JPS62137766A - 光学式デイスク再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は線速度一定な光学式ディスク再生装置における
目標位置検索に関するものである。

従来の技術 近年、光学式ディスクを使用する光学式ディスク再生装
置はその記録容量の大きさと高信頼性と目標位置検索の
高速性とから幅広い産業分野に利用され始めている。

以下図面を参照しながら、上述した従来の線速度一定な
光学式ディスク再生装置の目標位置検索の一例について
説明する。

第２図は従来の光学式ディスク再生装置のブロック図を
示すものである。第２図において、１はディスクの信号
を取り出す光学ヘッドであり、２は前記信号を処理し現
在位置情報と線速度情報を取り出す信号処理装置であり
、３は前記現在位置情報と目標位置情報との値を計算し
てその誤差時間を出力する演算装置であり、４は前記誤
差時間を誤差トラック数に変換するトラック数誤差変換
装置であり、６は前記誤差トラック数に応じて前記光学
ヘッドを移動させる光学ヘッド移動装置であり、６は前
記線速度情報からディスクの回転線速度を一定にするよ
うに制御をかける線速度制御装置であり、７はディスク
を回転させるディスク回転装置である。

以上のように構成された従来の線速度一定な光学式ディ
スク再生装置の目標位置検索について、以下その動作に
ついて説明する。

まず光学ヘッド１によりディスクに記録されている信号
を取り出し、前記信号から信号処理装置２により現在位
置情報と線速度情報を取り出し、演算装置３により目標
位置と前記現在位置との誤差時間を計算し、前記誤差時
間をトラック数誤差変換装置４により誤差トラック数に
変換し、光学ヘッド移動装置６により前記誤差トラック
数に応じて光学ヘッド１を移動させる。一方、前記線速
度情報を基にして線速度制御装置６により光学ヘッドの
移動に対応してディスクの回転線速度が一定になるよう
に制御をかけながらディスク回転装置７によりディスク
を回転させて目標位置検索を行う。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、ディスクの回転線
速度制御をディスク上の信号を基にして行うためにその
制御は追従型制御となる。従って、光学ヘッドの移動速
度に対してディスクの回転が十分に追従しないと線速度
一定になるまで時間を要し、その結果目標位置検索が遅
くなるという問題を有していた。また、十分な追従性を
得るためにディスク回転装置の回転トルクを上げると消
費電力が増え、装置が大きくなってコストアップにもつ
ながるという問題点も有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、ディスク回転装置の回転ト
ルクを上げることなく高速に目標位置検索を行う光学式
ディスク再生装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の光学式ディスク再
生装置は、従来の構成にディスク回転装置の回転数を検
出する回転数検出装置と目標位置の回転数をあらかじめ
計算してその回転数になるように制御して目標位置でデ
ィスクの線速度が一定になるようにディスク回転装置に
制御をかける論理演算装置という構成を備えたものであ
る。

作　　　用 本発明は上記した構成によって目標位置検索を行う場合
、誤差トラック数に対応して光学ヘッドを移動させると
同時に目標位置で線速度が一定になるようにディスク回
転数を検出しながら回転数を制御する。すなわち、ディ
スクの回転数を追従型制御するのではなく、目標位置の
回転数をあらかじめ計算してその回転数になるように制
御をかける子側数値計算制御により速く線速度を一定に
することができ、その結果高速に目標位置検索が行える
こととなる。

実施例 以下本発明の一実施例の光学式ディスク再生装置につい
て、図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の実施例における光学式ディスク再生装
置のブロック図を示すものである。第１図において、８
はディスクの信号を取り出す光学ヘッドであり、９は前
記信号を処理し現在位置情報と線速度情報を取り出す信
号処理装置であり、１０は前記現在位置情報と目標位置
情報との値を計算してその誤差時間を出力する演算装置
であや、１１は前記誤差時間を誤差トラック数に変換す
るトラック数誤差変換装置であり、１２は前記誤差トラ
ック数に応じて前記光学ヘッド１を移動させる光学ヘッ
ド移動装置であり、１３は前記線速度情報からディスク
の回転線速度を一定にするように制御をかける線速度制
御装置であり、１４はディスク全回転させるディスク回
転装置であり、１５は前記ディスク回転装置１４の回転
数を検出する回転数検出装置であり、１６は目標位置の
回転数をあらかじめ計算してその回転数になるように制
御して目標位置でディスクの線速度が一定になるように
ディスク回転装置に制御をかける論理演算装置である。

以上のように構成された光学式ディスク再生装置につい
て、以下第１図を用いてその動作を説明する。

まず、光学ヘッド８によりディスクに記録されている信
号を取り出し、前記信号から信号処理装置９により現在
位置情報と線速度情報を取り出し、演算装置ｔ１０によ
って目標位置と前記現在位置との誤差時間を計算し、前
記誤差時間をトラック数誤差変換装置１１により誤差ト
ラック数に変換し、その誤差トラック数に応じて光学ヘ
ッド移動装置１２により光学ヘッド８を移動させて目標
位置検索を行う。一方、論理演算装置１６により目標位
置の回転数をあらかじめ計算してその回転数になるよう
に回転数検出装置１６で検出してディスク回転装置１４
を制御し、目標位置でより速く線速度一定になるように
して目標位置検索を行う。論理演算装置１６による目標
位置の回転数の算出方法としては、例えば、あらかじめ
定められたいくつかの目標位置において、線速度一定と
なるように求めた回転数を「目標位置一回転数」の変換
テーブルとして保持しておく方法があり、この変換テー
ブルより得た目標位置の回転数と回転数検出装置１６に
より得た現在の回転数とを比較演算して回転数の制御を
行う。そして、検索終了後は線速度制御装置１３により
ディスクの回転数を一定に制御する。

以上のように本実施例によれば、従来の装置にディスク
の回転数を検出する回転数検出装置と目標位置の回転数
をあらかじめ計算してその回転数になるように制御する
論理演算装置を設けることにより、目標位置でより速く
ディスクが線速度一定になるため目標位置検索がより高
速に行うことができる。

発明の効果 以上のように本発明は従来の装置に回転数検出装置と論
理演算装置を設けることにより、検索時のディスク回転
線速度制御が従来の追従型から予測数値計算制御型に変
り、その結果さらに高速な目標位置検索をすることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における光学式ディスク再生装
置のブロック図、第２図は従来の光学式ディスク再生装
置のブロック図である。 ８・・・・・・光学ヘッド、９・・・・・・信号処理装
置、３゜１０・・・・・・演算装置、１１・・・・・・
トラック数誤差変換装置、１２・・・・・・光学ヘッド
移動装置、１３・・・・・・線速度制御装置、１４・・
・・・・ディスク回転装置、１６・・・・・回転数検出
装置、１６・・・・・・論理演算装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ディスクの信号を取り出す光学ヘッドと、前記信号を
   処理し現在位置情報と線速度情報を取り出す信号処理装
   置と、前記現在位置情報と目標位置情報との値を計算し
   てその誤差時間を出力する演算装置と、前記誤差時間を
   誤差トラック数に変換するトラック数誤差変換装置と、
   前記誤差トラック数に応じて前記光学ヘッドを移動させ
   る光学ヘッド移動装置と、前記線速度情報からディスク
   の回転線速度を一定にするように制御をかける線速度制
   御装置と、ディスクを回転させるディスク回転装置と、
   前記ディスク回転装置の回転数を検出する回転数検出装
   置と、目標位置の回転数をあらかじめ計算してその回転
   数になるように制御して目標位置でディスクの線速度が
   一定になるようにディスク回転装置に制御をかける論理
   演算装置とを備えたことを特徴とする線速度一定な光学
   式ディスク再生装置。