材2のウエスト開口部12近傍(ウエスト部F)には実質的に存在していない。また、外包材2のウエスト開口部12近傍には、複合伸縮部4から形成されたウエストギャザーG2は設けられておらず、前記端部近傍ギャザーは、外包材2の腹側部A及び背側部Bにおける胴回り部Dに設けられた胴回りギャザーG1である。
ウエスト開口部12近傍(ウエスト部F)においては、内層シート22における非延出領域22Aと延出領域22Bとの間に、帯状又は糸状の弾性部材28が、実質的に全面的に塗工された接着剤(図示せず)によって接合されている。つまり、第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1においては、ウエストギャザーG2は、複合伸縮部4から形成されたギャザーではない。
その他の構成は、第1実施形態と同様の構成を有している。
第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1によれば、第1実施形態と同様の効果が奏される。
複合伸縮部4の構成は、図10及び図11に示す複合伸縮部4の構成に制限されない。例えば、接合部41は、図18に示すように、千鳥状に配列していてもよい。つまり、複合伸縮部4の伸縮方向(X方向)の列とそれに隣接する列とで、接合部41の位置が半ピッチ(P1/2)ずれた配列パターンとすることができる。
詳述すると、接合部41は、複合伸縮部4の伸縮方向(X方向)及びそれに直交する方向(Y方向)にそれぞれ列をなす(シール線をなす)ように形成されており、該直交する方向(Y方向)の列を構成する接合部41は、弾性部材:2本毎に1個形成されている。
複合伸縮部4の伸縮方向(X方向)の列とそれに隣接する列との間には、接合部41の存在しない領域が、複合伸縮部4の両端部44間に亘って連続的に形成されており、その領域に弾性部材42が非接合状態で配されている。その結果、複合伸縮部4の伸縮方向(X方向)において相隣接する接合部41,41間に、それぞれ2本の襞43が形成される。
複数本の弾性部材42に亘って連続して延びる襞43を確実に形成させる観点から、複合伸縮部4を伸長させた状態(図18に示す状態)において、複合伸縮部4の伸縮方向(X方向)における接合部41のピッチP1(図18参照)は、1〜30mm、特に6〜20mmであることが好ましく、また、各接合部41の長さL1(図18参照)は、0.1〜5mm、特に0.2〜1.5mmであることが好ましい。また、前記ピッチP1と前記長さL1の比(P1/L1)は、1.1〜300、特に4〜100であることが好ましい。
複合伸縮部4は、図10及び図11に示す複合伸縮部4並びに図18に示す複合伸縮部4の構成に制限されない。例えば、複合伸縮部4は、図19及び図20に示すように、外層シート21及び内層シート22が複合伸縮部4の伸縮方向(X方向)に間欠的で且つそれに直交する方向(Y方向)において連続的な接合部41により互いに接合され、外層シート21及び内層シート22それぞれが各々複数本の弾性部材42に亘って連続して延びる複数本の襞43を形成することにより構成することができる。
複合伸縮部4の伸縮方向に直交する方向(Y方向)に間欠的な接合部41について前述した説明〔複合伸縮部4の伸縮方向(X方向)における接合部41のピッチ等〕は、連続的な接合部41にも適宜適用される。
連続的な接合部41を備えた複合伸縮部4においては、弾性部材42が接合部41によって外層シート21及び内層シート22に接合されるために、複合伸縮部4の伸縮方向に直交する方向(Y方向)に間欠的な接合部41を備えた複合伸縮部4に比して、通気性、肌触りが若干低下するものの、接合部41のピッチ等を厳密に設定しなくても襞43が容易に形成されるという利点がある。
以上、本発明のパンツ型吸収性物品をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されるものではない。
例えば、第1実施形態において、複合伸縮部4から形成された胴回りギャザーG1は、吸収性本体3よりも幅方向外方の領域のみに設けられていてもよく、設けられていなくてもよい。
第2実施形態において、ウエスト部Fに、内層シート22の延出領域22B及び非延出領域22Aとその間の糸状の弾性部材28とから、複合伸縮部を形成することができる。
複合伸縮部4を、胴回りギャザーG1、ウエストギャザーG2以外のギャザーにも適用することができる。
外包材2は、外包材2と同形の外層シート21と、腹側部A及び背側部Bのみに存在し且つ股下部Cに存在しない分離形状の内層シート22との積層体から形成されていてもよい。この構成の外包材2は、股下部Cが外層シート21のみから形成されることになる。
前記実施形態における複合伸縮部4における襞43は、複合伸縮部4の伸縮方向に直交する方向(Y方向)の両端に位置する2本の弾性部材42間に亘って連続しているが、複合伸縮部4の前記Y方向の端部近傍に位置する弾性部材42は、外層シート21及び内層シート22に接合された状態で存在していてもよい。また、両シート21,22に接合された弾性部材42の端部は、複合伸縮部4の伸縮方向(X方向)の端部44よりも内側に存在していてもよい。
複合伸縮部4における弾性部材42の本数は、複合伸縮部4の寸法や用途に応じて適宜に決定し得るが、例えば5〜100本とすることができる。また、接合部41は、熱融着以外にも、超音波接合、ホットメルト型接着剤等の接着剤による接合によって形成することができる。
また、複合伸縮部4の伸縮方向に直交する方向(Y方向)に間欠的な接合部41の配列パターンは適宜変更することができる。接合部41は、図11又は図18に示すように、幾何学的に画一に整列している必要は必ずしもなく、例えば、不規則的に(ランダムに)配列していてもよい。接合部41の形状は、矩形状、長円状、円状、菱形状等の適宜の形状とすることができる。
本発明のパンツ型吸収性物品は、パンツ型使い捨ておむつに制限されず、例えば、パンツ型の生理用ナプキンに適用することができる。
図1は、本発明の第1実施形態としてのパンツ型使い捨ておむつを示す斜視図である。 図2は、図1に示す使い捨ておむつを展開し、伸長した状態を示す平面図である。 図3は、図2に示す使い捨ておむつの分解斜視図である。 図4は、図2に示すIV−IV線断面図である。 図5は、図2に示すV−V線断面図である。 図6は、図1に示す使い捨ておむつにおける吸収性コアを示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)に示すB−B断面図、(c)は(a)に示すC−C断面図である。 図7は、外包材を、仮想的に内層シートを除去した状態で外層シートの内面側から視た展開平面図である。 図8は、外層シートにおける接着剤の塗工位置を示す展開平面図である。 図9は、内層シートにおける接着剤の塗工位置を示す展開平面図である。 図10は、複合伸縮部を一部破断して示す斜視図である。 図11は、複合伸縮部を伸長状態で示す平面図である。 図12は、図1に示す使い捨ておむつの一製造方法の全容を示す斜視図である。 図13は、図12に示す使い捨ておむつの製造方法のうち、複合伸縮部、非機能化領域及びレッグ弾性部材切断領域を形成する工程を中心として示す概念図である。 図14は、図12に示す使い捨ておむつの製造方法のうち、複合伸縮部を形成する工程を中心として示す概念図である。 図15は、複合伸縮部の縦断面の部分拡大図で、(a)は伸長状態を示す図、(b)は収縮し、襞が形成された状態を示す図である。 図16は、複合伸縮部の別の縦断面の部分拡大図で、(a)は伸長状態を示す図、(b)は収縮し、襞が形成された状態を示す図である。 図17は、本発明のパンツ型吸収性物品の第2実施形態であるパンツ型使い捨ておむつにおける長手方向端部近傍の断面図(図5対応図)である。 図18は、複合伸縮部の他の形態を伸長状態で示す平面図(図11対応図)である。 図19は、複合伸縮部の更に他の形態を一部破断して示す斜視図(図10対応図)である。 図20は、複合伸縮部の更に他の形態を伸長状態で示す平面図(図11対応図)である。
符号の説明
1 パンツ型使い捨ておむつ(パンツ型吸収性物品)
11 サイドシール部
12 ウエスト開口部
13 レッグ開口部
2 外包材
21 外層シート
22 内層シート
22A 非延出領域
22B 延出領域
23 胴回り弾性部材
24 ウエスト弾性部材
25 レッグ弾性部材
26 前股間弾性部材
28 弾性部材
3 吸収性本体
32 表面シート
33 裏面シート
34 吸収性コア
35 側方カフス
36 側方カフス弾性部材
37 側方カフス形成用シート
4 複合伸縮部
41 接合部
42 弾性部材
43 襞
44 端部
51 非機能化領域
52 レッグ弾性部材切断領域
61 ニップロール
62 複合伸縮部形成ロール
62A 複合伸縮部形成部
62B 非機能化領域形成部
62C レッグ弾性部材切断領域形成部
63 アンビルロール
64 接着剤塗工装置
65 揺動ガイド
66 弾性部材導入ロール
G1 胴回りギャザー
G2 ウエストギャザー
G3 レッグギャザー
G4 前股間ギャザー
1S おむつ連続体
13S トリム
2S 外包材連続体
21S 外層シート連続体
22S 内層シート連続体
3S 吸収性本体連続体
A 腹側部
B 背側部
C 股下部
D 胴回り部
E 前股間部
F ウエスト部

Claims (7)

  1. 吸収性コアを含む吸収性本体と吸収性本体の非肌当接面側に接合された外包材とを備え、長手方向に腹側部、股下部及び背側部に区分されており、腹側部及び背側部の両側縁部同士が接合されて一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型吸収性物品であって、
    外包材は、外面を形成する外層シート、吸収性本体側に位置する内層シート及び両シート間に配設された複数本の弾性部材から形成されており、
    外包材における外層シートの長手方向端部近傍には、複合伸縮部から形成された端部近傍ギャザーが設けられており、
    前記複合伸縮部は、外層シート及び内層シートが複合伸縮部の伸縮方向に間欠的で且つそれに直交する方向において間欠的又は連続的な接合部により互いに接合され、外層シート及び内層シートそれぞれが各々複数本の弾性部材に亘って連続して延びる複数本の襞を形成することにより構成されており、
    内層シートは、外層シートの長手方向端部よりも更に延出する長さを有し、外層シートよりも延出した延出領域が吸収性本体側に折り返されており、折り返された内層シートの延出領域によって、吸収性本体の長手方向端部における肌当接面側が覆われているパンツ型吸収性物品。
  2. 前記複合伸縮部は、前記外層シート及び前記内層シートが複合伸縮部の伸縮方向に直交する方向において間欠的な前記接合部により互いに接合され、前記弾性部材が、該接合部を通らないように配されると共に弾性部材の両端部において外層シート及び内層シートに固定されることにより構成されている請求項1記載のパンツ型吸収性物品。
  3. 前記端部近傍ギャザーは、前記外包材の前記ウエスト開口部近傍に設けられたウエストギャザーである請求項1又は2に記載のパンツ型吸収性物品。
  4. 前記外包材の前記腹側部及び前記背側部における胴回り部には、前記複合伸縮部から形成された胴回りギャザーが設けられている請求項3記載のパンツ型吸収性物品。
  5. 前記内層シートにおける折り返し部と前記外層シートの長手方向端部とは長手方向位置が略一致している請求項3又は4に記載のパンツ型吸収性物品。
  6. 前記ウエストギャザーは、一対の前記サイドシール部の間に亘って配されている請求項3〜5の何れかに記載のパンツ型吸収性物品。
  7. 前記外層シートの長手方向端部は、前記内層シートにおける折り返し部よりも長手方向内方に後退しており、
    前記外包材の前記ウエスト開口部近傍には、前記複合伸縮部から形成されたウエストギャザーは設けられておらず、
    前記端部近傍ギャザーは、前記外包材の前記腹側部及び前記背側部における胴回り部に設けられた胴回りギャザーである請求項1又は2に記載のパンツ型吸収性物品。
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