JPS61170212A - ガス絶縁開閉器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本兄明はガス絶縁開閉器に関する。

（従来の技術） 一つの容器内に断路器と接地開閉器を収納し容器の節約
を計ったガス絶縁開閉器が知られている。

第４図は従来用いられているこの種装置としてガス充填
密封容器内に設けた断路器の一例を示す断面図で、絶縁
ガス５１を充填した容器５２内に絶縁スペーサ５６およ
び５４を介して入力側６相導体５５および出力側６相導
体５６が導入され、各導体端部には摺動接触部５５ａお
よび５６ａが設けである。

一方、駆動軸５７により操作レバー５８を介して駆動さ
れる絶縁操作棒５９に可動接触子５９ａを取付け、該可
動接触子は上下に駆動されて人力（ＩＩｉ１６相導体の
接触部５５ａ内を摺動し、出力側６相導体の接触部５６
ａと接、離して回路の開閉を行なう、同図は断路器が閉
路状態にある場合を示す。

また容器５２の下部に接地開閉器が設けられ、駆動軸６
０よりレバー６１を介して上下に駆動される接地用可動
接触子６２を設け、断路器の可動接触子９ａが上方に駆
動されて断路状態にあるとき接地用可動接触子６２を上
方に駆動して出力側６相導体の接触部５６ａと係合させ
、出力側６相導体６を可動接触子６２→接続線６６−接
地導体６４を通じて接地する。

（発明が解決しようとする問題点） 上記装置では、断路器と接地開閉器がそれぞれ独立して
設けられているため、前記容器５２に多くの気密箇所を
要し、取付フランジ６５，６６やこの加工が必要であっ
た。又、前記フランジ６５．６６に取付けるための補助
容器６７や端蓋６８を用意する必要があり、構造も複雑
であるという欠点があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上述の点に鑑み、一つの容器内に断路器と接地
開閉器を収納するものにおいて、断路器、接地開閉器の
機構部を補助容器や端蓋に取付けることなく一つのブラ
ケットに固定支持し、これを前記一つの容器内に配設し
て成るものである。

（作用） 断路器、接地開閉器をブラケットに組み上げたものを一
つの容器内に配設して構成しており、前記容器内で断路
器、接地開閉器が一構造体となる。

従って補助容器や補助端蓋といったものが存在しない。

（実施例） 第１図は本発明のガス絶縁開閉器が用いられたガス絶縁
開閉装置の全体像を示す略側断面線図である。

図において、１は遮断器で遮断器容器０１内に収納され
ている。該容器０１内には遮断器１の両側の接地開閉器
２，６及び変流器４が収納されている。

前記容器Ｃ１は架台５で支持されており、該架台内に遮
断器１、接地開閉器２，６の操作器が収納されている。

６，７は甲、乙母線で母線側断路器８，９と共にそれぞ
れ容器０２，０３に収納されている。断路器８，９の操
作器は容器Ｃ１，０２の近傍にそれぞれ取付けられてい
る。

１０はケーブルヘッド、１１は避雷器、１２は計器用変
成器、１６はケーブル側の断路器、１４は接地開閉器で
あり、これらが容器０４内に収納されている。断路器１
３、接地開閉器１４の操作器は容器Ｃ４に１ｆＸｌ付け
られている。容器Ｃ４は架台１５で支持され、該架台１
５内にはケーブルヘッド１０に接続されたケーブル１６
が配設されている。

前記各容器Ｃ１〜Ｃ４内にはＳＦ６ガスの如き絶縁ガス
が所定圧力で充填されている。

前記断路器１３及び接地開閉器１４の具体的構成の１例
を第２図、第６図に示す。これらの図において、２１は
入力導体で先端に断路器１６の固定接触子２２が設けら
れている。２６は接触子２２に対向して設けられた断路
器の摺動接触子、２４は固接触子２２．２３間を接離す
る可動接触子である。

２５は前記可動接触子２４に連結された絶縁操作棒、２
６は金具、２７は多相の場合に使用される多相連結板で
ある。２８はブラケットでこれに取付けられたガイド棒
２９が前記連結板２７を遊貫している。ガイド棒２９の
先端はストッパーに構成されている。

６０は操作レバーで連結板２７を操作する様枢着されて
いる。３１は操作軸で操作レバー６０に操作力を与える
。この操作軸６１は、一端がブラケット２８に取付けら
れたアーム６２で支持され他端は気密軸受６６を介して
容器Ｃ４の外部に導出されている。この軸端３１ａに断
路器の操作器が連結され操作力が伝達される。

６４は出力導体で前記摺動接触子２３から可動接触子２
５の動作方向と直角方向に導出され、この導体の略々中
央が絶縁スペーサ６５で支持されている。絶縁スペーサ
６５はブラケット２８に取付けた中央アーム６６に固定
されている。

前記出力導体６４の他端には接地開閉器１４の固定接触
子６７が取付けられている。この固定接触子６７に対応
して接地開閉器１４の摺動接触子６８が設けられ、この
接触子６８はブラケット２８に取付けた絶縁アーム６９
で支持されると共に、絶縁体４０で中央アーム６６に支
持されている。

（なお、摺動接触子６８を絶縁板上に支持し、この絶縁
板をアーム６６．５９で支持してもよい。この場合はア
ーム３９を金属で構成できる。）４１は固接触子３７．
３８間を接離する接地開閉器１４の可動接触子、４２は
１端が可動接触子４１に取付けられ、他端が多相連結板
４６に取付けられた絶縁操作棒である。前記多相連結板
４６にはブラケット２８に取付けられたガイド棒４４が
断路盤と同様遊間している。４５は操作レバーで多相連
結板４３に連結されている。４６は操作軸で前記レバー
４５に操作力を与えるものである。この操作軸４６は中
央アーム６６で軸支されると共に軸端が、断路器１６と
同様気密軸受を介して容器Ｃ４外に導出されている。こ
の軸端には接地開閉器の操作器が連結され操作力が伝達
される。（これらの構造は図示省略している。） 摺動接触子６８から接地用リード線が導出されこれが容
器Ｃ４の底面を絶縁貫通して取出されている。

４７はブラケット支持体で容器Ｃ４の内側面に適当数設
けられている。４８は出力導体６４をケーブルヘッド１
０に導く導体である。

而して、断路器１６の操作器を操作するときは、駆動軸
６１、操作レバー６０、多相連結板２７、金具２６、絶
縁操作棒２５を介して可動接触子２４が駆動され接触子
２２．２３間を開閉する。従って入出力導体２１．３４
を流れる電流の切入が行なわれる。

又、接地開閉器１４の操作器を操作するときは、駆動軸
４６、操作レバー４５、多相連結板４６、絶縁操作棒４
２を介して可動接触子４１が駆動され接触子５７．５８
間を開閉する。従って、固定接触子６７の接地、非接地
や、人、出力導体に接続された回路要素の通電特性を測
定し得る。

前記ブラケット２８上に、断路器１６、接地開閉器１４
を支持固定するので、これらを容器Ｃ４外で組立てた一
ヒ、容器０４内に収納固定することもできる。叉、容器
Ｃ４が大きい場合には内部で固定組立ができ経済的で且
つ縮小化が計れる。

断路器１６、接地開閉器１４の主回路導体６４側と接地
部位にある駆動側が一体に構成でき調整が容易である。

容器Ｃ４には断路器１６や接地開閉器１４を取付けるた
めのフランジ、端蓋、補助容器といったものが不要で外
観もすっきりし、部品点数も少ない。更に第２図の如く
、絶縁スペーサ６５で出力導体３４の略中央を支持する
ことにより導体３４に働く相聞電磁力によるねじり力が
絶縁スペーサ６５に作用しない一又断路器１３、接地開
閉器１４の操作力による絶縁スペーサ６５にかかる曲５
げ力が最小になる。

又、実施例の如く、ケーブルヘッド１０、避雷器１１等
、他の機器の容器０４円の余分のスペースにブラケット
２８を固定１７て断路器１６、接地装置１４を構成する
ときは専用容器が不要となる。

第２図、第６図は６相のものを示しているが、単相のも
のにも適用できることは勿論である。

（発明の効果） 本発明によるときは、断路器と接地装置を一つのブラケ
ット−Ｌに一構造体として構成しこれを容器内に固定し
ているので、従来必要とした補助春型や補助端蓋が不要
となり、このためフランジやフランジ加工も不要であり
、気密箇所も少なくてすむ。断路器、接地装置の主回路
側と接地部である駆動側が一体で構成でき装置がコンパ
クトになる。又、各部の調整も容易であるうえ、必要が
あれば容器外部で組立てることもできる。装置の外観が
美しく、構成部品数も少ないといった数々の効果を奏す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用されたガス絶縁開閉装置の簡略側
断面線図、第２図は本発明の１実施例を示す簡略側断面
図、第６図は第２図のものの簡略平面断面図、第４図は
従来装置を示す側断面図である

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 断路器の可動接触子を駆動して入出力導体間を開閉する
   断路器の駆動機構と、接地開閉器の可動接触子を駆動し
   て前記入出力導体の何れかを一方を接地する接地開閉器
   の駆動機構と、前記断路器と接地開閉器とを接続する導
   体とをブラケット上に一構造体として配設固定しこれを
   絶縁ガスを充填した容器内に取付けて構成したことを特
   徴とするガス絶縁開閉器。