JP4857024B2 - プリント配線板及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、2枚のリジッド基板間を2枚のフレキシブル基板で接続し、2枚のフレキシブル基板を可撓性を有するケーブル部として用いるプリント配線板に関する。
この種の従来のプリント配線板としては、図10に示すようなものが知られている(例えば、特許文献1参照)。図10に示すように、このプリント配線板は、一対のリジッド基板101,102の接続部同士が、表面側同士および裏面側同士がそれぞれフレキシブル基板103,104で連結されている。ここで、2枚のフレキシブル基板103,104同士がリジッド基板101,102の厚さの分だけ離れる中空構造になっている。この接続構造では、リジッド基板101,102の表面と裏面とにフレキシブル基板103,104が接続されているため、小さな接続面積にて多くの信号線を接続することが可能である。
図11に示すように、リジッド基板101,102を相対移動させてフレキシブル基板103,104を屈曲させた場合、屈曲に内径と外径の差が生じて屈曲外側のフレキシブル基板103が屈曲内側のフレキシブル基板104に干渉し、屈曲内側のフレキシブル基板104が自由な屈曲形状に変形することができない。そのため、屈曲内側のフレキシブル基板104は、図11のような屈曲形状となり、リジッド基板101,102の接続部の近傍箇所104a,104bで過度の応力集中が生じるという問題があった。
このような問題に対する方策として、フレキシブル基板のリジッド基板の接続部近傍に、切り込み状の剛性抑制部を設けたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。しかしながら、この方法ではフレキシブル基板の屈曲応力の緩和に有効であるが、屈曲の内側と外側とでケーブル(フレキシブル基板)の長さが同じであり、内側のケーブルが外側のケーブルに規制されて複雑な屈曲をしてしまうという問題がある。このような複雑な屈曲が生じると、フレキシブル基板の耐屈曲寿命が短くなり、配線回路が断線し易くなるという問題がある。
特開平8−116147号公報 特開2003−101165号公報
そこで、本発明の目的は、屈曲時にフレキシブル基板に応力集中が起こらず、屈曲寿命の長いプリント配線板を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1の発明は、表裏面の一方に第1接続用端子部を、他方に第2接続用端子部を有する一方のリジット基板と、表裏面の一方に第1接続用端子部を、この第1接続用端子部と同じ面若しくは異なる面に第2接続用端子部を有する他方のリジット基板と、双方の前記リジット基板の前記第1接続用端子部同士を接続する第1フレキシブル基板と、双方の前記リジット基板の前記第2接続用端子部同士を接続する第2フレキシブル基板とを備え、前記第1及び第2フレキシブル基板を共に屈曲させることによって双方の前記リジット基板の相対的位置を変移できるプリント配線板であって、前記第1フレキシブル基板が、前記第2フレキシブル基板より長い寸法Δに設定されたことを特徴とする。
Δ=2・π・√((a1 +b1 )/2)−2・π・√(((a1−t) +b1 )/2)(但し、a1は第1フレキシブル基板が自然に曲がった状態で示す楕円曲線の短径、b1は第1フレキシブル基板が自然に曲がった状態で示す楕円曲線の長径、tはリジット基板の厚さ、a1−t>0)
請求項2の発明は、請求項1記載のプリント配線板であって、前記他方のリジット基板は、前記第1接続用端子部と前記第2接続用端子部とを、前記一方のリジット基板の第2接続用端子部側の面と同じ側に向いている面に有し、前記第1フレキシブル基板は、一方の面と他方の面とに接続用端子部を有し、前記第1フレキシブル基板における一方の面の接続用端子部が、前記一方のリジット基板の表面の第1接続用端子部と接続され、前記第1フレキシブル基板における他方の面の接続用端子部が、前記他方のリジット基板の第1接続用端子部と接続されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1記載のプリント配線板であって、前記第1フレキシブル基板と前記第2フレキシブル基板は、少なくとも一部が重なり合う位置で前記各リジット基板に接続されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1記載のプリント配線板であって、前記第1フレキシブル基板と前記第2フレキシブル基板は、互いに重なり合わない位置で前記各リジット基板に接続されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1記載のプリント配線板であって、他方の前記リジット基板は、前記第1接続用端子部と前記第2接続用端子部を表裏面のうちの同じ面に有することを特徴とする。
請求項の発明は、表裏面の一方に第1接続用端子部を、他方に第2接続用端子部を有する一方のリジット基板と、表裏面の一方に第1接続用端子部を、この第1接続用端子部と同じ面若しくは異なる面に第2接続用端子部を有する他方のリジット基板と、を作製するリジット基板作製工程と、第1フレキシブル基板と、第2フレキシブル基板とを作製するフレキシブル基板作製工程と、双方の前記リジット基板の前記第1接続用端子部同士を前記第1フレキシブル基板と接続し、双方の前記リジット基板の前記第2接続用端子部同士を前記第2フレキシブル基板と接続する接続工程と、を備え、前記第1及び第2フレキシブル基板を共に屈曲させることによって双方の前記リジット基板の相対的位置を変移できるプリント配線板の製造方法であって、前記第1フレキシブル基板が、前記第2フレキシブル基板より長い寸法Δに設定されたことを特徴とする。
Δ=2・π・√((a1 +b1 )/2)−2・π・√(((a1−t) +b1 )/2)(但し、a1は第1フレキシブル基板が自然に曲がった状態で示す楕円曲線の短径、b1は第1フレキシブル基板が自然に曲がった状態で示す楕円曲線の長径、tはリジット基板の厚さ、a1−t>0)
請求項7の発明は、請求項6記載のプリント配線板の製造方法であって、前記リジット基板作製工程は、前記他方のリジット基板の第2接続用端子部を、前記他方のリジット基板の第1接続用端子部と同じ面に形成し、前記フレキシブル基板作製工程は、前記第1フレキシブル基板の一方の面と他方の面とに接続用端子部を形成し、前記接続工程は、前記一方のリジット基板の第2接続用端子部側の面と、前記他方のリジット基板の第1接続用端子部側及び第2接続用端子部側の面とを同じ側に向けて、前記第1フレキシブル基板における一方の面の接続用端子部を前記一方のリジット基板の第1接続用端子部に接続し、前記第1フレキシブル基板における他方の面の接続用端子部を、前記他方のリジット基板の第1接続用端子部に接続することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項6記載のプリント配線板の製造方法であって、前記接続工程は、前記第1フレキシブル基板と、前記第2フレキシブル基板とを、互いに重なり合わない位置に画像認識処理で位置合わせすることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1フレキシブル基板と第2フレキシブル基板はその長さが相違するため、長いフレキシブル基板を外側にして屈曲させた場合には、第1及び第2フレキシブル基板がそれぞれ無理なく屈曲し、屈曲時の内径と外径の差による応力集中が発生しない。従って、屈曲時の応力集中に起因する配線回路の断線等を防止できる。
また、各リジット基板は表裏面に第1及び第2接続用端子部を有する基板であり、表裏面の第1及び第2接続用端子部に対して第1及び第2フレキシブル基板を接続することによってプリント配線板を製造できる。従って、各リジット基板と各フレキシブル基板とを別々に作製した後に双方の基板間の接続工程を行えば良いため、製造工程が簡単であり製造コストを抑えることができる。また、各リジット基板に対する第1及び第2フレキシブル基板は、基板間接続技術によって接続するため、リジッドフレックス基板のように、はじめからフレキシブル部分とリジッド部分が積層されて一体化された基板と異なり、作業のやり直しやリペアが可能である。同様の理由により、第1及び第2フレキシブル基板の変更も容易にできるため、第1及び第2フレキシブル基板の長さ変更に簡単に対処できる。
発明によれば、第1フレキシブル基板と第2フレキシブル基板を合わせたトータル幅を小さくできる。
発明によれば、基板間の位置合わせを例えばカメラ等による画像認識処理で行う場合、第1及び第2フレキシブル基板の接続位置が重ならないため、位置合わせが容易にできる。また、各リジット基板の第1接続用端子部と第2接続用端子部の各反対面には他の端子部が存在せず、位置合わせ時に第1及び第2フレキシブル基板の上下面を別々に挟持できるため、第1及び第2フレキシブル基板の位置合わせ調芯が容易にできる。
発明によれば、第1フレキシブル基板と第2フレキシブル基板が近接するため、屈曲した際に内径と外径の差が生じにくい。従って、屈曲時の内径と外径の差による応力集中を有効に防止できる。他方のリジット基板は、表面と裏面のいずれか一方の面に第1及び第2接続用端子部を有するものであれば良いため、他方のリジット基板が片面配線パターンの基板である場合に有効な接続となる。
発明によれば、屈曲時に、屈曲内側のフレキシブル基板と屈曲外側のフレキシブル基板が共に自然な屈曲形状となるため、屈曲特性が向上する。
以下、本発明の実施の形態に係るプリント配線板の詳細を図面に基づいて説明する。但し、図面は模式的なものであり、各材料層の厚みやその比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
(第1の実施の形態)
図1〜図3は本発明の第1の実施の形態を示し、図1はプリント配線板の平面図、図2は図1のA−A断面図、図3はプリント配線板の屈曲状態を示す断面図である。
図1及び図2に示すように、プリント配線板1Aは、間隔を隔てて配置された第1および第2リジッド基板10,20と、これらを連結する第1および第2フレキシブル基板30,40とから大略構成されている。
第1リジッド基板10は、絶縁基板(基材)11と、絶縁基板11の表面にパターン形成された複数の配線パターン12と、絶縁基板11の裏面にパターン形成された複数の配線パターン13と、これらの配線パターン12,13が形成された絶縁基板11のそれぞれの面に図示しない接着層を介して設けられたレジスト層(カバー層)14,15と、を備えて大略構成されている。
絶縁基板11は、例えばガラスエポキシ、SEM3、紙エポキシ等でなる。配線パターン12,13は、絶縁基板11の上に貼り付けた銅箔を、例えばサブトラクティブ法によりパターン加工して形成されている。図示しない接着層としては、例えば、ポリイミド系、エポキシ系、オレフィン系などの各種樹脂系接着剤を用いることができる。
また、第1リジッド基板10は、絶縁基板11の所定の端部の表裏面に、それぞれ複数の配線パターン12の第1接続用端子部12Aが露出する接続領域と、配線パターン13の第2接続用端子部13Aが露出する接続領域とを備えている。この接続領域は、レジスト層14,15が存在しない部分であり、第1接続用端子部12Aは第1リジット基板10の表面に、第2接続用端子部13Aは第1リジット基板10の裏面にそれぞれ配置されている。これら第1接続用端子部12A同士および第2接続用端子部13A同士は、互いに平行をなすように(横並びに)形成されている。
なお、第2リジッド基板20の構成は、上記第1リジッド基板10と同様であるため類似の符号を付してその説明を省略する。
第1フレキシブル基板30は、絶縁基板31の一方の面に、複数の配線パターン32が形成されている。そして、第1フレキシブル基板30の一方の端部には、上記第1リジッド基板10の第1接続用端子部12Aと同数の接続用端子部32Aが露出するように設けられ、他方の端部には、上記第2リジッド基板20の第1接続用端子22Aと同数の接続用端子部32Bが設けられている。配線パターン22が形成された絶縁基板31の上には、接続用端子部32A,32Bの領域のみが露出するようにカバー層33が形成されている。絶縁基板31の構成材料としては、例えばポリイミド、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)等を用いることができる。
第1フレキシブル基板30は、第2フレキシブル基板40より長い寸法に設定されている。この寸法に関しては後述する。
また、第2フレキシブル基板40の構成は、長さ寸法の相違を除いて上記第1フレキシブル基板30の構成と同様であるため、類似の符号を付してその説明を省略する。
次に、第1及び第2リジット基板10,20と第1及び第2フレキシブル基板30,40の接続箇所の構成を説明する。
第1フレキシブル基板30の一方の端部の複数の接続用端子部32Aは、第1リジッド基板10の複数の第1接続用端子部12Aにそれぞれ対応する接続用端子部同士が半田付けされている。また、第1フレキシブル基板30の他方の端部の複数の接続用端子部32Bは、第2リジッド基板20の複数の第1接続用端子部22Aにそれぞれ対応する接続用端子部同士が半田付けされている。
第2フレキシブル基板40の一方の端部の複数の接続用端子部42Aは、第1リジッド基板10の複数の第2接続用端子部13Aにそれぞれ対応する接続用端子部同士が半田付けされている。また、第2フレキシブル基板40の他方の端部の複数の接続用端子部42Bは、第2リジッド基板20の複数の第2接続用端子部23Aにそれぞれ対応する接続用端子部同士が半田付けされている。
図2に示すように、第1及び第2リジット基板10,20が同じ平面上に配置された状態では、第1フレキシブル基板30は、第2フレキシブル基板30より長寸法であるため、中央が上方に向かって突出する撓み形状であり、第2フレキシブル基板40は、第1フレキシブル基板30より短寸法であるため、ストレート形状である。
本実施の形態では、第1および第2フレキシブル基板30,40が、互いに配線パターン32,42が対向内側となるように、すなわち、絶縁基板31,41が外側に位置するように配置されている。
次に、第1フレキシブル基板30と第2フレキシブル基板40の長さ寸法について説明する。第1フレキシブル基板30と第2フレキシブル基板40は、図3に示す屈曲状態では、共に自然な屈曲形状となるように互いの長さが設定されている。その具体的な長さを説明する。図4(a)は、第1および第2リジッド基板10,20の対応する表面側同士、裏面側同士を、それぞれ第1フレキシブル基板30と第2フレキシブル基板40とで連結した状態を模式的に示す図である。図4(a)に示すように、第1および第2フレキシブル基板30,40の長さをL1,L2とする。第1および第2リジッド基板10,20同士を平行をなすように屈曲させた場合、第1及び第2フレキシブル基板30,40は、共に楕円曲線に沿って撓み変形するものとする。
ここで、第1フレキシブル基板30が自然に曲がった状態で示す曲線を短径がa1、長径がb1の楕円曲線であると考えると、L1の長さは、
L1=2・π・√((a1+b1)/2)である。
第2フレキシブル基板400が自然に曲がった状態で示す曲線を短径がa2、長径がb2の楕円曲線であると考えると、L2の長さは、L2=2・π・√((a2+b2)/2)である。
リジッド基板10,20の厚さをtとすれば、a2=a1−tであり、L1とL2との差であるΔは、
Δ=2・π・√((a1+b1)/2)−2・π・√(((a1−t)+b1)/2)である。但し、a1−t>0である。
従って、第1フレキシブル基板30は、第2フレキシブル基板40に対して上記Δ値だけ長く設定すれば、屈曲状態では共に自然な屈曲形状となる。以上より、第1フレキシブル基板30は、第2フレキシブル基板40に対して上記Δ値だけ長く設定されている。
上記構成において、図3に示すように、第1及び第2フレキシブル基板30,40を折曲し、第1及び第2リジッド基板10,20が互いに平行になるように屈曲させる。すると、第1フレキシブル基板30と第2フレキシブル基板40は、上述したようにその長さが相違するため、第1及び第2フレキシブル基板30,40がそれぞれ無理なく屈曲し、屈曲時の内径と外径の差による応力集中が発生しない。従って、屈曲時の応力集中に起因する配線回路の断線等を防止できる。
また、各リジット基板10,20は、その表裏面に第1及び第2接続用端子部12A,13Aを有する基板であり、表裏面の第1及び第2接続用端子部12A,13A,22A,23Aに対して第1及び第2フレキシブル基板30,40を接続することによってプリント配線板1Aを製造できる。従って、各リジット基板20,30と各フレキシブル基板30,40とを別々に作製した後に双方の基板間の接続工程を行えば良いため、製造工程が簡単である。また、各リジット基板に対する第1及び第2フレキシブル基板は、基板間接続技術によって接続するため、リジッドフレックス基板のように、はじめからフレキシブル部分とリジッド部分が積層されて一体化された基板と異なり、作業のやり直しやリペアが可能である。同様の理由により、各フレキシブル基板30,40の変更も容易にできるため、各フレキシブル基板30,40の長さ変更に簡単に対処できる。
本実施形態では、第1フレキシブル基板30と第2フレキシブル基板40は、互いに完全に重なり合う位置に配置されている。従って、第1フレキシブル基板30と第2フレキシブル基板40を合わせたトータル幅Dを最大限小さくできる。なお、第1フレキシブル基板30と第2フレキシブル基板40を少なくとも一部で重なり合う位置に配置すれば、第1フレキシブル基板30と第2フレキシブル基板40を合わせたトータル幅Dを小さくできる。
本実施の形態では、第1フレキシブル基板30と第2フレキシブル基板40は、屈曲状態では、共に自然な屈曲形状となるように互いの長さが設定されている、従って、屈曲内側の第2フレキシブル基板40と屈曲外側の第1フレキシブル基板30が共に自然な屈曲形状となるため、屈曲特性が向上する。
さらに、本実施の形態では、第1および第2フレキシブル基板30,40が、互いに配線パターン32,42が対向内側となるように、すなわち、絶縁基板31,41が外側に位置するように配置されているため、第1および第2フレキシブル基板30,40が屈曲したときに、配線パターン32,42が対向内側に位置するため、両方向に対する屈曲においても変形の度合いを低くすることができ、配線パターン32,42の耐久性を向上させることができる。
(具体例)
以下、プリント配線板1Aの具体的な材料および寸法例を以下に説明する。リジッド基板10,20の絶縁基板11,21の厚さは、例えば、0.4mm、0.6mm、0.8mm、1.0mm、1.2mm、1.6mm、2.0mm、2.4mm等を採用することができる。これら絶縁基板11,21は、ガラスエポキシ、SEM−3等の材料でなる。また、第1フレキシブル基板30,40における絶縁基板31,41の厚さは、25μmを基本にして、その1/2、1/3、1/4を用いることができる。そして、絶縁基板31,41上に形成された配線パターン32,42の厚さは、35μmを基本に、その1/2、1/3、1/4等を採用することができる。
また、配線パターン12,13,22,23,32,42は、圧延銅箔、電解銅箔を用いることができる。各接続用端子部12A,13A,22A,23A,32A,32B,42A,42Bの幅は10〜500μmであり、これら各接続用端子部の間隔は10〜500μmである。
そして、第1及び第2リジッド基板10,20の間隔、つまり、第2フレキシブル基板40の実質長さは、第1および第2リジッド基板10,20の一方に対して他方が捻れた位置に移動するような所謂α巻き動作を行う場合には、第2フレキシブル基板40の屈曲部の長さを30〜100mm程度に設定することが好ましい。また、第1及び第2リジッド基板10,20同士をクランク状に曲げるような場所に配置する場合には、第2フレキシブル基板40の屈曲部の長さを5〜30mm程度に設定することが好ましい。
カバー層33,43の厚さは、25μmまたは12μmである。これらカバー層33,43を接着する接着層の厚さは、例えば10〜30μmである。なお、本発明は上記した材料および寸法等に限定されるものではない。
なお、本実施の形態に係るプリント配線板1Aを作製するには、第1および第2リジッド基板10,20の接続領域で、接続用端子部同士を半田付けすれば良い。半田付けに際しては、接続用端子部のうち少なくともどちらか一方の表面に、はんだめっき層を形成し、第1フレキシブル基板30および第2フレキシブル基板40の両端部を図示しないヒータチップ(加熱加圧ヘッド)で熱と圧力を加えればよい。本実施の形態では、半田めっきを用いて接合させたが、半田めっきの他に、鉛入り半田ペースト、鉛フリー半田ペースト、錫めっき等を用いて接合させたり、超音波を用いた金属接合を行ってもよい。
(第2の実施の形態)
図5〜図7は本発明の第2の実施の形態を示し、図5はプリント配線板の平面図、図6はプリント配線板の側面図、図7はプリント配線板の屈曲状態を示す側面図である。
図5〜図7に示すように、この第2の実施の形態に係るプリント配線板1Bは、前記第1の実施の形態に係るプリント配線板1Aと同様に、第1および第2リジッド基板10,20と、これらを連結する第1および第2フレキシブル基板30,40とから大略構成されている。しかし、第1の実施の形態に係るプリント配線板1Aと比較して、第1及び第2フレキシブル基板30,40は、平面から見て互いに重なり合わない位置で第1及び第2リジット基板10,20に接続されている点が相違する。
他の構成(各部材の詳細な構成を含む)は、前記第1の実施の形態と同様であるため、重複説明を回避するべく説明を省略する。
本実施の形態では、第1及び第2フレキシブル基板30,40は、互いに重なり合わない位置に配置されている。従って、基板間の位置合わせをカメラ等による画像認識処理で行う場合、第1及び第2フレキシブル基板30,40の接続位置が重ならないため、位置合わせが容易にできる。また、各リジット基板10,20の第1接続用端子部(図示せず)と第2接続用端子部(図示せず)の各反対面には他の端子部が存在せず、位置合わせ時に第1及び第2フレキシブル基板30,40を別々に挟持できるため、第1及び第2フレキシブル基板30,40の位置合わせ調芯が容易にできる。
(第3の実施の形態)
図8及び図9は本発明の第3の実施の形態を示し、図8はプリント配線板の側面図、図9はプリント配線板の屈曲状態を示す側面図である。
図8及び図9に示すように、この第3の実施の形態に係るプリント配線板1Cは、前記第1の実施の形態に係るプリント配線板1Aと同様に、第1および第2リジッド基板10,20と、これらを連結する第1および第2フレキシブル基板30,40とから大略構成されている。そして、第1リジット基板10は、その表面に第1接続用端子部(図示せず)を、裏面に第2接続用端子部(図示せず)を有する。しかし、前記第1の実施の形態と異なり、第2リジット基板20は、その裏面に第1及び第2接続用端子部(図示せず)を共に有する。
従って、第1フレキシブル基板30の一方の接続用端子部(図示せず)は、第1リジット基板10の表面の第1接続用端子部(図示せず)に、他方の接続用端子部(図示せず)は、第2リジット基板20の裏面の第1接続用端子部(図示せず)にそれそれ接続されている。第2フレキシブル基板40の一方の接続用端子部(図示せず)は、第1リジット基板10の裏面の第2接続用端子部(図示せず)に、他方の接続用端子部(図示せず)は、第2リジット基板の裏面の第2接続用端子部(図示せず)にそれぞれ接続されている。
また、第1フレキシブル基板30は第2フレキシブル基板40より長い寸法に設定されているが、その長さ寸法の程度は前記第1の実施の形態と較べて小さく設定されている。図9に示すような屈曲状態とした場合、屈曲外側に位置する第1フレキシブル基板30と屈曲内側に位置する第2フレキシブル基板40は、その双方の曲率半径の差が小さいためである。
他の構成(各部材の詳細な構成を含む)は、前記第1の実施の形態と同様であるため、重複説明を回避するべく説明を省略する。
本実施の形態では、第1フレキシブル基板と第2フレキシブル基板が近接するため、図9に示すように、屈曲した際に内径と外径の差が生じにくい。従って、屈曲時の内径と外径の差による応力集中を有効に防止できる。
また、他方のリジット基板20は、表面と裏面のいずれか一方の面に第1及び第2接続用端子部(図示せず)を有するものであれば良いため、他方のリジット基板20が片面配線パターンの基板である場合に有効な接続となる。
本発明の第1の実施の形態にかかるプリント配線板の平面図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるプリント配線板を屈曲された状態の断面図である。 (a)は本発明の第1の実施の形態にかかるプリント配線板の側面から見た模式図、(b)は本発明の第1の実施の形態にかかるプリント配線板を屈曲された状態を側面から見た模式図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるプリント配線板の平面図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるプリント配線板の側面図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるプリント配線板を屈曲された状態の側面図である。 本発明の第3の実施の形態にかかるプリント配線板の側面図である。 本発明の第3の実施の形態にかかるプリント配線板を屈曲させた状態の側面図である。 従来例のプリント配線板の断面図である。 従来例のプリント配線板を屈曲させた状態の断面図である。
符号の説明
1A,1B,1C プリント配線板
10 第1リジッド基板
11 絶縁基板
12,13,22,23,32,42 配線パターン
12A,22A 第1接続用端子部
13A,23A 第2接続用端子部
32A,32B,42A,42B 接続用端子部
14,15,24,25 レジスト層
20 第2リジッド基板
21 絶縁基板
30 第1フレキシブル基板
31,41 絶縁基板
33,43 カバー層
40 第2フレキシブル基板

Claims (8)

  1. 表裏面の一方に第1接続用端子部を、他方に第2接続用端子部を有する一方のリジット基板と、
    表裏面の一方に第1接続用端子部を、この第1接続用端子部と同じ面若しくは異なる面に第2接続用端子部を有する他方のリジット基板と、
    双方の前記リジット基板の前記第1接続用端子部同士を接続する第1フレキシブル基板と、
    双方の前記リジット基板の前記第2接続用端子部同士を接続する第2フレキシブル基板と
    を備え、
    前記第1及び第2フレキシブル基板を共に屈曲させることによって双方の前記リジット基板の相対的位置を変移できるプリント配線板であって、
    前記第1フレキシブル基板が、前記第2フレキシブル基板より長い寸法Δに設定されたことを特徴とするプリント配線板。
    Δ=2・π・√((a1 +b1 )/2)−2・π・√(((a1−t) +b1 )/2)(但し、a1は第1フレキシブル基板が自然に曲がった状態で示す楕円曲線の短径、b1は第1フレキシブル基板が自然に曲がった状態で示す楕円曲線の長径、tはリジット基板の厚さ、a1−t>0)
  2. 前記他方のリジット基板は、前記第1接続用端子部と前記第2接続用端子部とを、前記一方のリジット基板の第2接続用端子部側の面と同じ側に向いている面に有し、
    前記第1フレキシブル基板は、一方の面と他方の面とに接続用端子部を有し、
    前記第1フレキシブル基板における一方の面の接続用端子部が、前記一方のリジット基板の表面の第1接続用端子部と接続され、
    前記第1フレキシブル基板における他方の面の接続用端子部が、前記他方のリジット基板の第1接続用端子部と接続されていることを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板。
  3. 前記第1フレキシブル基板と前記第2フレキシブル基板は、少なくとも一部が重なり合う位置で前記各リジット基板に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板。
  4. 前記第1フレキシブル基板と前記第2フレキシブル基板は、互いに重なり合わない位置で前記各リジット基板に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板。
  5. 前記他方のリジット基板は、前記第1接続用端子部と前記第2接続用端子部を表裏面のうちの同じ面に有することを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板。
  6. 表裏面の一方に第1接続用端子部を、他方に第2接続用端子部を有する一方のリジット基板と、表裏面の一方に第1接続用端子部を、この第1接続用端子部と同じ面若しくは異なる面に第2接続用端子部を有する他方のリジット基板と、を作製するリジット基板作製工程と、
    第1フレキシブル基板と、第2フレキシブル基板とを作製するフレキシブル基板作製工程と、
    双方の前記リジット基板の前記第1接続用端子部同士を前記第1フレキシブル基板と接続し、双方の前記リジット基板の前記第2接続用端子部同士を前記第2フレキシブル基板と接続する接続工程と、
    を備え、
    前記第1及び第2フレキシブル基板を共に屈曲させることによって双方の前記リジット基板の相対的位置を変移できるプリント配線板の製造方法であって、
    前記第1フレキシブル基板が、前記第2フレキシブル基板より長い寸法Δに設定されたことを特徴とするプリント配線板の製造方法。
    Δ=2・π・√((a1 +b1 )/2)−2・π・√(((a1−t) +b1 )/2)(但し、a1は第1フレキシブル基板が自然に曲がった状態で示す楕円曲線の短径、b1は第1フレキシブル基板が自然に曲がった状態で示す楕円曲線の長径、tはリジット基板の厚さ、a1−t>0)
  7. 前記リジット基板作製工程は、前記他方のリジット基板の第2接続用端子部を、前記他方のリジット基板の第1接続用端子部と同じ面に形成し、
    前記フレキシブル基板作製工程は、前記第1フレキシブル基板の一方の面と他方の面とに接続用端子部を形成し、
    前記接続工程は、前記一方のリジット基板の第2接続用端子部側の面と、前記他方のリジット基板の第1接続用端子部側及び第2接続用端子部側の面とを同じ側に向けて、前記第1フレキシブル基板における一方の面の接続用端子部を前記一方のリジット基板の第1接続用端子部に接続し、
    前記第1フレキシブル基板における他方の面の接続用端子部を、前記他方のリジット基板の第1接続用端子部に接続することを特徴とする請求項6に記載のプリント配線板の製造方法。
  8. 前記接続工程は、前記第1フレキシブル基板と、前記第2フレキシブル基板とを、互いに重なり合わない位置に画像認識処理で位置合わせすることを特徴とする請求項6に記載のプリント配線板の製造方法。
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