JP4511579B2 - ステープラ - Google Patents

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Description

本発明は、針の先端部が平らとなるフラットタイプのステープラに関する。
紙を綴るための文具であるステープラは事務用品として欠かせないものであり、ステープラに関して多くの提案がなされている。このステープラには、紙を綴った場合に針の先端部が湾曲した状態となるタイプと、紙を綴った場合に針の先端部が平らとなるフラットタイプとがある。
一般的なフラットタイプのステープラは、クリンチャを有するベース部と、針を収容するマガジンと、ベース部の一端近傍に回動自在に軸着されたハンドルと、このハンドルの先端部に配置されハンドルの回動に伴いマガジン内の綴針をクリンチャに向けて打ち出す押刃と、クリンチャ囲繞部を有し、クリンチャに対してクリンチャ囲繞部を相対的に昇降移動させるテーブルと、テーブルのクリンチ動作に関連して所定のタイミングでクリンチャ囲繞部の下降動作を許容するように摺動可能としたスライダと、ハンドルに固定されハンドルの回動によりスライダを摺動させるスライダ押し部材とを備えるものである。
このようなステープラは、ハンドルとベース部を同時に把持してハンドルとベース部の距離を近づけると、スライダ押し部材がスライダを摺動させるため、テーブルとスライダの係止状態が外れてテーブルが下降動作し、押刃とクリンチャの間で針が押圧されて先端が折れ曲がり、紙等を綴ることができるものである。
そして、実公昭63−43027号公報(特許文献1)や実公平2−48229号公報(特許文献2)では、クリンチャを回動可能な二つの部材から形成したステープラの提案がなされている。これらのステープラは、ハンドルとベース部の距離を近づけると、クリンチャの上部が平坦面となるようにクリンチャが回動し、針の先端を平らに折り曲げるものである。
又、ステープラの中には上述したような手に把持した状態で用いるものと卓上型のものとがある。この卓上型のステープラは、基本構造は手に把持した状態で用いるものと略同一であるが、手に把持した状態で用いるものと比較して大型であり、ベース部を机等に載置した状態のまま体重を掛けてハンドル部材を降下させるため、大量の紙を綴ることができる。
実公昭63−43027号公報 実公平2−48229号公報
上述したような卓上型のステープラは、大量の紙を綴るためには大きな力が必要となるが、ハンドルはベース部の後端近傍で回動可能に軸着されているため、ハンドルの先端近傍に大きな力を掛けるとステープラの後端が浮き上がるといった問題点があった。又、この問題を解決するには、ベース部の前方を長く形成するという方法があるが、ベース部が大型化するといった問題点があった。
本発明は、上述したような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、大量の紙等を小さな力で綴ることができ、且つ、綴り時にバランスが安定しているフラットタイプのステープラを提供することを目的としている。
本発明のステープラは、回動可能なクリンチ部を備えたベース部と、該ベース部の後端近傍に主軸によって回動可能に軸着されたマガジン部と、前記ベース部の後端近傍に回動可能に取り付けられてマガジン部の上方に配置され且つ前端近傍に押刃を有した押し下げ部と、前記ベース部に固定されたハンドル支持部材に前端近傍が回動可能に軸着され且つ前記押し下げ部の上部前端近傍と接して該押し下げ部を降下させるハンドル部材とを有し、前記押し下げ部は、前記主軸に後端近傍が回動可能に軸着され且つ前端近傍に押刃を有した第一押し下げ部材と、この第一押し下げ部材の上方で後端近傍が前記ベース部材に回動可能に軸着された第二押し下げ部材を有し、第一押し下げ部材と第二押し下げ部材とはクランク部材で連結されて連動可能とされ、第一押し下げ部材は前記マガジン部との間にバネを備えてマガジン部から上方に付勢され、前記クリンチ部は、クリンチ部の下降動作を許容するスライダを備え、該スライダには複数の摺動支持軸が貫挿されており、スライダは該摺動支持軸に対して垂直に摺動し、前記ハンドル部材は、前記押し下げ部の第二押し下げ部材の前端近傍上面に接する位置にローラを備え、前記ハンドル支持部材に軸着された部分を支点とし、後端部を力点とし、前記押し下げ部との接点を作用点とする梃子の原理によって押し下げ部を下降させることを特徴とするものである。
又、前記マガジン部は、摺動可能なマガジン本体と、マガジン本体を収納するマガジン収納部と、マガジン本体係止機構とを備えるフロント・ローディングタイプであって、該マガジン本体係止機構は、前記マガジン本体の後端を係止或いは開放する回動可能な後端係止部材と、該後端係止部材の回動を制御する回動アームとを有するものである。
更に、前記ハンドル支持部材は、紙当て部材と操作部材とから構成される紙止め機構を備え、前記紙当て部材は、対向して配置された二枚の側板と、該側板の上端近傍を連結する連結板とから形成され、ハンドル支持部材の前方壁と紙当て部材の連結板が対向するようにハンドル支持部材の内側に配置され、前記操作部材は、ハンドル支持部材の前方壁に形成された摺動穴を介して紙当て部材の連結板と接続しており、該操作部材を摺動穴に沿って摺動させることにより前記紙当て部材が上下に移動するものである。
そして、前記押刃は、前記スライダを係止するスライダ押し部を備える板バネと一体形成され、前記スライダは、前記スライダ押し部に係止される摺動支持部を備え、該摺動支持部の前記スライダ押し部に係止される面は、綴る紙束の厚みに対応した曲面形状とされているものである。
本発明のステープラによれば、押し下げ部をクランク部材で連結される第一押し下げ部材と第二押し下げ部材で構成し、且、ハンドル部材と押し下げ部の間にローラを配置することにより、リンク機構を介してハンドル部材の梃子の原理を利用して紙を綴ることにより、厚い紙束を小さな力で綴ることができる。又、第一押し下げ部材及び第二押し下げ部材で構成した押し下げ部をベース部の後端近傍に回動可能に取付け、ハンドル部材をハンドル支持部材の前端近傍に回動可能に取付けて押し下げ部における第二押し下げ部材の前端近傍上面をハンドル部材のローラにより押し下げることにより、クリンチ時の重心がベース部の中心近傍に位置し、ベース部の前方を大きく形成する必要が無いため、小型で多くの枚数を綴ることができるステープラを提供できる。
又、マガジン部をフロント・ローディングタイプとすることにより、綴針を収納する場合にハンドル部材等を大きく回動させる必要が無く、簡単な作業で綴針の収納をすることができる。
そして、ハンドル支持部材に紙止め機構を取付けることにより、綴る紙のクリンチする位置を一定に保つことができる。そして、スライダ押し部と係止するスライダの摺動支持部の前端面を綴る紙束の厚みに対応した曲面形状としたステープラは、綴る紙の枚数によってクリンチのタイミングが変化することが無く、安定した綴が可能となる。
本発明を実施するための最良の形態のステープラ1は、回動可能なクリンチ部10を備えたベース部2と、ベース部2の後端近傍に主軸25によって回動可能に軸着されてベース部2の上方に配置されるマガジン部3と、ベース部2の後端近傍に回動可能に取り付けられ前端近傍に押刃46を有してマガジン部3の上方に配置される押し下げ部5と、ベース部2に固定されたハンドル支持部材7に前端近傍が回動可能に軸着されて押し下げ部5の上部前端近傍に接することにより押し下げ部5を降下させるハンドル部材6とを有するものである。
この押し下げ部5は、前記主軸25に後端近傍が回動可能に軸着され且つ前端近傍に押刃46を有した第一押し下げ部材51と、この第一押し下げ部材51の上方で後端近傍が前記ベース部材2に回動可能に軸着された第二押し下げ部材52を有し、第一押し下げ部材51と第二押し下げ部材52とはクランク部材53で連結されて連動可能とされ、第一押し下げ部材51は前記マガジン部3との間にバネ45、49を備えてマガジン部3から上方に付勢されるものである。
そして、クリンチ部10は、摺動支持軸17に沿って摺動することによりクリンチ部10の下降動作を許容するスライダ13を有し、ハンドル部材6は、押し下げ部5に接する位置にローラ61を備え、ハンドル支持部材7に軸着された部分を支点とし、後端部を力点とし、押し下げ部5との接点を作用点とする梃子の原理によって押し下げ部5を下降させるものである。
又、マガジン部3は、摺動可能なマガジン本体31と、マガジン本体31を収納するマガジン収納部32と、マガジン本体係止機構とを備えるフロント・ローディングタイプであって、マガジン本体係止機構は、マガジン本体31の後端を係止或いは開放する回動可能な後端係止部材55と、後端係止部材55の回動を制御する回動アーム56とを有するものである。
更に、ハンドル支持部材7は、紙当て部材81と操作部材82とから構成された紙止め機構8を備え、紙止め機構8の紙当て部材81は、傾斜部及び垂下部を有し対向して配置された二枚の側板と、側板の上端近傍を連結する連結板とから形成され、ハンドル支持部材7の前方壁7bと紙当て部材81の連結板が対向するようにハンドル支持部材7の内側に配置され、操作部材82は、ハンドル支持部材7の前方壁7bに形成された摺動穴7cを外側から貫通して紙当て部材81の連結板に接続されおり、操作部材82を摺動穴7cに沿って摺動させることにより紙当て部材81が上下に移動するものである。
そして、押刃46は、スライダ13を係止するスライダ押し部47を備える板バネ45と一体形成され、スライダ13は、スライダ押し部47に係止され摺動支持部13aを備え、摺動支持部13aのスライダ押し部47に係止される面は、綴る紙束の厚みに対応した曲面形状とされているものである。
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳説する。図1乃至図3に示すように、本実施例のステープラ1は、2枚から60枚程の紙束を綴る卓上型でフラットタイプのステープラであり、回動可能なクリンチ部10を有するベース部2と、ベース部2の上方に配置されるフロント・ローディングタイプのマガジン部3と、マガジン部3の上方に配置される押し下げ部5と、押し下げ部5の前端近傍の位置でハンドル支持部材7に回動可能に軸着されたハンドル部材6とを備えるものである。
又、ステープラ1のマガジン部3及び押し下げ部5は、ベース部2の後端近傍に回動可能に軸着され、ハンドル部材6は、ハンドル支持部材7に軸着された部分を支点とし、後端部を力点とし、押し下げ部5との接点を作用点とする梃子の原理によって押し下げ部5を下降させるものである。そして、ハンドル部材6は、この作用点にローラ61を備えているものである。
更に、ステープラ1は、マガジン部3と押し下げ部5の間に、図4に示すように、押刃46を備える板バネ45が配置され、この板バネ45から下方に延設させるように形成したスライダ押し部47が、ベース部2に設けたクリンチ部10が備えるスライダ13を後方に摺動させることによってクリンチ部10の降下を可能とし、綴針を押刃46と可動クリンチャ15との間でクリンチして先端を水平に折り曲げるものである。
そして、ベース部2は、ステープラ1の台座となる台座部材11と、台座部材11の後端近傍を軸として回動可能に軸着されたクリンチ部10とから形成されるものである。
この台座部材11は、本実施例におけるステープラ1の土台となる部材であり、マガジン部3や押し下げ部5が後端近傍で回動可能に軸着され、図5に示すように、細長方形状の平板と、この平板の両側稜線部から垂直に立ち上がる側壁とから形成されている。
この台座部材11の側壁は、後端側を高く先端側に進むにつれて低く形成され、前端近傍に螺子係止穴11aを有し、後端近傍に軸穴11bや係着部11cを有している。この螺子係止穴11aは、図1に示したように、後述するテーブル14の停止爪14dが貫挿するものであり、軸穴11bは、図5に示したように、クリンチ部10等を軸着する主軸25が貫挿するものであり、係着部11cは、後述する第二押し下げ部材52が係着されるものである。
又、台座部材11の平板の前端近傍には、図4に示したように、係止部材23が固定されている。この係止部材23は、方形状の平板の前端稜線部から上方に突出するクリンチャ係止部23aと、平板の両側後端近傍の稜線部から垂直に突出するスライダ係止部23bとから形成されている。そして、クリンチャ係止部23aは、後述する可動クリンチャ15と係止して下方から可動クリンチャ15を上方に回動させるものであり、スライダ係止部23bは、スライダ13と係止してスライダ13が後退するとクリンチ部10の下降動作を許容するものである。更に、台座部材11の平板の先端部近傍には、第一付勢バネ20が係着され、後方近傍には第二付勢バネ22が係着されているものである。
クリンチ部10は、図4及び図5に示したように、台座部材11に主軸25によって回動可能に軸着されたスライダ保持部材12と、スライダ保持部材12に摺動可能に配置されて前後に移動するスライダ13と、スライダ保持部材12に嵌合されたテーブル14と、スライダ保持部材12の先端近傍に配置された可動クリンチャ15及び可動クリンチャ15を保持するクリンチャ保持部材16と、スライダ保持部材12の先端に固定されたテーブル先端カバー部材18とを備えるものである。
スライダ保持部材12は、図6に示すように、スライダ13及びテーブル14が配置されるものであり、細長方形状の平板と、この平板の両側稜線部から垂直に立ち上がった側壁とから形成され、主軸25によってその後端が台座部材11に軸着されているものである。又、このスライダ保持部材12の側壁は、後端が後上方に向かって斜めに形成され、先端近傍から中央近傍にかけて複数の軸固定穴12aを有し、後端近傍には軸穴12bを有しているものである。この軸固定穴12aは、後述する摺動支持軸17が固定されるものであり、軸穴12bは、主軸25が貫挿されるものである。
又、スライダ保持部材12は、平板の先端近傍に貫挿穴を有し、平板の後端近傍にはバネ係着突起12dを有しているものである。この貫挿穴は、図4に示したように、台座部材11に固定された係止部材23のスライダ係止部23bが貫挿するものであり、バネ係着突起12dは、後述するスライダ13のバネ係着突起13bとの間で引っ張りバネが係着されるものである。
スライダ13は、クリンチ部10の下降動作を許容するものであり、このスライダ13は、図5に示したように、細長で略方形状の平板と、この平板の両側稜線部から垂直に立ち上がった側壁と、側壁の後端近傍の位置で平板の両側稜線部から垂直に立ち上がった摺動支持部13aとから形成されている。尚、スライダ13の平板は、側壁が形成されている前方側よりも摺動支持部13aが形成されている後方側の方が幅広に形成されており、側壁よりも摺動支持部13aが外側に位置しているものである。このように摺動支持部13aが形成された位置の平板が幅広に形成されているのは、後述する板バネ45のスライダ押し部47が側壁の外側に位置しており、このスライダ押し部47と摺動支持部13aを係止させるためである。
そして、摺動支持部13aの前端面である後述するスライダ押し部47が係止する面は、綴る紙束の厚みに対応した曲面形状とされている。このように摺動支持部13aの前端面が曲面形状とされているのは、本実施例のステープラ1は、2枚から60枚の紙束を綴るものであり、テーブル14上に載置される紙束の厚みに大きな差ができるため、テーブル14上に載置される紙束の厚さに関わらずクリンチするタイミングを略同一とするには、テーブル14上に載置される紙束の厚みに関わらずスライダ押し部47がスライダ13を後方に摺動させるタイミングを同一とする必要があるからである。よって、テーブル14上に載置される紙束の厚さによるスライダ押し部47が後方に移動するタイミングの差に対応した曲面形状としているものである。
又、スライダ13は、平板の後端近傍に貫挿穴13cを有し、側壁の先端近傍から中央近傍にかけて前後方向に長い複数の軸可動穴13bを備えるものである。この貫挿穴13cは、スライダ保持部材12のバネ係着突起12dが貫挿されるものであり、軸可動穴13bは、摺動支持軸17が貫挿されるものであって、この軸可動穴13bの前後方向の長さは、スライダ13の摺動可能な距離と略同一の長さとされているものである。
このように軸可動穴13bに摺動支持軸17を貫挿させているのは、本実施例のステープラ1は卓上型であるため、手で把持して用いるステープラと比較して大型である。このような大型のステープラの場合、スライダ13が摺動する距離も大きくなるため、スライダ13が摺動時に傾いたり、スライダ13の平板とテーブル14の間の摩擦によって摺動動作が重くなったりすることがある。しかし、摺動支持軸17を貫挿させて摺動支持軸17に沿って摺動させることにより、摺動時に傾いたりすることがなく、スライダ13の平板とテーブル14の間に間隙を作ることもできるため摩擦も押さえることができるからである。
更に、スライダ13の平板の後端近傍には、図4に示したように、バネ係着突起13dが形成されているものである。そして、引っ張りバネが、バネ係着突起13dとスライダ保持部材12のバネ係着突起12dとの間に係着され、スライダ13を前方に付勢しているものである。
そして、このスライダ13は、平板の下面に係止部材23のスライダ係止部23bが接触しており、これによってクリンチ部10の下降動作を停止しているが、スライダ13が後方に摺動し、平板の前端が係止部材23のスライダ係止部23bよりも後方にきた場合には下降動作の止めが外れ、クリンチ部10は下降するものである。
テーブル14は、綴る紙等が載置されるものであって、図6に示したように、スライダ保持部材12に嵌合されている。そして、このテーブル14は、方形状の平板と、この平板の前端稜線部から下方前方に向かって斜めに形成された前壁と、平板の前端近傍の両側稜線部から下方に向かって垂下した側壁とから形成されている。
又、テーブル14は、平板の先端近傍にクリンチャ囲繞部14aを有し、クリンチャ囲繞部14aの後方近傍に停止突起14bを有し、後端近傍に切欠き14cを有し、先端部近傍の裏面には図示しないがバネ付け突起を有している。このクリンチャ囲繞部14aは、可動クリンチャ15を保持するクリンチャ保持部材16の外形状と略同一形状とされる開口であり、クリンチャ保持部材16の上端近傍が嵌合されるものである。又、停止突起14bは、クリンチ部10が下降動作する場合に台座部材11の側壁の上端と係止して下降動作を停止させるものである。更に、切欠き14cは、後述する板バネ45のスライダ押し部47が陥入するものであり、バネ付け突起は、図4に示した第一付勢バネ20の端部が固定されるものである。
更に、テーブル14の側壁の前端近傍には、停止爪14dが螺子止めされており、この停止爪14dは、図1及び図2に示したように、台座部材11の螺子係止穴11aに貫挿され、クリンチ部10が第一付勢バネ20によって上方へ回動した場合に、螺子係止穴11aの上端とこの停止爪14dが係止してクリンチ部10の上方への回動を停止させるものである。
可動クリンチャ15は、図6に示したように、クリンチャ保持部材16に回動可能に軸着された状態でテーブル14のクリンチャ囲繞部14aに配置されるものであり、厚肉細長で略矩形上の二つのクリンチ部材により形成されているものである。このクリンチ部材は、図7及び図8に示すように、レール15bが形成された押しつけ面15aを有し、図5に示したように、この押しつけ面15aと直交する平面の上端近傍に軸穴15cを有するものである。
そして、クリンチ部材のレール15bは、綴針の先端が押しつけられた場合に綴針の先端をレール15bに沿って折り曲げるために形成されたものであり、軸穴15cは、可動クリンチャ15がクリンチャ保持部材16に軸着される場合に使用されるものである。そして、可動クリンチャ15は、スライダ13が係止部材23のスライダ係止部23bと係止しているためクリンチ部10が回動不可状態の時には、図7に示したように、クリンチャ保持部材16の内部に収納されている。一方、可動クリンチャ15は、スライダ13と係止部材23のスライダ係止部23bの係止が外れクリンチ部10が下降した場合には、係止部材23のクリンチャ係止部23aに下方が押し上げられることにより、図8に示したように、クリンチャ保持部材16の内部で回動し、押しつけ面15aが水平にされるものである。
クリンチャ保持部材16は、横幅が広い幅広部16aと横幅が狭い幅狭部16bを備えた横断面を鉤型形状とする二枚の板から形成されるものである。そして、一方の板の幅広部16aと他方の板の幅狭部16bが対向するように配置され、二枚の板の間に可動クリンチャ15を軸着して保持するものである。又、幅広部16aの幅は可動クリンチャ15の押しつけ面15aの長手方向の長さと略同一とされ、可動クリンチャ15は、二つのクリンチ部材が軸を中心に回動しても先端部がぶつかることなく、押しつけ面15aと直交する面の先端部近傍が重なり合うようにクリンチャ保持部材16に軸着されてるものである。
テーブル先端カバー部材18は、図5に示したように、開口を備えた平板により形成され、図4に示したように、この開口に第一付勢バネ20を貫挿させるものである。そして、このテーブル先端カバー部材18は、スライダ保持部材12の先端に配置され、テーブル14の先端部近傍の裏面側を塞ぐものである。
第一付勢バネ20は、図4に示したように、台座部材11の平板の前端近傍に一端が固定され、テーブル先端カバー部材18の開口を貫挿して他端がテーブル14のバネ付け突起に固定された押しバネであり、クリンチ部10を上方に付勢すると共にクリンチ部10の下降時の衝撃を吸収するものである。
第二付勢バネ22は、台座部材11の平板の後端近傍に一端が固定され、他端が後述するマガジン本体31の裏面に係着された板バネであり、マガジン部3を上方に付勢しているものである。
そして、本実施例のマガジン部3は、図9に示すように、摺動可能なマガジン本体31と、マガジン本体31が収納されるマガジン収納部32と、マガジン本体31の後端を係止或いは開放するマガジン本体係止機構とを備えるものであり、綴針を収納する場合にマガジン本体31を前方から引き出すことができるフロント・ローディングタイプである。
マガジン本体31は、綴針の幅よりも僅かに大きな幅に形成された細長方形状の平板と、この平板の両側稜線部から垂直に立ち上がった側壁と、この側壁の先端部を略垂直に内側に折り曲げて形成された前方壁と、平板の後端近傍にコの字状の切欠きが形成されこの切欠き部を垂直に立ち上げて形成された後方壁とを備えるものである。又、マガジン本体31の両側壁の中央近傍には後述するマガジン蓋36のストッパ36dと係止する開口が形成されている。
又、図10に示すように、マガジン本体31は、平板の前端と前方壁の間に形成された打出し口31aと、平板の後端を垂直に立ち上げて形成された後端係止突起31bとを有している。この打出し口31aは、マガジン本体31に収納された綴針が押刃46によって下方に打ち出される場合に貫通する穴であり、後端係止突起31bは、後述する後端係止部材55と係止するものである。更に、マガジン本体31の前端には、マガジン本体31をマガジン収納部32から引き出すときに把持される把持部材38が取付けられている。
更に、マガジン本体31は、平板に固定爪31dやバネ係止突起31cを備えている。この固定爪31dは、後述する摺動補助部材33の平板に形成された貫挿穴33aと貫挿するものであり、バネ係止突起31cは、摺動補助部材33のバネ係止突起33bとの間に引っ張りバネが装着されるものである。又、マガジン本体31は、側壁の後端近傍に軸穴を備え、主軸25により台座部材11に回動可能に軸着されているものである。
摺動補助部材33は、マガジン本体31に収納された綴針の摺動や針押し機構が有する針押し部材41の摺動を補助するものである。そして、摺動補助部材33は、綴針の幅よりも僅かに小さな幅とされた細長方形状の平板と、この平板の稜線部から垂直に立ち上がった側壁と、平板の前端から垂直に立ち上がった前方係止壁33cとから形成されている。
又、摺動補助部材33は、平板に貫挿穴33aやバネ係止突起33bを有しているものである。この貫挿穴33aは、マガジン本体31の平板に形成された固定爪31dが貫挿するものであり、バネ係止突起33bは、引っ張りバネの一端が装着されるものである。更に、摺動補助部材33の先端部近傍には、前方係止壁33cに装着される摺動ツマミ37が固定されているものである。
そして、摺動補助部材33は、マガジン本体31の平板上に摺動補助部材33の平板を重ねるように配置され、貫挿穴33aにマガジン本体31の固定爪31dが貫挿し、マガジン本体31及び摺動補助部材33のバネ係止突起31c,33bに引っ張りバネが係着されることでマガジン本体31に装着されているものである。又、マガジン本体31の側壁と摺動補助部材33の側壁の間には間隙が形成されており、この間隙に綴針の脚や後述する針押し部材41の側壁が陥入することによって、綴針や針押し部材41が摺動補助部材33に沿って摺動するものである。
この摺動補助部材33は、固定爪31dと貫挿穴33aとの間に遊びがあるため僅かに摺動可能とされており、摺動ツマミ37を前後に動かすことによって打出し口31aに詰まった綴針等を取り除くことができ、通常時にはバネ係止突起31c,33bに引っ張りバネが係着されているため不動とされているものである。
マガジン収納部32は、図11に示したように、マガジン本体31が摺動するマガジン受け部材35と、マガジン受け部材35が嵌合されるマガジン蓋36とから形成され、マガジン受け部材35とマガジン蓋36に囲まれた空間に針押し機構を備えるものである。この針押し機構は、マガジン本体31に収納された綴針をマガジン本体31の前端に押しつけるものである。
マガジン受け部材35は、細長方形状の平板と、この平板の両側稜線部から垂直に立ち上がった側壁とを有し、側壁の前端よりも平板の前端の方が前方に突出して形成されている。又、側壁は、後端近傍に軸穴を有し、台座部材11と回動可能に軸着している。更に、この側壁の中央近傍にはマガジン蓋36のストッパ36dが貫挿する開口を備えている。
マガジン蓋36は、細長方形状の平板と、この平板の両側稜線部から垂下する側壁とを有し、側壁の後端が平板の後端よりも突出して形成され、この平板の前端近傍の中央から後端近傍の中央まで切抜き36aが形成されている。この切抜き36aは、後述する針押し部材41の摺動支持片41aが摺動するものである。又、マガジン蓋36の側壁の中央近傍にはストッパ36dが形成されており、このストッパ36dがマガジン本体31の側壁に形成された開口と係止してマガジン本体31が前方に勢いよく飛び出すことを防止している。
又、マガジン蓋36は、平板の前端に面を延長するように形成された押刃係止突起36cを有し、図10に示したように、前端近傍には後述するバネ支持部材44が固定され、後端近傍にはバネ係着部36bを有し、側壁の後端近傍には主軸25が貫挿する軸穴を有しているものである。そして、押刃係止突起36cは、第一押し下げ部材51に取付けられた押刃46と係止するものであり、バネ係着部36bは、コイルバネ43の一端が係着されるものである。
針押し機構は、マガジン本体31に収納された綴針を前端に押しつける針押し部材41と、針押し部材41を付勢するコイルバネ43とを備えるものである。そして、針押し部材41は、矩形状の平板と、この平板の稜線部から垂下する側壁と、側壁の下端から内側に向かって垂直に折れ曲がった折り返し部と、平板の後端近傍に形成された摺動支持片41aとから形成され、摺動補助部材33を跨ぐようにマガジン本体31に摺動可能に装着されているものである。
コイルバネ43は、引っ張りバネであって、一端がマガジン蓋36の後端近傍に形成されたバネ係着部36bに係着され、マガジン蓋36の先端近傍に設けたバネ支持部材44で折り返して他端が針押し部材41に係着されるものである。
そして、この針押し機構は、コイルバネ43の弾性力によって針押し部材41を前方側に付勢するものであり、マガジン本体31に綴針が収納されている場合には、針押し部材41が綴針をマガジン本体31の前端に押しつけることにより綴針を常に前端に位置させるものである。
マガジン本体係止機構は、図11に示したように、マガジン本体31の後端係止突起31bを係止する後端係止部材55と、後端係止部材55を回動させる回動アーム56とから形成されるものである。この後端係止部材55は、マガジン本体31の後端近傍に配置され、図10に示したように、両先端部近傍に軸穴を備え対向して配置された二枚のL字板55aと、このL字板55aを角部近傍で連結する連結部55bと、図11に示したように、連結部55bと接続しており後端係止部材55の回動を制御する回動制御部55cとを備えるものである。
そして、後端係止部材55は、図10に示したように、L字板55aの一先端部に形成された軸穴にバネ係止軸55dが貫挿され、L字板55aの他端に形成された軸穴で主軸25に軸着されている。又、二枚のL字板55aの間に位置する主軸25の周縁にはねじりバネ57が設置されており、このねじりバネ57の一端はバネ係止軸55dに係止し、他端はマガジン本体31の後端係止突起31bと係止している。
又、後端係止部材55の回動制御部55cは、図1に示したように、ベース部2の外に位置しており、回動アーム56と係止するものである。
回動アーム56は、図11に示したように、略中央に図示しないカバー部材に軸着される軸穴56bを備え、前端には把持部56cを備えている。そして、軸穴56bによってカバー部材に回動可能に軸着され、把持部56cを押し下げると後端が上方に移動して後端係止部材55の回動制御部55cと係止し、把持部56cを押し上げると後端が下方に移動して回動制御部55cとの係止が外れるものである。
そして、このマガジン本体係止機構は、回動アーム56の把持部56cを下方に押し下げることによって後端係止部材55を主軸25を軸として上方に回動させ、ねじりバネ57と後端係止突起31bとの係止状態を解除することでマガジン本体31が摺動可能となる。又、マガジン本体31は、後端の係止状態が外れると、針押し機構による前方への付勢によって前方に突出するが、マガジン蓋36のストッパ36dによって所定の位置でブレーキを掛けられ、前方に勢いよく飛び出すことはなく、ストッパ36dによって停止した後に把持部材38を把持して引き出すことによって綴針を収納できるようにしているものである。
又、回動アーム56の把持部56cを上方に移動させると、回動アーム56の後端と後端係止部材55の係止が外れ、後端係止部材55はねじりバネ57の弾性力によって元の位置に復帰するものである。
押し下げ部5は、図4に示したように、後端近傍で台座部材11に主軸25によって回動可能に軸着された第一押し下げ部材51と、第一押し下げ部材51の上方で台座部材11の係着部11cに回動可能に係着された第二押し下げ部材52と、第一押し下げ部材51及び第二押し下げ部材52を連結するクランク部材53とを備えるものである。
第一押し下げ部材51は、図12に示すように、対向する二枚の側壁と、この二枚の側壁を前端近傍で接続する連結板とから形成され、側壁の後端及び中央近傍の上端に軸穴51a,51bを有するものである。この側壁の後端の軸穴51aは、主軸25が貫挿するものであり、側壁の中央近傍の軸穴51bは、クランク部材53と軸着されるものである。そして、第一押し下げ部材51の連結板の底面には、押刃46を備えた板バネ45が取付けられ、更に、この板バネ45の前端近傍に押しバネで形成された第三付勢バネ49が取付けられている。そして、この板バネ45と第三付勢バネ49がマガジン蓋36との間で第一押し下げ部材51を上方に付勢するものである。
この板バネ45は、前端の押刃46や後端近傍のスライダ押し部47が一体形成されたものであり、押刃46は、マガジン蓋36の押刃係止突起36cと係止する開口を備え、ステープラ1を使用した場合、マガジン本体31の先端部に位置する綴針を打出し口31aから下方の可動クリンチャ15に向けて打ち出すものである。
又、スライダ押し部47は、板バネ45の両側稜線部から斜め後方に向かって突出するように形成され、スライダ13と係止する後端は外方に折り曲げられて厚肉部47aを形成している。そして、スライダ押し部47は、スライダ13の側壁の外側に位置し、図4に示したように、スライダ押し部47の厚肉部47aは、スライダ13の摺動支持部13aと接しており、板バネ45がマガジン蓋36と第一押し下げ部材51との間で加圧されて撓んだ場合、この撓みによってスライダ押し部47の先端部が後方に移動してスライダ13の摺動支持部13aと係止しスライダ13を後方に摺動させるものである。
そして、板バネ45が撓み始める上下の位置はテーブル14上に載置される紙束の厚みによって変化するため、テーブル14上に載置される紙束の厚みによってスライダ押し部47の後端が後方に移動する位置が異なるが、上述したようにスライダ13の摺動支持部13aの前端面が曲面形状に形成されているため、スライダ押し部47がスライダ13の押し込みを開始するタイミングは同一となり、クリンチのタイミングが狂うことがないものである。
第二押し下げ部材52は、図1及び図2に示したように、対向する二枚の側壁と、この二枚の側壁を前端近傍で連結する連結板52aとを備えるものである。又、この側壁は、連結板52aの後端近傍につば部52bを備え、このつば部52bは、内側に折り曲げられて連結板52aの後端から下後方へ延びる平面を形成しているものである。
又、第二押し下げ部材52は、側壁の後端近傍に係着穴を有し、連結板52aの後端近傍に軸穴を有している。この係着穴は、台座部材11の係着部11cに回動可能に係着されるものであり、側壁の後端近傍の軸穴は、クランク部材53が軸着されるものである。そして、第二押し下げ部材52は、台座部材11に回動可能に係着されると共に、クランク部材53によって第一押し下げ部材51と連結されているものである。
クランク部材53は、図4に示したように、平板と、平板の両側稜線部から垂下する側壁とから形成され、この側壁の前端近傍及び後端近傍に軸穴を有しているものである。そして、このクランク部材53は、前方側の軸穴が第一押し下げ部材51に軸着され、後方側の軸穴が第二押し下げ部材52に軸着されて、第一押し下げ部材51と第二押し下げ部材52を連結し、両部材の動作を連動させているものである。
そして、押し下げ部5は、第二押し下げ部材52に上方から力が加えられると、第二押し下げ部材52が降下し、第二押し下げ部材52とクランク部材53により連結している第一押し下げ部材51も連動して降下し、第一押し下げ部材51の下に配置されているマガジン部3を降下させるものである。又、第一押し下げ部材51が上方に回動すると、クランク部材53により連結している第二押し下げ部材52が上方に回動するものである。
ハンドル支持部材7は、図13に示すように、対向して配置される二枚の側板7aと、二枚の側板7aを連結する前方壁7bとを備え、二枚の側板7aの下端近傍が台座部材11の側壁の中央よりもやや前方の位置に固定されているものである。又、この側板7aは、略方形状で台座部材11に固定される基部と、基部の前端上方近傍から前上方に突出して形成されたハンドル部材固定部とから形成されているものである。
又、このハンドル部材固定部の前上端近傍には軸穴を備え、この軸穴にハンドル軸62を介してハンドル部材6が固定されるものである。更に、前方壁7bは、前上方から後下方に向かって斜めに形成されており、前方壁7bの中央には後述する紙止め機構8の操作部材82が摺動する摺動穴7cが形成されている。
そして、ハンドル支持部材7は、紙を綴る場合において綴る位置を一定にさせるために用いる紙止め機構8を備え、この紙止め機構8は、テーブル14上に載置された綴る紙束が押し当てられる紙当て部材81と、紙当て部材81の動作を制御する操作部材82とから構成されている。又、紙当て部材81は、対向して配置される二枚の側板と、この二枚の側板の上端近傍を連結する連結板とから形成され、操作部材82は、螺子頭に把持部を備えた螺子とされている。
又、紙当て部材81の側板は、上方に位置するハンドル支持部材7の前方壁7bと同一の傾きに形成された傾斜部と、下方に位置するステープラ1を載置した場合の載置面に対して垂直な垂下部とを有し、傾斜部を連結板によって連結されている。そして、紙当て部材81は、ハンドル支持部材7の前方壁7bと紙当て部材81の連結板が対向するようにハンドル支持部材7の内側に配置され、操作部材82は、ハンドル支持部材7の前方壁7bに形成された摺動穴7cを外側から貫通して紙当て部材81の連結板に螺着している。更に、紙当て部材81の上端近傍とハンドル部材6の間には引っ張りバネが装着されており、紙当て部材81を上方に付勢しているものである。
この紙止め機構8は、操作部材82の螺子を緩めた状態の場合、操作部材82は、紙当て部材81に装着された引っ張りバネの弾性力によって摺動穴7cの上端まで摺動し、紙当て部材81も同様に上方に移動するため、紙当て部材81の下端である垂下部の下端は、図1に示したテーブル14とマガジン部3の間の位置からマガジン部3の側方の位置まで上方に移動する。これによりテーブル14とマガジン部3の間に綴る紙と係止するものが無くなるため、テーブル14上に綴る紙を載置して後方に押し込むと、紙はハンドル支持部材7の側板7aの前端と係止して停止し、この状態でクリンチすることにより常に一定の位置でクリンチすることができる。尚、可動クリンチャ15とハンドル支持部材7の前端の距離は20mmとされており、紙の端から20mmの位置でクリンチすることができる。
又、操作部材82を摺動穴7cに沿って下端まで摺動させると、紙当て部材81も操作部材82に支持されて下端まで移動し、紙当て部材81の側板の下端は台座部材11の側壁の上端近傍まで移動する。そして、操作部材82を紙当て部材81に強固に螺着し、操作部材82と紙当て部材81の間でハンドル支持部材7を挟持させることで操作部材82を不動状態にし、テーブル14上に綴る紙を載置して後方に押し込むと、紙は紙当て部材81の垂下部の前端と係止して停止し、この状態でクリンチすることにより常に一定の位置でクリンチすることができる。尚、可動クリンチャ15と紙当て部材81の垂下部との距離は10mmとされており、紙の端から10mmの位置でクリンチすることができる。
以上のように、紙止め機構8は、操作部材82を摺動穴7cに沿って摺動させることにより、紙の端から10mm或いは20mmの一定の位置でクリンチできるものである。
尚、操作部材82を螺子としているがこれに限るものでなく、紙当て部材81を停止させることができれば他の部材或いは構造とすることもできる。例えば、操作部材82を、一端に頭を備え他端に係止部を有したピンとこのピンの周りに巻装されたバネとから構成し、ピンを摺動穴7cの外側から貫通させ、更に、紙当て部材81の連結板も貫通させて連結板の裏面にピンの係止部を係止させ、押しバネをピンの頭とハンドル支持部材7の間に位置させた構造とすることもできる。このような構造とすることにより、通常時には押しバネの弾性力によってピンの係止部と紙当て部材81が強固に係止して紙当て部材81が不動となるが、ピンの頭を押し込むとピンの係止部と紙当て部材81の係止が弱まり、ピンを摺動穴7cに沿って摺動させることが可能となるものである。
ハンドル部材6は、方形状の平板と、この平板から垂下する側壁とから形成され、図4に示したように、側壁の中央近傍の内側にローラ61が固定されているものである。又、ハンドル部材6は、側壁の前端近傍に軸穴を有し、ステープラ1の前端近傍の位置でハンドル軸62によってハンドル支持部材7と軸着され、ローラ61は第二押し下げ部材52の連結板と接しているものである。更に、ハンドル軸62には、ねじりバネ63が装着されており、ハンドル部材6を開方向に付勢しているものである。
そして、ハンドル部材6は、ステープラ1の前端近傍に位置する軸であるハンドル軸62を支点、ハンドル部材6の後端を力点、ローラ61が第二押し下げ部材52の上面と接している点を作用点とした梃子の原理を利用して第二押し下げ部材52の前端近傍を下降させるものである。
本実施例のステープラ1は、このように梃子の原理を利用しているため、弱い力でハンドル部材6を下方に回動させることができ、作用点にローラ61を用いているため第二押し下げ部材52との間の摩擦を軽減することもできるものである。又、第二押し下げ部材52の前端近傍を押し下げる構造であるため、第二押し下げ部材52にかける負荷も小さくて良く、一層弱い力で紙を綴ることができるものである。
そして、本実施例のステープラ1は、図示していないが、ベース部2、マガジン部3、押し下げ部5、ハンドル部材6、ハンドル支持部材7に夫々を覆うカバーが取付けられているものである。
次に、本実施例のステープラ1の動作に関して述べる。図14に示すように、ハンドル部材6を開放している状態でテーブル14上に綴る紙等を載置し、図15に示すように、ハンドル部材6に上方から力を加えて下方に回動させると、第二押し下げ部材52がハンドル部材6のローラ61に押圧されて下降し、第二押し下げ部材52とクランク部材53を介して連結している第一押し下げ部材51も下降する。そして、第一押し下げ部材51に押されてマガジン部3も降下し、マガジン本体31の前端下方が可動クリンチャ15と接触する。この状態の時には、マガジン部3と第一押し下げ部材51の間に配置された板バネ45や第三付勢バネ49は収縮していない。
更にハンドル部材6に上方から力を加えると、図16に示すように、クリンチ部10は係止部材23のスライダ係止部23bと係止しているので下降しないため、マガジン蓋36と第一押し下げ部材51に挟持されて板バネ45及び第三付勢バネ49が収縮し、板バネ45と一体形成されているスライダ押し部47の先端部が後方向に稼働する。そして、このスライダ押し部47と係止しているスライダ13の摺動支持部13aに支持されてスライダ13が摺動支持軸17に沿って後方に摺動する。
そして、更にハンドル部材6に上方から力を加えると、図17に示すように、スライダ13が後方側に更に摺動し、係止部材23のスライダ係止部23bとスライダ13との係止が外れ、クリンチ部10は止めが外れて一気に下方に回動し、係止部材23のクリンチャ係止部23aが可動クリンチャ15の下方と係止して上方に回動させ、押刃46の下端に位置する綴針が可動クリンチャ15に押しつけられ、綴針の先端が平坦に折り曲がり、テーブル14上に載置された紙が綴られる。
その後、ハンドル部材6を開放すると、第一付勢バネ20に付勢されてクリンチ部10が上方に回動し、第二付勢バネ22に付勢されてマガジン部3が上方に回動し、板バネ45及び第三付勢バネ49に付勢されて押し下げ部5が上方に回動し、ねじりバネ63に付勢されてハンドル部材6も上方に回動し、図14に示した元の状態に復帰するものである。
本実施例のステープラ1によれば、スライダ13に摺動支持軸17を貫挿させて、スライダ13を摺動支持軸17に沿って摺動させることにより、大きなスライダ13でも摺動時に傾いたりすることがなく、スライダ13の平板とテーブル14の間に間隙を作ることができるためスライダ13の平板とテーブル14の摩擦も押さえることができ、スライダ13の摺動がスムーズになるため、クリンチ部10の下降もスムーズになり、綴り時に必要な力を小さくできると共に、綴りミスを防止できる。
又、梃子の原理を利用したハンドル部材6を第二押し下げ部材52の上方に取付けることにより、クリンチに必要な力が小さくなり、分厚い紙束を綴る場合に小さな力で綴ることができる。更に、ハンドル部材6の作用点となる位置にローラ61を取付けることにより、ハンドル部材6と第二押し下げ部材52の間の摩擦が小さくなり、より小さな力で紙等を綴ることができるものである。
そして、押し下げ部5をベース部2の後端近傍に回動可能に取付け、ハンドル部材6をハンドル支持部材7の前端近傍に回動可能に取付けることにより、クリンチ時の重心がベース部2の中心近傍に位置し、ベース部2の前方を大きく形成する必要が無いため、小型で多くの枚数を綴ることができるステープラ1を提供できる。
又、マガジン部3をフロント・ローディングタイプとすることにより、押し下げ部5やハンドル部材6を開くこと無く、前方からマガジン本体31に綴針を収納することができ、押し下げ部5やハンドル部材6の設計が容易となる。
更に、ハンドル支持部材7に紙止め機構を取付けることにより、クリンチする場所を一定に保つことができ、安定した綴が可能なステープラ1を提供できる。
又、スライダ押し部47と係止するスライダ13の摺動支持部13aの前端面を綴る紙束の厚みに対応した曲面形状とすることにより、綴る紙の枚数によってクリンチのタイミングがずれることが無く、安定した綴が可能なステープラ1を提供することができる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものでなく、実施例において述べた技術を様々な製品に応用することができる。
本発明の実施例に係るステープラを左前方から見た斜視図。 本発明の実施例に係るステープラを右後方から見た斜視図。 本発明の実施例に係るステープラの背面図。 本発明の実施例に係るステープラの断面図。 本発明の実施例に係るステープラにおいて一部の部材を取り除いたベース部の斜視図。 本発明の実施例に係るステープラのクリンチ部の斜視図。 本発明の実施例に係るステープラにおいて可動クリンチャが開いた状態時の可動クリンチャ及びクリンチャ保持部材の斜視図。 本発明の実施例に係るステープラにおいて可動クリンチャが閉じた状態時の可動クリンチャ及びクリンチャ保持部材の斜視図。 本発明の実施例に係るステープラにおけるマガジン本体が突出した場合のマガジン部の斜視図。 本発明の実施例に係るステープラにおけるマガジン部の断面図。 本発明の実施例に係るステープラにおけるマガジン部の斜視図。 本発明の実施例に係るステープラにおける第一押し下げ部材の斜視図。 本発明の実施例に係るステープラにおけるハンドル部材及びハンドル支持部材並びに台座部材の斜視図。 本発明の実施例に係るステープラの動作を説明する断面図。 本発明の実施例に係るステープラの動作を説明する断面図。 本発明の実施例に係るステープラの動作を説明する断面図。 本発明の実施例に係るステープラの動作を説明する断面図。
符号の説明
1 ステープラ 2 ベース部
3 マガジン部 5 押し下げ部
6 ハンドル部材 7 ハンドル支持部材
7a 側板 7b 前方壁
7c 摺動穴 8 紙止め機構
10 クリンチ部 11 台座部材
11a 螺子係止穴 11b 軸穴
11c 係着部 12 スライダ保持部材
12a 軸固定穴 12b 軸穴
12d バネ係着突起 13 スライダ
13a 摺動支持部 13b 軸可動穴
13c 貫挿穴 13d バネ係着突起
14 テーブル 14a クリンチャ囲繞部
14b 停止突起 14c 切欠き
14d 停止爪 15 可動クリンチャ
15a 押しつけ面 15b レール
15c 軸穴 16 クリンチャ保持部材
16a 幅広部 16b 幅狭部
17 摺動支持軸 18 テーブル先端カバー部材
20 第一付勢バネ 22 第二付勢バネ
23 係止部材 23a クリンチャ係止部
23b スライダ係止部 25 主軸
31 マガジン本体 31a 打出し口
31b 後端係止突起 31c バネ係止突起
31d 固定爪 32 マガジン収納部
33 摺動補助部材 33a 貫挿穴
33b バネ係止突起 33c 前方係止壁
35 マガジン受け部材 36 マガジン蓋
36a 切抜き 36b バネ係着部
36c 押刃係止突起 36d ストッパ
37 摺動ツマミ 38 把持部材
41 針押し部材 41a 摺動支持片
43 コイルバネ 44 バネ支持部材
45 板バネ 46 押刃
47 スライダ押し部 47a 厚肉部
49 第三付勢バネ 51 第一押し下げ部材
51a,51b 軸穴 52 第二押し下げ部材
52a 連結板 52b つば部
53 クランク部材 55 後端係止部材
55a L字板 55b 連結部
55c 回動制御部 55d バネ係止軸
56 回動アーム 56b 軸穴
56c 把持部 57 ねじりバネ
61 ローラ 62 ハンドル軸
63 ねじりバネ 81 紙当て部材
82 操作部材

Claims (4)

  1. 回動可能なクリンチ部を備えたベース部と、該ベース部の後端近傍に主軸によって回動可能に軸着されたマガジン部と、前記ベース部の後端近傍に回動可能に取り付けられてマガジン部の上方に配置され且つ前端近傍に押刃を有した押し下げ部と、前記ベース部に固定されたハンドル支持部材に前端近傍が回動可能に軸着され且つ前記押し下げ部の上部前端近傍と接して該押し下げ部を降下させるハンドル部材とを有し、
    前記押し下げ部は、前記主軸に後端近傍が回動可能に軸着され且つ前端近傍に押刃を有した第一押し下げ部材と、この第一押し下げ部材の上方で後端近傍が前記ベース部材に回動可能に軸着された第二押し下げ部材を有し、第一押し下げ部材と第二押し下げ部材とはクランク部材で連結されて連動可能とされ、第一押し下げ部材は前記マガジン部との間にバネを備えてマガジン部から上方に付勢され、
    前記クリンチ部は、クリンチ部の下降動作を許容するスライダを備え、該スライダには複数の摺動支持軸が貫挿されており、スライダは該摺動支持軸に対して垂直に摺動し、
    前記ハンドル部材は、前記押し下げ部の第二押し下げ部材の前端近傍上面に接する位置にローラを備え、前記ハンドル支持部材に軸着された部分を支点とし、後端部を力点とし、前記押し下げ部との接点を作用点とする梃子の原理によって押し下げ部を下降させることを特徴とするステープラ。
  2. 前記マガジン部は、摺動可能なマガジン本体と、マガジン本体を収納するマガジン収納部と、マガジン本体係止機構とを備えるフロント・ローディングタイプであって、
    該マガジン本体係止機構は、前記マガジン本体の後端を係止或いは開放する回動可能な後端係止部材と、該後端係止部材の回動を制御する回動アームとを有することを特徴とする請求項1に記載のステープラ。
  3. 前記ハンドル支持部材は、紙当て部材と操作部材とから構成される紙止め機構を備え、
    前記紙当て部材は、対向して配置された二枚の側板と、該側板の上端近傍を連結する連結板とから形成され、ハンドル支持部材の前方壁と紙当て部材の連結板が対向するようにハンドル支持部材の内側に配置され、
    前記操作部材は、ハンドル支持部材の前方壁に形成された摺動穴を介して紙当て部材の連結板と接続しており、該操作部材を摺動穴に沿って摺動させることにより前記紙当て部材が上下に移動することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のステープラ。
  4. 前記押刃は、前記スライダを係止するスライダ押し部を備える板バネと一体形成され、
    前記スライダは、前記スライダ押し部に係止される摺動支持部を備え、
    該摺動支持部の前記スライダ押し部に係止される面は、綴る紙束の厚みに対応した曲面形状とされていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のステープラ。
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