JP2002114160A - 車両用ステアリングコラム - Google Patents
車両用ステアリングコラムInfo
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Abstract
次衝突の際に、良好なエネルギ吸収が確保される車両用
ステアリングコラムを提供する。 【解決手段】 筒状ジャケット3が実質的に軸方向に伸
びる2つのレール4A、4Bに端部で車体に固定されて
おり、筒状ジャケット3が軸方向に変位するときに前記
レール4A、4Bの間で案内され、少なくとも1つのレ
ール4A、4Bに、レール4A、4Bの少なくとも一端
に固定された少なくとも1つの変形要素14A、14B
が割り当てられており、変形要素14A、14Bは、塑
性変形可能であり、筒状ジャケット3に固定的に配置さ
れた偏向手段15A、15B、16A、16Bを介して
転がり摩擦によって変形する。
Description
グコラムに関する。
たは別の障害物に車両が衝突するような衝撃の際には、
車両ドライバの身体は、エアバッグの保護がないため、
例えば、ステアリングホイールに衝突するおそれがあ
る。というのは、エアバッグが第1次衝突後に展開さ
れ、もはや再び潰れているからである。
する衝撃を軽減または低減させ、ステアリングコラムに
よって車両ドライバへ実質的に危害を与えないようにす
るために、種々のドライバ保護装置が従来から公知とな
っており、これらは衝撃吸収ステアリング装置と称され
ている。
は、衝撃吸収ステアリング装置が提案されており、この
中では、第2次衝突の初期運動におけるピーク荷重を低
減することによって、第2次衝突によって引き起こされ
る衝撃エネルギをエネルギ吸収パネルの曲げ領域の屈曲
によって吸収する。このエネルギ吸収パネルは、車体に
よって保持される後端部を有している。この曲げ領域に
スロットが形成され、横断面領域が低減され、よって、
この可撓性領域が簡単に塑性変形し、従ってエネルギを
吸収することができる。
製造過程では、曲げ領域を強化するにもかかわらず、第
2次衝突の初期運動の際に、ピーク荷重が増加すること
が防止される。
されるように、この種類のエネルギ吸収パネルは、通
常、構造上必要な空間が大きくなるという問題を提示す
る。さらに、そのような構造では、ステアリングコラム
は、事故の際に案内されることがないために、ステアリ
ングコラムは、非制御状態で変位し変形する。このた
め、乗員に悪影響を与える結果となるおそれがある。
は、事故の際に身体への危害の危険性を低減するために
車両に使用されるテレスコピックコラムが開示される。
この公報で記述される車両用テレスコピックコラムは、
軸方向に入れ子式で上部内に配置される下部を有し、ス
テアリングコラム上部のためのロック機構を有してお
り、このロック機構が、少なくともステアリング上部が
軸方向に入れ子式運動をしエネルギを吸収する際に、漸
進的に変形することができる少なくとも2つの部品を包
含している。
コラムでは、衝突の際に、ステアリングコラムが圧縮さ
れる間、エネルギを吸収するための手段を備える必要が
あり、この手段を追加するために、比較的高い構造上の
努力が必要でコストがかかるという問題がある。
ルギ吸収ステアリングコラムを開示する。この場合、こ
の目的のために設けられた装置は、ステアリングコラム
に中央領域で固定される第1ブラケットと、第1ブラケ
ットを支持するために車体に取り付けられる第2ブラケ
ットとを有する。所定の力になるまで第1ブラケットを
援助するためのエネルギ吸収部材を備える連結装置が、
さらに備えられる。結果として、ステアリングコラムに
作用する衝突力が吸収され、第1ブラケットが、第2ブ
ラケットに対して動くことができ、よって、特定の荷重
がステアリングコラムに作用した場合に、衝撃エネルギ
を吸収する。
の両端から自由端に向けてそれぞれ伸張された変形可能
な部分と、を有する。この変形可能な部分の各々は、折
り返し部分と、折り返し部分から端部へと伸びる変形部
分とを有する金属ワイヤを具備している。このエネルギ
吸収部材は、第1または第2ブラケットの基部に支持さ
れ、他方のブラケットの折り返し部分に係合されまたは
係合可能となっている。第2次衝突において、作用する
力が所定値を超えて、第1ブラケットが第2ブラケット
に対して前方に移動すると、金属ワイヤが第1ブラケッ
トによって、ボルトに対して折返し部の上へと押圧さ
れ、これによって、自由部分に向けて変形部分に沿って
折り返し部を押圧し、こうして、第2次衝突エネルギが
吸収される。
状ジャケット内に回転可能に取り付けられるステアリン
グコラムを有しており、筒状ジャケットが軸方向に変位
する際に、エネルギを吸収して塑性変形可能となった少
なくとも2つの変形要素が筒状ジャケットに割り当てら
れる、車両用ステアリングコラムが開示される。この構
造では、この少なくとも1つの変形要素が筒状ジャケッ
トに少なくとも一側部で固定され、車体に固定的に配置
され、変形要素に対して軸方向に位置付けられた偏向手
段に横臥され、変形要素が、筒状ジャケットの軸方向の
変位の際に、偏向手段の援助を受けて変形する。
アリングコラムでは、エネルギ吸収のための構成を設計
するために、かなりの構造上の努力が要求される。
らなる車両用エネルギ吸収ステアリングコラムが開示さ
れる。ここで詳述されるステアリングコラムでは、エネ
ルギ吸収体は、車体の横中央線の回りで枢動可能となっ
たヨークと、ヨークとコラムジャケットとの間にあって
ヨークに対してコラムジャケットの直線運動に応答する
エネルギ吸収部材と、を有している。コラムジャケット
は、ヨーク内の穿設孔を挿通しており、コラムジャケッ
トの直線運動の前及び直線運動の際に、ヨークに対して
コラムジャケットが傾斜することを穿設孔内のプラスチ
ックブッシングが防ぐ。エネルギ吸収部材は、平坦な金
属片を備えており、金属片は、コラムジャケットの一端
に取り付けられ、ヨークの凸状のアンビルを超えて伸び
ている。金属片は、コラムジャケットの長手中央線に平
行なアンビルを超えて引っ張られており、衝撃の際に、
ステアリングコラムに作用する運動エネルギの一部を仕
事に変換するために、塑性変形する。
上述した他のものと同様に、非常に手間のかかる構造設
計であるために、好適でないことが判明している。
な付加的な構造上の努力だけで、事故の際、特に第2次
衝突の際に、良好なエネルギ吸収が確保される車両用ス
テアリングコラムを提供することである。
特徴部の特徴を有する最初に述べた種類のステアリング
コラムによって達成される。
と、筒状ジャケットとを備えており、筒状ジャケットが
車体に固定された2つのレールに固定され、軸方向に変
位する際に、これらのレールの間で案内されることがで
き、少なくとも1つのレールに変形要素が割り当てられ
ており、変形要素は、衝撃の場合にエネルギ吸収するよ
うに塑性変形するようにした設計によって、第1にステ
アリングコラムのための構造上の空間が非常に小さくて
済み、特に非常に浅くて済み、さらに、軸方向に変位す
る際に転がり摩擦によってエネルギを十分吸収すること
を確保することができる。衝撃が起きた際、軸方向に実
質的に伸びるレールによって筒状ジャケットが案内され
るので、筒状ジャケットが、案内された状態で前方へ移
動し、エンジンルームへと勝手に移動して変形すること
はない。
るだけでなく、レールから筒状ジャケットが解放される
ことによって、前方方向へ走行する運動が得られるよう
にするために、好ましくは筒状ジャケットは、プラスチ
ックシヤーピンを介してレールに取り付けられるとよ
く、プラスチックシヤーピンは、所定の軸方向の力を超
えると解放され、よってエネルギを吸収することができ
る。
同様に伸び、ステアリングコラムの長手方向の調整のた
めに通常使用されるスロットも備えることによって、構
造上必要な空間を更に必要とすることなく、変形要素を
有するテレスコピックステアリングコラムを提供するこ
とができる。
ート片として形成される。この金属シート片は、例え
ば、ボルト及び/またはハウジング端部のような偏向手
段の回りに案内される。この偏向手段の径または相互の
距離は、可変とするとよく、選択的に設定されるとよ
い。結果として、金属シート片の変形の程度が、変化可
能となり、よって、吸収されるべきエネルギレベルが設
定される。このことによって、例えば、国ごとに異なる
特定の要求のような広い範囲の異なる要求に1つの同じ
装置で達成することができるという利点を有する。しか
しながら、特定の衝撃条件によって調整を行い、衝突す
る前に手短に設定を行えばよいだけであることは想到す
ることができるであろう。
項、図面及び本発明の実施形態の例を図面を参照しなが
ら詳述する以下の説明から明らかになるであろう。
発明について更に詳細に説明して行く。図1は、横断面
で見た車両用ステアリングコラム1を示している。ここ
で、ステアリングコラム1は、ステアリングシャフト2
が筒状ジャケット3内に回転可能に取り付けられて、筒
状ジャケット3が軸方向に実質的に伸びる2つのレール
4A、4Bに固定され、筒状ジャケット3が衝突の場合
に軸方向に変位する際に、これらのレールの間で案内さ
れるように、構成される。
ピン5A、5B、6A、6Bを介してレール4A、4B
に取り付けられる。図1に示すステアリングコラム1の
好ましい実施形態では、レール4A、4B内に設けられ
た実質的に軸方向に伸びるスロットによって長手方向の
変位が達成され、スロット内で、筒状ジャケット3が長
手方向の変位の際に、案内される。
ために、締付ボルト7A、7Bがレール4A、4B内の
スロットを通り案内され、筒状ジャケット3から実質的
に径方向に伸びている。締付ボルト7A、7Bは、さら
に、ホルダ8を貫通しており、ホルダ8によって、車体
にこの組立体が固定される。
ル9A、9Bが、ホルダ8にヒンジ結合されている。こ
こで、長手方向及び鉛直方向の調整のロック及び解放
は、レバー10によって行われ、図1による横断面図で
は、レバーは、2つの締付ボルト7A、7B上のヒンジ
点で一部分でのみ示されている。このレバー10は、全
ての場合、カムディスク11A、11Bの上に配置さ
れ、カムディスク11A、11Bがさらに、それぞれカ
ムディスク12A、12Bに連結される。今、レバー1
0が作動されるとすると、カムディスク11A、12A
及び11B、12Bがそれぞれ互いに調整されて、カム
ディスクの間の遊びが解放され、よってステアリングコ
ラム1のレール4A、4Bに沿った長手方向の変位が可
能となるか、若しくはレール9A、9Bを介して鉛直方
向の変位が可能となるか、または、カムディスク11
A、12A及び11B、12Bがそれぞれ互いの間で遊
びがなく固定され若しくは互いに締付けられるか、のい
ずれかとなる。
合において、ディスクの第1位置で隣接する構造要素と
の間で遊びを許容し、第2位置で例えば、カムディスク
の突出部分によって、締付効果を発生する輪郭を有する
ディスクであるものと理解されたい。
ており、その中で、再び図1によるステアリングコラム
1の横断面が示されている。しかしながら、この場合、
断面は、図1の場合よりも前方走行の方向において、よ
り前方で切ったものであり、よって、図1による鉛直及
び長手方向の調整機構は、この断面図にもはや示されて
おらず、レバー10はさらに明らかに一体的に示されて
いる。それ以外は、図1に対応する部品は、図2でも同
じ参照番号で示されている。
を許容するために、筒状ジャケット3は、2つのレール
4A、4Bによって収容され、これらの間を、筒状ジャ
ケットが衝突の場合に案内されてスライドすることがで
きる。通常作動時には、すべての場合において、筒状ジ
ャケット3は、2つのプラスチックシヤーピン5A、5
B、6A、6Bを介してレール4A、4Bに固定され
る。図2に示すより好ましい実施形態によれば、プラス
チックシヤーピン5A、5B及び6A、6Bが、レール
4A、4Bの組立の際に、それぞれ筒状ジャケット3及
びレール4A、4Bに穿設された孔を通り、筒状ジャケ
ット3上へと直接、射出成形されている。孔径と、プラ
スチックを種々変更することによって、衝突におけるプ
ラスチックボルトのせん断力を、即ち、エネルギ吸収量
を制御することができる。プラスチックシヤーピン5
A、5B、6A、6Bが、筒状ジャケット3及び/又は
レール4A、4Bから解放されるときの可能な閾値は、
例えば、約7kg/Nとすると良い。
ケット3をレール4A、4Bに固定するために射出成形
されたプラスチックを、筒状ブラケット3及び衝突の場
合に案内として機能するレール4A、4Bの製造公差を
補償するのに付加的に使用することができるために、有
利であることが判明した。
ル4A、4Bのスロットを通過して係合しており、これ
によって、締付ボルト7A、7Bの後部の案内が保証さ
れる。乗員に対向する前部領域では、レール4A、4B
は、前部ホルダ8に連結されるボックス部13に案内さ
れる。
ータスイッチモジュールのロック機構が筒状ジャケット
3と共に、衝突の経過において、レールの間に空間を見
出すことができるように選択されるべきであることが分
かった。このタイプの構造では、インジケータスイッチ
モジュールの主面が、レール4A、4Bの端部に遭遇し
たときに、前方走行を制限するだけである。前方走行
は、ここでは、筒状ジャケット3の調整位置にかかわら
ず、一定である。
前方走行が可能であると、特に有利であることが試験に
より分かっている。
グコラム1の断面図を示している。ステアリングシャフ
ト2は、筒状ジャケット3に案内されて、再び一体的に
なっている。
A、4Bの各々には、変形要素14A、14Bが割り当
てられており、これらは、衝突の場合に筒状ジャケット
3が軸方向に変位する際に、言い換えれば、筒状ジャケ
ット3がレール4A、4Bを動くやいなや、塑性変形し
てエネルギを吸収する。この変形要素14A、14B
は、この場合、金属シート片の形状をしており、レール
4A、4Bの各々に固定され、筒状ジャケット3に固定
的に連結される偏向手段の上を通過している。偏向手段
は、この場合、2つのボルト15A、16A及び15
B、16Bのそれぞれと、筒状ジャケット3のハウジン
グ端部17によって形成される。
ル4A、4Bから固定機構が解放された後、今、レール
4A、4Bに対して動いたとすると、金属シート片14
A、14Bは、2つのボルト15A、16A及び15
B、16Bのそれぞれと、筒状ジャケット3の端部17
を、一定の曲げとその曲げ戻しを行いながら、通過して
案内され、この転がり摩擦によって、エネルギが吸収さ
れる。
図4は、図3がステアリングコラム1の通常状態を表し
ているのに対して、図4が事故によって引き起こされた
変形後の状態を表している点で、異なっている。図4を
観察すると、金属シート片14A、14Bが完全にボル
ト15A、16A及び15B、16Bを巻き通過し、筒
状ジャケット3のハウジング端部を越えて、いわば、巻
解かれている。
(a)、平面図(b)、側面図(c)である。図5は、
金属シート片14Aがまだ変形せずにステアリングコラ
ム1に組み込まれるときの通常状態を示している。この
金属シート片14Aは、金属シート片14Bと同じであ
る。
Aは、全長にわたって、均一な厚みを有している。しか
しながら、金属シート片14Aを、全長にわたって、厚
みが変化するように形成してもよいことは、勿論、想到
することができるであろう。さらに、金属シート片14
A、14Bの片の幅がそれぞれ全長に渡って変化すれ
ば、特定の力パターンを示すことができる。
って吸収されるべき所望のエネルギレベルを、ボルト1
5A、16A、15B、16Bのそれぞれの径、ボルト
15A、16A及び15B、16Bのそれぞれの距離、
その端部が偏向手段として作用する筒状ジャケット3の
ハウジング端部17からの距離、を変えることによっ
て、設定することができる。さらには、金属シート片1
4A、14Bの金属シート厚及び片の幅を変化させて、
対応する要求に合致するように調整することができる。
段の種々の実施形態の例であり、金属シート片14によ
って、対応する偏向手段の距離の変化が、換言すれば、
吸収エネルギの所望レベルが得られる。
20によって構成され、ジョー20内には、溝21が形
成される。溝21内に、ボルト15が取り付けられる。
金属シート片14は、ボルトの回りを誘導されるので、
ボルト14と溝21の壁面との間を通過するに至ってい
る。ボルト15は、両方向矢印Aの方向に溝内で変位す
ることができるように取り付けられる。変位が起こる
と、ボルト15と溝21の上壁21Aとの間の距離が変
化する。距離の変化の結果として、金属シート片14の
変形の程度、即ち、衝撃力に対応する力Fを、無段階に
変化させることができる。
レノイドを有するスピンドル機構によって変位させるこ
とができる。
5は、2つのジョー22、23の間に配置される。ジョ
ー22、23の間の距離Dが変化可能となっている。前
述した他の実施形態と同様に、シート金属片の変形の程
度を、この距離の変化によって決定することができる。
このジョー22、23の調整機構も、サーボモータまた
はソレノイドを有するスピンドル機構によって実行する
ことができる。
ステアリングコラムのための構造上の空間が非常に小さ
くて済み、特に非常に浅くて済み、さらに、軸方向に変
位する際に転がり摩擦によってエネルギを十分吸収する
ことを確保することができる。衝撃の場合、軸方向に実
質的に伸びるレールによって筒状ジャケットを確実に案
内することができる。
リングコラムの横断面図である。
リングコラムの横断面図である。
ムの断面図である。
ムの断面図である。
る図を示す。
素を示す。
Claims (11)
- 【請求項1】 筒状ジャケット(3)内に回転可能に取
り付けられるステアリングシャフト(2)を有する車両
用ステアリングコラムにおいて、筒状ジャケット(3)
が実質的に軸方向に伸びる2つのレール(4A、4B)
に端部で車体に固定されており、筒状ジャケット(3)
が軸方向に変位するときに前記レール(4A、4B)の
間で案内され、少なくとも1つのレール(4A、4B)
に、レール(4A、4B)の少なくとも一端に固定され
た少なくとも1つの変形要素(14A、14B)が割り
当てられており、前記変形要素(14A、14B)は、
塑性変形可能であり、筒状ジャケット(3)に固定的に
配置された偏向手段(15A、15B、16A、16
B)を介して転がり摩擦によって変形するように、衝突
の場合に筒状ジャケット(3)が軸方向に変形する際に
エネルギを吸収することを特徴とする車両用ステアリン
グコラム。 - 【請求項2】 前記筒状ジャケット(3)は、プラスチ
ックシヤーピン(5A、5B、6A、6B)を介してレ
ール(4A、4B)に固定されることを特徴とする請求
項1記載の車両用ステアリングコラム。 - 【請求項3】 前記プラスチックシヤーピン(5A、5
B、6A、6B)は、レール(4A、4B)及び筒状ジ
ャケット(3)に穿設された孔を通過する射出成形され
たものであることを特徴とする請求項2記載の車両用ス
テアリングコラム。 - 【請求項4】 プラスチックシヤーピン(5A、5B、
6A、6B)は、所定の力の下で、筒状ジャケット
(3)及び/又はレール(4A、4B)から、解放可能
である請求項2または3記載の車両用ステアリングコラ
ム。 - 【請求項5】 前記レール(4A、4B)には、筒状ジ
ャケット(3)の長手方向の調整のために実質的に軸方
向に伸びるスロットが形成されることを特徴とする請求
項1ないし4のいずれか1項に記載の車両用ステアリン
グコラム。 - 【請求項6】 前記変形要素(14A、14B)は、金
属シート片であることを特徴とする請求項1ないし5の
いずれか1項に記載の車両用ステアリングコラム。 - 【請求項7】 前記偏向手段は、ボルト(15A、15
B、16A、16B)と筒状ジャケット(3)のハウジ
ング端部(17)によって形成される請求項1ないし6
のいずれか1項に記載の車両用ステアリングコラム。 - 【請求項8】 前記偏向手段の径または距離は、可変で
あり、選択的に設定可能であることを特徴とする請求項
1ないし7のいずれか1項に記載の車両用ステアリング
コラム。 - 【請求項9】 前記偏向手段の径または距離は、それぞ
れ衝突条件の関数として設定されることを特徴とする請
求項8記載の車両用ステアリングコラム。 - 【請求項10】 事故の際に、筒状ジャケット(3)
が、レール(4A、4B)の間に案内されて、少なくと
も約100mmの前方走行をすることを特徴とする請求
項1ないし9のいずれか1項に記載の車両用ステアリン
グコラム。 - 【請求項11】 前記変形要素(14A、14B)によ
って吸収可能なエネルギは、変形要素(14A、14
B)の材料、材料厚、若しくは幅、偏向手段(15A、
15B、16A、16B)の径及び/又は偏向手段(1
5A、15B、16A、16B)の間の距離によって設
定可能であることを特徴とする請求項1ないし10のい
ずれか1項に記載のステアリングコラム。
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