JP6015488B2 - 定着部材、定着装置、及び画像形成装置 - Google Patents

定着部材、定着装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、定着部材、定着装置、及び画像形成装置に関する。
近年、複写機やプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置はフルカラー化の傾向にあり、その割合は徐々に高まりつつある。通常、電子写真方式のカラー画像形成装置は、記録媒体上に4色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)のトナー像からなるカラー画像を形成する画像形成部と、形成されたトナー像を記録媒体上に定着させる定着装置とを備えている。定着装置は、記録媒体上のトナー像を加熱する加熱手段と、トナー像を記録媒体上に定着させる定着部材と、定着部材と定着ニップを形成する加圧部材とを備え、記録媒体が定着ニップを通過する際に、トナー像を加熱、加圧して記録媒体上に定着させる。
定着部材としては、ベルト形状又はローラ形状のものが知られており、基材となる金属ローラ又は樹脂製のシームレスベルトの上に、耐熱性ゴムなどからなる弾性層を設けたもの、および弾性層の上にさらに離型層を設けたものなどが用いられている。一般に、ローラ形状の定着部材には、加熱手段をローラ内部に組み込んで一体化したもの(加熱定着ローラ)が使用されており、また、ベルト形状の定着部材にもベルトが掛け回されたローラ内部には加熱手段が組み込まれているものがよく知られている。
定着部材は、フルカラーの多色トナー像(通常、4色のトナー像)を均一に加熱するため、トナー像に対して柔軟に密着し、効率よく熱を伝えることが必要となる。そこで、定着部材には、柔軟性と耐熱性を兼ね備えたシリコーンゴムを使用することが多い。しかし、シリコーンゴム自身は熱伝導性が低く、トナー像への熱伝導速度が遅くなる場合がある。
トナー像への熱伝導が遅くなると、定着部材表面をトナー像の定着温度まで加熱するのに多くの時間が必要となり、高速機の場合には、熱の供給が間に合わなくなる。また、画像形成装置の立ち上がり速度が遅くなってしまうこともある。なお、定着装置の定着部材の温度上昇に対する立ち上がり速度が、電源投入時における画像形成装置全体の立ち上がりの律速になっていることが多い。
上記問題を解決する方法として、シリコーンゴムに炭素繊維を配合することで弾性層の熱伝導性を向上させ、且つ、シリコーンゴムに空孔部を設けることで弾性層の熱容量を低減させて、画像装置の立ち上がり時間を短縮させる技術が開示されている(特許文献1〜3)。上記技術は熱拡散に有効であるが、シリコーンゴムに炭素繊維と空孔部とを含む構造の弾性層は、静止状態で長期間に亘る加圧にさらされると容易に回復しない変形(圧縮永久変形)が生じる問題がある。圧縮永久変形が生じた定着部材はトナー像を均一に加熱することができないため、画像に光沢ムラや定着不良が生じることがある。
上記問題を解決する方法として、シリコーンゴムに多価アルコール等を配合して圧縮永久変形を向上させる方法が開示されている(特許文献4、5)。しかし、多価アルコールはシリコーンゴムと相溶性が悪く、配合することで粘度上昇を引き起こし、製造条件に制約を受けることがあった。また、画像の光沢ムラを解決させるには不十分であり、加圧状態で長期間放置するとシリコーンゴムが圧縮永久変形し、画像に光沢ムラが発生していた。
特許文献6の特開2006−154711号公報には、トナー像用定着部材として、従来のシリコーンゴム層の変形因になり易い空隙形成に代えて固体材料を分散したシリコーン層を設けたトナー像用定着部材が記載され、かつ、このトナー像用定着部材機を作成する際、有機溶媒を添加しシリコーン樹脂の粘度を下げて、固体材料を配合することが記載されている。しかし、特許文献6記載の当該固体材料は、定着部材の放熱量を下げ電力消費量を抑制するため、熱伝導率が低く断熱性に優れたもの、典型的にはシリコーンビーズのようなもの、である。また、特許文献6記載の前記有機溶媒としては、C1〜C4のアルコール、C3〜C12の炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド又はジメチルスルフォキシドのような比較的低沸点のものが好ましい旨記載されている。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的は、定着部材が加圧状態で長期間放置されても画像の光沢ムラの発生を抑制することができる定着部材、定着装置、及び画像形成装置を提供することにある。
本発明は、以下に記載する通りの定着部材、定着装置、及び画像形成装置に係るものである。
<1>、トナーの定着に用いられる定着部材であって、前記定着部材が、基材と、該基材の外周に設けられた弾性層と、該弾性層の外周に設けられた離型層とを備えており、該弾性層がシリコーンゴムと炭素繊維と常温で液状の飽和炭化水素とを含有しており、且つ、該弾性層が空孔部を有することを特徴とする定着部材。
<2>、前記飽和炭化水素が弾性層の成型温度よりも高い沸点を有していることを特徴とする前記<1>に記載の定着部材。
<3>、前記<1>又は<2>のいずれかに記載の定着部材を備えたことを特徴とする定着装置。
<4>、前記<3>に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、定着部材が加圧状態で長期間放置されても圧縮永久変形しにくく、画像の光沢ムラの発生を抑制することができる定着部材、定着装置、及び画像形成装置を提供することができる。
本発明の定着部材の1例の断面図である。 本発明の前記定着部材の拡大図である。 本発明の定着装置(ローラ方式)の概略図である。 本発明の定着装置(ベルト方式)の1例の概略図である。 本発明の画像形成装置の1例の概略図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照にして具体的に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的の範囲内で、変更、改良などをすることができる。
<定着部材>
図1は、本発明の実施形態の1つの定着部材の構成を示す断面図である。なお、本発明の定着部材は、ローラ、ベルト、シート等、どのような形状でもよい。図1に示す定着部材1は、基材2と、基材2の外周に設けられた弾性層3と、弾性層3の外周に設けられた離型層4とを備えている。定着部材の各層の間には必要に応じてプライマー層を設けてもよい。
(シリコーンゴム)
図2は、図1における定着部材例の微細構造を拡大して説明する図である。弾性層3は、シリコーンゴム5と炭素繊維6と空孔部7と飽和炭化水素(不図示)とから構成されている。
シリコーンゴム5としては、オルガノシロキサン構造を有するゴムであれば特に限定されずに用いることができる。シリコーンゴムとしては、例えば、KE−1950−30(信越化学工業)、DY35−2083(東レ・ダウコーニング)等が挙げられる。シリコーンゴムの中でも付加型液状シリコーンゴムは90〜140℃程度の温度で硬化し、加工性に優れるため好ましい。
(炭素繊維)
炭素繊維6としては、プリカーサー(炭素繊維の原料を繊維化したもの)を炭素化して得られるものを用いることができる。炭素繊維には製造条件によってピッチ系炭素繊維とPAN(ポリアクリロニトリル)系炭素繊維とがある。ピッチ系炭素繊維としては、例えば、GRANOC(R)XN−100−05M、XN−100−15M(日本グラファイトファイバー)、ダイアリード(R)K223QM、K6361M、K223HM(三菱樹脂)、ドナカーボ・ミドルS−2404、S−249、S−241、SG−249(大阪ガスケミカル)等が挙げられる。PAN系炭素繊維としては、例えば、トレカ(R)ミルドファイバーMLD−30、MLD−300、MLD−1000(東レ)、パイロフィル(R)チョップドファイバー(三菱レイヨン)などが挙げられる。ピッチ系炭素繊維はPAN系炭素繊維よりも熱伝導性に優れるため好ましい。また、炭素繊維としては、アスペクト比の大きいカーボンナノチューブを用いることもできる。
炭素繊維の添加量は、シリコーンゴム100重量部に対して好ましくは1〜60重量部、更に好ましくは5〜50重量部の範囲である。添加量が1重量部未満の場合には熱伝導性の向上が見られない。また、添加量が60重量部を超える場合には成型した定着部材の強度や表面性(表面粗さ)の低下を招くため好ましくない。
(空孔部)
空孔部7は、発泡剤や発泡粒子などにより形成することができる。発泡剤としては、例えば、炭酸水素ナトリウム、アゾビスイソブチロニトリル、水等が挙げられる。発泡粒子としては、例えば、マツモトマイクロスフェアー(R)F−30、F−36、F−50、F−55、FN−80SDE、F−65DE、F−80DE(松本油脂製薬)、エクスパン(R)053−40、031−40、551DE40d42、920DE40d30、EMC40(B)(日本フィライト)等が挙げられる。発泡剤、発泡粒子は弾性層を加熱成型する際に膨張して空孔部を形成することができる。また、未膨張の発泡粒子を膨張させて既発泡粒子とした後に配合することもできる。既発泡粒子は膨張が完了しているので成型工程で体積や形状が変化しにくく、寸法精度に優れるため好ましい。
空孔部を形成する発泡材料の添加量は、シリコーンゴム100重量部に対して好ましくは0.1〜5重量部、更に好ましくは0.5〜3重量部の範囲である。添加量が0.1重量部未満の場合には熱容量の低減が見られない。また、添加量が5重量部を超える場合には成型した定着部材の強度や表面性(表面粗さ)の低下を招くため好ましくない。
(飽和炭化水素)
飽和炭化水素としては、鎖式の飽和炭化水素や環式の飽和炭化水素を用いることができる。飽和炭化水素としては、例えば、シクロオクタン(沸点149℃)、ノナン(沸点151℃)、デカン(沸点174℃)、イソデカン(沸点166℃)、シクロデカン(沸点201℃)、ウンデカン(沸点196℃)、ドデカン(沸点216℃)、イソドデカン(沸点177℃)、トリデカン(沸点235℃)、テトラデカン(沸点253℃)、ペンタデカン(沸点270℃)、ヘキサデカン(沸点287℃)、ペンタデカン(沸点303℃)、オクタデカン(沸点317℃)、ノナデカン(沸点330℃)等が挙げられる。飽和炭化水素は反応性が低く安定であり、シリコーンゴムとの相溶性が良く、シリコーンゴムの硬化に影響を及ぼさないため好ましい。飽和炭化水素の中でも炭素数19以下のものは、弾性層と離型層との間にブリードアウトして両層の接着強度を弱めることがないため好ましい。
更に、飽和炭化水素の中でも常温で液状のものは、シリコーンゴムとの相溶性が良く、均一に分散するため好ましい。
飽和炭化水素は、従来、シリコーンゴムの粘度調整剤として配合されることもあるが、通常はシリコーンゴムの成型工程で気化し、シリコーンゴム中にはごく微量しか残留しない。そのため、シリコーンゴムの圧縮永久変形を抑制する効果は見られない。一方、本発明に関わる飽和炭化水素は、好ましくは弾性層の成型温度よりも高い沸点を有するため成型後も弾性層に残り、定着部材の圧縮永久変形を抑制する効果を発現することができる。
飽和炭化水素の添加量は、シリコーンゴム100重量部に対して好ましくは0.5〜50重量部、更に好ましくは1〜25重量部の範囲である。添加量が0.5重量部未満の場合には圧縮永久変形の抑制効果が見られない。また、添加量が50重量部を超える場合には粘度低下による配合材料の分離やブリードアウトを招くため好ましくない。
(その余の弾性層組成物用原料)
弾性層の組成物は、シリコーンゴムに炭素繊維と空孔部を形成する材料と飽和炭化水素とを混合/混錬分散して調製することができる。なお、弾性層には、本発明の効果を損なわない範囲であれば、目的に応じて、公知の架橋剤、充填剤、導電剤、ゴム及びプラスチック材料用劣化防止剤、耐熱剤等の添加剤を任意に添加することができる。
(弾性層の形成)
弾性層の形成方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
例えば、弾性層の組成物をブレード塗装、ダイ塗装、ディップ塗装などで塗布し、その後、熱や電子線などで硬化する方法が挙げられる。
弾性層の膜厚は、好ましくは0.1〜4mm、更に好ましくは0.2〜2mmの範囲である。膜厚が0.1mm未満の場合には十分な定着ニップ幅を形成できないことがある。
また、膜厚が4mmを超える場合には熱伝導性の低下や熱容量の増大を招き、画像形成装置の高速化や立ち上がりの迅速性に影響することがある。
基材2としては、例えば、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンサルファイド、フッ素樹脂等の樹脂、これらの樹脂に磁性導電性粒子を分散したもの、ニッケル、ステンレス、鉄、アルミニウム、銅等の金属、これら金属の合金などを用いることができる。
基材の形成方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
例えば、基材の材料を金型成型する方法が挙げられる。
基材の層厚は、好ましくは30〜500μm、更に好ましくは50〜150μmの範囲である。膜厚が30μm未満の場合には強度低下を招くことがある。また、膜厚が500μmを超える場合には熱容量の増大を招き、画像形成装置の高速化や立ち上がりの迅速性に影響することがある。
離型層4としては、フッ素樹脂を用いることができる。フッ素樹脂としては、例えば、低分子量ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフロオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアアルキアルビニルエーテル共重合体(PFA)等が挙げられる。PTFEとしては、例えば、ルブロンL−5、L−2(ダイキン工業)、MP1100、MP1200、MP1300、TLP10F−1(三井・デュポンフロロケミカル)等が挙げられる。FEPとしては、例えば、532−8000(デュポン)が挙げられる。PFAとしては、例えば、AC−5600、AC−5539(ダイキン工業)、MP−102、MP−103、MP−300、950HP−Plus(三井・デュポンフロロケミカル)等が挙げられる。PFA・FEPとしては、例えば、SMT(グンゼ)が挙げられる。フッ素樹脂は比較的融点の低いもの(好ましくは250〜300℃)が加工性に優れるため好ましい。また、離型層としては、フロロシリコーンゴムを用いることもできる。
離型層の形成方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
例えば、離型層の材料をチューブ状にしたものを弾性層に被せる方法、湿式スプレー塗装や粉体塗装した後に焼き付ける方法などが挙げられる。
離型層の膜厚は、好ましくは1〜100μm、更に好ましくは10〜100μmの範囲である。膜厚が1μm未満の場合には離型層の耐久性が劣り、また定着部材表面を十分平滑にすることが難しくなる。一方、膜厚が100μmを超える場合には画像追従性の低下や伝熱抵抗の増大を招くことがあり好ましくない。
<定着装置>
図3は、本発明の実施形態の1つの定着装置(ローラ方式)例の構成を示す概略図である。同図において、ローラ方式定着装置10は、本発明の定着部材である定着ローラ11の内部に、加熱手段であるハロゲンランプ等のヒータ12を内蔵している。定着ローラ21には、温度センサー(不図示)が配置されている。加圧ローラ13は、定着ローラ11に圧接されており、記録媒体Pが通過してトナー像Tが定着されるニップ部を形成している。定着ローラ11は、基材である芯金の表面に弾性層と離型層を順次設けてあり、図1、図2における定着部材と同じ構造である。加圧ローラ13は、基材である芯金の表面に耐熱性ゴムで形成された弾性層と離型層を順次設けてある。
本発明の定着装置においては、図4に示す定着装置(ベルト方式)の構成としてもよい。
ベルト方式定着装置20は、本発明の定着部材である定着ベルト21、定着ローラ22、加熱ローラ23、加圧ローラ24から構成されている。定着ベルト21は定着ローラ22と加熱ローラ23とに張架・支持されている。加圧ローラ24は、定着ベルト21に圧接されており、記録媒体Pが通過してトナー像Tが定着されるニップ部を形成している。
本発明の定着装置は、本発明に係る定着部材を採用しているので、定着部材が加圧状態で長期間放置されても画像の光沢ムラの発生を抑制することができる。
<画像形成装置>
図5は、本発明の実施形態の1つの画像形成装置例の構成を示す概略図である。同図において、画像形成装置30は、トナー像を形成して記録媒体に転写する画像形成部と、記録媒体に転写された画像を定着させる定着装置とを有している。画像形成部は、静電潜像が形成される像担持体31、像担持体31に接触して帯電処理を行う帯電ローラ32、レーザービーム等の露光装置33、像担持体31上に形成された静電潜像にトナーを付着させる現像ローラ34、帯電ローラ32にDC電圧を印加するための電源35、像担持体31上のトナー像を記録媒体Pに転写処理する転写ローラ36、転写処理後の像担持体31をクリーニングするためのクリーニング装置37、像担持体31の表面電位を測定する表面電位計38等を備えている。定着装置39は、本発明に係る定着装置であり、定着ベルト40および加圧ローラ41から構成されている。
この実施形態例の画像形成装置30では、回転する像担持体31の感光層を帯電ローラ32にて一様に帯電させた後に、レーザービーム等の露光装置33で露光して静電潜像を形成し、この静電潜像に現像ローラ34によってトナーを付着させて現像し、トナー像として記録媒体P上に転写する。そして、転写されたトナー像を有する記録媒体Pを定着ベルト40および加圧ローラ41からなる定着装置39のニップ部で圧接し、記録媒体P上に付着しているトナー像を定着ローラ40の熱により軟化させつつ加圧して記録媒体P上に定着させ、排紙部へと排紙するように構成されている。この場合は、定着ベルト40として、本発明の定着部材が好適に用いられる。なお、図5の構成概略図では、定着部材はベルト形状であるが、本発明においては上に説明したように、ローラ形状でもよい。
本発明の画像形成装置は、本発明に係る定着装置を採用しているので、定着部材が加圧状態で長期間放置されても画像の光沢ムラの発生を抑制することができる。
以下、実施例に基づいて本発明を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
シリコーンゴム(東レ・ダウコーニング製、DY35−2083)100重量部、炭素繊維(日本グラファイトファイバー製、GRANOC(R)XN−100−05M)45重量部、発泡粒子(松本油脂製薬製、マツモトマイクロスフェアー(R)F−65DE)1.0重量部、イソドデカン(沸点177℃)15重量部を分散し、弾性層組成物を調製した。
円筒状のポリイミド基材(直径60mm、厚み50μm)上にシリコーン用プライマーを塗布して乾燥させた。次に、基材上に上記弾性層組成物を塗布し、130℃で10分間加熱硬化させ、厚み300μmの弾性層を形成した。次に、弾性層上にシリコーン用プライマーを塗布して、フッ素樹脂チューブ(グンゼ製、SMT)をかぶせ、200℃で4時間加熱して、厚み20μmの離型層を形成した。
以上のようにして製作した定着部材を画像形成装置(リコー製、imagio MPC3000)の定着装置に装着し、定着部材を加圧ローラに圧接させた状態で5日間放置した。次に、上記定着装置を画像形成装置(リコー製、imagio MPC3000)に装着し、ベタ画像100枚の通紙試験を行った。試験紙としてはアスクル マルチペーパースーパーホワイトを使用した。通紙1枚目と通紙100枚目のベタ画像について、光沢ムラを目視によりランク付けして判定した。
[実施例2]
シリコーンゴム(東レ・ダウコーニング製、DY35−2083)100重量部、炭素繊維(日本グラファイトファイバー製、GRANOC(R)XN−100−05M)45重量部、発泡粒子(松本油脂製薬製、マツモトマイクロスフェアー(R)F−65DE)1.0重量部、シクロデカン(沸点201℃)15重量部を分散し、弾性層組成物を調製した。
円筒状のポリイミド基材(直径60mm、厚み50μm)上にシリコーン用プライマーを塗布して乾燥させた。次に、基材上に上記弾性層組成物を塗布し、130℃で10分間加熱硬化させ、厚み300μmの弾性層を形成した。次に、弾性層上にシリコーン用プライマーを塗布して、フッ素樹脂チューブ(グンゼ製、SMT)をかぶせ、200℃で4時間加熱して、厚み20μmの離型層を形成した。
以上のようにして製作した定着部材について、実施例1と同様にしてベタ画像の光沢ムラを判定した。
[実施例3]
シリコーンゴム(東レ・ダウコーニング製、DY35−2083)100重量部、炭素繊維(日本グラファイトファイバー製、GRANOC(R)XN−100−05M)50重量部、発泡粒子(松本油脂製薬製、マツモトマイクロスフェアー(R)FN−80SDE)1.5重量部、ドデカン(沸点216℃)10重量部を分散し、弾性層組成物を調製した。
円筒状のポリイミド基材(直径60mm、厚み50μm)上にシリコーン用プライマーを塗布して乾燥させた。次に、基材上に上記弾性層組成物を塗布し、130℃で10分間加熱硬化させ、厚み300μmの弾性層を形成した。次に、弾性層上にシリコーン用プライマーを塗布して、フッ素樹脂チューブ(グンゼ製、SMT)をかぶせ、200℃で4時間加熱して、厚み20μmの離型層を形成した。
以上のようにして製作した定着部材について、実施例1と同様にしてベタ画像の光沢ムラを判定した。
[実施例4]
シリコーンゴム(東レ・ダウコーニング製、DY35−2083)100重量部、炭素繊維(三菱樹脂製、ダイアリード(R)K223HM、平均繊維長50μm)40重量部、発泡粒子(松本油脂製薬製、マツモトマイクロスフェアー(R)FN−80SDE)1.2重量部、テトラデカン(沸点253℃)5重量部を分散し、弾性層組成物を調製した。
円筒状のポリイミド基材(直径60mm、厚み50μm)上にシリコーン用プライマーを塗布して乾燥させた。次に、基材上に上記弾性層組成物を塗布し、130℃で10分間加熱硬化させ、厚み200μmの弾性層を形成した。次に、弾性層上にシリコーン用プライマーを塗布して、フッ素樹脂チューブ(グンゼ製、SMT)をかぶせ、200℃で4時間加熱して、厚み20μmの離型層を形成した。
以上のようにして製作した定着部材について、実施例1と同様にしてベタ画像の光沢ムラを判定した。
[実施例5]
シリコーンゴム(東レ・ダウコーニング製、DY35−2083)100重量部、炭素繊維(大阪ガスケミカル製、ドナカーボ・ミドルS−249)40重量部、発泡粒子(日本フィライト製、エクスパン(R)920DE40d30)1.2重量部、ヘキサデカン(沸点287℃)2重量部を分散し、弾性層組成物を調製した。
円筒状のポリイミド基材(直径60mm、厚み50μm)上にシリコーン用プライマーを塗布して乾燥させた。次に、基材上に上記弾性層組成物を塗布し、130℃で10分間加熱硬化させ、厚み200μmの弾性層を形成した。次に、弾性層上にシリコーン用プライマーを塗布して、フッ素樹脂チューブ(グンゼ製、SMT)をかぶせ、200℃で4時間加熱して、厚み20μmの離型層を形成した。
以上のようにして製作した定着部材について、実施例1と同様にしてベタ画像の光沢ムラを判定した。
[比較例1]
シリコーンゴム(東レ・ダウコーニング製、DY35−2083)100重量部、炭素繊維(日本グラファイトファイバー製、GRANOC(R)XN−100−05M)45重量部、発泡粒子(松本油脂製薬製、マツモトマイクロスフェアー(R)F−65DE)1.0重量部を分散し、弾性層組成物を調製した。
円筒状のポリイミド基材(直径60mm、厚み50μm)上にシリコーン用プライマーを塗布して乾燥させた。次に、基材上に上記弾性層組成物を塗布し、130℃で10分間加熱硬化させ、厚み300μmの弾性層を形成した。次に、弾性層上にシリコーン用プライマーを塗布して、フッ素樹脂チューブ(グンゼ製、SMT)をかぶせ、200℃で4時間加熱して、厚み20μmの離型層を形成した。
以上のようにして製作した定着部材について、実施例1と同様にしてベタ画像の光沢ムラを判定した。
[比較例2]
シリコーンゴム(東レ・ダウコーニング製、DY35−2083)100重量部、炭素繊維(日本グラファイトファイバー製、GRANOC(R)XN−100−05M)45重量部、発泡粒子(松本油脂製薬製、マツモトマイクロスフェアー(R)F−65DE)1.0重量部、オクタン(沸点126℃)15重量部を分散し、弾性層組成物を調製した。
円筒状のポリイミド基材(直径60mm、厚み50μm)上にシリコーン用プライマーを塗布して乾燥させた。次に、基材上に上記弾性層組成物を塗布し、130℃で10分間加熱硬化させた。更に200℃で4時間加熱して、厚み300μmの弾性層を形成した。
次に、弾性層上にシリコーン用プライマーを塗布して、フッ素樹脂チューブ(グンゼ製、SMT)をかぶせ、200℃で4時間加熱して、厚み20μmの離型層を形成した。
以上のようにして製作した定着部材について、実施例1と同様にしてベタ画像の光沢ムラを判定した。
これらの評価結果を表1に示す。この場合の評価方法、評価基準はつぎのようなものであった。
ランク1:光沢ムラがあり、異常画像である。判定×
ランク2:光沢ムラが認められるが、許容レベルである(異常画像ではない)。判定○
ランク3:光沢ムラなし。判定○
Figure 0006015488
以上より、実施例1〜5の定着部材は加圧状態で長期間放置しても、通紙1枚目からベタ画像の光沢ムラの発生を抑制できた。一方、比較例1、2の定着部材では光沢ムラが発生し、通紙100枚目でも光沢ムラが見られた。このことから、本発明に関わる飽和炭化水素を配合した定着部材は圧縮永久変形しにくく、ベタ画像の光沢ムラの発生を抑制できることが確認された。
1:定着部材
2:基材
3:弾性層
4:離型層
5:シリコーンゴム
6:炭素繊維
7:空孔部
10:ローラ方式定着装置
11:定着ローラ(定着部材)
12:ヒータ
13:加圧ローラ
20:ベルト方式定着装置
21:定着ベルト(定着部材)
22:定着ローラ
23:加熱ローラ
24:加圧ローラ
30:画像形成装置
31:像担持体
32:帯電ローラ
33:露光装置
34:現像装置
35:電源
36:転写ローラ
37:クリーニング装置
38:表面電位計
39:定着装置
40:定着ベルト
41:加圧ローラ
特開2008−191557号公報 特開2008−197585号公報 特開2009−092826号公報 特開2011−227512号公報 特許第4697493号公報 特開2006−154711号公報

Claims (4)

  1. トナーの定着に用いられる定着部材であって、前記定着部材が、基材と、該基材の外周に設けられた弾性層と、該弾性層の外周に設けられた離型層とを備えており、該弾性層がシリコーンゴムと炭素繊維と常温で液状の飽和炭化水素とを含有しており、且つ、該弾性層が空孔部を有することを特徴とする定着部材。
  2. 前記飽和炭化水素が弾性層の成型温度よりも高い沸点を有していることを特徴とする請求項1に記載の定着部材。
  3. 請求項1又は2のいずれかに記載の定着部材を備えたことを特徴とする定着装置。
  4. 請求項3に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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