JPH06197423A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH06197423A
JPH06197423A JP43A JP34585192A JPH06197423A JP H06197423 A JPH06197423 A JP H06197423A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 34585192 A JP34585192 A JP 34585192A JP H06197423 A JPH06197423 A JP H06197423A
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JP
Japan
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phase
movable
pinion
uniting
straight line
Prior art date
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Pending
Application number
JP43A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Takahashi
裕二 高橋
Hiroshi Okuwa
博 大桑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP43A priority Critical patent/JPH06197423A/ja
Publication of JPH06197423A publication Critical patent/JPH06197423A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は絶縁ガスが充填されているタンク2
と、このタンク2内に構成された断路部5を開閉する可
動接触子9と、タンク2内のほぼ軸中心位置に設けられ
操作装置12の回転動作を動作変換させるラック6とピニ
オン7とを具備してなる単相断路器100 を三相分並設し
て各相のピニオン7間を略同一直線となるように連結す
る連結ロッド18b,18c等と、操作装置12と三相断路器
の内、外側に配列された単相断路器のピニオン7とを連
結ロッド18b,18cと略同一直線となるように連結する
連結ロッド18a等から構成される。 【効果】 本発明によれば、回転動作伝達機構を略同一
直線に連結できるので小型で信頼性の高いガス絶縁開閉
装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、三相一括操作形のガス
絶縁開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年変電所の縮小化及び美観上の観点か
ら電力断路装置としてはガス絶縁型のものが多用され、
またその容量も電力の需要に伴い大容量化されている。
【0003】従来のガス絶縁開閉装置の一構成要件であ
る断路器の構成を図4,図5,図6を用いて説明する。
図4は従来の断路器の一実施例を示す断面図である。図
5は図4におけるB−B矢視方向から見た断面図であ
り、図6は図4に示す断路器を三相分並置連結し、操作
装置を取り付けた断路器の正面図である。
【0004】図4,5において、断路器1のタンク2内
部には絶縁性ガスが封入され絶縁スペーサ21にてタンク
2内に支持される可動側接触部3と固定側接触部4とが
対向して設けられて断路部5が形成されている。また、
この断路部5を開閉する筒状の可動接触子9内には軸方
向に伸びるラック6が一体に設けられ、このラック6に
ピニオン7が可動接触子9の軸直角方向に噛合ってい
る。このピニオン7は、可動接触子9に設けた2か所の
切欠部8,8aを貫通し、可動側接触部3に設けた軸受
部10,10aによって2点支持されているピニオン軸17に
取付けられている。また、ピニオン軸17は絶縁ロッド11
及びこの絶縁ロッド11に接続されタンク2の開口部20を
シール部材14にて回転シールされる可動ロッド13を介し
てピニオン7等の回転軸を90°変換するためのギアボッ
クス15に連結されている。
【0005】このように構成された断路器1を三相用と
して使用する場合には図6に示されるように配設され
る。つまり、各相断路器1のギアボックス15を動作伝達
する連結ロッド16a,16b,16cを介して操作装置12に
連結し、三相の断路器が構成されている。
【0006】このように構成される三相の断路器におい
ては、操作装置12の回転動作が連結ロッド16a,16b,
16cを介して各相のギアボックス15に伝動される。さら
に、各相のギアボックス15で回転軸が90°変換され、操
作装置12の回転動作は、さらに可動ロッド13、絶縁ロッ
ド11を介し、ピニオン7に伝達されることで可動接触子
9を三相一括に接離動作させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のガス絶縁開閉装置では、操作装置12の回転動作
を断路器三相の可動接触子9に同時に伝達するために、
各々の断路器1のピニオン7の回転軸を90°変換するギ
アボックス15を連結ロッド16a,16b,16cで連結する
ので、ギアボックス15及び操作装置12が断路器1のタン
ク2外方に突出した形となる。よって、機器の高さL1
が高くなり、機器縮小化という目的に相反する問題があ
った。
【0008】さらに、ギアボックス15は一般にはかさ歯
車等を組み合わせて、回転軸を変換するため、歯車のか
み合わせによるガタが生じる。このため、連結ロッド16
a,16b,16cと各相のピニオン7等の開閉動作の伝達
機構間にギアボックス15が介在することは、三相の可動
接触子9の動作のばらつきの原因となる。また、上記の
ように回転軸を90°変換するような複雑な動作伝達機構
であるギアボックス15は故障の原因となり、機器の信頼
性を失うという欠点があった。
【0009】また、各相のギアボックス15間を連結する
ため連結ロッド16b,16cが長くなるので回転動作の伝
動の際のねじれが大きくなる。このねじれを小さくする
ためには連結ロッド16b,16cを強固にする必要が生
じ、操作装置12の駆動力も大きくなるという欠点があっ
た。そこで本発明は、上記欠点を除去し、小型でかつ開
閉動作の伝達機構に回転軸の変換がなく、信頼性の高い
ガス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、絶縁ガスが充填されている金属容器と、この金属容
器内に対向配置して設けられた可動側接触部と固定側接
触部とで構成される断路部を開示する可動接触子と、金
属容器内のほぼ軸中心位置に設けられ、操作装置の回転
動作を可動接触子の直線運動に変換する動作変換部とを
具備してなる単相開閉器を三相分並設し、三相開閉器と
して使用するガス絶縁開閉装置において、各相の動作変
換部間を第1の連結部材により略同一直線となるように
連結し、さらに、三相開閉器を一括操作する操作装置を
三相開閉器の内、外側に配設された単相開閉器の動作変
換部に第2の連結部材により、第1の連結部材と略同一
直線となるように連結したことを特徴とする。
【0011】
【作用】上述した構成より、操作装置の回転動作が第1
及び第2の連系部材により各相の金属容器内の動作変換
部に伝動され、この動作変換部が回転動作を可動接触子
の直線運動に変換する。そして可動接触子が断路部を開
閉動作する。よって、操作手段から第1及び第2の連結
部材を通り動作変換部までの動作伝達機構が略同一直線
となるようにして連結しているので、動作伝達機構によ
る装置の大型化を防げ、各相の可動接触子の接離動作を
同時に行うことができる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図1、図2及び図3を参
照して詳細に説明する。
【0013】図1は本発明によるガス絶縁開閉装置の一
構成要件である断路器の一実施例の構成を示す断面図で
ある。図2は図1におけるA−A矢視方向から見た断面
図である。ここで図4,図5,図6と同等部分には同一
符号を付して説明する。
【0014】図1において金属容器であるタンク2の内
部に絶縁スペーサ21にて支持される可動側接触部3と固
定側接触部4とが対向して設けられ、一対の電極間であ
る断路部5を形成している。可動側接触部3には断路部
5を開閉する筒状の可動接触子9が備えられている。
【0015】この可動接触子9内には軸方向に伸びるラ
ック6を一体にして設け、このラック6にピニオン7が
可動接触子9の軸直角方向に噛合って取り付けられてい
る。ここでラック6及びピニオン7は、ピニオン7の回
転をラック6すなわち可動接触子9の直線運動に変換す
る動作変換部を構成している。このピニオン7は可動接
触子9に設けられた2カ所の切欠部8,8aを貫通し、
可動接触部31に設けた軸受部10,10aによって2点支持
されているピニオン軸17に取付けられている。このピニ
オン軸17の両端には絶縁ロッド11,11aが夫々固着され
ている。この絶縁ロッド11,11aはさらに可動ロッド1
3,13aに夫々固着されている。この可動ロッド13,13
aはタンク2の対向位置に設けられている開口部20,20
aに装着されているシール部材14,14aによって夫々回
転シールされ、タンク2外部に導出している。
【0016】以上の様に構成された断路器100 を三相用
として使用する場合には図3に示されるように配設され
る。図3は図1に示す断路器を三相分並設連結し、操作
装置を取り付けた正面図である。
【0017】図3において、各相断路器100 はタンク2
から導出している可動ロッド13,13aを連結ロッド18
a,18b,18cを介して操作装置12に連結し、三相の断
路器が構成されている。さらに、操作装置12と各相の動
作変換部を構成しているピニオン7、及びラック7とは
連結ロッド18a,18b,18c等によって略同一直線上に
連結されている。
【0018】次に、このように三相用として連結された
断路器の作用を説明する。操作装置12の回転動作が連結
ロッド18a,18b,18cを介して、各相の断路器100 に
伝動される。各相断路器100 内における回転動作は可動
ロッド13、絶縁ロッド11を介してピニオン軸17に伝えら
れる。そしてピニオン軸17に取り付けられているピニオ
ン7が回転し、ピニオン7に噛合っているラック6が直
線運動する。これによりラック6と一体装備されている
可動接触子9が断路部5を開閉する。ピニオン軸17に伝
えられた回転動作は絶縁ロッド11a,可動ロッド13a及
び連結ロッドを介して隣接する断路器100 に伝動され、
この隣接する断路器100 も同様に可動接触子9が断路部
5を開閉動作する。
【0019】本実施例では断路器三相のピニオン7と絶
縁ロッド11,11aおよび可動ロッド13,13aおよび各相
を最短で連結する連結ロッドよりなる回転動作伝達機構
が略同一直線で強固に連結され、その同一直線上に操作
装置12を配置したことにより、タンク2外方へ突出した
複雑な回転軸変換機構である従来のギアボックスを削除
できる。そのため機器の高さ22を大幅に低くすることが
可能となり、機器の小型化がはかれる。
【0020】また、ギアボックスを削除できるので、ギ
アボックス内で生じるかさ歯車等の噛合わせによるガタ
が原因で生じる各相の可動接触子9の動作のばらつきが
除去され、機器の信頼性も大幅に向上される。さらに、
各相間を連結する連結ロッド18b,18cの長さも大幅に
短くなるので連結ロッド18b,18c のねじれも小さくな
り、操作装置の駆動力が小さくてすみ、機器の一層の小
型化を図ることができる。
【0021】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、回転動
作伝達機構を略同一軸上に連結しているので回転軸変換
機構が削除されることによって、各相の動作変換部間を
連結手段により最短で連結することができ、小形で構造
が簡単で極めて信頼性の高いガス絶縁開閉装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による断路部の一実施例の構成を示す断
面図。
【図2】図1におけるA−A矢視方向から見た断面図。
【図3】図1に示す断路器を三相分並設連結し、操作装
置を取付けた断路器正面図。
【図4】従来の断路器の一実施例を示す断面図。
【図5】図4におけるB−B矢視方向から見た断面図。
【図6】図4に示す断路器を三相分並設連結し、操作装
置を取り付けた断路器の正面図。
【符号の説明】
2…タンク、 3…可動側接触部、 4…固定側接触部、 5…断路部、 6…ラック、 7…ピニオン、 9…可動接触子、 12…操作装置、 18a,18b,18c…連結ロッド、 100…断路器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ガスが充填されている金属容器と、 この金属容器内に対向配置して設けられた可動側接触部
    と固定側接触部とで構成される断路部を開閉する可動接
    触子と、 前記金属容器内のほぼ軸中心位置に設けられ、操作装置
    の回転動作を前記可動接触子の直線運動に変換する動作
    変換部とを具備してなる単相開閉器を三相分並設し、三
    相開閉器として使用するガス絶縁開閉装置において、各
    相の前記動作変換部間を第1の連結部材により略同一直
    線となるように連結し、さらに、前記三相開閉器を一括
    操作する前記操作装置を前記三相開閉器の内、外側に配
    設された単相開閉器の動作変換部に第2の連結部材によ
    り、前記第1の連結部材と略同一直線となるように連結
    したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
JP43A 1992-12-25 1992-12-25 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH06197423A (ja)

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JP43A JPH06197423A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 ガス絶縁開閉装置

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JP43A JPH06197423A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 ガス絶縁開閉装置

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ID=18379421

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JP43A Pending JPH06197423A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 ガス絶縁開閉装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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