JP4863946B2 - 交換ユニット、画像形成装置、および画像形成装置の交換ユニット取り付け方法 - Google Patents

交換ユニット、画像形成装置、および画像形成装置の交換ユニット取り付け方法 Download PDF

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Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、またはそれらの複合機などの画像形成装置に関する。そのうち、帯電、書込み、現像を行って像担持体上にトナー像を形成し、そのトナー像を直接または中間転写体を介して間接的に転写して、その転写トナー像を定着装置で定着し、用紙等の記録材に画像を記録する電子写真式の画像形成装置に関する。特に、定着液を用いて記録材上のトナーを定着する定着装置を備える画像形成装置に関する。
および、この発明は、そのような定着装置を備える画像形成装置において、消耗品であるトナーと定着液とを収容して画像形成装置本体に対して交換自在に設ける交換ユニットに関する。および、画像形成装置本体に対して、その交換ユニットを取り付ける交換ユニット取り付け方法に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置は、画像情報に基づいて、用紙、布、OHPフィルム等の記録材に、文字や記号等を含む画像を記録するものである。このような画像形成装置には、種々の方式のものがあるが、そのうち、電子写真方式の画像形成装置は、普通紙に高精細な画像を高速で記録することができる点から、オフィスで現在広く使用されている。
電子写真方式の画像形成装置は、ドラム状やベルト状の像担持体のまわりに帯電装置、書込み装置、現像装置、転写装置、クリーニング装置、除電装置などを配置し、像担持体の回転とともに帯電して後、書込みを行って像担持体表面に静電潜像を形成し、トナーを付着することによりその静電潜像を現像して像担持体上にトナー像を形成し、そのトナー像を直接、またはベルト状等の中間転写体を介して間接的に転写して記録材に画像を記録する。トナー像転写後の記録材は定着装置に導き、未定着トナーを記録材上に定着する一方、画像転写後の像担持体表面はクリーニング装置で清掃するとともに除電し、再度の画像形成に備えていた。
この種の電子写真方式の画像形成装置では、定着装置として、定着速度が速く、定着画像品質が良好なことなどから、記録材上のトナーをハロゲンヒータやセラミックヒータなどの発熱体で加熱して溶解し、これを加圧することで記録材上に定着させる熱定着方式が広く普及している。しかしながら、このような熱定着方式の定着装置を用いる画像形成装置では、トナーを加熱することから多量の電力が消費されており、省エネルギが叫ばれている今日、熱定着方式のものに代えて低消費電力の定着装置の採用が強く望まれている。また、熱定着方式の定着装置には、定着開始までの立ち上げ時間が長いなどの問題もあった。
そこで、従来の定着装置の中には、例えば下記の特許文献1に記載されるように、蒸気定着方式を採用するものが提案されている。蒸気定着方式では、トナーを溶かす溶媒蒸気中に未定着トナーが載った記録紙を挿入するものであり、確かにこの方式によれば、熱方式に比べてエネルギの消費は少ない。しかし、液に臭気があったり、また人体に害を及ぼしたりする懸念があり、広く普及しなかった。ところが、近来、無臭・無害でトナーを膨潤・溶解させ、定着を可能とする液が開発されてきたことで、再び液による定着方式が見直されてきている。
無臭で無害の定着液を使用する定着装置の中には、例えば下記の特許文献2に記載されるように、トナーを軟化させる軟化材と、その軟化材を分散または溶解する溶媒とからなる定着液を用い、その定着液を噴霧や滴下し、またはローラなどを用いて塗布して画像転写後の記録材に付着し、トナーを軟化してその後定着液を乾燥させることにより未定着トナーを記録材上に定着する方法が提案されている。
この方式の定着装置は、熱定着方式の場合のようにトナー加熱処理を必要としないことから、低消費電力で省エネルギ対策に適した定着方式ということができる。例えば、特許文献3に記載されるように、中間転写体に定着液を噴霧して、そのまま記録材に転写・定着させようというものである。
特公昭40−10867号公報 特許第3290513号公報 特開2004−109747号公報 特開2006−308781号公報
ところで、定着液を使用して定着を行う場合、定着液は消耗品であるため、当然画像形成装置本体への補給が必要となる。現流の定着では、同じ消耗品であるトナーを、ユーザーに補給してもらうようにする構成が多い。この技術は、広く使われていて、例えば特許文献4のようにボトル内にトナーを入れた消耗品を用意し、ユーザーがその交換を行うことによりトナー補給している。ところが、定着液の交換については、商品化されたものがいまだないため、従来技術がほとんどないのが実情である。
そこで、この発明の第1の目的は、定着液を使用する画像形成装置において、ユーザーが定着液の補給を効率的かつ容易に行い、メンテナンスの効率性および簡易性を高めることにある。
この発明の第2の目的は、一体化しているトナーボトルと定着液ボトルとの分別廃棄を容易として環境に配慮することにある。
この発明の第3の目的は、トナーボトルと定着液ボトルとが一体化して構成された交換ユニットの耐久性を向上することにある。
この発明の第4の目的は、トナーボトルと定着液ボトルとの連結・切り離しを簡単として、組み付けと分別廃棄を容易とすることにある。
この発明の第5の目的は、交換ユニットにおいて、消耗品であるトナーと定着液がほぼ同時になくなるようにして、消耗品を無駄なく消費して、交換ユニットの効率のよい経済的な交換を可能とすることにある。
この発明の第6の目的は、交換ユニットにおいて、定着液の補給をより効率的に行うことにある。
ところで、トナーボトルと定着液ボトルとを一体化して交換ユニットを構成し、その交換ユニットを画像形成装置本体に対して一括して交換自在に設けるとき、交換ユニットの定着液ボトルから漏れた定着液が当該交換ユニットのトナーボトルに達すると、未使用のトナーを溶解させることとなる。そこで、この発明の第7の目的は、定着液ボトルから漏れ出た定着液がトナーボトルに達しないようにすることにある。
この発明の第8の目的は、ユーザーが定着液の補給を効率的かつ容易に行い、メンテナンスの効率性および簡易性が高められた画像形成装置を提供することにある。
この発明の第9の目的は、画像形成装置において、消耗品である交換ユニットのトナーと定着液とがほぼ同時になくなるようにして、消耗品を無駄なく消費して、交換ユニットの効率のよい経済的な交換を可能とすることにある。
この発明の第10の目的は、ユーザーが黒の交換ユニットのみを頻繁に交換する手間を省くことにある。
この発明の第11の目的は、画像形成装置において、定着液の補給をより効率的に行うことにある。
この発明の第12の目的は、ユーザーが定着液の補給を効率的かつ容易に行い、メンテナンスの効率性および簡易性が高められた画像形成装置の交換ユニット取り付け方法を提供することにある。
この発明の第13の目的は、画像形成装置の交換ユニット取り付け方法において、定着液の補給をより効率的に行うことにある。
この発明の第14の目的は、使用中においても、交換ユニットの交換を容易とする。
このため、請求項1に記載の発明は、上述した第1の目的を達成すべく、
交換ユニットにおいて、
トナーボトルと定着液ボトルとを一体化して、複写機本体、プリンタ本体、ファクシミリ本体などの画像形成装置本体に対して一括して交換自在に設けられ、
前記トナーボトルには、前記画像形成装置本体の現像装置に供給するトナーが収容される一方、
前記定着液ボトルには、トナーを軟化させる軟化剤とその軟化剤を溶解または分散する溶媒からなり、前記画像形成装置本体の定着装置に供給して、用紙、OHPフィルム等の記録材上の未定着トナーに付与し、その未定着トナーを溶解して該記録材に定着するトナー定着液が収容されている、
ことを特徴とする。
ここで、現像装置は、画像形成装置本体において、トナーを付着することにより像担持体上に形成した静電潜像を可視像化するものである。そして、請求項1に係る交換ユニットは、トナーボトルと定着液ボトルとを一体化して、画像形成装置本体に対して一括して交換自在に設けられ、トナーボトル交換時に定着液ボトルも同時に交換される。「トナーボトルと定着液ボトルとを一体化する」とは、同一部材を用いて完全に一体化する場合に限らず、両ボトルを画像形成装置本体に対して一括して交換可能に連結するなどして一体化する場合も含むものである。
請求項2に記載の発明は、上述した第2の目的を達成すべく、請求項1に記載の交換ユニットにおいて、前記トナーボトルと前記定着液ボトルとが各々別体に形成されており、同一部材で完全に一体化されているのではなく、切り離し自在に一体に連結されていることを特徴とする。そして、一体化されているトナーボトルと定着液ボトルとを、廃棄時に切り離して分別可能とする。
請求項3に記載の発明は、上述した第3の目的を達成すべく、請求項2に記載の交換ユニットにおいて、前記トナーボトルと前記定着液ボトルとが、例えば前者がポリエステル系の材質で、後者がポリカーボネートなど、それぞれ異材質で形成されていることを特徴とする。そして、トナーにより汚染されにくい材質で形成されるトナーボトルにトナーが収容され、定着液により汚染されにくい材質で形成される定着液ボトルに定着液が収容されて、一体化される。
請求項4に記載の発明は、上述した第4の目的を達成すべく、請求項2または3に記載の交換ユニットにおいて、前記トナーボトルと前記定着液ボトルとがスナップフィットで連結されていることを特徴とする。そして、スナップフィットにより、トナーボトルと定着液ボトルとを連結・切り離し自在とする。
請求項5に記載の発明は、上述した第5の目的を達成すべく、請求項1ないし4のいずれか1に記載の交換ユニットにおいて、前記トナーボトルに収容されている量のトナーを定着するのに必要な定着液量をAとするとき、そのAの1.0〜1.2倍の定着液が前記定着液ボトルに収容されていることを特徴とする。そして、長時間使用により仮に定着液が多少蒸発するようなことがあったとしても、定着液が不足するようなことがなく、トナーボトル内のトナーとともに、定着液ボトル内の定着液が、ほぼ同時になくなるようにする。
請求項6に記載の発明は、上述した第6の目的を達成すべく、請求項1ないし5のいずれか1に記載の交換ユニットにおいて、前記定着液ボトルの液供給口が、破損可能なシール手段でシールされていることを特徴とする。そして、交換ユニットを画像形成装置本体に取り付けたとき、シール手段が破損されて定着液ボトルの液供給口から定着液が画像形成装置本体の定着装置に供給される。
請求項7に記載の発明は、上述した第7の目的を達成すべく、請求項1ないし6のいずれか1に記載の交換ユニットにおいて、前記トナーボトルのトナー供給口からのトナー供給方向と前記定着液ボトルの液供給口からの定着液供給方向とが異なる向きとなっていることを特徴とする。そして、定着液ボトルの液供給口から漏れ出た定着液が、供給向きが異なるトナーボトルのトナー供給口に到達しないようにする。
請求項8に記載の発明は、上述した第7の目的を達成すべく、請求項1ないし6のいずれか1に記載の交換ユニットにおいて、前記画像形成装置本体への取り付け状態において、前記トナーボトルのトナー供給口と前記定着液ボトルの液供給口との間に、トナー供給口より液供給口が重力方向下方となる段差が設けられていることを特徴とする。そして、定着液ボトルの液供給口から漏れ出た定着液が、重力の働きによりトナーボトルのトナー供給口に到達しないようにする。
請求項9に記載の発明は、上述した第7の目的を達成すべく、請求項1ないし6のいずれか1に記載の交換ユニットにおいて、前記トナーボトルのトナー供給口と前記定着液ボトルの液供給口とが仕切り壁で仕切られていることを特徴とする。そして、定着液ボトルの液供給口から漏れ出た定着液が、仕切り壁で仕切られるトナーボトルのトナー供給口に到達しないようにする。
請求項10に記載の発明は、上述した第7の目的を達成すべく、請求項1ないし6のいずれか1に記載の交換ユニットにおいて、前記定着液ボトルの液供給口が仕切り壁で囲まれていることを特徴とする。そして、定着液ボトルの液供給口から漏れ出た定着液が、囲いの仕切り壁外に流れ出ることを防いで、トナーボトルのトナー供給口に到達しないようにする。
請求項11に記載の発明は、上述した第8の目的を達成すべく、複写機、プリンタ、ファクシミリまたはそれらの複合機などの画像形成装置において、請求項1ないし10のいずれか1に記載の交換ユニットが備えられていることを特徴とする。そして、トナーボトルと定着液ボトルとを一体化して、画像形成装置本体に対して一括して交換自在に設けられ、トナーボトル交換時に定着液ボトルも同時に交換可能とされる。
請求項12に記載の発明は、上述した第9の目的を達成すべく、請求項11に記載の画像形成装置において、前記トナーボトルに収容するトナー量が異なる複数の交換ユニットがあるとき、1つの交換ユニットのトナーボトルに収容されている量のトナーを定着するのに必要な定着液量をAとするとき、その液量Aの1.0〜1.2倍の定着液が収容されている前記定着液ボトルのみが、当該交換ユニットのトナーボトルと互いに連結可能に構成されていることを特徴とする。
そして、トナーボトルと、それに収容されている量のトナーを定着するのに必要な定着液量Aの1.0〜1.2倍の定着液が収容されている定着液ボトルとのみが連結可能とされ、トナーボトルに収容されているトナーの量と釣り合わない定着液量が収容されている定着液ボトルは連結不能とされる。
請求項13に記載の発明は、上述した第10の目的を達成すべく、請求項11または12に記載の画像形成装置において、前記画像形成装置本体に、黒、マゼンタ、イエロ、シアンなどの異なる色のトナーを収容する複数色の交換ユニットを、それぞれ交換自在に設けるとともに、そのうちの黒の交換ユニットのトナーおよび定着液の収容量を、他のマゼンタ、イエロ、シアンなどの交換ユニットのトナーおよび定着液の収容量より多くしてなることを特徴とする。そして、一般に他色より多く使用する黒トナーの交換ユニットを、他色の交換ユニットよりも大きくする。
請求項14に記載の発明は、上述した第11の目的を達成すべく、請求項11ないし13のいずれか1に記載の画像形成装置において、前記交換ユニットを前記画像形成装置本体に取り付けるとき、その取り付け動作に連動して前記交換ユニットのシール手段を破損させる部材が前記画像形成装置本体に備えられていることを特徴とする。そして、交換ユニットを画像形成装置本体に取り付けるとき、その取り付け動作に連動し、画像形成装置本体に備えられている部材がシール手段を破損して、定着液ボトルの液供給口から定着液が画像形成装置本体の定着装置に供給される。
請求項15に記載の発明は、上述した第11の目的を達成すべく、請求項14に記載の画像形成装置において、前記シール手段として、前記定着液ボトルの液供給口を塞ぐ薄い紙やテープ等のシート部材を用い、前記交換ユニットを前記画像形成装置本体に取り付けるとき、その取り付け動作に連動し、前記シート部材を突き破るピン等の部材が前記画像形成装置本体に備えられていることを特徴とする。
そして、交換ユニットを画像形成装置本体に取り付けるとき、その取り付け動作に連動し、画像形成装置本体に備えられている部材がシート部材を突き破り、定着液ボトルの液供給口から定着液が画像形成装置本体の定着装置に供給される。
請求項16に記載の発明は、上述した第12の目的を達成すべく、
画像形成装置の交換ユニット取り付け方法において、
トナーボトルと定着液ボトルとが一体化された交換ユニットが画像形成装置本体に取り付けられ、
前記トナーボトルに収容されているトナーが前記画像形成装置本体の現像装置に供給可能とされるとともに、
取り付け動作に連動して前記画像形成装置本体に備える部材で前記定着液ボトルの液供給口のシール手段が破損され、トナーを軟化させる軟化剤とその軟化剤を溶解または分散する溶媒からなる定着液が前記定着液ボトルから前記画像形成装置本体の定着装置の定着液溜めに供給される、
ことを特徴とする。
そして、トナーボトルと定着液ボトルとを一体化して、画像形成装置本体に対して一括して交換自在に設けられ、トナーボトル交換時に定着液ボトルも同時に交換されるようにする。
請求項17に記載の発明は、上述した第13の目的を達成すべく、請求項16に記載の画像形成装置の交換ユニット取り付け方法において、前記シール手段として、前記定着液ボトルの液供給口を塞ぐ薄い紙やテープ等のシート部材を用い、前記交換ユニットを前記画像形成装置本体に取り付けるとき、その取り付け動作に連動して前記画像形成装置本体に備えるピン等の部材で前記シート部材を突き破り、定着液が前記定着液溜めに供給されることを特徴とする。
そして、交換ユニットを画像形成装置本体に取り付けたとき、その取り付け動作に連動し、画像形成装置本体に備えられている部材が、定着液ボトルの液供給口を塞ぐシート部材を突き破り、定着液ボトルの液供給口から定着液が画像形成装置本体の定着装置の定着液溜めに供給される。
請求項18に記載の発明は、上述した第14の目的を達成すべく、請求項16または17に記載の画像形成装置の交換ユニット取り付け方法において、前記交換ユニットを前記画像形成装置本体に取り付けたとき、一度に定着液が前記定着液溜めに供給されることを特徴とする。そして、交換ユニットを画像形成装置本体に取り付けたとき、交換ユニットの定着液ボトルに収容する定着液を一度に定着装置の定着液溜めに供給して、定着液ボトルが空の状態とされる。
請求項1に記載の発明によれば、トナーボトル交換時に定着液ボトルも同時に交換されるので、画像形成装置本体に対するトナー補給とともに定着液の補給を行い、消耗品である定着液が液体であることを意識せずに、ユーザーが効率的かつ容易にその補給を行って、メンテナンスの効率化を図り、また簡易化を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、異材質で構成されることが多いトナーボトルと定着液ボトルとを、廃棄時に切り離して分別するので、分別廃棄を容易として環境に配慮することができる。
請求項3に記載の発明によれば、トナーボトルはトナーにより汚染されにくい材質で、また定着液ボトルは定着液により汚染されにくい材質で形成されることを可能とするので、トナーボトルと定着液ボトルとが一体化して構成された交換ユニットの耐久性を向上することができる。
請求項4に記載の発明によれば、トナーボトルと定着液ボトルとがスナップフィットにより連結されることにより、トナーボトルと定着液ボトルとの連結・切り離しを、道具を用いずに手で簡単に行うことができるようにし、交換ユニットの組み付けと分別廃棄を容易とすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、ユニット交換時期には、トナーボトル内のトナーとともに、定着液ボトル内の定着液が、ほぼ同時になくなるようにして、定着液が不足したり不必要に多く残ったりする不都合をなくし、消耗品を無駄なく消費してユニット交換の効率のよい経済的な交換を行うことができる。また、定着液の方を多目に入れておくことで、長時間の使用により仮に定着液が多少蒸発するようなことがあったとしても、定着液が不足しないようにすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、交換ユニットを画像形成装置本体に取り付けたとき、シール手段が破損されて定着液ボトルの液供給口から定着液が定着装置に供給されるので、定着液の補給をより効率的に行うことができる。
請求項7に記載の発明によれば、トナーボトルと定着液ボトルとを一体化して交換ユニットを構成し、その交換ユニットを画像形成装置本体に対して一括して交換自在に設けるとき、定着液ボトルの液供給口から漏れ出た定着液が、供給向きが異なるトナーボトルのトナー供給口に到達しないようにして、トナー供給口付近の未使用のトナーを溶解するおそれをなくすことができる。
請求項8に記載の発明によれば、トナーボトルと定着液ボトルとを一体化して交換ユニットを構成し、その交換ユニットを画像形成装置本体に対して一括して交換自在に設けるとき、定着液ボトルの液供給口から漏れ出た定着液が、重力に抗してトナーボトルのトナー供給口に到達しないようにして、トナー供給口付近の未使用のトナーを溶解するおそれをなくすことができる。
請求項9に記載の発明によれば、トナーボトルと定着液ボトルとを一体化して交換ユニットを構成し、その交換ユニットを画像形成装置本体に対して一括して交換自在に設けるとき、定着液ボトルの液供給口から漏れ出た定着液が、仕切り壁で隔ててトナーボトルのトナー供給口に到達しないようにして、トナー供給口付近の未使用のトナーを溶解するおそれをなくすことができる。
請求項10に記載の発明によれば、トナーボトルと定着液ボトルとを一体化して交換ユニットを構成し、その交換ユニットを画像形成装置本体に対して一括して交換自在に設けるとき、定着液ボトルの液供給口から漏れ出た定着液が、仕切り壁の外に流れ出ることを防いで、トナーボトルのトナー供給口に到達しないようにし、トナー供給口付近の未使用のトナーを溶解するおそれをなくすことができる。
請求項11に記載の発明によれば、トナーボトル交換時に定着液ボトルも同時に交換可能とされるので、画像形成装置本体に対するトナー補給とともに定着液の補給を行い、消耗品である定着液が液体であることを意識せずに、ユーザーが効率的かつ容易にその補給を行って、メンテナンスの効率性および簡易性を高め、省エネルギに優れた画像形成装置を提供することができる。
請求項12に記載の発明によれば、1つの交換ユニットで、トナーボトルに収容されているトナーの量と釣り合わない定着液量が収容されている定着液ボトルはトナーボトルに連結不能とされているので、トナーボトル内のトナーとともに、定着液ボトル内の定着液が、ほぼ同時になくなるようにして、定着液が不足したり不必要に多く残ったりする不都合をなくし、消耗品の無駄を少なくしてユニット交換の効率のよい経済的な交換を行うことができる。また、定着液の方を多目に入れておくことで、長時間の使用により仮に定着液が多少蒸発するようなことがあったとしても、定着液が不足しないようにすることができる。
請求項13に記載の発明によれば、オフィスなど、一般では黒のみで構成される文書が多く、したがって黒トナーが他色より多く消費される。このことを予め考慮し、黒の交換ユニットのトナーおよび定着液の収容量を、他の色の交換ユニットのトナーおよび定着液の収容量よりも多くし、ユーザーが黒の交換ユニットのみを頻繁に交換する手間を省くことができる。
請求項14に記載の発明によれば、交換ユニットを画像形成装置本体に取り付けるとき、その取り付け動作に連動し、画像形成装置本体に備えられている部材がシール手段を破損して、定着液ボトルの液供給口から定着液が定着装置に供給されるので、定着液の補給をユニット取り付け動作に連動してより効率的に行うことができる。
請求項15に記載の発明によれば、交換ユニットを画像形成装置本体に取り付けるとき、その取り付け動作に連動し、画像形成装置本体に備えられている部材がシート部材を突き破り、定着液ボトルの液供給口から定着液が定着装置に供給されるので、ユーザーが手を汚すことなく、定着液の補給をより効率的に行うことができる。
請求項16に記載の発明によれば、トナーボトル交換時に定着液ボトルも同時に交換されるので、画像形成装置本体に対するトナー補給とともに定着液の補給を行い、消耗品である定着液が液体であることを意識せずに、ユーザーが効率的かつ容易にその補給を行って、メンテナンスの効率化を図り、また簡易化を図る画像形成装置の交換ユニット取り付け方法を提供することができる。
請求項17に記載の発明によれば、交換ユニットを画像形成装置本体に取り付けたとき、その取り付け動作に連動し、画像形成装置本体に備えられている部材が、定着液ボトルの液供給口を塞ぐシート部材を突き破り、定着液ボトルの液供給口から定着液が定着装置の定着液溜めに供給されるので、ユーザーが手を汚すことなく、定着液の補給をより効率的に行うことができる。
請求項18に記載の発明によれば、交換ユニットを画像形成装置本体に取り付けたとき、定着液を一度に定着液溜めに供給して定着液ボトルが空の状態とされるので、使用中に何らかの理由で定着液ボトルを交換する必要が生じたときなど、ユーザー等が定着液を手や衣服等に付着させたり、床や画像形成装置本体内を汚したりするなどのおそれなく作業を行うことができる。
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の最良形態につき説明する。
図1には、画像形成装置の一例である像担持体タンデム配置方式のカラープリンタにおけるその内部機構の全体概略構成を示す。
画像形成装置本体であるプリンタ本体B内には、黒(BK)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、シアン(C)の4つの作像装置100が備えられている。また、エンドレスの中間転写ベルト10を4つのローラ11〜14に掛けまわして設ける中間転写装置200が設置されている。4つの作像装置100BK、100M、100Y、100Cは、トナーの色が相違するのみで同一構成をなし、中間転写装置200上に中間転写ベルト10に沿ってタンデム式に並べて設けられている。
図2には、1つの作像装置100の概略構成を示す。
各作像装置100には、ドラム状の像担持体20が備えられている。像担持体20のまわりには、帯電チャージャ等よりなる帯電装置21、不図示の露光装置、現像装置22、中間転写ベルト10を挟んで転写チャージャ等よりなる一次転写装置23、クリーニング装置24、除電ランプ等よりなる除電装置25などが配置されている。
そして、像担持体20の図中時計まわりの回転とともに、帯電装置21で像担持体20の表面が一様に帯電される。次いで、画像信号に基づき不図示の露光装置により書込み光Lが照射されて、像担持体20上に静電潜像が形成される。その後、現像装置22の現像スリーブ26で保持するプラス帯電キャリア27上のマイナス帯電トナーtが像担持体20に転移され、その転移されたトナーtが一次転写装置23により一次転写位置N1で中間転写ベルト10上に一次転写される。
このとき、転写されずに像担持体20上に残留したトナーtは、クリーニング装置24のクリーニングブラシ28およびクリーニングブレード29により掻き落として除去される。それから、像担持体20の表面は、除電装置25により電荷を除去されて再度の画像形成に備えられる。
さて、図1に示すように、中間転写装置200の下方には、給紙トレイ30が多段に(図示例では3段に)備えられている。各給紙トレイ30には、それぞれ対応して、それに収納する記録材を繰り出す給紙ローラ31が設けられており、給紙ローラ31で繰り出した記録材を搬送する搬送路32が形成されている。各給紙トレイ30からの搬送路32は、合流して上方に向けて延び、プリンタ本体Bの頂面に設ける排紙スタック部33まで続いている。
搬送路32には、中間転写装置200と対向して二次転写装置34の転写ローラ35が配置され、二次転写位置N2が形成されている。二次転写位置N2の上流には、レジストローラ対36が設けられている。二次転写位置N2の下流には拍車37が2つ続けて設置され、その下流に定着装置40が配置され、さらにその下流に排紙ローラ対38が備えられている。
そして、中間転写ベルト10の図中反時計まわりの回転とともに、各作像装置100の像担持体20上に形成された黒、マゼンタ、イエロ、シアンの各トナー像が上述したごとく一次転写位置N1で順次転写されて重ね合わされ、中間転写ベルト10上にカラー画像が形成される。他方、給紙ローラ31により繰り出された記録材は、搬送路32を通してレジストローラ対36でタイミングを取って二次転写位置N2に送り込まれる。
二次転写位置N2に送り込まれた記録材には、転写ローラ35により中間転写ベルト10上のカラー画像が二次転写される。その後、記録材は、拍車37によりトナーを乱さないように定着装置40に搬送され、そこでトナー像が定着されて排紙ローラ対38により排紙スタック部33上に排出される。
ところで、定着装置40は、搬送路32を通して搬送する記録材を受け入れる入口41と、定着後の記録材を送り出す出口42を有する定着ケース43内に、入口41から出口42に通ずる通路に沿って、ローラ44に掛けまわして搬送ベルト45が設けられ、その搬送ベルト45の内側に電極46が配置されている。また、定着ケース43内には、搬送ベルト45のベルト面に向けて定着液噴霧器47が保持されており、その下にイオナイザ48が設置されている。
定着装置40に隣接する位置には、定着液溜め50が備えられている。定着液溜め50には、タンクケース51内に定着液52が貯留されており、定着液噴霧器47から垂れ下がるように設けられて吸い上げ管53が引き込まれている。また、タンクケース51内には、定着液の満杯状態を検知する水位センサ54と、空状態を検知する水位センサ55とが備えられている。
そして、画像転写後の記録材が定着装置40に搬送されて入口41から定着ケース43内に入り込んで搬送ベルト45位置に達したとき、電極46により例えばプラス側に帯電して搬送ベルト45に吸着し、吸い上げ管53を通して吸い上げたタンクケース51内のトナー定着液52が定着液噴霧器47によりミスト状にして噴霧される。このとき、噴霧された定着液滴をイオナイザ48により例えばプラス側に帯電させ、マイナスに帯電した記録材にクーロン力で引き寄せられて均一に付着される。
これにより、記録材にトナー定着液52が付与されて、記録材上の未定着トナーが溶解または膨潤されて軟化され、その後、乾燥することにより再固着されて記録材に定着される。もちろん、この直後にローラ等に挟む工程を入れ、記録材への定着力をさらに高めたり、トナー表面の平滑性を上げることで光沢度を上げたりするようにしてもよい。
図1において、プリンタ本体Bの排紙スタック部33下には、黒(BK)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、シアン(C)の4つの交換ユニット60BK、60M、60Y、60Cが並べて備えられている。図示の4つの交換ユニット60は、収容するトナーの色が相違するのみでまったく同一に構成されている。
図3には、1つの交換ユニット60の外観を示す。
交換ユニット60には、図3に示すように、トナーボトル取付台61上に取り付けるトナーボトル62と、トナーボトル取付台61を介して定着液ボトル63とが一体化され、プリンタ本体Bに対して、例えばそのプリンタ本体Bの正面カバーを開いて、図中矢示する長さ方向に抜き差しし、一括して交換自在に設けられている。
トナーボトル取付台61には、交換ユニット60をプリンタ本体Bに挿入するとき、プリンタ本体B内の溝にはまり込むことによってその溝によって案内される両側のレール状突部64と、付勢されて常時はトナー供給口を塞いでいるシャッタ65と、開口66から一部が露出するギヤ67などが設けられている。また、トナーボトル62には、内周面に内向きの突条を形成する螺旋溝68が周面に設けられている。そして、該トナーボトル62は、トナーボトル取付台61上に、ギヤ67の回転とともに軸線まわりに回転するように取り付けられている。
図4には、交換ユニット60の定着液ボトル63付近の従断面を示す。図5には、その定着液ボトル63の外観を示す。
定着液ボトル63には、頂面に液補給口70が形成され、製造時に定着液が補給されて蓋71で塞がれている。補給後は、液漏れが生じないように、溶着等により封止されるようにしてもよい。また、下部から突出して下向きに開口する液供給口72が形成され、内周面にOリング73が設けられている。定着液ボトル63の底部には、液供給口72を塞ぐように、破損可能なシール手段として、薄い紙やテープなどのシート部材74が設けられている。
さらに、側面には、嵌合凹部75が形成され、そこにトナーボトル62先端の嵌合凸部76がはまり込んで、その嵌合凸部76を中心としてトナーボトル62が回転自在に保持されるようになっている。また、定着液ボトル63には、間隔をあけて2つの係止孔77が並べてあけられ、それらの係止孔77に、トナーボトル取付台61に設ける2つの係止爪78が各々掛け止めされて、取り外し自在にスナップフィットで連結され、これによりトナーボトル取付台61およびトナーボトル62と、定着液ボトル63とが一体化されるようになっている。符号79は、レール状突部であり、トナーボトル取付台61と定着液ボトル63とを連結したとき、レール状突部64に連続するように設けられる。
トナーボトル62には、それぞれプリンタ本体Bの現像装置22に供給する黒(BK)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、シアン(C)のトナーtが収容されている。定着液ボトル63には、トナーを軟化させる軟化剤とその軟化剤を溶解または分散する溶媒からなり、プリンタ本体Bの定着装置40に供給されるトナー定着液52が収容されている。
ここで、定着液ボトル63内には、トナーボトル62内の全トナー量を定着できる分だけの定着液が入っている。実際には、少しでもトナーボトル62内にトナーtが残っている状態で交換ユニット60の交換をしたくないことから、トナー定着液52よりもトナーtの方が先になくなるようにすることが好ましい。そこで、この例では、経時での蒸発、回収ロスによる定着液不足分を補うため、トナーボトル62に収容されている量のトナーtを定着するのに必要な定着液量をAとするとき、その液量Aの1.0〜1.2倍の定着液52が定着液ボトル63に収容されている。
そして、上述したとおり、トナーボトル62と定着液ボトル63とは、各々別体に形成され、切り離し自在に一体に連結されており、例えばトナーボトル62は、トナーtによって汚染されるおそれの少ないPC−PET等のポリエステル系の材料を用いて形成され、定着液ボトル63は、定着液52によって汚染されるおそれの少ない、トナーボトル62とは異材質であるポリカーボネート等を用いて形成される。
交換ユニット60は、プリンタ本体Bに取り付けられると、シャッタ65が付勢力に抗して移動されてトナーボトル取付台61のトナー供給口が開放され、ギヤ67がプリンタ本体Bの駆動側ギヤと噛み合う。そして、プリンタ本体B側から駆動力を受けてギヤ67が回転し、その回転とともにトナーボトル62が回転されて、そのトナーボトル62内に収容されるトナーtが螺旋溝68により形成される突条により導かれてトナー供給口に向けて送られ、トナー供給口からプリンタ本体B側に送り出されてプリンタ本体Bの現像装置22に供給される。
さて、図1に示すように、4つの交換ユニット60BK、60M、60Y、60Cの下には、4つの作像装置100BK、100M、100Y、100Cとの間に、定着液供給装置80が備えられている。定着液供給装置80には、導入管81と、その導入管81を上下動するカム82と、そのカム82を回動するハンドル83と、そのハンドル83の動きを規制するストッパピン84などが設けられている。
導入管81には、上向きに突出し、上下動にともない、各交換ユニット60の定着ボトル63の液供給口72に入り込み、または液供給口72から引き出される挿入ピン85、液供給口72の口縁に突き当てて挿入ピン85の入り込み量を規制する鍔部86(図4参照)、定着液溜め50のタンクケース51に入り込む先端口87などが形成されている。
そして、黒(BK)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、シアン(C)のトナーがなくなったことが検知され、または水位センサ55で定着液52が空になったことが検知されたときには、プリンタ本体Bの正面カバーを開き、ハンドル83が支軸を中心として図1中反時計まわりに回動され、同一支軸上のカム82も同じくその支軸を中心として反時計まわりに回動され、不図示のガイド部材に案内されて重力に基づき導入管81が降下されて挿入ピン85が液供給口72から抜き出されることにより退避される。よって、交換ユニット60の取り出しが可能となり、それを長さ方向に引き出して、トナーボトル62と定着液ボトル63とが一体化された新しい交換ユニット60がプリンタ本体Bに取り付けられる。
これにより、新しい交換ユニット60のトナーボトル62に収容されているトナーtがプリンタ本体Bの現像装置22に供給可能とされる。そして、今度は逆にハンドル83が反時計まわりに回動されてカム82も同じく時計まわりに回動され、導入管81が上昇されて挿入ピン85を液供給口72に入り込ませることによりシート部材74を突き破って、取り付け動作に連動してプリンタ本体Bに備える挿入ピン85の先端で定着液ボトル63の液供給口72のシール手段が破損され、トナー定着液52が導入管81を通って定着液ボトル63からプリンタ本体Bの定着装置40の定着液溜め50に供給される。
定着液ボトル63の液供給口72に挿入された挿入ピン85のまわりは、液漏れがないようにOリング73によりシールされる。そして、交換ユニット60をプリンタ本体Bに取り付けたとき、交換ユニット60の定着液ボトル63に収容する定着液52が一度に定着装置40の定着液溜め50に供給されて、定着液ボトル63が空の状態とされる。このようにすると、使用中に何らかの理由で定着液ボトル63を交換する必要が生じたときなど、ユーザー等が定着液を手や衣服等に付着させたり、床やプリンタ本体B内を汚したりするなどのおそれなく作業を行うことができる。
なお、上述した図示例では、1つのハンドル83で4つの挿入ピン85を同時に移動したが、ハンドル83を複数設けて、挿入ピン85を色ごとに個別に移動するようにしてもよい。
また、上述した例では、各色の交換ユニット60をすべて同じ大きさにつくったが、黒の交換ユニット60BKのトナーtおよび定着液52の収容量を、他の色の交換ユニット60M、60Y、60Cのトナーtおよび定着液52の収容量より多くなるように、黒の交換ユニットを他の色の交換ユニットより大きくしてもよい。
ところで、定着液溜め50は、溢れ防止のために、十分な大きさを持たせてつくられており、また前述のとおり図示カラープリンタでは、全トナー量を定着できる定着液がバランスをとれた状態で機内に存在する。しかし、何らかの原因でそのバランスが崩れた場合、適正な処置を行う必要がある。定着液量が多すぎて、水位センサ54で満杯状態を検知したときは、ストッパピン84が飛び出すことによりハンドル83を反時計まわりに回すことができず、交換ユニット60の交換ができないようにされる。逆に、水位センサ55で空状態が検知されたときは、未定着トナーtが記録材上に乗った状態で機外に排出されるのを防ぐため、プリンタ本体Bの駆動が停止されて、定着液の補給を行うようにメッセージが表示され、補給されるまで動かないようにされる。
機内のトナーと定着液とがバランスの取れた状態とするために、トナーボトル62と、そのトナーボトル62に収容されている量のトナーを定着するのに必要な定着液量をAとするときに、そのAの1.0〜1.2倍の定着液52が収容されている定着液ボトル63とのみが互いに連結可能に構成されるようにするとよい。
例えば、トナー量が異なる5,000枚用と10,000枚用の2種類のトナーボトル62があるとすると、同様にそれぞれの量のトナーtを定着できる液量の2種類の定着液ボトル63を用意し、このとき量の合ったボトル同士のみが、スナップフィット位置が合致して連結可能とされ、トナーボトル62に収容されているトナーtの量と釣り合わない定着液量が収容されている定着液ボトル63は連結不能とされる。
以上のとおり、図示カラープリンタでは、トナーボトル62の交換時に定着液ボトル63も同時に交換されるので、プリンタ本体Bに対するトナー補給とともに定着液の補給を行い、ユーザーが効率的かつ容易にその補給を行って、メンテナンスの効率化を図り、また簡易化を図ることができる。
廃棄時には、係止孔77に対する係止爪78の掛け止めを外すことにより、ポリエステル系の材料を用いて形成されるトナーボトルと、異材質であるポリカーボネート等を用いて形成される定着液ボトルとを切り離して分別可能とするので、分別廃棄を容易として環境に配慮することができる。
さて、上述した例のように、トナーボトル62と定着液ボトル63とを一体化して交換ユニット60を構成し、その交換ユニット60をプリンタ本体Bに対して一括して交換自在に設けるとき、交換ユニット60の定着液ボトル63の液供給口72から漏れた定着液52が当該交換ユニット60のトナーボトル62のトナー供給口に達すると、トナー供給口まわりの未使用のトナーを溶解させることとなる。そこで、上述した例では、トナーボトル62のトナー供給口と定着液ボトル63の液供給口72とを交換ユニット60の互いに反対側に離して設けるとともに、図3に示すようにトナー供給口からのトナー供給方向pと液供給口72からの定着液供給方向qとが異なる向きとなるようにし、定着液ボトル63から漏れ出た定着液52がトナーボトル62になかなか到達しにくい構成とする。
トナーボトル62が、収容トナーを、上述したごとく回転によりトナー供給口から送り出すものではなく、重力により供給するものであるときには、例えば図6に示すようにトナーボトル62と定着液ボトル63とを、同様にスナップフィットなどによるはめ付けなどによって切り離し可能に抱き合わせる。
そして、定着液ボトル63の液供給口72から漏れ出た定着液52が、トナーボトル62のトナー供給口90に到達して未使用のトナーを溶解することのないように、例えば図6(A)に示すようにプリンタ本体Bへの取り付け状態において、トナーボトル62のトナー供給口90と定着液ボトル63の液供給口72との間に、トナー供給口90より液供給口72が重力方向下方となるような段差dが設けられるようにする。このようにすると、定着液ボトル63の液供給口72から漏れ出た定着液52が、重力に逆らってトナーボトル62のトナー供給口90に到達しないようにして、トナー供給口90付近の未使用のトナーを溶解するおそれをなくすことができる。
また、例えば図6(B)に示すように、トナーボトル62のトナー供給口90と定着液ボトル63の液供給口72とが仕切り壁91で仕切られるようにする。このようにすると、定着液ボトル63の液供給口72から漏れ出た定着液52が、仕切り壁91で仕切って隔てられるトナーボトル62のトナー供給口90に到達しないようにして、トナー供給口90付近の未使用のトナーtを溶解するおそれをなくすことができる。なお、この例では、仕切り壁91をトナーボトル62に設けたが、定着液ボトル63に設けてもよいことはいうまでもない。
さらに、例えば図6(C)に示すように、定着液ボトル63の液供給口72が仕切り壁92で囲まれるようにする。このようにすると、定着液ボトル63の液供給口72から漏れ出た定着液52が、囲いの仕切り壁92外に流れ出ることを防いで、トナーボトル62のトナー供給口90に到達しないようにして、トナー供給口90付近の未使用のトナーを溶解するおそれをなくすことができる。
画像形成装置の一例である像担持体タンデム配置方式のカラープリンタにおけるその内部機構の全体概略構成図である。 そのカラープリンタに備える1つの作像装置の概略構成図である。 図1に示すカラープリンタに備える1つの交換ユニットの斜視図である。 1つの交換ユニットの定着液ボトル付近の従断面図である。 その定着液ボトルの外観斜視図である。 (A)は交換ユニットの他例の斜視図、(B)はさらに他例の側面図、(C)はまたさらに他例の斜視図である。
符号の説明
22 現像装置
40 定着装置
52 トナー定着液
60 交換ユニット
62 トナーボトル
63 定着液ボトル
72 液供給口
74 シート部材(シール手段)
85 挿入ピン
90 トナー供給口
91 仕切り壁
92 仕切り壁
B プリンタ本体(画像形成装置本体)
t トナー
p トナー供給口からのトナー供給方向
q 液供給口からの定着液供給方向

Claims (18)

  1. トナーボトルと定着液ボトルとを一体化して画像形成装置本体に対して一括して交換自在に設けられ、
    前記トナーボトルには、前記画像形成装置本体の現像装置に供給するトナーが収容される一方、
    前記定着液ボトルには、トナーを軟化させる軟化剤とその軟化剤を溶解または分散する溶媒からなり、前記画像形成装置本体の定着装置に供給して記録材上の未定着トナーに付与し、その未定着トナーを溶解して該記録材に定着するトナー定着液が収容されている、
    ことを特徴とする、交換ユニット。
  2. 前記トナーボトルと前記定着液ボトルとが各々別体に形成されており、切り離し自在に一体に連結されていることを特徴とする、請求項1に記載の交換ユニット。
  3. 前記トナーボトルと前記定着液ボトルとがそれぞれ異材質で形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の交換ユニット。
  4. 前記トナーボトルと前記定着液ボトルとがスナップフィットで連結されていることを特徴とする、請求項2または3に記載の交換ユニット。
  5. 前記トナーボトルに収容されている量のトナーを定着するのに必要な定着液量をAとするとき、そのAの1.0〜1.2倍の定着液が前記定着液ボトルに収容されていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1に記載の交換ユニット。
  6. 前記定着液ボトルの液供給口が、破損可能なシール手段でシールされていることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか1に記載の交換ユニット。
  7. 前記トナーボトルのトナー供給口からのトナー供給方向と前記定着液ボトルの液供給口からの定着液供給方向とが異なる向きとなっていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1に記載の交換ユニット。
  8. 前記画像形成装置本体への取り付け状態において、前記トナーボトルのトナー供給口と前記定着液ボトルの液供給口との間に、トナー供給口より液供給口が重力方向下方となる段差が設けられていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1に記載の交換ユニット。
  9. 前記トナーボトルのトナー供給口と前記定着液ボトルの液供給口とが仕切り壁で仕切られていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1に記載の交換ユニット。
  10. 前記定着液ボトルの液供給口が仕切り壁で囲まれていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1に記載の交換ユニット。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1に記載の交換ユニットが備えられていることを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記トナーボトルに収容するトナー量が異なる複数の交換ユニットがあるとき、1つの交換ユニットのトナーボトルに収容されている量のトナーを定着するのに必要な定着液量をAとするとき、そのAの1.0〜1.2倍の定着液が収容されている前記定着液ボトルのみが、当該交換ユニットのトナーボトルと互いに連結可能に構成されていることを特徴とする、請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記画像形成装置本体に、異なる色のトナーを収容する複数色の交換ユニットをそれぞれ交換自在に設けるとともに、そのうちの黒の交換ユニットのトナーおよび定着液の収容量を、他の色の交換ユニットのトナーおよび定着液の収容量より多くしてなることを特徴とする、請求項11または12に記載の画像形成装置。
  14. 前記交換ユニットを前記画像形成装置本体に取り付けるとき、その取り付け動作に連動して前記交換ユニットのシール手段を破損させる部材が前記画像形成装置本体に備えられていることを特徴とする、請求項11ないし13のいずれか1に記載の画像形成装置。
  15. 前記シール手段として、前記定着液ボトルの液供給口を塞ぐシート部材を用い、前記交換ユニットを前記画像形成装置本体に取り付けるとき、その取り付け動作に連動し、前記シート部材を突き破る部材が前記画像形成装置本体に備えられていることを特徴とする、請求項14に記載の画像形成装置。
  16. トナーボトルと定着液ボトルとが一体化された交換ユニットが画像形成装置本体に取り付けられ、
    前記トナーボトルに収容されているトナーが前記画像形成装置本体の現像装置に供給可能とされるとともに、
    取り付け動作に連動して前記画像形成装置本体に備える部材で前記定着液ボトルの液供給口のシール手段が破損され、トナーを軟化させる軟化剤とその軟化剤を溶解または分散する溶媒からなる定着液が前記定着液ボトルから前記画像形成装置本体の定着装置の定着液溜めに供給される、
    ことを特徴とする、画像形成装置の交換ユニット取り付け方法。
  17. 前記シール手段として、前記定着液ボトルの液供給口を塞ぐシート部材を用い、前記交換ユニットを前記画像形成装置本体に取り付けるとき、その取り付け動作に連動して前記画像形成装置本体に備える部材で前記シート部材を突き破り、定着液が前記定着液溜めに供給されることを特徴とする、請求項16に記載の画像形成装置の交換ユニット取り付け方法。
  18. 前記交換ユニットを前記画像形成装置本体に取り付けたとき、一度に定着液が前記定着液溜めに供給されることを特徴とする、請求項16または17に記載の画像形成装置の交換ユニット取り付け方法。
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