JP3202075U - 台車 - Google Patents

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JP3202075U
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進 正田
進 正田
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Abstract

【課題】組み立てが容易で、キャスタが外れ難い台車を提供する。【解決手段】矩形状の台車本体10と、座板51を介して台車本体10に取り付けられるキャスタ50と、上支持部21と下支持部22とを有する座板装着部20と、座板装着部20の座板挿入口の近傍から座板51の挿入方向に延設される係止片24と、台車本体10の固定具挿入口12から係止片24の上方に挿入され係止片24の変形を制限する固定具40と、固定具40の下面に形成されて固定具挿入口12の下部枠近傍に形成される係合受部13に係合する抜止凸部41と、を備え、抜止凸部41は、少なくとも側壁側が固定具40から連続して一体的に形成される。これにより、抜止凸部41の弾性変形を抑え、キャスタ50の外れを防止する固定具40を外れ難くすることができる。また、座板51及び固定具40の取り付けを容易に行うことができる。【選択図】図8

Description

本考案は、荷物運搬用の台車に関する。
従来、この種の台車として、例えば、特許文献1に開示された台車が知られている。同文献の台車は、台車本体の下面の4つの角部付近にキャスタ取付部が形成され、そのキャスタ取付部にキャスタが取り外し可能に取り付けられる。キャスタ取付部の周囲には、台車本体の下面と略平行で台車本体の中央側に開口する略U字状のU字状内枠部材が形成されている。そして、キャスタ取付部内の台車本体の下面とU字状内枠部材の上面との間に形成される間隙に、台車本体の中央側からキャスタの座板が挿入される。
また、キャスタ取付部の中央の下面には、キャスタ用ロックアームが形成される。キャスタ用ロックアームは、根元部が台車本体の周壁側で、自由端が台車本体の中央側になるように形成される。即ち、キャスタ用ロックアームは、座板の挿入方向に対向して台車本体の周壁側から中央側に向かって延設される。
また、キャスタ用ロックアームの自由端付近の下面には、係止突部が形成され、係止突部は、自由端に向かって上方に傾斜する傾斜面を有する。キャスタ取付部に座板が挿入される際には、キャスタ用ロックアームは、弾性変形して上方に回動し、座板の通過を許容する。キャスタ取付部に座板が挿入された後には、キャスタ用ロックアームが略水平状態に戻り、係止突部が座板の後端部に当接する。これにより、座板の移動が阻止される。
また、同文献の台車は、台車本体の周壁部に形成されるロック部材挿入開口に挿入されるロック部材を有する。ロック部材は、略方形状の取付基板とその取付基板から垂直に延在する3つの嵌合部とを有し、中央の嵌合部は、キャスタ用ロックアームと載置板との間に挿入される。
ロック部材の端部には、弾性変形可能な片持ち状のロック部材用ロックアームが形成される。ロック部材がロック部材挿入開口に挿入された最終位置においては、ロック部材用ロックアームに形成された垂直面がロック部材挿入開口を構成する下部枠の内面に当接する。
特開2009−1047号公報
しかしながら、上記した従来技術のように、片持ち状のロック部材用ロックアームを有する台車では、台車本体からロック部材が外れ易いという問題点があった。具体的には、ロック部材用ロックアームが片持ち状に形成されるため、弾性変形し易く、荷物運搬時の振動等によって、ロック部材用ロックアームと台車本体との係合が外れ易かった。台車本体からロック部材が外れてしまうと、キャスタ用ロックアームとキャスタの座板との係合が外れ易くなり、台車本体からキャスタが外れる恐れがある。
また、従来技術の台車では、ロック部材用ロックアームが破損し易いという問題点があった。具体的には、ロック部材用ロックアームは、曲げ応力が最も高くなる根元部近傍において弾性限界を超えて折れ曲がると、元の状態に戻らなくなる若しくは脱落する恐れがあった。ロック部材用ロックアームが破損すると、前述のように台車本体からロック部材が外れてしまう。
また、上記した従来技術では、キャスタ用ロックアームは、座板の挿入方向に対向して台車本体の周壁側から中央側に向かって延設されている。そのため、座板を取り付ける際に、座板の挿入方向の先端がキャスタ用ロックアームの自由端に当たって、座板の挿入が阻害されることがあった。
また、座板を挿入する際、キャスタ用ロックアームは、座板に押されて弾性変形して、挿入方向の奥に位置する根元部付近を基点として上方に回動する。そのため、座板の挿入に伴って、座板に対する傾斜面の傾斜角度が大きくなり、座板の先端とキャスタ用ロックアームの傾斜面との滑り抵抗が大きくなる。
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、組み立てが容易で、キャスタが外れ難い台車を提供することにある。
本考案の台車は、矩形状の台車本体と、前記台車本体の角部近傍の下面に座板を介して取り付けられるキャスタと、前記台車本体に形成されて前記座板の上面に当接する上支持部と前記座板の下面に当接する下支持部とを有して前記座板が前記台車本体の側壁に向かって水平方向に摺動して挿着される座板装着部と、前記座板装着部の座板挿入口の近傍から前記座板が挿入される方向に延設されて下面には前記座板の縁部に係合する係止凸部が形成される係止片と、前記台車本体の側壁に形成される固定具挿入口から前記係止片の上方に挿入されて前記係止片の変形を制限する固定具と、前記固定具の下面に形成されて前記固定具挿入口の下部枠近傍に形成される係合受部に係合する抜止凸部と、を備え、前記抜止凸部は、少なくとも前記側壁側が前記固定具から連続して一体的に形成されることを特徴とする。
本考案の台車によれば、矩形状の台車本体に形成されてキャスタが取り付けられる座板の上面に当接する上支持部と前記座板の下面に当接する下支持部とを有して前記座板が前記台車本体の側壁に向かって水平方向に摺動して挿着される座板装着部と、前記座板装着部の座板挿入口の近傍から前記座板が挿入される方向に延設されて下面に前記座板の縁部に係合する係止凸部が形成される係止片と、を備える。これにより、座板を座板装着部に挿入する際、座板の挿入方向の縁部と係止片の自由端とが当たって座板の挿通が阻害されることがない。また、係止片は、座板の挿入方向に対して手前側を基点として回動するよう弾性変形し、座板の挿入方向の奥側が上方に移動する。そのため、座板の挿入に伴って、係止片の係止凸部とそこに接する座板との成す角度が小さくなるため、座板装着部に座板を容易に挿入することができる。
また、本考案の台車は、前記台車本体の側壁に形成される固定具挿入口から前記係止片の上方に挿入されて係止片の変形を制限する固定具を備える。これにより、固定具によって、係止片が上方向に弾性変形することが抑制され、係止凸部と座板との係合の外れを防止することができる。
また、前記台車本体は、前記固定具挿入口の下部枠近傍に形成される係合受部を有し、前記固定具は、固定具の下面に形成されて前記係合受部に係合する抜止凸部を有する。そして、前記抜止凸部は、少なくとも台車本体の側壁側が固定具から連続して一体的に形成される。これにより、抜止凸部は、側壁側の弾性変形が制限されるため、係合受部との係合が外れ難くなる。そのため、固定具は、抜止凸部によって台車本体にしっかりと固定される。また、本考案の台車では、台車の組み立ての際に、ねじ等の締結具等を用いていない。そのため、台車を容易に組み立てることができる。
また、本考案によれば、前記係止片は、前記座板に対して挿入方向の左右に一対形成されても良い。これにより、座板を左右の2カ所で固定することができるので、座板のずれを抑制し、座板を安定させて台車本体に支持することができる。また、例えば、一方の係止片が破損した場合であっても、他方の係止片によって、座板の外れを防止することができるので、キャスタの外れに対する信頼性が向上する。
また、前記固定具は、前記固定具挿入口に嵌合する基部と、基部から突設されて各々前記係止片に当接する左右一対の腕部と、を有しても良い。これにより、前記係止片が左右一対形成される場合、一対の腕部が一対の係止片に対応して当接し、係止片の弾性変形を制限することができる。
また、前記固定具に形成される前記抜止凸部は、一対の前記腕部に対応して左右に一対形成されても良い。これにより、複数の抜止凸部が係合することによって固定具が台車本体に固定されるため、台車本体に固定具を強固に固定することができ、固定具の外れを抑制する効果を高めることができる。
また、本考案によれば、前記固定具には、固定具の下面から下方に突設されて前記座板が挿入される方向に対して斜め方向に延在する凸条部が形成されても良い。これにより、台車本体に固定具が装着された状態において、凸条部が座板の上面に当接して座板を押圧する。よって、座板の横ずれを抑制し、座板を台車本体にしっかりと固定することができる。特に、凸状部は、座板の挿入方向に対して斜め方向に延在するので、台車の移動に伴って前後左右に変化する荷重に対して効果的に座板を支持して座板の横ずれを抑制することができる。
また、固定具に凸条部が形成されることにより、固定具と台車本体との間に適度な締め代が確保される。これにより、固定具を挿入する際には、適度な挿入抵抗で挿入の容易性が維持され、固定具を容易に挿入することができる。よって、台車の組み立てを容易に行うことができる。また、固定具が所定の位置に挿入された後には、適度な締め代によって固定具をしっかりと固定することができ、固定具の外れを抑制する効果を高めることができる。
また、本考案によれば、前記抜止凸部は、その全周が前記固定具から連続して一体的に形成されても良い。これにより、抜止凸部の上下方向の弾性変形が更に制限され、抜止凸部と係合受部との係合が外れ難くなる。また、抜止凸部の強度が増すので、抜止凸部が破損してしまうことを抑制することができる。そのため、固定具の外れに対する信頼性を更に高めることができる。
本考案の実施形態に係る台車を前方斜め上から見た透視図である。 本考案の実施形態に係る台車を前方斜め下から見た透視図である。 本考案の実施形態に係る台車の台車本体のA部の拡大図である。 本考案の実施形態に係る台車の固定具の斜視図である。 本考案の実施形態に係る台車の台車本体に座板を取り付けた状態を示すA部近傍の透視図である。 本考案の実施形態に係る台車の台車本体に固定具を取り付けた状態を示すA部近傍の透視図である。 本考案の実施形態に係る台車の台車本体に座板を取り付ける際の(A)取り付け前、(B)取り付け時、(C)取り付け後、の状態を示す断面図である。 本考案の実施形態に係る台車の台車本体に固定具を取り付ける際の(A)取り付け時、(B)取り付け後、の状態を示す断面図である。
以下、本考案の実施形態に係る台車を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本考案の実施形態に係る台車1を前方斜め上から見た透視図である。図1に示すように、台車1は、上部に荷物等を載せるための台車本体10を有する。
台車本体10は、例えば、合成樹脂等から形成され、前後方向に長い略矩形状である。台車本体10の上面の4つの角部近傍には、夫々凹部18が形成される。凹部18は、台車本体10の上面から下方に向かって凹んでおり、前後方向に長い略矩形状である。
また、凹部18の底面には、凹部18の底面から上方に向かって突出する仕切19が形成される。仕切19は、凹部18の前後方向の略中央で、左右方向に延在する。即ち、凹部18は、仕切19によって前後方向に区切られ、2つの凹みを有する。
また、台車本体10の上面の左右及び後の縁部近傍には、台車本体10の上面から上方に向かって略垂直な壁部17が形成される。壁部17が形成されることにより、台車本体10の左右及び後側から荷物等が滑り落ちることを防止できる。
また、台車本体10の前側の縁部近傍には、壁部17が形成されていない。これにより、台車本体10の前側は、台車1の左右及び後側の高さよりも、低く形成される。そのため、台車1の正面側から荷物等を容易に載せることができる。なお、台車本体10には、上下方向に貫通する孔等が形成されても良い。これにより、台車本体10を軽量化することができ、持ち運びを容易にすることができる。
図2は、台車1を前方斜め下から見た透視図である。図2に示すように、台車本体10の下面には、キャスタ50が4つ取り付けられる。4つのキャスタ50は、夫々台車本体10の下面の角部近傍に、座板51を介して固定される。キャスタ50は、例えば、合成樹脂等から形成されるタイヤ等を有する。また、キャスタ50が設けられる座板51は、例えば、亜鉛メッキ鋼板やステンレス鋼板等から略矩形板状に形成される。なお、キャスタ50は、台車1の走行方向を変えられるように、回転軸の向きを変更自在に、座板51に対して回動自在に取り付けられている。
台車本体10の下面の縁部には、台車本体10の下面から下方に向かって略垂直に側壁11が形成される。台車本体の左右及び後側に設けられる側壁11は、前述の壁部17と一体的に形成される。なお、側壁11には、側壁11に対して略垂直な略板状の複数の補強リブが形成される。
また、台車本体10の下面には、台車本体10の下面から下方に向かって略板状のリブ60が複数形成される。リブ60は、台車本体10の側壁11に対して略平行若しくは略垂直に形成される。即ち、複数のリブ60は、夫々略垂直若しくは略平行に形成され、底面視において略格子状に設けられる。このように、台車本体10の下面にリブ60が略格子状に設けられることにより、台車本体10の強度を高めることができる。
図1及び図2に示すように、凹部18及びキャスタ50は、前述のように、台車本体10の角部近傍に設けられる。即ち、台車本体10の上面に形成される凹部18は、台車本体10の下面に取り付けられるキャスタ50の上方に形成される。そのため、複数の台車1を積み重ねる際、複数の台車1の向きをそろえて重ねることにより、上段の台車1のキャスタ50は、下段の台車1の凹部18に入る。そのため、凹部18によって、キャスタ50が台車1の上面を移動することが抑制され、上下段の台車1の位置決めが容易になり、台車1を容易に積み重ねることができる。
また、凹部18は、仕切19によって区切られている。そのため、キャスタ50は、区切られた凹部18の前または後のどちらか一方に入る。即ち、方向転換可能に回転自在に設けられるキャスタ50を前向き若しくは後向きにして凹部18に収めることがでる。これにより、台車1の積み重ね作業が容易になり、且つ台車1を積み重ねた際のがたつきが抑えられ、安定性を高めることができる。
図3は、台車1からキャスタ50(図2参照)を取り外した状態の台車本体10を示す図であり、図2に示すA部に対応する位置の拡大図である。なお、台車本体10の4つの角部は、略同様で、夫々前後若しくは左右に略対称に形成されるため、A部近傍、即ち台車本体10の前方左側の角部近傍について説明を行い、他の角部近傍については説明を省略する。
図3に示すように、台車本体10の角部近傍には、リブ61、リブ62、リブ63及びリブ64が形成される。リブ61は、略板状で、台車本体10の前側の側壁11から略垂直に、台車本体10の内側、即ち後方に向かって形成される。即ち、リブ61は、左右の側壁11と略平行に形成される。リブ62は、略板状で、台車本体10の前側の側壁11から略垂直に、台車本体10の内側、即ち後方に向かって形成される。即ち、リブ62は、左右の側壁11及びリブ61と略平行に形成される。また、リブ62は、リブ61よりも側壁11側に形成される。
リブ61及びリブ62の間には、リブ63及びリブ64が設けられる。リブ63は、略板状で一対形成され、夫々リブ61若しくはリブ62と略垂直に形成される。即ち、リブ63は、前側の側壁11と略平行に形成される。また、リブ63は、台車本体10に形成される凹部18(図1参照)よりも後方、即ち中央側に形成される。
リブ64は、略板状で、一部が後述する上支持部21の下端部に接続され、下方に向かって形成される。また、リブ64と台車本体10の下面との間には、後述する固定具40(図4参照)の腕部43(図4参照)が通過可能な間隙が形成される。また、リブ64は、リブ63よりも前側で、リブ61及びリブ62と略垂直、即ちリブ63と略平行に形成される。
また、台車本体10からリブ61、リブ62及びリブ64の下端部までの長さ、即ちリブ61、リブ62及びリブ64の高さは、各々略同じに形成される。即ち、リブ61、リブ62及びリブ64の下端部は、略同一仮想平面上に形成される。また、台車本体10からリブ63の下端部までの長さは、台車本体10からリブ61、リブ62及びリブ64の下端部までの長さよりも短く形成される。即ち、リブ63の下端部は、リブ61、リブ62及びリブ64の下端部よりも上方に位置する。
台車本体10には、キャスタ50の座板51(図2参照)を台車本体10に支持するための座板装着部20が設けられる。座板装着部20は、座板51の上面に当接し支持する上支持部21と、座板51の下面に当接し支持する下支持部22と、を有する。
上支持部21は、略板状で、台車本体10の下面から下方に向かって略垂直に一対形成される。上支持部21が一対形成されることにより、座板51に作用する力を分散させることができ、台車1の耐荷重性及び安定性を高めることができる。
上支持部21の上方には、前述の凹部18が形成される。即ち、上支持部21は、凹部18の下面から下方に向かって延設される。また、上支持部21は、リブ61及びリブ62の間で、台車本体10の左右の側壁11と略平行、即ちリブ61及びリブ62と略平行に形成される。
また、上支持部21は、その下端部がリブ63の下端部と上下方向の位置が略同じ位置になるように形成される。これにより、座板51を座板装着部20に挿入する際に、上支持部21及びリブ63の下端部に沿って挿入することができるため、座板装着部20に座板51を容易に挿入することができる。
座板装着部20の下支持部22は、略板状であり、左右に一対形成される。一方の下支持部22は、リブ61の下端部近傍からリブ62に向かって略垂直に形成される。また、他方の下支持部22は、リブ62の下端部近傍からリブ61に向かって略垂直に形成される。即ち、一対の下支持部22は、略水平、即ち台車本体10と略平行に形成される。なお、一対の下支持部22の下面には、略垂直な補強リブが下方に向かって形成される。
下支持部22は、リブ64側の端部がリブ64に接続されており、下支持部22のリブ63側の端部は、他のリブに接続されていない。また、下支持部22は、リブ61及びリブ62の下端部近傍に形成されるため、リブ63の下端部と略同じ高さに形成される上支持部21の下端部よりも下方に設けられる。
即ち、座板装着部20は、リブ63側が上下方向に開口(座板挿入口23)しており、また、上支持部21及び下支持部22の間には、上下方向に間隙が形成される。上支持部21及び下支持部22の間には、座板挿入口23から座板51が挿入される。これにより、座板装着部20は、座板51を支持することができる。
一対の下支持部22の間には、一対の係止片24が形成される。一対の係止片24は、座板挿入口23の近傍となるリブ63の下端部から、座板51が挿入される方向、即ちリブ64に向かって延在し、台車本体10と略平行に形成される。
リブ63の高さは、上支持部21の高さと略同じであるため、リブ63の下端部に形成される係止片24は、下面が上支持部21の下端部と略同じ高さになる。そのため、座板51を挿入した際に、座板51の上面に係止片24の下面が当接する。これにより、係止片24によって座板51を支持することができる。
一方の係止片24は、右側のリブ63に形成され、他方の係止片24は、左側のリブ63に形成される。即ち、一対の係止片24は、座板51に対して挿入方向の左右に一対形成される。これにより、座板51を左右の2カ所で支持することができるので、座板51のずれを抑制し、座板51を安定的に支持することができる。
また、座板51から上方向に加わる力を、夫々の係止片24に分散させることにより、1つの係止片24に作用する力が小さくなるので、係止片24が破損し難くなる。また、例えば、どちらか一方の係止片24が破損してしまった場合であっても、破損していない他方の係止片24によって、座板51を支持して、後述するように、座板51の外れを防止することができる。
係止片24の下面には、座板51の縁部に係合する係止凸部25が形成される。係止凸部25は、座板51の縁部に係合する当接面27と、座板51の挿入時に座板51の縁部若しくは上面に当接する傾斜部26と、を有する。
当接面27は、係止凸部25の前方で、係止片24の下面に対して略垂直に形成される。これにより、座板51を所定の位置まで挿入した後の状態で、当接面27は、座板51の座板挿入口23側の端部に当接する。そのため、当接面27によって、座板51が座板装着部20に固定されると共に、座板装着部20から座板51が抜け出ることが抑制される。
また、当接面27は、座板51の座板挿入口23側の端部に当接するために、座板挿入口23近傍に形成されることが必要である。そのため、係止片24がリブ63から延設されることにより、リブ64から係止片24が延設される場合と比べて、係止片24の座板51の挿入方向の長さを短く形成することができる。これにより、係止片24の弾性復元力を大きくして座板51を安定的に支持することができる。
また、傾斜部26は、係止凸部25の頂点、即ち係止凸部25の下端部から係止片24とリブ63との接続部に向かって上方に傾くよう形成される。換言すれば、傾斜部26は、座板51の挿入方向に対して、下方に向かって傾斜している。
また、台車本体10の前方側の側壁11には、固定具40を挿入するための固定具挿入口12が形成される。固定具挿入口12の下部枠近傍、即ち前側の側壁11とリブ64との間には、係合受部13が形成される。係合受部13は、前方の側壁11、リブ61、リブ62及びリブ64によって囲まれる略矩形状の部分を、略垂直な略板状の枠部65によって画成することにより形成される上下方向に貫通する略矩形状の孔である。なお、係合受部13は、固定具40の後述する抜止凸部41が係合可能な形状であれば良く、貫通孔に限定されず、例えば、凹み等であっても良い。
図4は、台車1の固定具40の上下を逆にした斜視図である。図4に示すように、固定具40は、例えば、合成樹脂等から形成され、基部42と、基部42から略垂直に延設される一対の腕部43と、を有する。基部42は、左右方向に延在し、一対の腕部43は、基部42の両端部近傍から後方に向かって延設される。即ち、固定具40は、平面視において略U字状に形成される。
基部42は、下面47aと、下面47aから上方(紙面下方)に向かって形成されるリブ48と、を有する。基部42の下面47aには、下方向(紙面上方)に突出する抜止凸部41aが形成される。
腕部43は、基部42側に形成される下面47bと、基部42の反対側となる腕部43の先端側に形成される下面47dと、下面47bと下面47dの間に形成される下面47cと、下面47から上方(紙面下方)に向かって形成されるリブ49と、を有する。一対の腕部43の下面47bには、基部42と同様に、下方向(紙面上方)に突出する抜止凸部41bが形成される。
抜止凸部41は、固定具40が台車本体10(図3参照)の固定具挿入口12(図3参照)に挿入されることにより、台車本体10の係合受部13(図3参照)に係合する。これにより、抜止凸部41は、固定具40を台車本体10に固定すると共に、台車本体10からの固定具40の抜けを防止することができる。
詳しくは、抜止凸部41は、当接面45と、傾斜部44と、を有する。抜止凸部41aに形成される当接面45は、固定具40の下面47aから略垂直に形成され、抜止凸部41bに形成される当接面45は、固定具40の下面47bから略垂直に形成される。また、当接面45は、前方を向いている。
また、抜止凸部41の当接面45の反対側、即ち後側には、後側が上方になるよう傾斜する傾斜部44が形成される。即ち、傾斜部44は、抜止凸部41の頂部から固定具40の挿入方向に向かって、上方に傾斜している。これにより、台車本体10の固定具挿入口12の縁部に抜止凸部41が引っ掛かり難くなり、固定具40の挿入が容易になる。
また、抜止凸部41は、下面47a及び下面47bから下方に向かって突設される。即ち、抜止凸部41は、その全周が固定具40から連続して一体的に形成される。これにより、抜止凸部41が高強度に形成され、抜止凸部41に上下方向の力が加わった場合であっても、抜止凸部41の上下方向の弾性変形が制限され、抜止凸部41と係合受部13との係合が外れ難くなる。また、抜止凸部41の強度が増すので、抜止凸部41が破損してしまうことを抑制することができる。そのため、固定具40の外れに対する信頼性を高めることができる。
なお、抜止凸部41は、少なくとも前側となる当接面45側、即ち台車本体10の前方の側壁11(図3参照)側が固定具40から連続して一体的に形成され、抜止凸部41の左右若しくは後側は、部分的に固定具40と分離されても良い。例えば、抜止凸部41は、前方の側壁11側のみが固定具40に連続する片持ち状に形成されても良い。このような構成によっても、当接面45と下面47a若しくは下面47bとの距離を略一定に保つことができ、当接面45の上下方向の弾性変形を制限でき、固定具40の抜けを防止できる。
腕部43の前後方向の略中央の下面47cには、下方(紙面上方)に向かって突出する凸条部46が形成される。凸条部46は、前後方向、即ち腕部43の延在方向に沿って略平行に延在する一対の平行直線部と、その一対の平行直線部の間に形成されて前後方向に対して斜め方向に延在する傾斜直線部と、を有する。凸条部46の傾斜直線部は、底面視において略X字状に形成される。
凸条部46が形成されることにより、固定具40と座板51(図2参照)との締め代や当接する面積を好適に設定することができる。これにより、台車本体10に固定具40が装着された状態において、凸条部46が座板51の上面に当接して座板51を押圧する。よって、座板51の横ずれを抑制し、座板51を台車本体10にしっかりと固定することができる。特に、略X字状に形成される凸状部46の傾斜直線部は、座板51の挿入方向に対して斜め方向に延在するので、台車1の移動に伴って前後左右に変化する荷重に対して効果的に座板51を支持して座板51の横ずれを抑制することができる。
また、固定具40に凸条部46が形成されることにより、固定具40と台車本体10との間に適度な締め代が確保される。これにより、固定具40を挿入する際には、適度な挿入抵抗で挿入の容易性が維持され、固定具40を容易に挿入することができる。よって、台車1の組み立てを容易に行うことができる。また、固定具40が所定の位置に挿入された後には、適度な締め代によって固定具40をしっかりと固定することができ、固定具40の外れを抑制する効果を高めることができる。
固定具40の腕部43には、基部42側から、後方の先端側に向かって、下面47b、下面47c、下面47dの順番で下面47が形成される。下面47cは、下面47bよりも上方(紙面下方)に形成され、下面47dは、下面47cよりも上方(紙面下方)に形成される。即ち、固定具40の腕部43は、基部42側から挿入側である先端側に向かってリブ49aの上下方向の長さが段階的に短くなるように形成される。これにより、固定具40の挿入側が低くなるので、固定具40を固定具挿入口12に容易に挿入することができる。
前述のとおり、固定具40は、平面視において略U字状に形成される。また、一対の腕部43の内側に形成されるリブ49bは、外側に形成されるリブ49aよりも上下方向の長さが短い。これにより、台車本体10の上面に凹部18(図1参照)を形成することができる。
図5は、台車1の台車本体10に座板51を取り付けた状態を示し、台車本体10を後斜め下から見た、図2に示すA部近傍の透視図である。なお、説明のため、図5においてはキャスタ50の図示を省略しているが、座板51には、予めキャスタ50が取り付けられている。
図5に示すように、座板51は、座板装着部20の上支持部21と下支持部22の間に挿入されると共に、前側の端部がリブ64に当接し、後側の端部が係止凸部25に当接し、台車本体10に固定される。
座板51が座板装着部20に挿入されることにより、座板51の上面は、一対の上支持部21の下端部及び一対の係止片24の下面に当接する。このように、座板51を上支持部21及び係止片24によって支持することにより、座板51から台車本体10に作用する上向きの力を、上支持部21及び係止片24に分散させることができる。これにより、台車本体10の耐荷重性及び安定性を高めることができる。
また、座板51の下面は、下支持部22の上面に当接する。これにより、座板51を上支持部21及び下支持部22で上下方向に挟むことができるので、座板51の上下方向の位置を固定することができる。また、座板51は、リブ61及びリブ62の間に取り付けられるため、左右方向の位置が固定される。
前述のとおり、座板51の前側の端部は、リブ64に当接する。また、係止片24の下面に形成される係止凸部25の当接面27が座板51の縁部、詳しくは座板装着部20の座板挿入口23側の端部に当接する。これにより、係止凸部25は、座板51が座板装着部20から抜け出ることを防止すると共に、座板51の前後方向の位置を固定することができる。
図6は、台車1の台車本体10に固定具40を取り付けた状態を示し、台車本体10を後斜め下から見た、図2に示すA部近傍の透視図である。なお、説明のため、図6においてはキャスタ50及び座板51の図示を省略しているが、キャスタ50及び座板51は、固定具40が装着される前に座板装着部20に装着される。
図6に示すように、固定具40は、台車本体10の外側から固定具挿入口12(図3参照)に挿入され、固定具40の一対の腕部43が一対の係止片24の上方に配設される。このように、腕部43が係止片24の上方、即ち台車本体10の下面と係止片24の間に挿入されることにより、係止片24に上方向の力が加わった際に、係止片24は、固定具40の下面47に当接し、上方向への弾性変形が制限される。そのため、係止片24の係止凸部25と座板51(図5参照)との係合が外れ難くなり、座板51が台車本体10から外れてしまうことを抑制できる。
また、固定具40の基部42に形成される抜止凸部41aは、台車本体10に形成される係合受部13aと係合する。即ち、抜止凸部41aの当接面45(図4参照)と、係合受部13aの前側の面と、が当接する。これにより、固定具40に抜け方向、即ち前方に向かう力が加わった場合に、抜止凸部41aが係合受部13aに引っ掛かり、台車本体10から固定具40が外れてしまうことを防止することができる。
また、固定具40の腕部43に形成される抜止凸部41bは、係合受部13bと係合する。即ち、抜止凸部41bの当接面45と、係合受部13bの前側の面と、が当接する。これによっても、台車本体10から固定具40の外れを防止することができる。前述のとおり、固定具40には、中央部に形成される抜止凸部41a及び左右に形成される一対の抜止凸部41bが設けられる。このように抜止凸部41が複数設けられることにより、固定具40の外れ防止に対する信頼性を高めることができる。
また、固定具40が所定に位置に挿入された状態において、固定具40の凸条部46は、固定具40の挿入方向に対して、係止片24とリブ64との間に配設される。凸条部46の下端部は、所定の締め代を確保し、係止片24の下面と略同じ高さに設けられる。そのため、凸条部46は、座板51の上面に当接して押圧する。これにより、座板51からの荷重を分散させて固定具40で受けることにより、耐荷重性及び安定性を向上させることができると共に、座板51の横ずれを防止することができる。
次に、図7及び図8を参照して、台車1の組み立て方法について詳細に説明する。図7(A)は、台車本体10にキャスタ50の座板51を取り付ける前の状態を示す断面図であり、図7(B)は、台車本体10に座板51を挿入する状態を示す断面図であり、図7(C)は、台車本体10に座板51を取り付けた後の状態を示す断面図である。
図7(A)に示すように、キャスタ50の座板51は、台車本体10の座板装着部20の座板挿入口23から座板装着部20に挿入される。即ち、台車本体10の中央側である後側(紙面左側)から側壁11側である前方向(紙面右方向)に座板51を摺動させることにより、座板51は、座板装着部20に挿入される。
図7(A)及び(B)に示すように、座板51を上支持部21に沿って挿入方向にスライドさせることにより、座板51の前側の端部は、傾斜部26に当接する。この状態で座板51を更にスライドさせることにより、座板51は、座板挿入口23を押し広げるようにして、即ち係止片24を上方向に弾性変形させて座板装着部20に挿入される。このように、傾斜部26が形成されることにより、座板51を容易に挿入することができる。
ここで、前述のとおり、係止片24は、自由端が前方の側壁11側を向き、リブ63から座板51の挿入方向に延設されている。そのため、座板51を座板装着部20に挿入する際、座板51の挿入方向の縁部と係止片24の自由端とが当たって座板51の挿通が阻害されることがない。
また、係止片24は、中央側、即ち座板51の挿入方向に対して手前側を基点として回動するよう弾性変形し、前方の側壁11側、即ち座板51の挿入方向の奥側が上方に移動する。そのため、座板51の挿入に伴って、係止片24の係止凸部25とそこに接する座板51との成す角度が小さくなるため、座板装着部20に座板51を容易に挿入することができる。
図7(B)に示すように、座板51を更に押し込むと、係止片24は、更に弾性変形し、傾斜部26が座板51の上面と略平行な状態になる。これにより、座板51を容易に挿入することができる。
図7(C)に示すように、座板51が座板装着部20の所定の位置まで挿入されると、座板51の上面と、傾斜部26と、が当接しなくなる。これにより、係止片24は、弾性復元力によって元の位置、即ち上支持部21の下端部と略平行な状態に戻る。このとき、座板挿入口23近傍の座板51の端部に係止凸部25の当接面27が対向する。そのため、座板51に挿入方向と反対向きの力が加わった場合、座板51の端部は、当接面27に当接する。これにより、当接面27によって、座板装着部20から座板51が抜け出ることが防止され、座板51が座板装着部20内に保持される。
図8(A)は、台車1の台車本体10に固定具40を取り付ける際の挿入時の状態を示す断面図あり、図8(B)は、台車本体10に固定具40を取り付ける際の挿入後の状態を示す断面図である。
図8(A)に示すように、固定具40は、基部42の反対側となる腕部43の先端側から、台車本体10に形成される固定具挿入口12に挿入される。
前述のとおり、固定具40は、腕部43の先端側の高さが基部42側の高さよりも低く形成される。これにより、固定具挿入口12への固定具40の挿入作業が容易になり、台車1の組み立てを容易に行うことができる。
また、固定具40を挿入する際、抜止凸部41bの傾斜部44は、固定具挿入口12の下部枠の縁部に当接する。そのため、固定具40を押し込むことにより、2つの抜止凸部41bに、上方向の力が加わり、抜止凸部41bが上方に弾性変形し、固定具挿入口12の下部枠の縁部が下方に弾性変形する。これにより、固定具40を挿入することができる。
図8(B)に示すように、固定具40が所定の位置に挿入された状態において、腕部43の先端側の下面47dは、係止片24の上面に当接する。また、基部42は、上端が台車本体10の下面に当接し、固定具挿入口12と嵌合する。
また、腕部43の前後方向の略中央に形成される凸条部46は、座板51の上面及びリブ64の上端部に当接する。前述のとおり、凸条部46によって固定具40と台車本体10との嵌合には所定の締め代が設定されているので、固定具40は台車本体10に強固に安定して固定される。
また、凸条部46は、座板51の上面に当接し、固定具40は、凸条部46によって座板51を下方向に押圧する。これにより、座板51の横ずれを防止して座板51をしっかりと固定することができる。また、各部品の成形寸法の誤差等によって台車本体10の下面から座板51まで距離が異なる場合であっても、凸条部46に設定される適度な締め代によって、固定具40をしっかりと固定することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る台車1は、ねじ等の締結具を用いずに、台車本体10にキャスタ50の座板51を強固且つ容易に取り付けることができる。そのため、台車1は、キャスタ50が外れ難く、且つ生産性に優れている。
なお、本考案は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他、本考案の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
1 台車
10 台車本体
11 側壁
12 固定具挿入口
13 係合受部
18 凹部
19 仕切
20 座板装着部
21 上支持部
22 下支持部
23 座板挿入口
24 係止片
25 係止凸部
26、44 傾斜部
27、45 当接面
40 固定具
41 抜止凸部
42 基部
43 腕部
46 凸条部
48、49、60、61、62、63、64 リブ
50 キャスタ
51 座板

Claims (4)

  1. 矩形状の台車本体と、
    前記台車本体の角部近傍の下面に座板を介して取り付けられるキャスタと、
    前記台車本体に形成されて前記座板の上面に当接する上支持部と前記座板の下面に当接する下支持部とを有して前記座板が前記台車本体の側壁に向かって水平方向に摺動して挿着される座板装着部と、
    前記座板装着部の座板挿入口の近傍から前記座板が挿入される方向に延設されて下面には前記座板の縁部に係合する係止凸部が形成される係止片と、
    前記台車本体の側壁に形成される固定具挿入口から前記係止片の上方に挿入されて前記係止片の変形を制限する固定具と、
    前記固定具の下面に形成されて前記固定具挿入口の下部枠近傍に形成される係合受部に係合する抜止凸部と、を備え、
    前記抜止凸部は、少なくとも前記側壁側が前記固定具から連続して一体的に形成されることを特徴とする台車。
  2. 前記係止片は、前記座板に対して挿入方向の左右に一対形成され、
    前記固定具は、前記固定具挿入口に嵌合する基部と、前記基部から突設されて各々前記係止片に当接する左右一対の腕部と、を有し、
    前記抜止凸部は、一対の前記腕部に対応して左右に一対形成されることを特徴とする請求項1に記載の台車。
  3. 前記固定具には、前記固定具の下面から下方に突設されて前記座板が挿入される方向に対して斜め方向に延在する凸条部が形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の台車。
  4. 前記抜止凸部は、その全周が前記固定具から連続して一体的に形成されることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の台車。
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JP2020015449A (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 中日産業株式会社 台車

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