JP4852985B2 - 倍力機構を備えたステープラ - Google Patents

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Description

本発明は、オフィス等で使用される用紙を綴じるためのステープラの改良構造に関する。特に多数枚重ねの用紙の綴じ作業において効果的な倍力機構を備えたステープラの改良構造に関する。
従来から、それぞれ前後方向で位置がずれた端部回動支点をもって回動可能とされたアウターハンドルとインナーハンドルとを備え、かつこれらハンドルが互いに連結部材により連動的に作動関係とされて倍力機構を形成する構造を具備し、この倍力機構による倍力効果を利用して用紙の綴じ作業におけるハンドル操作力の軽減を図り、その作業を容易化した大型のステープラが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2005−138248(第9頁、第2図) 特開2005−138247(第4頁、第2図)
ところで、上述した従来の倍力機構を備える大型ステープラのアウターハンドルの回動支持部におけるその支点は、回動支軸として段付ピンを用い、またピンの抜け止めにE止め輪を用いている。回動支点における回動支軸としての段付ピンとその抜止めのためのE止め輪の使用は、部品点数を増加させて部品費を増大させ、部品組み付けに要する時間を増加させて組み付け費用の増大を招くことになる。
また、上述の大型ステープラのアウターハンドルは一体形状とされて一つの板金素材により形成されており、インナーハンドルとの連動機構のための該ハンドルのピン部材との係合部である高荷重を負担する円弧状を呈する溝部の溝部辺縁は、バーリング加工を施してその板厚を稼ぐことで高荷重負荷に対処する構造とされている。しかし、このバーリング加工による溝部辺縁による高荷重負荷の負担は、長期に亘る使用において該溝部辺縁を削り込みや磨耗により変形して、連動機構にガタツキが生じて該機構の円滑な作動を阻害し、結果的にステープラの耐久性を低下させることになる。
そして、上述の溝部辺縁の削り込みや磨耗による変形防止のための熱処理対策が考えられるが、アウターハンドルのような比較的大きな部品の熱処理はコストがかかり、製品価格の面からして採用し難く、また部品の部分的な熱処理による対応は技術面と作業性の面から結果的にコストアップを招くことになりこれも採用し難いところである。
本発明は、上述のような課題の解決に着目してなされた倍力機構を備えたステープラの改良構造の提案に関するものであって、ステープラのハンドルの構造部、より具体的にはハンドルの回動支持部や倍力機構を形成する連動機構部の構造部に格別の改良策を施すことで、上述の課題の解決が図られた倍力機構を備えたステープラを提供するものである。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、ベース台の一端に設けた第1支持部に、先端にステープルの打ち出し部を有するステープル収納用マガジンと、上記打ち出し部に送られたステープルを上記ベース台に設けたクリンチ溝に向けて打ち出すドライバプレートを備えたインナーハンドルとを回動自在に設けるとともに、上記ベース台の第1支持部の近傍の両側から起立形成された支持板にバーリング加工により短筒状の第2支持部を突出形成し、上記第2支持部には、この第2支持部の上部に係合する半孔部を有する第1ハンドル部材と、第2支持部の下部に係合する半孔部を有する第2ハンドル部材とを内外に重ね合わせて一体的に結合してなるアウターハンドルを回動可能に支持し、内側の第2ハンドル部材に形成された両側板には上記第2支持部の近傍に案内溝を形成し、両側の案内溝にピン部材を係合させ、上記アウターハンドルを綴り方向に作動させたときに上記ピン部材を上記インナーハンドルに係合させてインナーハンドルを駆動することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記第2ハンドル部材は、第1ハンドル部材よりも短く形成されているとともに、熱処理により硬化されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明は、ベース台の両側から起立形成された支持板にバーリング加工により第2支持部を短筒状に突出形成し、この第2支持部の上部に係合する半孔部を有する第1ハンドル部材と、第2支持部の下部に係合する半孔部を有する第2ハンドル部材とを内外に重ね合わせ一体的に結合してなるアウターハンドルを回動可能に支持する構造であるから、アウターハンドルの軸受部は、短筒状の第2支持部に対して第1ハンドル部材と第2ハンドル部材とを両半孔部で上と下から挟むように組み付けることによって形成することができる。したがって、第2支持部に対するアウターハンドルの取付作業を容易に行なうことができる。
また、第2支持部はバーリング加工によって形成するので、従来の構造において、しばしば使用された回動支持部の段付ピンやE止め輪等の部品の必要性が排除され、部品点数の削減と部品取付けのための手間の削減が可能となり、コスト的に有利である。
さらに、上記第2ハンドル部材の両側板には上記第2支持部の近傍に案内溝を形成し、両側の案内溝にピン部材を係合させ、アウターハンドルの端部を押し下げて綴り方向に作動させたときに上記ピン部材を上記インナーハンドルに係合させてインナーハンドルを駆動するものであるから、第2支持部が支点、上記案内溝とピン部材とインナーハンドルとの係合部が作用点、第1ハンドル部材の端部が力点となり、支点に対する作用点と力点との距離の比が大きい倍力機構が構成され、この倍力機構により用紙綴じ時のステープルの打ち込み操作力の軽減が図られ、使い易いステープラを得ることができる。
請求項2に係る発明は、第2ハンドル部材は、熱処理により硬化されていることを特徴とするものである。上記のように第1ハンドル部材を回動させると、倍力機構により第2ハンドル部材の案内溝の溝部辺縁にピン部材により高荷重の負荷がかかるが、第2ハンドル部材は硬化処理されているので、繰り返し使用してもピン部材が係合する案内溝の溝部辺縁に削り込みや磨耗による変形、損傷が生じにくい。したがって、ハンドルの回動時のガタツキが抑えられ、ハンドル作動の円滑性と安定性と確実性が確保されるとともに、耐久性に優れたステープラを得ることができる。
また、第2ハンドル部材は第1ハンドル部材よりも短く形成されているので、熱処理に要するコストも低くて済む。
以下、本発明の一実施形態を、図1ないし図12を参照して説明する。
本発明に係るステープラAは、図1、2に図示されるように、ベース台1と、ステープルS(図3参照)を収容するマガジン2と、マガジン2に収容されたステープルを打ち打ち出すドライバプレート3を備えるインナーハンドル4と、用紙を綴じるための打ち込み操作力をインナーハンドル4を介してドライバプレート3に加えるアウターハンドル5と、インナーハンドル4とアウターハンドル5とを作動的に連動動作させるための連動機構6(図3等参照)等を備えており、アウターハンドル5は、その外部表面部の全面、すなわち、上方および側方が樹脂被覆部であるハンドルカバー7により覆われている。
図3にも示されるように、ベース台1には、その後方(図示左方側)に、ベース台1の後端(図示左端)両側から起立形成された金属製支持板8に第1支持部11が形成され、別の支持板10には第2支持部12が起立形成され、第2支持部12は、第1支持部11に対してベース台1の長手方向における前後方向で少し前方(図示右方側)に設定されている。
第1支持部11にはマガジン2とインナーハンドル4のそれぞれの後方基端部13、14が回動自在に支持されている。
マガジン2は、図3に示すように、鋼板等の板金素材によりその断面視略上向きコの字状に折り曲げられてその前方および後方端部が閉鎖された所定長さのチャンネル状部材15と、チャンネル状部材15の上部を開閉自在に覆うステープルカバー16からなり、チャンネル状部材15の下部中央のやや後方寄りでベース台1との間に介在された戻しバネ17により上方へ回動付勢されている。
マガジン2内には連結ステープルSが装填され、装填されたステープルSは、ステープルプッシャ18により先端の打出し部20に向けて付勢されている。
インナーハンドル4の先端部には、既述のように用紙の綴じ作業のためにステープルSを打ち込むためのドライバプレート3が装着されている。
インナーハンドル4は、その先端部のやや後方寄り内壁上部とマガジン2先端部のやや後方寄り上部間に介在された戻しバネ21により上方付勢されており、これにより用紙の綴じ終わり後のステープルSの打ち込み操作力解除により該ハンドル4は上述の第1支持部11を回動支点として上方に、すなわち反時計方向に回動するようになされている。
次に、ベース台1に起立形成された支持板10の第2支持部12にはアウターハンドル5が回動自在に支持されている。
上記支持板10は図8に示されるように、断面視上向き略コの字状に形成され、上記第2支持部12はその両側板22に短筒状に突出形成されている。第2支持部12は上記支持板10をバーリング加工することによって形成されている。
アウターハンドル5は、図3に図示されるように、長い第1ハンドル部材23と、第1ハンドル部材23の内側に嵌装固定された短い第2ハンドル部材24とを一体的に結合してなるもので、その後方基端部にアウターハンドル5を回動支持する第2支持部12の軸受部25が形成されている。
次に、アウターハンドル5について詳しく説明する。
すなわち、第1ハンドル部材23は、単品図である図9も併せ参照して理解できるように、鋼板等の板金素材を断面視略下向きコの字状に折り曲げた長い部材であり、その外部表面は樹脂被覆部7により覆われているとともに、インナーハンドル4やマガジン2の長さに比較して略2倍の長さを有している。また、第1ハンドル部材23の両側板23aの後方基端部には、第2支持部12の上部に係合する半孔部26を形成する切欠きが形成され、半孔部26は底辺が平行部とされた長孔であり、下向きに開口している。
第2ハンドル部材24は、既述したように、また図7、図8と単品図である図9、図10の参照により理解できるように、第1ハンドル部材23よりもやや厚手の鋼板等の板金素材を断面視略下向きコの字状に折り曲げた第1ハンドル部材23の略半分程度の長さで、かつ第1ハンドル部材23より高い部材であり、その上方外形部は第1ハンドル部材23の後方半部の内側にぴったりと嵌装される形状を有しており、両側板24aの下方の後方に延びた延長両側板部27には、第2支持部12の上部に係合する円弧状半孔部28が上向きに開口形成されている。
上記第1ハンドル部材23と第2ハンドル部材24とは一体的に結合し、これによりアウターハンドル5が構成されている。すなわち、第2ハンドル部材24の後方基端部の下方半孔部28を第2支持部12の外周下部に下方から係合させるとともに、第2ハンドル部材24の外側から嵌合するようにして第1ハンドル部材23の後方基端部の上方半孔部26を第2支持部12の外周上部に係合させる。さらに、第2ハンドル部材24の上壁部に設けられた孔部30を第1ハンドル部材23の頂壁の一部切起しからなる突出部片31に嵌合させ、かつ第1ハンドル部材23と第2ハンドル部材24のそれぞれに形成された孔部32、33にピン36を挿入する。これにより第1ハンドル部材23と第2ハンドル部材24とは内外に重ね合わされて一体的に結合し、アウターハンドル5が構成される。
以上のように、アウターハンドル5は第1ハンドル部材23と第2ハンドル部材24との2分割構造を有し、その軸受部25は、短筒状の第2支持部12に対して第1ハンドル部材23と第2ハンドル部材24の両半孔部26、28で上と下から挟むように組み付けることによって形成されている。
また、インナーハンドル4とアウターハンドル5とは連動機構6を介して連動されている。図10、11に図示されるように、インナーハンドル4の両側板4aには、第1支持部11から前方位置にピン部材34が配設されている。図11に示されるように、このピン部材34は、インナーハンドル4の回動支持部である第1支持部11のやや前方(図示右方側)位置の既述の両側板4a上部にそれぞれ別々の分割ピンとして設けられている。なお、ドライバハンドル4の両側板4aの上部に分割形成されたピン部材34は、図12に示されるように、両側板4a間に跨る1本のピン部材34として構成してもよい。
これに対し、第2ハンドル部材24の下方半孔部28のやや前方寄りの両側板24aには、案内溝35がそれぞれ形成されている。これら案内溝35は、前方に向かってやや上方に指向しながら緩やかなS字状の溝として形成されている。そして、上記案内溝35には、インナーハンドル4の両側のピン部材34が係合している。これにより、アウターハンドル5とインナーハンドル4間の作動的連結関係を形成する連動機構6が構成されている。
また、上述の連動機構6の構造は、後に詳しく述べるように、インナーハンドル4の回動中心となる第1支持部11とピン部材34との距離を比較的大きく確保し、アウターハンドル5の回動中心である第2支持部12のきわめて近い位置で上記案内溝35にインナーハンドル4のピン部材34が係合している。これにより、第2支持部12が支点p、上記ピン部材34と案内溝35との係合部が作用点q、第1ハンドル部材23の力を加える端部が力点rとなり、支点pに対する作用点qと力点rとの距離の比が大きい倍力機構が構成されている。
なお、図1に示されるように、ベース台1の略中央部には、上記マガジン2の先端に対応する位置にクリンチ溝37が形成されている。また、クリンチ溝37の後方には被綴り用紙の位置決め用ゲージ部材38が、ベース台1に形成された目盛り溝39に沿って摺動可能に配置されている。ゲージ部材38は適宜の目盛り溝39に係止して停止可能に構成されている。
次に、上記構成のステープラによる用紙の綴じ作業は以下のような手順と作用により行われる。
まず、図3に図示の待機状態とされたステープラAのベース台1上に、被綴り用紙(図示せず)を載置して、その端部側をゲージ(図1参照)に当てがい、端部綴じ位置の調整設定をなし、用紙をしっかりと保持して、アウターハンドル5の前端の操作部にステープルSの打ち込みのための操作力を加えて押し下げる。
アウターハンドル5の押し下げにより、アウターハンドル5は第2支持部12を回動支点として回動し、アウターハンドル5の円弧状案内溝35に係合するピン部材34を介してアウターハンドル5の打ち込み操作力がインナーハンドル4に伝達され、インナーハンドル4をその後方基端部14の第1支持部11を回動支点として回動する。このとき、上述のように、支点pとなる第2支持部12に対し、作用点qとなる上記案内溝35とピン部材34とインナーハンドル4との係合部と、力点rとなる第1ハンドル部材23の端部との距離の比が大きいので、この倍力機構によりインナーハンドル4には大きな駆動力が働く(図4参照)。したがって、軽い操作力によってマガジン2内のステープルSは打出し部20から打ち出されて被綴り用紙を貫通し、さらにクリンチ溝37によって折り曲げられ、綴り作業が終了する(図5参照)。
綴り作業終了後、アウターハンドル5の打ち込み操作力が解除され、マガジン2とインナーハンドル4は戻しバネ17、21の付勢力でその第1支持部11を回動支点として反時計方向に、すなわち上方に回動する。
インナーハンドル4の第1支持部11を回動支点とする上方回動は、同時にインナーハンドル4のピン部材34とアウターハンドル5の円弧状案内溝35との係合からなる連動機構6を介して、アウターハンドル5の第2支持部12を回動支点とする上方回動を促す。この一連の作動は、マガジン2、インナーハンドル4、アウターハンドル5をそれぞれ初期の待機状態に戻す(図3参照)。
ところで、マガジン2内へのステープルSの補充のための充填は、アウターハンドル5とインナーハンドル4とを図6に示されるようにオープン作動させ、同時にステープルカバー16もこれに連動してオープンする。さらにはステープルプッシャ18も後方に移動する。このオープン状態で連結ステープルSをマガジン2に装填すればよい。このとき、ピン部材34は案内溝35の端部まで移動するが、案内溝35は緩やかなS字状の溝として形成されているので、インナーハンドル4の回動速度は均一で、回動時の荷重もアウターハンドル5に均一に加えられるので、操作性がよい。
上記ステープラによれば、以下のような効果が得られる。
倍力機構を採用したことにより、用紙の綴じ作業におけるアウターハンドル5に加えられたステープル打ち込み操作力が、インナーハンドル4に増大して作用する。したがって、用紙綴じ時のステープルの打ち込み操作力の軽減が図られ、使い易いステープラAを得ることができる。
第2支持部12は、ベース台1の両側から起立形成された支持板10にバーリング加工により短筒状に突出形成したものであるから、従来構造においてしばしば使用された段付ピンやE止め輪等の部品が不要であり、部品費や組み付け費用の削減を図ることができる。
アウターハンドル5の軸受部25は、短筒状の第2支持部12に対して第1ハンドル部材23と第2ハンドル部材24とを両半孔部26、28で上と下から挟むように組み付けることによって形成されたものであるから、第2支持部12に対する第1ハンドル部材23と第2ハンドル部材24の組み付け作業は簡単で、時間も短時間で済む。
次に、第2ハンドル部材24の案内溝35にはピン部材34により高荷重負荷がかかるが、第2ハンドル部材24は機械加工等の終了後に熱処理(焼入れ)により強度を大きくすることにより耐久性を向上させることができる。また、第2ハンドル部材24は第1ハンドル部材23に比べて小さくてもよいので、熱処理が容易で、コストはあまりかからない。これに対し、第1ハンドル部材23は第2ハンドル部材24に比べて大きいが、大きな荷重を受けないので比較的薄肉の鋼板等から構成することができ、焼き入れは不要であるから、比較的薄い鋼板等の板金素材で形成することができる。したがって、コストアップと重量の増大を抑えながら強度と耐久性を有するアウターハンドル5を得ることができる。
なお、高荷重負荷がかかる案内溝35を有する第2ハンドル部材24を熱処理することで、耐摩耗性が向上し、繰り返し使用してもピン部材34が係合する案内溝35の溝部辺縁に磨耗や削り込みによる変形や損傷が抑制もしくは防止される。したがって、ハンドルの回動時のガタツキが抑えられ、ハンドル作動の円滑性と安定性と確実性が確保されるとともに、耐久性に優れたステープラAを得ることができる。
本発明のステープラを斜め前方から見た外観斜視図である。 本発明のステープラを斜め後方から見た外観斜視図である。 本発明のステープラの主要構造部を示す側断面図であり、待機状態のステープラを示している。 本発明のステープラのハンドル押し込み作動における1つの状態を示す図であり、倍力機構の作動中の状態である。 本発明のステープラのハンドル押し込み作動における1つの状態を示す図であり、クリンチ状態を示す図である。 本発明のステープラのハンドルオープン状態を示す図である。 本発明の主要構造部の部分図である。 本発明の主要構造部の部分図であり、図7のX−X断面図である。 本発明の主要構造部の構成部品図である。 本発明の主要構造部を示す図である。 図11のY−Y断面図である。 図11のY−Y断面図の別の実施態様を示す図である。
符号の説明
1 ベース台
2 マガジン
4 インナーハンドル
11 第1支持部
12 第2支持部
23 第1ハンドル部材
24 第2ハンドル部材
26、28 半孔部
34 ピン部材
35 案内溝

Claims (2)

  1. ベース台の一端に設けた第1支持部に、先端にステープルの打ち出し部を有するステープル収納用マガジンと、上記打ち出し部に送られたステープルを上記ベース台に設けたクリンチ溝に向けて打ち出すドライバプレートを備えたインナーハンドルとを回動自在に設けるとともに、
    上記ベース台の第1支持部の近傍の両側から起立形成された支持板にバーリング加工により短筒状の第2支持部を突出形成し、
    上記第2支持部には、この第2支持部の上部に係合する半孔部を有する第1ハンドル部材と、第2支持部の下部に係合する半孔部を有する第2ハンドル部材とを内外に重ね合わせて一体的に結合してなるアウターハンドルを回動可能に支持し、
    内側の第2ハンドル部材に形成された両側板には上記第2支持部の近傍に案内溝を形成し、両側の案内溝にピン部材を係合させ、上記アウターハンドルを綴り方向に作動させたときに上記ピン部材を上記インナーハンドルに係合させてインナーハンドルを駆動する
    ことを特徴とする倍力機構を備えたステープラ。
  2. 前記第2ハンドル部材は、第1ハンドル部材よりも短く形成されているとともに、熱処理により硬化されていることを特徴とする請求項1に記載の倍力機構を備えたステープラ。
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