JP3827124B2 - 紫外線硬化型ニス組成物及び再剥離性接着加工紙 - Google Patents

紫外線硬化型ニス組成物及び再剥離性接着加工紙 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙印刷面の艶出し及び再剥離性接着等を目的としたコーティングニス組成物、特に紙表面に艶を付与すると共に美粧効果を与え、印刷印字面を保護し、しかも加圧及び/又は加熱により再剥離性接着を可能にし、紙破れなく再剥離ができる紫外線硬化型ニス組成物及びそれを用いた再剥離性接着加工紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、郵便コストの軽減、情報の印字及び通知物作成の自動化等のため、封書に代わり親展性を有する葉書システムが急速に普及してきている。このシステムは、情報内容を隠蔽するため、用紙を折りたたみ、対向した紙面を再剥離可能に貼り合わせる方式のものである。その貼り合わせ面に用いられる接着性組成物及びその付与方法には種々のものがあるが、何れも表面の光沢、作業効率、紙の古紙再生、保存性、製造コスト等を十分に満足するものはない。
【0003】
前記接着性組成物及びその付与方法としては、光沢タイプでは、印刷又は印字した情報面にポリエステルやポリプロピレン等のフィルムをラミネートし、その上に接着剤系のホットメルト樹脂を熔融コーティングするか、熱可塑性樹脂のポリエチレンを積層する方式が従来採用されている。しかし、前記方法による場合は、廃棄後の葉書のフィルム面が古紙再生への障害となる上に、ラミネートや熔融コーティング等に際して高度の技術と特別な装置が必要であり、これらの加工は、中小のメーカーが従来から用いているロールコーター、グラビアコーター、フレキソコーター、枚葉印刷インラインニスコーター等によって容易に対応できるものでなく、製紙メーカーやフィルムラミネート加工、接着剤の熔融コーティング加工が行える大手業者によってのみ可能とされていた。
【0004】
一方、特許番号第2581594号特許掲載公報には、製紙過程における圧着機構を付与した紙が開示されているが、これは原紙コストが高く、採算性に難点がある。また、特開平8−183276号公報には、情報面に圧着成分を塗布した情報担持用シートが開示されているが、これは耐水性が弱い等の問題を有する。なお、従来の前記葉書用紙や情報担持用シートには、何れも情報面に表面光沢が得られない問題もあった。
【0005】
また、前記問題を解決するために、アクリル系、酢酸ビニル系、ニトリルゴム系等の接着剤を配合した紫外線硬化型組成物を使用することも考えられる。しかしながら、これら接着剤を用いた場合には、分子量が高すぎることや他の配合成分との相溶性が悪いこと等の理由から、組成物が溶解した均一な溶液にはならず、単に不均一に分散混合した状態となる。このため、前記従来技術では、組成物の経時安定性が悪く接着剤粒子が浮遊分離し、塗工安定性に劣ること、組成物が高粘度となり、塗工が容易でなく、またその粘度を下げるためには多量の溶剤を配合する必要があり、安全面、作業衛生面の影響が大きくなること、加熱、加圧による十分な再剥離性接着が得られないこと、塗膜の表面性が阻害され、十分な光沢が得られないこと等の問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、主要成分が組成物中で均一に相溶してなり、印刷面へのコーテング加工により、該印刷面に優れた表面光沢、耐摩擦性、耐水性、耐ブロッキング性等のニス本来の表面特性を与え、しかも加熱、加圧による再剥離性接着を可能にする紫外線硬化型ニス組成物及びそれを用いた再剥離性接着加工紙を提供することにある。
【0007】
また、本発明の別の課題は、ロールコーター、グラビアコーター、フレキソコーター、枚葉印刷インラインニスコーター等の簡便な塗工装置及び通常の紫外線照射装置等を用いて容易に加工ができ、目的に沿った少量多品種生産のための加工にも無駄なく対応でき、低廉な価格で再剥離性接着加工の施された加工紙が得られる紫外線硬化型ニス組成物及びそれを用いた再剥離性接着加工紙を提供することにある。
【0008】
また、本発明のさらに別の課題は、開封使用後に廃棄処分された葉書等の加工紙や製造過程で生じた切り落とし屑の加工紙の加工面が、従来のように加工面にフィルムがラミネートされた加工紙の場合とは異なって古紙再生への障害とならず、紙資源の有効利用、再利用に寄与する紫外線硬化型ニス組成物及びそれを用いた再剥離性接着加工紙を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明者は、(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化性モノマー及びオリゴマーに対する相溶性に優れ、しかもニス本来の光沢、耐ブロッキング性、耐水性を低下させることなく、ニスの硬化特性に障害を与えずに、加熱、加圧による再剥離性接着性の付与を可能とし、さらに紙破れのない再剥離性を与え得る紫外線硬化型ニス組成物の構成成分としての(メタ)アクリル系共重合体の検討を進め、本発明を完成するに至った。
【0010】
本発明に係る紫外線硬化型ニス組成物は、(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化性モノマー及びオリゴマーから選ばれる少なくとも一種の紫外線硬化性成分(A)、重量平均分子量が10,000〜100,000、ガラス転移温度が−35.2℃〜20℃である特定の(メタ)アクリル系共重合体(B)及び光重合開始剤(C)からなり、前記紫外線硬化性成分(A)、(メタ)アクリル系共重合体(B)及び光重合開始剤(C)が互いに相溶していることを特徴としている。前記紫外線硬化型ニス組成物は、前記成分(A)、成分(B)及び成分(C)が互いに相溶しているのみならず、全体として透明な溶液状態にあることが好ましい。前記(メタ)アクリル系共重合体(B)の配合割合は、紫外線硬化性成分(A)の合計100重量部に対し、5〜80重量部であることが好ましい。
【0011】
また、本発明に係る再剥離性接着加工紙は、前記紫外線硬化型ニス組成物を基紙表面に塗工すると共に紫外線で硬化させてなり、表面光沢及び再剥離接着性を有するものである。
【0012】
〈紫外線硬化性成分(A)〉
(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化性モノマーとしては、例えばエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等のアルコールに(メタ)アクリル酸をエステル化させたもの、フタル酸、マレイン酸、イソシアヌル酸等にアリルアルコールをエステル化させたもの、若しくはグリシジル(メタ)アクリレートをエステル化させたもの等が挙げられる。
【0013】
また、(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化性オリゴマーとしては、例えば単官能、2官能、多官能のウレタンアクリレート系オリゴマー、ポリエステルアクリレート系オリゴマー、エポキシアクリレート系オリゴマー、ポリエーテルアクリレート系オリゴマー、シリコンアクリレート系オリゴマー等が挙げられる。
【0014】
〈(メタ)アクリル系共重合体(B)〉
本発明における(メタ)アクリル系共重合体(B)とは、アクリル酸アルキルエステル又はメタクリル酸アルキルエステルからなるモノマー成分を有機溶剤を重合溶媒として重合して得られるものである。
【0015】
前記アクリル酸アルキルエステル又はメタクリル酸アルキルエステルとしてはn−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートシクロヘキシル(メタ)アクリレートエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレートが挙げられる。
【0016】
(メタ)アクリル系共重合体(B)の製造に際しては、必要に応じて、(メタ)アクリル酸エステルと共重合可能なエチレン性不飽和モノマー、例えばアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸等のカルボン酸含有エチレン性不飽和モノマー、及びヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、例えば2−ヒドロキシメチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、及びアルキルアミノ(メタ)アクリレート、例えばジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、及びメトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシエチル(メタ)アクリレート及びグリジジル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド等の如く官能基を持つエチレン性不飽和モノマー、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、スチレン、α−メチルスチレン等を共重合することができる。
【0017】
前記(メタ)アクリル系共重合体(B)の重合溶媒としては、各有機溶剤が使用可能であり、例えばメチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、i−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、i−ブチルアルコール等のアルコール類、セロソルブアセテート、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、n−ブチルセロソルブ、i−ブチルセロソルブ、n−プロピルセロソルブ等のセロソルブ類、プロピレングリコール−n−ブチルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールフェニルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート等のプロピレングリコールエーテル類、トルエン、酢酸エチル、酢酸ブチル、アセトン、メチルエチルケトン、芳香族系(石油留分)溶剤、フタル酸エステル系可塑剤、アルキルリン酸エステル等が挙げられる。ニス組成物の調製に際して、前記溶剤に溶解された(メタ)アクリル系共重合体(B)溶液をそのまま配合してもよく、またその場合に、組成物中から最終的に溶剤を除去してもよい。
【0018】
前記のように合成された(メタ)アクリル系共重合体(B)は、特定の分子量範囲及び特定のガラス転移温度範囲において、特に有効な使用を見出すことができる。
【0019】
(メタ)アクリル系共重合体(B)の重量平均分子量は10,000〜100,000であることが必要であり、好ましくは20,000〜50,000である。この成分(B)は、重量平均分子量が10,000に満たないと、凝集力が不足し、接着性が低く、適度な再剥離性接着性を示さない。また、この成分(B)は、重量平均分子量が100,000を越えると、紫外線硬化性成分(A)との相溶性が低下する。そのような場合、成分(B)を紫外線硬化性成分(A)中に配合するために希釈剤を多量に用いる必要があり、紫外線による硬化速度の低下及び表面の光沢の低下を招くと共に、溶剤による作業環境の悪化による衛生上の問題及び消防法上の問題が大きくなる。
【0020】
次に、(メタ)アクリル系共重合体(B)のガラス転移温度は、−35.2℃〜20℃℃の範囲である必要がある。この成分(B)は、ガラス転移温度が低すぎると、ベタツキ感が強く、接着強度が十分に出ない。また、この成分(B)は、ガラス転移温度が20℃より高いと、再剥離性接着性が得られない。
【0021】
本発明でいうガラス転移温度とは、例えば大森英三著「アクリル酸エステルとそのポリマー(II)」(株)昭晃堂発行第110頁〜115頁に記載されているような一般の高分子で測定される二次転移点であり、共重合体の場合は、同書第120頁に記載されている計算ガラス転移温度である。即ち、共重合体のガラス転移温度は次式によって計算されたものである。
【0022】
【数1】
Figure 0003827124
【0023】
前記式において、Tgとは共重合体のガラス転移温度であり、絶対温度に換算して計算される。Tg1、Tg2、・・・、Tgn は、成分1、2、・・・、nのそれぞれ純粋な単独重合体1、2、・・・、nのガラス転移温度であり、絶対温度に換算して計算される。また、W1、W2、・・・、Wn は、共重合体成分中における特定のモノマー重量分率である。
【0024】
以上の(メタ)アクリル系共重合体(B)は、紫外線硬化性成分(A)との相溶性が良好であり、この成分(B)が均一に溶解した状態の紫外線硬化型ニス組成物を得ることができる。
【0025】
(メタ)アクリル系共重合体(B)の紫外線硬化性成分(A)に対する配合割合は特に限定されるものではないが、特に好ましい範囲は紫外線硬化性成分(A)の合計100重量部に対して、5〜80重量部である。前記配合割合が5重量部に満たないと、ニス組成物は、十分な再剥離性接着性が与えられなかったり、接着性が弱くなったりする場合がある。また、これが80重量部を超えると、得られるニス組成物はベタツキ感が強くなると共にニス本来の光沢性も低下したりし、剥離時に接着性が強すぎて紙破れが発生したり、塗工紙の耐ブロッキング性も不足するおそれがある。なお、この成分(B)の前記配合割合(重量部)は共重合体成分のみの量を言い、重合に用いた溶剤等を含まないものである。
【0026】
本発明の(メタ)アクリル系共重合体(B)は、組成物中に他の成分と均一に相溶し溶液状態となるので、コーティング表面に優れた光沢が生じると共に、通常の生活環境下の雰囲気では、耐ブロッキング性が与えられることになる。貼り合わせ時の物理的な条件として、紙表面に塗工し、硬化させたニス組成物表面を互いに合わせ、例えば、10〜50kg/cm程度の線圧、或いは0.1〜10kg/cm程度の線圧による加圧と50〜150℃の温度による加熱の組合せを用いた場合等に、成分(B)が表面に侵出して、ニスコーティング層表面に接着層が形成され、ニス組成物表面どうしの再剥離性接着が可能となる。接着強度は、前記物理的条件の選択と前記成分(B)の配合割合、ガラス転移温度及び平均分子量の各変化により適宜調整が可能であり、印刷面とニス面の接着強度より弱く、剥離時に表面に損傷を与えることなく、適度な剥離性を与えることができるのである。
【0027】
〈光重合開始剤(C)〉
前記紫外線硬化型ニス組成物の光重合開始剤としては、例えばベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインブチルエーテル、2−アリルベンゾイン、2−クロルベンゾイン等のベンゾイン系、ベンゾフェノン、p−メチルベンゾフェノン、p−クロルベンゾフェノン、p−クロルベンゾフェノン等のベンゾフェノン系、ジエトキシアセトフェノン、ヒドロキシアセトフェノン(1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン等)、α−アミノアセトフェノン等のアセトフェノン系、2−メチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、2−クロロチオキサントン等のチオキサントン系、アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ系、アントラキノン、2−クロルアントラキノン、フェナントレン等のキノン系やこれらの組合せ等が挙げられる。また、前記光重合開始剤(C)に、p−ジメチルアミノ安息香酸エチル、p−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル、2−ジメチルアミノエチルベンゾエート、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート−N−メチルジエタノールアミン等の増感剤を加えることによって、紫外線の感受性を高めることができる。
【0028】
本発明に係る紫外線硬化型ニス組成物は、上記の如く、各種塗工機で紙の表面に塗布の後、紫外線で硬化し得る(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化性モノマーやオリゴマーからなる紫外線硬化性成分(A)、(メタ)アクリル系共重合体(B)及び紫外線照射によりラジカルを発生する光重合開始剤(C)が必須成分として配合され、前記成分(A)、成分(B)及び成分(C)は互いに均一に相溶している。前記ニス組成物には、さらに必要に応じて、増感剤、レベリング剤、着色剤、ワックス、消泡剤、離型剤、耐摩剤、有機溶剤等の添加剤を添加し、所要の物性を付与することも可能である。これら添加剤は、組成物中に均一に溶解されることが、より優れた表面光沢や塗工安定性等の確保の点では好ましいが、中には分散状態で効果がでる場合があり、添加剤の分散による本発明の紫外線硬化型ニス組成物の濁りや分離は、本発明の均一な相溶とは別であり、物性に影響を与えず使用可能である。
【0029】
なお、本発明の紫外線硬化型ニス組成物を用いて紙表面に硬化皮膜を形成した場合であっても、その皮膜強度は、ラミネートフィルムの場合のようには強靱でないので、古紙再生過程で容易に崩壊する。
【0030】
【実施例】
次に、本発明を実施例に基づいて具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例に制限されるものではない。なお、以下の実施例、比較例等で用いられる部及び%は何れも重量基準であり、また重量平均分子量は、下記測定条件に基づきGPCにより測定されたものである。
【0031】
〈重量平均分子量の測定方法〉
各試料を固分について10mg/mlとなるようにTHF溶液を調製し、各々インジェクション量100μlにて測定した。
測定条件
GPC測定装置:昭和電工社製SHODEX SYSTEM 11
カラム :SHODEX KF−800P、KF−805、KF−803及びKF−801の4本直列
移動層 :THF
流 量 :1ml/分
カラム温度 :45℃
検出器 :RI
換算 :ポリスチレン
【0032】
〈中間製造体製造例1〉
リポキシSP−1509(昭和高分子(株)社製エポキシアクリレートオリゴマー)40部、トリプロピレングリコールジアクリレート40部、アロニックスM−400(東亞合成(株)社製ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート)20部、イルガキュアー184(チバ・ガイギー社製ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン)5部、メトキノン0.1部を攪拌混合し、中間製造体(D−1)を得た。
【0033】
〈中間製造体製造例2〉
KAYARAD UX−2031(日本化薬(株)製ウレタンアクリレートオリゴマー)10部、アロニックスM−309(東亞合成(株)社製トリメチロールプロパントリアクリレート)40部、トリプロピレングリコールジアクリレート50部、イルガキュアー184(チバ・ガイギー社製ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン)5部、メトキノン0.1部を攪拌混合し、中間製造体(D−2)を得た。
【0034】
〈(メタ)アクリル系共重合体のモノマー組成〉
下記の表1に示すモノマー組成1〜5に従って、(メタ)アクリル系共重合体の製造のための各種モノマーを準備した。
【0035】
【表1】
Figure 0003827124
【0036】
〈実施例1〉
攪拌機、窒素ガス導入口、温度計、還流コンデンサーを設備した、500mlの反応容器に、モノマー組成1に係るモノマーを合計100部、重合溶剤としてエチルセロソルブを100部、重合開始溶剤としてアゾビスイソブチルニトリルを6部加え、窒素ガス気流中、80℃で6時間重合せしめ、透明で粘稠性を有する樹脂成分(本発明に使用する(メタ)アクリル系共重合体)を50重量%含有する樹脂溶液を得た。得られたこの樹脂の重量平均分子量は、11,000であった。
【0037】
次に、この樹脂溶液を、前記中間製造体(D−1)105.1部(この内、(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化性モノマー及びオリゴマーは100部)に対し12部(この内、固形分は6部)配合し、透明な溶液状態の紫外線硬化型ニス組成物を得た。
【0038】
〈実施例2〉
攪拌機、窒素ガス導入口、温度計、還流コンデンサーを設備した、500mlの反応容器に、モノマー組成2に係るモノマーを合計100部、重合溶剤としてイソプロピルアルコールを100部、重合開始剤としてアゾビスイソブチルニトリルを1部加え、窒素ガス気流中、イソプロピルアルコール還流下に82℃で6時間重合せしめ、透明で粘稠性を有する樹脂成分(本発明に使用する(メタ)アクリル系共重合体)を50重量%含有する樹脂溶液を得た。得られたこの樹脂の重量平均分子量は、50,000であった。
【0039】
次に、この樹脂溶液を、前記中間製造体(D−1)105.1部(この内、(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化性モノマー及びオリゴマーは100部)に対し60部(この内、固形分は30部)配合し、透明な溶液状態の紫外線硬化型ニス組成物を得た。
【0040】
〈実施例3〉
攪拌機、窒素ガス導入口、温度計、還流コンデンサーを設備した、500mlの反応容器に、モノマー組成3に係るモノマーを合計100部、重合溶剤としてトルエンを100部、重合開始剤としてベンゾイルパーオキサイドを1部加え、窒素ガス気流中、90℃で6時間重合せしめ、透明で粘稠性を有する樹脂成分(本発明に使用する(メタ)アクリル系共重合体)を50重量%含有する樹脂溶液を得た。得られたこの樹脂の重量平均分子量は、90,000であった。
【0041】
次に、この樹脂溶液を、前記中間製造体(D−1)105.1(この内、(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化性モノマー及びオリゴマーは100部)部に対し120部(この内、固形分は60部)配合し、透明な溶液状態の紫外線硬化型ニス組成物を得た。
【0042】
〈実施例4〉
アゾビスイソブチルニトリルの量を3部にした以外は実施例1と同様の条件で、モノマー組成1に係るモノマーを重合せしめ、透明で粘稠性を有する樹脂成分(本発明に使用する(メタ)アクリル系共重合体)を50重量%含有する樹脂溶液を得た。得られたこの樹脂の重量平均分子量は、40,000であった。
【0043】
次に、この樹脂溶液を、前記中間製造体(D−1)105.1部(この内、(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化性モノマー及びオリゴマーは100部)に対し12部(この内、固形分は6部)配合し、透明な溶液状態の紫外線硬化型ニス組成物を得た。
【0044】
〈実施例5〉
モノマー組成以外は実施例2と同様の条件でモノマー組成1に係るモノマーを重合し、透明で粘稠性を有する樹脂成分(本発明に使用する(メタ)アクリル系共重合体)を50重量%含有する樹脂溶液を得た。得られたこの樹脂の重量平均分子量は、50,000であった。
【0045】
次に、この樹脂溶液を、前記中間製造体(D−1)105.1部(この内、(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化性モノマー及びオリゴマーは100部)に対し60部(この内、固形分は30部)配合し、透明な溶液状態の紫外線硬化型ニス組成物を得た。
【0046】
〈実施例6〉
中間製造体(D−1)の代わりに中間製造体(D−2)を用いた以外は実施例1と同様にして、透明な溶液状態の紫外線硬化型ニス組成物を得た。
【0047】
〈実施例7〉
中間製造体(D−1)の代わりに中間製造体(D−2)を用いた以外は実施例2と同様にして、透明な溶液状態の紫外線硬化型ニス組成物を得た。
【0048】
〈実施例8〉
実施例1で得た樹脂成分(本発明に使用する(メタ)アクリル系共重合体)を50重量%含有する樹脂溶液を、前記中間製造体(D−1)105.1部(この内、(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化性モノマー及びオリゴマーは100部)に対し8部(この内、固形分は4部)配合し、透明な溶液状態の紫外線硬化型ニス組成物を得た。
【0049】
〈実施例9〉
実施例3で得た樹脂成分(本発明に使用する(メタ)アクリル系共重合体)を50重量%含有する樹脂溶液を、前記中間製造体(D−1)105.1部(この内、(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化性モノマー及びオリゴマーは100部)に対し180部(この内、固形分は90部)配合し、透明な溶液状態の紫外線硬化型ニス組成物を得た。
【0050】
〈比較例1〉
モノマー組成以外は実施例1と全く同一の条件で、モノマー組成4に係るモノマーを重合せしめ、透明で粘稠性を有する樹脂成分を50重量%含有する樹脂溶液を得た。得られたこの樹脂の重量平均分子量は、15,000であった。
【0051】
次に、この樹脂溶液を、前記中間配合体(D−1)105.1部(この内、(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化性モノマー及びオリゴマーは100部)に対し60部(この内、固形分は30部)配合し、紫外線硬化型ニス組成物を得た。
【0052】
〈比較例2〉
モノマー組成以外は実施例2と全く同一の条件で、モノマー組成5に係るモノマーを重合せしめ、透明で粘稠性を有する樹脂成分を50重量%含有する樹脂溶液を得た。得られたこの樹脂の重量平均分子量は、60,000であった。
【0053】
次に、この樹脂溶液を、前記中間製造体(D−1)105.1部(この内、(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化性モノマー及びオリゴマーは100部)に対し120部(この内、固形分は60部)配合し、紫外線硬化型ニス組成物を得た。
【0054】
〈比較例3〉
攪拌機、窒素ガス導入口、温度計、還流コンデンサーを設備した、500mlの反応容器に、モノマー組成1に係るモノマーを合計100部、連鎖移動剤としてラウリルメルカプタンを2部、重合溶剤としてエチルセロソルブを80部、イソプロピルアルコールを20部、重合開始溶剤としてアゾビスイソブチルニトリルを8部加え、窒素ガス気流中、80℃で4時間滴下重合を行い、さらに4時間重合せしめ、透明で低粘度の樹脂成分を50重量%含有する樹脂溶液を得た。得られたこの樹脂の重量平均分子量は、8,500であった。
【0055】
次に、この樹脂溶液を、前記中間製造体(D−1)105.1(この内、(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化性モノマー及びオリゴマーは100部)部に対し、12部(この内、固形分は6部)配合し、紫外線硬化型ニス組成物を得た。
【0056】
〈比較例4〉
攪拌機、窒素ガス導入口、温度計、還流コンデンサーを設備した、500mlの反応容器に、モノマー組成3に係るモノマーを合計100部、重合溶剤としてトルエンを200部、重合開始剤としてベンゾイルパーオキシドを0.2部加え、窒素ガス気流中、80℃で12時間重合せしめ、透明で粘稠性を有する樹脂成分を33重量%含有する樹脂溶液を得た。得られたこの樹脂の重量平均分子量は、120,000であった。
【0057】
次に、この樹脂溶液を、前記中間製造体(D−1)105.1部(この内、(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化性モノマー及びオリゴマーは100部)に対し120部(この内、固形分は40部)配合し、紫外線硬化型ニス組成物を得た。
【0058】
〈比較例5〉
前記中間製造体(D−1)のみを紫外線硬化型ニス組成物とした。
【0059】
〈比較例6〉
実施例1で得た樹脂成分(本発明に使用する(メタ)アクリル系共重合体)のみをニス組成物とした。
【0060】
〈性能評価〉
実施例1〜9及び比較例1〜6に係る各紫外線硬化型ニス溶液を、グラビア塗工機で印刷基紙上に6g/m2 の塗布量で塗工し、コンベア式紫外線照射機(高圧水銀灯80W/cm2 )で、積算光量が60mJ/cm2 になるコンベア速度で紫外線照射を行い、硬化した塗工面を有する再剥離性接着加工紙を得た。次に、得られた再剥離性接着加工紙を折りたたむと共に塗工面同士を合わせ、30kg/cmの線圧で加圧を行い、加圧仮接着紙を得た。
【0061】
前記再剥離性接着加工紙及び加圧仮接着紙について、光沢値、接着性、剥離性、耐ブロッキング性の各評価を行った結果を、表2に示す。
【0062】
【表2】
Figure 0003827124
【0063】
前記、性能評価における評価項目及び評価基準は、次の通りである。
〈評価項目及び評価基準〉
(a)光沢
再剥離性接着加工紙の塗工面について、グロスメーター(スガ試験機製)を用いて反射角60度における反射率(%)を測定した。
【0064】
(b)接着性
再剥離性接着加工紙の加圧貼り合わせにより得られた加圧仮接着紙における接着状態を下記の基準で判定した。
◎:完全に接着しており、折り曲げても接着箇所のハガレは生じない。
○:ほぼ接着しており、本発明の用途には十分使用可能。
△:一応接着はするが、弱く、紙質により、曲げれば接着面に浮き離れが生じる場合がある。
×:接着が弱いか、全く接着しない。
【0065】
(c)剥離性
再剥離性接着加工紙の加圧貼り合わせにより得られた加圧仮接着紙における剥離状態を下記の基準で判定した。
○:紙破れなく剥がれる。
△:紙破れなく剥がれるが、剥離強度が強く、紙質により、表面にニス面に割れ筋が入る場合がある。
×:接着してしまい、剥がそうとすれば紙が破れる。
−:最初から未接着のため判定不能。
【0066】
(d)耐ブロッキング性
再剥離性接着加工紙を55℃、80%RHの条件で24時間放置後、前記剥離性、接着性を評価する。
○:接着性を持続しており、剥がすときは、紙破れなく剥離する。
△:本来の接着性より強くなるが、剥がすときは、紙破れなく剥離する。
×:剥がすときに紙が破れる。
【0067】
【発明の効果】
本発明に係る紫外線硬化型ニス組成物は以上のように構成され、紫外線硬化型ニスに接着剤が分散混合されるのではなく、紫外線硬化性成分、(メタ)アクリル系共重合体及び光重合開始剤の各成分が互いに均一に相溶された状態にあるので、経時安定性、塗工安定性に優れると共に、印刷面に優れた表面光沢、耐摩耗性、耐水性、耐ブロッキング性等の光沢ニス本来の表面特性を与え、しかも加熱、加圧による良好な再剥離性接着を可能にする。紫外線硬化型ニス組成物が全体として透明な溶液状態にあるものでは、より優れた前記塗工安定性や表面光沢等を与える。
【0068】
また、この紫外線硬化型ニス組成物によれば、接着剤成分を混合する必要もなく、ロールコーター、グラビアコーター、フレキソコーター、枚葉印刷インラインニスコーター等の簡便な塗工装置及び通常の紫外線照射装置等を用いても容易に加工でき、目的に沿った少量他品種生産のための加工にも無駄なく対応でき、低廉な価格で再剥離性接着加工の施された加工紙が得られ、このようにして得られた再剥離性接着加工紙は情報を隠蔽しつつ、安全、確実に、且つ節約された郵送費で受取人に伝達できる親展性通信紙システムに好適に使用可能である。
【0069】
さらに、この紫外線硬化型ニス組成物によれば、開封使用後に廃棄処分された葉書等の加工紙や製造過程で生じた切り落とし屑の加工紙の加工面が、従来のように加工面にフィルムがラミネートされた加工紙の場合とは異なって古紙再生への障害とならず、紙資源の有効利用、再利用に寄与するものである。

Claims (4)

  1. (メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化性モノマー及びオリゴマーから選ばれる少なくとも一種の紫外線硬化性成分(A)、重量平均分子量が10,000〜100,000、ガラス転移温度が−35.2℃〜20℃であるn−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレートから選ばれたモノマー成分を重合してなる(メタ)アクリル系共重合体(B)及び光重合開始剤(C)からなり、前記紫外線硬化性成分(A)、(メタ)アクリル系共重合体(B)及び光重合開始剤(C)が互いに相溶していることを特徴とする紫外線硬化型ニス組成物。
  2. 透明な溶液状態を呈する請求項1記載の紫外線硬化型ニス組成物。
  3. 紫外線硬化性成分(A)の合計100重量部に対し、(メタ)アクリル系共重合体(B)の配合割合が5〜80重量部である請求項1又は2記載の紫外線硬化型ニス組成物。
  4. 請求項1、2又は3記載の紫外線硬化型ニス組成物を基紙表面に塗工すると共に紫外線で硬化させてなる、表面光沢及び再剥離接着性を有する再剥離性接着加工紙。
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