JP6039330B2 - プロセスカートリッジ、現像装置、および画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ、現像装置、および画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置と称す)、および、画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ、画像形成装置で用いられる現像装置に関するものである。
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、画像形成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置およびワードプロセッサ等が含まれる。
また、プロセスカートリッジとは、感光体などの像担持体と、この像担持体に作用するプロセス手段として、少なくとも現像剤担持体(現像ローラなど)と、を一体的にカートリッジ化したものである。またプロセスカートリッジは、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能とするものである。
現像装置は、少なくとも現像剤担持体を有し、画像形成装置に用いられるものである。また、画像形成装置本体とは、プロセスカートリッジを除いた画像形成装置部分である。
また、画像形成装置本体とは、プロセスカートリッジを除いた画像形成装置部分である。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、感光体及び感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化する。そして、このカートリッジを画像形成装置の装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。
このプロセスカートリッジ方式によれば、画像形成装置のメンテナンスをサービスマンによらず使用者自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができた。
そのため、このプロセスカートリッジ方式は画像形成装置において広く用いられている。
ここで、プロセスカートリッジは、感光体を有する感光体ユニットと、現像ローラを有する現像ユニットとに分かれている。また、現像ユニットは、感光体ユニットに対して相対移動可能な構成となっている。
電子写真現像方式の一つとして、感光体表面に現像ローラの弾性層を接触させて画像形成を行う接触現像方式がある。この場合、現像ローラは感光体に対して、感光体軸線方向において均一に接触させる必要がある。現像ローラは画像形成時には感光体に作用する所定の位置を維持するように付勢して使用される。現像ローラを所定の位置に付勢する手段の一つに、現像ユニットの現像ローラ軸線方向の両端を感光体に対して回動可能に支持し、現像ローラが感光体に接触する方向にモーメントを作用する付勢部材によって現像ユニットを回動させる方式がある。現像ユニットの現像ローラ軸線方向両端を感光体に対して回動可能に支持した場合、部品公差などによって現像ローラの回転軸と現像ユニットの回動軸のアライメントがずれる場合がある。この結果、感光体に対する現像ローラの感光体軸線方向における接触圧が不均一になる可能性がある。そのアライメントのずれを許容する為に、感光体ユニットに対して、現像ローラ軸線方向一端側を回動可能に支持し、他端側を回動可能、且つ、感光体軸線方向と直交する一直線方向に移動可能に支持する構成が知られている。(例えば、特許文献1)
特許4280770
しかしながら、比較例においては、現像ユニットの現像ローラ軸線方向他端側は、感光体に対して回動可能、且つ感光体軸線方向に対して直交(交差)する一直線方向に移動可能に支持されている。このため、現像ユニットの現像ローラ軸線方向他端側は前記回動による移動方向以外に移動が可能であり、積極的に位置決めをされていない。結果として、感光体ドラムに対する現像ローラの位置、即ち、感光体ユニットに対する現像ユニットの位置が変動するという懸念がある。
そこで現像ユニットの感光体ユニットに対する感光体軸線方向の位置を決めるため(現像ユニットが感光体軸線方向に移動するのを規制するため)に、図15に示すように感光体ユニットに位置決め部926aを設けることが考えられる。位置決め部926aは凹部となっていて、現像ユニットに設けられた凸部からなる被位置決め部929aと係合する。これにより、現像ユニットが感光体ユニットに対して位置決めすることができる。
しかし上述したように、感光体ユニット8に対する現像ユニット9の位置が変動した場合には、感光体ユニット8の位置決め部926aに対する、現像ユニットの被位置決め部929aの位置や姿勢も変動する。その結果、被位置決め部929aが傾いて、被位置決め部929の角が位置決め部926aに食い込むようになって、被位置決め部929aと位置決め部926aが強い圧で接触すること(こじれが生じること)がある。
ここで、感光体ユニット8に対して現像ユニット9が回動すると、位置決め部926aに対して被位置決め部929aも相対移動する。この際に、位置決め部926aと被位置決め部929aの係合領域(接触領域)に加わる圧力が大きくなると、位置決め部926aに対して被位置決め部929aが相対移動するときの係合領域における抵抗が大きくなる。係合領域における抵抗が大きくなることにより、現像ユニット9が感光体ユニット8に対して回動する動作が不安定になり、感光体に対する現像ローラの接触圧も不安定になる可能性がある。
さらに、位置決め部926aと被位置決め部929aが強い圧で接触した状態のまま、感光体ユニット8に対して現像ユニット9が回動する動作を繰り返した場合、位置決め部926aと被位置決め部929aが互いに削りあう可能性がある。その結果として、感光体の軸線方向(現像ローラの軸線方向)において、感光体ユニット8に対する現像ユニット9の位置が、所定の位置より変動する可能性がある。
上記課題を鑑み本発明は、現像ユニット(現像装置)が回動する動作は妨げずに、現像ユニット(現像装置)が現像剤担持体の軸線方向に移動することは抑えることを目的とする。
本発明の代表的な構成は、
画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
像担持体を有する像担持体ユニットと、
現像剤担持体を有し、前記像担持体ユニットに対して回動可能な現像ユニットと、
前記像担持体ユニットに設けられた係合部と、
前記現像ユニットに設けられ、前記係合部と係合することで前記現像ユニットが前記像担持体ユニットに対して前記現像剤担持体の軸線方向に移動することを規制する被係合部と、
を備え、
前記係合部と前記被係合部の少なくとも一方は、他方と当接可能な領域が前記現像剤担持体の軸線と交差する方向に延びる曲面にて形成されることを特徴とする。
また本発明の別の構成は、
画像形成装置に用いられる現像装置において、
現像剤担持体と、
前記画像形成装置に設けられた係合部と係合することで前記現像装置が前記画像形成装置に対して前記現像剤担持体の軸線方向に移動することを規制する被係合部と、を備え、
前記被係合部は、前記係合部と当接可能な領域が前記現像剤担持体の軸線と交差する方向に延びる曲面にて形成されることを特徴とする特徴とする。
また本発明の別の構成は、
記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
像担持体と、
現像剤担持体を有し、回動可能に設けられた現像装置と、
係合部と、
前記現像装置に設けられ、前記係合部と係合することで前記現像装置が前記現像剤担持体の軸線方向に移動することを規制する被係合部と、
を備え、
前記係合部と前記被係合部の少なくとも一方は、他方と当接可能な領域が前記現像剤担持体の軸線と交差する方向に延びる曲面にて形成されることを特徴とする。
現像ユニット(現像装置)が回動する動作は妨げずに、現像ユニットが像担持体の軸線方向に移動することは抑えるプロセスカートリッジ、現像装置、画像形成装置を提供すること。
本発明の第1の実施例に係る、プロセスカートリッジの側面図、及び、上面図 本発明の第1の実施例に係る、画像形成装置の断面図 本発明の第1の実施例に係る、プロセスカートリッジの断面図 本発明の第1の実施例に係る、プロセスカートリッジの斜視図 本発明の第1の実施例に係る、プロセスカートリッジの斜視図 本発明の第1の実施例に係る、現像ユニットの斜視図 本発明の第1の実施例に係る、プロセスカートリッジの斜視図 本発明の第1の実施例を説明するための、プロセスカートリッジの側面簡略図 本発明の第1の実施例に係る、プロセスカートリッジの側面簡略図 本発明の第1の実施例に係る、プロセスカートリッジの斜視図 本発明の第2の実施例に係る、プロセスカートリッジの側面図、及び、上面図 本発明の第3の実施例に係る、プロセスカートリッジの側面図、及び、上面図 本発明の第4の実施例に係る、プロセスカートリッジの斜視図、及び、矢視図 本発明の第5の実施例に係る、プロセスカートリッジの上面拡大図 本発明の比較例に係る、プロセスカートリッジの側面図、及び、上面図 画像形成装置の模式図 現像カートリッジの模式図
<実施例1>
[電子写真画像形成装置の一般的な説明]
以下、本発明の第1の実施例について図を用いて説明する。
なお、以下の実施形態では画像形成装置として、4個のプロセスカートリッジが着脱可能なフルカラー画像形成装置を例示している。
なお、画像形成装置に装着するプロセスカートリッジの個数はこれに限定されるものではない。必要に応じて適宜設定されるものである。
例えば、モノクロの画像を形成する画像形成装置の場合には、前記画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジの個数は1個である。また、以下説明する実施形態では、画像形成装置の一例としてプリンタを例示している
[画像形成装置の概略構成]
図2は本実施例の画像形成装置の断面概略図である。また、図3は本実施例のプロセスカートリッジPの断面図である。また、図4は本実施例のプロセスカートリッジPを駆動側からみた斜視図であり、図5は本実施例のプロセスカートリッジPを非駆動側からみた斜視図である。なお、駆動側とは、プロセスカートリッジの長手方向における両端側のうち、画像形成装置から駆動力が入力される側をいう。駆動側とは反対側を非駆動側と呼ぶ。
図2に示すように、この画像形成装置1は、電子写真画像形成プロセスを用いた4色フルカラーレーザプリンタであり、記録媒体Sにカラー画像形成を行う。画像形成装置1はプロセスカートリッジ方式であり、プロセスカートリッジを画像形成装置本体2に取り外し可能に装着して、記録媒体Sにカラー画像を形成するものである。なお画像形成装置本体(装置本体)2とは、画像形成装置1からプロセスカートリッジPを除いた構成を言うこととする。
ここで、画像形成装置1に関して、前ドア3を設けた側を正面(前面)、正面と反対側の面を背面(後面)とする。また、画像形成装置1を正面から見て右側を駆動側、左側を非駆動側、上側を上面、下側を下面と称す。図2は画像形成装置1を非駆動側から見た断面図であり、紙面手前側が画像形成装置1の非駆動側、紙面右側が画像形成装置1の正面、紙面奥側が画像形成装置1の駆動側となる。
画像形成装置本体2には第1のプロセスカートリッジPY、第2のプロセスカートリッジPM、第3のプロセスカートリッジPC、第4のプロセスカートリッジPKの4つのプロセスカートリッジP(PY・PM・PC・PK)が水平方向に配置されている。
第1〜第4の各プロセスカートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、それぞれ同様の電子写真画像形成プロセス機構を有しており、現像剤の色が各々異なるものである。第1〜第4のプロセスカートリッジP(PY・PM・PC・PK)には画像形成装置本体2の駆動出力部(不図示)から回転駆動力が伝達される。
また、第1〜第4の各プロセスカートリッジP(PY・PM・PC・PK)には画像形成装置本体2からバイアス電圧(帯電バイアス、現像バイアス等)が供給される(不図示)。
図3に示すように、本実施例の第1〜第4の各プロセスカートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、像担持体として、ドラム形状の電子写真感光体(以下、ドラムと呼ぶ)4を有する。またプロセスカートリッジPは、このドラム4に作用するプロセス手段としての帯電手段及びクリーニング手段を備えたドラムユニット8を有する。
また、第1〜第4の各プロセスカートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、ドラム4上の静電潜像を現像する現像装置として現像ユニット9を有する。
ドラムユニット8と現像ユニット9は互いに結合されている。また、帯電手段としては帯電ローラ5、クリーニング手段としてはクリーニングブレード7、現像手段としては現像ローラ6を用いている。現像ローラ6はその表面に現像剤を担持する現像剤担持体である。カートリッジのより具体的な構成については後述する。
第1のプロセスカートリッジPYは、現像枠体29内にイエロー(Y)の現像剤を収容しており、ドラム4の表面にイエロー色の現像剤像を形成する。
第2のプロセスカートリッジPMは、現像枠体29内にマゼンタ(M)の現像剤を収容してあり、ドラム4の表面にマゼンタ色の現像剤像を形成する。
第3のプロセスカートリッジPCは、現像枠体29内にシアン(C)の現像剤を収容してあり、ドラム4の表面にシアン色の現像剤像を形成する。
第4のプロセスカートリッジPKは、現像枠体29内にブラック(K)の現像剤を収容しており、ドラム4の表面にブラック色の現像剤像を形成する。
第1〜第4のプロセスカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の上方には、露光手段としてのレーザスキャナユニットLBが設けられている。このレーザスキャナユニットLBは、画像情報に対応してレーザ光Zを出力する。そして、レーザ光Zは、プロセスカートリッジPの露光窓部10を通過してドラム4の表面を走査露光する。
第1〜第4のプロセスカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の下方には、転写部材としての中間転写ベルトユニット11を設けている。この中間転写ベルトユニット11は、駆動ローラ13・テンションローラ14、15を有し、可撓性を有する転写ベルト12を掛け渡している。
第1〜第4の各プロセスカートリッジP(PY・PM・PC・PK)のドラム4は、その下面が転写ベルト12の上面に接している。その接触部が一次転写部である。転写ベルト12の内側には、ドラム4に対向させて1次転写ローラ16を設けている。
また、2次転写ローラ17が、テンションローラ14と対向する位置に、転写ベルト12を介して配置されている。転写ベルト12と2次転写ローラ17の接触部が2次転写部である。
中間転写ベルトユニット11の下方には、給送ユニット18を設けている。この給送ユニット18は、記録媒体Sを積載して収容した給紙トレイ19、給紙ローラ20を有する。
図2における画像形成装置本体2内の左上方には、定着ユニット21と、排出ユニット22を設けている。画像形成装置本体2の上面は排出トレイ23としている。
記録媒体Sは前記定着ユニット21に設けられた定着手段により現像剤像が定着され、前記排出トレイ23へ排出される。
[画像形成動作]
フルカラー画像を形成するための動作は次のとおりである。
第1〜第4の各プロセスカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の各ドラム4が所定の速度で回転駆動される(図3矢印D方向)。
転写ベルト12もドラムの回転に順方向(図2矢印C方向)にドラム4の速度に対応した速度で回転駆動される。
レーザスキャナユニットLBも駆動される。レーザスキャナユニットLBの駆動に同期して、各プロセスカートリッジにおいて帯電ローラ5がドラム4の表面を所定の極性・電位に一様に帯電する。レーザスキャナユニットLBは各ドラム4の表面を各色の画像信号に応じてレーザ光Zで走査露光する。
これにより、各ドラム4の表面に対応色の画像信号に応じた静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、所定の速度で回転駆動(図3矢印E方向)される現像ローラ6により現像される。
前記のような電子写真画像形成プロセスにより、第1のプロセスカートリッジPYのドラム4にはフルカラー画像のイエロー成分に対応するイエロー色の現像剤像が形成される。そして、その現像剤像が転写ベルト12上に一次転写される。
同様に第2のプロセスカートリッジPMのドラム4にはフルカラー画像のマゼンタ成分に対応するマゼンタ色現像剤像が形成される。そして、その現像剤像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色の現像剤像に重畳されて一次転写される。
同様に第3のプロセスカートリッジPCのドラム4にはフルカラー画像のシアン成分に対応するシアン色現像剤像が形成される。そして、その現像剤像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色、マゼンタ色の現像剤像に重畳されて一次転写される。
同様に第4のプロセスカートリッジPKのドラム4にはフルカラー画像のブラック成分に対応するブラック色現像剤像が形成される。そして、その現像剤像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色、マゼンタ色、シアン色の現像剤像に重畳されて1次転写される。
このようにして、転写ベルト12上にイエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の4色フルカラーの未定着現像剤像が形成される。
一方、所定の制御タイミングで記録媒体Sが1枚ずつ分離されて給送される。その記録媒体Sは、所定の制御タイミングで2次転写ローラ17と転写ベルト12との接触部である2次転写部に導入される。
これにより、記録媒体Sが前記2次転写部へ搬送されていく過程で、転写ベルト12上の4色重畳の現像剤像が記録媒体Sの面に順次に一括転写される。
[プロセスカートリッジの全体構成]
本実施例において、第1から第4のプロセスカートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、同様の電子写真画像形成プロセス機構を有し、収容されている現像剤の色や現像剤の充填量が各々異なるものである。
プロセスカートリッジPは、ドラム4と、ドラム4に作用するプロセス手段を備えている。ここで、プロセス手段はドラム4を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ5、ドラム4に形成された潜像を現像する現像手段としての現像ローラ6、ドラム4の表面に残留する残留現像剤を除去するためのクリーニング手段としてのクリーニングブレード7等がある。そして、プロセスカートリッジPは、ドラムユニット(像担持体ユニット)8と現像ユニット9とに分かれている。
[ドラムユニットの構成]
図3、図4、図5に示すように、ドラムユニット8は、ドラム4、帯電ローラ5、クリーニングブレード7、クリーニング容器26、廃現像剤収納部27、カートリッジカバーで構成される。カートリッジカバーは図4に示す駆動側カートリッジカバー24と非駆動側カートリッジカバー25からなる。
ドラム4は、プロセスカートリッジPの長手両端に設けられた駆動側カートリッジカバー24、非駆動側カートリッジカバー25により回転自在に支持されている。ここで、ドラム4の軸線方向を長手方向、ドラム4の軸線方向と垂直な方向を短手方向と定義する。
また、ドラム4の回転軸(軸線)をドラム軸Xと称す。駆動側カートリッジカバー24、非駆動側カートリッジカバー25は、クリーニング容器26の長手方向の両端側で、クリーニング容器26に固定されている。また、図4に示すように、ドラム4の長手方向の一端側には、ドラム4に駆動力を伝達するためのカップリング部材4aが設けられ、画像形成装置本体のドラム駆動出力部と係合し、画像形成装置本体の駆動モータ(不図示)の駆動力がドラム4に伝達される。帯電ローラ5は、ドラム4に対し接触して従動回転できるように、クリーニング容器26に支持されている。また、クリーニングブレード7は、ドラム4の周表面に所定の圧力で接触するように、クリーニング容器26に支持されている。クリーニングブレード7によりドラム4の周面から除去された転写残現像剤は、クリーニング容器26内の廃現像剤収納部27に収納される。また、駆動側カートリッジカバー24には駆動側支持部(他端側支持部)としての駆動側支持穴部24aが設けられ、非駆動側カートリッジカバー25には非駆動側支持部(一端側支持部)としての突出部25aが設けられている。
[現像ユニットの構成]
図6は現像ユニットの部品構成を示している。
現像ユニット9は、図3、図6に示すように、現像ローラ6、現像ブレード31、現像枠体29、駆動側軸受44、非駆動側軸受45、現像カバー部材32などで構成されている。現像枠体29は、現像ローラ6に供給する現像剤を収納する現像剤収納部49、及び、現像ローラ6周面の現像剤の層厚を規制する現像ブレード31を有する。また、図6に示すように、駆動側軸受44、非駆動側軸受45は、現像枠体29の長手方向の両側面に固定され、現像ローラ6を回転可能に支持している。ここで、現像ローラ6の回転軸(軸線)を現像ローラ軸Yと称す。また、現像ローラ6は、駆動側端部に現像ローラギア69を有している。さらに、駆動側軸受44には、現像ローラギア69を介して現像ローラ6へ駆動力を伝達する現像駆動入力ギア68が設けられている。そして現像カバー部材32が、現像ローラギア69や現像駆動入力ギア68を覆うように、駆動側軸受44の長手方向の外側に固定されている。
さらに、現像カバー部材32には、駆動側の被支持部(他端側被支持部)としての円筒部32bが設けられている。そして、円筒部32bの内側の開口32cからは、現像駆動入力ギア68の駆動伝達部68aが露出している。ここで、現像駆動入力ギア68の駆動伝達部68aは、プロセスカートリッジPが画像形成装置本体2に装着された際に、不図示の本体駆動伝達部材と係合し、画像形成装置本体2に設けられた駆動モータ(不図示)からの駆動力が伝達される構成となっている。画像形成装置本体2から現像駆動入力ギア68へ矢印H方向に入力された駆動力は、現像ローラギア69と、現像ローラ6を矢印E方向に回転するように伝達される構成となっている。
[ドラムユニットと現像ユニットの組立]
図4、図5に示すように、現像ユニット9とドラムユニット8とを組み付ける場合、駆動側では駆動側カートリッジカバー24の駆動側支持穴部24aに現像カバー部材32の円筒部32bの外径部を嵌合させる。非駆動側では非駆動側カートリッジカバー25の突出部25aに、現像枠体29に設けられた非駆動側被支持部(一端側被支持部)としての非駆動側支持穴部29cを嵌合させる。これにより、現像ユニット9は、ドラムユニット8に対して回動可能に支持され、現像ユニット9とドラムユニット8が連結される。
ここで、駆動側支持穴部24aと円筒部32bは、プロセスカートリッジの駆動側で現像ユニット9とドラムユニットを連結する駆動側連結部である。また、突出部25aと、非駆動側支持穴部29aは、プロセスカートリッジの非駆動側で現像ユニット9とドラムユニット8を結合する非駆動側連結部である。
また、駆動側カートリッジカバー24の駆動側支持穴部24aと非駆動側カートリッジカバー25の突出部25aとを結んだ軸線を、現像ユニット支持軸Z1と称する。現像カバー部材32の円筒部32bの中心Oと、現像枠体29の非駆動側支持穴部29cの中心Pとを結んだ軸線を、現像ユニット軸Z2と称す。
また、ドラムユニット8に対する現像ユニット9の長手方向の位置を決めるために、クリーニング容器26には位置決め部(係合部)26aが設けられている。位置決め部26aは、クリーニング容器26から窪んだ凹部になった溝である。さらに現像枠体29には被位置決め部(被係合部)29aが、現像枠体29から突出した凸部になるように設けられている。この位置決め部26aに被位置決め部29aが進入することで、位置決め部26aと被位置決め部29aが係合する。さらに、被位置決め部29aは、位置決め部26aと対向する面に、半球状の曲面29bを有している。
位置決め部26aと、被位置決め部29aの曲面29bが係合することにより、ドラムユニット8に対する現像ユニット9の長手方向が位置決めされる。すなわち位置決め部26aと被位置決め部29aは、現像ユニット9が現像ローラ6の軸線方向に移動するのを規制することで、現像ユニット9の位置決めを行う。
[現像ローラとドラムの接触位置、離間位置の説明]
図7はプロセスカートリッジPを駆動側から見た斜視図である。また、図7に示すように、駆動側軸受44には、突起部44aが設けられている。突起部44aは、画像形成装置本体2に設けられた本体離間部材80と係合可能な構成となっている。本体離間部材80は、不図示のモータからの駆動力を受け、レール81に沿って矢印F1、F2方向に移動可能な構成となっている。また、ドラムユニット8には、付勢部材としての加圧バネ95が設けられている。
さらに、図1(a)、図1(c)は、プロセスカートリッジPを非駆動側から見た側面図である。説明のために、非駆動側カートリッジカバー25の一部を不図示としている。ただし突出部25aは説明のため図示した。図1(b)、図1(d)は、プロセスカートリッジPを上側から見た上面図である。
以下、現像ユニット9と、現像ユニット9を回動可能に支持する駆動側カートリッジカバー24、非駆動側カートリッジカバー25との位置関係を説明する。そのために、図1(b)、図1(d)では、駆動側カートリッジカバー24、非駆動側カートリッジカバー25を、それぞれ長手方向で現像ユニット9から離れる方向に移動した状態を模式的に示している。また、ドラム4、現像ローラ6、本体離間部材80、レール81を不図示としている。図1(e)は、プロセスカートリッジPを上側から見た上面図であり、位置決め部26aと被位置決め部29aとの係合領域を拡大した模式図である。図1(f)は、プロセスカートリッジPを非駆動側から見た斜視図であり、被位置決め部29aを拡大した模式図である。図1(a)、図1(b)は、現像ローラ6がドラム4に対して接触した接触位置を示す。本体離間部材80と突起部44aとは隙間dを有して離間している。また、図1(c)、図1(d)は、接触位置から、本体離間部材80が矢印F1方向に距離δだけ移動し、現像ローラ6がドラム4に対して隙間eだけ離間した離間位置を示す。
本体離間部材80がF1方向に移動し、現像ユニット9が接触位置から離間位置へ移動する動作を離間動作とする。また、本体離間部材がF2方向に移動し、現像ユニット9が離間位置から接触位置へ移動する動作を接触動作とする。以下、接触位置と離間位置について説明する。
[接触位置の説明]
図1(a)に示すように、現像ユニット9は、接触位置においては非駆動側を加圧バネ95によって矢印G方向に付勢される。さらに現像ユニット9の駆動側は、図7に示すように、画像形成装置本体2からの回転駆動力により、現像ユニット支持軸Z1を中心にして、矢印H方向にモーメントを受けている。これによって、現像ローラ6をドラム4に対して所定圧で接触させることができる。さらに、図1(a)、図1(c)に示すように、非駆動側支持穴部29cは、短手方向の1直線方向に延長されている。
これは現像ユニット軸Z2と現像ローラ軸Yとのアライメントがずれても、ドラム4に対して現像ローラ6を確実に接触させるためである。本実施例では非駆動側支持穴部29aと突出部25aが相対移動可能となっている。すなわち、ドラムユニット8に対する現像ユニットの回動中心の位置が、プロセスカートリッジPの非駆動側でスライド可能になっている。この結果、非駆動側では、現像ユニット4はドラムユニット8に対して、ドラム4の軸線と交差する方向に移動できる。すなわち非駆動側では、現像ローラ6がドラム4に対して移動でき、この移動によって現像ローラ6をドラム4に確実に接触させることが可能になる。
以下では、現像ユニット軸Z2と現像ローラ軸Yとのアライメントのずれと、ドラム4に対する現像ローラ6の位置の関係を、非駆動側支持穴部29cを延長しない場合と、延長する場合について、それぞれ図8、図9を用いて説明する。図8、図9は、プロセスカートリッジPを、非駆動側から見た側面図であり、図8は非駆動側支持穴部29cが短手方向の1直線方向に延長されていない場合、図9は非駆動側支持穴部29cが短手方向の1直線方向に延長されている場合を示している。
説明のために、現像枠体29の非駆動側支持穴部29c、現像ローラ6、ドラム4、加圧バネ95、のみを図示しており、駆動側の現像ローラ6を破線で示している。また、ドラム軸Xの非駆動側から見た時の、現像枠体29の非駆動側支持穴部29cの中心Qと現像ローラ6の非駆動側端部における現像ローラ軸Yの位置Yaとの距離を非駆動側距離Laとする。また、現像カバー部材32の円筒部32bの中心Oと現像ローラ6の駆動側端部における現像ローラ軸Yの位置Ybとの距離を駆動側距離Lbとする。
ここで、前述したように、現像ローラ6は、現像枠体29の長手方向両端側に固定された駆動側軸受44、非駆動側軸受45を介して、現像枠体29に回転可能に支持されている。現像枠体29に対する駆動側軸受44、非駆動側軸受45の固定位置のばらつき等により、現像枠体29に対する現像ローラ6のアライメントがずれる可能性があるため、非駆動側距離Laと駆動側距離Lbとは必ずしも等しくならない。ここで、非駆動側距離Laと駆動側距離Lbとの差を距離gとする。例えば、La>Lbの時に、非駆動側支持穴部29cが短手方向の1直線方向に延長されていない場合の、ドラム4と現像ローラの位置関係を図8に示す。非駆動側距離Laが距離gだけ駆動側距離Lbより大きいため、ドラム4に対して現像ローラ6の非駆動側が先に接触し、現像ローラの駆動側は隙間fを有して接触しない可能性がある。
一方、La>Lbの時で、非駆動側支持穴部29cが延長方向Aに沿って1直線方向に延長された長穴の場合のドラム4と現像ローラの位置関係の変化を図9に示す。図9(a)に示すように、ドラム4に対して、現像ローラ6の非駆動側が先に接触するため、駆動側は隙間fを有して接触しない状態となるが、図9(b)に示すように、加圧バネ95による付勢力が、現像枠体29に矢印G方向に作用す。これにより、現像ユニット9は矢印H方向にモーメントを受けて回動する。さらに、現像ユニット9の非駆動側支持穴部29cが、非駆動側支持穴部29cの延長方向Aに沿って非駆動側カートリッジカバー25の突出部25aに対して距離gだけ相対移動し、La−g=Lbとなる位置まで移動する。これにより、隙間f=0となる。
したがって、現像ユニット9の非駆動側支持穴部29cが、ドラムユニット8の突出部25aに対して回動可能、かつ、スライド移動可能に支持されることで、現像ローラ6とドラム4とを確実に接触させることができる。
[離間位置の説明]
図1(c)、図1(d)は、現像ローラ6がドラム4に対して隙間eだけ離間した状態を示している。この時のドラムユニット8に対する現像ユニット9の位置を離間位置とする。離間位置においては、図1(c)に示すように、本体離間部材80が矢印F1方向に距離δ移動して、突起部44aと係合した状態となっている。現像ユニット9は、非駆動側を加圧バネ95によって矢印G方向に付勢されている。
一方、現像ユニット9は、加圧バネ95による付勢力に反して、駆動側を本体離間部材80によって矢印K方向に押圧される。これにより、現像ユニット9の非駆動側は、非駆動側支持穴部29cの延長方向Aに沿って、隙間cが無くなるまで移動する。さらに、現像ユニット支持軸Z1を中心にして、矢印J方向にモーメントを受けることにより、現像ローラ6がドラム4に対して隙間eだけ離間した位置まで回動する。
一方、現像ユニット9の駆動側は、現像カバー部材32の円筒部32bの中心O周りに回動するが、短手方向に移動はしない。この時、図1(d)に示すように、プロセスカートリッジPの上側から見て、現像枠体29の非駆動側支持穴部29cの中心Qが、現像カバー部材32の円筒部32bの中心O周りに、隙間cが無くなるまで移動する。結果として、現像ユニット軸Z2は、現像ユニット支持軸Z1に対して角度θ1を有して傾く。この時の、ドラムユニット8の位置決め部26aと現像ユニット9の被位置決め部29aとの係合領域の詳細について、図1(e)、図1(f)を用いて説明する。
図1(e)は、プロセスカートリッジPを上側から見た上面図であり、位置決め部26aと被位置決め部29aとの係合領域を拡大した模式図である。図1(f)は、プロセスカートリッジPを非駆動側から見た斜視図であり、被位置決め部29aを拡大した模式図である。現像ユニット軸Z2が、現像ユニット支持軸Z1に対して角度θ1を有して傾くと、位置決め部26aの深さ方向Bと被位置決め部29aの高さ方向Cも、角度θ1を有して傾いた状態となる。
図1(e)、図1(f)に示すように、被位置決め部29aは、位置決め部26aと対向する面に半球状の曲面29bを有する。この局面29bは被位置決め部29aから位置決め部26aに向かって盛り上がって(突出して)いる。曲面29bは、被位置決め部29aが位置決め部26aと係合する領域に設けられる。
ここで、位置決め部26aの長手方向の幅をw1、被位置決め部29aの曲面29b間の幅をw2とすると、w1=w2となっている。位置決め部26aと被位置決め部29aとが角度θ1を有して傾いた状態においては、位置決め部26aの長手方向の幅w1に対して、被位置決め部29aの長手方向の幅w3=w2cosθ1=w1cosθ1となる。この時、位置決め部26aと曲面29bとの間には、長手方向の隙間h=w1−w3=w1(1−cosθ1)を有し、隙間h>0となる。
これにより、位置決め部26aが被位置決め部29aと強い圧で接触することを抑えることができる。
これらの結果として、位置決め部26aに対して被位置決め部29aが抵抗なく相対移動することが可能となり、ドラムユニット8に対する現像ユニット9の接触動作、離間動作を安定して行うことができる。さらに、位置決め部26aと被位置決め部29aが強い圧で接触するのを抑えることで、位置決め部26aと被位置決め部29aが互いに削りあうことを抑えられる。そのためカートリッジを長期に渡って使用しても、位置決め部26aと被位置決め部29aは、感光体ユニットに対する現像ユニットの長手方向の位置決めを安定して行うことができる。
また、本実施例では、現像ユニット9の非駆動側がドラムユニット8に対して回動可能、かつ、非駆動側支持穴部29cに沿ってスライド移動可能に支持されている。そのため、現像ユニット9の非駆動側は、駆動側よりもドラムユニット8に対する相対移動量が大きくなる。しかし、本実施例では、ドラムユニット8の非駆動側に位置決め部26aを設け、現像ユニット9の非駆動側に被位置決め部29aを設けている。すなわち、被位置決め部29aから円筒部32bまでの距離よりも、被位置決め部29aから非駆動側支持穴部29cまでの距離の方が短くなっている。
これにより、ドラムユニット8に対する現像ユニット9の相対移動量が大きい非駆動側においても、位置決め部26aと被位置決め部29aとが強い圧で接触するのを抑えることができる。結果として、感光体ユニットに対する現像ユニットの長手方向の位置決めを安定して行うことができる。
一方、図15は比較例のプロセスカートリッジPについて示している。図15(a)、図15(c)は、比較例のプロセスカートリッジPを非駆動側から見た側面図である。説明のために、非駆動側カートリッジカバー25の一部を不図示としており、説明に必要な非駆動側カートリッジカバー25の突出部25aを灰色で示している。
図15(b)、図15(d)は、比較例のプロセスカートリッジPを上側から見た上面図である。以下、現像ユニット9と、現像ユニット9を回動可能に支持する駆動側カートリッジカバー24、非駆動側カートリッジカバー25との位置関係を説明する。このために、図15(b)、15(d)では図1(b)、図1(d)と同様に、駆動側カートリッジカバー24、非駆動側カートリッジカバー25を、それぞれ長手方向で現像ユニット9から離れる方向に移動した状態を模式的に示している。
また、ドラム4、現像ローラ6、本体離間部材80、レール81を不図示としている。図15(e)は、比較例のプロセスカートリッジPを上側から見た上面図であり、位置決め部926aと被位置決め部929aとの係合領域を拡大した模式図である。図15に示すように、比較例においては、被位置決め部929aに曲面29bは設けられていない。
したがって、図15(d)に示すように、現像ユニット軸Z2が現像ユニット支持軸Z1に対して角度θ1傾くと、図15(e)に示すように、位置決め部926aの深さ方向Bと被位置決め部929aの高さ方向Cとが、角度θ1を有して傾いた状態となる。なお図15(d)は現像ユニットが離間位置にある状態において、プロセスカートリッジPの上側から、現像ユニット軸Z2、現像ユニット支持軸Z1を示している。
ここで、位置決め部26aと被位置決め部29aとの係合領域の短手方向の深さをjとすると、位置決め部926aの深さjの位置において、長手方向で位置決め部926aに対して被位置決め部929aが距離k=jsinθ1だけ干渉して圧入関係となる。位置決め部926aと、被位置決め部929aとが強い圧力で接触した状態となる。
さらに、被位置決め部929aには矢印D方向に抗力が発生するため、位置決め部926aに対して被位置決め部929aが相対移動する時の抵抗が大きくなり、ドラムユニット8に対する現像ユニット9の接触動作、離間動作が不安定となる。これを防ぐために、位置決め部926aと被位置決め部929aとの隙間を大きくしてもよいが、ドラムユニット8に対する現像ユニット9の長手方向の位置がずれてしまう可能性がある。結果として、画像不良が発生する可能性がある。
一方、本実施例の構成では、位置決め部26aと被位置決め部29aが、強い圧力で接触するのを避けることができる。
なお、本実施例においては、ドラム4に対して現像ローラ6を所定圧で接触させるために、加圧バネ95による付勢力、および、画像形成装置本体2からの回転駆動力の2つの力を用いた構成としたが、必ずしもその限りではない。上記何れか一方の力だけでドラム4に対して現像ローラ6を押圧する構成でもよい。
また、本実施例では、非駆動側の支持部として非駆動側カートリッジカバー25に突出部25aを設け、非駆動側の被支持部として現像枠体29に非駆動側支持穴部29cを設けた。そして突出部25aと非駆動側支持穴部29aを係合させる構成とした。しかし、非駆動側の支持部として非駆動側カートリッジカバー25に穴部を設け、非駆動側の被支持部として現像枠体29に突出部を設けても良い。
また、本実施例では、現像ローラ4と感光体ドラム6を接触、離間するために、現像ユニット9をドラムユニット8に対して回動可能に支持する構成とした。しかし、図10に示すように、駆動側カートリッジカバー24の駆動側支持穴部24aを短手方向の1直線方向に延長し、現像ユニット9をドラムユニット8に対してスライド移動可能な構成にしても良い。
また、本実施例では、現像ローラ4と感光体ドラム6を接触、離間するために、画像形成装置本体2に着脱可能なプロセスカートリッジPの現像ユニット9を、ドラムユニット8に対して移動可能に支持する構成とした。しかし、現像ユニット(現像装置)をドラムユニットから分離して、画像形成装置本体2に対して着脱可能としてもよい。以下に説明する。なお上述の実施例と同等の構成については説明を省略する。
図16は、本実施例の変形例を示す画像形成装置の断面図である。装置本体2の内部からS1方向に引き出された移動部材300に対して、現像ローラ6を有したカートリッジ状の現像装置(以下、現像カートリッジと呼ぶ)509を、装置本体2に対して着脱する。また感光体4を有するドラムユニット508は移動部材300に対して固定されている。
現像カートリッジ509を装着した移動部材300を本体に向けてS2方向に移動させることで現像カートリッジ509は装置本体2に装着される。
この現像カートリッジ509は、図17に示すようにドラムユニット508に対して移動可能な構成とする。なお図17は、現像カートリッジ509およびドラムユニット508の模式図であり、現像カートリッジ509がドラムユニット508に対しいて回動可能な構成を示した。
この際、現像カートリッジ509に、上述の現像ユニット9と同様に被位置決め部29a、曲面29bを設け、またドラムユニット508にはこの被位置決め部29aと係合する位置決め部26a(図1(b)参照)を設けるとよい。なお、この変形例では、位置決め部26aをドラムユニット508ではなく、移動部材300等、装置本体2の別の場所に設ることも可能である。
<実施例2>
次に、第2の実施例について図11を用いて説明する。なお、本実施例の装置基本構成は前述の第1の実施例と同一である為、重複する部分は省略する。また、前述した第1の実施例と同一機能を有する部材には同一符号を付す。図11 (a)は、プロセスカートリッジPを非駆動側から見た側面図である。
説明のために、非駆動側カートリッジカバー125の一部を不図示としており、説明に必要な非駆動側カートリッジカバー125の突出部125aを灰色で示している。図11(b)は、プロセスカートリッジPを上側から見た上面図である。以下、現像ユニット109と、現像ユニット109を回動可能に支持する駆動側カートリッジカバー124、非駆動側カートリッジカバー125との位置関係を説明する。このために図11(b)では、駆動側カートリッジカバー124、非駆動側カートリッジカバー125を、それぞれ長手方向で現像ユニット109から離れる方向に移動した状態を模式的に示している。また、ドラム4、現像ローラ6、本体離間部材80、レール81を不図示としている。
第1の実施例では、現像ユニット9の被位置決め部29aの曲面29bが、ドラムユニット8の位置決め部26aと係合する構成について述べた。一方、図11に示すように、ドラムユニット108のクリーニング容器126に対して凸になるように位置決め部126bを設けてもよい。このときは、位置決め部126bが曲面126cを有し、現像ユニット109の現像枠体129に対して凹になるように被位置決め部129dを設ける。その他の構成は実施例1と同様であり、位置決め部126bの曲面126cと、被位置決め部126dが係合することにより、第1の実施例と同様の効果が得られる。
すなわち位置決め部と被位置決め部の何れか一方を凸部とし、他方を凹部として、凸部に曲面を設けるとよい。
<実施例3>
次に、実施例3について図12を用いて説明する。なお、本実施例の装置基本構成は前述の実施例1と同一である為、重複する部分は省略する。また、前述した第1の実施例と同一機能を有する部材には同一符号を付す。図12(a)、図12(c)は、プロセスカートリッジPを非駆動側から見た側面図である。説明のために、非駆動側カートリッジカバー225の一部を不図示としており、説明に必要な非駆動側カートリッジカバー225の突出部225aを灰色で示している。図12(b)、図12(d)は、プロセスカートリッジPを上側から見た上面図である。
現像ユニット209と、現像ユニット209を回動可能に支持する駆動側カートリッジカバー224、非駆動側カートリッジカバー225との位置関係を説明する。このために、図12(b)、図12(d)では駆動側カートリッジカバー224、非駆動側カートリッジカバー225を、それぞれ長手方向で現像ユニット209から離れる方向に移動した状態を模式的に示している。また、ドラム4、現像ローラ6、本体離間部材80、レール81を不図示としている。図12(e)は、プロセスカートリッジPを上側から見た上面図であり、位置決め部226aと被位置決め部229aとの係合領域を拡大した模式図である。図12(f)は、プロセスカートリッジPを非駆動側から見た斜視図であり、被位置決め部229aを拡大した模式図である。
第1の実施例では、現像ユニット9の被位置決め部29aが曲面29bを有する構成について述べた。一方、図12(f)に示すように、被位置決め部229aが、第1の実施例の曲面229bを短手方向に延長した、曲面229eを有する構成が考えられる。
本構成によれば、曲面229eが短手方向、つまり長手方向と交差する方向に延長されていることにより、曲面229eと位置決め部226aとの係合領域(の面積)を大きくすることができる。結果として、係合時の単位長さ当たりの抗力が下がることにより、位置決め部226aに対する被位置決め部229aの抵抗が小さい状態で相対移動することが可能となる。ドラムユニット208に対する現像ユニット209の接触動作、離間動作をより安定して行うことができる。
また、図12(a)、図12(c)に示すように、曲面229eの延長方向Dは、非駆動側支持穴部229cの延長方向Aと角度θ2を有して交差している。そして、図12(d)に示すように、位置決め部226aと被位置決め部229aとが、角度θ1を有して傾いた状態においては、位置決め部226aと被位置決め部229aの曲面229eとが係合している。
この時の、ドラムユニット208の位置決め部226aと現像ユニット209の被位置決め部229aとの係合領域の詳細について、図12(e)を用いて説明する。図12(e)は、プロセスカートリッジPを上側から見た上面図であり、位置決め部226aと被位置決め部229aとの係合領域を拡大した模式図である。第1の実施例の説明と同様に、位置決め部226aの長手方向の幅をw1、被位置決め部229aの曲面229e間の幅をw2とすると、w1=w2となっている。
ここで、プロセスカートリッジPを上側から見た時の曲面229eの一端側と他端側の距離をmとする。このとき、位置決め部226aと被位置決め部229aとが角度θ1を有して傾いた状態においては、被位置決め部229aの長手方向の幅w3=w2cosθ1+msinθ1=w1cosθ1+msinθ1となる。したがって、位置決め部226aの長手方向の幅w1に対して、被位置決め部229aの長手方向の幅w3=w1cosθ1+msinθ1<w1となるように距離mを設定した。これにより、位置決め部226aと曲面229eとの間の隙間h=W1−W3>0となる。その結果、位置決め部226aと被位置決め部229aが強い圧で接触するのを抑えることができる。
結果として、位置決め部226aに対して被位置決め部229aが抵抗なく相対移動することが可能となり、ドラムユニット208に対する現像ユニット209の接触動作、離間動作を安定して行うことができる。さらに、位置決め部226aと被位置決め部229aが強い圧で接触することによる削れの発生を抑えることができる。
<実施例4>
次に、実施例4について、図13を用いて説明する。なお、本実施例の装置基本構成は前述の第1の実施例と同一である為、重複する部分は省略する。また、前述した第1の実施例と同一機能を有する部材には同一符号を付す。図13(a)は、プロセスカートリッジPの非駆動側の一部と駆動側の一部を示した斜視図である。説明のために、非駆動側カートリッジカバー325、加圧バネ395を不図示としている。また、現像ユニット309の非駆動側が、非駆動側支持穴部329cの延長方向Aに沿って、隙間cが無くなるまで移動した状態を破線で示している。さらに、平面Lは、プロセスカートリッジPを非駆動側方向から見た時の投影面である。すなわち平面Lは現像ローラの軸線に対して垂直な平面となる。
また、図13(b)は、被位置決め部329aを、曲面329eの延長方向Dから見た時の模式図である。
実施例3では、非駆動側から見て、曲面329eの延長方向Dと被位置決め部329aの延長方向Cとが、角度θ2を有して交差している構成について述べた。一方、図13に示すように、平面Lにおいて、曲面329eの延長方向Dと非駆動側支持穴部329cの延長方向Aとが直交する構成が考えられる。ここで、現像ユニット9の非駆動側支持穴部329cの中心Qが、現像カバー部材332の円筒部332bの中心O周りに、非駆動側支持穴部329cの延長方向Cに沿って、隙間cが無くなるまで移動した時を考える。このときの、中心Oと中心Pとを結んだ軸線である現像ユニット軸Z2と平面Lとの交点が描く軌跡を軌跡Tとする。
軌跡Tは、非駆動側支持穴部329cの延長方向Aと平行となる。さらに、本実施例では、非駆動側支持穴部329cの延長方向Aと、曲面329eの延長方向Dとは直交する構成であるため、軌跡Tと曲面329eの延長方向Dとが直交する。したがって、現像ユニット軸Z2は、現像ユニット支持軸Z1に対して、現像カバー部材332の円筒部332bの中心O周りに、矢印D方向からみて角度θ3傾く。この時の、ドラムユニット308の位置決め部326aと現像ユニット309の被位置決め部329aとの係合領域の詳細について、図13(b)を用いて説明する。
図13(b)は、プロセスカートリッジPを矢印D方向からみた矢視図であり、位置決め部326aと被位置決め部329aとの係合領域を拡大した模式図である。第1の実施例の説明と同様に、位置決め部326aの長手方向の幅をw1、被位置決め部329aの曲面329e間の幅をw2とすると、w1=w2となっている。位置決め部326aと被位置決め部329aとが角度θ3を有して傾いた状態においては、位置決め部326aの長手方向の幅w1に対して、被位置決め部329aの長手方向の幅w3=w2cosθ3=w1cosθ3となる。
この時、位置決め部326aと曲面329bとの間には、長手方向の隙間h=w1−w3=w1(1−cosθ3)>0を有する。これにより、位置決め部326aと被位置決め部329aとが強い圧で接触するのを抑えることができる。結果として、位置決め部326aに対して被位置決め部329aが抵抗なく相対移動することが可能となり、ドラムユニット308に対する現像ユニット309の回動(接触動作、離間動作)を安定して行うことができる。
以上まとめると、本実施例では、非駆動側支持穴部329cが延びる方向、すなわち非駆動側支持穴部329cがドラムユニット308に対して変位する方向と、曲面329bが延びる方向を直交させた。これによりさらに、被位置決め部329b等の削れの発生を抑えることができる。
前述した実施例3では、曲面229eの一端側と他端側の距離mは、隙間h>0となるように設定する必要があった。一方、本実施例によれば、曲面329eの一端側と他端側の距離nによらず、隙間h>0となる。このため、距離mを実施例3よりも大きくすることができ、曲面329eと位置決め部326aとの係合領域を大きくすることができる。結果として、係合時の単位長さ当たりの抗力が下がることにより、位置決め部326aに対する被位置決め部329aの抵抗が小さい状態で相対移動することが可能となる。ドラムユニット308に対する現像ユニット309の接触動作、離間動作をより安定して行うことができる。
なお非駆動側支持穴部329cが延びる方向と、曲面329bが延びる方向を直交するのが最も好ましいが、必ずしもこれに限るものではない。非駆動側支持穴部329cが延びる方向と、曲面329bが延びる方向が交差していれば効果を有する。
<実施例5>
次に、実施例5について、図14を用いて説明する。なお、本実施例の装置基本構成は前述の実施例1と同一である為、重複する部分は省略する。また、前述した第1の実施例と同一機能を有する部材には同一符号を付す。図14は、プロセスカートリッジPを上側からみた上面図であり、位置決め部426aと被位置決め部429aとの係合領域を拡大した模式図である。
実施例1では、被位置決め部に設けた曲面を半球状としたが、図14(a)に示すように、曲面429fとして直径w4の球形状、または、図14(b)に示すように、曲面429gとして直径w4の球形状の一部を有する構成が考えられる。すなわち被位置決め部429aに設けた曲面が球形状、または球形状の一部であればよい。上記の構成によれば、位置決め部426aの長手方向の幅w1に対して、常に被位置決め部429eの長手方向の幅w4は一定となり、位置決め部426aと被位置決め部429aが強い圧で接触するのを抑えることができる。
結果として、位置決め部426aに対して被位置決め部429aが抵抗なく相対移動することが可能となり、ドラムユニット408に対する現像ユニット409の接触動作、離間動作をより安定して行うことができる。さらに、干渉による削れの発生を抑えることができる。
1 画像形成装置
2 装置本体
4 電子写真感光体
5 帯電ローラ
6 現像ローラ
7 クリーニングブレード
8 ドラムユニット、感光体ユニット
9 現像ユニット
24 駆動側カートリッジカバー
24a 駆動側支持穴部
25 非駆動側カートリッジカバー
25a 突出部
26 クリーニング容器
26a 位置決め部
27 廃トナー収納部
29 現像枠体
29a 被位置決め部
29b 曲面
29c 非駆動側支持穴部
31 現像ブレード
32 現像カバー部材
32b 円筒部
44 駆動側軸受
44a 突起部
45 非駆動側軸受
49 トナー収納部
68 現像駆動入力ギア
69 現像ローラギア
80 本体離間部材
81 レール
95 加圧バネ

Claims (15)

  1. 画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    像担持体を有する像担持体ユニットと、
    現像剤担持体を有し、前記像担持体ユニットに対して回動可能な現像ユニットと、
    前記像担持体ユニットに設けられた係合部と、
    前記現像ユニットに設けられ、前記係合部と係合することで前記現像ユニットが前記像担持体ユニットに対して前記現像剤担持体の軸線方向に移動することを規制する被係合部と、
    を備え、
    前記係合部と前記被係合部の少なくとも一方は、他方と当接可能な領域が前記現像剤担持体の軸線と交差する方向に延びる曲面にて形成されることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 前記係合部と前記被係合部の一方は凸部であり、他方は凹部あって、前記曲面は前記凸部に設けられることを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記曲面は、前記凹部に近づくように前記凸部から突出することを特徴とする請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記現像剤担持体の軸線方向における前記現像ユニットの一端側に、回動可能かつスライド可能となるように像担持体ユニットに支持される一端側被支持部が設けられ、
    前記軸線方向における前記現像ユニットの他端側に、回動可能にとなるように前記像担持体ユニットに支持される他端側被支持部が設けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記一端側被支持部と前記曲面を前記現像剤担持体の軸線と直交する平面に投影すると、前記一端側被支持部がスライドする方向と交差するように、前記曲面が延びることを特徴とする請求項4に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 画像形成装置に用いられる現像装置において、
    現像剤担持体と、
    前記画像形成装置に設けられた係合部と係合することで前記現像装置が前記画像形成装置に対して前記現像剤担持体の軸線方向に移動することを規制する被係合部と、を備え、
    前記被係合部は、前記係合部と当接可能な領域が前記現像剤担持体の軸線と交差する方向に延びる曲面にて形成されることを特徴とする現像装置。
  7. 前記被係合部は凸部であり、前記係合部は凹部であることを特徴とする請求項6に記載の現像装置。
  8. 前記曲面は、前記凹部に近づくように前記凸部から突出することを特徴とする請求項7に記載の現像装置。
  9. 前記現像剤担持体の軸線方向における前記現像装置の一端側に一端側被支持部が設けられ、
    前記軸線方向における前記現像装置の他端側に他端側被支持部が設けられ、
    前記現像装置が前記画像形成装置で用いられる際に、前記一端側被支持部は回動可能かつスライド可能となるように支持され、前記他端側被支持部は回動可能となるように支持されることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の現像装置。
  10. 前記一端側被支持部と前記曲面を前記現像剤担持体の軸線と直交する平面に投影すると、前記一端側被支持部がスライドする方向と交差するように、前記曲面が延びることを特徴とする請求項に記載の現像装置。
  11. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    像担持体と、
    現像剤担持体を有し、回動可能に設けられた現像装置と、
    係合部と、
    前記現像装置に設けられ、前記係合部と係合することで前記現像装置が前記現像剤担持体の軸線方向に移動することを規制する被係合部と、
    を備え、
    前記係合部と前記被係合部の少なくとも一方は、他方と当接可能な領域が前記現像剤担持体の軸線と交差する方向に延びる曲面にて形成されることを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記係合部と前記被係合部の一方は凸部であり、他方は凹部あって、前記曲面は前記凸部に設けられることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記曲面は、前記凹部に近づくように前記凸部から突出することを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記現像剤担持体の軸線方向における前記現像装置の一端側に、一端側被支持部が設けられ、
    前記軸線方向における前記現像装置の他端側に、他端側被支持部が設けられ、
    前記一端側被支持部は回動可能かつスライド可能となるように支持され、前記他端側被支持部は回動可能となるように支持されることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記一端側被支持部と前記曲面を前記現像剤担持体の軸線と直交する平面に投影すると、前記一端側被支持部がスライドする方向と交差するように、前記曲面が延びることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
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