JP4858681B2 - 口腔用組成物及び象牙質ミネラルの溶出抑制方法 - Google Patents
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請求項1:
数平均分子量が200〜5,000の加水分解シルクを0.1〜5.0質量%と、一次粒子の平均粒子径が0.04〜0.3μmの範囲にある軽質炭酸カルシウムを0.1〜5.0質量%とを含有すると共に、フッ素化合物を含有してなることを特徴とする口腔用組成物。
請求項2:
歯牙の根面う蝕を予防するためのものである請求項1記載の口腔用組成物。
請求項3:
数平均分子量が200〜5,000の加水分解シルクを0.1〜5.0質量%と、一次粒子の平均粒子径が0.04〜0.3μmの範囲にある軽質炭酸カルシウムを0.1〜5.0質量%とを含有すると共に、フッ素化合物を含有してなる口腔用組成物を歯牙に適用する、象牙質ミネラルの溶出抑制方法。
アルカリによる分解処理は、希アルカリ液(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの無機性アルカリ剤)を約60〜180℃に加熱し、10分以上処理することが好ましい。酵素による分解処理は、プロテアーゼ活性(例えば、ペプシン、パパインなどの酵素)を有する酵素液中で行われ、それぞれの至適pHにて約10〜60℃にて10分以上処理することが好ましい。
酸化還元剤による分解処理は、酸化還元剤の希釈液にて約10〜100℃にて10分以上行われる。酸化還元薬剤としては、亜硫酸塩、過酸化水素、次亜塩素酸塩、ヒドラジンなどの化合物が使用できる。
なお、上記加水分解処理法は、単独の処理法で行っても二つ以上の方法を併用してもよい。
下記表1,2に示す組成の口腔用組成物(実施例1〜12、参考例1〜6、比較例1〜5)を下記方法で調製し、象牙質ミネラルの耐酸性試験を行い、評価した。
(1)歯磨剤の調製(実施例1〜9、参考例1〜3、比較例1〜5)
精製水中に水溶成分(加水分解シルク、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、サッカリンナトリウム、キシリトール、グリセリン、70%ソルビット等)を常温で混合溶解させたA相を調製した。なお、加水分解シルクは、株式会社エヌ・ディ・シー社品(商品名 BN−P、数平均分子量約500)、カネボウ株式会社品(商品名 シルクペプチド5、数平均分子量約1,500)及び株式会社成和化成社品(商品名 プロモイスシルク1000p、数平均分子量約1,000)を使用した。また、7%シルクフィブロイン水溶液は、特開2001−226242号公報の参考例1〈フィブロイン水溶液の製法〉を参考にして調製したものを使用した。更に、豚皮コラーゲンは、日本ハム(株)製NMPコラーゲンPSを用いた。
(a)商品名 カルエッセン−A、一次粒子の平均粒子径0.07μm、
(b)商品名 コロカルソーEX、一次粒子の平均粒子径0.25μm、
(c)コロカルソーMG:グリセリン脂肪酸エステルで表面コーテイング処理したもの、一次粒子の平均粒子径0.24μm。
スリーワンモーターと回転羽根を有する撹拌機を装着したステンレス製容器に、規定量の精製水を投入し、配合成分のうち加水分解シルクなどの水溶性成分を撹拌しながら投入、溶解させた。一方、スリーワンモーターと回転羽根を有する撹拌機を装着した別のステンレス製容器に、規定量のエタノール等の有機溶剤を投入し、配合成分のうち油溶性成分を撹拌しながら投入、溶解させた。更に、水溶性成分を溶解させた容器に、上記油溶性成分を加え、1〜30分撹拌し、均一溶液とし洗口剤を得た。
ガムベースを80〜90℃に加温して、混合釜に溶解状態で加えてから、甘味剤、軟化剤などを加えて混合した。更に、混合釜を40〜45℃に冷却して加水分解シルク、軽質炭酸カルシウム、香料などを加え、均質になるまで混合した。
根面う蝕予防効果を評価するため、象牙質脱灰抑制試験を行った。なお、脱灰抑制効果の指標として、象牙質ミネラルから脱灰によって溶出するリン酸の濃度を用いた。牛歯の歯根部を切断し、その歯根部表面を300番のサンドペパーで研磨し、次いで、1500番で研磨して平らで滑沢な象牙質面とし、一定の大きさにトリミングして試料片とした。この象牙質試料片を、一定の面積(3mm直径の円 以下、試験面と略す。)を除いて耐水性のマニキュア(ヌーヴ ネールカラー RD8(株)資生堂)で被覆した。この試験面を、実施例、参考例及び比較例の各組成物で3分間浸漬した(組成物が歯磨剤の場合、蒸留水で2倍に希釈したスラリーで処置。洗口剤の場合、内容物を撹拌して均一にした後、希釈せずにそのまま処置。チューインガムの場合、3倍量の蒸留水で可溶成分を抽出し、その抽出液で処置)。その後、水洗して余剰の成分を取り除き、この試験面に象牙質脱灰用の酸(0.60%酢酸溶液、pH4.5)15μLを滴下し、30分間脱灰させた。その後、この試料片を、15μLの酢酸溶液と一緒に1mLの蒸留水に投入し、脱灰操作で酢酸に溶解したミネラルイオンを抽出した。次いで、同試料片を蒸留水から取り出し、余剰の水分を除去した後、同様な処置、脱灰、ミネラルイオンの抽出を2回繰り返した。1mLに抽出・累積されたミネラルイオンのうちリン酸濃度(ppm)を、吸光度によるバナドモリブデン酸法を用いて計測した。なお、一連の実験操作は、各実施例、参考例、比較例につき3回ずつ(N=3)行い、平均値を求めた。
各実施例、参考例及び比較例の組成物による脱灰抑制率(%)を下記の式(2)で求めた。C(コントロール)は、加水分解シルク、軽質炭酸カルシウム及びフッ素化合物のいずれも配合されていない下記組成物(i)、(ii)、(iii)におけるリン酸濃度の計測値、Tは各実施例、参考例及び比較例の組成物におけるリン酸濃度の計測値である。
脱灰抑制率={(C−T)÷C}×100(%) (2)
脱灰抑制効果の評価基準
5:脱灰抑制率が70%以上
4:脱灰抑制率が50%以上70%未満
3:脱灰抑制率が30%以上50%未満
2:脱灰抑制率が10%以上30%未満
1:脱灰抑制率が10%未満
無水ケイ酸 20.0
プロピレングリコール 3.0
ヒドロキシエチルセルロース 2.0
グリセリン 30.0
ラウリル硫酸ナトリウム 1.0
サッカリンナトリウム 0.02
香料 0.8
精製水 残
計 100.0%
〈組成(ii)〉実施例10〜12、参考例4、5の洗口剤組成物に対するコントロール
エタノール 8.0
ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 2.0
グリセリン 10.0
パルミトイルサルコシンナトリウム 0.1
クエン酸 0.01
クエン酸3ナトリウム 0.3
サッカリンナトリウム 0.1
キシリトール 5.0
トリクロサン 0.1
0.1%緑色3号 0.8
香料 0.3
精製水 残
計 100.0%
〈組成(iii)〉参考例6のチューインガム組成物に対するコントロール
ガムベース 20.0
キシリトール 30.0
香料 0.5
ソルビット 残
計 100.0%
以上の結果を表1,2に示した。なお、表1,2中の実施例1〜12、参考例1〜6、比較例1〜5の口腔用組成物の組成は下記の通りであり、表1,2に示した加水分解シルク等、炭酸カルシウム、フッ素化合物以外の成分は、下記の実施例、参考例及び比較例に示した通りである。
無水ケイ酸 20.0
加水分解シルク 1.0
((株)エヌ・ディ・シー、BN−P、数平均分子量500)
軽質炭酸カルシウム 1.0
(白石カルシウム(株)カルエッセン−A、一次粒子の平均粒子径0.07μm)
プロピレングリコール 3.0
ヒドロキシエチルセルロース 2.0
グリセリン 30.0
ラウリル硫酸ナトリウム 1.0
サッカリンナトリウム 0.02
香料 0.8
精製水 残
計 100.0%
無水ケイ酸 20.0
加水分解シルク 1.0
((株)成和化成、プロモイスシルク1000p、数平均分子量1,000)
軽質炭酸カルシウム 3.0
(白石カルシウム(株)、コロカルソーMG、一次粒子の平均粒子径0.24μm)
プロピレングリコール 3.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.5
トリクロサン 0.1
グリセリン 30.0
ラウリル硫酸ナトリウム 1.0
サッカリンナトリウム 0.02
香料 0.8
精製水 残
計 100.0%
無水ケイ酸 20.0
加水分解シルク 3.0
(カネボウ(株)、シルクペプチド5、数平均分子量1,500)
軽質炭酸カルシウム 1.0
(白石カルシウム(株)、コロカルソーEX、一次粒子の平均粒子径0.25μm)
プロピレングリコール 3.0
ヒドロキシエチルセルロース 1.6
カルボキシメチルセルロース 0.5
硝酸カリウム 5.0
70%ソルビット液 40.0
ラウリル硫酸ナトリウム 0.7
サッカリンナトリウム 0.02
香料 0.8
精製水 残
計 100.0%
フッ化ナトリウム 0.21
加水分解シルク 1.0
((株)エヌ・ディ・シー、BN−P、数平均分子量500)
軽質炭酸カルシウム 1.0
(白石カルシウム(株)、カルエッセン−A、一次粒子の平均粒子径0.07μm)
乳酸アルミニウム 1.0
硝酸カリウム 5.0
プロピレングリコール 5.0
ポリアクリル酸ナトリウム(レオジック252L、日本純薬(株)) 0.85
70%ソルビット液 55.0
イソプロピルメチルフェノール 0.1
ラウリル硫酸ナトリウム 1.5
サッカリンナトリウム 0.02
香料 0.8
精製水 残
計 100.0%
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.73
加水分解シルク 1.0
((株)エヌ・ディ・シー、BN−P、数平均分子量500)
軽質炭酸カルシウム 1.0
(白石カルシウム(株)、カルエッセン−A、一次粒子の平均粒子径0.07μm)
乳酸アルミニウム 1.0
硝酸カリウム 5.0
プロピレングリコール 5.0
ポリアクリル酸ナトリウム(レオジック252L、日本純薬(株)) 0.85
70%ソルビット液 55.0
イソプロピルメチルフェノール 0.1
ラウリル硫酸ナトリウム 1.5
サッカリンナトリウム 0.02
香料 0.8
精製水 残
計 100.0%
無水ケイ酸 15.0
フッ化ナトリウム 0.21
加水分解シルク 3.0
((株)成和化成、プロモイスシルク1000p、数平均分子量1,000)
軽質炭酸カルシウム 1.0
(白石カルシウム(株)、コロカルソーMG、一次粒子の平均粒子径0.24μm)
プロピレングリコール 10.0
ポリアクリル酸ナトリウム 0.8
キサンタンガム 0.5
70%ソルビット液 40.0
イソプロピルメチルフェノール 0.1
トリクロサン 0.1
ラウリル硫酸ナトリウム 1.0
キシリトール 9.0
香料 0.5
精製水 残
計 100.0%
無水ケイ酸 15.0
フッ化ナトリウム 0.21
加水分解シルク 0.3
(カネボウ(株)シルクペプチド5、数平均分子量1,500)
軽質炭酸カルシウム 3.0
(白石カルシウム(株)、コロカルソーEX、一次粒子の平均粒子径0.25μm)
プロピレングリコール 10.0
ポリアクリル酸ナトリウム 0.8
キサンタンガム 0.5
70%ソルビット液 40.0
塩化セチルピリジニウム 0.02
ラウリル硫酸ナトリウム 1.0
キシリトール 5.0
デキストラナーゼ 0.3
香料 0.5
精製水 残
計 100.0%
水酸化アルミニウム 40.0
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.73
加水分解シルク 1.0
((株)エヌ・ディ・シー、BN−P、数平均分子量500)
軽質炭酸カルシウム 1.0
(白石カルシウム(株)、コロカルソーEX、一次粒子の平均粒子径0.25μm)
プロピレングリコール 3.0
カラギーナン 0.7
キサンタンガム 0.6
グリセリン 30.0
グルコン酸クロルヘキシジン 0.05
ラウリル硫酸ナトリウム 0.9
サッカリンナトリウム 0.02
香料 0.8
精製水 残
計 100.0%
第二リン酸カルシウム 35.0
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.73
加水分解シルク 1.0
((株)成和化成、プロモイスシルク1000p、数平均分子量1,000)
軽質炭酸カルシウム 0.3
(白石カルシウム(株)、コロカルソーMG、一次粒子の平均粒子径0.24μm)
プロピレングリコール 5.0
カラギーナン 0.7
キサンタンガム 0.6
グリセリン 30.0
イソプロピルメチルフェノール 0.1
塩化セチルピリジニウム 0.01
ラウリル硫酸ナトリウム 1.5
サッカリンナトリウム 0.02
香料 0.8
精製水 残
計 100.0%
フッ化ナトリウム 0.11
加水分解シルク 1.0
((株)エヌ・ディ・シー、BN−P、数平均分子量500)
軽質炭酸カルシウム 3.0
(白石カルシウム(株)、カルエッセン−A、一次粒子の平均粒子径0.07μm)
プロピレングリコール 3.0
カラギーナン 0.2
ヒドロキシメチルセルロース 0.5
キサンタンガム 0.3
70%ソルビット液 30.0
水酸化ナトリウム 0.6
ラウリル硫酸ナトリウム 1.8
サッカリンナトリウム 0.05
キシリトール 5.0
トリクロサン 0.5
香料 0.5
精製水 残
計 100.0%
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.37
加水分解シルク 5.0
((株)エヌ・ディ・シー、BN−P、数平均分子量500)
軽質炭酸カルシウム 3.0
(白石カルシウム(株)、カルエッセン−A、一次粒子の平均粒子径0.07μm)
プロピレングリコール 3.0
カラギーナン 0.2
ヒドロキシメチルセルロース 0.5
キサンタンガム 0.3
70%ソルビット液 30.0
水酸化ナトリウム 0.6
ラウリル硫酸ナトリウム 1.8
サッカリンナトリウム 0.05
キシリトール 5.0
トリクロサン 0.5
香料 0.5
精製水 残
計 100.0%
モノフルオロリン酸ナトリウム 3.79
加水分解シルク 5.0
((株)エヌ・ディ・シー、BN−P、数平均分子量500)
軽質炭酸カルシウム 3.0
(白石カルシウム(株)、カルエッセン−A、一次粒子の平均粒子径0.07μm)
プロピレングリコール 5.0
ポリエチレングリコール400 1.0
カラギーナン 0.7
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.5
70%ソルビット液 30.0
ラウリル硫酸ナトリウム 1.5
イソプロピルメチルフェノール 0.1
サッカリンナトリウム 0.18
香料 1.1
精製水 残
計 100.0%
加水分解シルク
((株)エヌ・ディ・シー、BN−P、数平均分子量500) 0.3
軽質炭酸カルシウム 1.0
(白石カルシウム(株)、カルエッセン−A、一次粒子の平均粒子径0.07μm)
エタノール 8.0
ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 2.0
グリセリン 10.0
パルミトイルサルコシンナトリウム 0.1
クエン酸 0.01
クエン酸3ナトリウム 0.3
サッカリンナトリウム 0.1
キシリトール 5.0
トリクロサン 0.1
0.1%緑色3号 0.8
香料 0.3
精製水 残
計 100.0%
加水分解シルク 3.0
((株)成和化成、プロモイスシルク1000p、数平均分子量1,000)
軽質炭酸カルシウム 0.5
(白石カルシウム(株)、コロカルソーEX、一次粒子の平均粒子径0.25μm)
エタノール 8.0
ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 2.0
グリセリン 10.0
パルミトイルサルコシンナトリウム 0.1
クエン酸 0.01
クエン酸3ナトリウム 0.3
サッカリンナトリウム 0.1
キシリトール 5.0
トリクロサン 0.1
0.1%緑色3号 0.8
香料 0.3
精製水 残
計 100.0%
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.19
加水分解シルク 0.5
((株)エヌ・ディ・シー、BN−P、数平均分子量500)
軽質炭酸カルシウム 1.0
(白石カルシウム(株)、カルエッセン−A、一次粒子の平均粒子径0.07μm)
エタノール 8.0
ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 2.0
グリセリン 10.0
クエン酸 0.01
クエン酸3ナトリウム 0.3
サッカリンナトリウム 0.1
キシリトール 5.0
イソプロピルメチルフェノール 0.1
トリクロサン 0.1
0.1%緑色3号 0.8
香料 0.3
精製水 残
計 100.0%
フッ化ナトリウム 0.05
加水分解シルク 0.5
(カネボウ(株)、シルクペプチド5、数平均分子量1,500)
軽質炭酸カルシウム 0.5
(白石カルシウム(株)、カルエッセン−A、一次粒子の平均粒子径0.07μm)
エタノール 8.0
ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 2.0
グリセリン 10.0
クエン酸 0.01
クエン酸3ナトリウム 0.3
サッカリンナトリウム 0.1
キシリトール 5.0
イソプロピルメチルフェノール 0.1
トリクロサン 0.1
0.1%緑色3号 0.8
香料 0.3
精製水 残
計 100.0%
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.19
加水分解シルク 0.1
((株)エヌ・ディ・シー、BN−P、数平均分子量500)
軽質炭酸カルシウム 0.1
(白石カルシウム(株)、コロカルソーMG、一次粒子の平均粒子径0.24μm)
硝酸カリウム 5.0
エタノール 8.0
ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 2.0
グリセリン 10.0
クエン酸 0.01
クエン酸3ナトリウム 0.3
サッカリンナトリウム 0.1
キシリトール 5.0
デキストラナーゼ 0.3
塩化セチルピリジニウム 0.01
0.1%緑色3号 0.8
香料 0.3
精製水 残
計 100.0%
加水分解シルク 5.0
((株)エヌ・ディ・シー、BN−P、数平均分子量500)
軽質炭酸カルシウム 3.0
(白石カルシウム(株)、カルエッセン−A、一次粒子の平均粒子径0.07μm)
ガムベース 20.0
キシリトール 30.0
香料 0.5
ソルビット 残
計 100.0%
無水ケイ酸 20.0
軽質炭酸カルシウム 1.0
(白石カルシウム(株)、カルエッセン−A、一次粒子の平均粒子径0.07μm)
プロピレングリコール 3.0
ヒドロキシエチルセルロース 2.0
グリセリン 30.0
ラウリル硫酸ナトリウム 1.0
サッカリンナトリウム 0.02
香料 0.8
精製水 残
計 100.0%
無水ケイ酸 20.0
加水分解シルク 1.0
((株)エヌ・ディ・シー、BN−P、数平均分子量500)
重質炭酸カルシウム(備北粉化工業(株)) 1.0
プロピレングリコール 3.0
ヒドロキシエチルセルロース 2.0
グリセリン 30.0
ラウリル硫酸ナトリウム 1.0
サッカリンナトリウム 0.02
香料 0.8
精製水 残
計 100.0%
無水ケイ酸 20.0
加水分解シルク 1.0
((株)エヌ・ディ・シー、BN−P、数平均分子量500)
プロピレングリコール 3.0
ヒドロキシエチルセルロース 2.0
グリセリン 30.0
ラウリル硫酸ナトリウム 1.0
サッカリンナトリウム 0.02
香料 0.8
精製水 残
計 100.0%
無水ケイ酸 20.0
7%シルクフィブロイン溶液 14.3
軽質炭酸カルシウム 1.0
(白石カルシウム(株)、カルエッセン−A、一次粒子の平均粒子径0.07μm)
プロピレングリコール 3.0
ヒドロキシエチルセルロース 2.0
グリセリン 30.0
ラウリル硫酸ナトリウム 1.0
サッカリンナトリウム 0.02
香料 0.8
精製水 残
計 100.0%
無水ケイ酸 20.0
豚皮コラーゲン(NMPコラーゲンPS 日本ハム(株)) 1.0
軽質炭酸カルシウム 1.0
(白石カルシウム(株)、カルエッセン−A、一次粒子の平均粒子径0.07μm)
プロピレングリコール 3.0
ヒドロキシエチルセルロース 2.0
グリセリン 30.0
ラウリル硫酸ナトリウム 1.0
サッカリンナトリウム 0.02
香料 0.8
精製水 残
計 100.0%
Claims (3)
- 数平均分子量が200〜5,000の加水分解シルクを0.1〜5.0質量%と、一次粒子の平均粒子径が0.04〜0.3μmの範囲にある軽質炭酸カルシウムを0.1〜5.0質量%とを含有すると共に、フッ素化合物を含有してなることを特徴とする口腔用組成物。
- 歯牙の根面う蝕を予防するためのものである請求項1記載の口腔用組成物。
- 数平均分子量が200〜5,000の加水分解シルクを0.1〜5.0質量%と、一次粒子の平均粒子径が0.04〜0.3μmの範囲にある軽質炭酸カルシウムを0.1〜5.0質量%とを含有すると共に、フッ素化合物を含有してなる口腔用組成物を歯牙に適用する、象牙質ミネラルの溶出抑制方法。
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