JP4854815B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の現像剤担持体を有する現像装置を備え、この現像装置で像担持体に形成された潜像を現像する画像形成装置に関する。
従来、電子写真複写機等の画像形成装置には、感光体の表面に形成した静電潜像を現像器によってトナー像として現像し、用紙等の記録媒体に転写し、定着手段によって定着して記録画像を得る方式が用いられている。
ここで、現像器は現像剤担持体(以下、現像スリーブ)を感光体に対して一定のギャップ(以下SDギャップ)を設けて配置されている。SDギャップの、称呼の値からのばらつき(SDギャップ誤差)が大きいと、感光体へのトナー現像量がばらつき、濃度ムラなどの画像問題が発生する。このSDギャップを維持する手段は、突き当てコロ方式が一般的である。これは、現像スリーブの同軸上に配設した位置決め部材(突き当てコロ)の外径と、現像スリーブとの外径との差によって決定され、現像スリーブを感光体側に押圧することで、前記SDギャップを保証するものである。突き当てコロの当接を、感光体を回転自在に支持する支持部材に当接させる方式もある。
近年、コピー機やプリンタの生産性の向上(高速化)及び高画質化に伴い、現像スリーブを2本設け、高速化・高画質化に対応可能にした現像器がある。この現像器は、画像形成プロセスの上流側に位置する第1の現像スリーブと下流に位置する第2の現像スリーブを内装する。現像器内の2本の現像スリーブの各々の両端には、SDギャップを保証するための突き当てコロが設けられている。例えば、特許文献1では、第1の現像スリーブは現像器に回転自在に固定支持され、第2の現像スリーブは第1の現像スリーブの回転軸を中心として揺動可能に軸支されている。こうすることで、現像スリーブ間のギャップを保証しながら、各スリーブに設けられた突き当てコロを独立してドラムに対して付勢できる構成としている。
また、特許文献2では、各スリーブを現像容器に対して回転可能に固定する。そして、第2の現像スリーブの両端の突き当てコロを感光体に突き当てることで、第2の現像スリーブと感光体との相対位置を決める。その後、第2の現像スリーブ軸中心に現像容器を回転させ、第1の現像スリーブの両端の突き当てコロを感光体に突き当てることで、第1の現像スリーブと感光体との相対位置を決める構成がある。
特開2002−351211号公報(第13項、図3) 特開2008−191233号公報(第11項、図7)
しかしながら、特許文献1、2の構成ではいずれも以下のような課題を有していた。即ち、2本以上の現像スリーブの両端に設けられたコロをドラムに当接する場合、ドラムに対して突き当てコロは4点以上で当接する。しかしながら、従来の構成では、現像スリーブの回転軸線方向とドラムの回転軸線方向を平行にした状態で加圧する構成であったため、ツインスリーブ間アライメント誤差の影響で、四つの突き当てコロの接触圧が均等にならないといった課題があった。ここで、ツインスリーブ間アライメント誤差とは、図16のように第一現像スリーブ14−1−1の回転軸と第二現像スリーブ14−2−1の回転軸との、軸平行の誤差である。SDギャップを測定する際は、現像器を感光体に当接した状態で、以下の六箇所のSDギャップを測定する。即ち、第一現像スリーブと感光体との奥側のSDギャップ、中央のSDギャップ、手前側のSDギャップ、第二現像スリーブと感光体との奥側のSDギャップ、中央のSDギャップ、手前側のSDギャップを測定する。例えば、前側の第一コロと奥側の第二コロの接触圧が大きくなり、前側第二コロと奥側第一コロの接触圧が小さくなる場合やその逆の場合がある。また、四つの突き当てコロの中の一つの接触圧が小さくなる、もしくは突き当たらずに浮いてしまい、接触圧がゼロになる場合などがある。接触圧が均等で無い場合、突き当てコロのつぶれ量がばらつき、つぶれ量が大きいコロの近くのSDギャップは小さく、つぶれ量が小さいコロの近くのSDギャップは大きくなり、その結果SDギャップ誤差が悪化する。
本発明の目的は、ツインスリーブ間アライメント誤差が、SDギャップ誤差により発生する画像不良を低減する画像形成装置を提供することにある。
上記目的は、以下に示す構成の画像形成装置によって達成される。
像担持体を備え、前記像担持体を回転可能に支持する画像形成ユニットと、
前記像担持体に形成された静電潜像を現像する第1現像剤担持体及び前記像担持体に形成された静電潜像を現像する第2現像剤担持体を備えた現像ユニットであって、
前記第1現像剤担持体の両側に設けられ、前記像担持体と前記第1現像剤担持体との間隔を規制する第1の間隔規制手段と、
前記第2現像剤担持体の両側に設けられ、前記像担持体と前記第2現像剤担持体との間隔を規制する第2の間隔規制手段と、を備え、第1現像剤担持体及び第2現像剤担持体のそれぞれを回転可能に支持する現像ユニットと、
前記第1の間隔規制手段及び前記第2の間隔規制手段が、前記画像形成ユニットに設けられた被突き当て部に押圧されるように前記現像ユニットを前記画像形成ユニットに向けて加圧する加圧手段と、
前記像担持体の周方向に関して前記現像ユニットの長手方向一端側を移動可能にしながら、前記像担持体の周方向に関して前記現像ユニットの長手方向他端側の移動を規制する規制部を備え、前記現像ユニットを前記画像形成ユニットに対して位置決めする位置決め手段と、を有することを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、ツインスリーブ間アライメント誤差が、SDギャップ誤差により発生する画像不良を低減することができる。
画像形成部正面断面図 ドラムユニット斜視図 位置決めブロック(前) 位置決めブロック(奥) 現像器斜視図 現像器正面図 現像器背面図 加圧ユニット ドラムユニット、加圧ユニット、現像器斜視図 奥側位置決め図〔1〕 奥側位置決め図〔2〕 奥側位置決め図〔3〕 前側位置決め図〔1〕 前側位置決め図〔2〕 前側位置決め図〔3〕 ドラムと上下スリーブ 奥側位置決め部正面断面図 前側位置決め部左側断面図 SDギャップ誤差時上面図 現像ユニットへの駆動入力図
(実施例)
請求項1に関する実施例を示す。
まず本実施例の構成を説明する。次に位置決めについて説明する。最後に本実施例の効果を示す。
まず本実施例の構成を説明する。
図1に画像形成部10の断面図を示す。像担持体としての感光体ドラム11−1が中央に配置され、画像形成時はA方向に回転する。帯電器12、レーザ光路13、現像器14、転写ベルト15および転写ローラ16、除電装置17、クリーニング装置18、これらが感光体ドラム11−1の周りに、方向Aに沿って順次配置される。帯電器12の、ドラムユニット11−1に対して反対側に、エア供給ダクト19が配置される。帯電器12の、ドラムユニット11に対して方向A側に、エア排出ダクト20が配置される。
画像形成プロセスを図1を用い説明する。帯電器12が、回転する感光体ドラム11−1の表面を帯電させる。次に、レーザスキャナ(非図示)からのレーザ光が、レーザ光路13を通って、帯電した感光体ドラム表面に静電潜像を書き込む。次に現像器14が、感光体ドラム表面の静電画像をトナー画像へと現像する。次に、バイアス電圧がかかった転写ローラ16と感光体ドラム11−1との間に転写ベルト15を挟むことで、トナー画像を転写ベルト15に転写する。次に、除電装置17が感光体ドラム11−1表面上の電荷を除去する。次に、クリーニング装置18が、感光体ドラム11−1表面の転写されずに残ったトナーを回収する。画像形成プロセス中は、エア供給ダクト19から、帯電器12にエアが供給され、エア排出ダクト20へと排出される。
[ドラムユニット構成]
図2に画像形成ユニットとしてのドラムユニット斜視図を示す。ドラムユニット11は、感光体ドラム11−1と位置決めブロック(前)11−2と、位置決めブロック(奥)11−3とを含む。位置決めブロック(前)11−2と位置決めブロック(奥)11−3は、ベアリングを介し、感光体ドラム11−1を回転自由に支持している。
図3に位置決めブロック(前)11−2の斜視図を示す。位置決めブロック(前)11−2は、第一円弧部(前)11−2−1と、第二円弧部(前)11−2−2と、位置決め穴(前)11−2−3を持つ。ここで、第一円弧部(前)11−2−1と、第二円弧部(前)11−2−2は、感光体ドラム11−1の回転軸を中心とした円弧となっている。また、位置決め穴(前)11−2−3は、感光体ドラム11−1の円周方向の長丸穴となっている。
図4に位置決めブロック(奥)11−3の斜視図を示す。位置決めブロック(奥)11−3は、第一円弧部(奥)11−3−1と、第二円弧部(奥)11−3−2と、位置決め穴(奥)11−3−3を持つ。ここで、第一円弧部(奥)11−3−1と、第二円弧部(奥)11−3−2は、感光体ドラム11−1の回転軸を中心とした円弧となっている。また、位置決め穴(奥)11−3−3は、感光体ドラム11−1の回転軸方向の長丸穴となっている。
[現像ユニット構成]
図5、6、7に現像器14の斜視図、正面図、背面図を示す。現像器14は、第1現像剤担持体としての上スリーブ14−1−1を備え、第1位置決め部材としての上スリーブ突き当てコロ(前)14−1−2、上スリーブ突き当てコロ(奥)14−1−3をもつ。更に、第2現像剤担持体としての下スリーブ14−2−1を備え、第2位置決め部材としての下スリーブ突き当てコロ(前)14−2−2、下スリーブ突き当てコロ(奥)14−2−3を備える。
また、位置決めピン(前)14−3−1、位置決めピン(奥)14−3−2、を持つ。ここで、上スリーブ突き当てコロ(前)14−1−2の回転軸と、上スリーブ突き当てコロ(奥)14−1−3の回転軸は、上スリーブ14−1−1の両側で上スリーブ14−1−1の回転軸上に配置されている。ここで、下スリーブ突き当てコロ(前)14−2−2の回転軸と、下スリーブ突き当てコロ(奥)14−2−3の回転軸は、下スリーブ14−2−1の回転軸上に配置されている。ここで、位置決めピン(前)14−3−1と、位置決めピン(奥)14−3−2は、先端が球状になっている。
上スリーブ14−1−1及び下スリーブ14−2−1はそれぞれ現像器14に回転可能に位置が固定して設けられ、上下スリーブ間の距離が保証されている。
図7のように、現像器14の奥側端部には、現像器14を駆動するための駆動ギア14−4が設けられている。本実施例では、駆動ギア14−4は、上スリーブ14−1−1及び下スリーブ14−2−1及び現像器内に設けられた現像剤を撹拌搬送するスクリューを駆動している。図20のように駆動ギア14−4は、本体側に設けられた駆動源14−5からの駆動が伝達されることで駆動される。そして、駆動ギア14−4は、駆動源14−5の駆動によって駆動される本体側に設けられた駆動ギア14−5−1とかみ合うことで駆動が伝達される構成となっている。
図8に、加圧ユニット21の斜視図を示す。加圧ユニット21は、加圧ピン(前上)21−1、加圧ピン(前下)21−2、加圧ピン(奥上)21−3、加圧ピン(奥下)21−4、を持つ。
次に位置決めについて説明する。
図9に、ドラムユニット11、現像器14、加圧ユニット21を組立てた状態の斜視図を示す。
ドラムユニット11と現像器14の相対位置決め方法について説明する。ドラムユニット11と現像器14は、始めは離れている。加圧ユニット21により、現像器14をドラムユニット11に向かって押すことで、現像器14がドラムユニット11に向かって移動する。
位置決め手段としての位置決め穴(前)11−2−3の形状は、感光体ドラム11−1の円周方向の長丸穴となっている。このため、第1の穴である位置決め穴(前)11−2−3と第1ピンとしての位置決めピン(前)14−3−1が嵌め合う事でドラムユニット11と現像器14の前奥方向(ドラムの軸線方向)の相対位置が決まる。このとき、位置決めピン(前)14−3−1は位置決め穴(前)11−2−3によってドラムの周方向に移動可能に規制されている。ここで、位置決め穴(前)11−2−3及び位置決めピン(前)14−3−1はそれぞれ位置決め手段として機能する。
位置決め手段としての位置決め穴(奥)11−3−3の形状は、感光体ドラム11−1の回転軸方向の長丸穴となっている。このため、第2の穴である位置決め穴(奥)11−3−3と第2ピンとしての位置決めピン(奥)14−3−2が嵌め合う事でドラムユニット11と現像器14の円周方向の相対位置が決まる。即ち、置決め穴(奥)11−3−3と位置決めピン(奥)14−3−2にて現像器14が感光ドラム11−1の周方向に移動することを規制する周方向規制部として機能する。このとき、位置決めピン(奥)14−3−2は位置決め穴(奥)11−3−3によってドラムの軸線方向に移動可能に規制されている。
位置決め穴(奥)11−3−3と位置決め穴(前)11−2−3は、位置決めピン(奥)14−3−2、位置決めピン(前)14−3−1を規制する規制部である。この規制部は、現像器14をドラムユニット11に位置決めする際に、現像器の一端側を回転中心に現像器14の他端側を相対的に回動可能に規制している。
第二円弧部(奥)11−3−2と下スリーブ突き当てコロ(奥)14−2−3が接触し、(下奥接触部)
第二円弧部(前)11−2−2と下スリーブ突き当てコロ(前)14−2−2が接触し、(下前接触部)
下スリーブ14−2−1と感光体ドラム11−1との距離(間隔)が決まる。
図10〜15に、加圧を強くしていった際の、現像器14のBおよびC方向の姿勢変化について示す。尚、図10以降のコロの形状は、理解を容易にするためにコロの変形量を誇張して図示している。
加圧を強くすると、第二円弧部(奥)11−3−2と下スリーブ突き当てコロ(奥)14−2−3との接触圧が大きくなる。(図10)
加圧を強くすると、第二円弧部(前)11−2−2と下スリーブ突き当てコロ(前)14−2−2との接触圧が大きくなる。(図13)
ここでF1およびF4は、加圧ユニット21による加圧力と、現像器14にかかる重力との、合力を示す。
図10のようにF2は第二円弧部(奥)11−3−2と下スリーブ突き当てコロ(奥)14−2−3が接触することで、現像器14が受ける反力を示す。
図14のようにF5は第二円弧部(前)11−2−2と下スリーブ突き当てコロ(前)14−2−2が接触することで、現像器14が受ける反力を示す。
図10、11のように、F1とF2との合力により、現像器14が下スリーブ14−2−1回転軸中心に回転し(方向B)、第一円弧部(奥)11−3−1と上スリーブ突き当てコロ(奥)14−1−3が接触する。(上奥接触部)
ここで、図17のように、位置決めピン(奥)14−3−2の先端が球状になっているので、位置決め穴(奥)11−3−3と位置決めピン(奥)14−3−2の嵌め合いが、現像器14のB方向の回転に与える影響は微小である。
F4とF5との合力により、現像器14が位置決めピン(奥)14−3−2を中心に回転し(方向C)、第一円弧部(前)11−2−1と上スリーブ突き当てコロ(前)14−1−2が接触する。(上前接触部)(図14)
ここで、位置決め穴(前)11−2−3は、感光体ドラム11−1の円周方向の長丸穴となっているので、位置決め穴(前)11−2−3と位置決めピン(前)14−3−1の嵌め合いが、現像器14のC方向の回転に与える影響は微小である。(図18)同様に、位置決め穴(奥)11−3−3は、感光体ドラム11−1の回転軸方向の長丸穴となっているため、現像器14のC方向の回転に与える影響は微小となっている。
F3は第一円弧部(奥)11−3−1と上スリーブ突き当てコロ(奥)14−1−3が接触することで、現像器14が受ける反力を示す。
F6は第一円弧部(前)11−2−1と上スリーブ突き当てコロ(前)14−1−2が接触することで、現像器14が受ける反力を示す。
さらに加圧を強めていき、加圧ユニット21の称呼の加圧力である4.7kgfになった時、F1およびF4の作用線上に、感光体ドラムの中心が来るように加圧ユニット21の四つの加圧ピンは設定されている。
F2とF3に差が有る場合、その差が現像器をB方向に回転させるモーメントとなるので、現像器14はB方向に微小に回転し、その結果F2とF3の大きさが等しくなる。(図12)
F5とF6に差が有る場合、その差が現像器をC方向に回転させるモーメントとなるので、現像器14はC方向に微小に回転し、その結果F5とF6の大きさが等しくなる。(図15)
上記の構成により、ドラムユニット11に対する現像器14の位置決めを行う画像形成装置により、ツインスリーブ間アライメント誤差が、SDギャップ誤差へ与える悪影響を低減することが出来る。
尚、本実施例では、現像器14を駆動する駆動ギアの位置と、現像器14が感光ドラムの周方向への移動を規制する位置決め穴(奥)11−3−3の位置が、現像スリーブの回転軸線方向に関して、同一側に設けられている。こうすることで現像器14を回動することでツインスリーブアライメント誤差を低減する構成において、現像器14の駆動ギアと本体側の駆動ギアの噛み合いがずれてしまうこと(お互いの回転軸がずれてしまうこと)を最小限に抑えることができる。
最後に本実施例の効果を示す。
ツインスリーブ間アライメント誤差の影響で、上スリーブ突き当てコロ(前)14−1−2の位置が、第一円弧部(前)11−2−1から離れる方向に、称呼の位置から100μmずれていた場合について検討する。このときの、従来構成と本特許構成のSDギャップ誤差へ与える影響を示す。
従来構成の場合、加圧ユニット21による加圧前は、第一円弧部(前)11−2−1と上スリーブ突き当てコロ(前)14−1−2との距離が100μm開いている。このため、上スリーブ14−1−1と感光体ドラム11−1とのSDギャップは、加圧前の称呼の値に対して、前側(上前SD)が+75μm、中央が(上中SD)が+50μm、奥側(上奥SD)が+25μm、となる。(図19)下スリーブ14−2−1と感光体ドラム11−1とのSDギャップは、前側(下前SD)、中央(下中SD)、奥側(下奥SD)、ともに称呼の値となる。
この状態から加圧ユニット21の称呼の加圧を行う。加圧により現像器14がねじれることで4つの接触部が接触するが、接触圧はそれぞれ異なり、コロのつぶれ量も異なる。コロは1kgfの圧力で100μmつぶれる。この例の場合、上前接触部と下奥接触部の接触圧が0.5kgfとなり、上奥接触部と下前接触部の接触圧が1.5kgfとなる。4箇所の接触圧が1kgfで均等の場合のつぶれ量は100μmなので、加圧前の称呼のSDギャップに対して、加圧時の称呼のSDギャップは100μm小さくなる。最終的にSDギャップは、加圧時の称呼の値に対して、上前SD+50μm、上中SD±0μm、上奥SD−50μm、下前SD−50μm、下中SD±0μm、下奥SD+50μm、となる。
本特許構成の場合、加圧ユニット21による加圧前は、現像器14の位置が決まっていない。加圧により、上奥接触部と下奥接触部の接触圧が1kgfになるまで現像器14がB方向に微少に回転する。この時、C方向に現像器14が回転しないとすると、上前接触部は100μmの隙間が発生する事になる。この状態から、上前接触部と下前接触部の接触圧が等しくなるまでC方向に回転する。接触圧が等しい時は、コロのつぶれ量が等しく、コロと位置決めブロックとの距離が等しくなる。C方向に238.4μm回転することで、コロと位置決めブロックとの距離が等しくなり、上前接触部と下前接触部の接触圧が等しくなる。この時、感光体ドラム11−1に対する、上スリーブ14−1−1および下スリーブ14−2−1のアライメントがずれている事になるので、上中SDおよび下中SDが小さくなっている。しかし、その影響は0.13μmと非常に小さい。最終的にSDギャップは、加圧時の称呼の値に対して、上前SD−0.065μm、上中SD−0.13μm、上奥SD−0.065μm、下前SD−0.065μm、下中SD−0.13μm、下奥SD−0.065μm、となる。
また、ツインスリーブ間アライメント誤差が非常に大きい不良品が投入された場合でも、感光体ドラム11−1と上スリーブ14−1−1および下スリーブ14−2−1が、接触して傷つくことはない。以下に、ツインスリーブ間アライメント誤差が、10mmの時を例にして説明する。
位置決め穴(前)11−2−3は、4.6×5.6mmの長丸穴となっており、現像器14はC方向に±0.5mmまでしか回転することは無い。即ち、現像器14の回転量が規制されている。アライメント誤差が10mmという部品不良品が投入された場合、位置決めピン(前)14−3−1は、位置決め穴(前)11−2−3の上端もしくは下端に突き当たっている。この時、SDギャップは0.572μm小さくなる。SDギャップの称呼は270μmなので、現像器14のC方向の回転により両者が接触する恐れは、無い。
尚、本実施例では、位置決めピンと嵌合する位置決め穴は、一方をドラム軸方向に長穴とし、他方をドラムの周方向に長穴することで位置決めをしていたが、これに限定されない。例えば、一方の位置決め穴は、位置決めピンを、ドラムの周方向及び軸方向に位置決めするために位置決めピンの径とほぼ同様な径の円形の穴とする。一方、他端側の位置決め穴は、位置決めピンに対して余裕を持って大きい径とする。こうすることで、他端側の位置決めピンが一端側の位置決めピンを回転中心として回動可能な構成としてもよい。
また、本実施例では、ピンを現像ユニット側に、穴をドラムユニット側に設けた例で説明したが、これに限定されない。即ち、ピンをドラムユニット側に、穴を現像ユニット側に設けてもよいのはいうまでもない。
また、穴にピンが挿入される構成でなくても現像ユニットとドラムユニットが規制できる構成であればこれに限らない。
また、スリーブ突き当てコロをドラムに当接させる技術も本発明に採用できる。またドラム端部にコロを同軸で設け、それにスリーブ自身の端部や現像ユニットに設けられた被突き当て面に当接させる構成であってもよい。

Claims (7)

  1. 像担持体を備え、前記像担持体を回転可能に支持する画像形成ユニットと、
    前記像担持体に形成された静電潜像を現像する第1現像剤担持体及び前記像担持体に形成された静電潜像を現像する第2現像剤担持体を備えた現像ユニットであって、
    前記第1現像剤担持体の両側に設けられ、前記像担持体と前記第1現像剤担持体との間隔を規制する第1の間隔規制手段と、
    前記第2現像剤担持体の両側に設けられ、前記像担持体と前記第2現像剤担持体との間隔を規制する第2の間隔規制手段と、を備え、第1現像剤担持体及び第2現像剤担持体のそれぞれ回転可能に支持する現像ユニットと、
    前記第1の間隔規制手段及び前記第2の間隔規制手段が、前記画像形成ユニットに設けられた被突き当て部に押圧されるように前記現像ユニットを前記画像形成ユニットに向けて加圧する加圧手段と、
    前記像担持体の周方向に関して前記現像ユニットの長手方向一端側を移動可能にしながら、前記像担持体の周方向に関して前記現像ユニットの長手方向他端側の移動を規制する規制部を備え、前記現像ユニットを前記画像形成ユニットに対して位置決めする位置決め手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像ユニットは、装置本体に対して位置調整可能に設けられており、装置本体側に設けられ、前記現像ユニットに駆動連結する駆動ギアを備えた駆動源を有し、前記駆動ギアは、前記現像ユニットの両端部のうち前記他端側と同一側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記位置決め手段は、前記現像ユニットの前記一端側に設けられた第1ピンを備え、前記規制部は、前記画像形成ユニットに設けられ、前記第1ピンと嵌合する第1の穴であって、前記第1の穴の形状は、前記第1ピンが前記像担持体の軸線方向に移動することを規制するとともに前記像担持体の周方向に移動可能なように前記像担持体の周方向に長い長穴であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記位置決め手段は、前記現像ユニットの前記他端側に設けられた第2ピンを備え、前記規制部は、前記画像形成ユニットに設けられ、前記第2ピンと嵌合する第2の穴であって、前記第2の穴の形状は、前記第2ピンが前記像担持体の周方向に移動することを規制するとともに前記第2ピンが前記像担持体の軸線方向に移動可能なように前記像担持体の軸線方向に長い長穴であることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記現像ユニットの前記一端側が前記他端側に対して相対的に回動する際に、前記第1現像剤担持体及び前記第2現像剤担持体が前記像担持体に対して接触しないように前記位置決め手段は前記現像ユニットの回転量を規制することを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記位置決め手段は、前記画像形成ユニットの前記一端側に設けられた第1ピンを備え、前記規制部は、前記現像ユニットに設けられ、前記第1ピンと嵌合する第1の穴であって、前記第1の穴の形状は、前記第1ピンが前記像担持体の軸線方向に移動することを規制するとともに前記像担持体の周方向に移動可能なように前記像担持体の周方向に長い長穴である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  7. 前記位置決め手段は、前記画像形成ユニットの前記他端側に設けられた第2ピンを備え、前記規制部は、前記現像ユニットに設けられ、前記第2ピンと嵌合する第2の穴であって、前記第2の穴の形状は、前記第2ピンが前記像担持体の周方向に移動することを規制するとともに前記第2ピンが前記像担持体の軸線方向に移動可能なように前記像担持体の軸線方向に長い長穴であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
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