JPS5836761A - 車両のステアリング装置 - Google Patents
車両のステアリング装置Info
- Publication number
- JPS5836761A JPS5836761A JP13596181A JP13596181A JPS5836761A JP S5836761 A JPS5836761 A JP S5836761A JP 13596181 A JP13596181 A JP 13596181A JP 13596181 A JP13596181 A JP 13596181A JP S5836761 A JPS5836761 A JP S5836761A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- axial direction
- vehicle
- airbag
- wrap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/18—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
- B62D1/19—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable incorporating energy-absorbing arrangements, e.g. by being yieldable or collapsible
- B62D1/192—Yieldable or collapsible columns
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Controls (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はステ、アリングホイール部にドライバ側のエア
バッグを備えるステアリング装置の改良に関するもので
ある。
バッグを備えるステアリング装置の改良に関するもので
ある。
車両の衝突時、これが所定以上である場合にエアバッグ
を膨張展開せしめ、衝撃を緩和するエアバッグ装置が提
案され、かかるエアバッグはドライバ側にあってはステ
アリングホイールの中央部に設けられる。一方、車両の
衝突時、これが所定以上である場合にステアリングホイ
ールへのドライバの衝突でステアリングコラム、ステア
リングシャフトを軸方向に収縮動させ、衝突エネルギー
を吸収するタイプのものが提案される。
を膨張展開せしめ、衝撃を緩和するエアバッグ装置が提
案され、かかるエアバッグはドライバ側にあってはステ
アリングホイールの中央部に設けられる。一方、車両の
衝突時、これが所定以上である場合にステアリングホイ
ールへのドライバの衝突でステアリングコラム、ステア
リングシャフトを軸方向に収縮動させ、衝突エネルギー
を吸収するタイプのものが提案される。
ところで、かかるエネルギー吸収式のステアリング装置
は従来ではエネルギー吸収のストロークが長く、軸方向
略全長に亘り徐々に収縮してエネルギーを吸収、緩和し
、軸方向の収縮摩擦域が長い。かかるタイプにエアバッ
グ装置を付設した場合、軸方向の摩擦摺動が長いとエア
バッグ膨張展開時の軸方向への抵抗が大となり、エアバ
ッグの膨張展開時の圧力はドライバにリバウンド作用と
して働く虞れも発生し、改善が望ましい。
は従来ではエネルギー吸収のストロークが長く、軸方向
略全長に亘り徐々に収縮してエネルギーを吸収、緩和し
、軸方向の収縮摩擦域が長い。かかるタイプにエアバッ
グ装置を付設した場合、軸方向の摩擦摺動が長いとエア
バッグ膨張展開時の軸方向への抵抗が大となり、エアバ
ッグの膨張展開時の圧力はドライバにリバウンド作用と
して働く虞れも発生し、改善が望ましい。
本発明は以上を改善すべくなされたもので、その目的と
する処は、ステアリングコラム、ステアリングシャフト
を軸方向に分割された部材で形成し、夫々の嵌合ラップ
部には部分的に摩擦保合部−を設＝、ステアリングホイ
ールへの所定以上の荷重作用時にエアバッグの膨張展開
に必要な時間の短かいストロークのみ摩擦摺動し、爾後
遊合状態として迅速、円滑に軸方向移動を行い得る如く
し、エネルギー吸収を行いつつ効果的なエアバッグ機能
を発揮せしめ、更にはコラム、シャフトへの曲げモーメ
ントを抑制し、如何なる状況下でも軸方向摺動を円滑に
なし得るようにした車両のステアリング装置を提供する
にある。
する処は、ステアリングコラム、ステアリングシャフト
を軸方向に分割された部材で形成し、夫々の嵌合ラップ
部には部分的に摩擦保合部−を設＝、ステアリングホイ
ールへの所定以上の荷重作用時にエアバッグの膨張展開
に必要な時間の短かいストロークのみ摩擦摺動し、爾後
遊合状態として迅速、円滑に軸方向移動を行い得る如く
し、エネルギー吸収を行いつつ効果的なエアバッグ機能
を発揮せしめ、更にはコラム、シャフトへの曲げモーメ
ントを抑制し、如何なる状況下でも軸方向摺動を円滑に
なし得るようにした車両のステアリング装置を提供する
にある。
次に本発明の好適一実施例を添付図面に従って詳述する
。
。
第１図はステアリング装置の縦断面図で、車室内前方に
設けられるインストルメントパネル１のドライバ側下に
は車体側に取付支持されたブラケット２を介してステア
リングコラム３が前後方向に配設され、フラム３内には
ステアリングシャフト４が挿通内装され、シャフト４後
端部にはステアリングホイール５が止着され、ホイール
５の中央部に設けた空間Ｓ内にはブラケット６を介して
エアバッグの起動装置７及びノズル８が配設され、ノズ
ル８周にはエアバッグ９が折り畳まれて収納され、空間
Ｓ表面はパッド１０で覆われている。
設けられるインストルメントパネル１のドライバ側下に
は車体側に取付支持されたブラケット２を介してステア
リングコラム３が前後方向に配設され、フラム３内には
ステアリングシャフト４が挿通内装され、シャフト４後
端部にはステアリングホイール５が止着され、ホイール
５の中央部に設けた空間Ｓ内にはブラケット６を介して
エアバッグの起動装置７及びノズル８が配設され、ノズ
ル８周にはエアバッグ９が折り畳まれて収納され、空間
Ｓ表面はパッド１０で覆われている。
車両の衝突時これがエアバッグを膨張展開させるに必要
な程度である場合、起動装置７が駆動して不図示の高圧
ガス容器を開栓し、ノズル８からエアバッグ９内に高圧
ガス等を供給し、これを膨張せしめ、パッド１０を除去
してドライバ前面にエアバッグを膨張展開させ、衝撃を
緩和吸収する。
な程度である場合、起動装置７が駆動して不図示の高圧
ガス容器を開栓し、ノズル８からエアバッグ９内に高圧
ガス等を供給し、これを膨張せしめ、パッド１０を除去
してドライバ前面にエアバッグを膨張展開させ、衝撃を
緩和吸収する。
ステアリングコラム３は中空の前後の部材３１゜３２で
構成され、これの詳細は第２図に示される如くである。
構成され、これの詳細は第２図に示される如くである。
前部材３１の後部には本体３１ａより大径のラップ部３
１ｂを、又後部材３２の前部には本体３２ａより小径の
挟挿されたラップ部３２ｂを各形成し、ラップ部３２ｂ
はラップ部３１ｂよ“りも充分に大径で、双方を嵌合し
た状態でラップ部３１ｂ外周３１ｃとラップ部３２ｂ内
周３２ｃとの間に同心状態でリング状の軸方向への隙間
が形成される。双方の嵌合ラップ部３１ｂ、３２ｂ間に
は合成樹脂等で形成せるブツシュ３３．３４を介装し、
ブツシュ３３．３４は軸方向に分割された二部材からな
る。これの内径は軸方向全長に亘り前部材３１のラップ
部３１ｂ外周に内周３３ａ。
１ｂを、又後部材３２の前部には本体３２ａより小径の
挟挿されたラップ部３２ｂを各形成し、ラップ部３２ｂ
はラップ部３１ｂよ“りも充分に大径で、双方を嵌合し
た状態でラップ部３１ｂ外周３１ｃとラップ部３２ｂ内
周３２ｃとの間に同心状態でリング状の軸方向への隙間
が形成される。双方の嵌合ラップ部３１ｂ、３２ｂ間に
は合成樹脂等で形成せるブツシュ３３．３４を介装し、
ブツシュ３３．３４は軸方向に分割された二部材からな
る。これの内径は軸方向全長に亘り前部材３１のラップ
部３１ｂ外周に内周３３ａ。
３４ａが密に嵌合する径とし、外径は大径部と小径部の
二段で形成され、大径部は夫々オツプ部３２ｂの軸方向
前後に相当する部分に例えば１０ｍｍ前後設けられ、こ
の部分はラップ部３２ｂ内周３２ｃの前後の部分に密接
して摩擦係合部３３ｂ、３４ｂを形成し、他の部分は小
径で内周３２ｃの中間部に臨む遊合部３３ｃ、３４ｃと
する。前部のブツシュ３３の前端には外方に突出するフ
ランジ部３３ｄを形成し、これをラップ部３２ａ前端３
２ｄに当て、これによりブツシュ３３の軸方向は位置決
めされ、後部ブツシュ３４の後端には内方に突出するフ
ランジ部３４ｄを形成し、これをラップ部３１ａ後端３
１ｄに当て、ブツシュ３４の軸方向の位置決めを行う。
二段で形成され、大径部は夫々オツプ部３２ｂの軸方向
前後に相当する部分に例えば１０ｍｍ前後設けられ、こ
の部分はラップ部３２ｂ内周３２ｃの前後の部分に密接
して摩擦係合部３３ｂ、３４ｂを形成し、他の部分は小
径で内周３２ｃの中間部に臨む遊合部３３ｃ、３４ｃと
する。前部のブツシュ３３の前端には外方に突出するフ
ランジ部３３ｄを形成し、これをラップ部３２ａ前端３
２ｄに当て、これによりブツシュ３３の軸方向は位置決
めされ、後部ブツシュ３４の後端には内方に突出するフ
ランジ部３４ｄを形成し、これをラップ部３１ａ後端３
１ｄに当て、ブツシュ３４の軸方向の位置決めを行う。
以上のコラム３の後部材３２はブラケット２の中間支持
部２１で抱持され、この部分で衝突時のコラムへの荷重
で所定の範囲で揺動可能であり、前部材３１の前端部は
第７図で詳細に示す如く支持される。ブラケット２の後
部支持部２２には窓２２ａが設けられζこれにホルダ２
３を嵌着し、ホルダ２３の後壁２３ａにはシャフト４を
通す遊合孔２３ｂが設けられ、前部内周には凹球面２３
ｃが形成される。この凹球面２３ｃを有する部分に突球
面２４ｂを有する球面ブツシュ２４を嵌合し、これの内
径部にブツシュ２５を嵌合し、ブツシュ２５の内径部２
５ａに既述のシャフト４を通す。
部２１で抱持され、この部分で衝突時のコラムへの荷重
で所定の範囲で揺動可能であり、前部材３１の前端部は
第７図で詳細に示す如く支持される。ブラケット２の後
部支持部２２には窓２２ａが設けられζこれにホルダ２
３を嵌着し、ホルダ２３の後壁２３ａにはシャフト４を
通す遊合孔２３ｂが設けられ、前部内周には凹球面２３
ｃが形成される。この凹球面２３ｃを有する部分に突球
面２４ｂを有する球面ブツシュ２４を嵌合し、これの内
径部にブツシュ２５を嵌合し、ブツシュ２５の内径部２
５ａに既述のシャフト４を通す。
既述の前部材３１前端部には挟挿部３１ｅを設け、これ
の前端をブッシュ２５端面に突き当て、挟挿部３１ｅ手
前の本体３１ａ前端外周部３１ｆを球面ブツシュ２４の
内径部後部２４ａに嵌合する。
の前端をブッシュ２５端面に突き当て、挟挿部３１ｅ手
前の本体３１ａ前端外周部３１ｆを球面ブツシュ２４の
内径部後部２４ａに嵌合する。
かくして前部材３１はブツシュ２４で揺動可能であり、
軸方向はブツシュ２５で規制されることとなる。
軸方向はブツシュ２５で規制されることとなる。
ステアリングシャフト４は軸方向に分割された前後の二
部材４１．４２からなる。前部材４１は中空部材で後部
材４２は中実部材で構成される。
部材４１．４２からなる。前部材４１は中空部材で後部
材４２は中実部材で構成される。
前部材４１の後部には大径の本体４１ａに対して挟挿さ
れ、且つ回転力を伝える断面、例えば方形断面のラップ
部４１ｂが所定長さ形成され、る。一方、後部材４２の
前部には小径の本体４２ａより大径で、且つ断面がラッ
プ部４１ｂに摺動可能に嵌合する形状のラップ部４２ｂ
を形成し、後部材へのステアリングホイールの回転力は
前部材に伝達される。前部材４１のラップ部４１ｂ内周
の中間部乃至前部には、前端がラップ部４１ｂと本体４
１ａとの間の拡径テーパー状中間部４１ｃに開放される
凹部４１ｄを形成し、この部分に合成樹脂をコーティン
グ等して摩擦保合部４３を形成し、この部分４３でラッ
プ部４１ｂ、４２ｂは摩擦係合される０ラップ部４１ｂ
には前後に離間して孔４１ｅ・・・を形成し、一方うツ
ブ部４２ｂの同位置の外表面に凹部４２ｄ・・・を同級
形成し、孔及び凹部を合せて金属や合成樹脂を充填し、
ピン部４４・・・を形成する。かくすることによりピン
部４４の剪断荷重内で部材４１．４２は軸方向移動を規
制され、且つ双方は回転力を伝達し、前部材４１の前端
はジヨイント４５を介して操向機構に繋げられる。
れ、且つ回転力を伝える断面、例えば方形断面のラップ
部４１ｂが所定長さ形成され、る。一方、後部材４２の
前部には小径の本体４２ａより大径で、且つ断面がラッ
プ部４１ｂに摺動可能に嵌合する形状のラップ部４２ｂ
を形成し、後部材へのステアリングホイールの回転力は
前部材に伝達される。前部材４１のラップ部４１ｂ内周
の中間部乃至前部には、前端がラップ部４１ｂと本体４
１ａとの間の拡径テーパー状中間部４１ｃに開放される
凹部４１ｄを形成し、この部分に合成樹脂をコーティン
グ等して摩擦保合部４３を形成し、この部分４３でラッ
プ部４１ｂ、４２ｂは摩擦係合される０ラップ部４１ｂ
には前後に離間して孔４１ｅ・・・を形成し、一方うツ
ブ部４２ｂの同位置の外表面に凹部４２ｄ・・・を同級
形成し、孔及び凹部を合せて金属や合成樹脂を充填し、
ピン部４４・・・を形成する。かくすることによりピン
部４４の剪断荷重内で部材４１．４２は軸方向移動を規
制され、且つ双方は回転力を伝達し、前部材４１の前端
はジヨイント４５を介して操向機構に繋げられる。
次にその作用、効果を述べると、車両の衝突時。
これが所定以上であると既述の如くエアバッグ装置が作
動するが、それ以前にドライバがステアリングホイール
５に衝突する。ステアリングホイール５への荷重はシャ
フト４、コラム３への軸方向荷重として作用し、ステア
リングホイール５の周辺部に苛１が作用した場合にばコ
ラム３は球面ブツシュ２４で支持されている起め第８図
の如く揺動し、コラム３内にブツシュ２５で支持された
シャフト４も平行する如く揺動し、荷重方向とコラム、
シャフトの軸線方向は一致し、荷重はコラム、シャフト
の軸方向に作用することとなり、コラム、シャフトへの
曲げモーメント、これに起因するフリクションを低減し
、コラム、シャフトの軸方向摺動の円滑を確保する。
動するが、それ以前にドライバがステアリングホイール
５に衝突する。ステアリングホイール５への荷重はシャ
フト４、コラム３への軸方向荷重として作用し、ステア
リングホイール５の周辺部に苛１が作用した場合にばコ
ラム３は球面ブツシュ２４で支持されている起め第８図
の如く揺動し、コラム３内にブツシュ２５で支持された
シャフト４も平行する如く揺動し、荷重方向とコラム、
シャフトの軸線方向は一致し、荷重はコラム、シャフト
の軸方向に作用することとなり、コラム、シャフトへの
曲げモーメント、これに起因するフリクションを低減し
、コラム、シャフトの軸方向摺動の円滑を確保する。
シャフトへの軸方向荷重でこれが所定以上である場合軸
方向に収縮摺動し、ビン４４を切断し、切断後の摺動は
摩擦保合部４３の摩擦力に抗してなされ、保合部４３の
軸方向長さの範囲内では摩擦力により衝撃を緩和する。
方向に収縮摺動し、ビン４４を切断し、切断後の摺動は
摩擦保合部４３の摩擦力に抗してなされ、保合部４３の
軸方向長さの範囲内では摩擦力により衝撃を緩和する。
これを第５図に示し、摺動の進行でラップ部４２ｂが中
間部４１ｃを経て径の大きな本体４１１Ｌ内に臨み、一
方、ラップ部４２ｂ末端部４２ｃ以降の小径な本体４１
１がラップ部４１ｂに臨み、従って両ラップ部４１ｂ。
間部４１ｃを経て径の大きな本体４１１Ｌ内に臨み、一
方、ラップ部４２ｂ末端部４２ｃ以降の小径な本体４１
１がラップ部４１ｂに臨み、従って両ラップ部４１ｂ。
４２ｂは遊合状態となシ、爾後軸方向収縮動については
抵抗がなくなり、軸方向収縮動は迅速になされることと
なる。これを第６図で示した。
抵抗がなくなり、軸方向収縮動は迅速になされることと
なる。これを第６図で示した。
一方、ステアリングコラム３は、シャフト４と同様に軸
方向に相対的に摺動し、前部ブツシュ３３はフランジ部
３３ｄの規制で前方に、又後部ブツシュ３４はフランジ
部３４ｄの規制で後方に相′対的に摺動し、後部ブツシ
ュ３４の摩擦保合部３４ｂはラップ部３２ｂの内周３２
ｃから離脱し、大径の本体３２１Ｌに臨み、この時点で
遊合状態となり、又前部ブツシュ３３の摩擦保合部３３
ｂの内周側が小径の本体３１ａに臨み、内周部３３ａが
ラップ部３１ｂの外周３１ｃから離脱し、遊合状態とな
り、爾後は抵抗がなくなり、軸方向収縮動は迅速になさ
れることとなる。
方向に相対的に摺動し、前部ブツシュ３３はフランジ部
３３ｄの規制で前方に、又後部ブツシュ３４はフランジ
部３４ｄの規制で後方に相′対的に摺動し、後部ブツシ
ュ３４の摩擦保合部３４ｂはラップ部３２ｂの内周３２
ｃから離脱し、大径の本体３２１Ｌに臨み、この時点で
遊合状態となり、又前部ブツシュ３３の摩擦保合部３３
ｂの内周側が小径の本体３１ａに臨み、内周部３３ａが
ラップ部３１ｂの外周３１ｃから離脱し、遊合状態とな
り、爾後は抵抗がなくなり、軸方向収縮動は迅速になさ
れることとなる。
以上の摩擦保合部での軸方向摺動摩擦抵抗ストロークは
上記の如く短かく、従ってドライバがステアリングホイ
ールに衝突した後の極めて短かい時間内に上記はなされ
て衝撃を緩和％１収し、爾後コラム、シャフトは軸方向
摺動に抵抗がなくなって遊合状態となり、エアバッグが
膨張展開してもコラム、シャフトは抵抗となることがな
く、ドライバにエアバッグの圧力が反力として作用する
のを抑制し、リバウンドを防止してエアバッグの機能を
発揮し得ることとなる。
上記の如く短かく、従ってドライバがステアリングホイ
ールに衝突した後の極めて短かい時間内に上記はなされ
て衝撃を緩和％１収し、爾後コラム、シャフトは軸方向
摺動に抵抗がなくなって遊合状態となり、エアバッグが
膨張展開してもコラム、シャフトは抵抗となることがな
く、ドライバにエアバッグの圧力が反力として作用する
のを抑制し、リバウンドを防止してエアバッグの機能を
発揮し得ることとなる。
以上で明らかなように本発明によれば、エア・（ラグを
備えるエネルギー吸収式ステアリング装置において、ド
ライバのステアリングホイールへの衝突時の衝突エネル
ギーを効果的に吸収し、衝撃を緩和しつつエアバッグの
膨張展開時にはコラム。
備えるエネルギー吸収式ステアリング装置において、ド
ライバのステアリングホイールへの衝突時の衝突エネル
ギーを効果的に吸収し、衝撃を緩和しつつエアバッグの
膨張展開時にはコラム。
シャフトを迅速に摺動せしめてドライバのエアバッグ圧
力によるリバウンドを防止してこれによる衝撃緩和の実
を挙げることができる等多大の利点を有する。
力によるリバウンドを防止してこれによる衝撃緩和の実
を挙げることができる等多大の利点を有する。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図はステア
リング装置の縦断側面図、第２図はコラムのラップ部の
拡大縦断側面図、第３図は同作用説明図、第４図はシャ
フトのラップ部の同様の図、第５図及び第６図は同作用
説明図。 第７図は球面ブツシュ支持部の同様の図、第８図は同作
用説明図である。 尚図面中３．３１．３２はステアリングコラム、３３．
３４は一擦保合部をなすブツシュ、４．４１．４２はス
テアリングシャフト、４３は摩擦保合部、２４は球面ブ
ツシュ、５はステアリングホイール、９はエアバッグで
ある。 特許 出願人 本田技研工業株式会社 代理人 弁理士 下 １） 容一部
リング装置の縦断側面図、第２図はコラムのラップ部の
拡大縦断側面図、第３図は同作用説明図、第４図はシャ
フトのラップ部の同様の図、第５図及び第６図は同作用
説明図。 第７図は球面ブツシュ支持部の同様の図、第８図は同作
用説明図である。 尚図面中３．３１．３２はステアリングコラム、３３．
３４は一擦保合部をなすブツシュ、４．４１．４２はス
テアリングシャフト、４３は摩擦保合部、２４は球面ブ
ツシュ、５はステアリングホイール、９はエアバッグで
ある。 特許 出願人 本田技研工業株式会社 代理人 弁理士 下 １） 容一部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 ステアリングホイールの中央部にエアバッグを収
納し、エアバッグを車両の衝突時にドライバの前面で膨
張展開させるようにした車両のステアリング装置におい
て、ステアリングプラムを軸方向に分割された中空の部
材で形成し、該各部材の嵌合ラップ部は遊合で、この間
に部分的な摩擦保合部をもつブツシュを介装して双方を
摩擦係合で連゛結するとともに、ステアリングコラムに
挿通するステアリングシャフトを軸方向に分割された部
材で形成し、これの嵌合ラップ部は摩擦係合で軸方向摺
動時には所定ストロークで遊合する如く構成し、且つ嵌
合ラップ部は回転力を伝達する如く構成したことを特徴
とする車両のステアリング装置。 ２、 ステアリングホイールの中央部にエアバッグを収
納し、エアバッグを車両の衝突時にドライバの前面で膨
張展開させるようにした車両のステアリング装置におい
て、ステアリングコラムを軸方向に分割された、部材で
形成し、該各部材の嵌合ラップ部は遊合で、この間に部
分的な摩擦保合部をもつブツシュを介装して双方を摩擦
係合で連結し、且つ一方の部材を軸方向に規制され、揺
動自在なる如く車体側に球面ブツシュで支持せしめると
ともに、ステアリングプラムに挿通するステアリングシ
ャフトを軸方向に分割された部材で形成し、これの嵌合
ラップ部は摩擦係合で軸方向摺動時には所定ストローク
で遊合する如く構成し、且つ嵌合ラップ部は回転力を伝
達する如く構成したことを特徴とする車両のステアリン
グ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13596181A JPS5836761A (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 車両のステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13596181A JPS5836761A (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 車両のステアリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5836761A true JPS5836761A (ja) | 1983-03-03 |
Family
ID=15163887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13596181A Pending JPS5836761A (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 車両のステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5836761A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6346280U (ja) * | 1986-09-16 | 1988-03-29 | ||
| JPH01141180U (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-27 | ||
| JPH01172965U (ja) * | 1988-05-18 | 1989-12-07 | ||
| JPH04113954A (ja) * | 1990-09-04 | 1992-04-15 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用エアバッグ装置 |
| WO2003078213A1 (fr) * | 2002-03-20 | 2003-09-25 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Systeme de protection de passager |
| WO2005021355A1 (ja) * | 2003-09-01 | 2005-03-10 | Nsk Ltd. | 車両用位置調整式ステアリングコラム装置 |
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| CN102202956A (zh) * | 2008-09-06 | 2011-09-28 | Trw汽车美国有限责任公司 | 转向管柱组件 |
| ES2381826A1 (es) * | 2010-02-03 | 2012-06-01 | Castellon Melchor Daumal | Procedimiento de fabricacion de un arbol telescopico y arbol telescopico resultante de dicho procedimiento. |
Citations (1)
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