JP4846516B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4846516B2 JP4846516B2 JP2006286212A JP2006286212A JP4846516B2 JP 4846516 B2 JP4846516 B2 JP 4846516B2 JP 2006286212 A JP2006286212 A JP 2006286212A JP 2006286212 A JP2006286212 A JP 2006286212A JP 4846516 B2 JP4846516 B2 JP 4846516B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- movable contact
- insulated switchgear
- gas insulated
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
[構成]
まず、図1〜図3を参照して第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態に係る母線一体形断路器の正面断面図、図2は同じく側面断面図、図3は図1のA−A矢視図である。
以上のような第1の実施形態においては、操作軸13、13aを分岐部2bの径dの投影円内に導出したことで、操作軸13、13aに対し絶縁ロッド11、11a、ピニオン軸17、ピニオン7及びラック6を介して取り付けられた可動接触子9と、この可動接触子9を有する可動側接触部3とを、分岐部2b径dの投影円のスペース内に配置することができる。つまり、タンク2の主胴部2aにおける分岐部2b径dの投影円分のスペースを、断路部5の収納用スペースの一部として利用することができ、二つのスペースを重ねた分だけ、タンク2の主胴部2aの高さ寸法Hを縮小化することが可能である。これにより、母線一体形断路器100の小形化を図ることができる。
[構成]
続いて、図4に用いて第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は上記第1の実施形態を3相分連結したガス絶縁開閉装置であり、図4は図1のA−A矢視方向から見た断面を3相分連結した場合の断面図である。
以上のような第2の実施形態によれば、3相分の操作軸13、13aを斜めに配置したことで3相の母線一体形断路器100を斜めに配置することができる。このとき、タンク2の主胴部2aは径Dが大きく、分岐部2bは径dが小さいため、隣接する断路器100同士では、一方のタンク2主胴部2aと他方のタンク2分岐部2bとを近づけて配置することができる。
[構成]
次に、図5に用いて第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、タンク2の主胴部2aにおいて、固定側接触部4が配置される上端部と向かい合う端部、つまり主胴部2aの下端部には、突出部2cが形成され、この突出部2cに可動側接触部3及び可動接触子9が配置されたことを特徴としている。
タンク2において、主胴部2aの径Dと分岐部2b径dは、D>dとなっていることから、タンク2の構造上、突出部2cは容易に設けられる。第3の実施形態では、この突出部2cに可動側接触部3及び可動接触子9を配置することで、タンク2主胴部2a内のスペースを効率良く利用することができる。このため、タンク2を小形化することができ、母線一体形断路器100のコンパクト化を進めることができる。
[構成]
第4の実施形態は前記第3の実施形態に改良を加えたものであり、その特徴は、図6で示すように、主母線導体18がタンク2の突出部2c内に向かって曲げて構成された点にある。
以上のような第4の実施形態によれば、主母線導体18を突出部2c内に曲げることで、主母線導体18に設置された可動側接触部3及び可動接触子9を、突出部2cに対し、より深く入り込ませることができる。したがって、タンク2主胴部2a内には無駄なスペースがなくなり、スペースの利用効率をいっそう高めることができる。これにより、タンク2のさらなる小形化が実現し、母線一体形断路器100のコンパクト化が可能となる。
[構成]
第5の実施形態もまた、前記第3の実施形態に改良を加えたものであって、その特徴は、図7で示すように、主母線導体18に可動側接触部3が内蔵された点にある。より詳しくは、主母線導体18は一直線状に配置されており、可動接触部3はその先端部3aが主母線導体18の上面と同一平面上になり、接点部3bが主母線導体18の内部に収納されるようになっている。
以上のような第5の実施形態では、主母線導体18に可動側接触部3を内蔵したことで、固定側接触部4と可動側接触部3の極間寸法を保ちつつ、タンク2主胴部2aの小形化を進めることが可能であり、母線一体形断路器100のコンパクト化に寄与することができる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、主母線導体の軸線に対する操作軸の導出角度は適宜選択可能であり、主母線導体の軸線に対し直交方向に導出された実施形態も包含する。また、上記の実施形態を組み合わせてもよく、例えば、第4の実施形態と第5の実施形態とを組み合わせて、突出部2c側に曲げた主母線導体18内に可動側接触部3を収納させた実施形態も包含する。このような実施形態によれば、タンク2の小形化をいっそう進めることができる。なお、絶縁ロッドを廃し、操作ロッドを絶縁物で構成するようにしてもよい。
2a…主胴部
2b…分岐部
2c…突出部
3…可動側接触部
4…固定側接触部
5…断路部
6…ラック
7…ピニオン
8、8a…切欠部
9…可動接触子
10、10a…軸受部
11、11a…絶縁ロッド
12…操作装置
13、13a…操作軸
17…ピニオン軸
18…主母線導体
19a、19b、19c…連結ロッド
20、20a…開口部
21B、21M…絶縁スペーサ
100…母線一体形断路器
D…タンク2の主胴部2aの径
d…タンク2の分岐部2bの径
Claims (7)
- 金属製のタンクには主胴部と該主胴部から分岐した分岐部が設けられ、前記タンクの分岐部には該分岐部の軸線に沿い前記主胴部を貫通して伸びる主母線導体が収納され、前記主母線導体にて前記タンクの主胴部に位置する部分には可動側接触部が設けられ、この可動側接触部と対向して前記タンクの主胴部には固定側接触部が配置され、前記固定側接触部及び前記可動側接触部から断路部が構成され、前記可動側接触部には前記断路部を開閉するための可動接触子が往復動自在に設置され、前記可動接触子には該可動接触子の軸方向にラックが一体的に形成され、前記ラックにはピニオンが組み合わされ、前記ピニオンには操作軸が固着され、前記操作軸は前記タンクの外部に導出されて操作装置に連結され、前記操作装置の操作力を前記操作軸、前記ラック及びピニオンを介して前記可動接触子に伝え、該可動接触子を駆動して開閉動作を行うように構成されたガス絶縁開閉装置において、
前記操作軸は前記タンクの分岐部内径の投影円内に導出されたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。 - 前記操作軸は前記主母線導体の軸線に対し直交方向に導出されたことを特徴とする請求項1記載のガス絶縁開閉装置。
- 前記操作軸は前記主母線導体の軸線に対し傾斜して導出されたことを特徴とする請求項1記載のガス絶縁開閉装置。
- 前記操作軸を有する母線一体形断路器が前記操作軸の軸線に沿って斜めに3相配置され、各操作軸が互いに連結されたことを特徴とする請求項3記載のガス絶縁開閉装置。
- 前記タンクの主胴部にて前記固定側接触部が配置される側の端部と向かい合う端部付近には空きスペースが形成され、
前記空きスペースに前記可動側接触部が配置されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれ1項に記載のガス絶縁開閉装置。 - 前記主母線導体は前記空きスペース内に向かうように曲げて構成されたことを特徴とする請求項5に記載のガス絶縁開閉装置。
- 前記可動側接触部は前記主母線導体の内側に内蔵されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれ1項に記載のガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006286212A JP4846516B2 (ja) | 2006-10-20 | 2006-10-20 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006286212A JP4846516B2 (ja) | 2006-10-20 | 2006-10-20 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008104322A JP2008104322A (ja) | 2008-05-01 |
JP4846516B2 true JP4846516B2 (ja) | 2011-12-28 |
Family
ID=39438211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006286212A Active JP4846516B2 (ja) | 2006-10-20 | 2006-10-20 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4846516B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015107694A1 (ja) * | 2014-01-20 | 2015-07-23 | 三菱電機株式会社 | 開閉器およびガス絶縁開閉装置 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS605216A (ja) * | 1983-06-22 | 1985-01-11 | Yamato Hiroyuki | 集塵器 |
JPH01264505A (ja) * | 1988-04-13 | 1989-10-20 | Mitsubishi Electric Corp | ガス絶縁開閉装置 |
JPH02266809A (ja) * | 1989-04-07 | 1990-10-31 | Toshiba Corp | ガス絶縁接地開閉器 |
JPH0492382A (ja) * | 1990-08-08 | 1992-03-25 | Toshiba Corp | 避雷器 |
JPH06197423A (ja) * | 1992-12-25 | 1994-07-15 | Toshiba Corp | ガス絶縁開閉装置 |
JPH10257621A (ja) * | 1997-03-10 | 1998-09-25 | Fuji Electric Co Ltd | 相分離形ガス絶縁開閉装置 |
JPH11234824A (ja) * | 1998-02-17 | 1999-08-27 | Takaoka Electric Mfg Co Ltd | ガス絶縁開閉装置 |
JP3243751B2 (ja) * | 1998-06-15 | 2002-01-07 | 三菱電機株式会社 | 断路器 |
JP2002051416A (ja) * | 2000-08-03 | 2002-02-15 | Toshiba Corp | ガス絶縁開閉器 |
JP2002152929A (ja) * | 2000-11-10 | 2002-05-24 | Toshiba Corp | ガス絶縁開閉器 |
JP4764287B2 (ja) * | 2006-08-18 | 2011-08-31 | 株式会社東芝 | ガス絶縁開閉器 |
-
2006
- 2006-10-20 JP JP2006286212A patent/JP4846516B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008104322A (ja) | 2008-05-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100771673B1 (ko) | 가스 절연 개폐장치 | |
JP4388032B2 (ja) | 固体絶縁断路器 | |
KR19980018452A (ko) | 금속 밀폐 가스 절연 고압 스위치 기어를 위한 분리/접지 스위치 | |
CN101849272B (zh) | 开闭器 | |
EP2728603B1 (en) | 3-way switch for a gas-insulated apparatus | |
US8552317B2 (en) | Metal-encapsulated, polyphase, gas-insulated busbar switch disconnector and earthing switch | |
JP5238632B2 (ja) | ガス遮断器及びガス絶縁開閉装置 | |
JP2002051416A (ja) | ガス絶縁開閉器 | |
JP4846516B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
JP5528765B2 (ja) | バスバー断路器及び接地断路器のような2つの断続器を具備し、かつ該断続器の可動接点用の共通のアクチュエータ装置を含んでいる電気スイッチ装置 | |
KR100393262B1 (ko) | 가스절연개폐장치 | |
CN101894703B (zh) | 一种高压真空开关 | |
JP4764287B2 (ja) | ガス絶縁開閉器 | |
JP5298089B2 (ja) | 開閉器,開閉器ユニット,スイッチギヤ及びスイッチギヤを搭載した風車 | |
CN101877290B (zh) | 一种用于增强电气绝缘性能的真空灭弧机构 | |
CN201717180U (zh) | 一种高压真空开关 | |
JP4945211B2 (ja) | 三相一括形接地開閉器 | |
JP4853205B2 (ja) | スイッチギヤ | |
JPH06197423A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
JPH11355926A (ja) | ガス絶縁開閉器 | |
JP5023888B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
JP6184195B2 (ja) | ガス遮断器 | |
JP4666487B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
KR101286291B1 (ko) | 가스절연 개폐장치 | |
JP2008295259A (ja) | 三相一括形断路器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090925 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110913 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110920 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111012 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4846516 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021 Year of fee payment: 3 |