JP2011042262A - ステアリングコラム - Google Patents

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Abstract

【課題】テレスコピック機構や衝撃吸収機構を設けた場合であれ、衝撃吸収時に必要なE/Aストローク量を確保しつつ、小型化を図ることのできるステアリングコラムを提供する。
【解決手段】このステアリングコラムは、ステアリングシャフト8を内部に収容するインナチューブ6と、ハウジング1によって保持されるとともにインナチューブ6に連結されるアウタチューブ3とを有する。ここでは、アウタチューブ3の基端部の外周面に突出部3aを形成した上で、この突出部3aをテンショナーブッシュ4aに接触させることでアウタチューブ3の矢印a1で示す方向の移動を規制し、ハウジング1からのアウタチューブ3の抜け出しを防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のステアリングホイールの軸方向の位置を調整するためのテレスコピック機構、及びステアリングシャフトに印加される衝撃エネルギを吸収する衝撃吸収機構を備えるステアリングコラムに関する。
従来、この種のステアリングコラムとしては、例えば特許文献1に記載のステアリングコラムがある。図7に、このステアリングコラムの部分断面構造を示す。同図7に示されるように、このステアリングコラムは、車体に支持されるハウジング1を有するとともに、このハウジング1の内部に、軸受け2a,2bを介して円筒状のアウタチューブ3が摺動可能に支持されている。ここでハウジング1には、例えば皿ばねなどからなるテンショナーブッシュ4a,4bがアウタチューブ3の外周面を押圧するかたちで配設されており、このようにテンショナーブッシュ4a,4bによってアウタチューブ3の外周面を押圧することでステアリングコラムの剛性が高められている。一方、アウタチューブ3は、図示しないアクチュエータに連結されており、アクチュエータの駆動を通じて図中の基準位置から矢印a1で示す方向に移動する。またアウタチューブ3の内部には、例えばステンレス鋼からなる金属製ブッシュ5を介して円筒状のインナチューブ6が配設されている。そしてこのインナチューブ6の内部には、軸受け7を介してステアリングシャフト8が配設されており、この軸受け7によってステアリングシャフト8が図中の軸線mを中心に回転可能に支持されている。ちなみに、ステアリングシャフト8は、ステアリングホイール(図示略)が先端部に連結されるアッパシャフト8aと、操舵機構(図示略)が基端部に連結されるロアシャフト8bとから構成されるとともに、アッパシャフト8aの基端部とロアシャフト8bの先端部とがスプライン結合された構造を有している。すなわちアッパシャフト8aは、ロアシャフト8bに対して図中の位置から矢印a1で示す方向に相対移動することが可能となっている。
そして、こうした構造からなるステアリングコラムにおいて、上記アクチュエータによってアウタチューブ3を矢印a1で示す方向に移動させたとすると、アウタチューブ3と一体となってインナチューブ6が矢印a1で示す方向に移動する。また、インナチューブ6の移動に伴ってアッパシャフト8aがロアシャフト8bに対して矢印a1で示す方向に相対移動し、ステアリングシャフト8が矢印a1で示す方向に延びる。ちなみに、こうしてステアリングシャフト8が矢印a1で示す方向に延びた後、上記アクチュエータによってアウタチューブ3を矢印a2で示す方向に移動させれば、ステアリングシャフト8は矢印a2で示す方向に収縮する。そしてこのようにステアリングシャフト8が伸縮することによって、ステアリングホイールの軸方向の位置を調整することが可能となっている。すなわち、アッパシャフト8aやロアシャフト8bなどによってテレスコピック機構が構成されている。
また、このステアリングコラムは、例えば何かしらの障害物に車両が衝突するなどして、ハウジング1及びアウタチューブ3に衝撃荷重が印加されると、次のような態様にて動作する。まず、インナチューブ6と金属製ブッシュ5との間に生じる静摩擦力を超える力がアウタチューブ3に印加されると、アウタチューブ3及び金属製ブッシュ5が摩擦力に抗してインナチューブ6に対して矢印a1で示す方向に相対移動する。すなわち、ハウジング1がステアリングシャフト8に対して相対移動する。そして、このようにハウジング1がステアリングシャフト8に対して相対移動することによって、ハウジング1からステアリングシャフト8に伝達される衝撃エネルギを吸収することができるため、ステアリングコラムやステアリングホイールが車室内に押し出されるのを抑制することが可能となっている。また、衝突時に車両前方に移動した乗員がステアリングホイールやステアリングコラム等に衝突するときの衝撃エネルギを、ステアリングシャフト8がハウジング1に対して相対移動することで吸収することができるため、乗員を保護することも可能となっている。すなわち、このステアリングコラムでは、アウタチューブ3やインナチューブ6、金属製ブッシュ5などによって衝撃吸収機構(Energy Absorbtion機構、E/A機構)が構成されている。
そしてステアリングコラムとしてのこうした構成によれば、金属製ブッシュ5の形状や、金属製ブッシュ5と接触する部分のインナチューブ6の形状を適宜変更することにより、ハウジング1及びステアリングシャフト8を相対移動させるために必要な荷重を容易に設定することができるようになる。また、金属製ブッシュ5に代えて、例えば樹脂製のブッシュ等を用いるといった簡易な方法でも、同荷重を設定することが可能である。このため、衝撃吸収動作を開始するのに必要となる衝撃荷重の大きさを容易に設定することができるようになる。
特開2007−168569号公報
ところで、上述したテレスコピック機構を有するステアリングコラムでは、通常、ハウジング1からのアウタチューブ3の抜け出しを防止するための抜け止め構造が設けられている。図8は、こうした抜け止め構造を有するステアリングコラムの一例についてその断面構造を示したものであり、次に、同図8を参照して、このステアリングコラムの構造を具体的に説明する。なお、図8において、先の図7に例示した要素と同一の機能を有する要素には各々同一の符号を付して示しており、それらの要素の重複する説明は割愛する。
同図8に示されるように、このステアリングコラムでは、インナチューブ6の先端部に円筒状のキャップ部9が組み付けられるとともに、キャップ部9の基端部に、外側に突出するかたちでストッパ9aが形成されている。ちなみに、このストッパ9aは、キャップ部9に形成されるブラケットであってもよく、ストッパとして形成しなくてもよい。また、このステアリングコラムでは、上記金属製ブッシュ5を省略して、アウタチューブ3の内部にインナチューブ6の基端部を挿入してそれらをかしめることにより、各チューブ3,6が互いに連結されている。ちなみに、アウタチューブ3の内部にインナチューブ6の基端部を圧入することにより各チューブ3,6を互いに連結することも可能である。一方、ハウジング1の先端部には、ハウジング1の内径よりも小さい内径を有する円筒状の抜け止め部材10が配設されており、この抜け止め部材10の内部にアウタチューブ3が挿入されている。そして、抜け止め部材10が、ボルト11によってハウジング1に一体的に組み付けられている。また図示を割愛しているが、アウタチューブ3は、基端部から先端部にかけて外径の大きい部分と外径の小さい部分とを有しており、アウタチューブ3の外周面には、外径の大きい部分と外径の小さい部分との境目に段差部が形成されている。
そして、こうした構造からなるステアリングコラムにあって、アウタチューブ3が矢印a1で示す方向に移動したとすると、アウタチューブ3の外周面に形成された段差部が抜け止め部材10の基端部側の端面に接触し、アウタチューブ3の矢印a1で示す方向への移動が規制される。そして、このようにアウタチューブ3の移動が規制されることで、ハウジング1からのアウタチューブ3の抜け出しを防止することとしている。
一方、こうした抜け止め部材10を有するステアリングコラムでは、例えばハウジング1及びアウタチューブ3に衝撃荷重が印加されたときに、次のような態様にて動作する。まず、各チューブ3,6の連結力を超える力がアウタチューブ3に印加されると、各チューブ3,6の連結が解除されて、インナチューブ6がアウタチューブ3の内部を矢印a2で示す方向に相対移動する。そしてこのようにハウジング1がインナチューブ6に対して相対移動することによってハウジング1からステアリングシャフト8に伝達される衝撃エネルギが吸収される。なおこのとき、上記抜け止め部材10の矢印a1で示す方向の端面10bがストッパ9aに接触すると、ハウジング1の矢印a1で示す方向の移動が規制される。このため、このステアリングコラムでは、衝撃吸収時の収縮量(E/Aストローク量)、より正確にはハウジング1とアウタチューブ3との相対的な位置関係が図中の位置関係にあるときのE/Aストローク量が図中のLs1で示される長さに設定されている。ちなみに、このストローク量Ls1の長さは車種などによって予め設定される。
ところで、こうしたステアリングコラムでは、必要なE/Aストローク量Ls1の確保や、抜け止め部材10の設置などに起因してステアリングコラムの全長が軸線mの方向に長くなり、ひいてはステアリングコラムが大型化してしまうといった問題があった。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、テレスコピック機構や衝撃吸収機構を設けた場合であれ、衝撃吸収時に必要なE/Aストローク量を確保しつつ、小型化を図ることのできるステアリングコラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両のステアリングホイールの回転軸であるステアリングシャフトを内部に収容して同シャフトと一体となってその軸方向に移動するインナチューブと、車体に支持されるハウジングによって前記軸方向に移動可能に保持されるとともに前記インナチューブに連結されるアウタチューブとを有して、前記各チューブが連結状態を維持したまま前記ステアリングシャフトと一体となって前記軸方向に移動することにより前記ステアリングホイールの前記軸方向の位置を可変とするテレスコピック機構と、前記各チューブの連結力を超える力が前記ステアリングシャフト、あるいは前記ハウジングに印加されたときに前記各チューブの連結が解除されて前記軸方向に所定量だけ収縮することにより衝撃エネルギを吸収する衝撃吸収機構とを備えるステアリングコラムにおいて、前記ハウジングの内周面と前記アウタチューブの外周面とが対向する部分に、前記アウタチューブの前記軸方向への移動を規制する移動規制構造を設けたことを要旨としている。
同構成によれば、アウタチューブの軸方向への移動を移動規制構造によって規制することができるため、この移動規制構造によってハウジングからのアウタチューブの抜け出しを防止することができるようになる。そしてこのような移動規制構造を設けるようにすれば、当該ステアリングコラムの構成要素から上述した抜け止め部材を省略することが可能となるため、抜け止め部材を省略した分だけステアリングコラムの軸方向の長さを短くすることができるようになる。したがって、テレスコピック機構や衝撃吸収機構を設けた場合であれ、衝撃吸収時に必要なE/Aストローク量を確保しつつ、小型化を図ることができるようになる。
そしてこの場合、請求項2に記載の発明によるように、移動規制構造を、前記ハウジングと前記アウタチューブとの間の間隙に突出するかたちで前記アウタチューブの外周面に設けられる突出部と、前記間隙に突出するかたちで前記ハウジングの内周面に設けられる突出部とによって構成して、前記アウタチューブの突出部が前記ハウジングの突出部に接触することで前記アウタチューブの前記軸方向への移動を規制するといった構成を採用することが有効である。こうした構成によれば、アウタチューブ及びハウジングに突出部をそれぞれ設けるだけで請求項1に記載の発明を容易に実現することができるようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のステアリングコラムにおいて、前記ハウジングは、その内周面から突出するとともに前記アウタチューブの外周面に接触するかたちで配設されて前記アウタチューブの外周面を押圧する押圧部材を有するものであって、前記ハウジングの突出部として、前記押圧部材を流用したことを要旨としている。
こうしたステアリングコラムには、通常、アウタチューブの外周面を押圧する押圧部材がハウジングに設けられており、このように押圧部材によってアウタチューブの外周面を押圧することでステアリングコラムの剛性が高められている。この点、上記構成によるように、この押圧部材をハウジングの突出部として流用すれば、ハウジングに新たに突出部を設ける必要がなくなるため、ステアリングコラムの構造の簡素化やコストの低減を図ることができるようになる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のステアリングコラムにおいて、前記アウタチューブは、円筒状の部材であるとともに、その外周面に、円筒外縁を形成する曲面部と平面状に切り欠かれた平面部とが前記軸方向に沿って並設されるものであって、前記アウタチューブの突出部が、前記曲面部と前記平面部との間に形成された段差部分によって形成されてなることを要旨としている。
同構成によれば、アウタチューブの外周面に平面部を形成するだけで上記アウタチューブの突出部を設けることができるため、アウタチューブの突出部を容易に形成することができるようになる。
本発明にかかるステアリングコラムによれば、テレスコピック機構や衝撃吸収機構を設けた場合であれ、衝撃吸収時に必要なE/Aストローク量を確保しつつ、小型化を図ることができるようになる。
本発明にかかるステアリングコラムの一実施形態についてその断面構造を示す断面図。 同実施形態のステアリングコラムについてそのアウターチューブの斜視構造を示す斜視図。 同実施形態のステアリングコラムの動作例を示す断面図。 同実施形態のステアリングコラムの他の例についてその断面構造を示す断面図。 同実施形態のステアリングコラムの他の例についてそのアウターチューブの斜視構造を示す斜視図。 同実施形態のステアリングコラムの他の例についてその断面構造を示す断面図。 従来のステアリングコラムについてその断面構造を示す断面図。 従来のステアリングコラムの他の例についてその断面構造を示す断面図。
以下、本発明にかかるステアリングコラムの一実施形態について図1〜図3を参照して説明する。
図1は、本実施形態のステアリングコラムの断面構造を示したものであり、はじめに、同図1を参照して、このステアリングコラムの構造を具体的に説明する。なお、この図1に示すステアリングコラムも、テレスコピック動作及び衝撃吸収動作を実現するための構成は、先の図8に例示したステアリングコラムと基本的に同様である。すなわち、この図1に示すステアリングコラムも、図示しないアクチュエータによって図中の矢印a1,a2で示す方向にアウタチューブ3を移動させることでステアリングシャフト8を矢印a1,a2で示す方向に伸縮させることが可能であり、こうしたテレスコピック動作も、基本的には先の図7及び図8を参照して前述した通りである。また、例えば何かしらの障害物に車両が衝突するなどしてハウジング1及びアウタチューブ3に衝撃荷重が印加された場合には、各チューブ3,6の連結が解除されることによって衝撃エネルギを吸収することが可能であり、こうした衝撃吸収動作も、基本的には先の図7及び図8を参照して前述した通りである。ただし、このステアリングコラムでは、各チューブ3,6の連結が解除されたとき、ハウジング1の先端面1aがストッパ9aに接触することによってハウジング1の矢印a1で示す方向への移動が規制される構造となっている。すなわち、このステアリングコラムでは、衝撃吸収時の収縮量(E/Aストローク量)、より正確にはハウジング1とアウタチューブ3との相対的な位置関係が図中の位置関係であるときのE/Aストローク量が図中のLs2で示される長さに設定されている。そして、このE/Aストローク量Ls2は、先の図8に例示したE/Aストローク量Ls1と同等の長さに設定されている。なお、この図1において、先の図8に例示した要素と同一の機能を有する要素には各々同一の符号を付して示しており、それらの要素の重複する説明は割愛する。
同図1に示されるように、このステアリングコラムでは、アウタチューブ3の略全体がハウジング1の内部に収容されるとともに、アウタチューブ3の外周面の中央部が2つのテンショナーブッシュ4a,4bによって押圧される構造となっている。そして、アウタチューブ3の基端部の外周面には、ハウジング1との間の間隙に突出する突出部3aが形成されている。
図2は、アウタチューブ3の斜視構造を示したものであり、次に、この図2を参照して、アウタチューブ3の構造をより具体的に説明する。
同図2に示されるように、このアウタチューブ3は円筒状の部材であって、その外周面に、円筒外縁を形成する曲面部3cを基端部側にそのまま残して、先端部から基端部にかけて平面状に切り欠かれた平面部3bが形成されている。すなわち、平面部3bと曲面部3cとが軸線mの方向に沿って並設されている。そして、これら平面部3bと曲面部3cとの間に形成された段差部分によって上記突出部3aが形成されている。このように、平面部3bと曲面部3cとの間に形成される段差部分によって突出部3aを形成するようにすれば、基本的にはアウタチューブ3の外周面に平面部3bを形成するだけで突出部3aを設けることができるため、突出部3aを容易に形成することができるようになる。
ここで、平面部3bは、上記テンショナーブッシュ4a,4bによって押圧される部分であって、このようにテンショナーブッシュ4a,4bによって押圧される部分を平面状に形成することによってアウタチューブ3の受圧面積を大きくするようにしている。これにより、テンショナーブッシュ4a,4bからアウタチューブ3に働く力を増加させることができるため、ステアリングコラムの剛性が増加するようになる。一方、上記突出部3aは、テレスコピック動作に伴ってアウタチューブ3が矢印a1で示す方向に移動した際に、アウタチューブ3の矢印a1で示す方向への移動を規制する部分として機能する。
ちなみに、本実施形態では、アウタチューブ3の外径が、先の図1に示される軸受け2a,2bの内径と略同じ長さに設定されているため、同軸受け2a,2bの内周面と平面部3bとの間には若干の間隙が形成されることとなる。
次に、図3を参照して、アウタチューブ3が矢印a1で示す方向に移動した際のステアリングコラムの動作例について説明する。
同図3に示されるように、アウタチューブ3が矢印a1で示す方向に移動したとすると、突出部3aが軸受け2aとの間の間隙を通ってテンショナーブッシュ4aの端面に接触する。そして、このように突出部3aがテンショナーブッシュ4aの端面に接触することによって、アウタチューブ3の矢印a1で示す方向への移動が規制されるようになる。すなわち、本実施形態では、アウタチューブ3の矢印a1で示す方向への移動を規制する移動規制構造がアウタチューブ3の突出部3a及びテンショナーブッシュ4aによって構成されており、この移動規制構造によってハウジング1からのアウタチューブ3の抜け出しを防止するようにしている。そしてこのような移動規制構造を設けるようにすれば、ステアリングコラムの構成要素から上述した抜け止め部材を省略することが可能となるため、抜け止め部材を省略した分だけステアリングコラムの軸方向の長さを短くすることができるようになる。したがって、テレスコピック機構や衝撃吸収機構を設けた場合であれ、先の図8に例示したステアリングコラムのE/Aストローク量Ls1と同等のE/Aストローク量Ls2を確保しつつ、小型化を図ることができるようになる。
また、本実施形態では、抜け止め部材と共に、上述した抜け止め部材をハウジングに組み付けるためのボルトも省略することができるため、部品点数を削減することができる。これにより、ステアリングコラムの軽量化やそのコストの低減を図ることができるようにもなる。
さらに、本実施形態では、突出部3aの移動を規制する部材としてテンショナーブッシュ4aを流用しているため、突出部3aの移動を規制する部材をハウジング1に新たに設ける必要がない。このため、ステアリングコラムの構造の簡素化やコストの低減を図ることができるようにもなる。
以上説明したように、本実施形態にかかるステアリングコラムによれば、以下のような効果が得られるようになる。
(1)アウタチューブ3に突出部3aを形成した上で、この突出部3aをテンショナーブッシュ4aに接触させることでアウタチューブ3の矢印a1で示す方向への移動を規制するようにした。これにより、上述した抜け止め部材を省略することが可能となるため、テレスコピック機構や衝撃吸収機構を設けた場合であれ、衝撃吸収時に必要なE/Aストローク量を確保しつつ、小型化を図ることができるようになる。また、部品点数を削減することもできるため、ステアリングコラムの軽量化やそのコストの低減を図ることができるようにもなる。
(2)突出部3aの移動を規制する部材としてテンショナーブッシュ4aを流用した。これにより、突出部3aの移動を規制する部材をハウジング1に新たに設ける必要がなくなるため、ステアリングコラムの構造の簡素化やそのコストの低減を図ることができるようになる。
(3)アウタチューブ3の外周面に平面部3bを形成した上で、この平面部3bと曲面部3cとの間に形成される段差部分によって突出部3aを形成するようにした。これにより、アウタチューブ3の外周面に平面部3bを形成するだけで突出部3aを設けることができるため、突出部3aの形成が容易となる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記実施形態では、抜け止め部材を省略した分だけステアリングコラムの軸方向の長さを短くするようにした。これに代えて、例えば図4に示すように、単に抜け止め部材を省略するといった構造を採用してもよい。このような構造を採用すれば、ステアリングコラムの軸方向の長さを短くすることなく、上記E/Aストローク量Ls2を上記E/Aストローク量Ls1よりも長くすることができるといった効果を得ることが可能となる。
・上記実施形態では、アウタチューブ3の外周面に形成された平面部3bと曲面部3cとの間の段差部分によって突出部3aを形成するようにした。これに代えて、例えば図5に示すように、アウタチューブ3の外周面に、先端部から基端部にかけて平面部3dを形成した上で、この平面部3dに突出部3eを形成するようにしてもよい。
・上記実施形態では、押圧部材としてのテンショナーブッシュ4aに突出部3aを接触させることでアウタチューブ3の移動を規制するようにしたが、これに代えて、例えば突出部3aの突出量を調整して、突出部3aを軸受け2aに接触させることでアウタチューブ3の移動を規制するようにしてもよい。また、例えばテンショナーブッシュ4a及び4bの間に位置するようにアウタチューブ3の中央部の外周面に突出部を形成した上で、この突出部をテンショナーブッシュ4bに接触させることでアウタチューブ3の移動を規制するようにしてもよい。さらに、例えばハウジング1の内壁面に新たな突出部を形成して、この新たに形成した突出部によって突出部3aの移動を規制するようにしてもよい。ちなみに、ハウジング1の内壁面に突出部を新たに形成する方法としては、例えばハウジング1の内壁面を加工して突出部を形成したり、あるいはハウジング1の内壁面にボルトを埋め込むなど、適宜の方法を採用することが可能である。要は、上記移動規制構造が、ハウジング1とアウタチューブ3との間の間隙に突出するかたちでアウタチューブ3の外周面に設けられる突出部と、同間隙に突出するかたちでハウジング1の内壁面に設けられる突出部とから構成されるものであって、アウタチューブ3の突出部がハウジング1の突出部に接触することでアウタチューブ3の矢印a1で示す方向への移動を規制するものであればよい。
・上記実施形態では、アウタチューブ3の外周面に設けられる突出部を、ハウジング1の内壁面に設けられる突出部に接触させることでアウタチューブ3の移動を規制するようにした。これに代えて、例えば図6に示されるように、ハウジング1の内壁面に溝1bを形成した上で、この溝1bに挿入される突出部3fをアウタチューブ3の外周面に形成する。そして、この溝1bの矢印a1で示す方向の内壁面に突出部3fが接触することで、アウタチューブ3の矢印a1で示す方向への移動を規制するようにしてもよい。要は、ハウジング1の内壁面とアウタチューブ3の外壁面とが対向する部分に、アウタチューブ3の軸線mの方向への移動を規制する移動規制構造が設けられているものであればよい。
(付記)
次に、上記実施形態及びその変形例から把握できる技術的思想について追記する。
(イ)請求項2に記載のステアリングコラムにおいて、前記ハウジングの突出部が、前記ハウジングの内周面を加工して形成されたものであることを特徴とするステアリングコラム。同構成によれば、ハウジングの突出部を容易に形成することができるため、ひいては請求項2に記載の発明を容易に実現することができるようになる。
m…軸線、Ls1,Ls2…E/Aストローク量、1…ハウジング、1a…先端面、1b…溝、2a,2b,7…軸受け、3…アウタチューブ、3a,3e,3f…突出部、3b,3d…平面部、3c…曲面部、4a,4b…テンショナーブッシュ、5…金属製ブッシュ、6…インナチューブ、8…ステアリングシャフト、8a…アッパシャフト、8b…ロアシャフト、9…キャップ部、9a…ストッパ、10…抜け止め部材、10b…端面、11…ボルト。

Claims (4)

  1. 車両のステアリングホイールの回転軸であるステアリングシャフトを内部に収容して同シャフトと一体となってその軸方向に移動するインナチューブと、車体に支持されるハウジングによって前記軸方向に移動可能に保持されるとともに前記インナチューブに連結されるアウタチューブとを有して、前記各チューブが連結状態を維持したまま前記ステアリングシャフトと一体となって前記軸方向に移動することにより前記ステアリングホイールの前記軸方向の位置を可変とするテレスコピック機構と、前記各チューブの連結力を超える力が前記ステアリングシャフト、あるいは前記ハウジングに印加されたときに前記各チューブの連結が解除されて前記軸方向に所定量だけ収縮することにより衝撃エネルギを吸収する衝撃吸収機構とを備えるステアリングコラムにおいて、
    前記ハウジングの内周面と前記アウタチューブの外周面とが対向する部分に、前記アウタチューブの前記軸方向への移動を規制する移動規制構造を設けた
    ことを特徴とするステアリングコラム。
  2. 前記移動規制構造が、前記ハウジングと前記アウタチューブとの間の間隙に突出するかたちで前記アウタチューブの外周面に設けられる突出部と、前記間隙に突出するかたちで前記ハウジングの内周面に設けられる突出部とから構成されて、前記アウタチューブの突出部が前記ハウジングの突出部に接触することで前記アウタチューブの前記軸方向への移動を規制するものである
    請求項1に記載のステアリングコラム。
  3. 前記ハウジングは、その内周面から突出するとともに前記アウタチューブの外周面に接触するかたちで配設されて前記アウタチューブの外周面を押圧する押圧部材を有するものであって、前記ハウジングの突出部として、前記押圧部材を流用した
    請求項2に記載のステアリングコラム。
  4. 前記アウタチューブは、円筒状の部材であるとともに、その外周面に、円筒外縁を形成する曲面部と平面状に切り欠かれた平面部とが前記軸方向に沿って並設されるものであって、前記アウタチューブの突出部が、前記曲面部と前記平面部との間に形成された段差部分によって形成されてなる
    請求項3に記載のステアリングコラム。
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