JP4847742B2 - 活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物および再剥離性情報シート - Google Patents

活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物および再剥離性情報シート Download PDF

Info

Publication number
JP4847742B2
JP4847742B2 JP2005339228A JP2005339228A JP4847742B2 JP 4847742 B2 JP4847742 B2 JP 4847742B2 JP 2005339228 A JP2005339228 A JP 2005339228A JP 2005339228 A JP2005339228 A JP 2005339228A JP 4847742 B2 JP4847742 B2 JP 4847742B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
active energy
energy ray
varnish composition
acrylic resin
meth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005339228A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007145908A (ja
Inventor
圭之朗 菱沼
明 深澤
亮洋 那賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakata Inx Corp
Original Assignee
Sakata Inx Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sakata Inx Corp filed Critical Sakata Inx Corp
Priority to JP2005339228A priority Critical patent/JP4847742B2/ja
Publication of JP2007145908A publication Critical patent/JP2007145908A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4847742B2 publication Critical patent/JP4847742B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

本発明は、貼り合わせ葉書などに用いられている再剥離性情報シートに塗工される活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物およびそれを用いて得られる再剥離性情報シートに関する。
従来より、秘匿性や親展性を有する情報を、より簡単に受取人のみに伝達するために、剥離は容易であるが再接着の困難な再剥離性接着剤層(擬似接着層)を設けたシートで、情報担持面を隠蔽する方法が知られている。この方法は、基材となるシートに各種インキで情報を印刷し、情報担持面同士あるいは担持面と遮蔽シートとを重ね合わせ、その重ね合わせ面に、前記の性能を有する再剥離性接着剤層を設けて接着させることにより、受取人の手に渡る前に剥離したかどうかがすぐに分かるようにして、受取人以外の者が情報を知得することを防止するものである。
そして、この種の再剥離性接着剤としては、水性タイプのエマルジョンやラテックスが主体であったが、紙面に塗布されてから乾燥するまでに長い時間を必要とする、基体として用いる紙の伸縮が起こるなどの多くの問題を有していた。
さらに、最近、ダイレクトメールなどに利用され、情報担持面に高い光沢が求められるようになり、上記の問題を解決し、また、新たな要望に応えるために、活性エネルギー線硬化型再剥離性接着剤を利用する方法が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
放射線硬化型再剥離性接着剤を利用する場合は、シートに情報を印刷する印刷インキとしては、活性エネルギー線硬化型印刷インキ、油性インキなどが使用されている。そして、再剥離性情報シートを得る方法としては、上記の印刷インキで印刷した巻取紙(活性エネルギー線硬化型印刷インキを使用する場合は、活性エネルギー線で硬化)に、活性エネルギー線硬化型再剥離性接着剤を塗工し、活性エネルギー線で硬化させた後、(1)直ちに、または(2)1日程度放置した後に、情報担持面同士や担持面と隠蔽シートとを圧着または加熱圧着などにより接着させる方法が用いられている。
しかし、良好な圧着強度を得ようとすると、活性エネルギー線硬化型再剥離性接着剤では、ガラス転移温度が低く、分子量が小さいイナートレジンを多く含有させることが必要となる。そうすると、(1)の方法では、気温や湿度の影響により、圧着直後と時間経過後とで剥離強度変化が生じやすくなり、剥離不能となる場合もあり、また、(2)の方法では、硬化後の擬似接着層の剥離強度が安定するまでの時間を要するという問題があった。
特開平11−349854号公報 特開2002−285106号公報
そこで、本発明の課題は、活性エネルギー線硬化型圧着組成物を用いて擬似接着される再剥離性情報シートにおいて、短時間で剥離強度が安定化し、気温や湿度の影響により圧着直後と時間経過後とで剥離強度の変化が少ない活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物およびそれを用いた再剥離性情報シートを提供することである。
本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意検討した結果、再剥離性情報シートの擬似接着層を形成するための活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物において、低いガラス転移温度を維持し、重量平均分子量が100,000を超え、130,000以下という、より高分子量のアクリル系樹脂をイナートレジンとして使用することにより、上記課題を全て解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、(1)(A)(メタ)アクリロイル基を少なくとも1つ有する光重合性化合物、(B)ガラス転移温度−55〜−25℃、重量平均分子量が100,000を超え、130,000以下のアクリル系樹脂、(C)光重合性開始剤を含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物に関する。
また、本発明は、(2)上記活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物が、さらに、(D)ガラス転移温度45〜85℃、重量平均分子量7,000〜30,000のアクリル系樹脂を含有する上記(1)項に記載の活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物に関する。
また、本発明は、(3)上記(D)のアクリル系樹脂が、(D−1)少なくとも1つのアミノ基を有する(メタ)アクリル酸エステルから選択される少なくとも1種の化合物と、(D−2)前記化合物(D−1)と共重合可能な光重合性不飽和結合を有する化合物とを(D−1)/(D−2)=5/95〜25/75の質量比率で共重合して得られるアクリル系樹脂である上記(2)項に記載の活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物に関する。
また、本発明は、(4)紙基材に、インキを用いて情報を印刷し、その情報が見えないように、印刷面に擬似接着層を介して紙基材を擬似接着させてなる再剥離性情報シートにおいて、上記擬似接着層が上記(1)項〜(3)項のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物を活性エネルギー線で硬化させた擬似接着層であり、紙基材を擬似接着させる手段が圧着または加熱圧着である再剥離性情報シートに関する。
また、本発明は、(5)上記インキが活性エネルギー線硬化型インキであり、当該インキを活性エネルギー線で硬化した後、印刷面に擬似接着層を設けてなる上記(4)項に記載の再剥離性情報シートに関する。
また、本発明は、(6)上記インキが油性インキであり、上記擬似接着層が上記(3)項に記載の活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物を活性エネルギー線で硬化させた擬似接着層である再剥離性情報シートに関する。
本発明の活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物においては、イナートレジンとして使用するアクリル系樹脂として、ガラス転移温度−25〜−55℃、重量平均分子量が10万を超えるものを使用するため、分子の凝集力が高まり圧着強度が向上するため、従来イナートレジンとして使用しているアクリル系樹脂の使用量より少ない量で、従来と同等の圧着強度が得られ、かつ、圧着強度の強度変化の抑制、活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物の硬化後の膜安定性に時間の短縮が可能となる。
かくして本発明においては、気温や湿度の影響により圧着直後と時間経過後とで剥離強度変化が少なく、活性エネルギー線硬化型再剥離性接着剤を硬化した後の膜が安定するまでの時間が短い活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物および気温や湿度の影響により圧着直後と時間経過後とで剥離強度変化が少ない再剥離性情報シートが得られる。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明の活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物は、(A)(メタ)アクリロイル基を少なくとも1つ有する光重合性化合物、(B)ガラス転移温度−55〜−25℃、重量平均分子量が100,000を超え、130,000以下のアクリル系樹脂、(C)光重合性開始剤を含有するものである。
ここで、上記(A)の(メタ)アクリロイル基を少なくとも1個有する光重合性化合物としては、分子内に(メタ)アクリロイル基を少なくとも1つ有するモノマー、オリゴマーなどが挙げられる。
分子内に(メタ)アクリロイル基を少なくとも1個有するモノマーとしては、例えば、メチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、メチルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレートなどのアルキル(メタ)アクリレート;ベンジルメタクリレート、ベンジルアクリレートなどのアラルキル(メタ)アクリレート;ブトキシエチルメタクリレート、ブトキシエチルアクリレートなどのアルコキシアルキル(メタ)アクリレート;ジエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルなどのポリアルキレングリコールモノアルキルエーテルの(メタ)アクリル酸エステル;ヘキサエチレングリコールモノフェニルエーテルなどのポリアルキレングリコールモノアリールエーテルの(メタ)アクリル酸エステル;イソボニル(メタ)アクリレート;グリセロール(メタ)アクリレート;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートなどが例示できる。
分子内に(メタ)アクリロイル基を2個以上有するモノマーとしては、例えば、ビスフェノールAジ(メタ)アククリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、グリセロールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、およびこれらのアルキレンオキサイドで変性されたものなどが例示できる。
分子内に(メタ)アクリロイル基を少なくとも1個有するオリゴマーとしては、上記モノマーの1種または2種以上を適宜重合させて得られたものを用いることができる。上記(A)の光重合性化合物としては、上記モノマー、オリゴマーの1種または2種以上を用いることができる。
次に、上記(B)のガラス転移温度−55〜−25℃、重量平均分子量が100,000を超え、130,000以下のアクリル系樹脂としては、下記の重合性不飽和結合を有する化合物を、得られるアクリル系樹脂のガラス転移温度が−55〜−25℃となるように適宜組み合わせて、従来公知の方法で(共)重合して得ることができる。
ここで、重合性不飽和結合を有する化合物としては、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、ヘキシル、ヘプチル、2−エチルヘキシル、2−エチルブチル、ドデシル、ラウリル、ステアリルなどのアルキル(メタ)アクリレート類;ベンジルメタクリレート、ベンジルアクリレートなどのアラルキル(メタ)アクリレート類;ブトキシエチルメタクリレート、ブトキシエチルアクリレートなどのアルコキシアルキル(メタ)アクリレート類;スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエンなどのスチレン系化合物;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートなどのヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類;N,N−ジメチルアミノ−2−エチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノ−3−プロピル(メタ)アクリレートなどのアミノ基含有(メタ)アクレート類などの化合物が挙げられる。
なお、これらのなかでも、上記(A)の相溶性の点から、前記アラルキル(メタ)アクリレート類、スチレン系化合物などの芳香環を有する重合性不飽和結合を有する化合物を利用することが好ましい。
上記重合性不飽和結合を有する化合物を(共)重合して得られるアクリル系樹脂(B)のガラス転移温度は−55〜−25℃、重量平均分子量は100,000を超え、130,000以下である。
ここで、アクリル系樹脂(B)のガラス転移温度(Tg)は、下記のwoodの近似式によって求めた理論値を示す。
1/Tg=(W1/T1)+(W2/T2)+(W3/T3)+・・・・・・
(ここで、Tgはアクリル系樹脂のガラス転移温度(絶対温度)を示し、W1、W2、W3・・・・はアクリル系樹脂中における単量体の重量分率を示し、T1、T2、T3・・・・はその単量体からなる単一重合体のガラス転移温度(絶対温度)を示す)。
(B)のアクリル系樹脂のガラス転移温度が−25℃を超える場合は、接着強度が低下し、一方−55℃より低い場合は接着強度が低下する。
また、アクリル系樹脂の重量平均分子量は、カラムクロマトグラフィー法によって測定することができる。一例としては、カラムクロマトグラフィー装置としてWater 2690(ウォーターズ社製)を、カラムとしてPLgel 5μ MIXED−D(Polymer Laboratories社製)を使用して行ない、ポリスチレン換算の重量平均分子量として求めることができる。
(B)のアクリル系樹脂の重量平均分子量が130,000を超える場合は、経時での剥離性が低下し、一方100,000以下の場合は接着強度が低下する。
また、アクリル系樹脂(B)の使用量は、イナートレジンとして(B)のアクリル系樹脂のみを使用する場合は、活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物の全固形分中に0.1〜20質量%、とくに1〜20質量%となるような範囲であることが好ましく、イナートレジンとして後述する(D)のアクリル系樹脂と併用して使用する場合は、活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物の全固形分中に0.1〜25質量%、とくに1〜25質量%となるような範囲であることが好ましい。
活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物中のアクリル系樹脂(B)の含有量が所定量より少ないと、接着強度が低下し、一方所定量より多いと経時の強度変化が大きくなる。
次いで、上記(C)の光重合性開始剤としては、活性エネルギー線照射によって、容易に開裂して2個のラジカルができる光開裂型開始剤、水素引き抜き型開始剤、あるいはこれらを混合して使用することができる。これらの化合物としては、例えば、アセトフェノン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、p−ジメチルアミノアセトフェノン、ベンゾフェノン、2−クロロベンゾフェノン、p,p'−ビスジエチルアミノベンゾフェノン、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインn−プロピルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾインn−ブチルエーテル、ベンゾインジメチルケタール、チオキサントン、p−イソプロピル−α−ヒドロキシイソブチルフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、2,4,6,−トリメチルベンゾフェノン、4−メチルベンゾフェノン、2,2−ジメトキシ−1、2−ジフェニルエタノンなどが挙げられる。上記(C)の光重合性開始剤は、1種または2種以上を用いることができる。
光重合開始剤の使用量は、上記光重合性化合物と(B)のアクリル系樹脂(後記(D)のアクリル樹脂を使用する場合は(B)のアクリル系樹脂と(D)のアクリル樹脂の合計量)の合計量100質量部に対して、2〜15質量部の範囲で使用可能である。
また、本発明の活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物には、活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物の印刷・塗工適性、インキとの密着性などがより良好となる点から、(D)ガラス転移温度45〜85℃、重量平均分子量7,000〜30,000のアクリル系樹脂を(B)のアクリル系樹脂と併用することが好ましい。
(D)のアクリル系樹脂としては、下記の重合性不飽和結合を有する化合物を、アクリル系樹脂のガラス転移温度が45〜85℃となるように適宜組み合わせて、従来公知の方法で(共)重合して得ることができる。
ここで、重合性不飽和結合を有する化合物としては、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、ヘキシル、ヘプチル、2−エチルヘキシル、2−エチルブチル、ドデシル、ラウリル、ステアリルなどのアルキル(メタ)アクリレート類;ベンジルメタクリレート、ベンジルアクリレートなどのアラルキル(メタ)アクリレート類;ブトキシエチルメタクリレート、ブトキシエチルアクリレートなどのアルコキシアルキル(メタ)アクリレート類;スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエンなどのスチレン系化合物、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートなどのヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類、N,N−ジメチルアミノ−2−エチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノ−3−プロピル(メタ)アクリレートなどのアミノ基含有(メタ)アクレート類などの化合物が挙げられる。
なかでも、上記(A)の成分との相溶性の点から、前記アラルキル(メタ)アクリレート類、スチレン系化合物などの芳香環を有する光重合性不飽和結合を有する化合物を利用することが好ましい。
さらに、再剥離性情報シートに印刷するインキが油性インキである場合は、(D)のアクリル系樹脂として、(D−1)少なくとも1つのアミノ基を有する(メタ)アクリル酸エステルから選択される少なくとも1種の化合物(具体的には上記のN,N−ジメチルアミノ−2−エチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノ−3−プロピル(メタ)アクリレートなど)と(D−2)前記化合物(D−1)と共重合可能な光重合性不飽和結合を有する化合物(アミノ基含有(メタ)アクレート類以外の上記光重合性不飽和結合を有する化合物)とを(D−1)/(D−2)=5/95〜75/25の質量比率で含む混合物を共重合して得られるアクリル系樹脂を使用するのが好ましい。
上記重合性不飽和結合を有する化合物を(共)重合して得られるアクリル系樹脂(D)のガラス転移温度は45〜85℃、重量平均分子量は7,000〜30,000である。ここで、ガラス転移温度、重量平均分子量は、上記(B)のアクリル系樹脂について記述したものと同様な方法で得られたものである。
(D)のアクリル系樹脂のガラス転移温度が85℃を超える場合は、接着強度、インキへの密着性が低下し、一方45℃より低い場合は経時での再剥離性が低下する傾向がある。
(D)のアクリル系樹脂の重量平均分子量が30,000を超える場合は、経時での再剥離性が低下し、一方7,000より低い場合はインキへの密着性が低下する問題が生じる傾向がある。
また、(D)のアクリル系樹脂の使用量は、活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物の全固形分中に0〜25質量%となるような範囲であることが好ましく、5〜25質量%であるのがより好ましい。なお、活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物中の(D)のアクリル系樹脂の含有量が所定量より多いと硬化性が低下する。
また、必要に応じて、活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物には、本発明の効果を妨げない範囲で、ワックス、可塑剤、レベリング剤、溶剤、重合禁止剤、老化防止剤、光増感剤、消泡剤などの添加剤を添加することもできる。
本発明の活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物は、上記構成成分を均一に混合して得られ、通常無溶剤あるいはアルコール溶液として使用する。
次に、本発明の活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物を使用して得られる再剥離性情報シートについて説明する。
まず、代表的な再剥離性情報シートの製造法について説明する。
代表的な再剥離性情報シートの製造法としては、
(1)紙基材シートにインキを各種印刷した後(活性エネルギー線硬化型印刷インキで印刷したものは活性エネルギー線で硬化)、ロールコーター、フレキソコーター、グラビアコーター、エアナイフなどの塗工機を用いて活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物を塗布し、活性エネルギー線で硬化させ、しばらく放置後、印刷した情報が見えないようにシートを重ね合わせ、圧着または加熱圧着により接着させることにより再剥離性情報シートを得る方法、
(2)基材巻取紙にインキを各種印刷した後(活性エネルギー線硬化型印刷インキで印刷したものは活性エネルギー線で硬化)、ロールコーター、フレキソコーター、グラビアコーター、エアナイフなどの塗工機を用いて活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物を塗布し、活性エネルギー線で硬化させ、直ちに、印刷した情報が見えないようにシートを重ね合わせ、圧着または加熱圧着により接着させることにより再剥離性情報シートを得る方法
などが挙げられる。
上記紙基材として、紙類(例えば、アート紙、艶紙、マシンコート紙、色刷石版用紙、バライタ紙)、各種合成紙などのシート、巻取紙などで、従来から使用されているものと同じものが利用できる。
上記インキとしては、従来から再剥離性情報シートに情報を印刷するために使用されているインキで、例えば、オフセット印刷インキなどの印刷インキ、インクジェット用インク、紫外線硬化型印刷インキ、EB硬化型印刷インキ、紫外線硬化機構と酸化重合機構を併用したハイブリッド型の活性エネルギー線硬化型印刷インキなどの活性エネルギー線硬化型インキなどが挙げられる。
活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物の塗工量としては2〜15g/m2が適量である。
また、塗工剤の硬化条件として、紫外線硬化では、通常の高圧水銀ランプ、メタルハライドランプなどの紫外線照射装置を用いて、80〜280W/cmの照射強度(積算光量:15〜400mJ/cm2、積算光量はEIT社製UVIMAP UM−365HSで測定)で、また、電子線硬化では、通常の電子線照射装置を用いて、2〜5Mradの照射強度で硬化できることが望ましい。
さらに、本発明の再剥離性情報シートは、加熱などの手段を必要に応じて併用しながら、概ね10〜3,000kg/cm2程度の加圧で接着させることにより、40〜300g/15mm程度の適度な剥離強度で、再剥離可能に接着(擬似接着)させることができる。
以下に実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。なお、特に断りのない限り、「%」は「質量%」を意味する。また、樹脂の共重合比率は質量比である。
<実施例、比較例>
下記の配合組成となるように混合撹拌し、実施例1〜7の活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物、比較例1、2の活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物を得た。
実施例1
・アクリル樹脂B(スチレン/2−エチルヘキシルアクリレート(39/61)の共重合体、ガラス転移温度−40℃、重量平均分子量110,000) 5部
・アクリル樹脂D(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(57/43)の共重合体、ガラス転移温度60℃、重量平均分子量12,000) 20部
・1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 30部
・EO変性ビスフェノールAジアクリレート 10部
・トリメチロールプロパントリアクリレート 23部
・開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 10部
・アミン系増感剤(エチルジメチルアミノベンゾエート) 2部
実施例2
・アクリル樹脂B(スチレン/2−エチルヘキシルアクリレート(39/61)の共重合体、ガラス転移温度−40℃、重量平均分子量110,000) 5部
・1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 30部
・EO変性ビスフェノールAジアクリレート 10部
・トリメチロールプロパントリアクリレート 43部
・開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 10部
・アミン系増感剤(エチルジメチルアミノベンゾエート) 2部
実施例3
・アクリル樹脂B(スチレン/2−エチルヘキシルアクリレート(45/55)の共重合体、ガラス転移温度−30℃、重量平均分子量110,000) 5部
・アクリル樹脂D(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(57/43)の共重合体、ガラス転移温度60℃、重量平均分子量12,000) 20部
・1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 30部
・EO変性ビスフェノールAジアクリレート 10部
・トリメチロールプロパントリアクリレート 23部
・開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 10部
・アミン系増感剤(エチルジメチルアミノベンゾエート) 2部
実施例4
・アクリル樹脂B(スチレン/2−エチルヘキシルアクリレート(30/70)の共重合体、ガラス転移温度−50℃、重量平均分子量110,000) 5部
・アクリル樹脂D(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(57/43)の共重合体、ガラス転移温度60℃、重量平均分子量12,000) 20部
・1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 30部
・EO変性ビスフェノールAジアクリレート 10部
・トリメチロールプロパントリアクリレート 23部
・開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 10部
・アミン系増感剤(エチルジメチルアミノベンゾエート) 2部
実施例5
・アクリル樹脂B(スチレン/2−エチルヘキシルアクリレート(39/61)の共重合体、ガラス転移温度−40℃、重量平均分子量120,000) 5部
・アクリル樹脂D(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(57/43)の共重合体、ガラス転移温度60℃、重量平均分子量12,000) 20部
・1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 30部
・EO変性ビスフェノールAジアクリレート 10部
・トリメチロールプロパントリアクリレート 23部
・開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 10部
・アミン系増感剤(エチルジメチルアミノベンゾエート) 2部
実施例6
・アクリル樹脂B(スチレン/2−エチルヘキシルアクリレート(39/61)の共重合体、ガラス転移温度−40℃、重量平均分子量110,000) 8部
・アクリル樹脂D(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(57/43)の共重合体、ガラス転移温度60℃、重量平均分子量12,000) 20部
・1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 30部
・EO変性ビスフェノールAジアクリレート 10部
・トリメチロールプロパントリアクリレート 20部
・開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 10部
・アミン系増感剤(エチルジメチルアミノベンゾエート) 2部
実施例7
・アクリル樹脂B(スチレン/2−エチルヘキシルアクリレート(39/61)の共重合体、ガラス転移温度−40℃、重量平均分子量110,000) 2部
・アクリル樹脂D(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(57/43)の共重合体、ガラス転移温度60℃、重量平均分子量12,000) 20部
・1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 30部
・EO変性ビスフェノールAジアクリレート 10部
・トリメチロールプロパントリアクリレート 26部
・開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 10部
・アミン系増感剤(エチルジメチルアミノベンゾエート) 2部
比較例1
・アクリル樹脂B’(スチレン/2−エチルヘキシルアクリレート(39/61)の共重合体、ガラス転移温度−40℃、重量平均分子量50,000) 15部
・アクリル樹脂D(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(57/43)の共重合体、ガラス転移温度60℃、重量平均分子量12,000) 20部
・1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 30部
・EO変性ビスフェノールAジアクリレート 10部
・トリメチロールプロパントリアクリレート 13部
・開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 10部
・アミン系増感剤(エチルジメチルアミノベンゾエート) 2部
比較例2
・アクリル樹脂B’(スチレン/2−エチルヘキシルアクリレート(39/61)の共重合体、ガラス転移温度−40℃、重量平均分子量50,000) 15部
・1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 30部
・EO変性ビスフェノールAジアクリレート 10部
・トリメチロールプロパントリアクリレート 33部
・開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 10部
・アミン系増感剤(エチルジメチルアミノベンゾエート) 2部
上記実施例1〜7の活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物、比較例1、2の活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物をコート紙(基材)にバーコーターで乾燥後塗布量5〜8g/m2にて塗工し、高圧水銀ランプを50mJ/cm2に設定し、照射を行った。照射直後に接着面同士を重ね合わせ、圧着し、再剥離性情報シートを得た。得られた再剥離性情報シートについて、下記の試験を行った。結果を表1、2に示す。
<接着強度>
圧着直後、圧着1日後、7日後、15日後に各再剥離性情報シートを15mm幅に断裁し、引張試験機にて500mm/分の速度でT字剥離して剥離強度(g/15mm)を測定した。
<再度剥離性>
得られた各再剥離性情報シートの圧着直後の剥離と、60℃、90RH%の環境下に2時間放置後の剥離を実施し、圧着直後の再剥離性と経時促進後の再剥離性を調べた。
<油性インキとの密着性>
コート紙(基材)にオフセットインキでベタ印刷を施し、その上に上記実施例1〜7の活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物、比較例1、2の活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物をバーコーターで乾燥後塗布量5〜8g/m2にて塗工し、高圧水銀ランプを50mJ/cm2に設定し、照射を行い、照射後の各展色物に対して、セロテープ剥離試験を実施し、紙から剥がれるかどうかを調べた。
Figure 0004847742
Figure 0004847742

Claims (6)

  1. (A)(メタ)アクリロイル基を少なくとも1つ有する光重合性化合物、(B)ガラス転移温度−55〜−25℃、重量平均分子量が100,000を超え、130,000以下のアクリル系樹脂、(C)光重合性開始剤を含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物。
  2. 上記活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物が、さらに、(D)ガラス転移温度45〜85℃、重量平均分子量7,000〜30,000のアクリル系樹脂を含有する請求項1記載の活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物。
  3. 上記(D)のアクリル系樹脂が、(D−1)少なくとも1つのアミノ基を有する(メタ)アクリル酸エステルから選択される少なくとも1種の化合物と、(D−2)前記化合物(D−1)と共重合可能な光重合性不飽和結合を有する化合物とを(D−1)/(D−2)=5/95〜25/75の質量比率で共重合して得られるアクリル系樹脂である請求項2記載の活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物。
  4. 紙基材に、インキを用いて情報を印刷し、その情報が見えないように、印刷面に擬似接着層を介して紙基材を擬似接着させてなる再剥離性情報シートにおいて、上記擬似接着層が請求項1〜3項のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物を活性エネルギー線で硬化させた擬似接着層であり、紙基材を擬似接着させる手段が圧着または加熱圧着である再剥離性情報シート。
  5. 上記インキが活性エネルギー線硬化型インキであり、当該インキを活性エネルギー線で硬化した後、印刷面に擬似接着層を設けてなる請求項4に記載の再剥離性情報シート。
  6. 上記インキが油性インキであり、上記擬似接着層が請求項3項に記載の活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物を活性エネルギー線で硬化させた擬似接着層である再剥離性情報シート。
JP2005339228A 2005-11-24 2005-11-24 活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物および再剥離性情報シート Active JP4847742B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005339228A JP4847742B2 (ja) 2005-11-24 2005-11-24 活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物および再剥離性情報シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005339228A JP4847742B2 (ja) 2005-11-24 2005-11-24 活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物および再剥離性情報シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007145908A JP2007145908A (ja) 2007-06-14
JP4847742B2 true JP4847742B2 (ja) 2011-12-28

Family

ID=38207713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005339228A Active JP4847742B2 (ja) 2005-11-24 2005-11-24 活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物および再剥離性情報シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4847742B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7329419B2 (ja) * 2019-11-08 2023-08-18 アイカ工業株式会社 活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09291236A (ja) * 1996-04-26 1997-11-11 Oji Paper Co Ltd 紫外線硬化型インキ組成物およびそれを用いた磁気カード
JP3827124B2 (ja) * 1998-06-11 2006-09-27 互応化学工業株式会社 紫外線硬化型ニス組成物及び再剥離性接着加工紙
JP2002285106A (ja) * 2001-03-27 2002-10-03 The Inctec Inc 活性エネルギー線硬化型感圧接着剤
JP4676702B2 (ja) * 2004-02-04 2011-04-27 互応化学工業株式会社 疑似接着性材料及び疑似接着性加工シート

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007145908A (ja) 2007-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4287420B2 (ja) 光沢印刷物の製造方法及びその方法によって得られる印刷物
JP4369878B2 (ja) 親展葉書の紙基材の印刷面塗工用接着剤組成物
JP2009073942A (ja) 紫外線硬化型オーバープリントニス組成物、そのコーティング方法及びその塗被物
JP2019194286A (ja) 光硬化性粘着樹脂組成物およびそれを用いた粘着テープ
JP5528669B2 (ja) 活性エネルギー線硬化型圧着塗膜形成用組成物およびそれを用いた剥離性接着加工紙。
US8034849B2 (en) Adhesive composition and adhesive sheet
CN110114434B (zh) 可光固化的粘合剂组合物、固化产物及其用途
JP2007091818A (ja) 紫外線硬化型再剥離性圧着組成物及び再剥離性接着加工紙
JP4847741B2 (ja) 活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物および再剥離性情報シート
CN1800978A (zh) 感光组合物、含该组合物的感光浆组合物及隔板形成方法
JP4847742B2 (ja) 活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物および再剥離性情報シート
JP2002285106A (ja) 活性エネルギー線硬化型感圧接着剤
JP2007231103A (ja) 紫外線硬化型再剥離性圧着組成物及び再剥離性接着加工紙
JP3413795B2 (ja) 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物および剥離帳票シート用コーティング剤
JPH11349854A (ja) 紫外線硬化型ニス組成物及び再剥離性接着加工紙
JP7329419B2 (ja) 活性エネルギー線硬化型圧着ニス組成物
JP2007091816A (ja) 紫外線硬化型再剥離性圧着組成物及び再剥離性接着加工紙
JP2007091817A (ja) 紫外線硬化型再剥離性圧着組成物及び再剥離性接着加工紙
TWI610990B (zh) 噴墨用硬化性組合物及電子零件之製造方法
JP4582731B2 (ja) Uv硬化型感圧接着剤
JP2007231102A (ja) 紫外線硬化型再剥離性圧着組成物及び再剥離性接着加工紙
JP2004238556A (ja) 活性エネルギー線硬化型塗料組成物及び硬化皮膜形成方法
JP2007217452A (ja) 紫外線硬化型再剥離性圧着組成物及び再剥離性接着加工紙
JP3801794B2 (ja) 紫外線硬化型ニス組成物及び再剥離性接着加工紙
WO2023228803A1 (ja) 活性線硬化性組成物、硬化膜の製造方法、硬化膜および硬化膜の製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081114

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110920

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111014

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4847742

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250