JP4855125B2 - 回転子積層鉄心の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、永久磁石を樹脂封止により積層体に固定して製造する回転子積層鉄心の製造方法に関する。
従来、樹脂封止により永久磁石を積層体に固定して回転子積層鉄心を製造する方法として、例えば、特許文献1に記載された発明が知られている。特許文献1に記載された発明では、先ず、複数の開口部が形成された鉄心片をプレス加工により製造し、この鉄心片をかしめ又は溶接等の固着手段により積層一体化して、開口部の連通により形成される磁石挿入孔を複数備えた積層体を形成している。次いで、積層体の各磁石挿入孔に、例えば、複数個に分割した永久磁石を挿入し、永久磁石と磁石挿入孔との隙間に樹脂部材を注入し硬化させて磁石挿入孔内に永久磁石を固定することで回転子積層鉄心を製造している。
特開2002−34187号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、回転子積層鉄心(積層体)の高さが高くなると、積層に必要な鉄心片の積層枚数が多くなり、金型を用いた鉄心片の打ち抜き積層に長時間を要するという問題がある。また、鉄心片の積層枚数が多くなると、鉄心片の打ち抜きに使用した薄板材の板厚偏差の影響で回転子積層鉄心全体の高さに変動が生じるようになるので、これを解消するするため、金型内で鉄心片を転積する必要が生じるが、金型に設けられた転積装置は鉄心片の径が大きくなる程大型化して回転速度も遅くなり、しかも転積中は鉄心片の打ち抜き作業は停止するため、生産性が著しく低下するという問題も生じる。更に、形状及び鉄心片の径が同一でも、回転子積層鉄心の高さが異なるとそれぞれ個別に生産する必要が生じ、製造ラインの効率的な運用の妨げになっていた。
本発明は係る事情に鑑みてなされたもので、生産性及び形状精度に優れた回転子積層鉄心の製造方法を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第の発明に係る回転子積層鉄心の製造方法は、薄板材の打ち抜きにより形成され、中央に第1の開口部、該第1の開口部の周囲に複数の第2の開口部を備えた鉄心片をかしめ積層して、該第1、第2の開口部の連通によりそれぞれ形成される第1、第2の貫通孔を備えた基準ブロックコアを形成する第1工程と、
前記基準ブロックコアを順次積層し、前記第1の貫通孔の連通により中央に形成される軸孔、該軸孔の周囲に前記第2の貫通孔の連通により形成される複数の磁石挿入孔をそれぞれ備えた所望高さの積層体を形成する第2工程と、
前記磁石挿入孔に永久磁石が挿入された前記積層体を、上型と下型の間に配置し、該上型と該下型で前記積層体を上下から押圧した状態で、前記磁石挿入孔と前記永久磁石の隙間に樹脂部材を充填し該永久磁石及び該積層体を一体化して回転子積層鉄心を形成する第3工程とを有する。ここで、前記積層体は、基準ブロックコアを該基準ブロックコアの軸心回りに回転させながら順次積層して形成することができる。
前記目的に沿う第の発明に係る回転子積層鉄心の製造方法は、薄板材の打ち抜きにより形成され、中央に第1の開口部、該第1の開口部の周囲に複数の第2の開口部を備えた鉄心片をかしめ積層し、該第2の開口部の連通により形成される磁石挿入孔にその長さが該磁石挿入孔の深さより短い永久磁石を挿入し該磁石挿入孔の下端部に設けられた掛止部で掛止させ、中央に該第1の開口部の連通により形成される軸孔を備えた基準ブロックコアを形成する第1工程と、
前記基準ブロックコアの前記軸孔の軸心を実質的に一致させながら順次積層し所望高さの積層体を形成する第2工程と、
前記磁石挿入孔に前記永久磁石が挿入された前記積層体を、上型と下型の間に配置し、該上型と該下型で前記積層体を上下から押圧した状態で、前記磁石挿入孔と前記永久磁石の隙間に樹脂部材を充填し該永久磁石及び該積層体を一体化して回転子積層鉄心を形成する第3工程とを有する。ここで、前記基準ブロックコアを、前記磁石挿入孔の中心位置を実質的に一致させながら順次積層することができる。また、前記基準ブロックコアを、該基準ブロックコアの軸心回りに回転させて前記磁石挿入孔の一部を連通させながら順次積層することもできる。そして、前記掛止部は、前記基準ブロックコアの最下層に配置される前記鉄心片の前記第2の開口部内に形成することができる。
第1及び第2の発明に係る回転子積層鉄心の製造方法において、前記基準ブロックコアは、前記鉄心片を該鉄心片の軸心回りに回転させながら、しかも、前記第1、第2の開口部の軸心を実質的に一致させて積層してもよい。また、前記積層体を構成する前記基準ブロックコア同士は溶接により部分的に固着することができる。更に、前記基準ブロックコアに第3の貫通孔を予め設け、該第3の貫通孔を連通させて前記積層体内に連結孔を形成して、該連結孔に該積層体の上部と下部を連結する連結ピンを嵌入することもでき、該連結孔に該積層体の上部と下部を連結する樹脂部材を充填してもよい。
請求項1〜10記載の回転子積層鉄心の製造方法においては、基準ブロックコアの積層個数を変えることで高さの異なる回転子積層鉄心を容易に製造することが可能になる。その結果、回転子積層鉄心の生産性を向上させることが可能になる。
特に、請求項記載の回転子積層鉄心の製造方法においては、基準ブロックコアは積層体に比べて高さが低く鉄心片の積層枚数が少ないので、基準ブロックコア全体の高さの変動が小さくなる。このため、基準ブロックコアをその軸心回りに回転させながら積層(転積)することで、薄板材の板厚が変動しても、積層体全体の高さ変動が防止され形状精度が高く、磁気特性の均一な回転子積層鉄心を製造することが可能になる。
請求項記載の回転子積層鉄心の製造方法においては、永久磁石は基準ブロックコア毎に挿入されているため、各永久磁石は回転子積層鉄心内で分散配置されることになり、磁石鉄損(渦電流損)を低減することが可能になる。
請求項記載の回転子積層鉄心の製造方法においては、磁石挿入孔に挿入された永久磁石の上部には樹脂部材が充填されるため、永久磁石同士が直接接触することが防止され、磁石鉄損を更に低減することが可能になる。
請求項記載の回転子積層鉄心の製造方法においては、回転子積層鉄心にスキューをかけることができ、回転子積層鉄心の回転効率を向上させることが可能になる。
請求項記載の回転子積層鉄心の製造方法においては、上下の基準ブロックコアの磁石挿入孔同士は、掛止部を除いた部分で連通することができ、上下に配置される磁石挿入孔内に一括して樹脂部材を充填することが可能になると共に、製造工程を簡略化して作業時間の短縮化も図ることが可能になる。
請求項8〜10記載の回転子積層鉄心の製造方法においては、基準ブロックコア同士の一体化を強固にすることができ、形状精度の優れた大型の回転子積層鉄心の製造が可能になる。
請求項記載の回転子積層鉄心の製造方法においては、基準ブロックコアは高さが低く鉄心片の積層枚数が少ないので、鉄心片をその軸心回りに回転させながら積層(転積)しても基準ブロックコアを短時間で製造することができる。このため、薄板材の板厚が変動しても高さ変動が防止された形状精度の高い基準ブロックコアを製造することが可能になり、基準ブロックコアを順次積層するだけで形状精度が高く磁気特性の均一な回転子積層鉄心を製造することが可能になる。そして、鉄心片を転積して形成した基準ブロックコアをその軸心回りに転積することにより、形状精度が更に高く磁気特性のより均一な回転子積層鉄心を容易に製造することが可能になる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、図1は本発明の第1の実施の形態に係る回転子積層鉄心の説明図、図2(A)は同回転子積層鉄心に使用する基準ブロックコアの説明図、図2(B)は基準ブロックコアの積層により形成した積層体の説明図、図2(C)は積層体の磁石挿入孔に永久磁石を挿入した状態を示す説明図、図2(D)は積層体の磁石挿入孔と磁石挿入孔に挿入した永久磁石との隙間に樹脂部材を充填した状態を示す説明図、図3は同回転子積層鉄心を構成する積層体の磁石挿入孔と磁石挿入孔に挿入した永久磁石との隙間に樹脂部材を注入する樹脂封止装置の説明図、図4は本発明の第2の実施の形態に係る回転子積層鉄心の説明図、図5は同回転子積層鉄心の最下層の基準ブロックコアの部分拡大図で、図6は本発明の第3の実施の形態に係る回転子積層鉄心の説明図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る回転子積層鉄心10は、鉄心片11のかしめ積層により製造された基準ブロックコア12を複数積層して形成され、中央に軸孔13、軸孔13の周囲に複数の磁石挿入孔14を備えた積層体15と、積層体15の磁石挿入孔14にそれぞれ挿入された永久磁石16と、磁石挿入孔14内に挿入された永久磁石16の周囲に充填された樹脂部材17とを有している。以下詳細に説明する。
図2(A)に示すように、鉄心片11は、薄板材の一例である厚みが0.5mm以下の電磁鋼板を環状に打ち抜いて形成され、中央に第1の開口部18、第1の開口部18の周囲に複数の第2の開口部19、第1の開口部18の半径方向外側で第2の開口部19より半径方向内側の位置に第3の開口部20を備えている。なお、第3の開口部20は、第2の開口部19より半径方向外側の位置に形成することもできる。
更に、鉄心片11には、図示しない複数のかしめ突起が設けられている。また、基準ブロックコア12は、予め設定した枚数の鉄心片11を、第1、第2、第3の開口部の中心位置をそれぞれ実質的に一致させながら順次かしめ積層することにより形成されている。その結果、基準ブロックコア12には、中央に第1の開口部18の連通により第1の貫通孔21が、第1の貫通孔21の周囲に第2の開口部19の連通により複数の第2の貫通孔22が、第1の貫通孔21の半径方向外側で第2の貫通孔22より半径方向内側の位置に第3の貫通孔23がそれぞれ形成されている。
図2(B)に示すように、積層体15は、初めに載置された(最下層の)基準ブロックコア12に対して、予め設定した個数の基準ブロックコア12をその軸心回りにそれぞれ回転させながら、しかも、第1〜第3の貫通孔21〜23の軸心が実質的に一致するように積層して形成されている。また、基準ブロックコア12の第1の貫通孔21周縁の一部には、図示しないシャフト嵌合用のキー溝が形成されており、基準ブロックコア12を回転して積層する際に、キー溝の中心位置も上下で一致するように積層して積層体15を形成している。なお、本実施の形態では、4つの基準ブロックコア12で1回転するように、すなわち、90度ずつ回転位相を変えて積層することで積層体15を形成している。これによって、第1の貫通孔21の連通により中央に軸孔13が、軸孔13の周囲に第2の貫通孔22の連通により複数の磁石挿入孔14が、軸孔13の半径方向外側で磁石挿入孔14より半径方向内側の位置に第3の貫通孔23の連通により積層体15を上下に貫通する連結孔24がそれぞれ形成される。そして、連結孔24には、積層体15の上部と下部を連結する連結ピン25が嵌入されている。また、基準ブロックコア12同士は溶接部26により部分的に固着されている。これによって、積層体15を構成する基準ブロックコア12同士を一体化することができ、積層体15の取り扱いが容易になる。
図2(C)に示すように、永久磁石16は、磁石挿入孔14の長手方向に複数(実施の形態では2個)並べて挿入されている。永久磁石16はその上端面と積層体15の上面との間に段差が構成されるよう、磁石挿入孔14の深さより短くなるように設定されている。なお、永久磁石は分割せずに、磁石挿入孔14の深さに応じて調整した長さのものを挿入することもできる。図2(D)に示すように、樹脂部材17には、例えば、熱硬化性樹脂を使用することができ、加熱して流動状態とした樹脂原料を磁石挿入孔14と磁石挿入孔14内に挿入された永久磁石16との隙間に注入し硬化させることにより、磁石挿入孔14内に挿入された永久磁石16を積層体15と一体化することができ、回転子積層鉄心10が形成される。
続いて、本発明の第1の実施の形態に係る回転子積層鉄心10の製造方法について説明する。
図2(A)に示すように、電磁鋼板の打ち抜きにより、中央に第1の開口部18、第1の開口部18の周囲に複数の第2の開口部19、第1の開口部18の外側で第2の開口部19より内側の位置に第3の開口部20を備え、図示しない複数のかしめ突起が設けられている鉄心片11を形成する。そして、打ち抜いて形成した鉄心片11をかしめ突起を介してかしめ積層し、第1〜第3の開口部18〜20の連通によりそれぞれ形成される第1〜第3の貫通孔21〜23を備えた基準ブロックコア12を形成する(以上、第1工程)。
次いで、図2(B)に示すように、作製された基準ブロックコア12を図示しない組み立て基板上に載置し、この基準ブロックコア12に対して、予め設定した個数の基準ブロックコア12をその軸心回りに回転させながら、しかも、第1〜第3の貫通孔21〜23の軸心が実質的に一致するように積層し、第1の貫通孔21の連通により中央に軸孔13が、軸孔13の周囲に第2の貫通孔22の連通により複数の磁石挿入孔14が、軸孔13の外側で磁石挿入孔14より内側の位置に第3の貫通孔23の連通により連結孔24がそれぞれ形成される積層体15を形成する。そして、連結孔24に積層体15の上部と下部を連結する連結ピン25を嵌入し、基準ブロックコア12同士を溶接(例えば、TIG溶接、レーザー溶接、電子ビーム溶接)により溶接部26を介して部分的に固着する。これにより、作製しようとする回転子積層鉄心10の高さと実質的に同一高さの積層体15が得られる(以上、第2工程)。
そして、図2(C)に示すように、得られた積層体15を搬送トレイ27上に載置し、積層体15に形成された各磁石挿入孔14内に永久磁石16を長手方向に並べて挿入する。ここで、搬送トレイ27は、積層体15の下面が当接する板状の載置部28と、載置部28の中央部に立設され積層体15の軸孔13に嵌入するガイド部材29とを有している。なお、各磁石挿入孔14内に永久磁石16が挿入されているか否かの確認は、図示しない磁石検知器により行なう。永久磁石16が挿入された積層体15は搬送トレイ27に載置された状態で、予熱装置にて樹脂部材17が溶融する温度まで予め昇温された後、図示しない搬送路によって図3に示す樹脂封止装置30まで搬送される。
樹脂封止装置30は、例えば、積層体15が載置された搬送トレイ27を載せて昇降する下型31と、積層体15の上に搭載され、下型31の上昇に伴って上昇する上型32を備えている。ここで、下型31には、載置された積層体15を加熱する図示しない加熱手段が設けられ、上型32は、積層体15の磁石挿入孔14に対して半径方向内側の領域に、樹脂部材17の樹脂原料(タブレットともいう)33を入れる複数の樹脂溜めポット34と、樹脂溜めポット34内の樹脂原料33を加熱して溶融させる図示しない加熱手段と、底部に設けられ溶融状態の樹脂原料33、すなわち樹脂部材17を磁石挿入孔14内に導く樹脂流路(ランナーともいう)35とを有している。また、樹脂封止装置30は、下降限位置にある上型32に対して樹脂原料33を挿入するための作業空間となる隙間を有して固定配置される固定架台36と、固定架台36を貫通し上昇した上型32の樹脂溜めポット34に投入された樹脂原料33を加圧する複数のプランジャー37と、上昇時の上型32を上昇限位置に保持するストッパー38とを有している。
ここで、固定架台36は、樹脂封止装置30の上部に設けられた上固定プレート39に取付けられ、下型31は、樹脂封止装置30の下部に設けられた下固定プレート40と上固定プレート39とを連結する4本のガイドポスト41に沿って上下動する昇降プレート42に載置されている。なお、固定架台36の内部には、図示しない加熱手段が設けられており、プランジャー37を予め加熱して樹脂原料33の押し出しを容易にすると共に、固定架台36と上型32との熱膨張差を除去して、プランジャー37と樹脂溜めポット34との合口のずれを防止するようにしている。また、昇降プレート42は、下固定プレート40に設けられた下型昇降手段(例えば、サーボモータ)43により上下動するようになっており、各樹脂溜めポット34内に挿入される複数のプランジャー37は、上固定プレート39に設けられた駆動手段(例えば、流体シリンダ)44により、昇降プレート42と同じタイミングで樹脂溜めポット34内を昇降するようになっている。
このような構成とすることにより、積層体15が載置された搬送トレイ27を樹脂封止装置30の下型31に載置し、上型32と下型31の間に配置された積層体15を、上型32及び下型31で上下方向から押圧して、上型32の下面45及び下型31上の載置部28の上面46をそれぞれ積層体15の上面及び下面に密着させることができる。これにより、樹脂溜めポット34内で溶融している樹脂原料33をプランジャー37で押し出し、樹脂流路35及び永久磁石16の上端面と積層体15の上面との間の段差を介して磁石挿入孔14内に注入させることができる。そして、磁石挿入孔14と永久磁石16の隙間に注入された樹脂部材17は、下型31の加熱手段で加熱して硬化させることができる。その結果、磁石挿入孔14と永久磁石16の隙間が樹脂部材17で充填され、図2(D)に示すように、永久磁石16と積層体15が一体化されて回転子積層鉄心10が形成される(以上、第3工程)。
なお、得られた回転子積層鉄心10は、搬送トレイ27に載置された状態で、樹脂封止装置30から排出されるので、回転子積層鉄心10を冷却した後、磁石挿入孔14内からはみ出し硬化した樹脂部材17を除去し、必要に応じて表面の研磨処理を行ない、厚みの検査を行なって製品として出荷される。
図4、図5に示すように、本発明の第2の実施の形態に係る回転子積層鉄心47は、最下層に配置される鉄心片48とその上にかしめ積層される鉄心片48aにより形成され、中央に軸孔49、軸孔49の周囲に複数の磁石挿入孔50を備え、磁石挿入孔50にはその長さが磁石挿入孔50の深さより短い永久磁石51が挿入され磁石挿入孔50の下端部に設けられた掛止部52で掛止されている基準ブロックコア53を、基準ブロックコア53の軸心を実質的に一致させながら順次積層して形成された積層体54と、磁石挿入孔50内に挿入された永久磁石51の周囲に充填された樹脂部材55とを有する。
最下層に配置される鉄心片48は、薄板材の一例である厚みが0.5mm以下の電磁鋼板を環状に打ち抜いて形成され、中央に第1の開口部56、第1の開口部56の周囲に複数の第2の開口部57、第2の開口部57内に、例えば、対向する縁を連結するように形成された掛止部52を備えている。更に、鉄心片48には、図示しない複数のかしめ突起が設けられている。一方、鉄心片48の上にかしめ積層される鉄心片48aは、薄板材の一例である厚みが0.5mm以下の電磁鋼板を環状に打ち抜いて形成され、第1の開口部56、第2の開口部57、かしめ突起が形成されている。これによって、鉄心片48に対して予め設定した枚数の鉄心片48aを、第1、第2の開口部56、57の中心位置をそれぞれ実質的に一致させながら順次かしめ積層することにより、中央に第1の開口部56の連通により軸孔49を、軸孔49の周囲に第2の開口部57の連通により複数の磁石挿入孔50を、磁石挿入孔50の下端部に掛止部52を設けることができ、磁石挿入孔50に長さが磁石挿入孔50の深さより短い永久磁石51を挿入し下端を掛止部52で掛止することにより、基準ブロックコア53を形成することができる。
積層体54は、初めに載置された(最下層の)基準ブロックコア53に対して、予め設定した個数の基準ブロックコア53を、基準ブロックコア53の軸心を実質的に一致させながら、しかも、磁石挿入孔50の中心位置を実質的に一致させて順次積層して形成されている。また、基準ブロックコア53の軸孔49周縁の一部には、図示しないシャフト嵌合用のキー溝が形成されており、基準ブロックコア53を回転して積層する際に、キー溝の中心位置も上下で一致するように積層して積層体54を形成している。樹脂部材55には、例えば、熱硬化性樹脂を使用することができ、加熱して流動状態とした樹脂原料を、例えば、最上層の基準ブロックコア53の磁石挿入孔50に注入すると、上下の磁石挿入孔50は掛止部52を除いた部分で連通しているので、全磁石挿入孔50内に一括して流動状態とした樹脂原料を注入することができる。その結果、注入した樹脂原料を硬化させることにより、磁石挿入孔50内に挿入された永久磁石51を積層体15と一体化することができ、回転子積層鉄心47が形成される
続いて、本発明の第2の実施の形態に係る回転子積層鉄心47の製造方法について説明する。
回転子積層鉄心47の製造方法は、中央に軸孔49を、軸孔49の周囲に複数の磁石挿入孔50を備え、磁石挿入孔50には永久磁石51が挿入されその下端が掛止部52で掛止されている基準ブロックコア53を形成する第1工程と、基準ブロックコア53を順次積層し所望高さの積層体54を形成する第2工程と、磁石挿入孔50と永久磁石51の隙間に樹脂部材55を充填し永久磁石51及び積層体54を一体化して回転子積層鉄心47を形成する第3工程とを有している。ここで、磁石挿入孔50と永久磁石51の隙間に樹脂部材55を充填する第3工程は、第1の実施の形態に係る回転子積層鉄心10の製造方法において磁石挿入孔14と永久磁石16の隙間に樹脂部材17を充填する第3工程と実質的に同一の方法で行なうことができるので、第1及び第2工程についてのみ説明する。
先ず、電磁鋼板の打ち抜きにより、中央に第1の開口部56、第1の開口部56の周囲に複数の第2の開口部57、第2の開口部57内に形成された掛止部52、及び複数のかしめ突起を備えた鉄心片48を形成する。また、電磁鋼板の打ち抜きにより、中央に第1の開口部56、第1の開口部56の周囲に複数の第2の開口部57、及び複数のかしめ突起を備えた鉄心片48aを形成する。そして、図4に示すように、鉄心片48を最下層に配置し、その上に予め設定した枚数の鉄心片48aをかしめ突起を介してかしめ積層し、第1の開口部56の連通により軸孔49を、第2の開口部57の連通により下端部に掛止部52を備えた磁石挿入孔50をそれぞれ形成し、磁石挿入孔50にその長さが磁石挿入孔50の深さより短い永久磁石51を挿入しその下端を掛止部52で掛止させて基準ブロックコア53を形成する(以上、第1工程)。
次いで、作製された基準ブロックコア53を図示しない組み立て基板上に載置し、この基準ブロックコア53に対して、予め設定した個数の基準ブロックコア53をその軸心を実質的に一致させながら、磁石挿入孔50の中心位置を実質的に一致させると共に軸孔49周縁の一部に形成したシャフト嵌合用のキー溝の中心位置も上下で一致するように積層する。これによって、作製しようとする回転子積層鉄心47の高さと実質的に同一高さを有し、軸孔49の連通により中央に回転子積層鉄心47用のシャフトが嵌入するシャフト孔58が、シャフト孔58内にシャフト嵌合用のキー溝がそれぞれ形成される積層体54が得られる(以上、第2工程)。
図6に示すように、本発明の第3の実施の形態に係る回転子積層鉄心59は、第2の実施の形態に係る回転子積層鉄心47で使用した基準ブロックコア53を、基準ブロックコア53の軸心回りに回転させながら磁石挿入孔50の一部を連通させて順次積層して形成された積層体60と、磁石挿入孔50内に挿入された永久磁石51の周囲に充填された樹脂部材55とを有する。ここで、積層体60は、初めに載置された(最下層の)基準ブロックコア53に対して、予め設定した個数の基準ブロックコア53をその軸心回りにそれぞれ回転させると共に、軸孔49周縁の一部に形成された図示しないシャフト嵌合用のキー溝の中心位置を上下で一致させ、しかも、磁石挿入孔50の一部を連通させながら順次積層して形成されている。樹脂部材55には、例えば、熱硬化性樹脂を使用することができ、加熱して流動状態とした樹脂原料を、例えば、最上層の基準ブロックコア53の磁石挿入孔50に注入すると、上下の磁石挿入孔50は一部が連通しているので、全磁石挿入孔50内に一括して流動状態とした樹脂原料を注入することができる。その結果、注入した樹脂原料を硬化させることにより、磁石挿入孔50内に挿入された永久磁石51を積層体60と一体化することができ、スキューのかかった回転子積層鉄心59が形成される
続いて、本発明の第3の実施の形態に係る回転子積層鉄心59の製造方法について説明するが、回転子積層鉄心59の製造方法は、第2の実施の形態に係る回転子積層鉄心47の製造方法と比較して、基準ブロックコア53を順次積層し所望高さの積層体60を形成する第2工程が異なっており、第1及び第3工程は第2の実施の形態に係る回転子積層鉄心47の製造方法における第1及び第3工程と実質的に同一にすることができる。このため、第2工程についてのみ説明する。
第2工程では、作製された基準ブロックコア53を図示しない組み立て基板上に載置し、この基準ブロックコア53に対して、予め設定した個数の基準ブロックコア53をその軸心を実質的に一致させると共にその軸心回りに回転させながら、しかも、磁石挿入孔50の一部を連通させると共に、軸孔49周縁の一部に形成したシャフト嵌合用のキー溝の中心位置も上下で一致するように積層する。これによって、作製しようとする回転子積層鉄心59の高さと実質的に同一高さを有し、軸孔49の連通により中央に回転子積層鉄心59用のシャフトが嵌入するシャフト孔58が、シャフト孔58内にシャフト嵌合用のキー溝がそれぞれ形成される積層体60が得られる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本発明の回転子積層鉄心の製造方法を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
例えば、第1の実施の形態では、積層体に連結孔を設け積層体の上部と下部を連結ピンで連結すると共に基準ブロックコア同士を溶接により部分的に固着したが、これに限らず、基準ブロックコア同士を樹脂部材のみで固着できることはもちろんのこと、積層体に連結孔を設けず基準ブロックコア同士を溶接のみで部分的に固着したり、基準ブロックコア同士を溶接を用いて固着せずに積層体の上部と下部を連結ピンのみで連結したり、連結ピンの替りに連結孔に樹脂部材を充填することにより、積層体を構成する基準ブロックコア同士の固着を行なうようにしてもよい。連結ピンの替りに樹脂部材を用いる場合は、永久磁石を磁石挿入孔内に固定する際に同時に(同工程で)連結孔内を樹脂部材で充填することができるため、連結ピンを用いる場合に比べ、製造工程が簡略化され作業時間も短縮することができる。
更に、鉄心片を転積させながら積層して基準ブロックコアを製造し、この基準ブロックコアを順次積層して積層体を形成することも、鉄心片を転積させながら基準ブロックコアを製造し、この基準ブロックコアを更に転積して積層体を形成することもできる。一方、薄板材の厚み変動が小さく、薄板材の長手方向及び幅方向における磁気特性の差が小さい場合は、打ち抜いた鉄心片をそのまま積層して基準ブロックコアを形成し、基準ブロックコアを順次積層するだけで積層体を形成することができる。
第2、第3の実施の形態では、第2の開口部内の対向する縁を連結するように掛止部を形成したが、縁部に突起を設けるようにしてもよい。また、積層体を構成する基準ブロックコア同士を、磁石挿入孔に充填した樹脂部材のみで固着したが、基準ブロックコア同士を溶接で部分的に固着したり、積層体に上下に貫通する連結孔を形成してこの連結孔に積層体の上部と下部を連結する連結ピンを嵌入させることで、あるいは、溶接と連結ピンを併用して基準ブロックコア同士の固着を行なうようにしてもよい。更に、連結ピンの替りに連結孔に樹脂部材を充填することで、基準ブロックコア同士の固着を行なうこともできる。
本発明の第1の実施の形態に係る回転子積層鉄心の説明図である。 (A)は同回転子積層鉄心に使用する基準ブロックコアの説明図、(B)は基準ブロックコアの積層により形成した積層体の説明図、(C)は積層体の磁石挿入孔に永久磁石を挿入した状態を示す説明図、(D)は積層体の磁石挿入孔と磁石挿入孔に挿入した永久磁石との隙間に樹脂部材を充填した状態を示す説明図である。 同回転子積層鉄心を構成する積層体の磁石挿入孔と磁石挿入孔に挿入した永久磁石との隙間に樹脂部材を注入する樹脂封止装置の説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る回転子積層鉄心の説明図である。 同回転子積層鉄心の最下層の基準ブロックコアの部分拡大図である。 本発明の第3の実施の形態に係る回転子積層鉄心の説明図である。
10:回転子積層鉄心、11:鉄心片、12:基準ブロックコア、13:軸孔、14:磁石挿入孔、15:積層体、16:永久磁石、17:樹脂部材、18:第1の開口部、19:第2の開口部、20:第3の開口部、21:第1の貫通孔、22:第2の貫通孔、23:第3の貫通孔、24:連結孔、25:連結ピン、26:溶接部、27:搬送トレイ、28:載置部、29:ガイド部材、30:樹脂封止装置、31:下型、32:上型、33:樹脂原料、34:樹脂溜めポット、35:樹脂流路、36:固定架台、37:プランジャー、38:ストッパー、39:上固定プレート、40:下固定プレート、41:ガイドポスト、42:昇降プレート、43:下型昇降手段、44:駆動手段、45:下面、46:上面、47:回転子積層鉄心、48、48a:鉄心片、49:軸孔、50:磁石挿入孔、51:永久磁石、52:掛止部、53:基準ブロックコア、54:積層体、55:樹脂部材、56:第1の開口部、57:第2の開口部、58:シャフト孔、59:回転子積層鉄心、60:積層体

Claims (10)

  1. 薄板材の打ち抜きにより形成され、中央に第1の開口部、該第1の開口部の周囲に複数の第2の開口部を備えた鉄心片をかしめ積層して、該第1、第2の開口部の連通によりそれぞれ形成される第1、第2の貫通孔を備えた基準ブロックコアを形成する第1工程と、
    前記基準ブロックコアを順次積層し、前記第1の貫通孔の連通により中央に形成される軸孔、該軸孔の周囲に前記第2の貫通孔の連通により形成される複数の磁石挿入孔をそれぞれ備えた所望高さの積層体を形成する第2工程と、
    前記磁石挿入孔に永久磁石が挿入された前記積層体を、上型と下型の間に配置し、該上型と該下型で前記積層体を上下から押圧した状態で、前記磁石挿入孔と前記永久磁石の隙間に樹脂部材を充填し該永久磁石及び該積層体を一体化して回転子積層鉄心を形成する第3工程とを有することを特徴とする回転子積層鉄心の製造方法。
  2. 請求項記載の回転子積層鉄心の製造方法において、前記積層体は、前記基準ブロックコアを該基準ブロックコアの軸心回りに回転させながら順次積層して形成されることを特徴とする回転子積層鉄心の製造方法。
  3. 薄板材の打ち抜きにより形成され、中央に第1の開口部、該第1の開口部の周囲に複数の第2の開口部を備えた鉄心片をかしめ積層し、該第2の開口部の連通により形成される磁石挿入孔にその長さが該磁石挿入孔の深さより短い永久磁石を挿入し該磁石挿入孔の下端部に設けられた掛止部で掛止させ、中央に該第1の開口部の連通により形成される軸孔を備えた基準ブロックコアを形成する第1工程と、
    前記基準ブロックコアの前記軸孔の軸心を一致させながら順次積層し所望高さの積層体を形成する第2工程と、
    前記磁石挿入孔に前記永久磁石が挿入された前記積層体を、上型と下型の間に配置し、該上型と該下型で前記積層体を上下から押圧した状態で、前記磁石挿入孔と前記永久磁石の隙間に樹脂部材を充填し該永久磁石及び該積層体を一体化して回転子積層鉄心を形成する第3工程とを有することを特徴とする回転子積層鉄心の製造方法。
  4. 請求項記載の回転子積層鉄心の製造方法において、前記基準ブロックコアを、前記磁石挿入孔の中心位置を一致させながら順次積層することを特徴とする回転子積層鉄心の製造方法。
  5. 請求項記載の回転子積層鉄心の製造方法において、前記基準ブロックコアを、該基準ブロックコアの軸心回りに回転させて前記磁石挿入孔の一部を連通させながら順次積層することを特徴とする回転子積層鉄心の製造方法。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載の回転子積層鉄心の製造方法において、前記掛止部は、前記基準ブロックコアの最下層に配置される前記鉄心片の前記第2の開口部内に形成されていることを特徴とする回転子積層鉄心の製造方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の回転子積層鉄心の製造方法において、前記鉄心片を該鉄心片の軸心回りに回転させながら、しかも、前記第1、第2の開口部の軸心を一致させて積層することを特徴とする回転子積層鉄心の製造方法。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の回転子積層鉄心の製造方法において、前記積層体を構成する前記基準ブロックコア同士を溶接により部分的に固着することを特徴とする回転子積層鉄心の製造方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の回転子積層鉄心の製造方法において、前記基準ブロックコアに第3の貫通孔を予め設け、該第3の貫通孔を連通させて前記積層体内に連結孔を形成して、該連結孔に該積層体の上部と下部を連結する連結ピンを嵌入することを特徴とする回転子積層鉄心の製造方法。
  10. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の回転子積層鉄心の製造方法において、前記基準ブロックコアに第3の貫通孔を予め設け、該第3の貫通孔を連通させて前記積層体内に連結孔を形成して、該連結孔に該積層体の上部と下部を連結する樹脂部材を充填することを特徴とする回転子積層鉄心の製造方法。
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