JP4871221B2 - 台車 - Google Patents

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本発明は、台車本体と該台車本体の裏面の4つの角部に取着されたキャスターとからなる台車に関するものである。
本出願人には、先の特許出願(特許文献1)において、キャスター取付部に形成された下方支持壁と上方支持壁とにより形成された間隙に、台車本体の枠壁の外側から、キャスターの座板を挿入し、その後、台車本体の枠壁を下端から上方に向かって切除することにより形成された受容口に、台車本体の枠壁の外側から、ロック部材を挿着することにより、台車本体に、キャスターを取り付けるように構成されている台車を提案した。
特開2006−62429号公報
上述した先の出願において開示されている台車においては、台車本体の枠壁には、ロック部材を挿入するために、下方が開放された受容口が形成されているために、台車本体の強度が大きく低下するという問題があった。
また、上述した先の出願において開示されている台車においては、上面対向壁には、所定の間隔をおいて、台車本体の枠壁側から、一対のスリットを形成することにより、弾性変形可能な片持ち状のロックアームが形成されており、ロックアームの枠壁側に位置する下面には、ロック突部が形成されている。そして、下方支持壁と上方支持壁とにより形成された間隙に、枠壁の外側から、キャスターの座板を挿入し、キャスターの座板を、ロックアームを構成するロック突部の係止面に引っ掛けることにより、キャスターの座板が、下方支持壁と上方支持壁とにより形成された間隙から引き抜かれないように構成されているが、台車本体の枠壁側に、ロックアームのロック突部が位置しているために、キャスターの座板は、少なくとも、ロックアームのロック突部の長さ(ロックアームの長手方向に沿ったロック突部の長さ)より内側に取り付けられることになる。このように、キャスターの座板、換言すれば、キャスターが、台車本体のより内側に取り付けられると、台車の安定性が欠けることになる。キャスターは、台車本体の裏面の4つの角部に、可能な限り近づけて取り付けることが、台車の安定性が向上することになる。キャスターが、台車本体の角部のより内側に取り付けられていると、台車の角部付近や台車の枠壁付近に、荷物を載置した際に、台車が傾いたり、或いは、台車の走行安定性が悪くなるという問題がある。
本願の発明の目的は、上述した従来の台車が有する課題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、台車本体の載置板の裏面には、周壁の長辺側周壁部に平行な周壁側の側部垂下リブと中央寄り側部垂下リブとが形成されているとともに、載置板の裏面に形成された奥部垂下リブと短側周壁部とを連結する天部垂下リブが形成されており、また、周壁側の側部垂下リブ、中央寄り側部垂下リブ及び短側周壁部付近には、略U字状の内枠が形成されているとともに、天部垂下リブの下端により形成される平坦な仮想平面と、略U字状内枠部材の天板との間には、キャスターの座板の一方の相対する辺部が嵌入可能な間隙が形成されており、更に、長辺側周壁部に平行な相対する天部垂下リブと略U字状の内枠の短側周壁部に平行な部分とにより囲まれた領域に位置する板材に、該板材の先端から短側周壁部付近まで延在するスリットを形成することにより、板材には、奥部垂下リブ側に自由端を有する弾性変形可能なキャスター用ロックアームが形成されているとともに、キャスター用ロックアームの自由端付近の裏面には、係止突部が形成されており、台車本体の裏面の4つの角部付近に形成されているキャスター取付部にキャスターを取り付ける際には、キャスターの座板の上面を、天部垂下リブの下端に当接させた後、キャスターを、短辺側周壁部方向に移動させて、キャスターの座板の一方の相対する辺部を、天部垂下リブの下端により形成される平坦な仮想平面と、略U字状内枠部材の天板との間に形成された間隙に挿入することにより、キャスターの座板の後端を、キャスター用ロックアームを構成する係止突部に接近して位置させ、その後、ロック部材を、中央嵌合部の先端面及び側部嵌合部の先端面が、短辺側周壁部と対向するように配置するとともに、ロック部材を、短辺側周壁部方向に移動させることにより、ロック部材に形成されたロック部材用ロックアームの嵌合突起が、キャスター用ロックアームの係止突部に穿設された嵌合孔に嵌合されるように構成したものである。
台車本体のキャスター取付部に形成されているキャスター用ロックアームの係止突部が、台車本体の中央部側に位置し、その根元部が、台車本体の周壁側に位置するように構成されているので、従来の台車に比べて、キャスターを、台車本体の角部に接近して配置することができ、従って、台車の角部付近や台車の枠壁付近に、荷物を載置した際にも、台車が傾いたりするようなことがなく、また、台車の走行安定性が向上する。
また、キャスターの座板をキャスター用ロックアームに係止させた後、ロック部材を、台車本体の裏面に配置し、その後、台車本体の周壁に移動させるように構成されているので、台車本体の外側から、ロック部材を、台車本体の周壁に形成された受容口や開口に挿入するようにした従来の台車に比べて、台車本体の周壁には、このような受容口や開口が形成されていないので、周壁の強度や剛性が低下するようなことを防止することができ、ひいては、台車の強度や剛性が向上する。
図1及び図2に示されているように、台車Dは、平面形状が、略方形状の台車本体D’と、台車本体D’の裏面の4つの角部付近に、取り外し可能に取り付けられたキャスターCとから構成されている。キャスターCは、公知のように、方形状の座板c1と車輪c2とを有している。
台車本体D’は、荷物が載置される、平面形状が略方形状の載置板1と、載置板1の周辺に沿って、載置板1の上面辺部に突設された周状凸条部1aと、載置板1の周辺から、載置板1に対して下方に略垂直に延在する周壁2とを有している。本実施においては、載置板1が略長方形に形成されているので、載置板1の相対する長辺側に位置する周壁2を、長辺側周壁部2aと称し、また、載置板1の相対する短辺側に位置する周壁2を、短辺側周壁部2bと称する。従って、周壁2は、相対する長辺側周壁部2aと相対する短辺側周壁部2bとにより構成されている。
台車本体D’の裏面の4つの角部には、キャスター取付部Eが形成されている。以下に、図3〜図5を用いて、キャスター取付部Eについて説明する。台車本体D’の裏面の4つの角部に形成されているキャスター取付部Eは、全て同一に形成されているので、以下においては、1つのキャスター取付部Eについて説明する。
載置板1の裏面1’には、周壁2の短側周壁部2bに平行に、且つ、周壁2と略同じ高さ(載置板1の裏面1’からの高さ)を有する垂下リブ3が形成されている。本実施例においては、垂下リブ3は、相対する長辺側周壁部2aの中央部を連結する架橋リブとして形成されている。以下に、この垂下リブ3を、奥部垂下リブと称する。
また、載置板1の裏面1’には、周壁2の長辺側周壁部2aに平行に、且つ、長辺側周壁部2a付近に、周壁2と略同じ高さ(載置板1の裏面1’からの高さ)を有する垂下リブ4’が形成されており、垂下リブ4’は、その一端が、短側周壁部2bに連結されており、また、垂下リブ4’の他端と奥部垂下リブ3との間には、所定の間隙が形成されている。以下、この垂下リブ4’を、周壁側の側部垂下リブと称する。更に、載置板1の裏面1’には、周壁側の側部垂下リブ4’と同様の垂下リブ4”が、周壁側の側部垂下リブ4’と平行に形成されており、この垂下リブ4”も、その一端が、短側周壁部2bに連結されており、また、垂下リブ4’の他端と奥部垂下リブ3との間には、所定に間隙が形成されている。以下、この垂下リブ4”を、中央寄り側部垂下リブと称する。周壁側の側部垂下リブ4’と中央寄り側部垂下リブ4”とは、同一形状に形成されている。
5は、相対する短側周壁部2bの中央部を連結する、載置板1の裏面1’に形成された中央架橋垂下リブである。中央寄り側部垂下リブ4”の奥部垂下リブ3側の他端と中央架橋垂下リブ5とは、短側周壁部2bに平行で、且つ、載置板1の裏面1’に形成された連結垂下リブ6により連結されている。同様に、周壁側の側部垂下リブ4’の奥部垂下リブ3側の他端と短側周壁部2bとは、短側周壁部2bに平行で、且つ、載置板1の裏面1’に形成された連結垂下リブ7により連結されている。
8は、載置板1の裏面1’に形成されている、奥部垂下リブ3と短側周壁部2bとを連結するとともに、長辺側周壁部2aに平行な複数の天部垂下リブであり、本実施例においては、2本の天部垂下リブ8が形成されている。天部垂下リブ8の下端8aは、奥部垂下リブ3付近を除いて、その大部分が、周壁2や周壁側の側部垂下リブ4’や中央寄り側部垂下リブ4”の高さより低く構成されている。従って、天部垂下リブ8の下端8aは、周壁2の下端や周壁側の側部垂下リブ4’の下端や中央寄り側部垂下リブ4”の下端より、上方に位置している。
9aは、周壁側の側部垂下リブ4’、中央寄り側部垂下リブ4”及び周壁側の側部垂下リブ4’と中央寄り側部垂下リブ4”との間に位置する短側周壁部2bに沿って、且つ、周壁側の側部垂下リブ4’、中央寄り側部垂下リブ4”及び短側周壁部2b付近に形成された略U字状の内枠であり、内枠9aは、適当数の連結短リブ9bを介して、周壁側の側部垂下リブ4’、中央寄り側部垂下リブ4”及び短側周壁部2bに、それぞれ連結されている。また、内枠9aの上端には、周壁側の側部垂下リブ4’、中央寄り側部垂下リブ4”及び短側周壁部2bに連結された天板9cが形成されており、内枠9aと連結短リブ9bと天板9cとにより、略U字状の略U字状内枠部材9が形成されている。更に、天部垂下リブ8の下端8aにより形成される平坦な仮想平面と、略U字状内枠部材9の天板9cとの間には、キャスターCの座板c1の一方の相対する辺部が嵌入可能な間隙が形成されている。
長辺側周壁部2aに平行な相対する天部垂下リブ8と略U字状の内枠9aの短側周壁部2bに平行な部分9a1とにより囲まれた領域には、その下面が、天部垂下リブ8の下端8aにより形成される平坦な仮想平面と面一な板材10が形成されている。板材10は、略U字状内枠部材9の長辺側周壁部2aに沿った長さと略同じ長さを有しているとともに、長辺側周壁部2aに平行な相対する天部垂下リブ8に沿って、板材10の先端から短側周壁部2b付近まで延在するスリットs1を形成することにより、板材10には、奥部垂下リブ3側に自由端を有する弾性変形可能なキャスター用ロックアーム11が形成されている。キャスター用ロックアーム11の自由端付近の裏面には、係止突部11aが形成されており、係止突部11aの下面には、キャスター用ロックアーム11の根元側からキャスター用ロックアーム11の自由端に向かって、上方に傾斜した傾斜面11a’が形成されているとともに、係止突部11aには、短辺側周壁部2bに平行な垂直面11a”が形成されている。また、係止突部11aには、嵌合孔11bが穿設されている。
次に、図6及び図7を用いて、ロック部材Hについて説明する。
h1は、平面形状が、略コの字状の基部ブロックであり、基部ブロックh1は、互いに平行な相対する側部角柱部h1aと、相対する側部角柱部h1aの一方の端部付近を連結するとともに、側部角柱部h1aに垂直な連結角柱部h1bとから構成されている。
基部ブロックh1の連結角柱部h1bの上面の中央部には、連結角柱部h1bの長手方向に対して垂直で、且つ、その先端部が、連結角柱部h1bの一方の端面h1b’から、所定長さ突出している中央嵌合部H1が形成されており、また、基部ブロックh1の相対する側部角柱部h1aの上面には、その先端部が、側部角柱部h1aの一方の端面h1a’から、所定長さ突出している側部嵌合部H2が形成されている。中央嵌合部H1は、側部嵌合部H2より短く形成されているとともに、中央嵌合部H1と側部嵌合部H2との間には、ガイドスリットs2が形成されている。
基部ブロックh1側に位置する中央嵌合部H1には、平面形状が方形状の透孔h2が穿設されており、透孔h2から、中央嵌合部H1の先端面h3方向に向かって、平行な一対のスリットs3を形成することにより、弾性変形可能なロック部材用ロックアームh4が形成されている。また、ロック部材用ロックアームh4の自由端部側の裏面には嵌合突起h4aが垂設されている。
次に、図8〜図12を用いて、台車本体D’の裏面の4つの角部付近に形成されているキャスター取付部EへのキャスターCの取り付けについて説明する。
先ず最初に、キャスターCの座板c1の上面を、天部垂下リブ8の下端8aに当接する。その後、キャスターCを、短辺側周壁部2b方向に移動させて、キャスターCの座板c1の一方の相対する辺部(周壁側の側部垂下リブ4’及び中央寄り側部垂下リブ4”に沿った座板c1の相対する辺部)c1aを、天部垂下リブ8の下端8aにより形成される平坦な仮想平面と、略U字状内枠部材9の天板9cとの間に形成された間隙に挿入する。このような、キャスターCの座板c1の一方の相対する側部c1aの上記間隙への挿入に前後して、図10に示されているように、キャスターCの座板c1の挿入方向前方の座板c1の先端c1bが、台車本体D’のキャスター取付部Eに形成されたキャスター用ロックアーム11の係止突部11aを構成する傾斜面11a’に当接することにより、キャスター用ロックアーム11が上方に回動することになる。
その後、キャスターCを、更に、短辺側周壁部2b方向に移動させると、キャスターCの座板c1の挿入方向の後方に位置する座板c1の後端c1bが、キャスター用ロックアーム11の係止突部11aを構成する傾斜面11a’から外れることになり、従って、キャスター用ロックアーム11が、その弾性復元力により、下方に回動して略水平状態に戻ることになり、図11に示されているように、座板c1の後端c1cが、キャスター用ロックアーム11を構成する係止突部11aの垂直面11a”に当接、或いは、垂直面11a”に接近して位置することになる。従って、この状態から、キャスターCを、奥部垂下リブ3方向に水平移動させても、キャスターCの座板c1が、キャスター用ロックアーム11を構成する係止突部11aの垂直面11a”に当接することになり、従って、キャスターCの奥部垂下リブ3方向への移動が阻止されることになる。
その後、ロック部材Hを、中央嵌合部H1の先端面及び側部嵌合部H2の先端面が、短辺側周壁部2bと対向するように配置するとともに、中央嵌合部H1と側部嵌合部H2との間に形成されたガイドスリットs2に、2本の天部垂下リブ8を、それぞれ挿入することにより、ロック部材Hの中央嵌合部H1が、一対の天部垂下リブ8間に挿入され、また、一対の側部嵌合部H2のうち、長辺側周壁部2a近傍の側部嵌合部H2が、長辺側周壁部2aと該長辺側周壁部2a側に位置する一方の天部垂下リブ8との間に挿入され、更に、もう一方の側部嵌合部H2が、もう一方の天部垂下リブ8と中央架橋垂下リブ5との間に配置されることになる。
更に、ロック部材Hを、短辺側周壁部2b方向に移動させると、ロック部材Hの中央嵌合部H1が、台車本体D’のキャスター取付部Eに形成されたキャスター用ロックアーム11の上面11’と載置板1の裏面1’との間に嵌合され、また、ロック部材Hの一対の側部嵌合部H2が、キャスターCの座板c1の上面c1’と載置板1の裏面1’との間に嵌合されることになる。
更に、ロック部材Hを、短辺側周壁部2b方向に移動させると、ロック部材Hに形成されたロック部材用ロックアームh4の嵌合突起h4aに形成されている傾斜面h4a’が、台車本体D’のキャスター取付部Eに形成されたキャスター用ロックアーム11に当接し、ロック部材用ロックアームh4が上方に回動することになる。なお、キャスター用ロックアーム11は、キャスターCの座板c1に接触しているので、下方に回動することはない。その後、更に、ロック部材Hを、短辺側周壁部2b方向に移動させると、ロック部材用ロックアームh4が、その弾性復元力により下方に回動して、最終的には、ロック部材Hの中央嵌合部H1に形成されたロック部材用ロックアームh4の嵌合突起h4aが、キャスター用ロックアーム11の係止突部11aに穿設された嵌合孔11bに嵌合されることになる。
最終的に、ロック部材Hの中央嵌合部H1に形成されたロック部材用ロックアームh4の嵌合突起h4aが、キャスター用ロックアーム11の係止突部11aに穿設された嵌合孔11bに嵌合された時点においては、上述したように、ロック部材Hの中央嵌合部H1が、台車本体D’のキャスター取付部Eに形成されたキャスター用ロックアーム11の上面11’と載置板1の裏面1’との間に嵌合されているので、キャスターCに負荷が加わっても、キャスター用ロックアーム11が、上方に弾性変形することがなく、従って、キャスターCの座板c1が、キャスター用ロックアーム11を構成する係止突部11aの垂直面11a”から外れて、キャスターCが、奥部垂下リブ3方向に移動し、台車本体D’のキャスター取付部Eから外れるようなことを防止することができる。
上述したように、キャスター用ロックアーム11は、その自由端付近の裏面に形成されている係止突部11aが、奥部垂下リブ3側(台車本体D’の中央部側)に位置し、その根元部11cが、台車本体D’を構成する周壁2の短辺側周壁部2b側(台車本体D’の周壁2側)に位置するように構成されているので、キャスターCが、台車本体D’の裏面の4つの角部に形成されたキャスター取付部Eに取り付けられた際には、キャスターCの座板c1の挿入方向前方の座板c1の先端c1bが、短辺側周壁部2bに接近して位置することになるので、キャスターCを、より外側(台車本体D’の周壁2側)に配置することができる。従って、上述した従来の台車に比べて、台車の角部付近や台車の枠壁付近に、荷物を載置した際にも、台車が傾いたりするようなことがなく、また、台車の走行安定性が向上する。
また、ロック部材Hが、台車本体D’の周壁2に形成された開口部に、外側から挿入されるように構成されている従来の台車と異なり、ロック部材Hを、台車本体D’の載置板1の裏面1’側に配置し、その後、台車本体D’の周壁2に移動させるように構成されているので、台車本体D’の周壁2には、開口部等が形成されておらず、従って、周壁2に開口部が形成されている従来の台車に比べて、周壁2の強度や剛性が低下するようなことを防止することができ、ひいては、台車Cの強度や剛性が向上する。
図1は、本発明の台車の上方からの斜視図である。 図2は、本発明の台車の下方からの斜視図である。 図3は、本発明の台車を構成する台車本体の下方からの斜視図である。 図4は、本発明の台車を構成する台車本体のキャスター取付部付近の拡大斜視図である。 図5は、一部垂直断面を含む図4と同様の拡大斜視図である。 図6は、本発明の台車を構成するロック部材の下方からの斜視図である。 図7は、図6と同様の、本発明の台車を構成するロック部材の下方からの斜視図である。 図8は、本発明の台車を構成するキャスターのキャスター取付部への取り付けを説明するためのキャスター、ロック部材及び台車本体の斜視図である。 図9は、本発明の台車を構成するキャスターのキャスター取付部への取り付けを説明するための拡大斜視図である。 図10は、図9と同様の、本発明の台車を構成するキャスターのキャスター取付部への取り付けを説明するための一部垂直断面を含む拡大斜視図である。 図11は、図10と同様の、本発明の台車を構成するキャスターのキャスター取付部への取り付けを説明するための一部垂直断面を含む拡大斜視図である。 図12は、図10と同様の、本発明の台車を構成するキャスターのキャスター取付部への取り付けを説明するための一部垂直断面を含む拡大斜視図である。
符号の説明
D・・・・・・・・・・・台車
D’・・・・・・・・・・台車本体
E・・・・・・・・・・・キャスター取付部
H・・・・・・・・・・・ロック部材
h4・・・・・・・・・・ロック部材用ロックアーム
h4a・・・・・・・・・嵌合突起
1・・・・・・・・・・・載置板
2・・・・・・・・・・・周壁
2a・・・・・・・・・・長辺側周壁部
2b・・・・・・・・・・短辺側周壁部
3・・・・・・・・・・・奥部垂下リブ
4’、4”・・・・・・・側部垂下リブ
11・・・・・・・・・・キャスター用ロックアーム
11a・・・・・・・・・係止突部

Claims (1)

  1. 台車本体と該台車本体の裏面の角部に取り付けられるキャスターとを有する台車において、台車本体の載置板の裏面には、周壁の長辺側周壁部に平行な周壁側の側部垂下リブと中央寄り側部垂下リブとが形成されているとともに、載置板の裏面に形成された奥部垂下リブと短側周壁部とを連結する天部垂下リブが形成されており、また、周壁側の側部垂下リブ、中央寄り側部垂下リブ及び短側周壁部付近には、略U字状の内枠が形成されているとともに、天部垂下リブの下端により形成される平坦な仮想平面と、略U字状内枠部材の天板との間には、キャスターの座板の一方の相対する辺部が嵌入可能な間隙が形成されており、更に、長辺側周壁部に平行な相対する天部垂下リブと略U字状の内枠の短側周壁部に平行な部分とにより囲まれた領域に位置する板材に、該板材の先端から短側周壁部付近まで延在するスリットを形成することにより、板材には、奥部垂下リブ側に自由端を有する弾性変形可能なキャスター用ロックアームが形成されているとともに、キャスター用ロックアームの自由端付近の裏面には、係止突部が形成されており、台車本体の裏面の4つの角部付近に形成されているキャスター取付部にキャスターを取り付ける際には、キャスターの座板の上面を、天部垂下リブの下端に当接させた後、キャスターを、短辺側周壁部方向に移動させて、キャスターの座板の一方の相対する辺部を、天部垂下リブの下端により形成される平坦な仮想平面と、略U字状内枠部材の天板との間に形成された間隙に挿入することにより、キャスターの座板の後端を、キャスター用ロックアームを構成する係止突部に接近して位置させ、その後、ロック部材を、中央嵌合部の先端面及び側部嵌合部の先端面が、短辺側周壁部と対向するように配置するとともに、ロック部材を、短辺側周壁部方向に移動させることにより、ロック部材に形成されたロック部材用ロックアームの嵌合突起が、キャスター用ロックアームの係止突部に穿設された嵌合孔に嵌合されるように構成されていることを特徴とする台車。
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