JP4254500B2 - ステープラーのワンタッチオープン機構 - Google Patents

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本発明は、マガジン内に装填されたステープルを操作ハンドルを押圧操作することによってマガジンから打ち出して綴じ用紙を綴じるようにしたステープラーに関するものであり、特にステープルをマガジン内へ装填する際に、操作ハンドルの回動操作によってマガジン内のステープルを押圧させているプッシャを後方へ後退作動させるようにしたステープラーのワンタッチオープン機構に関する。
従来、多数のステープルを収容したマガジン部と、このマガジン部に装填されたステープルを綴じ用紙に向けて打ち出すドライバを備えた操作ハンドル部及び、綴じ用紙を貫通したステープルの脚を綴じ用紙の裏面に沿って折り曲げるクリンチャ溝を形成しているクリンチャアームとを各々の後端側で回動自在に枢支して構成されているステープラーが知られており、上記ステープラーのマガジン部には互いに接着連結されたステープルを収容するステープル収容部が形成されており、このステープル収容部の一端側にステープルをマガジンの下面側に配置された綴じ用紙へ向けて打ち出すための打出し溝が形成され、更に、ステープル収容部に装填されたステープルを前記打出し溝の方向へ押圧させるようにバネ付勢されたプッシャが摺動自在に収容されている。このマガジン部の上面側にはマガジンのステープル収容部を覆うようにステープルカバーが配置されており、前記ステープル収容部内へステープルを装填する際には前記ステープルカバーを回動操作してマガジンのステープル装填部を開放させる操作と、前記プッシャをバネ付勢力に抗してマガジンの後方側へ移動保持させる操作とを必要としていた。
マガジン内へのステープルの装填操作を軽減するために、マガジン部の後端部に枢支されている操作ハンドル部を回動操作して前記ステープルカバーを開放させる操作にともなって前記プッシャを自動的に後退作動させるワンタッチオープン機構を採用したものが既に提案されている。従来のワンタッチオープン機構は、一端側を前記ステープルカバーに枢支させたプッシャリンクの他端側をマガジンの両側壁に沿って摺動可能に支持させて、このプッシャリンクの他端部側に形成された係合穴と前記プッシャとを係合できるようにして構成しており、操作ハンドル部を回動させてステープルカバーをマガジン部から離反する方向へ回動させたときに、前記プッシャリンクの係合穴をプッシャに形成されている突起部と係合させることによってプッシャをステープル収容部の後方側へ移動させるようにしている。
前記プッシャリンクの一端側をステープルカバーに枢着支持させるために、プッシャリンクの一端側を二又のフォーク状に形成して、このフォーク状の各々の先端に両側方向に突出させた凸部を形成し、フォーク部の弾性変形を利用してフォーク部を左右から挟圧して撓ませた状態で凸部をステープルカバーの両側壁間に挿入してステープルカバーの側壁に形成した係合穴内へ挿入して支持させるようにしたり、又は、プッシャリンクの一端側を支持するステープルカバーの両側の側壁面に一方を長孔に形成した係合穴をそれぞれ形成して、プッシャリンクの一端側に両側方向に突出させて形成した凸部を、弾性変形を利用せずに係合穴内に係止させるようにした技術が提案されている。
実用新案登録第2561158号公報
従来のプッシャリンクは、プッシャリンクの一端側に二又のフォーク状に形成した部分を形成して、このフォーク状部分の先端に形成した凸部をフォーク状部分を弾性変形させることによってステープルカバーの両側壁に形成した係合穴に係合させて支持させるようにしているので、フォーク状部は組み付け時に両端の凸部間の寸法を小さくなるように弾性変形できるように幅寸法が小さく細長い形状に形成されており、このため、装填したステープルがマガジン内で重なったりした状態でこのステープルにプッシャリンクが当接してしまった場合等に、無理矢理に操作することによってプッシャリンクが曲がってしまったり又は破損してしまったりすることがある。また、プッシャリンクの組み付け操作ではフォーク状部分を弾力に抗して押圧操作して組み付けなければならないため組み付け工数(時間)が多くなるという問題がある。
また、上記従来技術では、プッシャリンクの一端側に両側方向に突出させた凸部を形成して、このプッシャリンクを回転自在に支持させるステープルカバーの両側壁には、前記プッシャリンクの両凸部を係合するための係合穴が形成されている。一般にステープルカバーの側壁の立ち上がり寸法は小さく形成されており、この両方の側板に係合穴が形成されることによってステープルカバーの強度が低下してしまい、前記係合穴の部分で屈曲してしまうことがある。
本発明は上記従来技術の問題点を解消して、プッシャリンクとこれを枢支させるステープルカバーの強度的な問題を解消するとともに、プッシャリンクの組み付け工数の低減が可能なステープラーのワンタッチオープン機構を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため本発明のステープラーのワンタッチオープン機構は、ステープル収容部を形成するとともに該収容部に収容したステープルを前端部に形成した打出し溝に向けて押圧するプッシャを収容したマガジンと、該マガジン内に装填された先頭のステープルを前記打出し溝から打ち出すドライバを備えた操作ハンドルと、上記打出し溝から打ち出されるステープルの脚を綴じ用紙の裏面に沿って折り曲げるクリンチャ溝を形成したクリンチャアームと、一端が前記操作ハンドルに揺動自在に支持されるとともに他端が前記マガジンの長手方向に沿ってスライド可能に支持されたプッシャリンクとを備えて成り、前記操作ハンドルの開き方向の回動操作によって前記プッシャリンクの他端をマガジン内に収容されたプッシャと係合させて、プッシャをマガジンの後方へ後退移動させるようにしたステープラーにおいて、前記プッシャリンクの一端に一方の側面方向に突出形成した凸部を形成すると共に、該凸部をステープルカバーの一側壁に形成した係合穴内に遊嵌させることによって、プッシャリンクをステープルカバーに揺動可能に支持させたことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、前記ステープルカバーの内側面に前記プッシャリンクの前記凸部が形成されている一端側の端縁と係合可能な突起部を形成すると共に、前記プッシャリンクの端部には前記端縁とほぼ平行な開口端縁を形成している開口を形成して、該開口内に前記突起部を収容できるようにすると共に前記端縁と突起部とによってプッシャリンクの回動ヒンジを形成するようにしたことを特徴とする。
本発明のワンタッチオープン機構は、操作ハンドルの開き方向の回動操作によってプッシャリンクの他端をマガジン内に収容されたプッシャと係合させて、プッシャをマガジンの後方へ後退移動させるようにしたステープラーにおいて、前記プッシャリンクの一端に一方の側面方向に突出形成した凸部を形成すると共に、この凸部をステープルカバーの一方の側壁に形成した係合穴内に遊嵌させることによって、プッシャリンクをステープルカバーに揺動可能に支持させているので、プッシャリンクとステープルカバーとの組付けに際し、プッシャリンクの端部を左右から押圧して撓ませることなく組付けることが可能となり組み付け工数の低減が可能となる。また、プッシャリンクに弾性変形させるためのフォーク状の部分を形成する必要が無いため、プッシャリンクの強度を高く維持することができ、装填したステープルのマガジン内での重なりによってプッシャがステープルと係合してしまった場合でも変形や破損を防止することができる。更に、ステープルカバーには一方の側板にのみ開口を形成すればよいので両側壁に開口を形成することによる強度の低下が防止でき、ステープルカバーの変形を防止することができる。
また、請求項2の発明によれば、ステープルカバーの内側面に前記プッシャリンクの凸部が形成されている一端側の端縁と係合可能な突起部を形成すると共に、プッシャリンクの端部には前記端縁とほぼ平行な開口端縁を形成している開口を形成して、該開口内に前記突起部を収容できるようにすると共に前記端縁と突起部とによってプッシャリンクの回動ヒンジを形成しているので、前記プッシャリンクの端縁とステープルカバーの突起部によって回転ヒンジが形成されるため、ステープルカバーからプッシャリンクへ伝達させる荷重が大きくなっても、プッシャリンクの一端の側面方向に突出させた1つの凸部に大きな荷重が作用することが無く、凸部が大きな荷重によって破損してしまうことがない。
プッシャリンクとこれを枢支させるステープルカバーの強度的な問題を解消するとともに、プッシャリンクの組み付け工数の低減が可能なステープラーのワンタッチオープン機構を提供するという目的を、プッシャリンクの一端に一方の側面方向に突出形成した凸部を形成して、該凸部をステープルカバーの一側壁に形成した係合穴内に遊嵌させることによって、プッシャリンクの一端側をステープルカバーの両側壁の内側に揺動可能に支持させることにより実現したものであり、更に具体的な実施例を以下に説明する。
図1は本発明のワンタッチオープン機構を実施したステープラーを示す断面図であり、このステープラー1は、ステープルを収容できるように箱形に形成されるとともに前端部に打出し溝3を形成したマガジン2と、このマガジン2内に収容されたステープルを前記打出し溝3から綴じ用紙に向けて打ち出すドライバ4を保持している操作ハンドル5と、前記マガジン2から打ち出されて綴じ用紙を貫通したステープルの脚を綴じ用紙の裏面に沿って折り曲げるクリンチャ溝6を形成しているクリンチャアーム7とにより構成されている。
前記マガジン2には上面が開放された箱形に形成されているステープル収容部8が形成されており、このステープル収容部8内には、ステープル収容部8内へ装填されたステープルを前記打出し溝3方向へ押圧付勢させるプッシャ9が収容されて設けられている。更に、ステープル収容部8の前部と後部の底壁の一部を上方へ切起こしした軸受片10が形成され、この軸受片10にステープル収容部8の長手方向に沿ってガイドロッド11が支持されており、前記プッシャ9がこのガイドロッド11に摺動可能に支持されて前記ステープル収容部8内に配置されている。このプッシャ9は前記ガイドロッド11に外挿されているプッシャバネ12によって常時打出し溝3方向へ押圧付勢されており、マガジン2のステープル収容部8内に装填されたステープルを打出し溝3方向へ押圧供給させている。
前記操作ハンドル5は後端部において前記マガジン2の後端部と枢支軸13によって回動可能に連結されており、更に、前記操作ハンドル5の下面側にはマガジン2のステープル収容部8内の打出し溝3に配置されたステープルと対応するように薄板状の金属片で形成されたドライバ4が設けられている。この操作ハンドル5の上面側を押圧操作することによって操作ハンドル5が前記枢支軸13を中心として回動して、操作ハンドル5に保持されているドライバ4がマガジン2のステープル収容部内8の打出し溝3上に配置されているステープルをステープル収容部8内から打ち出すように作用される。
更に、前記操作ハンドル5の下方には、前記マガジン2のステープル収容部8の開放されている上部を覆うように配置されるステープルカバー14が設けられている。このステープルカバー14の前端は前記ドライバ4によって支持されており後端は前記枢支軸13に係合されることによって支持されている。更に、前記薄板状の金属片で形成されているドライバ4の後端部がバネ片4aとして形成されており、このバネ片4aが前記ステープルカバー14の背面に当接されており、これによってステープルカバー14と操作ハンドル5とが常時反発するように付勢されている。
前記マガジン2の下面側には、綴じ用紙を貫通したステープル脚と係合してこのステープル脚を綴じ用紙の裏面に沿って屈曲させるように誘導させるクリンチャ溝6が前端部上面に形成されているクリンチャアーム7が配置されている。このクリンチャアーム7は後端部において前記枢支軸13によって回動可能に支持されており、このクリンチャアーム7のクリンチャ溝6がマガジン2のステープル収容部8に形成された打出し溝3と対向するように配置され、打出し溝3から打ち出されて綴じ用紙を貫通したステープル脚と係合できるようにされている。上記クリンチャアーム7とマガジン2との間にはバネ15が配置されており、このバネ15の付勢力によって通常時には、前記クリンチャ溝6の上面とマガジン2の下面との間に綴じ用紙を挿入できるように両者が開かれた位置に回動されている。
前記操作ハンドル5とマガジン2との間には、一端側16aが操作ハンドル5に支持されているステープルカバー14に回動可能に支持されるとともに、他端側16bが前記マガジン2の側壁17に沿って摺動可能に支持されたプッシャリンク16が配置されており、図2に示すように、マガジン2のステープル収容部8内へステープルを装填するために操作ハンドル5を回動操作してマガジン2のステープル装填部8の上面からステープルカバー14を離反させるように回動させたときに、前記プッシャリンク16によってマガジン2のステープル収容部8内に配置されているプッシャ9をプッシャバネ12の付勢力に抗して後方へ移動させるようにしている。
図3に示すように、プッシャリンク16の一端側16aには一方の側面方向へ突出された凸部18が形成されており、この凸部18をステープルカバー14の一方側の側壁19に形成した係合穴20内に遊嵌させることによって、プッシャリンク16をステープルカバー14に対して回動可能に支持させるようにしている。又、プッシャリンク16の他端側16bには両側方向に突出された凸部21、21が形成されており、前記マガジン2の両側壁17にマガジン2の長手方向に沿って形成されているガイド溝22内に前記凸部21、21が遊嵌されることによってプッシャリンク16の他端側16bがマガジン2の長手方向に沿って摺動可能に支持されている。
前記マガジン2の両側壁17に形成されているガイド溝22は、マガジン3の前端部の近傍で上方に向けて湾曲されて両側壁17の上端縁に開放されており、プッシャリンク16の他端側16bに形成されている凸部21、21をこの開放部分からガイド溝22、22へ遊嵌できるようにしている。更に、前記プッシャリンク16の他端側16bには前記プッシャ9の上面側に突出形成されている係合突起23と係合される係合片24が形成されており、図2に示すように前記操作ハンドル5が回動操作されることによりプッシャリンク16の一端側16aが上方へ移動されて、これに伴ってプッシャリンク16の他端側16bがマガジン2の後方側へ移動されたときに、図4に示すように、プッシャリンク16の他端側16bに形成された係合片24がプッシャ9の係合突起23と係合してプッシャ9をステープル収容部8の後方へ移動させる。
上述のように、プッシャリンク16の一端側に一側方向へ突出形成した凸部18をステープルカバー14の一側壁に形成した係合穴20に遊嵌させることによってプッシャリンク16をステープルカバー14へ回動可能に組み付けすることができ、プッシャリンク16の一端側に弾力的に変形可能なフォーク形状を形成しなくても操作ハンドル5部への組み付けができ、また、フォーク状の細片がないのでプッシャリンクを強度的にも充分な強度に維持でき、ステープル収容部8内へ装填されたステープルの重なり等によってプッシャリンク16がステープルと係合してしまった場合であっても、プッシャリンク16が屈曲してしまったり又は破断してしまうことが防止できる。更に、前記プッシャリンク16の凸部18を支持するための係合穴20をステープルカバー14の一側壁19にのみ形成すればよいので、ステープルカバー14の強度の低下が防止でき、ステープルカバー14が折れ曲がってしまうことが防止できる。
更に、図5に示すように、前記ステープルカバー14の内側面にはステープルカバー14の一側壁19に形成されている係合穴20と同じ位置にプレス加工等による突起部25が形成されており、この突起部25に前記プッシャリンク16の一端側16aの端縁26が当接されるようにしている。ステープルをマガジン2のステープル収容部8内へ装填した後で操作ハンドル5を初期位置まで回動させる過程で、図6に示すようにプッシャリンク16とステープルカバー14の角度が180度近くになり、ステープルカバー14からプッシャリンク16へ作用される荷重が増大したときに、プッシャリンク16の端縁26をこの突起部25と係合させて突起部25と端縁26によってプッシャリンク16の回転ヒンジを形成させるようにしている。この回動ヒンジは幅方向に広く形成させることが可能であって大きな荷重を受けられるようにすることが可能である。
更に、前記プッシャリンク16の一端側の端縁26の近傍には前記端縁26とほぼ平行な開口端縁28を形成している開口27が形成されており、図7に示すように、ステープルをマガジン2のステープル収容部8内へ装填するために操作ハンドル5を介してステープルカバー14がほぼ最大開放角度まで回動されたときに、ステープルカバー14に形成した突起部25が開口27内に収容されるようにされて突起部25とプッシャリンク16とが干渉しないようにしている。また、上記のようにステープルカバー14がほぼ最大角度まで回動された状態では、プッシャ9が後方側の端部近くまで後退され、このプッシャ9には圧縮されたプッシャバネ12による最大の付勢荷重が作用しており、このバネ荷重がプッシャ9を介してプッシャリンク16に作用されているが、上記のようにステープルカバー14が最大開放角度まで回動された状態では、前記開口27の開口端縁28が前記突起部25と係合して回転ヒンジを形成しており、上記荷重を開口端縁28と突起部25による回転ヒンジ部で受けられるようにしている。
このように、プッシャリンク16の一端側16aの端縁26とステープルカバー14の内側面に形成した突起部25とを係合させて回転ヒンジを形成させるようにしているので、ステープルカバー14とプッシャリンク16との間に大きな荷重が作用した場合でも、幅方向に大きな寸法が得られる突起部25と端縁26によって荷重を充分に支えることができ、プッシャリンク16の一端側16aに一側方へ突出形成した凸部18に大きな荷重が作用することによって破損してしまったり又は摩耗等によってステープルカバー14から外れてしまうことが防止できる。
上記実施例では、プッシャリンク16の一端側16aを操作ハンドル5の下面側に保持させているステープルカバー14に揺動可能に保持させた構成で説明しているが、プッシャリンク16はステープルカバー14以外の部材、例えば操作ハンドル5に直接保持させるようにしてもよい。
本発明のワンタッチオープン機構を実施したステープラーの縦断側面図 ステープルを装填している状態の図1と同じステープラーの縦断側面図 図1のステープラーの主要部品の斜視図 マガジン内のプッシャとプッシャリンクの配置状態を示す縦断正面図 下面側からみたステープルカバーとプッシャリンクを示す斜視図 ステープルを装填した後で操作ハンドルを初期位置まで回動させる課程でのステープルカバーとプッシャリンクの状態を示す縦断側面図 ステープルを装填するために操作ハンドルをほぼ最大開放角度まで回動させたときのステープルカバーとプッシャリンクの状態を示す縦断側面図
符号の説明
1 ステープラー
2 マガジン
5 操作ハンドル
9 プッシャ
14 ステープルカバー
16 プッシャリンク
18 凸部
20 係合穴

Claims (2)

  1. ステープル収容部を形成するとともに該収容部に収容したステープルを前端部に形成した打出し溝に向けて押圧するプッシャを収容したマガジンと、該マガジン内に装填された先頭のステープルを前記打出し溝から打ち出すドライバを備えた操作ハンドルと、上記打出し溝から打ち出されるステープルの脚を綴じ用紙の裏面に沿って折り曲げるクリンチャ溝を形成したクリンチャアームと、一端が前記操作ハンドルに揺動自在に支持されるとともに他端が前記マガジンの長手方向に沿ってスライド可能に支持されたプッシャリンクとを備えて成り、前記操作ハンドルの開き方向の回動操作によって前記プッシャリンクの他端をマガジン内に収容されたプッシャと係合させて、プッシャをマガジンの後方へ後退移動させるようにしたステープラーにおいて、前記プッシャリンクの一端に一方の側面方向に突出形成した凸部を形成すると共に、該凸部をステープルカバーの一側壁に形成した係合穴内に遊嵌させることによって、プッシャリンクをステープルカバーに揺動可能に支持させたことを特徴とするステープラーのワンタッチオープン機構。
  2. 更に、前記ステープルカバーの内側面に前記プッシャリンクの前記凸部が形成されている一端側の端縁と係合可能な突起部を形成すると共に、前記プッシャリンクの端部には前記端縁とほぼ平行な開口端縁を形成している開口を形成して、該開口内に前記突起部を収容できるようにすると共に前記端縁と突起部とによってプッシャリンクの回動ヒンジを形成するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のステープラーのワンタッチオープン機構。
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