JPH10257621A - 相分離形ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

相分離形ガス絶縁開閉装置

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JPH10257621A
JPH10257621A JP9054849A JP5484997A JPH10257621A JP H10257621 A JPH10257621 A JP H10257621A JP 9054849 A JP9054849 A JP 9054849A JP 5484997 A JP5484997 A JP 5484997A JP H10257621 A JPH10257621 A JP H10257621A
Authority
JP
Japan
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phase
shaft
output shaft
connecting rod
lever
Prior art date
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Pending
Application number
JP9054849A
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English (en)
Inventor
Kazuya Yamashita
和也 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP9054849A priority Critical patent/JPH10257621A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置の保守点検をし易くする。 【解決手段】相間軸7と駆動装置5の出力軸10との間
にリンク機構が介装され、このリンク機構は、両端にそ
れぞれ軸受け14,15が取り付けられた連結棒12
と、この軸受け14,15の反連結棒12側にそれぞれ
取り付けられたレバー11,13とにより構成され、軸
受け14,15は球面部と、この球面部に嵌まる嵌合部
とによりなり、レバー11,13の反軸受け14,15
側がそれぞれ出力軸10と相間軸7に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各相の断路器が
別々の密閉容器に収納されるとともに水平面に対して斜
めに並べられた三相分離形ガス絶縁開閉装置に関し、特
に、断路器の駆動装置の出力軸が水平に配された装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の相分離形ガス絶縁開閉装
置の構成を示す正面図である。2は三相別々の密閉容器
に収納された主回路母線であり、三相とも水平に配され
ている。また、1も三相別々の密閉容器に収納された母
線用の断路器であり、正面から見て斜めの位置に並べら
れている。主回路母線2は、図の左から右へと渡ってい
て、密閉容器に収納されたまま図の左右両側からはみ出
して図示されていない他の機器へ接続されている。密閉
容器にはSF6 ガスが封入され、断路器1は密閉容器の
内部でそれぞれの主回路母線2に接続されている。
【0003】図6は、図5の装置の側面図であり、ベー
ス4に三相別々の密閉容器に収納された遮断器8が載置
されている。各相の遮断器8の密閉容器は、紙面の奥行
き側に水平に三台並べられている。遮断器8の左端に各
相の主回路母線2がそれぞれ断路器1を介して接続され
ている。遮断器8の密閉容器は、縦型の密閉容器9を介
して、上部の主回路母線2の密閉容器に取り付けられて
いる。また、密閉容器9には、点検用接地開閉器20や
計器用変流器21が設けらている。遮断器8の右端に
は、密閉容器に収納された線路用の図示されていない断
路器や計器用変圧器などが接続され、負荷側へ電力が供
給される。なお、密閉容器9の上部右側にも複数の密閉
容器が取り付けられているが、これらの密閉容器は遮断
器8に二重に主回路母線を接続する場合に使用されるも
のであり、その場合は、密閉容器内に主回路母線2およ
び断路器1が左右対称に収納される。
【0004】図5に戻り、断路器1が斜めに並べられて
いるのは、ガス絶縁開閉装置全体の高さを減らすため
に、主回路母線2が極力近づけて配されたためである。
断路器1の密閉容器が主回路母線2のそれよりも外径が
大きいので、断路器1を垂直に並べると、主回路母線2
同士の間隔をさらに明けねばならず、そのために装置全
体が高くなってしまう。相間軸7は断路器1を開閉操作
するためのものであり、駆動装置5の出力軸10に直結
されている。相間軸7は水平に対して斜めに設けられ、
各相の断路器1の位置でその回動動作を密閉容器の内部
に伝達させている。断路器1は、相間軸7の回動に連動
して開閉するようになっている。駆動装置5によって出
力軸10を回動させることにより相間軸7を回動させ、
各相の断路器1を同時に開閉させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置は、断路器の駆動装置の保守点検が
し難いという問題があった。すなわち、図5のように断
路器1の駆動装置5が斜めであるためにその銘板6も斜
めになっている。したがって、保守点検においてはその
銘板6が読みにくいとともに、駆動装置5の取り扱いも
不便であった。
【0006】この発明の目的は、駆動装置の保守点検を
し易くすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、各相の断路器が別々の密閉容器
に収納され、この密閉容器は絶縁ガスが封入されるとと
もに水平面に対して斜めに並べられ、各相の断路器が密
閉容器の外部に斜めに配された共通の相間軸の回動によ
って一括して開閉操作され、この相間軸は回動力を発生
する駆動装置の出力軸に連結されてなる相分離形ガス絶
縁開閉装置において、前記相間軸がリンク機構を介して
出力軸に連結され、出力軸が水平に配されてなるものと
するとよい。それによって、銘板が読み易くなるととも
に、駆動装置の取り扱いも便利になった。
【0008】また、かかる構成において、リンク機構
が、両端にそれぞれ軸受けが取り付けられた連結棒と、
この軸受けの反連結棒側にそれぞれ取り付けられたレバ
ーとにより構成され、軸受けは球面部と、この球面部に
嵌まる嵌合部とによりなり、レバーの反軸受け側がそれ
ぞれ出力軸と相間軸に固定されてもよい。出力軸を回動
させると、この出力軸に固定された一方のレバーが回動
する。それによって、連結棒が上下するので、この連結
棒に固定された他方のレバーが回動する。したがって、
この他方のレバーに固定された相間軸が回動するように
なる。その際、リンク機構の動作中における連結棒とレ
バーとの動作範囲は、同一平面上だけでなく、その平面
からはみ出した三次元的な空間になる。軸受けは、球面
部と嵌合部とが互いに結合角度自由に連結されているの
で、連結棒とレバーとが互いに三次元的に動作してもス
ムーズに駆動力を伝達することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施例に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかる相分離
形ガス絶縁開閉装置の構成を示す正面図である。駆動装
置5の出力軸10が水平に配され、出力軸10と相間軸
7との間にリンク機構が介装されている。そのリンク機
構は、両端に軸受け14,15が取り付けられた連結棒
12と、この軸受け14,15の反連結棒12側にそれ
ぞれ取り付けられたレバー11,13とにより構成され
ている。
【0010】図2は、図1の側面図である。レバー11
は出力軸10と一体であり、レバー13も相間軸7と一
体である。したがって、出力軸10が回動すれば、連結
棒12が斜めになったまま上下する。この連結棒12に
連動してレバー13が回動するので、相間軸7も回動し
密閉容器内の断路器1が開閉する。図1,図2のその他
の構成は、それぞれ図5,図6の従来の構成と同じであ
り、同じ部分には同一参照符号を付け詳細な説明を省略
する。図2において、連結棒12とレバー11,13と
の間には、上下への引張り力や押圧力がかかるが、連結
棒12とレバー11,13とのなす角度が同じ平面上で
変化するばかりでなく、平面から三次元的に外れる角度
にも変化している。そのために、連結棒12とレバー1
1,13との間に介装される軸受け14,15はその変
化に追従するものでなければならない。
【0011】図3は、図1の装置の軸受け15の構成を
示す拡大側面図である。相間軸7に固定されたレバー1
3の上部に下駄の歯状の二枚の支え板13Aが設けら
れ、この支え板13Aにピン18が貫通している。軸受
け15は、球面部16と嵌合部17とで構成されてい
る。嵌合部17は連結棒12に固定されている。一方、
球面部16は、支え板13Aの間に介装されるとともに
その中心にピン18を貫通させることによって固定され
ている。嵌合部17は、球面部16の外面を丁度沿うよ
うにえぐられた部分を備え、球面部16は、その嵌合部
17のえぐられた部分に嵌め込まれている。したがっ
て、連結棒12は、レバー13とのなす角度が必ずしも
直角でなくてもよく、また、連結棒12とレバー13と
が常時同一平面上になくてもよい。前述のように、連結
棒12とレバー13とは、互いに傾斜角度が変化しなが
ら連結されているが、この軸受け15の介在によってス
ム−ズに駆動力が伝達される。
【0012】図4は、図1の装置の軸受け14の構成を
示す拡大側面図である。出力軸10の右端に二枚のレバ
ー11が固定されている。このレバー11にピン18が
貫通している。軸受け14は、図3の軸受け15と同じ
ものであり、球面部16と嵌合部17とで構成されてい
る。嵌合部17は連結棒12に固定されている。一方、
球面部16は、レバー11の間に介装されるとともにそ
の中心にピン18を貫通させることによって固定されて
いる。球面部16は、嵌合部17のえぐられた部分に嵌
め込まれている。したがって、連結棒12は、レバー1
1とのなす角度が必ずしも180度でなくてもよく、ま
た、連結棒12とレバー11とは常時同一平面上になく
てもよい。前述のように、連結棒12とレバー11と
は、互いの傾斜角度が変化しながら連結されているが、
この軸受け14の介在によってスム−ズに駆動力が伝達
される。
【0013】
【発明の効果】この発明は前述のように、前記相間軸が
リンク機構を介して出力軸に連結され、出力軸が水平に
配されてなるものとするとよい。それによって、銘板が
読み易くなるとともに保守点検もし易くなり、作業がは
かどるようになった。また、かかる構成において、リン
ク機構が、両端にそれぞれ軸受けが取り付けられた連結
棒と、この軸受けの反連結棒側にそれぞれ取り付けられ
たレバーとにより構成され、軸受けは球面部と、この球
面部に嵌まる嵌合部とによりなり、レバーの反軸受け側
がそれぞれ出力軸と相間軸に固定される。連結棒とレバ
ーとの動作中にお互いになす角度が三次元的に変わって
もスムーズに駆動力を伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかる相分離形ガス絶縁開
閉装置の構成を示す正面図
【図2】図1の装置の側面図
【図3】図1の装置の軸受け15の構成を示す拡大側面
【図4】図1の装置の軸受け14の構成を示す拡大側面
【図5】従来の相分離形ガス絶縁開閉装置の構成を示す
正面図
【図6】図5の装置の側面図
【符号の説明】
1:断路器、2:主回路母線、5:駆動装置、6:銘
板、7:相間軸、10:出力軸、12:連結棒、11,
13:レバー、14,15:軸受け、16:球面部、1
7:嵌合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各相の断路器が別々の密閉容器に収納さ
    れ、この密閉容器は絶縁ガスが封入されるとともに水平
    面に対して斜めに並べられ、各相の断路器が密閉容器の
    外部に斜めに配された共通の相間軸の回動によって一括
    して開閉操作され、この相間軸は回動力を発生する駆動
    装置の出力軸に連結されてなる相分離形ガス絶縁開閉装
    置において、前記相間軸がリンク機構を介して出力軸に
    連結され、出力軸が水平に配されてなることを特徴とす
    る相分離形ガス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の相分離形ガス絶縁開閉装
    置において、リンク機構が、両端にそれぞれ軸受けが取
    り付けられた連結棒と、この軸受けの反連結棒側にそれ
    ぞれ取り付けられたレバーとにより構成され、軸受けは
    球面部と、この球面部に嵌まる嵌合部とによりなり、レ
    バーの反軸受け側がそれぞれ出力軸と相間軸に固定され
    てなることを特徴とする相分離形ガス絶縁開閉装置。
JP9054849A 1997-03-10 1997-03-10 相分離形ガス絶縁開閉装置 Pending JPH10257621A (ja)

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JP9054849A JPH10257621A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 相分離形ガス絶縁開閉装置

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JP9054849A JPH10257621A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 相分離形ガス絶縁開閉装置

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JPH10257621A true JPH10257621A (ja) 1998-09-25

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ID=12982059

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JP9054849A Pending JPH10257621A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 相分離形ガス絶縁開閉装置

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JP (1) JPH10257621A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008047474A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Toshiba Corp ガス絶縁開閉器
JP2008104322A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Toshiba Corp ガス絶縁開閉装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008047474A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Toshiba Corp ガス絶縁開閉器
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