JP5238601B2 - 台車 - Google Patents

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Description

本願発明は、種々の物品を載置し、運搬することができる台車に関するものである。
従来、キャスターの台座の一辺を、台車本体の裏側に形成された溝部に挿入するとともに、対向する台座のもう一方の辺を、弾性片により把持するようにした台車が、特許文献1に開示されている。
また、台車本体のデッキ面に孔を形成し、この孔に、ストッパーを嵌合することにより、台車の裏側に形成された支持面とストッパーの係合突起とにより、キャスターの台座の把持するようにした台車が、特許文献2に開示されている。
特開2006−213231号公報
特開平11−20706号公報
キャスターの台座を、弾性片を用いて、台車本体に取り付けるようにした従来の台車においては、キャスターに、弾性片の変形方向に大きな負荷がかかると、弾性片が変形し、キャスターが外れたり、弾性片が損傷するという問題があった。
また、キャスターに、弾性片の変形方向に大きな負荷がかからなくても、台車を、床や地面に落とした場合のように、キャスターに、衝撃が加わると、キャスターが外れるという問題があった。
更に、キャスターの台座を、ストッパーを用いて取り付けるようにした台車においては、台車本体に形成された孔とストッパーとの間に形成された隙間に、塵等が溜まり、台車の洗浄や衛生上に問題があった。
本発明の目的は、上述した従来の発明が有する課題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、台車本体と該台車本体の裏側の4つの角部に取り付けられたキャスターとからなる台車において、台車本体に形成されたキャスター台座固定支持体の上面と、キャスター取付部内連結リブの下端との間に形成された間隙に、キャスターの台座の相対する辺部の一方の辺部を挿入した後、台車本体の裏側に形成された嵌合ブロック装着空間部に、キャスター台座取付支持ブロックの嵌合ブロックを嵌合するとともに、嵌合ブロックの側壁に形成された弾性片に突設された水平状係止突条を、台車本体の裏側に形成されたキャスター取付部を構成する短辺部対向区画リブに穿設された外側係止透孔に嵌合し係止し、また、嵌合ブロックの弾性片が形成されている側壁と対向する側壁に突設された係止突起を、キャスター取付部内連結リブに穿設された内側係止透孔に嵌合し係止することにより、キャスター台座取付支持ブロックのキャスター台座支持板により、キャスターの台座の相対する辺部のもう一方の辺部を下方から支持するようにしたものである。
本発明は、上述したように、台車本体と該台車本体の裏側の4つの角部に取り付けられたキャスターとからなる台車において、前記キャスターの台座の相対する辺部の一方の辺部を、前記台車本体に形成されたキャスター台座固定支持体により支持するとともに、前記キャスターの台座の相対する辺部のもう一方の辺部を、前記台車本体の裏側に形成された嵌合ブロック装着空間部に嵌合された嵌合ブロックのキャスター台座支持板により支持するように構成したので、キャスターが、台車本体から外れるようなことを防止することができる。
また、キャスター台座取付支持ブロックの嵌合ブロックが、台車本体の裏側に形成された嵌合ブロック装着空間部に嵌合されているので、キャスター台座取付支持ブロックが移動するようなことがなく、従って、キャスターが、台車本体から外れるようなことを防止することができる。
図1は、本発明の台車の斜視図である。
図2は、同じく、本発明の台車の斜視図である。
図3は、本発明の台車を構成する台車本体の斜視図である。
図4は、本発明の台車本体に取り付けられるキャスターの斜視図である。
図5は、本発明の台車を構成する台車本体の部分拡大斜視図である。
図6は、本発明の台車を構成する台車本体の部分拡大垂直断面図である。
図7は、本発明の台車を構成するキャスター台座取付支持ブロックの斜視図である。
図8は、同じく、本発明の台車を構成するキャスター台座取付支持ブロックの斜視図である。
図9は、本発明の台車の部分拡大斜視図である。
図10は、本発明の台車の部分拡大垂直断面図である。
図11は、本発明の台車を構成する台車本体とキャスター台座取付支持ブロック等の部分拡大垂直断面図である。
図12は、本発明の台車の部分拡大垂直断面図である。
図13は、本発明の台車の部分拡大斜視図である。
図14は、本発明の別の実施例を構成する台車の部分拡大斜視図である。
図15は、本発明の別の実施例を構成する台車の部分拡大垂直断面図である。
図16は、同じく、図15と同様の本発明の別の実施例を構成する台車の部分拡大垂直断面図である。
図17は、同じく、図15と同様の本発明の別の実施例を構成する台車の部分拡大垂直断面図である。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら、本実施例に限定されるものではない。
図1及び図2に示されているように、台車Dは、平面形状が、略長方形状の台車本体D1と、台車本体D1の裏側の4つの角部に取り付けられたキャスターCとを有している。なお、d1は、台車本体D1の一方の長側壁の中央部に形成された膨出部であり、d2は、台車本体D1のもう一方の長側壁の中央部に形成された段差部である。2台の台車Dを、互いの台車本体D1の長側壁が相対するように連結する際には、一方の台車Dの台車本体D1に形成された膨出部d1を、もう一方の台車Dの台車本体D1に形成された段差部d2に嵌合するとともに、膨出部d1の先端部裏面に垂設された突出部d1aを、段差部d2の上面に形成された透孔d2aに挿入することにより、2台の台車Dを連結することができるように構成されている。このような膨出部d1や段差部d2を、適宜、省略することができる。段差部d2の上面に形成された透孔d2aは、台車Dの持ち手用孔として利用することができるとともに、また、膨出部d1にも、台車Dの持ち手用孔d3を形成することもできる。
次に、図3〜図6を用いて、台車本体D1の裏側の4つの角部に形成されたキャスター取付部A1について説明する。なお、図4に示されているキャスターCは、公知のように、台座c1と、台座c1に回転自在に取り付けられた二股状の車輪支持体c2と、車輪支持体c2に支持された車輪c3とからなる自在キャスターとして構成されているが、車輪支持体c2が、台座c1に対して回転することができないキャスターCを採用することもできる。
台車本体D1は、板状デッキ1と、板状デッキ1の周辺から下方に垂設された周壁2とを有しており、板状デッキ1の裏面には、周壁2の長辺部2aに平行なリブ3aと周壁2の短辺部2bに平行なリブ3bとが垂設されており、台車本体D1は、板状デッキ1と、板状デッキ1の周辺から下方に垂設された周壁2と、周壁2の長辺部2aに平行なリブ3aと周壁2の短辺部2bに平行なリブ3bとからなる裏面リブ構造体3とから構成されている。
台車本体D1の裏側の4つの角部に形成されたキャスター取付部A1は、周壁2の長辺部2aと、周壁2の短辺部2bと、周壁2の長辺部2aと平行で、且つ、周壁2の長辺部2aから、キャスターCの台座c1の相対する一方の辺間の距離と略同じ距離に位置するリブ3a1と、周壁2の短辺部2bと平行で、且つ、周壁2の短辺部2bから、キャスターCの台座c1の相対するもう一方の辺間の距離と略同じ距離に位置するリブ3b1とにより囲撓されている。なお、周壁2の長辺部2aと平行で、且つ、周壁2の長辺部2aから、キャスターCの台座c1の相対する一方の辺間の距離と略同じ距離に位置するリブ3a1を、単に、長辺部対向区画リブと称し、周壁2の短辺部2bと平行で、且つ、周壁2の短辺部2bから、キャスターCの台座c1の相対するもう一方の辺間の距離と略同じ距離に位置するリブ3b1を、以下、単に、短辺部対向区画リブと称する。
長辺部対向区画リブ3a1の台車本体D1の裏面からの垂設高さ(台車本体D1の裏面と長辺部対向区画リブ3a1の下端との距離)、及び、短辺部対向区画リブ3b1の裏面からの垂設高さ(台車本体D1の裏面と短辺部対向区画リブ3b1の下端との距離)は、同じ垂設高さに形成されているとともに、周壁2の台車本体D1の裏面からの垂設高さ(台車本体D1の裏面と周壁2の下端との距離)と同じか、全体として、或いは、部分的に、高く形成されている。
キャスター取付部A1には、周壁2の長辺部2aと長辺部対向区画リブ3a1とを連結する適当数のキャスター取付部内連結リブ4、及び、周壁2の短辺部2bと短辺部対向区画リブ3b1とを連結する適当数のキャスター取付部内連結リブ5が形成されている。また、キャスター取付部内連結リブ4、5の台車本体D1の裏面からの垂設高さ(台車本体D1の裏面とキャスター取付部内連結リブ4、5の下端との距離)は同じに形成されているとともに、周壁2の長辺部2a、周壁2の短辺部2b、長辺部対向区画リブ3a1及び短辺部対向区画リブ3b1より低く形成されている。
なお、6は、台車本体D1を形成する周壁2の短辺部2bの下端から垂設された垂直部である。垂直部6には、略C状のスリット6aが穿設されており、スリット6aに、このスリット6aに、牽引部材の先端部に形成された鉤部を挿入し引っ掛けることにより、作業者が、台車Dを牽引することができるように構成されている。また、牽引部材の先端部に、垂直部6が挿入可能なリングを形成し、このリングに、垂直部6を挿入し、作業者が、台車Dを牽引することもできる。なお、このような垂直部6は、適宜、省略することができる。
7は、周壁2の長辺部2aの下端部と周壁2の短辺部2bの下端部と長辺部対向区画リブ3a1の下端部とを連結するように形成された、短辺部2bに沿って形成されているとともに、板状デッキ1と平行なキャスター台座固定支持体であり、キャスター台座固定支持体7の上面と、キャスター取付部内連結リブ4、5の下端との間には、キャスターCの台座c1が挿入可能な間隙G1が形成されている。
8は、短辺部対向区画リブ3b1の略中央部で、且つ、板状デッキ1の裏面付近に穿設された外側係止透孔である。また、9は、短辺部対向区画リブ3b1に隣接した、周壁2の短辺部2bに平行なキャスター取付部内連結リブ4の両端部に穿設された内側係止透孔であり、本実施例においては、周壁2の短辺部2bと短辺部対向区画リブ3b1とを連結するキャスター取付部内連結リブ4の両端部で、且つ、板状デッキ1の裏面付近に穿設されている。
次に、図7及び図8を用いて、キャスター台座取付支持ブロックH1について説明する。
H1’は、箱型に形成された嵌合ブロックであり、嵌合ブロックH1’は、底板h1と、相対する一方の側壁h2と、相対するもう一方の側壁h3とを有している。また、相対する一方の側壁h2の1つの側壁h2の中央部に、所定の間隔をおいて、2条の縦状スリットh4を設けることにより、側壁h2には、弾性片h5が形成されており、弾性片h5の外壁面(箱型に形成された嵌合ブロックH1’の外側に位置する面)には、上述した短辺部対向区画リブ3b1に穿設された外側係止透孔8に嵌合される水平状係止突条h5aが形成されている。
H1”は、嵌合ブロックH1’の底板h1と略面一に延設された覆板状部であり、覆板状部H1”は、弾性片h5が形成されていない側壁h2及び上述した相対するもう一方の側壁h3を越えて外側に延在するキャスター台座支持板h6と、上述した相対するもう一方の側壁h3の一部を越えて外側に延在する蓋板h7とを有している。また、弾性片h5が形成されている側壁h2と対向する側壁h2の外壁面(箱型に形成された嵌合ブロックH1’の外側に位置する面)の両端部には、上述した周壁2の短辺部2bに平行なキャスター取付部内連結リブ4に穿設された内側係止透孔9に嵌合される係止突起h8が形成されている。
次に、図9〜図13を用いて、キャスター台座取付支持ブロックH1を用いた、キャスターCの台車本体D1への取り付けについて説明する。
先ず最初に、図9及び図10に示されているように、台車本体D1に形成されたキャスター台座固定支持体7の上面と、キャスター取付部内連結リブ4、5の下端との間に形成された間隙G1に、キャスターCの台座c1の相対する辺部の一方の辺部c1aを挿入する。
次いで、図11に示されているように、キャスター台座取付支持ブロックH1を、台車本体D1の裏側に形成されたキャスター取付部A1に対向するように配置し、その後、キャスター台座取付支持ブロックH1の嵌合ブロックH1’を、板状デッキ1と、外側係止透孔8が穿設された短辺部対向区画リブ3b1と、内側係止透孔9が穿設されたキャスター取付部内連結リブ4と、周壁2の短辺部2bと短辺部対向区画リブ3b1とを連結する相対するキャスター取付部内連結リブ5とにより囲撓された嵌合ブロック装着空間部A1’に嵌合する。
上述したように、キャスター台座取付支持ブロックH1の嵌合ブロックH1’を、嵌合ブロック装着空間部A1’に嵌合すると、図12に示されているように、嵌合ブロックH1’の側壁h2に形成された弾性片h5に突設された水平状係止突条h5aが、台車本体D1の裏側に形成されたキャスター取付部A1を構成する短辺部対向区画リブ3b1に穿設された外側係止透孔8に嵌合され係止されるように構成されているとともに、嵌合ブロックH1’の弾性片h5が形成されている側壁h2と対向する側壁h2に突設された係止突起h8が、キャスター取付部内連結リブ4に穿設された内側係止透孔9に嵌合され係止されるように構成されている。
上述したように、キャスター台座取付支持ブロックH1の嵌合ブロックH1’が、台車本体D1の裏側に形成された嵌合ブロック装着空間部A1’に嵌合された際には、キャスター台座取付支持ブロックH1のキャスター台座支持板h6が、キャスターCの台座c1の相対する辺部のもう一方の辺部c1bに下方から当接し、キャスターCが、台車本体D1の裏側に取り付けられるように構成されている。
また、上述したように、キャスター台座取付支持ブロックH1の嵌合ブロックH1’が、台車本体D1の裏側に形成された嵌合ブロック装着空間部A1’に嵌合された際には、キャスター台座取付支持ブロックH1に形成された蓋板h7も、台車本体D1の裏側に形成されたキャスター取付部A1内に位置するように構成されている。
上述したキャスター台座取付支持ブロックH1及び台車本体D1は、いずれも合成樹脂で一体成形されており、また、同じ樹脂で成形することが好ましい。
上述したように、台車本体D1に形成されたキャスター台座固定支持体7の上面と、キャスター取付部内連結リブ4、5の下端との間に形成された間隙G1に、キャスターCの台座c1の相対する辺部の一方の辺部c1aを挿入した後、台車本体D1の裏側に形成された嵌合ブロック装着空間部A1’に、キャスター台座取付支持ブロックH1の嵌合ブロックH1’を嵌合するとともに、嵌合ブロックH1’の側壁h2に形成された弾性片h5に突設された水平状係止突条h5aを、台車本体D1の裏側に形成されたキャスター取付部A1を構成する短辺部対向区画リブ3b1に穿設された外側係止透孔8に嵌合し係止し、また、嵌合ブロックH1’の弾性片h5が形成されている側壁h2と対向する側壁h2に突設された係止突起h8を、キャスター取付部内連結リブ4に穿設された内側係止透孔9に嵌合し係止することにより、キャスター台座取付支持ブロックH1のキャスター台座支持板h6により、キャスターCの台座c1の相対する辺部のもう一方の辺部c1bを下方から支持するようにしたので、キャスターCが、台車本体D1から外れるようなことを防止することができる。
また、キャスターCに、水平方向の負荷がかかっても、キャスター台座取付支持ブロックH1の嵌合ブロックH1’が、台車本体D1の裏側に形成された嵌合ブロック装着空間部A1’に嵌合されているので、キャスター台座取付支持ブロックH1が、水平移動するようなことがなく、従って、嵌合ブロックH1’の側壁h2に形成された弾性片h5に突設された水平状係止突条h5aが、台車本体D1の裏側に形成されたキャスター取付部A1を構成する短辺部対向区画リブ3b1に穿設された外側係止透孔8から抜け出たり、嵌合ブロックH1’の弾性片h5が形成されている側壁h2と対向する側壁h2に突設された係止突起h8が、キャスター取付部内連結リブ4に穿設された内側係止透孔9から抜け出て、キャスターCが、台車本体D1から外れるようなことを防止することができる。
更に、キャスター台座取付支持ブロックH1の嵌合ブロックH1’が、台車本体D1の裏側に形成された嵌合ブロック装着空間部A1’に嵌合されているので、嵌合ブロックH1’の側壁h2に形成された弾性片h5も、嵌合ブロック装着空間部A1’内に位置することになり、従って、弾性片h5の損傷を防止することができる。
なお更に、キャスター台座取付支持ブロックH1の嵌合ブロックH1’が嵌合される嵌合ブロック装着空間部A1’が、台車本体D1の裏側に形成されているので、台車本体D1の上面に透孔が形成されていないので、台車Hの清浄性や見栄え性(外観性)が向上する。
次に、図14〜図17を用いて、本発明の別の実施例について説明する。なお、上述した実施例と同じ構成部材については、同じ符号を使用とするとともに、詳細な説明は省略する。
本実施例においては、上述した実施例において、内側係止透孔9が穿設されているキャスター取付部内連結リブ4に、2条の縦状スリット4aを設けることにより、キャスター取付部内連結リブ4に、弾性片4bを形成するとともに、弾性片4bの下端に、キャスター台座固定支持体7方向に延在するキャスター台座支持水平板4cを形成したものである。また、縦状スリット4aが形成されたキャスター取付部内連結リブ4の長辺部2aに平行なキャスター取付部内連結リブ5側に位置するキャスター取付部内連結リブ4には、上述したキャスター取付部内連結リブ4の両端部に穿設された内側係止透孔9が残存するように構成されている。
キャスターCを、台車本体D1に取り付けるには、先ず最初に、図15に示されているように、弾性片4bを、短辺部2b、換言すれば、キャスター台座固定支持体7から離反するように弾性変形させる。次いで、同じく、図15に示されているように、キャスターCの台座c1の相対する辺部のもう一方の辺部c1bを、弾性片4bに形成されたキャスター台座支持水平板4cの上面に載置し、その後、キャスターCを上動させて、キャスターCの台座c1の相対する辺部の一方の辺部c1aを、キャスター台座固定支持体7の上面とキャスター取付部内連結リブ4、5の下端との間に形成された間隙G1に対向させ、次いで、弾性片4bを、元の垂直位置に戻すことにより、図16に示されているように、キャスターCの台座c1の相対する辺部の一方の辺部c1aを、前記間隙G1に挿入し、キャスター台座固定支持体7の上面に載置する。このようにして、キャスターCの台座c1の相対する辺部の一方の辺部c1aが、キャスター台座固定支持体7の上面に載置され、また、キャスターCの台座c1の相対する辺部のもう一方の辺部c1bが、弾性片4bに形成されたキャスター台座支持水平板4cの上面に載置されることになる。
その後、上述した実施例と同様に、キャスター台座取付支持ブロックH1の嵌合ブロックH1’を、嵌合ブロック装着空間部A1’に嵌合すると、図17に示されているように、嵌合ブロックH1’の側壁h2に形成された弾性片h5に突設された水平状係止突条h5aが、台車本体D1の裏側に形成されたキャスター取付部A1を構成する短辺部対向区画リブ3b1に穿設された外側係止透孔8に嵌合され係止されるとともに、嵌合ブロックH1’の弾性片h5が形成されている側壁h2と対向する側壁h2に突設された係止突起h8が、キャスター取付部内連結リブ4に穿設された内側係止透孔9に嵌合され係止されることになる。このようにして、キャスターCが、台車本体D1に取り付けられることになる。
上述した実施例においても、キャスター台座取付支持ブロックH1の嵌合ブロックH1’が、台車本体D1の裏側に形成された嵌合ブロック装着空間部A1’に嵌合されているので、キャスターCに、水平方向の負荷がかかっても、キャスター台座取付支持ブロックH1が、水平移動するようなことがなく、従って、嵌合ブロックH1’の側壁h2に形成された弾性片h5に突設された水平状係止突条h5aが、台車本体D1の裏側に形成されたキャスター取付部A1を構成する短辺部対向区画リブ3b1に穿設された外側係止透孔8から抜け出たり、嵌合ブロックH1’の弾性片h5が形成されている側壁h2と対向する側壁h2に突設された係止突起h8が、キャスター取付部内連結リブ4に穿設された内側係止透孔9から抜け出て、キャスターCが、台車本体D1から外れるようなことを防止することができる。
なお、上述した実施例においては、キャスター台座取付支持ブロックH1を、台車本体D1の裏側から取り付けるように構成されているが、台車本体D1を構成する周壁2の長辺部2a或いは短辺部2bに透孔を穿設し、この透孔から、キャスター台座取付支持ブロックH1を装着するように構成することもできる。
A1・・・・・・・・・・・キャスター取付部
A1’・・・・・・・・・・嵌合ブロック装着空間部
C・・・・・・・・・・・・キャスター
D・・・・・・・・・・・・台車
D1・・・・・・・・・・・台車本体
H1・・・・・・・・・・・キャスター台座取付支持ブロック
1・・・・・・・・・・・・板状デッキ
2・・・・・・・・・・・・周壁
3・・・・・・・・・・・・裏面リブ構造体
4、5・・・・・・・・・・キャスター取付部内連結リブ
7・・・・・・・・・・・・キャスター台座固定支持体

Claims (1)

  1. 台車本体と該台車本体の裏側の4つの角部に取り付けられたキャスターとからなる台車において、台車本体に形成されたキャスター台座固定支持体の上面と、キャスター取付部内連結リブの下端との間に形成された間隙に、キャスターの台座の相対する辺部の一方の辺部を挿入した後、台車本体の裏側に形成された嵌合ブロック装着空間部に、キャスター台座取付支持ブロックの嵌合ブロックを嵌合するとともに、嵌合ブロックの側壁に形成された弾性片に突設された水平状係止突条を、台車本体の裏側に形成されたキャスター取付部を構成する短辺部対向区画リブに穿設された外側係止透孔に嵌合し係止し、また、嵌合ブロックの弾性片が形成されている側壁と対向する側壁に突設された係止突起を、キャスター取付部内連結リブに穿設された内側係止透孔に嵌合し係止することにより、キャスター台座取付支持ブロックのキャスター台座支持板により、キャスターの台座の相対する辺部のもう一方の辺部を下方から支持するようにしたことを特徴とする台車。
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