JP4135622B2 - ステープラ用ゲージ、ステープラ - Google Patents

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Description

本発明は、オフィス等で利用され、且つ、ステープルにより紙葉類を綴じる際にその綴じ位置を決めるためのステープラ用ゲージ、及び、そのステープラ用ゲージを備えるステープラに関するものである。
従来から、紙葉類をステープルにより綴じる際、その紙葉類の綴じ位置を決めるためのゲージを備えたステープラが知られている。具体的に、この種のステープラは、ベース部に形成した平面視略矩形状の溝部に、ゲージの下端側に設けた突出部を挿入し、このゲージをベース部の側壁と平行な方向にスライド移動可能に構成されている(例えば特許文献1参照)。
実開昭63−86983号公報(第1頁、第1図、第3図)
ところが、従来のゲージの幅寸法は、前記ベース部の幅寸法よりも小さく構成されているため、溝部内をスライド移動させたゲージの突出部が、その溝部内でこじれてしまい、スムーズに移動することができないといった問題点を有している。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、主たる目的は、移動時にこじれずにスムーズに摺動可能なステープラ用ゲージを提供することにある。
すなわち、本発明のステープラ用ゲージは、対をなすベース側壁と、前記ベース側壁の上端部間に設けてなるベース頂壁とを具備するステープラのベース部に対して、所定方向に摺動可能なものであって、幅方向両端部に位置し前記ベース側壁の外面に沿ってそれぞれ摺動可能な一対の側壁側摺動部と、ステープルの打針のために前記ベース頂壁へ載置される紙葉類の一端縁を当接させるための当接部とを備え、前記側壁側摺動部を前記ベース側壁に沿って摺動させることにより、前記当接部を前記ベース部の所定位置に位置付け得るようにしたとともに、前記側壁側摺動部の上方側に突出する操作部を備え、前記側壁側摺動部の摺動方向の寸法を、前記操作部の摺動方向の寸法よりも、大きな寸法を有するように構成し、前記ベース頂壁が、厚み方向に貫通し且つ前記ベース側壁と平行なゲージ案内孔を備えるものであって、前記ゲージ案内孔に案内されてスライド移動する突出部を備えていることを特徴とする。
このようなものであれば、一対の側壁側摺動部が一対のベース側壁を摺動可能に挟み込んでいるので、一方の側壁側摺動部が一方のベース側壁から離間する向きに移動しようとしても、他方の側壁側摺動部が他方のベース側壁と当接するので、そのような摺動方向と異なる方向への移動を効果的に防止することができる。
すなわち、前記当接部を、前記ベース部の所定位置たる所望の綴じ位置に位置付けるべく、該ステープラ用ゲージを前方又は後方に摺動させる際に、一方の側壁側摺動部のみが一方のベース側壁と摺動し、他方の側壁側摺動部が他方のベース側壁と離間してしまうといった、所謂ねじれが発生せず、一対の側壁側摺動部が一対のベース側壁と常時接することとなるので、非常にスムーズな摺動を実現可能なステープラ用ゲージを提供することができる。
また、前記側壁側摺動部の上方側に突出する操作部を備えているので、該ステープラ用ゲージを、幅広とすることなく、操作性を向上することができる。
さらに、前記側壁側摺動部の摺動方向の寸法を、前記操作部の摺動方向の寸法よりも、大きな寸法を有するように構成しているので、ねじれを効果的に防止して、スムーズな摺動を実現することができる。
加えて、前記ベース頂壁が、厚み方向に貫通し且つ前記ベース側壁と平行なすゲージ案内孔を備え、前記ゲージ案内孔に案内されてスライド移動する突出部を備えているので、側壁側摺動部と突出部とでベース部を挟み込むことができ、さらにスライド動作時の安定度を増すことができる。
なお、前記当接部を、前記一対の側壁側摺動部またはその近傍に、対をなすように設ければ、当接部間を広く取れるので、紙葉類を揃えやすい。
より安定して摺動させるには、前記ベース頂壁に沿って摺動可能な頂壁側摺動部を、備えていることが好ましい。
そして、前記操作部が、前記側壁側摺動部の上方側から前記頂壁側摺動部の上方側にかけて突出するものであれば、操作性がさらに向上する。
また、前記操作部が、前記ベース頂壁の上向き面と略直角をなす操作部起立面を備えるものであって、前記操作部起立面を、前記当接部としていれば、紙葉類と当接する部位を幅方向に広く取れるので、紙葉類を揃えやすい。また、綴じる紙葉類が多い場合でも、当接部に当てて好適に揃えることができる。
さらに、前記ベース部が、ステープルの綴じ位置を案内するための直線状の目盛部を備えるものであって、前記操作部起立面と前記目盛部とを平行をなすように構成したものであれば、紙葉類を綴じる枚数が多くても、綴じ位置を好適に決めることができる。
ところで、該ステープラ用ゲージのベースからの不意な脱落や紛失を防止するには、前記ベース部から離間することを防止する離間防止手段を備えていることが好ましい。
また、この離間防止手段が、前記当接部を前記ベース頂壁に引き寄せる向きの付勢力を与える付勢部材であれば、該ステープラ用ゲージを安定保持することができる。
また、前記離間防止手段を、前記ベース頂壁の裏面側に備えているものであれば、離間防止手段が紙葉類と干渉することを防止できる。
さらに、前記離間防止手段を、前記一対の側壁側摺動部から略等距離となる位置に設けていれば、省部材化しながらも、該ステープラ用ゲージを安定支持できる。
また、前記ベース部が、前記ベース頂壁から窪ませてなり且つ長手方向を前記ベース側壁と略平行をなすように構成した溝状のゲージ案内部を備えるものであって、前記ゲージ案内部に案内されてスライド移動する被案内部を備えているものであれば、より安定してスムーズに摺動できる。
上述したステープラ用ゲージを、ステープラに適用すれば、好適に使用することができる。
以上説明したように本発明のステープラ用ゲージによれば、一対の側壁側摺動部が一対のベース側壁を摺動可能に挟み込んでいるので、一方の側壁側摺動部が一方のベース側壁から離間する向きに移動しようとしても、他方の側壁側摺動部が他方のベース側壁と当接するので、そのような摺動方向と異なる方向への移動を効果的に防止することができる。
すなわち、前記当接部を、前記ベース部の所定位置たる所望の綴じ位置に位置付けるべく、該ステープラ用ゲージを前方又は後方に摺動させる際に、一方の側壁側摺動部のみが一方のベース側壁と摺動し、他方の側壁側摺動部が他方のベース側壁と離間してしまうといった、所謂ねじれが発生せず、一対の側壁側摺動部が一対のベース側壁と常時接することとなるので、非常にスムーズな摺動を実現可能なステープラ用ゲージを提供することができる。
また、前記側壁側摺動部の上方側に突出する操作部を備えているので、該ステープラ用ゲージを、幅広とすることなく、操作性を向上することができる。
さらに、前記側壁側摺動部の摺動方向の寸法を、前記操作部の摺動方向の寸法よりも、大きな寸法を有するように構成しているので、ねじれを効果的に防止して、スムーズな摺動を実現することができる。
加えて、前記ベース頂壁が、厚み方向に貫通し且つ前記ベース側壁と平行なすゲージ案内孔を備え、前記ゲージ案内孔に案内されてスライド移動する突出部を備えているので、側壁側摺動部と突出部とでベース部を挟み込むことができ、さらにスライド動作時の安定度を増すことができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本発明に係るステープラ用ゲージGは、図1に示すようなステープラSPに具備されて使用されるものである。
まず、このステープラSPについて説明をすると、このステープラSPは、図1に示すように、ベース部1と、ステープル(図示せず)を収容するステープル収容部2と、ステープルを打針するためのインナーハンドル3およびアウターハンドル4と、前記インナーハンドル3とアウターハンドル4とを連動動作させるための連動動作手段5と、前記アウターハンドル4を回動可能に支持するアウターハンドル支持部6と、前記インナーハンドル3を回動可能に支持するインナーハンドル支持部7と、前記アウターハンドル4の上方及び側方を覆うためのハンドルカバー8とを具備してなる。
そして、前記インナーハンドル3、前記アウターハンドル4、および前記連動動作手段5が、ステープル収容部2に収容されているステープルを紙葉類(図示せず)に強力に打針する打針手段を構成している。
なお、本実施形態では、各ハンドル支持部6、7を備えない側を前側(使用端側)、各ハンドル支持部6、7を備える側を後側(反使用端側)として説明を行うが、前後を逆にして、すなわち使用端側と反使用端側とを逆転しても使用することができる。
ベース部1は、図1等に示すように、平面視略矩形状のベース本体11と、このベース本体11の前端部および後端部をそれぞれ保護するための着脱可能な前ベースカバー12aおよび後ベースカバー12bとを具備してなる。
より具体的には、ベース本体11は、1枚の板金素材の両側縁を、断面視下向き略コ字状に折り曲げ形成したものであって、起立する一対のベース側壁111とベース頂壁112とを備えてなる。
そして、前記ベース頂壁112の略中央部から後端部にかけて、後述するステープラ用ゲージGの被案内部G2のスライド移動を案内するためのゲージ案内部112mを設けている。
このゲージ案内部112mは、扁平溝状のものであって、長手方向を前記ベース側壁111と略平行をなしている。
また、このゲージ案内部112mの前端部には、打針されるステープルXを受け止めるためのステープル受部112Xを備えている。このステープル受部112Xの位置が打針位置となる。
さらに、このゲージ案内部112mには、該ベース頂壁112の厚み方向に貫通するゲージ案内孔112m1を備えている。このゲージ案内孔112m1は、スリット状のものであって、長手方向を前記ベース側壁111と略平行に構成している。
さらに、このゲージ案内部112mには、複数の目盛部112m2を所定間隔で設けている。この目盛部112m2は、前記ベース側壁111と略直角をなす直線溝状のものである。
次に、本発明のステープラ用ゲージGについて説明する。
ステープラ用ゲージGは、図1、図5、図6などに示すように、一対の側壁側摺動部G1と、前記ベース部のゲージ案内部112mに案内される被案内部G2と、前記側壁側摺動部G1と前記被案内部G2との間に設けられる一対の頂壁側摺動部G3と、前記側壁側摺動部G1の上方から頂壁側摺動部G3の上方にかけて突出する操作部G4と、前記被案内部G2から下方に突出する突出部G5とを合成樹脂により一体に形成してなるとともに、前記突出部G5に下端部を支持され前記ベース頂壁112に上端部を支持される離間防止手段G6を備えてなる。
以下、各部を詳述する。
側壁側摺動部G1は、断面視略半月形状に形成されるものであって、起立する起立面G1aを、前記ベース側壁111の起立面111aに対して摺動可能に構成している。また、該側壁側摺動部G1の摺動方向の寸法R1を、後述する操作部G4の摺動方向の寸法R2よりも大きく構成している(図5参照)。
被案内部G2は、前記ゲージ案内部112mの幅寸法R3より若干小さい幅寸法R4を有するものである(図6参照)。そして、両側端部G21を断面視略部分円弧状に形成している。また、両端部側および中央部には、摺動方向に沿って伸びる外側溝部S1と内側溝部S2を設けている。そして、これら外側溝部S1と内側溝部S2との間に、前記目盛部112m2に嵌合し得る位置決め部G22を設けている。
頂壁側摺動部G3は、前記ベース頂壁112の上向き面112aに摺動可能な下向き摺動面G31を備えるものである。
操作部G4は、前記目盛部112m2と平行をなし且つ起立する操作部起立面G41を備えてなる。そして、この操作部起立面G41を当接部として設定している。
突出部G5は、略円筒状のものであって、その外径寸法R5を、前記ゲージ案内孔112m1の幅寸法R6よりも若干小さく構成している。
離間防止手段G6は、前記被案内部G2を、前記ベース頂壁112に引き寄せる向きの付勢力を与える付勢部材である。そして、下端部を支持部材G61及びネジG62を介して前記突出部G5に固定して支持される一方、上端部を前記ゲージ案内部112mの下向き面112m3に当接支持されている。
以上のように構成されるステープラ用ゲージGについて、その使用方法を、以下に説明する。
まず、ステープラ用ゲージGが、図1の実線に示すような位置にあるときに、操作部G4に対して、そのステープラ用ゲージGを前方に移動する向きの力を与えたとする。
すると、ベース本体11の一の目盛部112m2に嵌合している位置決め部G22が、その目盛部112m2から外れ前方に移動を始める。
このとき、操作部G4に対して、ベース本体11から上方に離間する向きの操作力が加わっても、離間防止手段G6は、該ステープラ用ゲージGを下方に付勢しているので、ベース本体11から離間することなく前方に移動を続ける。
すなわち、側壁側摺動部G1の起立面G1aがベース側壁111の起立面111aを、頂壁側摺動部G3の下向き摺動面G31がベース頂壁112の上向き面112aを、被案内部G2の両側端部G21がゲージ案内部112mの上向き面112m4を、被案内部G2の位置決め部G22がゲージ案内部112mの上向き面112m4をそれぞれ摺動することとなるので、こじれが発生することを効果的に防止することができる。
そして、例えば、図1の破線に示す位置に位置付けて、前記一の目盛部112m2より前方にある他の目盛部112m2に、前記位置決め部G22を嵌合させれば、外力を受けない限り離間防止手段G6によって移動不能となる。
以上に詳述したように、本実施形態に係るステープラ用ゲージGは、一対の側壁側摺動部G1が一対のベース側壁111を摺動可能に挟み込んでいるので、一方の側壁側摺動部G1が一方のベース側壁111から離間する向きに移動しようとしても、他方の側壁側摺動部G1が他方のベース側壁111と当接するので、摺動方向と異なる方向に移動することを効果的に防止することができる。
すなわち、前記当接部を、前記ベース部の所定位置たる所望の綴じ位置に位置付けるべく、該ステープラ用ゲージGを前方又は後方に摺動させる際に、一方の側壁側摺動部G1のみが一方のベース側壁111と摺動し、他方の側壁側摺動部G1が他方のベース側壁111と離間してしまうといった、所謂ねじれが発生せず、一対の側壁側摺動部G1が一対のベース側壁111と常時接することとなるので、非常にスムーズな摺動を実現可能なステープラ用ゲージGを提供することができる。
また、当接部たる操作部起立面G41を、対をなすように操作部G4に設けているので、紙葉類と当接する場所を広く取れ、紙葉類を揃えやすく使い勝手もよい。
さらに、頂壁側摺動部G3によって、摺動の際の安定度もさらに増す。
そして、操作部G4が、側壁側摺動部G1の上方側から前記頂壁側摺動部G3の上方側にかけて突出させているので、操作性し易いく、また、綴じる紙葉類が多くても、操作部G4の操作部起立面G41に当てて、これを好適に綴じることができる。
さらに、ベース部1が、ステープルの綴じ位置を案内するための直線状の目盛部112m2を備え、且つ、操作部起立面G41と目盛部112m2とを平行をなすように構成しているので、紙葉類を綴じる枚数が多くても、綴じ位置を好適に決めることができる。
また、側壁側摺動部G1の摺動方向の寸法R1を、前記操作部G4の摺動方向の寸法R2よりも、大きな寸法を有するように構成しているので、ねじれを効果的に防止して、スムーズな摺動を実現することができる。
また、ベース部1から離間することを防止する離間防止手段G6を備えているのでステープラ用ゲージGのベースからの不意な脱落や紛失を防止でき、さらに、この離間防止手段G6を、当接部たる操作部起立面G41を前記ベース頂壁112に引き寄せる向きの付勢力を与える付勢部材で構成しているので、ステープラ用ゲージGを安定保持することができる。そして、この離間防止手段G6を、ベース頂壁112の裏面側に備えているので、離間防止手段が紙葉類と干渉することもない。すなわち、綴じ作業の邪魔とならない。さらに、離間防止手段G6を、前記一対の側壁側摺動部G1から略等距離となる位置に設けているので、省部材化しながらも、該ステープラ用ゲージGを安定支持できる。
またさらに、ベース部1が、前記ベース頂壁112から窪ませてなり且つ長手方向を前記ベース側壁111と略平行をなすように構成した溝状のゲージ案内部112mを備える一方、このゲージ案内部112mに案内されてスライド移動する被案内部G2を備えているので、さらに安定してスムーズに摺動できる。
そして、ベース頂壁112が、厚み方向に貫通し且つベース側壁111と平行なすゲージ案内孔112m1を備え、且つこのゲージ案内孔112m1に案内されてスライド移動する突出部G5を備えているため、側壁側摺動部G1と突出部G5とでベース部1を挟み込めるので、さらにスライド動作時の安定度が増す。
また、本実施形態では、被案内部G2の上端部を、その上面から下端側に窪ませているので、作動待機状態(図2参照)は無論のこと、当接状態(図3参照)および押し込み状態(図4参照)のいずれの状態においても、被案内部G2とステープル収容部2とが干渉することがない。すなわち、ステープラ用ゲージGを打針位置に近接させても、好適にステープラを打針することができる。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
たとえば、側壁側摺動部G1の起立面G1aと、ベース側壁111の起立面111aとを、面接触により摺動するように構成しているが、係合可能な断面視略椀状の溝部とこの溝部に支持される半球状の突出部とによって摺動させてもよい。具体的には、それら溝部および突出部のうち、いずれか一方を側壁側摺動部G1に設けるとともに、他方をベース側壁111に設けるようにして、これら溝部と突出部とが摺動するように構成したものが挙げられる。
また、ベース本体の一対のベース側壁を斜めに傾けることにより、そのベース本体を断面視略台形状に構成し、且つ、側壁側摺動部を、それらベース側壁と相対するように斜めに傾けるように構成してもよい。
また、ステープラSPの打針手段を、インナーハンドル3、アウターハンドル4、および連動動作手段5により構成されるものとしているが、連動動作手段5を用いず且ついずれか一方のハンドルのみで打針手段を構成するといった実施態様も考えられる。
さらに、本実施形態では、突出部G5にネジG62を用いて取り付けた支持部材G61に、離間防止手段G6の一端側を支持させているが(図5参照)、図7に示すように、突出部G5の先端部の溝G5aに嵌め込んだEリングZに、離間防止手段G6の一端側を支持させる実施態様も挙げられる。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態におけるステープラ用ゲージ及びこのステープラ用ゲージを適用したステープラを示す全体斜視図。 同実施形態におけるステープラの側面図(作動待機状態)。 同実施形態におけるステープラの側面図(当接状態)。 同実施形態におけるステープラの側面図(押し込み状態)。 同実施形態におけるステープラ用ゲージの側断面図。 図5におけるD−D間の断面図。 本発明の他の実施形態における離間防止手段の取り付け態様を示す図。
符号の説明
1・・・・・・ベース部
111・・・・ベース側壁
112・・・・ベース頂壁
112a・・・ベース頂壁112の上向き面
112m・・・ゲージ案内部
112m1・・ゲージ案内孔
112m2・・目盛部
2・・・・・・ステープル収容部
G・・・・・・ステープラ用ゲージ
G1・・・・・側壁側摺動部
G2・・・・・被案内部
G3・・・・・頂壁側摺動部
G4・・・・・操作部
G41・・・・当接部(操作部起立面)
G5・・・・・突出部
G6・・・・・離間防止手段
R1・・・・・側壁側摺動部G1の摺動方向の寸法
R2・・・・・操作部G4の摺動方向の寸法
SP・・・・・ステープラ
X・・・・・・ステープル

Claims (12)

  1. 対をなすベース側壁と、前記ベース側壁の上端部間に設けてなるベース頂壁とを具備するステープラのベース部に対して、所定方向に摺動可能なものであって、
    幅方向両端部に位置し前記ベース側壁の外面に沿ってそれぞれ摺動可能な一対の側壁側摺動部と、
    ステープルの打針のために前記ベース頂壁へ載置される紙葉類の一端縁を当接させるための当接部とを備え、
    前記側壁側摺動部を前記ベース側壁に沿って摺動させることにより、前記当接部を前記ベース部の所定位置に位置付け得るようにしたとともに、
    前記側壁側摺動部の上方側に突出する操作部を備え、
    前記側壁側摺動部の摺動方向の寸法を、前記操作部の摺動方向の寸法よりも、大きな寸法を有するように構成し、
    前記ベース頂壁が、厚み方向に貫通し且つ前記ベース側壁と平行なゲージ案内孔を備え、
    前記ゲージ案内孔に案内されてスライド移動する突出部を備えていることを特徴とするステープラ用ゲージ。
  2. 前記当接部を、前記一対の側壁側摺動部またはその近傍に、対をなすように設けていることを特徴とする請求項1記載のステープラ用ゲージ。
  3. 前記ベース頂壁に沿って摺動可能な頂壁側摺動部を、備えていることを特徴とする請求項1乃至いずれか記載のステープラ用ゲージ。
  4. 前記操作部が、前記側壁側摺動部の上方側から前記頂壁側摺動部の上方側にかけて突出するものであることを特徴とする請求項記載のステープラ用ゲージ。
  5. 前記操作部が、前記ベース頂壁の上向き面と略直角をなす操作部起立面を備えるものであって、
    前記操作部起立面を、前記当接部としていることを特徴とする請求項乃至いずれか記載のステープラ用ゲージ。
  6. 前記ベース部が、ステープルの綴じ位置を案内するための直線状の目盛部を備えるものであって、
    前記操作部起立面と前記目盛部とを平行をなすように構成していることを特徴とする請求項記載のステープラ用ゲージ。
  7. 前記ベース部から離間することを防止する離間防止手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至いずれか記載のステープラ用ゲージ。
  8. 前記離間防止手段が、前記当接部を前記ベース頂壁に引き寄せる向きの付勢力を与える付勢部材であることを特徴とする請求項記載のステープラ用ゲージ。
  9. 前記離間防止手段を、前記ベース頂壁の裏面側に備えていることを特徴とする請求項または記載のステープラ用ゲージ。
  10. 前記離間防止手段を、前記一対の側壁側摺動部から略等距離となる位置に設けていることを特徴とする請求項乃至いずれか記載のステープラ用ゲージ。
  11. 前記ベース部が、前記ベース頂壁から窪ませてなり且つ長手方向を前記ベース側壁と略平行をなすように構成した溝状のゲージ案内部を備えるものであって、
    前記ゲージ案内部に案内されてスライド移動する被案内部を備えていることを特徴とする請求項1乃至10いずれか記載のステープラ用ゲージ。
  12. 請求項1乃至11いずれか記載のベース部及びステープラ用ゲージと、
    紙葉類を打針するステープルを収容するステープル収容部と、
    前記ステープル収容部に収容されるステープルを、前記紙葉類に打針するための打針手段とを具備することを特徴とするステープラ。
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