JP4868213B2 - エネルギー吸収ステアリングコラム - Google Patents

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Description

本発明は、エネルギー吸収ステアリングコラムに関し、特に、車両のステアリングシャフトに印加されるエネルギーを吸収するエネルギー吸収ステアリングコラムに係る。
車両に搭載されるエネルギー吸収ステアリングコラムは、ステアリングコラムに対しエネルギーを吸収する特性を付与しておき、ステアリングホイールに対する衝撃を緩和する手段として広く知られており、種々の構造のものが採用されている。例えば、ステアリングコラムのアウタチューブとインナチューブとの間にボールを介装したボール式、ステアリングコラムに金属メッシュ構造を用いたメッシュ式、ロアチューブ内にシリコンゴムを封入しアッパチューブの侵入によってスリットからシリコンゴムが噴出するように構成したシリコンゴム式等が使用に供されている。
下記の特許文献1には、従来技術として「筒状の第1コラムに筒状の第2コラムを筒状のスペーサを介し圧入し、両コラムの軸方向相対移動によって衝撃エネルギーを吸収するようにした衝撃吸収式ステアリングコラム」を挙げ、そのスペーサについて「筒状の第1コラムに筒状の第2コラムが筒状のスペーサを介し圧入されている衝撃吸収式ステアリングコラムにおいて、そのスペーサは、合成樹脂材により形成されると共に外周および内周のうちの少なくとも一方に形成される複数の突条を有し、その第1コラムの内周および第2コラムの外周のうちの少なくとも一方は、それら突条を介しスペーサに接する」ことが提案され、スペーサの寸法関係が特定されている。
また、下記の特許文献2には、「コラムチューブの、客室内へ延びる端部に、周面にわたって分配された材料弱化部が加工成形されており、コラムチューブの前記端部に隣接して、円錐形構成部材が同軸的に配置されており、該円錐形構成部材の最小外径が、コラムチューブの前記端部の内径に相当しており、円錐形構成部材のこの最小外径部がコラムチューブの前記端部に向けられているようにした」安全ステアリングコラムが提案されている。
特許第3611885号公報 特開平10−217980号公報
前掲の特許文献1に記載のステアリングコラムにおいては、合成樹脂材のスペーサが筒状の第1コラムと第2コラムの間に介装されており、その寸法関係を特定することで、合成樹脂材のスペーサでも、突条の変形による両コラムの相対的傾きを小さくすることができると記載されている。しかし、合成樹脂材のスペーサによる移動開始荷重は経時変化や温度変化の影響を受け易く、特に、特許文献1では合成樹脂材のスペーサが変形した状態で圧入されているので、経時変化や熱による剛性の劣化が懸念される。しかも、特許文献1に記載のステアリングコラムでは、両コラムの軸方向相対移動に対し、移動開始荷重と移動中荷重とを夫々個別に設定することは至難である。
また、前掲の特許文献2に記載のステアリングコラムにおいても、コラムチューブの周面にわたって分配された材料弱化部(例えば、切り欠き)の荷重によって円錐形構成部材の移動開始荷重と移動中荷重が定まるので、コラムチューブの移動開始荷重と移動中荷重とを夫々個別に設定することは至難である。しかも、軸方向寸法が長くなるのは必至で、スペース効率が低く、大型となり実用的ではない。尚、エネルギー吸収ステアリングコラムを構成する筒状部材として、前述のアウタチューブ及びインナチューブ、特許文献1に記載の第1コラム及び第2コラム等、種々の用語が用いられているが、本願では第1筒状部材及び第2筒状部材、アウタチューブ及びインナチューブを用いることとする。
そこで、本発明は、エネルギー吸収ステアリングコラムにおいて、これを構成する第1筒状部材と第2筒状部材との間の軸方向相対移動に関し、移動開始荷重を容易且つ適切に設定することができるエネルギー吸収ステアリングコラムを提供することを課題とする。
上記の課題を達成するため、本発明は、請求項1に記載のように、車両のステアリングシャフトを収容し軸を中心に回転可能に支持する第1筒状部材と、該第1筒状部材を収容し常時は当該第1筒状部材を所定位置に保持する第2筒状部材と、前記ステアリングシャフトに対し所定値以上の荷重が印加されたときには前記第2筒状部材に対する前記第1筒状部材の軸方向相対移動を許容するように構成されたエネルギー吸収ステアリングコラムにおいて、前記第2筒状部材が、車両後方開口端近傍の内面に形成された第1の保持部を有し、前記第1筒状部材が、車両前方開口端から軸方向に所定距離離隔した位置の外面に形成された第1の圧入部を有すると共に、該第1の圧入部と前記第1の保持部との間に介装し径方向に弾性力を付与する金属製弾性ブッシュを備え、該金属製弾性ブッシュが前記第1の圧入部及び前記第1の保持部に対し径方向に付勢すると共に、前記第2筒状部材が、車両後方開口端から軸方向に所定距離離隔した位置の内面に形成された第2の保持部を有し、前記第1筒状部材が、車両前方開口端近傍の外面に形成された第2の圧入部を有すると共に、該第2の圧入部を含み車両前方開口端近傍が軸方向に所定範囲切除された切欠部を有し、当該第2の圧入部が前記第2の保持部に対し径方向に付勢して、前記第2筒状部材に対する前記第1筒状部材の軸方向相対移動を阻止した状態で前記ステアリングシャフトを保持することとしたものである。
また、請求項2に記載のように、車両のステアリングシャフトを収容し軸を中心に回転可能に支持する第1筒状部材と、該第1筒状部材を収容し常時は当該第1筒状部材を所定位置に保持する第2筒状部材と、前記ステアリングシャフトに対し所定値以上の荷重が印加されたときには前記第2筒状部材に対する前記第1筒状部材の軸方向相対移動を許容するように構成されたエネルギー吸収ステアリングコラムにおいて、前記第2筒状部材が、車両後方開口端近傍の内面に形成された第1の保持部を有し、前記第1筒状部材が、車両前方開口端から軸方向に所定距離離隔した位置の外面に形成された第1の圧入部を有すると共に、該第1の圧入部と前記第1の保持部との間に介装し径方向に弾性力を付与する金属製弾性ブッシュであって、軸に沿って開口するC字断面の筒状胴部と、該筒状胴部の軸方向開口端から径方向の外側に延出する鍔部を有し、前記筒状胴部の周方向に所定の間隔で形成される複数の軸方向開口の間で、前記筒状胴部の径方向の外側に延出する突条である複数の切り起こしを有する金属製弾性ブッシュを備え、該金属製弾性ブッシュが前記第1の圧入部及び前記第1の保持部に対し径方向に付勢して、前記第2筒状部材に対する前記第1筒状部材の軸方向相対移動を阻止した状態で前記ステアリングシャフトを保持することとしてもよい。あるいは、請求項3に記載のように、車両のステアリングシャフトを収容し軸を中心に回転可能に支持する第1筒状部材と、該第1筒状部材を収容し常時は当該第1筒状部材を所定位置に保持する第2筒状部材と、前記ステアリングシャフトに対し所定値以上の荷重が印加されたときには前記第2筒状部材に対する前記第1筒状部材の軸方向相対移動を許容するように構成されたエネルギー吸収ステアリングコラムにおいて、前記第2筒状部材が、車両後方開口端近傍の内面に形成された第1の保持部を有し、前記第1筒状部材が、車両前方開口端から軸方向に所定距離離隔した位置の外面に形成された第1の圧入部を有すると共に、該第1の圧入部と前記第1の保持部との間に介装し径方向に弾性力を付与する金属製弾性ブッシュを備え、該金属製弾性ブッシュが前記第1の圧入部及び前記第1の保持部に対し径方向に付勢して、前記第2筒状部材に対する前記第1筒状部材の軸方向相対移動を阻止した状態で前記ステアリングシャフトを保持すると共に、前記第1筒状部材は、軸方向の所定範囲に亘って下方側に前記第2筒状部材に対して凹部を形成すると共に、該凹部に固定する長尺の板状部材を有し、前記第2筒状部材は、車両後方開口端から一体的に延出すると共に、車両後方開口端側からみて下方に開口するC字状に屈曲形成されたガイド部を有し、前記第1筒状部材と前記第2筒状部材との間に前記板状部材を収容すると共に、前記板状部材を屈曲して前記板状部材の自由端部を前記ガイド部に挿通し自由状態で保持することとしてもよい。
上記請求項1乃至3の何れか一項に記載のエネルギー吸収ステアリングコラムにおいて、請求項に記載のように、前記保持部は、前記筒状部材の内面に設けられた環状凸部とするとよい。
上記請求項1又は3に記載のエネルギー吸収ステアリングコラムにおいて、前記金属製弾性ブッシュは、請求項に記載のように、軸に沿って開口するC字断面の筒状胴部と、該筒状胴部の軸方向開口端から径方向の外側に延出する鍔部を有し、前記筒状胴部の周方向に形成された複数の切り起こしを有するものとするとよい。更に、請求項に記載のように、前記金属製弾性ブッシュに形成される前記切り起こしは、前記筒状胴部の周方向に所定の間隔で形成される複数の軸方向開口の間で、前記筒状胴部の径方向の外側に延出する突条で構成するとよい。
上記請求項1又は2に記載のエネルギー吸収ステアリングコラムにおいて、更に、請求項に記載のように、前記第1筒状部材は、軸方向の所定範囲に亘って下方側に前記第2筒状部材に対して凹部を形成すると共に、該凹部に固定する長尺の板状部材を有し、前記第2筒状部材は、後方開口端から一体的に延出すると共に、後方開口端側からみて下方に開口するC字状に屈曲形成されたガイド部を有し、前記第1筒状部材と前記第2筒状部材との間に前記板状部材を収容すると共に、前記板状部材を屈曲して前記板状部材の自由端部を前記ガイド部に挿通し自由状態で保持することとしてもよい。これに加え、請求項に記載のように、前記第2筒状部材を収容して保持するコラムハウジングを備え、該コラムハウジングが、前記ガイド部の軸方向開口と対向する位置に軸方向開口を有する第2のガイド部を具備し、前記板状部材の自由端部を前記ガイド部及び前記第2のガイド部に挿通し自由状態で保持する構成としてもよい。
本発明は上述のように構成されているので以下の効果を奏する。即ち、請求項1に記載のように構成されたエネルギー吸収ステアリングコラムにおいては、第1筒状部材の第1の圧入部と第2筒状部材の第1の保持部との間に介装し径方向に弾性力を付与する金属製弾性ブッシュを備え、金属製弾性ブッシュが第1の圧入部及び第1の保持部に対し径方向に付勢すると共に、第1筒状部材が、第2の圧入部を含み車両前方開口端近傍が軸方向に所定範囲切除された切欠部を有し、第2筒状部材の第1の保持部に対し径方向に付勢して、第2筒状部材に対する第1筒状部材の軸方向相対移動を阻止した状態でステアリングシャフトを保持することとしているので、第1筒状部材と第2筒状部材との軸方向相対移動における移動開始荷重を容易且つ適切に設定することができる。また、所定のストロークを超えると付勢がなくなり、フリー状態となるため、移動中荷重は他の手段により容易に設定することができる。
更に、請求項に記載のように、保持部を環状凸部で構成すれば、筒状部材内に容易に形成することができる。前記金属製弾性ブッシュは、請求項2及び5に記載の構成とすれば、移動開始荷重を容易且つ適切に設定することができる。更に、請求項2及び6に記載の構成とすれば、金属製弾性ブッシュによって移動開始荷重を一層容易且つ適切に設定することができる。
あるいは、請求項3及び7に記載の構成とすれば、第1筒状部材と第2筒状部材との軸方向相対移動における移動中荷重を容易且つ適切に設定することができる。特に、請求項に記載のように構成すれば、第2筒状部材のガイド部とコラムハウジングの第2のガイド部によって板状部材を確実に保持しつつ案内することができる。
以下、本発明の望ましい実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係るエネルギー吸収ステアリングコラムの構成を示すもので、ステアリングシャフト1は、後端部にステアリングホイール(図示せず)が接続されるアッパシャフト1aと、このアッパシャフト1aの前端部とスプライン結合される筒状のロアシャフト1bから成る。即ち、アッパシャフト1aとロアシャフト1bが軸方向に相対移動可能に連結されており、ロアシャフト1bの前端部が操舵機構(図示せず)に接続されている。このステアリングシャフト1は、図1に一点鎖線で示す床面FLに対し所定角度(例えば25°)をなすように、コラムハウジング2を介し、ブラケット(図示せず)によって車体(図示せず)に支持されている。
コラムハウジング2内には、ステアリングシャフト1を収容し軸を中心に回転可能に支持する第1筒状部材として、金属製のインナチューブ10が設けられている。即ち、インナチューブ10内に収容されたアッパシャフト1aが、インナチューブ10の後端部に軸受3を介して回転可能に支持されている。但し、アッパシャフト1aとインナチューブ10との間の軸方向相対移動は規制されており、アッパシャフト1aとインナチューブ10は一体となって軸方向移動し得るように構成されている。更に、第1筒状部材を収容し常時は第1筒状部材を所定位置に保持する第2筒状部材として、金属製のアウタチューブ20が設けられている。そして、ステアリングシャフト1に対し所定値以上の荷重が印加されたときには、アウタチューブ20に対するインナチューブ10の軸方向相対移動(ひいてはアッパシャフト1aの軸方向移動)を許容するように構成されている。本実施形態のインナチューブ10及びアウタチューブ20は、図2に拡大して示すように構成されており、金属製弾性ブッシュ30等と共に、エネルギー吸収手段として機能する。
尚、アウタチューブ20は軸受3a,3bを介してコラムハウジング2に支持されており、皿ばねを用いたフリクション機構4a,4bによってアウタチューブ20がコラムハウジング2の内面に押圧されて保持されており、ステアリングホイール(図示せず)にガタが生ずることなくスラスト方向の摺動性を確保することができる。また、アウタチューブ20は図示しないテレスコピック機構に連結されており、コラムハウジング2とアウタチューブ20との間はエネルギー吸収手段として機能するものではない。
本実施形態のアウタチューブ20は、その車両後方の開口端(以下、後方開口端という)近傍の内面に第1の保持部21が形成されると共に、第1の保持部21から軸方向に所定距離離隔した位置の内面に第2の保持部22が形成されている。第1の保持部21及び第2の保持部22は、何れもアウタチューブ20の軸心方向に延出する環状凸部で構成され、アウタチューブ20の内面に一体的に形成されている。この結果、第1の保持部21と第2の保持部22との間に環状空間SPが形成されている。尚、第1の保持部21と第2の保持部22は円筒状のアウタチューブ20の内面を切削して形成することとしてもよい。
一方、インナチューブ10は、その車両前方の開口端(以下、前方開口端という)近傍の外面に第2の圧入部12が形成されると共に、第2の圧入部12から軸方向に所定距離離隔した位置の外面に第1の圧入部11が形成されている。本実施形態における第1の圧入部11及び第2の圧入部12は、インナチューブ10の軸心方向に延出する環状凸部で構成され、インナチューブ10の外面に一体的に形成されている。更に、第2の圧入部12を含みインナチューブ10の前方開口端近傍が軸方向に所定範囲切除された切欠部として、図5及び図6に示すようにスリット13が形成されている。而して、比較的低い荷重で第2の圧入部12を第2の保持部22内に圧入することができる。更に、図1及び図4に示すように、第1の圧入部11と第1の保持部21との間に金属製弾性ブッシュ30が介装されており、その弾性力が径方向に付与されている。
本実施形態の金属製弾性ブッシュ30は、例えばステンレススチールによって図7乃至図10に示すように形成されており、軸に沿って開口するC字断面の筒状胴部31と、筒状胴部31の軸方向開口端から径方向の外側に延出する鍔部32を有し、筒状胴部31の周方向に複数の切り起こし(代表して33で表す)が形成されている。鍔部32はスラスト方向(図1の左方)への移動を阻止する機能を有する。本実施形態の切り起こし33は、図10に示すように、筒状胴部31の径方向の外側に延出する突条で、筒状胴部31の周方向に所定の間隔で形成される軸方向開口たる複数のスリット(代表して34で表す)の間に形成される。各切り起こし33の突条の断面形状は、図10の下方に示すように台形に形成されているが、外側が曲面となるように形成してもよい。
而して、上記の構成になる金属製弾性ブッシュ30が、図1及び図4に示すように第1の圧入部11と第1の保持部21との間に介装されると、各切り起こし33が圧縮変形し、その復元弾性力が、両者間、即ちインナチューブ10とアウタチューブ20との間を拡開する径方向に付与される。この弾性力により、金属製弾性ブッシュ30とインナチューブ10及びアウタチューブ20との間に摩擦力が確保されるので、インナチューブ10とアウタチューブ20の軸方向相対移動が阻止された状態でステアリングシャフト1が保持される。各切り起こし33の高さはセッチング直前の値に設定される。よって、ステアリングホイール(図示せず)にガタが生ずることなく、アウタチューブ20に対しインナチューブ10が保持される。
また、本実施形態においては図1に示すように、インナチューブ10の下方側に軸方向の所定範囲に亘って凹部14が形成されている。この凹部14に、長尺の弾性板状部材であるプレート40が介装され、その一端がインナチューブ10に溶接、ピン、カシメ、リベット等によって固定されている。また、アウタチューブ20の下方側には、図11及び図12に示すように、アウタチューブ20の後方開口端から延出する舌片が、後方開口端側からみて下方に開口するC字状に屈曲形成され、ガイド部23が一体的に形成されている。更に、図1及び図4に示すように、コラムハウジング2の後方開口端部の外周面にも、インナチューブ10の軸に平行な線上に位置し、ガイド部23の軸方向開口(C字開口)と対向する開口を有するガイド部2aが形成されており、第2のガイド部として機能する。尚、凹部14はインナチューブ10に形成されているが、アウタチューブ20に対して凹部が形成されるものであればよく、例えば、インナチューブ10の中間部分を、アウタチューブ20の内径より小さい外径を有する小径部とし、この小径部にプレート40を固定することとしてもよい。
ガイド部としては、車両後方開口端側からみて下方に開口するC字状に屈曲形成されたものに限定されない。ガイド部としては、板状部材の自由端部側を挿通可能な挿通口を有しておれば如何なる形状であってもよい。例えば、車両後方開口端側からみてO字状のガイド部、車両後方開口端側からみて側方に開口するC字状のガイド部等であってもよい。
プレート40は、ガイド部23及びガイド部2aを挿通するようにU字状に屈曲され、図1に示すように、プレート40の固着部近傍の内面とガイド部23の開口部側の外面との間に所定の微小間隙dが形成されている。ガイド部23及びガイド部2aは、インナチューブ10がアウタチューブ20内に収容されるときにプレート40が図13に二点鎖線で示す状態とならないように規制するものである。即ち、所定の荷重が得られなくなるのを防止している。尚、ガイド部23及びガイド部2aは何れか一つ以上あればよい。
上記の構成になるエネルギー吸収ステアリングコラムの作用を説明すると、常時は図1に示す状態にあって、インナチューブ10の第2の圧入部12がアウタチューブ20の第2の保持部22に押圧された状態で保持されると共に、金属製弾性ブッシュ30の弾性力によってインナチューブ10の第1の圧入部11とアウタチューブ20の第1の保持部21が対峙する位置で、インナチューブ10とアウタチューブ20の軸方向相対移動が阻止された状態で保持されている。
次に、ステアリングシャフト1に所定値以上の荷重が印加され、ステアリングシャフト1がインナチューブ10と共に前進すると、インナチューブ10の第2の圧入部12がアウタチューブ20の第2の保持部22から離脱すると共に、インナチューブ10の第1の圧入部11がアウタチューブ20の第1の保持部21から離脱する。この場合の所定値の荷重がステアリングシャフト1の移動開始荷重(F1)であり、従って、第1及び第2の圧入部11及び12、第1及び第2の保持部21及び22、スリット13、並びに金属製弾性ブッシュ30によって、移動開始荷重付加部が構成されている。尚、この移動開始荷重(F1)は、第2の圧入部12のスリット13の形状及び大きさ、インナチューブ10の板厚を初め、金属製弾性ブッシュ30の板厚、切り起こし33の総数、各切り起こし33の高さの少なくとも何れかを調整することによって、所望の荷重に設定することができる。しかも、移動開始荷重の経時変化や温度変化を惹起することなく安定した適切な荷重に設定することができる。
ステアリングシャフト1に対し更に大きな荷重が印加されると、プレート40がガイド部23及びガイド部2aによって案内されながら前方に移動する。この間、プレート40は塑性変形すると共に、ガイド部23の屈曲部側の外面を摺動するので、所謂扱き荷重が付与されつつ、図1に示す状態から図13に実線で示す状態になる。即ち、本実施形態においては、これらによって移動中荷重付加部が構成されている。上記扱き荷重は、プレート40の板幅及び板厚の少なくとも何れか一方を調整することによって所望の荷重に設定することができる。更に、プレート40に突起、凹部、切り欠き等を形成することによっても所望の荷重に設定することができる。尚、上記扱き荷重の付与開始ストロークは、図1に示す微小間隙dを調整することによって設定することができる。
而して、上記の構成になるエネルギー吸収ステアリングコラム1によって、図14に示すエネルギー吸収特性を確保することができる。即ち、ステアリングシャフト1に荷重が印加され、前述の移動開始荷重(F1)を超えると、インナチューブ10のアウタチューブ20に対する相対移動を開始する。即ち、インナチューブ10の第2の圧入部12とアウタチューブ20の第2の保持部22との間の摩擦力、並びに金属製弾性ブッシュ30と第1の圧入部11及び第1の保持部21との間の摩擦力に抗して、インナチューブ10とアウタチューブ20とが軸方向に相対移動し、所定のストロークを超えるとフリー状態となる。
更に、ステアリングシャフト1のストロークが、プレート40の屈曲部の内面とガイド部23の屈曲部の外面との間の微小間隙dを移動した後(ストロークS1以後)は扱き荷重が付与され、前述の移動中荷重付加部による略一定の荷重がステアリングシャフト1に印加された状態で、ステアリングシャフト1と共にインナチューブ10がアウタチューブ20に対して相対移動する。この結果、ステアリングシャフト1がストロークしているときにも、適切にエネルギーが吸収される。
以上のように、上記のエネルギー吸収ステアリングコラム1においては、第1及び第2の圧入部11及び12、第1及び第2の保持部21及び22、スリット13、並びに金属製弾性ブッシュ30によって移動開始荷重付加部が構成されると共に、プレート40、ガイド部23及びガイド部2a等によって移動中荷重付加部が構成されており、インナチューブ10とアウタチューブ20との軸方向相対移動における移動開始荷重と移動中荷重とを夫々個別に設定することができる。しかも、第2の圧入部12のスリット13の形状及び大きさ、板厚を適切な値に設定し、また、金属製弾性ブッシュ30の切り起こし33の総数及び各切り起こし33の高さを適切な値に設定することにより、移動開始荷重を容易且つ適切に設定することができる。
尚、上記の移動開始荷重付加部に関し、第2の圧入部12、第2の保持部22及びスリット13のみによって移動開始荷重付加部を構成することができ、また、第1の圧入部11、第1の保持部21及び金属製弾性ブッシュ30のみによって移動開始荷重付加部を構成することもできる。そして、これらの何れかの移動開始荷重付加部と上記の移動中荷重付加部とを組み合わせることもできる。
本発明の一実施形態に係るエネルギー吸収ステアリングコラムの横断面図である。 図1におけるインナチューブとアウタチューブとの関係を拡大して示す断面図である。 図1のIII−III線の断面図である。 図1のIV−IV線の断面図である。 本発明の一実施形態におけるインナチューブの前方開口端近傍の正面図である。 本発明の一実施形態におけるインナチューブの前方開口端近傍を示す斜視図である。 本発明の一実施形態における金属製弾性ブッシュの側面図である。 本発明の一実施形態における金属製弾性ブッシュの正面図である。 本発明の一実施形態における金属製弾性ブッシュの斜視図である。 本発明の一実施形態における金属製弾性ブッシュの切り起こし部分の平面及び断面を示す図である。 本発明の一実施形態におけるアウタチューブの後方開口端近傍の一部断面図である。 本発明の一実施形態におけるアウタチューブの後方開口端近傍の底面図である。 本発明の一実施形態に係るエネルギー吸収ステアリングコラムの作動状態を示す横断面図である。 本発明の一実施形態に係るエネルギー吸収ステアリングコラムによるエネルギー吸収特性を示すグラフである。
符号の説明
1 ステアリングシャフト
2 コラムハウジング
2a 第2のガイド部
4a,4b フリクション機構
10 インナチューブ(第1筒状部材)
11 第1の圧入部
12 第2の圧入部
13 スリット(切欠部)
20 アウタチューブ(第2筒状部材)
21 第1の保持部
22 第2の保持部
23 ガイド部
30 金属製弾性ブッシュ
31 筒状胴部
32 鍔部
33 切り起こし
34 スリット(軸方向開口)
40 プレート

Claims (8)

  1. 車両のステアリングシャフトを収容し軸を中心に回転可能に支持する第1筒状部材と、該第1筒状部材を収容し常時は当該第1筒状部材を所定位置に保持する第2筒状部材と、前記ステアリングシャフトに対し所定値以上の荷重が印加されたときには前記第2筒状部材に対する前記第1筒状部材の軸方向相対移動を許容するように構成されたエネルギー吸収ステアリングコラムにおいて、前記第2筒状部材が、車両後方開口端近傍の内面に形成された第1の保持部を有し、前記第1筒状部材が、車両前方開口端から軸方向に所定距離離隔した位置の外面に形成された第1の圧入部を有すると共に、該第1の圧入部と前記第1の保持部との間に介装し径方向に弾性力を付与する金属製弾性ブッシュを備え、該金属製弾性ブッシュが前記第1の圧入部及び前記第1の保持部に対し径方向に付勢すると共に、前記第2筒状部材が、車両後方開口端から軸方向に所定距離離隔した位置の内面に形成された第2の保持部を有し、前記第1筒状部材が、車両前方開口端近傍の外面に形成された第2の圧入部を有すると共に、該第2の圧入部を含み車両前方開口端近傍が軸方向に所定範囲切除された切欠部を有し、当該第2の圧入部が前記第2の保持部に対し径方向に付勢して、前記第2筒状部材に対する前記第1筒状部材の軸方向相対移動を阻止した状態で前記ステアリングシャフトを保持することを特徴とするエネルギー吸収ステアリングコラム。
  2. 車両のステアリングシャフトを収容し軸を中心に回転可能に支持する第1筒状部材と、該第1筒状部材を収容し常時は当該第1筒状部材を所定位置に保持する第2筒状部材と、前記ステアリングシャフトに対し所定値以上の荷重が印加されたときには前記第2筒状部材に対する前記第1筒状部材の軸方向相対移動を許容するように構成されたエネルギー吸収ステアリングコラムにおいて、前記第2筒状部材が、車両後方開口端近傍の内面に形成された第1の保持部を有し、前記第1筒状部材が、車両前方開口端から軸方向に所定距離離隔した位置の外面に形成された第1の圧入部を有すると共に、該第1の圧入部と前記第1の保持部との間に介装し径方向に弾性力を付与する金属製弾性ブッシュであって、軸に沿って開口するC字断面の筒状胴部と、該筒状胴部の軸方向開口端から径方向の外側に延出する鍔部を有し、前記筒状胴部の周方向に所定の間隔で形成される複数の軸方向開口の間で、前記筒状胴部の径方向の外側に延出する突条である複数の切り起こしを有する金属製弾性ブッシュを備え、該金属製弾性ブッシュが前記第1の圧入部及び前記第1の保持部に対し径方向に付勢して、前記第2筒状部材に対する前記第1筒状部材の軸方向相対移動を阻止した状態で前記ステアリングシャフトを保持することを特徴とするエネルギー吸収ステアリングコラム。
  3. 車両のステアリングシャフトを収容し軸を中心に回転可能に支持する第1筒状部材と、該第1筒状部材を収容し常時は当該第1筒状部材を所定位置に保持する第2筒状部材と、前記ステアリングシャフトに対し所定値以上の荷重が印加されたときには前記第2筒状部材に対する前記第1筒状部材の軸方向相対移動を許容するように構成されたエネルギー吸収ステアリングコラムにおいて、前記第2筒状部材が、車両後方開口端近傍の内面に形成された第1の保持部を有し、前記第1筒状部材が、車両前方開口端から軸方向に所定距離離隔した位置の外面に形成された第1の圧入部を有すると共に、該第1の圧入部と前記第1の保持部との間に介装し径方向に弾性力を付与する金属製弾性ブッシュを備え、該金属製弾性ブッシュが前記第1の圧入部及び前記第1の保持部に対し径方向に付勢して、前記第2筒状部材に対する前記第1筒状部材の軸方向相対移動を阻止した状態で前記ステアリングシャフトを保持すると共に、前記第1筒状部材は、軸方向の所定範囲に亘って下方側に前記第2筒状部材に対して凹部を形成すると共に、該凹部に固定する長尺の板状部材を有し、前記第2筒状部材は、車両後方開口端から一体的に延出すると共に、車両後方開口端側からみて下方に開口するC字状に屈曲形成されたガイド部を有し、前記第1筒状部材と前記第2筒状部材との間に前記板状部材を収容すると共に、前記板状部材を屈曲して前記板状部材の自由端部を前記ガイド部に挿通し自由状態で保持することを特徴とするエネルギー吸収ステアリングコラム。
  4. 前記保持部は、前記筒状部材の内面に設けられた環状凸部であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のエネルギー吸収ステアリングコラム。
  5. 前記金属製弾性ブッシュは、軸に沿って開口するC字断面の筒状胴部と、該筒状胴部の軸方向開口端から径方向の外側に延出する鍔部を有し、前記筒状胴部の周方向に形成された複数の切り起こしを有することを特徴とする請求項1又は3記載のエネルギー吸収ステアリングコラム。
  6. 前記金属製弾性ブッシュに形成される前記切り起こしは、前記筒状胴部の周方向に所定の間隔で形成される複数の軸方向開口の間で、前記筒状胴部の径方向の外側に延出する突条であることを特徴とする請求項記載のエネルギー吸収ステアリングコラム。
  7. 前記第1筒状部材は、軸方向の所定範囲に亘って下方側に前記第2筒状部材に対して凹部を形成すると共に、該凹部に固定する長尺の板状部材を有し、前記第2筒状部材は、車両後方開口端から一体的に延出すると共に、車両後方開口端側からみて下方に開口するC字状に屈曲形成されたガイド部を有し、前記第1筒状部材と前記第2筒状部材との間に前記板状部材を収容すると共に、前記板状部材を屈曲して前記板状部材の自由端部を前記ガイド部に挿通し自由状態で保持することを特徴とする請求項1又は2記載のエネルギー吸収ステアリングコラム。
  8. 前記第2筒状部材を収容して保持するコラムハウジングを備え、該コラムハウジングが、前記ガイド部の軸方向開口と対向する位置に軸方向開口を有する第2のガイド部を具備し、前記板状部材の自由端部を前記ガイド部及び前記第2のガイド部に挿通し自由状態で保持することを特徴とする請求項記載のエネルギー吸収ステアリングコラム。
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