JP4854995B2 - エレベーター制御装置 - Google Patents

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本発明は、コンピュータ制御によるエレベーター装置に係り、特に、制御用のプログラムが書き替えられるようにしたエレベーターの制御装置に関する。
一般的なエレベーターの場合、かご呼びに応じて単純に階床間をサービスするだけの運行パターンにすれば済む。しかし、例えば大型のビルなど同一建物内に複数のエレベーターが設置されている場合には、例えば時刻に応じてサービスする階床に制限を加えたり、特定の階床ではかご呼びが禁止されるようにしたいなど、種々異なった運行パターンが要求される場合がある。
ここで、エレベーターも、近年はコンピュータ制御が一般的であり、この場合、コンピュータのプログラムを書き替えるだけで上記運行パターンの変更にも容易に対応することができるが、反面、プログラムに異常が発生する虞も生じてしまう。
そこで、このようなとき、必要に応じてエレベーター制御用プログラムの書き替えが行えるようにしたエレベーター制御装置が従来から知られており、以下、そのような従来技術の一例について、図3により説明する。
この図3に示したエレベーター制御装置30は、エレベーターの運行を制御するためのプログラム(以下、制御プログラムという)によりエレベーターの制御を実行する演算処理用のMPU31と、この制御プログラムを格納するためのフラッシュROM32a、32b、制御プログラムの演算結果を格納するRAM33、それにインターフェース34を備え、これらをバス36により相互に接続して構成されている。
そして、MPU31は、インターフェース34を介して、巻上機などエレベーターに備えられている制御対象にアクセスし、フラッシュROM32a、32bに格納されている制御プログラムを用いてエレベーターの運行を制御するようになっている。このとき、フラッシュROM32a、32bに格納されている制御プログラムは、例えばパソコンなどの外部装置35からインターフェース34を介して書き替えることができるようになっている。
そこで、このように旧制御プログラム(現在の制御プログラム)を新制御プログラム(新しい制御プログラム)に書き替えてやれば運行パターンの変更が得られ、旧制御プログラムによる運行パターンから新制御プログラムによる運行パターンに切換えることができ、上記の要望に応えられることになる。
ところで、ROM32aとROM32bは自分で自分を書き替えることはできない。そこで、それぞれに相手方用の書き替えプログラムを格納しておき、一方のROMにある書き替えプログラムにより他方のROMの制御プログラムを書き替えることになるが、ここで、この図3で説明したエレベーター制御装置の場合、制御プログラムの書き替え中は当該制御プログラムが通常の実行状態にないため、一旦、エレベーターを停止させて書き替える必要がある。
また、このとき、外部装置35を遠隔操作し、制御プログラムを書き替えるようにしたエレベーター制御装置も従来から知られいるが(例えば、特許文献1参照。)、この場合も一旦、エレベーターを停止させて書き替える必要がある点は同じである。
そこで、2重系の制御プログラム格納部を用意し、エレベーターを停止させることなくプログラムが書き替えられるようにした装置も従来から知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−172712号公報 特開2000−128447号公報
上記従来技術は、制御プログラムの書き替えに伴う制約に配慮がされておらず、以下の問題があった。
例えば特許文献1に記載の従来技術においては、制御プログラムの書き替えに際して、一旦、エレベーターの運行を停止させる必要があり、従って、制御プログラムの書き替えに時期的な制限が生じてしまう。
また、例えば特許文献2に記載の従来技術においては、2重系の制御プログラム格納部及び系統の切替え装置を用意する必要があり、従って、構成が複雑化し、誤動作虞が増す上、コストの上昇が免れないという問題が生じてしまう。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、その目的は、制御プログラムの書き替えにエレベーターの運行停止を要しないエレベーター制御装置を提供することにある。
上記目的は、少なくとも第1と第2のプログラム記憶領域を有するフラッシュROMと、少なくとも第1と第2のデータ記憶領域を有するRAMとを備え、前記第2のデータ記憶領域に格納されている制御プログラムをコンピュータで実行し、エレベーターを制御する方式のエレベーター制御装置において、外部から入力される制御プログラムを新制御プログラムとして前記第1のデータ記憶領域に格納する第1の処理と、前記第1のプログラム記憶領域から制御プログラムを読出し旧制御プログラムとして前記第2のプログラム記憶領域にコピーする第2の処理と、前記第1のデータ記憶領域から前記新制御プログラムを読出し前記第1のプログラム記憶領域にコピーする第3の処理と、前記第1のプログラム記憶領域から前記新制御プログラムを読出し前記第2のデータ記憶領域にコピーする第4の処理と、前記第2のデータ記憶部にコピーされている前記新制御プログラムによるエレベーターの運行に異常があるとき、前記第2のプログラム記憶部から前記旧制御プログラムを読出し前記第1のプログラム記憶部にコピーする第5の処理と、前記第1のプログラム記憶部から前記旧制御プログラムを読出し前記第2のデータ記憶部にコピーする第6の処理とを実行する演算処理手段が設けられ、該演算処理手段は、前記第1の処理と前記第2の処理及び前記第3の処理については、外部からのプログラム書き替え要求に応じて実行し、前記第4の処理については、当該演算処理手段に対する電源の供給が遮断され再投入されたときと、当該演算処理手段に含まれているMPUが再起動されたときに実行し、前記第5と第6の処理については、前記第4の処理の後、エレベーターの運行に異常があったとき実行するようにして達成される。
このとき、前記演算処理手段は、前記第2のデータ記憶部にコピーされている前記新制御プログラムによるエレベーターの運行に異常があるとき、前記第2のプログラム記憶部から前記旧制御プログラムを読出し前記第1のプログラム記憶部にコピーする第5の処理と、前記第1のプログラム記憶部から前記旧制御プログラムを読出し第2のデータ記憶部にコピーする第6の処理とを実行するものとなるようにしても、上記目的を達成することができる。
更に、このとき、前記第1のプログラム記憶部と前記第2のプログラム記憶部が同一フラッシュROMの異なるメモリ領域であったり、前記第1のデータ記憶部と前記第2のデータ記憶部が同一RAMの異なるメモリ領域であったしてもよく、前記新制御プログラムが外部の遠隔保守装置から入力されるようにしてもよい。
本発明によれば、エレベーターの制御プログラムが格納される手段を複数有するようにしたので、制御プログラム書き替え時にエレベーターの運行を停止させることなく、プログラムの切り替え動作に複雑なハード構成を必要とせず、任意のタイミングで実行でき、安価且つ安定した動作の利便性に優れたエレベーター制御装置を提供できる。
以下、本発明によるエレベーター制御装置について、図示の実施の形態により詳細に説明する。ここで、図1は、本発明の一実施形態を示したシステム構成図で、図2は、この実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
図1において、この実施形態に係るエレベーター制御装置10は、MPU11とフラッシュROM12、RAM13、それにインターフェース14を備え、これらをバス16により相互に接続したものである。ここで、MPUとは、マイクロ・プロセッシング・ユニットのことであり、このとき、エレベーター制御装置10は、実質的にはMPU11とフラッシュROM12、RAM13、それにインターフェース14を搭載したプリント回路基板のことになる。
そして、まず、MPU11は、エレベーターの運行に必要な制御プログラムを実行する演算処理手段として動作するが、このときフラッシュROM12は、前記制御プログラムを格納する働きをし、RAM13は、制御プログラム及び当該制御プログラムの演算結果であるデータを格納する働きをする。
まず、フラッシュROM12は、電気的に記憶内容の書き替え可能なメモリとして機能するもので、ここでは制御プログラムの格納領域として働き、このため第1のプログラム記憶部となるメモリ領域aと、第2のプログラム記憶部となるメモリ領域bの2メモリ領域を備えている。次に、RAM13は、トランザクションメモリとして機能し、ここでは制御プログラムに関連するデータの格納領域として働き、このため、第2のデータ記憶部となるメモリ領域cと第1のデータ記憶部となるメモリ領域dの2メモリ領域を備え、更にプログラムの演算結果等のデータの格納領域としてメモリ領域eを備えている。
また、このRAM13には、更に図示されていないメモリ領域を備えていて、これに書き替えプログラム、すなわち制御プログラムの演算結果に基づいてフラッシュROM12とRAM13に格納すべき当該制御プログラムなどのデータを、ROM12及びRAM13の任意の領域にコピーし格納する処理に必要なプログラムが格納されるようになっている。
次に、インターフェース14は、このエレベーター制御装置10に外部装置15を接続する働きをするもので、これにより旧制御プログラムに書き替えられるべき新制御プログラムと、書き替えに使用するプログラム(以下、書き替えプログラムという)が、外部装置15からインターフェース34を介してRAM13に格納することができるようになっている。
このため外部装置15には、通常、パソコン(所定のプログラムを搭載させたパソコン)が用いられ、例えば保守担当者がエレベーター装置の機械室などに赴き、インターフェース14に接続した上で操作するようになっている。
そこで、次に、この実施形態の動作について説明する。まず、始めに、基本的な動作として、エレベーターの制御について説明すると、ここで、このエレベーター制御装置10は電源が供給されたとき能動化され、MPU11がエレベーターの制御に必要な処理を開始する。そして、このときMPU11は、まずROM12のメモリ領域12aに格納されている制御プログラムをRAM13のメモリ領域13cにコピーし格納する。
そして、格納が完了した後、MPU11は、ROM12の領域aにある制御プログラムにより、プログラムの参照先をRAM13のメモリ領域cに移行させ、このメモリ領域cに格納してある制御プログラムを用いてエレベーターの運行制御を実行する。従って、このときに得られるエレベーターの運行パターンは、このときメモリ領域cに格納してある制御プログラムによって決まることになる。
このときMPU11は、ROM12に対してはプログラムの参照を行わない。このためMPU11は、エレベーター制御装置10に電源が供給されたときと、MPU11が再起動(マイコンリスタート)されたときには必ずROM12の領域aを参照するようにプログラムされている。
次に、この実施形態による制御プログラムの書き替え処理について、図2のフローチャートにより説明すると、このフローチャートによる制御プログラムの書き替え処理は、外部装置15からインターフェース34を介してRAM13に格納されている書き替え専用のプログラム、つまり書き替えプログラムを用いてMPU11により実行されるものであり、従って、制御プログラムの書き替えに際しては、保守担当者は、外部装置15から新制御プログラムと書き替えプログラムを入力した後、処理のスタートに必要な操作を行うことになる。
そこで、いま、外部装置15からインターフェース14を介して制御プログラムの書き替え要求がきたとする(S1)。そうすると、MPU11は、外部装置15からインターフェース14を介し伝送されてくる新制御プログラムをRAM13のメモリ領域dに格納する(S2)。
次いで、いまRAM13のメモリ領域dに格納された新制御プログラムに対してサムチェックなどのチェックを行い(S3)、この結果がY(肯定)、つまりメモリ領域dに格納された新制御プログラムのデータ構成及び配置が正常であると判断された場合、MPU11は、ROM12のメモリ領域aにある旧制御プログラムをROM12のメモリ領域bにコピーし格納する(S4)。一方、結果がN(否定)、つまりメモリ領域dに格納された新制御プログラムに異常があった場合、外部装置15に異常信号を出力し(S3a)、保守担当者に処理のやり直しが必要になったことが報知されるようにした上で、ここで格納処理を終了する。
こうしてROM12のメモリ領域bに旧制御プログラムが格納されたら、ここで再度、サムチェックなどのチェックを行い(S5)、正常にデータが格納されたと判断できた場合、RAM13のメモリ領域dからROM12のメモリ領域aに制御用プログラムをコピーし格納して(S6)、ROM12に対する書き替え処理を終了する。
ここで、いままでの動作は、RAM13のメモリ領域cに格納されている制御用プログラムを用い、MPU11により制御される。また、このときエレベーターは、上記したように、RAM13のメモリ領域cにある制御プログラムにより制御されているため、エレベーターの運行には何らの支障もなく、ここでのROM12に対する書き替え処理を行うことができる。
こうして、新制御プログラムの書き替え処理が終了したら、この後は、いつでも旧制御プログラムから新制御プログラムに切替えてエレベーターの運行制御を行うことができるが、ここで、この実施形態では、この後、エレベーター制御装置10に対する電源の供給が遮断され、再投入されるまでと、MPU11が再起動(マイコンリスタート)されるまでは、S7の処理に移行しないようにしてある。
従って、この実施形態によれば、処理S1から処理S6までの制御プログラムの書き替え処理期間中も、旧制御プログラムによるエレベーターの運行制御はそのまま継続されることになり、エレベーターのサービスが中断されることはない。
そこで、旧制御プログラムから新制御プログラムに切替えてエレベーターの運行制御を行う場合、前述の基本動作のときと同じく、エレベーター制御装置10に対する電源の供給を一旦遮断し、再度投入するか、又はMPU11の再起動を行う(S7)。そうすると、これが契機となって以後の処理が開始され、まずROM12のメモリ領域aに格納されている制御プログラムをRAM13のメモリ領域cにコピーし格納する(S8)。
そこで、この後は、RAM13のメモリ領域cに格納された制御プログラムが実行状態となり、エレベーターの運行パターンは、新制御プログラムによるものとなり、旧制御プログラムによるエレベーターの運行制御からエレベーターのサービスが中断されることなく、新制御プログラムによる運行制御に移行できることになり、従って、この実施形態によれば、所期の目的が達成されることになる。
ところで、この実施形態では、この後、更にS9からS13までの処理が実行されるようになっている。すなわちS8の処理が終了され、新制御プログラムによるエレベーターの運行が開始したら、次に、この新制御プログラムによるエレベーターの運行状態に何らかの異常があるか否かを調べる(S9)。
そして、このS9の処理による結果がN、つまり新制御プログラムによるエレベーターの運行状態に何も異常が無かったら、ここでエンド、つまり制御プログラムの書き替え処理を終了させる。従って、ここで、始めて正式に新制御プログラムによる運行制御に移行することになる。
一方、S9の処理による結果がY、つまり新制御プログラムによるエレベーターの運行状態に異常ありとなった場合は、ここでまず、外部装置15に異常信号を出力し、保守担当者に新制御プログラムの格納が失敗におわったことが報知されるようにし、次いで、ROM12のメモリ領域bに格納しておいた制御プログラム、つまり旧制御プログラムをメモリ領域aにコピーし格納する(S11)。
そこで、このとき予め新制御プログラムの格納が失敗におわったことが報知されている保守担当者は、ここで、エレベーター制御装置10に対する電源の供給を一旦遮断し、再度投入するか、又はMPU11の再起動を行うと(S12)、これが契機となって以後の処理が開始され、ROM12のメモリ領域aに格納されている制御プログラムをRAM13のメモリ領域cにコピーし格納する(S13)。
そこで、この後は、RAM13のメモリ領域cに格納された制御プログラム、つまり旧制御プログラムが実行状態となるので、エレベーターの運行パターンは、以前と同じ旧制御プログラムによるものに戻ることになる。
従って、この実施形態によれば、制御プログラムの書き替え処理が失敗に終わったとしても、制御プログラムが失われてしまうのではなく、旧制御プログラムによる運行制御に戻るだけなので、エレベーターの停止によるサービス低下を最小限に抑えることができ、利便性に富んだエレベーターシステムを提供することができる。
ところで、本発明の実施形態として、図4に示すように、外部装置15(図1)に代えて遠隔保守装置45を用いるようにしてもよい。このとき遠隔保守装置45は、エレベーターが設置されている場所から遠隔地に備えられているものとすると、遠隔地から新制御プログラムなどを伝送し、制御プログラムの書き替え処理を実行させることができるので、エレベーターの設置場所に赴くことなく制御プログラムを書き替えることができる。
このときの遠隔伝送による新制御プログラムの書き替え方法としては、例えば遠隔保守装置45から発信される信号又はデータにより、MPU11を再起動させるプログラムを予め制御プログラムに組み込んでおく方法があり、この場合、エレベーター運行制御に使用する呼びの無い連続時間や乗りかごの荷重値などに基づいて、乗りかご内に人が居ないことを確認した上で、安全なタイミングを見計らって遠隔地から新旧制御プログラムの切替えを行うことができる。
更に、新制御プログラムを保守契約時に適用するオプションサービスプログラムとした場合、保守契約締結後、利用者が望む任意のタイミングでエレベーターに対し書き替えることが出来る。また、保守契約の解約時には、図5に示すように、前記オプションサービスプログラムを消去することができ、保守解約を表す信号が遠隔保守装置45から入力されると(Sk2)、ROM12の領域bに格納してある前記オプションサービスプログラム適用以前の旧制御プログラムをROM12の領域aにコピーする(Sk3)。
この時、正常にプログラムが書き替わったかどうか図4のS5に示すようにサムチェックを行い判定する(Sk4)。Sk4による処理がN、つまり異常ありとなった場合は、ここで遠隔保守装置45に異常信号を出力し(Sk5)、復旧の要請を可能とする。
Sk4による処理がY、つまりROM12の領域aへ正常に旧制御プログラムがコピーされた場合、エレベーター制御装置10に対する電源の供給を一旦遮断し、再度投入するか、又はMPU11の再起動を行うことで(Sk6)、前記オプションサービスプログラム適用以前の旧制御プログラムにてエレベーターを運行制御することができる(Sk7)。
本発明によるエレベーター制御装置の一実施形態を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による制御プログラムの書き替え動作を説明するためのフローチャートである。 従来技術によるエレベーター制御装置の一例を示すブロック図である。 本発明によるエレベーター制御装置の他の一実施形態を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による制御プログラムの復旧動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10:エレベーター制御装置
11:御プログラムを実行するMPU
12:メモリ領域a、bを有するフラッシュROM
13:メモリ領域c、d、eを有するRAM
14:インターフェース
15:外部装置(パソコンなど)
16:バス

Claims (6)

  1. 少なくとも第1と第2のプログラム記憶領域を有するフラッシュROMと、少なくとも第1と第2のデータ記憶領域を有するRAMとを備え、前記第2のデータ記憶領域に格納されている制御プログラムをコンピュータで実行し、エレベーターを制御する方式のエレベーター制御装置において、
    外部から入力される制御プログラムを新制御プログラムとして前記第1のデータ記憶領域に格納する第1の処理と、前記第1のプログラム記憶領域から制御プログラムを読出し旧制御プログラムとして前記第2のプログラム記憶領域にコピーする第2の処理と、前記第1のデータ記憶領域から前記新制御プログラムを読出し前記第1のプログラム記憶領域にコピーする第3の処理と、前記第1のプログラム記憶領域から前記新制御プログラムを読出し前記第2のデータ記憶領域にコピーする第4の処理と、前記第2のデータ記憶部にコピーされている前記新制御プログラムによるエレベーターの運行に異常があるとき、前記第2のプログラム記憶部から前記旧制御プログラムを読出し前記第1のプログラム記憶部にコピーする第5の処理と、前記第1のプログラム記憶部から前記旧制御プログラムを読出し前記第2のデータ記憶部にコピーする第6の処理とを実行する演算処理手段が設けられ、
    該演算処理手段は、
    前記第1の処理と前記第2の処理及び前記第3の処理については、外部からのプログラム書き替え要求に応じて実行し、
    前記第4の処理については、当該演算処理手段に対する電源の供給が遮断され再投入されたときと、当該演算処理手段に含まれているMPUが再起動されたときに実行し、
    前記第5と第6の処理については、前記第4の処理の後、エレベーターの運行に異常があったとき実行することを特徴とするエレベーター制御装置。
  2. 請求項1に記載のエレベーター制御装置において、
    前記第1のプログラム記憶部と前記第2のプログラム記憶部が同一フラッシュROMの異なるメモリ領域であることを特徴とするエレベーター制御装置。
  3. 請求項1に記載のエレベーター制御装置において、
    前記第1のデータ記憶部と前記第2のデータ記憶部が同一RAMの異なるメモリ領域であることを特徴とするエレベーター制御装置。
  4. 請求項1に記載のエレベーター制御装置において、
    前記新制御プログラムが外部の遠隔保守装置から入力されることを特徴とするエレベーター制御装置。
  5. 請求項4に記載のエレベーター制御装置において、
    前記第5の処理と前記第6の処理は、前記外部の遠隔保守装置の指令により任意のタイミングにおいても実行されることを特徴とするエレベーター制御装置。
  6. 請求項1に記載のエレベーター制御装置において、
    前記エレベーターは、制御プログラムの書き替え処理期間中は前記旧制御プログラムで運行制御され、前記第4の処理によって前記第2のデータ記憶部にコピーされた前記新制御プログラムで運行が開始された場合、エレベーターの運行状態に異常がないとき、制御プログラムの書き替え処理を終了し、正式に前記新制御プログラムによる運行制御に移行することを特徴とするエレベーター制御装置。
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