JP2002051416A - ガス絶縁開閉器 - Google Patents

ガス絶縁開閉器

Info

Publication number
JP2002051416A
JP2002051416A JP2000236241A JP2000236241A JP2002051416A JP 2002051416 A JP2002051416 A JP 2002051416A JP 2000236241 A JP2000236241 A JP 2000236241A JP 2000236241 A JP2000236241 A JP 2000236241A JP 2002051416 A JP2002051416 A JP 2002051416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable contact
gas
contact portion
disconnecting
rack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000236241A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaneharu Fujiwara
金春 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000236241A priority Critical patent/JP2002051416A/ja
Publication of JP2002051416A publication Critical patent/JP2002051416A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部材の共用化により構成の簡略化を図ると共
に、可動接触子の動作性を高めて駆動力に要するコスト
の低減及び通電性能の安定化に寄与することが可能なガ
ス絶縁開閉器を提供する。 【解決手段】 可動接触部5の筒状導体4内周面におい
て、その中央部には可動接触子6と摺動しながら通電を
行う集電子24が設けられている。この集電子24は断
路部1a用と接地開閉器部20用とを共用するようにな
っている。また、可動接触部5の筒状導体4内周面にお
ける下部、上部及び中央部にはそれぞれ、凹溝22a,
22b,22cが形成されており、ここに可動接触子6
を摺動支持する摺動ガイド23a,23b,23cが配
置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断路部用及び接地
開閉器部用の固定接触部とこれら固定接触部間に配置さ
れる可動接触部とを有するガス絶縁開閉器に係り、特
に、可動接触部内に摺動自在に挿入される可動接触子の
支持構造に改良を施したガス絶縁開閉器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、大都市周辺または臨海地区に設
置される発電所や変電所などの電気所では、用地の入手
難や塩害対策上の理由からガス絶縁開閉器が広く使用さ
れている。ガス絶縁開閉器は絶縁性及び消弧性に優れた
絶縁媒体を容器に密封してなる機器であり、気中絶縁方
式の開閉器に比べてコンパクト化が容易である。
【0003】ここで、ガス絶縁開閉器の従来技術とし
て、「入」、「切」、「接地」という三つの位置をとる
ことができる、いわゆる三位置断路器を例にとって説明
する。なお、図6、図8及び図9は横断面図、図7は縦
断面図である。図6に示すように、三位置断路器1には
SF6ガスなど絶縁ガスを封入した容器2が設けられて
いる。容器2には分岐フランジ2a及びフランジ2bが
形成されている。容器2の下方には断路部1a用の固定
接触部3が配置され、容器2のフランジ2bには接地開
閉器部20用の固定接触部19が配置されている。これ
ら固定接触部3,19間には可動接触部5が配置されて
いる。
【0004】可動接触部5内には円柱状の可動接触子6
が摺動自在に挿入されており、その下端部6aが固定接
触部3に対して接離動作を行うことで断路部1aが開閉
するように構成されている。また、可動接触子6の上端
部6bが固定接触部19に接離動作を行うことで接地開
閉器部20を開閉するように構成されている。なお、可
動接触部5には可動接触部5から直交方向に伸びる分岐
導体7が導出されている。この分岐導体7は容器2の分
岐フランジ2aに対して絶縁スペーサ8により絶縁支持
されている。
【0005】可動接触部5は筒状導体4から構成されて
いる。筒状導体4の内周面において、断路部1a寄りに
は集電子18aが、接地開閉器部20寄りには集電子1
8bがそれぞれ設けられている。集電子18aは可動接
触子6と摺動しながら断路部1aの通電を行うものであ
り、集電子18bは可動接触子6と摺動しながら接地回
路の通電を行うものである。また、筒状導体4内の中央
部には円周方向に沿って凹溝4bが形成されており、こ
こに可動接触子6の摺動ガイド4aが装着されている。
【0006】さらに、可動接触子6の外周部には長手方
向に沿ってラック9が形成されている。ラック9には噛
み合うピニオン13が設けられている。このピニオン1
3の支持構造について図7を参照して説明する。すなわ
ち、ピニオン13は可動接触部5の筒状導体4に軸受部
材14a,14bによって回転自在に支持されている。
軸受部材14a,14bは固定接触部3と可動接触部5
が並べられる平面と直交する方向(図7の上下方向)に
延びて配置されている。軸受部材14aには接合ロッド
11を介して絶縁ロッド10が連結されている。また、
絶縁ロッド10には接合ロッド12を介して操作装置1
6の主軸15が連結されている。主軸15は回転シール
部17を貫通して容器2の外部に導出され、容器2外部
に配置された操作装置16に回転自在に設置されてい
る。
【0007】以上の構成を有する三位置断路器1では、
操作装置16の駆動力が主軸15及び絶縁ロッド10を
介してピニオン13に伝わり、ピニオン13の回転動作
により断路部1a及び接地開閉器部20が「入」あるい
は「切」状態となる。まず、図6に示すように断路部1
aが「入」で接地開閉器部20が「切」の状態から、図
8に示すように断路部1aが「切」で接地開閉器部20
が「切」の状態に移行する、断路部1aの「切」動作に
ついて説明する。
【0008】このとき、ピニオン13は図6中の反時計
方向に回転する。ピニオン13が回転すると、これに噛
み合うラック9がピニオン13の回転運動を直線運動に
変換し、ラック9は図6中の上方向に移動する。そのた
め、このラック9を有する可動接触子6は筒状導体4内
に設けられた集電子18aと摺動ガイド4aとに支持さ
れながら上方向に移動する。
【0009】可動接触子6が上方向に移動して、可動接
触子6の下端部6aが固定接触部3から離れると集電子
18aには図6の上方向に押される荷重はさらに大きく
なる。その後これらの可動接触子6が所定の距離だけ移
動した時点で操作装置16の駆動が停止する。この時点
において、図8に示すように可動接触部5が可動接触子
6を収納しており、接地開閉器部20の「切」状態に維
持する一方で、断路部1aは「切」状態となる。
【0010】次に、接地開閉器部20の「入」動作、す
なわち、図8に示すように断路部1aが「切」で接地開
閉器部20が「切」の状態から、図9に示すように断路
部1aが「切」で接地開閉器部20が「入」の状態に移
行する場合の動作について説明する。この場合にも、ピ
ニオン13は図8中の反時計方向に回転する。このピニ
オン13の回転に伴い、これに噛み合うラック9がピニ
オン13の回転運動を直線運動に変換し、ラック9は図
8中の上方向に移動する。そのため、このラック9を有
する可動接触子6は筒状導体4内に設けられた集電子1
8abと摺動ガイド4aに支持されながら上方向に移動
する。そして、これらの可動接触子6が所定の距離だけ
移動した時点で操作装置16の駆動が停止する。この時
点においては、図9に示すように固定接触子19が可動
接触子6の上端部6bを収納し、断路部1aの「切」状
態に維持される一方で、接地開閉器部20は「入」状態
となり、動作が完了する。
【0011】なお、上記の動作と逆の動作、つまり断路
部1aの「入」動作(図8に示すように断路部1aが
「切」で接地開閉器部20が「切」の状態から、図6に
示すように断路部1aが「入」で接地開閉器部20が
「切」の状態に移行すること)、並びに接地開閉器部2
0の「切」動作(図9に示すように断路部1aが「切」
で接地開閉器部20が「入」の状態から、図8に示すよ
うに断路部1aが「切」で接地開閉器部20が「切」の
状態に移行すること)については、操作装置16の駆動
力によりピニオン13が図6,8,9中の時計方向に回
転してラック9及び可動接触子6が下方向に移動するよ
うになっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術には、以下に述べるような解決すべき課題があ
った。環境調和が重視される現在、電気所を地下に建設
する傾向にあるが、建設コストの高さが問題となってい
る。そこで、建設コストを低減させるためにガス絶縁開
閉器のさらなるコンパクト化が要請されている。
【0013】また、断路部1aと接地開閉器部20を開
閉する可動接触子6は、ラック9と一体になっているた
め、ピニオン13と反対方向の荷重Wを受けながら移動
している。この荷重Wは、断路部1aの開閉時には摺動
ガイド4aと集電子18aにかかり、接地開閉器部20
の開閉時には摺動ガイド4aと集電子18bにかかる。
つまり従来の構造では、断路部1aと接地開閉器部20
の各々の集電子18a,18bは、通電機能を有するだ
けではなく、摺動ガイドの役割を果たしていることにな
る。
【0014】ところで、集電子18a,18bは通電を
行うため、弾性を持っている。したがって、可動接触子
6の動作時に前記荷重Wが集電子18a,18bに作用
すると、集電子18a,18bの弾性により可動接触子
6は軸直角方向に変位するおそれがある。この結果、可
動接触子6の動作がスムーズに行われなくなり、駆動力
のロスが大きくなる。そのため、駆動力の大きい操作装
置16を用いなくてはならず、駆動力に要するコストが
増大するといった不具合が生じた。しかも、集電子18
a,18bが摺動ガイドとなっていることから可動接触
子6の多数回の動作に伴って摺動摩耗が起き、通電性能
が低下して通電が不安定になる可能性があった。
【0015】本発明は、上記のような従来技術の欠点を
解消するために提案されたものであり、その目的は、部
材の共用化により構成の簡略化を図ると共に、可動接触
子の動作性を高めて駆動力に要するコストの低減及び通
電性能の安定化に寄与することが可能なガス絶縁開閉器
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、絶縁ガスを封入した容器が設けられ、こ
の容器内には断路部用の固定接触部及び接地開閉器部用
の固定接触部が配置されると共に、これら固定接触部間
に可動接触部が配置され、該可動接触部内には可動接触
子が摺動自在に挿入され、前記可動接触子にはラックが
形成され、前記可動接触子に近接して絶縁ロッドが回転
自在に設けられ、前記絶縁ロッドには前記可動接触子の
ラックに噛み合うピニオンが取付けられ、前記容器の外
部には前記絶縁ロッドを回転させる前記操作装置が設け
られ、前記操作装置からの駆動力により前記絶縁ロッド
及び前記ピニオンが回転して前記ラックが直線動作し前
記可動接触子が前記固定接触部に接離動作を行い前記断
路部及び前記接地開閉器部を開閉するように構成された
ガス絶縁開閉器において、次のような技術的な特徴を有
している。
【0017】請求項1記載の発明は、前記可動接触部に
は断路部用と接地開閉器部用とを共用する通電用の集電
子が設けられたことを特徴としている。以上の構成を有
する請求項1記載の発明によれば、断路部用の集電子と
接地開閉器部用の集電子とを共用化したので、集電子の
数を低減することができる。このため、構成の簡略化を
進めることができる。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載のガ
ス絶縁開閉器において、前記可動接触子を支持する摺動
ガイドが複数配置されたことを特徴としている。この構
成を持つ請求項2記載の発明によれば、可動接触子がピ
ニオンと反対方向に受ける荷重を受けても、複数の摺動
ガイドが可動接触子を確実に支持することができる。し
たがって、通電子は摺動ガイドとしての機能を果たす必
要がなく、摺動による摩耗の心配がない。この結果、通
電子の通電性能が高まり、安定した通電を行うことが可
能となる。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項2記載のガ
ス絶縁開閉器において、前記可動接触部には前記摺動ガ
イドを装着させる凹溝が形成されたことを特徴としてい
る。以上の構成を有する請求項3記載の発明によれば、
可動接触部に形成した凹溝に摺動ガイドを装着させるこ
とで、効率良く摺動ガイドを配置することができる。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1記載のガ
ス絶縁開閉器において、前記可動接触子を支持する摺動
ガイドがコーティング部材から構成されたことを特徴と
している。この構成を有する請求項4記載の発明によれ
ば、摺動ガイドを取付けるための凹溝を可動接触部側に
形成する必要がないので、可動接触部の構成をいっそう
簡素化することができる。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項1、2、3
または4記載のガス絶縁開閉器において、前記摺動ガイ
ドは前記可動接触部の軸方向の端部に配置されたことを
特徴としている。このような請求項5記載の発明によれ
ば、摺動ガイドを可動接触部の軸方向の端部に配置して
いるので、摺動ガイドによる可動接触子の摺動支持スパ
ンを最も長くすることができる。したがって、可動接触
子の動作がスムーズになって駆動力のロスがなくなる。
これにより、駆動力に要するコストの低減化を図ること
ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下には、本発明によるガス絶縁
開閉器の実施の形態について、図面に従って具体的に説
明する。なお、下記の実施の形態はいずれも三位置断路
器であり、図7〜図10に示した従来例と同一部分には
同一符号を付けて説明を省略する。
【0023】[1]第1の実施の形態 (構成)第1の実施の形態は請求項1、2、3に記載の
発明に対応するものであり、図1、図2及び図3は第1
の実施の形態の横断面図である。これらの図に示すよう
に、第1の実施の形態に係る三位置断路器101では可
動接触部5の筒状導体4内周面において、その中央部に
可動接触子6と摺動しながら通電を行う集電子24が設
けられている。この集電子24は断路部1a用と接地開
閉器部20用とを共用するようになっている。
【0024】また、可動接触部5の筒状導体4内周面に
おける下部、上部及び中央部にはそれぞれ、凹溝22
a,22b,22cが形成されており、ここに可動接触
子6を摺動支持する摺動ガイド23a,23b,23c
が配置されている。なお、前記集電子24及び摺動ガイ
ド23cは可動接触子6が断路部1a、接地開閉器部2
0の各々の動作時において常に可動接触子6と接触する
ようになっている。
【0025】(作用効果)以上のような構成を有する第
1の実施の形態では、集電子24が断路部1a用の集電
子と接地開閉器部20用の集電子とを兼ねるため、集電
子が1つで済み、部材数が低減する。このため、構成の
簡略化を図ることが可能であり、三位置断路器101の
コンパクト化を進めることができる。
【0026】また、第1の実施の形態において、断路部
1aの「切」動作を行う場合、図1の状態から図2の状
態に移行する。すなわち、ピニオン13が図1中の反時
計方向に回転すると、これに噛み合うラック9がピニオ
ン13の回転運動を直線運動に変換し、ラック9は図1
中の上方向に移動する。そのため、ラック9を有する可
動接触子6も、ラック9の反対側に作用する荷重Wによ
り押え付けられながら上方向に移動する。このような動
作の開始時点から、筒状導体4の下部及び中央部に位置
する摺動ガイド23a,23cが可動接触子6を支持し
ており、可動接触部5が可動接触子6全体を収納した時
点では3つの摺動ガイド23a,23b,23cが可動
接触子6を支持する。
【0027】接地開閉器部20の「入」動作を行う場合
は、図2の状態から図3の状態に移行する。この場合に
も、ピニオン13は図2中の反時計方向に回転し、ラッ
ク9がピニオン13の回転運動を直線運動に変換し、ラ
ック9と共に可動接触子6がラック9の反対側に作用す
る荷重Wにより押え付けられながら、上方向に移動す
る。以上の動作の開始時点、つまり可動接触部5が可動
接触子6全体を収納している時点では3つの摺動ガイド
23a,23b,23cが可動接触子6を支持している
が、可動接触子6の上昇に伴って下端部6a付近は摺動
ガイド23aから離れる。しかし、筒状導体4の上部及
び中央部に位置する摺動ガイド23b,23cは接地開
閉器部20の「入」動作完了まで可動接触子6を支持す
る。
【0028】なお、上記の動作と逆の動作、つまり断路
部1aの「入」動作(図2の状態から図1の状態に移行
すること)、並びに接地開閉器部20の「切」動作(図
3の状態から図2の状態に移行すること)については、
操作装置16の駆動力によりピニオン13が図1,2,
3中の時計方向に回転してラック9及び可動接触子6が
下方向に移動するようになっている。このときも、少な
くとも2つの摺動ガイド23a,23cまたは23b,
23cが可動接触子6を常に支持している。
【0029】上述したように第1の実施の形態によれ
ば、ラック9と一体になって上下動する可動接触子6
を、常に2つ以上の摺動ガイド23a〜23cで支持す
ることができる。このため、可動接触子6がピニオン1
3と反対方向に受ける荷重Wを、摺動ガイド23a〜2
3cによって確実に受けることができる。したがって、
通電子24は摺動ガイドとしての機能を果たす必要がな
くなり、摺動摩耗の発生するおそれがない。この結果、
通電子24は通電機能を果たすだけでよくなり、通電性
能が向上して通電の安定化を図ることができる。しか
も、可動接触部5の内周部に凹部22a,22b,22
cを形成したことで、3つの摺動ガイド23a,23
b,23cを効率良く配置することができる。
【0030】[2]第2の実施の形態 (構成)第2の実施の形態は請求項4,5に記載の発明
に対応するものであり、図4は第2の実施の形態の横断
面図である。第2の実施の形態に係る三位置断路器10
2では、可動接触部5の軸方向端部にはシールド部21
a(下端部側),21b(上端部側)が配置されてお
り、その内周部に摺動ガイド26a,26bが所定の厚
みでコーティングされたことに特徴がある。
【0031】(作用効果)以上のような第2の実施の形
態によれば、摺動ガイド26a,26bを取付けるため
の溝を省くことができるので、可動接触部5の構成をい
っそう簡素化することが可能となる。また、摺動ガイド
26a,26bを可動接触部5の上下端部にあるシール
ド部21a,21bに配置したため、摺動ガイド26
a,26bによる可動接触子6の摺動支持スパンを最も
長くすることができる。したがって、可動接触子6の動
作をスムーズに行うことができ、操作装置16からの駆
動力のロスを抑えることが可能である。これにより、駆
動力に要するコストの低減化を図ることができる。
【0032】[3]他の実施の形態 なお、本発明は、前記実施の形態に限定されるものでは
なく、本発明の範囲内で他にも多種多様な形態が実施可
能である。例えば、図5に示した実施の形態に係る三位
置断路器103では、シールド部21a,21bに設け
られた凹部25a,25bを形成し、ここに第1の実施
の形態における摺動ガイド23a,23bに装着しても
良い。このような実施の形態によれば、上記第2の実施
の形態と同じく、摺動ガイド23a,23bによる可動
接触子6の摺動支持スパンを最長化することができ、駆
動力に要するコストの低減化を図ることができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
断路部用及び接地開閉器部用の集電子を共用化すること
によって構成の簡略化を図ると共に、摺動ガイドを複数
設置して可動接触子の動作性を高め駆動力コストの低減
及び通電性能の安定化に寄与するガス絶縁開閉器を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の横断面図。
【図2】第1の実施の形態において図1の状態からの断
路部の切動作を説明する横断面図。
【図3】第1の実施の形態において図2の状態からの接
地開閉器部の切動作を説明する横断面図。
【図4】本発明の第2の実施の形態の横断面図。
【図5】本発明の他の実施の形態の横断面図。
【図6】従来の三位置断路器の横断面図。
【図7】従来の三位置断路器の縦断面図。
【図8】従来の三位置断路器において図6の状態からの
断路部の切動作を説明する横断面図。
【図9】従来の三位置断路器において図8の状態からの
接地開閉器部の切動作を説明する横断面図。
【符号の説明】
1,101,102,102…三位置断路器 1a…断路部 2…容器 2a…分岐フランジ 2b…フランジ 3…固定接触部 4…筒状導体 4a,23a,23b,23c,26a,26b…摺動
ガイド 4b,22a,22b,22c,25a,25b…凹溝 5…可動接触部 6…可動接触子 7…分岐導体 8…絶縁スペーサ 9…ラック 10…絶縁ロッド 11,12…接合ロッド 13…ピニオン 14a,14b…軸受部材 15…主軸 16…操作装置 17…回転シール部 18a,18b,24…集電子 19…固定接触部 20…接地開閉器部 21a,21b…シールド部 W…ラックの反対側に作用する荷重

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ガスを封入した容器が設けられ、こ
    の容器内には断路部用の固定接触部及び接地開閉器部用
    の固定接触部が配置されると共に、これら固定接触部間
    に可動接触部が配置され、該可動接触部内には可動接触
    子が摺動自在に挿入され、前記可動接触子にはラックが
    形成され、前記可動接触子に近接して絶縁ロッドが回転
    自在に設けられ、前記絶縁ロッドには前記可動接触子の
    ラックに噛み合うピニオンが取付けられ、前記容器の外
    部には前記絶縁ロッドを回転させる前記操作装置が設け
    られ、前記操作装置からの駆動力により前記絶縁ロッド
    及び前記ピニオンが回転して前記ラックが直線動作し前
    記可動接触子が前記固定接触部に接離動作を行い前記断
    路部及び前記接地開閉器部を開閉するように構成された
    ガス絶縁開閉器において、 前記可動接触部には断路部用と接地開閉器部用とを共用
    する通電用の集電子が設けられたことを特徴とするガス
    絶縁開閉器。
  2. 【請求項2】 前記可動接触子を支持する摺動ガイドが
    複数配置されたことを特徴とする請求項1記載のガス絶
    縁開閉器。
  3. 【請求項3】 前記可動接触部には前記摺動ガイドを装
    着させる凹溝が形成されたことを特徴とする請求項2記
    載のガス絶縁開閉器。
  4. 【請求項4】 前記可動接触子を支持する摺動ガイドが
    コーティング部材から構成されたことを特徴とする請求
    項1の記載ガス絶縁開閉器。
  5. 【請求項5】 前記摺動ガイドは前記可動接触部の軸方
    向の端部に配置されたことを特徴とする請求項1、2、
    3または4記載のガス絶縁開閉器。
JP2000236241A 2000-08-03 2000-08-03 ガス絶縁開閉器 Pending JP2002051416A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000236241A JP2002051416A (ja) 2000-08-03 2000-08-03 ガス絶縁開閉器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000236241A JP2002051416A (ja) 2000-08-03 2000-08-03 ガス絶縁開閉器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002051416A true JP2002051416A (ja) 2002-02-15

Family

ID=18728319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000236241A Pending JP2002051416A (ja) 2000-08-03 2000-08-03 ガス絶縁開閉器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002051416A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005062325A1 (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 断路器
US6946613B2 (en) 2002-08-29 2005-09-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Gas-insulated switchgear
WO2006067936A1 (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki 接地開閉装置付きガス絶縁開閉装置
JP2008104322A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Toshiba Corp ガス絶縁開閉装置
WO2009076975A1 (en) * 2007-12-14 2009-06-25 Abb Technology Ag Medium-voltage switchgear assembly
JP2011065933A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Toshiba Corp ガス絶縁開閉装置
KR101167615B1 (ko) 2004-02-27 2012-07-20 에이비비 테크놀로지 아게 기체 절연 개폐기 어셈블리용 콤팩트 접지 개폐기
JP2013084417A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Chugoku Electric Power Co Inc:The 断路器
WO2013157360A1 (ja) * 2012-04-18 2013-10-24 株式会社 日立製作所 開閉装置
JP2014165033A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Hitachi Ltd 開閉器用操作部
KR101519695B1 (ko) * 2011-03-15 2015-05-12 현대중공업 주식회사 가스 절연 개폐장치의 선로용 단로기의 무빙 콘택트
KR101545202B1 (ko) 2015-02-06 2015-09-07 (주)에이스전력 154kV 초고압변전소 가스절연개폐장치의 케이블헤드챔버용 수직 승하강식 도체분리장치
EP3671789A1 (en) * 2018-12-21 2020-06-24 ABB Schweiz AG Medium or high voltage switchgear with a three position switch
KR102435052B1 (ko) * 2021-07-20 2022-08-23 주식회사 대덕 변전전력계통의 보호가 용이한 변전설비
KR102435051B1 (ko) * 2021-07-20 2022-08-23 주식회사 대덕 모니터링 기능을 구비한 154kv 이상급 변전소용 변전설비

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6946613B2 (en) 2002-08-29 2005-09-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Gas-insulated switchgear
CN100346436C (zh) * 2003-12-19 2007-10-31 三菱电机株式会社 断路器
WO2005062325A1 (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 断路器
KR101167615B1 (ko) 2004-02-27 2012-07-20 에이비비 테크놀로지 아게 기체 절연 개폐기 어셈블리용 콤팩트 접지 개폐기
WO2006067936A1 (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki 接地開閉装置付きガス絶縁開閉装置
JPWO2006067936A1 (ja) * 2004-12-20 2008-06-12 株式会社安川電機 接地開閉装置付きガス絶縁開閉装置
US7759595B2 (en) 2004-12-20 2010-07-20 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Gas insulating switchgear equipped with grounding switchgear
JP4506757B2 (ja) * 2004-12-20 2010-07-21 株式会社安川電機 接地開閉装置付きガス絶縁開閉装置
JP2008104322A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Toshiba Corp ガス絶縁開閉装置
WO2009076975A1 (en) * 2007-12-14 2009-06-25 Abb Technology Ag Medium-voltage switchgear assembly
JP2011065933A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Toshiba Corp ガス絶縁開閉装置
KR101519695B1 (ko) * 2011-03-15 2015-05-12 현대중공업 주식회사 가스 절연 개폐장치의 선로용 단로기의 무빙 콘택트
JP2013084417A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Chugoku Electric Power Co Inc:The 断路器
WO2013157360A1 (ja) * 2012-04-18 2013-10-24 株式会社 日立製作所 開閉装置
KR20140140582A (ko) * 2012-04-18 2014-12-09 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 개폐 장치
CN104247184A (zh) * 2012-04-18 2014-12-24 株式会社日立制作所 开闭装置
JP5826379B2 (ja) * 2012-04-18 2015-12-02 株式会社日立製作所 開閉装置
KR101668341B1 (ko) 2012-04-18 2016-10-21 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 개폐 장치
US9520699B2 (en) 2012-04-18 2016-12-13 Hitachi, Ltd. Switchgear
JP2014165033A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Hitachi Ltd 開閉器用操作部
KR101545202B1 (ko) 2015-02-06 2015-09-07 (주)에이스전력 154kV 초고압변전소 가스절연개폐장치의 케이블헤드챔버용 수직 승하강식 도체분리장치
EP3671789A1 (en) * 2018-12-21 2020-06-24 ABB Schweiz AG Medium or high voltage switchgear with a three position switch
KR102435052B1 (ko) * 2021-07-20 2022-08-23 주식회사 대덕 변전전력계통의 보호가 용이한 변전설비
KR102435051B1 (ko) * 2021-07-20 2022-08-23 주식회사 대덕 모니터링 기능을 구비한 154kv 이상급 변전소용 변전설비

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002051416A (ja) ガス絶縁開閉器
KR101246696B1 (ko) 접지 차단기 및 이의 제조 방법
RU2173498C2 (ru) Разъединитель
US7250583B2 (en) Gas-insulated switchgear device
RU2361345C2 (ru) Распределительное устройство с элегазовой изоляцией
KR20060129406A (ko) 차단 및/또는 접지 기능을 구비한 개폐 디바이스
CN1969436B (zh) 带有装在外壳内部的断续器单元的功率开关
US7982143B2 (en) Electric switch having an annular stationary contact
CN1933055B (zh) 一种变压器用无励磁笼形分接开关
CN217690935U (zh) 双断口隔离开关
KR20050098360A (ko) 가스 절연 개폐장치용 단로기/접지개폐기
JP5298089B2 (ja) 開閉器,開閉器ユニット,スイッチギヤ及びスイッチギヤを搭載した風車
JP2009164001A (ja) 開閉装置
KR101390499B1 (ko) 가스절연 개폐장치용 단로기 및 접지개폐기
JP4945211B2 (ja) 三相一括形接地開閉器
JPH08214425A (ja) 接地開閉器付断路器
CN215933466U (zh) 一种旋转式隔离开关及多相隔离开关装置
US20240313512A1 (en) Switchgear architecture
US20240356315A1 (en) Switchgear
KR102367825B1 (ko) 가스절연 개폐장치의 고속 접지 스위치
CN220121737U (zh) 三工位开关、断路器及断路器柜
US20240243559A1 (en) Isolation device for voltage transformer cabinet and voltage transformer cabinet
JP4316128B2 (ja) ガス絶縁開閉器
JP2000260267A (ja) ガス絶縁開閉器
JP2000149733A (ja) 多極真空スイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040116

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050722

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090407