JP4869573B2 - カーボンナノチューブエミッタを具備する電界放出ディスプレイ及びその製造方法 - Google Patents

カーボンナノチューブエミッタを具備する電界放出ディスプレイ及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は平板ディスプレイ及びその製造方法に係り、より詳細には、カーボンナノチューブ(CNT:Carbon Nanotube)エミッタを具備する電界放出ディスプレイ(FED:Field Emission Display)及びその製造方法に関する。
陰極線管に次いで液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、光放出ダイオード(LED:Light Emitting Diode)、プラズマディスプレイパネル(PDP:Plasma Display Panel)、FEDなどのような平板ディスプレイがディスプレイ市場の主役として登場すると予想される。その中でも高画質、高効率及び低消費電力の長所を有するFEDは次世代ディスプレイ素子として注目を浴びている。
FEDの核心技術は、電子が放出されるエミッタチップの加工技術とその安定性に基づいている。現在使われているFED(以下、従来のFED)の場合、シリコンチップやモリブデンチップをエミッタチップとして使用している。前記シリコンチップやモリブデンチップは寿命が短く、かつ安定性が低く、電子放出効率が良くない。
また、従来のFEDはフォーカスゲート電極とゲート電極間に形成されたシリコン酸化膜(SiO)の段差部分でステップカバレッジがよくない。これによって、前記段差部分に絶縁破壊を起こす電気的欠陥、例えば図1に示されたようなクラック10が形成されうる。このような欠陥により前記2枚の電極間に相当な漏れ電流が発生しながら前記段差部分でジュール熱が発生する。
図1で、参照番号4、6及び8はそれぞれゲート電極、シリコン酸化膜及びフォーカスゲート電極を表す。
シリコン酸化膜(SiO)と関連した前記問題点は、シリコン酸化膜を厚く形成してある程度解消できるが、前記シリコン酸化膜を2μm以上の厚さに形成する場合、剥離現象が現れて所望の厚さを得難い。
一方、このような問題を回避するために、多様な構造を有する従来のFEDが紹介されているが、埋込型フォーカシング構造を有するFEDと金属メッシュ構造を有するFEDとが代表的である。
前者のFEDの場合、フォーカスゲート電極と電子抽出用ゲート電極間にクラックが発生する恐れは非常に低いと見られるが、前記フォーカスゲート電極がポリイミド上に形成されるために、前記ポリイミドから揮発されるガスを排出するためのガス排出工程が必要である。
後者のFEDの場合、チップの回りに金属メッシュを具備することによって、電子ビームのフォーカシングを改善させうる。しかし、前記金属メッシュの加工及び接合が難しく、特に、前記金属メッシュの整列が誤ったことによって電子ビームがシフトされる問題がある。
本発明が解決しようする技術的課題は、前述の従来技術の問題点を改善するためのものであって、電子ビームのフォーカシングが優秀であり、フォーカスゲート電極とゲート電極間の漏れ電流を最小化できるCNT FEDを提供するところにある。
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、製造工程が単純化でき、コストを低めうる前記CNT FEDの製造方法を提供するところにある。
前記技術的課題を達成するために、本発明はガラス基板と、前記ガラス基板上に形成された透明電極と、前記透明電極上に形成されたCNTエミッタと、前記CNTエミッタの周りに形成されて前記CNTエミッタから電子ビームを抽出し、抽出された電子ビームを与えられた位置にフォーカシングするゲート積層物と、前記ゲート積層物の上側に形成されており、情報が表示される前面パネル及び前記前面パネルの後面に塗布された蛍光膜を含むCNT
FEDにおいて、前記ゲート積層物は前記エミッタ電極を覆うマスク層と、前記マスク層上に順次に形成されたゲート絶縁膜、ゲート電極、第1シリコン酸化膜(SiO、X<2)及びフォーカスゲート電極を含むことを特徴とするCNT FEDを提供する。
前記ゲート絶縁膜はシリコン酸化膜(SiO)または第2シリコン酸化膜(SiO、X<2)でありうる。そして、前記第1シリコン酸化膜は2μm以上でありうるが、望ましくは、3μm〜15μmであり、より望ましくは、6μm〜15μmである。また、前記第2シリコン酸化膜は1μm〜5μmである。
1枚の前記フォーカスゲート電極の内側に複数の前記CNTエミッタが具備されうる。
前記他の技術的課題を達成するために、本発明は前記の特徴を有するCNT FED製造方法において、前記ガラス基板及び前記透明電極上に前記透明電極の一部が露出される貫通ホールが形成されたマスク層を形成する第1段階と、前記マスク層上に前記貫通ホールを充填するゲート絶縁膜を形成する第2段階と、前記貫通ホールの周りの前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する第3段階と、前記ゲート電極及び前記ゲート絶縁膜上に第1シリコン酸化膜(SiO、X<2)を形成する第4段階と、前記貫通ホール周りの前記第1シリコン酸化膜上にフォーカスゲート電極を形成する第5段階と、前記ゲート電極内側の前記第1シリコン酸化膜及び前記ゲート絶縁膜を除去する第6段階を経て前記ゲート積層物を形成することを特徴とするCNT FED製造方法を提供する。
前記ゲート絶縁膜はシリコン酸化膜(SiO)及び第2シリコン酸化膜(SiO、X<2)のうち1つで形成でき、前記第1シリコン酸化膜は2μm以上、望ましくは、3μm〜15μm、さらに望ましくは、6μm〜15μmで形成できる。
また、前記第1シリコン酸化膜を形成する過程でシランのフローレートを50sccm〜700sccmに維持でき、一酸化二窒素のフローレートを700sccm〜4,500sccmに維持できる。そして、工程圧力は600mTorr〜1,200mTorrに維持でき、前記ガラス基板の温度は250℃〜450℃に維持できる。また、RFパワーは100W〜300Wに維持できる。
このような工程条件は前記第2シリコン酸化膜を形成する過程に適用されうる。
また、前記第1シリコン酸化膜を除去する段階は前記フォーカスゲート電極及びその内側の前記第1シリコン酸化膜上に感光膜を塗布する段階と、前記貫通ホールの上側に形成された前記感光膜を露光する段階と、前記感光膜の露光された部分を除去する段階と、前記露光された部分が除去された前記感光膜をエッチングマスクとして使用して前記第1シリコン酸化膜をウェットエッチングする段階と、前記感光膜を除去する段階と、を含みうる。この場合、前記前段階を繰り返しうる。
前記感光膜を露光する段階で前記感光膜は前記ガラス基板の下で紫外線を照射して露光できる。
前記感光膜を露光する段階は、前記貫通ホールに対応する領域に透光窓が形成されたマスクを前記感光膜の上側に整列させる段階と、前記マスクの上側で前記マスクに向って光を照射する段階と、を含みうる。
前記の第1シリコン酸化膜除去と関連したあらゆる段階は前記ゲート絶縁膜を除去する段階にそのまま適用可能である。この時も全体段階を繰り返しうる。
前記フォーカスゲート電極を形成する過程で前記フォーカスゲート電極の内側に複数の前記貫通ホールが形成できる。
このような本発明を利用すれば、フォーカスゲート電極とゲート電極間に良好なステップカバレッジが確保できる。ストレスを最小化するのに十分な厚さを有するフォーカスゲート絶縁膜を具備する。これによって前記フォーカスゲート絶縁膜にクラックのような欠陥が形成されない。それによって、フォーカスゲート電極とゲート電極間に漏れ電流が最小化できる。また、前記フォーカスゲート絶縁膜が十分に厚いために、前記2枚の電極が十分に離隔され、したがって、前記フォーカスゲート絶縁膜の表面に存在する不純物に起因した前記2枚の電極間の絶縁が破壊されることが防止できる。これと共にマスクの代わりに、自己整列を利用して感光膜をパターニングするために、製造工程を単純化でき、製造コストを低めうる。
本発明によるCNT FEDはフォーカスゲート電極とゲート電極間に少なくとも2μmの厚さを有するフォーカスゲート絶縁膜を具備する。この程度の厚さのフォーカスゲート絶縁膜は段差部分でステップカバレッジが優れており、漏れ電流を増加させる欠陥、例えばクラックなどが形成されない。なお、フォーカスゲート絶縁膜が厚いために、自然とゲート積層物に形成されたホールの内面に沿って測定されるフォーカスゲート電極とゲート電極間の距離も長くなる。これによって、製造工程でフォーカスゲート絶縁膜の側面に付着される不純物によるフォーカスゲート電極とゲート電極間の漏れ電流が少なくなる。結局、フォーカスゲート電極とゲート電極間の全体漏れ電流は従来よりはるかに少なくなる。
一方、製造工程面で、透明電極とゲート絶縁膜間にCNTエミッタが形成される透明電極領域を限定するマスク層を形成した後、前記透明電極の下側で紫外線を照射してCNTエミッタが形成される領域上に塗布された感光膜をパターニングする。前記マスク層により前記感光膜の露光される領域は既に定められているので、前記感光膜の前記露光される領域を限定するための別途のマスクは不要である。すなわち、前記感光膜の前記露光される領域は前記マスク層により自己整列的に定められる。それにより、製造工程を単純化でき、かつ製造コストを低められる。
以下、本発明の実施例によるCNT FED及びその製造方法を図面を参照して詳細に説明する。この過程で図面に示された層や領域の厚さは明細書の明確性のために誇張されるように示されたものである。
まず、CNT FEDについて説明する。
図2を参照すれば、ガラス基板30上に透明電極32が形成されている。透明電極32は、ITO(Indium Tin Oxide)電極であることが望ましい。透明電極32はエミッタ電極として使われる。ガラス基板30上に透明電極32の一部を覆うゲート積層物S1が形成されている。ゲート積層物S1間に透明電極32が露出されるコンタクトホール44が形成されている。コンタクトホール44を通じて露出された透明電極32上にCNTエミッタ46が形成されている。CNTエミッタ46から電子が放出される。CNTエミッタ46はゲート積層物S1と非接触状態で形成されている。ゲート積層物S1は透明電極32の一部を覆い、製造工程でバック露光用マスクとして使われた第1マスク層34を具備する。第1マスク層34はCNTエミッタ46と離隔されている。第1マスク層34上にゲート絶縁膜36、ゲート電極38、フォーカスゲート絶縁膜40及びフォーカスゲート電極42が順次に積層されている。前記積層物36、38、40、42は前記のように順次に形成されているが、上に行くほど狭くなっている。したがって、ゲート積層物S1の側面は階段型斜面になる。
一方、後述するが、図2に示されたCNT FEDの製造工程でゲート積層物S1を構成する多くの要素が紫外線(UV)を利用したバック露光方式でパターニングされる。したがって、第1マスク層34は一般可視光線に透明であるが、前記UVに不透明な光学的特性を有する物質層が望ましい。例えば、第1マスク層34は非晶質シリコン層になりうる。ゲート絶縁膜36は第1シリコン酸化膜が望ましい。ゲート電極38は第1クロム電極である。この時、ゲート電極38の厚さは0.25μm程度である。ゲート電極38は導電性を有する他の電極でもよく、この時の厚さは0.25μmと異なりうる。ゲート電極38とフォーカスゲート電極42とを絶縁させるフォーカスゲート絶縁膜40は少なくとも2μmより厚い、望ましくは3μm〜15μmの厚さを有する第2シリコン酸化膜であることが望ましい。この時、前記第2シリコン酸化膜の分子式で“X”は2より小さいことが望ましい(X<2)。また、フォーカスゲート絶縁膜40は前記第2シリコン酸化膜と同等な、あるいは類似した物理的性質を有する絶縁膜でありうる。CNTエミッタ46を中心として対称的に形成されたフォーカスゲート電極42は所定の厚さを有する第2クロム電極である。フォーカスゲート電極42は導電性を有する他の電極でもあり得、その時の厚さは前記第2クロム電極の厚さと異なりうる。
ゲート電極38はCNTエミッタ46から電子ビームを抽出するのに使われる。これによってゲート電極38に所定の交流ゲート電圧Vg、例えば+80Vの交流ゲート電圧が印加されうる。
また、フォーカスゲート電極42はCNTエミッタ46から放出される電子ビームがCNTエミッタ46上方の蛍光膜48の与えられた位置に到達されうるように前記電子ビームを集める役割をする。このために、フォーカスゲート電極42に電子ビームのと同じ極性を有し、絶対値がゲート電圧Vgより低いフォーカスゲート電圧Vfgが印加される。例えば、フォーカスゲート電極42に−10V程度のフォーカスゲート電圧Vfgが印加されうる。
次いで、図2を参照すれば、ゲート積層物S1のフォーカスゲート電極42から上方に前面パネル50が具備されている。前面パネル50はフォーカスゲート電極42から与えられた距離Dほど離隔されている。前面パネル50に多様な形態の情報が表示される。ゲート積層物S1と対向する前面パネル50の後面に蛍光膜48が付着されている。蛍光膜48に前記電子ビームに励起されて赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の光52を発する蛍光体が均一に分布されている。蛍光膜48に直流電圧Vaが印加されている。
一方、図2で前面パネル50と選択されたゲート積層物S1間にセル分離のためのスペーサと共にブラックマトリックスなどが図示されねばならないが、便宜上省略した。
次には、前述の本発明の実施例によるCNT FEDの製造方法について説明する。その中でもゲート積層物S1の形成過程に対して説明する。
その前に、ゲート積層物S1に含まれたゲート絶縁膜36及び/またはフォーカスゲート絶縁膜40の積層及びエッチング工程に適用されうる物質膜の積層及びエッチング工程について図3ないし図11を参照して詳細に説明する。
まず、図3を参照すれば、基板80上に第1電極82を形成する。基板80は図2に示したCNT FED(以下、本発明のFED)のガラス基板30に対応されうる。そして、第1電極82はITO電極であって、前記本発明のFEDの透明電極32に対応されうる。第1電極82上に第2マスク層84を形成する。次いで、前記第2マスク層84に第1電極82が露出される貫通ホール86を形成する。第2マスク層84は可視光線に対しては透明であるが、UVに対しては不透明な物質層、例えば非晶質シリコン層で形成しうる。したがって、第2マスク層84は前記本発明のFEDの第1マスク層34に対応されうる。
図4を参照すれば、第2マスク層84上に貫通ホール86を充填する絶縁膜88を所定の厚さtに形成する。絶縁膜88は通常のシリコン酸化膜(SiO)よりシリコン含有量が多いシリコン酸化膜(SiO)(X<2)で形成することが望ましい。この時、絶縁膜88は2μm以上、望ましくは3μm〜15μmに形成するが、さらに望ましくは、6μm〜15μmに形成できる。絶縁膜88はシリコン酸化膜(SiO)と同等な、あるいは類似した物質膜で形成できる。この時、絶縁膜88はシリコン酸化膜(SiO)の厚さと異なる厚さに形成できる。絶縁膜88はRFを利用したプラズマ気相化学蒸着(PECVD:Plasma Enhanced Chemical Vapor Deposition)方法で形成できる。しかし、厚さによってその形成方法が異なりうる。例えば、前記の厚さ範囲で絶縁膜88を相対的に薄く形成する場合、絶縁膜88はスパッタリング方法で形成できる。そして、絶縁膜88を前記厚さ範囲で相対的に厚く形成する場合、絶縁膜88は電気メッキ法、または熱蒸発法で形成できる。
前記PECVD方法を利用して絶縁膜88をシリコン酸化膜(SiO)で形成する場合についての具体的な工程条件は、次の通りである。
すなわち、シリコン酸化膜(SiO)を形成する間、基板80は250℃〜450℃、望ましくは340℃程度に維持し、RFパワーは100W〜300W、望ましくは160W程度に維持する。そして、チャンバー内の圧力は600mTorr〜1,200mTorr、望ましくは900mTorr程度に維持する。また、ソースガスのうちシラン(SiH)のフローレートは蒸着率が、例えば400nm/min以上に維持することが望ましい。例えば、前記シランのフローレートは通常のシリコン酸化膜(SiO)を形成する時のフローレート(15sccm程度)よりはるかに高い50sccm〜700sccm、望ましくは300sccm程度に維持する。また、前記ソースガスのうち一酸化二窒素のフローレートは700sccm〜4,500sccm、望ましくは、1,000sccm〜3,000sccm程度を維持する。
前記シランのフローレートはPECVD方法を利用して前記シリコン酸化膜(SiO)をエッチングする工程にそのまま適用できる。この場合、図31の第3グラフ68で見られるように、前述の範囲のシランフローレートでシリコン酸化膜(SiO)のエッチング率は従来の場合C1よりはるかに上昇する。エッチング工程でのシランフローレートは前記シリコン酸化膜(SiO)のエッチング率が100nm/min以上に維持することが望ましい。
前述の工程条件下でシリコン酸化膜(SiO)を形成する場合、シリコン酸化膜(SiO)は前記の厚さ範囲に属する厚さに形成される。それにより、従来より良好なステップカバレッジが得られる。そして、図28の第1グラフ64を通じて見られるように、蒸着率(Å/min)が従来の場合Cよりはるかに上昇することが分かる。
また、図29の第2グラフ66を通じて見られるように、前記範囲で一酸化二窒素のフローレートを調節する場合、シリコン酸化膜(SiO)のストレスは100MPaより低くなることが分かる。
また、図30を通じて見られるように、一酸化二窒素のフローレートを一定にし、基板80の温度を前記範囲で変化させた時にも、前記シリコン酸化膜(SiO)のストレスは100MPaより小さいことが分かる。
シリコン酸化膜(SiO)のストレスがこのように低いことはシリコン酸化膜(SiO)の密度が通常のシリコン酸化膜の密度より低いことを意味する。すなわち、シリコン酸化膜(SiO)は多孔性物質に近いことを意味する。
図30でストレス値が正(+)である場合は圧縮によるストレスを表し、負(−)である場合は張力によるストレスを表す。そして、参照図形“▲”、“●”、“■”及び“▼”はそれぞれ一酸化二窒素のフローレートが2,700sccm、2,200sccm、1,800sccm及び1,500sccmの場合を表す。
前述の工程条件下で形成されたシリコン酸化膜(SiO)の場合、シリコンが通常のシリコン酸化膜(SiO)より豊富であり、ストレスが前記通常のシリコン酸化膜よりはるかに低い。したがって、前記シリコン酸化膜(SiO)で形成された絶縁膜88の所定部分、特に段差部分にクラックのような欠陥が発生する可能性は前記従来のシリコン酸化膜に比べてきわめて低い。したがって、前記の工程で絶縁膜88を形成する場合、後続工程で絶縁膜88の上に形成される電極と第1電極82間に漏れ電流が発生する可能性もきわめて低くなる。
一方、第2マスク層84と絶縁膜88間に第2マスク層84を覆う他の絶縁膜(本発明のFEDのゲート絶縁膜に対応)と異なる電極(本発明のFEDのゲート電極に対応)を順次に形成できる。この場合、絶縁膜88を前記の工程条件で形成する場合、前記のように絶縁膜88の特性により、後続工程で絶縁膜88上に形成される電極と前記異なる電極間の漏れ電流は最小化される。
図5を参照すれば、絶縁膜88上に第2電極90を形成する。第2電極90はクロム電極で形成できるが、異なる電極で形成することもある。第2電極90は本発明のFEDのゲート積層物S1に含まれたフォーカスゲート電極42に対応されうる。絶縁膜88上に第2電極90を覆う第1感光膜92を形成する。第1感光膜92はポジティブフォトレジスト膜で形成することが望ましい。第1感光膜92を形成した後、基板80の下側で基板80に向かってUV94を照射する、いわゆるバック露光を実施する。第2マスク層84のUV遮断特性により、前記バック露光で第2マスク層84の貫通ホール86を除外した他の領域はUV94に露光されない。貫通ホール86を通じて入射されたUV94は絶縁膜88も通過して第1感光膜92の貫通ホール86に対応する領域92a(以下、露光された領域)を露光させる。以後、現像工程を実施する。前記現像工程で第1感光膜92の露光された領域92aが露光される。以後、所定のベーク工程を実施する。
図6は、前記現像工程及びベーク工程を順次に経た結果物を示す。露光された領域92aが除去された部分を通じて絶縁膜88が露出されるのが見られる。
次いで、図7を参照すれば、絶縁膜88の一部を露出させる第1感光膜92をエッチングマスクとして使用して絶縁膜88に対する1次エッチングを実施する。前記1次エッチングは所定のエッチャントを使用するウェットエッチングであって、所定時間進行する。前記1次エッチングにより、絶縁膜88の露出された部分に所定深さに第1溝G1が形成される。第1溝G1が形成されながら絶縁膜88の第1溝G1が形成された部分の厚さt1は前記1次エッチングに影響されない部分の厚さtより薄くなる。第1溝G1はウェットエッチングの等方性特性により第1感光膜92の下側に拡張される。これによって、第1感光膜92の下側に第1アンダーカット93が形成される。
図8を参照すれば、第1感光膜92を除去した後、第1溝G1が形成された絶縁膜88上に第2電極90を覆う第2感光膜96を形成する。第2感光膜96は第1感光膜92と同じポジティブフォトレジスト膜で形成する。第2感光膜96を形成した後、2次バック露光を実施する。前記2次バック露光で第2感光膜96のコンタクトホール86に対応する領域96aが露光される。以後、現像工程を実施して前記露光された領域96aが除去し、その結果物をベークする。
図9は、第2感光膜96に対する前記ベーク後の結果物を示す。第2感光膜96の前記露光された領域96aが除去された部分を通じて第1溝G1の一部が露出される。この状態で第2感光膜96をエッチングマスクとして使用して第1溝G1が形成された絶縁膜88を2次エッチングする。前記2次エッチングは所定のエッチャントを使用してウェットエッチングで進行される。前記2次エッチングは図10に示したように第1電極82が露出されるまで実施する。前記2次エッチングで絶縁膜88に第1電極82の所定領域が露出される貫通ホール98が形成される。貫通ホール98はウェットエッチングの特性上、第2感光膜96の下部に拡張される。この結果、第2感光膜96の下側に第2アンダーカット100が形成される。前記2次エッチング後、第2感光膜96をアッシングし、ストリップして除去する。次いで、所定の洗浄及び乾燥工程を実施する。
図11は、前記洗浄及び乾燥工程後の結果物を示す。図11を参照すれば、絶縁膜88に第1電極82が露出される貫通ホール98がスムーズに形成されたことが見られる。
図12は、前記1次エッチング直後の結果物に対するSEM(走査電子顕微鏡)写真であり、第1感光膜92と第2電極90及び絶縁膜88が見られる。そして、絶縁膜88に第1感光膜92の下側に拡張された第1溝G1が見られる。
図13は、図12で第1感光膜92を除去した結果物のSEM写真である。絶縁膜88上部の掘られたようなものが第1感光膜92が形成された痕である。
一方、前述の絶縁膜88に対して前記ウェットエッチングを2回以上実施できる。例えば、絶縁膜88に形成された貫通ホール98は4回にわたったウェットエッチングで形成できる。この時、各ウェットエッチング工程は前記1次エッチング工程の繰返しである。
図14は、前記4回にわたったウェットエッチング中に、2次ウェットエッチングを実施した直後の結果物に対するSEM写真を示す。図14で参照番号102は第2感光膜96と絶縁膜88との境界を示す。
図15は、図14で第2感光膜96を除去して、所定の洗浄及び乾燥工程を経た結果物に対するSEM写真を示す。
図15を参照すれば、第1溝G1の範囲内に第2溝G2が形成されたのが見られる。第1溝G1上部のやや凹んだ部分は第2感光膜96が形成された痕である。
図16は、前記4回にわたったウェットエッチング中に、4次ウェットエッチングを実施した後の結果に対するSEM写真を示す。
図16を参照すれば、絶縁膜88に垂直に真っ直ぐなコンタクトホールが形成されたのが見られる。すなわち、前記コンタクトホールを全体的に見る時、その垂直プロファイルは良好であることが分かる。参照符号tは絶縁膜88の厚さを示す。
一方、前記の絶縁膜88に対するエッチング過程で、前記のバック露光の代わりに、感光膜の上側で光を照射する前方露光方法が利用できる。
図17は、これに対する一例を示す。
具体的に、図17を参照すれば、第1感光膜92と与えられた間隔に離隔された上側に、コンタクトホール86に対応する位置にのみ透光窓TAを有し、残りの領域は何れも遮光領域であるマスクMを位置させる。次いで、マスクMの上側でマスクMに向かって光103を照射する。マスクMに照射された光103の一部は透光窓TAを通じて第1感光膜92に照射される。これによって第1感光膜92の所定領域92aが露光される。以後、マスクMを除去する。第1感光膜92の現像、洗浄及びベークなどの工程と第1感光膜92をマスクとして使用したウェットエッチングは前述のようである。前述の前方露光は前記4次にわたった絶縁膜88パターニング工程の露光工程にそのまま適用できる。
次には、図2に示したCNT FED製造方法について説明する。
まず、図18を参照すれば、ガラス基板30に透明電極32を形成する。透明電極32はITO電極で形成することが望ましいが、同等な他の電極で形成できる。ガラス基板30上に透明電極32を覆うバック露光用の第1マスク層34を形成する。第1マスク層34は可視光線を透過させ、UVは遮断させる物質層、例えば非晶質シリコン層で形成することが望ましい。第1マスク層34に透明電極32の一部が露出される第1貫通ホールh1を形成する。第1貫通ホールh1を通じて露出される透明電極32上にCNTエミッタが形成される。
図19を参照すれば、第1マスク層34上に第1貫通ホールh1を充填するゲート絶縁膜36を形成する。ゲート絶縁膜36はシリコン酸化膜(SiO)で形成するが、1μm〜5μm程度の厚さに形成する。ゲート絶縁膜36は通常のシリコン酸化膜(SiO)の代りにシリコン含有量の多いシリコン酸化膜(SiO)(X<2)で形成する場合もある。この場合に、ゲート絶縁膜36は図3ないし図11に示した絶縁膜88の形成方法で形成できる。この時、露光工程は前記のバック露光を利用することが望ましいが、図17に示したように前方露光が利用できる。
図20を参照すれば、ゲート絶縁膜36上にゲート電極38を形成する。ゲート電極38は第1クロム電極で形成する。この時、ゲート電極38は0.25μm程度の厚さに形成する。ゲート電極38をパターニングしてゲート電極38に第2貫通ホールh2を形成する。第2貫通ホールh2を通じて少なくともゲート絶縁膜36の第1貫通ホールh1を充填する部分が露出される。第1貫通ホールh1の直径は第2貫通ホールh2の直径より狭い。
図21を参照すれば、ゲート電極38上に第2貫通ホールh2を充填するフォーカスゲート絶縁膜40を形成する。フォーカスゲート絶縁膜40は図3ないし図11に示した絶縁膜88の形成方法で形成できる。この時、露光工程は前記のバック露光を利用することが望ましいが、図17に示したような前方露光が利用できる。
一方、厚さによるフォーカスゲート絶縁膜40の漏れ電流特性を示す図32の第4グラフ70を参照すれば、フォーカスゲート絶縁膜40の厚さが6μmに近接しながら漏れ電流が急激に低くなることが見られ、厚さが6μmを超えてから前記漏れ電流はゼロと区分し難いほどゼロに近接することが見られる。
これによって、フォーカスゲート絶縁膜40を少なくとも2μmの厚さに形成できるが、望ましくは、3μm〜15μm、最も望ましくは、6μm〜15μmの厚さに形成できる。
再び、図21を参照すれば、フォーカスゲート絶縁膜40上にフォーカスゲート電極42を形成する。フォーカスゲート電極42は第2クロム電極で形成する。次いで、図22に示したようにフォーカスゲート電極42に第3貫通ホールh3を形成する。第3貫通ホールh3を通じて第2貫通ホールh2とその周りのゲート電極38の一部を覆うフォーカスゲート絶縁膜40が露出される。第3貫通ホールh3の直径は第2貫通ホールh2の直径より広い。
一方、デザインレイアウトによって、フォーカスゲート電極42とゲート電極38とを多様な形態に形成できる。
例えば、フォーカスゲート電極42に形成された第3貫通ホールh3の内側に複数の第2貫通ホールh2が形成できる。または、1個の第3貫通ホールh3の内側に1個の第2貫通ホールh2が形成できる。
図23を参照すれば、フォーカスゲート電極42上に第3貫通ホールh3を充填する第3感光膜P1を塗布する。次いで、バック露光工程を実施する。すなわち、ガラス基板30の下面にUV56を照射する。UV56は透明電極32と第1貫通ホールh1とゲート絶縁膜36、フォーカスゲート絶縁膜40を経て第3感光膜P1に入射される。第1貫通ホールh1を除外した残りの部分に入射されたUV56は第1マスク層34により遮断される。したがって、第3感光膜P1のうち第1貫通ホールh1の上方に位置した部分のみUV56に露光される。第3感光膜P1の露光された部分は現像工程を通じて露光される。前記露光された部分が除去された所を通じてフォーカスゲート絶縁膜40の一部が露出される。第3感光膜P1をエッチングマスクとして使用してフォーカスゲート絶縁膜40の露出された部分をウェットエッチングする。前記ウェットエッチングはゲート絶縁膜36が露出されるまで実施するが、図6ないし図11に示したエッチング過程によって実施することが望ましい。この時、前記ウェットエッチングは2回、あるいはそれ以上の回数に分けて順次に実施できる。
図24は、第3感光膜P1と定義されたフォーカスゲート絶縁膜40の露出された領域を前記ウェットエッチングで除去した後の姿を示す。
図24を参照すれば、フォーカスゲート絶縁膜40の前記露出された領域が除去された痕に溝58が形成されたことが見られる。ホール58を形成した後、第3感光膜P1を除去する。
図25及び図26は、第4感光膜P2を形成した後、溝58を通じて露出されるゲート絶縁膜36の一部を除去する過程を示す。この過程は図23及び図24に示したフォーカスゲート絶縁膜40の露出された部分を除去する過程と同一である。
図26を参照すれば、ゲート絶縁膜36の前記露出された部分が除去されながら第2マスク層34、ゲート絶縁膜36、ゲート電極38、フォーカスゲート絶縁膜40及びフォーカスゲート電極42よりなったゲート積層物に少なくとも透明電極32が露出されるホール60が形成される。ホール60は図2に示したコンタクトホール44に対応する。以後、ゲート絶縁膜36の露出された部分のウェットエッチングに使われた第4感光膜P2を除去する。
第4感光膜P2を除去した後、図27に示したように、ホール60を通じて露出された透明電極32上にCNTエミッタ46を形成する。CNTエミッタ46はスクリーンプリンティング法を利用して形成する。この時、CNTエミッタ46は透明電極32の露出された部分の中心領域に形成することが望ましく、CNTエミッタ46の周りの前記ゲート積層物と接触されないように形成することが望ましい。
以後のCNTFED製造工程は、通常の工程によって進行する。
図33は、図2に示されたCNT FEDのゲート電極とフォーカスゲート絶縁膜及びフォーカスゲート電極を含む相異なる部分に対するSEM写真を示す。
図33で、参照符号A1はゲート電極38とフォーカスゲート電極42間の第1段差部分を表し、A2は第2段差部分を表す。
図33を参照すれば、第1及び第2段差部分A1、A2に対するステップカバレッジが良好であることが分かる。また、第1及び第2段差部分A1、A2のどこにもクラックなどのような漏れ電流が誘発しうる欠陥が形成されないことが分かる。
図34は、図2に示したCNT FEDのゲート電極に印加される電圧による電子ビームのフォーカシング特性を示す。
図34で左側画面はゲート電極38に印加される電圧Vgが0Vである時の電子ビームのフォーカシング特性を示す画面であり、真中の画面は前記電圧Vgが−20Vである時の画面であり、右側画面は前記電圧Vgが−40Vである時の画面である。各画面の参照符号“B”は蛍光膜48で発生した光Lが表示される領域を表す。
図34を参照すれば、ゲート電極38に印加される電圧Vgの絶対値が大きいほど電子ビームのフォーカシング特性が優秀であることが分かる。
前記の説明で多くの事項が具体的に記載されているが、それらは発明の範囲を限定するものではなく、望ましい実施例の例示として解釈されねばならない。例えば、本発明が属する技術分野で当業者であれば、フォーカスゲート絶縁膜でシリコン酸化膜(SiO)の代わりに、他の絶縁膜を厚く形成することもできる。また、CNTエミッタを中心としてフォーカスゲート電極を非対称的に形成することもできる。それにより、本発明の範囲は説明された実施例によって定められなければならず、特許請求の範囲に記載された技術的思想により定められねばならない。
本発明は、電界放出ディスプレイ及びその製造方法に関わり、例えばコンピュータのモニターやテレビに使用でき、携帯用情報通信機器の情報表示窓、あるいはカムコーダのような携帯用電子装置の情報表示窓に使用可能である。
従来技術による電界放出ディスプレイの問題点を示すSEM写真である。 本発明の実施例によるCNTエミッタを具備する電界放出ディスプレイを示す断面図である。 図2に示した電界放出ディスプレイのゲート積層物に含まれたフォーカスゲート絶縁膜の形成過程に適用された酸化膜の積層及びエッチング工程を示す断面図であって、第1の段階を示すものである。 図3の次の段階を示す断面図である。 図4の次の段階を示す断面図である。 図5の次の段階を示す断面図である。 図6の次の段階を示す断面図である。 図7の次の段階を示す断面図である。 図8の次の段階を示す断面図である。 図9の次の段階を示す断面図である。 図10の次の段階を示す断面図である。 図3ないし図11に示した酸化膜の積層及びエッチング工程で酸化膜に対する1次ウェットエッチングが実施された直後の、感光膜が残っている結果物に対するSEM写真である。 図12で感光膜を除去した結果物のSEM写真である。 図3ないし図11に示した酸化膜の積層及びエッチング工程で酸化膜に対する2次ウェットエッチングが実施された直後の、感光膜が残っている結果物に対するSEM写真である。 図14で感光膜を除去した結果物のSEM写真である。 図3ないし図11に示した酸化膜の積層及びエッチング工程で酸化膜に対する4次にわたったウェットエッチングが全て完了した後、感光膜が除去された結果物に対するSEM写真である。 図3ないし図11で示した露光方法と異なった露光方法で感光膜を露光する過程を示す断面図である。 図2に示した電界放出ディスプレイに対する製造方法のうちゲート積層物とCNTエミッタを形成する過程を示す断面図であって、第1の段階を示すものである。 図18の次の段階を示す断面図である。 図19の次の段階を示す断面図である。 図20の次の段階を示す断面図である。 図21の次の段階を示す断面図である。 図22の次の段階を示す断面図である。 図23の次の段階を示す断面図である。 図24の次の段階を示す断面図である。 図25の次の段階を示す断面図である。 図26の次の段階を示す断面図である。 図2に示した電界放出ディスプレイのゲート積層物に含まれたフォーカスゲート絶縁膜の蒸着率がシランのフローレートによってどう変化しているかを示すグラフである。 図2に示した電界放出ディスプレイのゲート積層物に含まれたフォーカスゲート絶縁膜のストレスが一酸化二窒素のフローレートによってどう変化しているかを示すグラフである。 図2に示した電界放出ディスプレイのゲート積層物が積層される基板の温度及び一酸化二窒素のフローレートによるフォーカスゲート絶縁膜のストレス変化を示すグラフである。 図2に示した電界放出ディスプレイのゲート積層物に含まれたフォーカスゲート絶縁膜のエッチング率がシランのフローレートによってどう変化しているかを示すグラフである。 図2に示した電界放出ディスプレイのゲート積層物に含まれたフォーカスゲート絶縁膜の厚さによる漏れ電流特性を示すグラフである。 図18ないし図27に示した電界放出ディスプレイ製造方法で形成した結果物のうちゲート電極、フォーカスゲート絶縁膜及びフォーカスゲート電極が積層された部分を示すSEM写真である。 図2に示した電界放出ディスプレイでフォーカスゲートに印加される電圧によるディスプレイ特性を説明するための図面である。
符号の説明
30 ガラス基板
32 透明電極
34 第1マスク層
36 ゲート絶縁膜
38 ゲート電極
40 フォーカスゲート絶縁膜
42 フォーカスゲート電極
44 コンタクトホール
46 CNTエミッタ
48 蛍光膜
50 前面パネル
52 光
Vg 交流ゲート電圧
Vfg フォーカスゲート電圧
Va 直流電圧
D 距離

Claims (23)

  1. ガラス基板と、前記ガラス基板上に形成された透明電極と、前記透明電極上に形成されたカーボンナノチューブ(CNT)エミッタと、前記CNTエミッタの周りに形成されて前記CNTエミッタから電子ビームを抽出し、抽出された電子ビームを与えられた位置にフォーカシングするゲート積層物と、前記ゲート積層物の上側に形成されており、情報が表示される前面パネルと、前記前面パネルの後面に塗布された蛍光膜と、を含むCNT 電界放出ディスプレイ(FED)において、
    前記ゲート積層物は、
    前記CNTエミッタの周りの前記透明電極を覆うマスク層と、
    前記マスク層上に順次に形成されたゲート絶縁膜、ゲート電極、第1シリコン酸化膜(SiO)(X<2)及びフォーカスゲート電極と、を含み、
    前記第1シリコン酸化膜の厚さは6μm〜15μmであることを特徴とするCNT FED。
  2. 前記ゲート絶縁膜は第2シリコン酸化膜(SiO)(X<2)であることを特徴とする請求項1に記載のCNTFED。
  3. 前記第2シリコン酸化膜の厚さは1μm〜5μmであることを特徴とする請求項2に記載のCNT FED。
  4. 1個の前記フォーカスゲート電極の内側に前記CNTエミッタが複数具備されたことを特徴とする請求項1に記載のCNT FED。
  5. ガラス基板と、前記ガラス基板上に形成された透明電極と、前記透明電極上に形成されたCNTエミッタと、前記CNTエミッタの周りに形成されて前記CNTエミッタから電子ビームを抽出し、抽出された電子ビームを与えられた位置にフォーカシングするゲート積層物と、前記ゲート積層物の上側に形成されており、情報が表示される前面パネルと、前記前面パネルの後面に塗布された蛍光膜と、を含むCNT FED製造方法において、
    前記ゲート積層物は、
    前記ガラス基板及び前記透明電極上に前記透明電極の一部が露出される貫通ホールが形成されたマスク層を形成する第1段階と、
    前記マスク層上に前記貫通ホールを充填するゲート絶縁膜を形成する第2段階と、
    前記貫通ホールの周りの前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する第3段階と、
    前記ゲート電極及び前記ゲート絶縁膜上に第1シリコン酸化膜(SiO)(X<2)を形成する第4段階と、
    前記貫通ホールの周りの前記第1シリコン酸化膜上にフォーカスゲート電極を形成する第5段階と、
    前記ゲート電極の内側の前記第1シリコン酸化膜及び前記ゲート絶縁膜を除去する第6段階と、を経て形成し、
    前記第1シリコン酸化膜は6μm〜15μmの厚さに形成することを特徴とするCNT FED製造方法。
  6. 前記ゲート絶縁膜はシリコン酸化膜(SiO)または第2シリコン酸化膜(SiO)(X<2)で形成することを特徴とする請求項に記載のCNTFED製造方法。
  7. 前記第2シリコン酸化膜は1μm〜5μmの厚さに形成することを特徴とする請求項に記載のCNT FED製造方法。
  8. 前記第1シリコン酸化膜を形成する過程でシランのフローレートを50sccm〜700sccmに維持することを特徴とする請求項に記載のCNT FED製造方法。
  9. 前記第1シリコン酸化膜を形成する過程で一酸化二窒素のフローレートを700sccm〜4,500sccmに維持することを特徴とする請求項に記載のCNT FED製造方法。
  10. 前記第1シリコン酸化膜を形成する過程で工程圧力は600mTorr〜1,200mTorrに維持することを特徴とする請求項に記載のCNT FED製造方法。
  11. 前記第1シリコン酸化膜を形成する過程で前記ガラス基板の温度は250℃〜450℃に維持することを特徴とする請求項に記載のCNT FED製造方法。
  12. 前記第1シリコン酸化膜を形成する過程でRFパワーは100W〜300Wに維持することを特徴とする請求項に記載のCNT FED製造方法。
  13. 前記第2シリコン酸化膜を形成する過程でシランのフローレートを50sccm〜700sccmに維持することを特徴とする請求項に記載のCNT FED製造方法。
  14. 前記第2シリコン酸化膜を形成する過程で一酸化二窒素のフローレートを700sccm〜4,500sccmに維持することを特徴とする請求項に記載のCNT FED製造方法。
  15. 前記第6段階で前記第1シリコン酸化膜を除去する段階は、
    前記フォーカスゲート電極及びその内側の前記第1シリコン酸化膜上に感光膜を塗布する段階と、
    前記貫通ホールの上側に形成された前記感光膜を露光する段階と、
    前記感光膜の露光された部分を除去する段階と、
    前記露光された部分が除去された前記感光膜をエッチングマスクとして使用して前記第1シリコン酸化膜をウェットエッチングする段階と、
    前記感光膜を除去する段階と、を含むことを特徴とする請求項に記載のCNT FED製造方法。
  16. 前記第1シリコン酸化膜を除去する前記全体段階を繰り返すことを特徴とする請求項15に記載のCNT FED製造方法。
  17. 前記感光膜を露光する段階で前記感光膜は前記ガラス基板の下で紫外線を照射して露光することを特徴とする請求項15に記載のCNT FED製造方法。
  18. 前記感光膜を露光する段階は、
    前記貫通ホールに対応する領域に透光窓が形成されたマスクを前記感光膜上側に整列させる段階と、
    前記マスクの上側で前記マスクに向かって光を照射する段階と、を含むことを特徴とする請求項15に記載のCNT FED製造方法。
  19. 前記ゲート絶縁膜を除去する段階は、
    第1シリコン酸化膜を除去する段階と、
    前記ゲート電極内側の前記第1シリコン酸化膜が除去された結果物上に感光膜を塗布する段階と、
    前記貫通ホールの上側に形成された前記感光膜を露光する段階と、
    前記感光膜の露光された部分を除去する段階と、
    前記露光された部分が除去された前記感光膜をエッチングマスクとして使用して前記ゲート絶縁膜をウェットエッチングする段階と、
    前記感光膜を除去する段階と、を含むことを特徴とする請求項に記載のCNT FED製造方法。
  20. 前記ゲート絶縁膜を除去する前記全体段階を繰り返すことを特徴とする請求項19に記載のCNT FED製造方法。
  21. 前記感光膜を露光する段階で前記感光膜は前記ガラス基板の下で紫外線を照射して露光することを特徴とする請求項19に記載のCNT FED製造方法。
  22. 前記感光膜を露光する段階は、
    前記貫通ホールに対応する領域に透光窓が形成されたマスクを前記感光膜の上側に整列させる段階と、
    前記マスクの上側で前記マスクに向かって光を照射する段階と、を含むことを特徴とする請求項19に記載のCNT FED製造方法。
  23. 前記フォーカスゲート電極の内側に前記貫通ホールが複数含まれるように前記フォーカスゲート電極を形成することを特徴とする請求項に記載のCNT FED製造方法。
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