JP4846073B1 - 全閉外扇形電動機 - Google Patents

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Abstract

固定子13と、回転子4と、駆動側ブラケット6と、フレーム10の他端に配置された反駆動側ブラケット8と、回転軸1の駆動側1aおよび反駆動側1bを支持する一対の軸受7、9と、反駆動側ブラケット8の外側に配置され回転軸1に装架されて固定子13に送風する外扇ファン15と、フレーム10内に配置され機内の空気を循環させて回転子4および固定子13に送風する内扇ファン5と、駆動側ブラケット6の内側に配置され回転軸1に装架された円盤状の放熱体17と、駆動側ブラケット6の外側に装架された防雪カバー20と、外扇ファン15から取り入れた冷却風の一部をフレーム10に接触させることなく駆動側ブラケット6へ誘導する風路18と、駆動側ブラケット6と防雪カバー20との間に設置され、風路18と連通して風路18を通過した冷却風を放熱体17に通風させて機外に排出する排出口19aを有する風路19と、を備えた全閉外扇形電動機。
【選択図】図1

Description

本発明は、密閉された機内の固定子を機外に配置された外扇ファンで冷却し、機内に配置された内扇ファンで回転子を冷却するようにした全閉外扇形電動機に関するものである。
従来の全閉外扇形電動機においては、反駆動側に配置された外扇ファンにより、固定子に形成した第1の通風路に冷却風を通風させて固定子を冷却し、密閉された機内で回転子鉄心に形成した第2の通風路、および固定子鉄心に形成した第3の通風路に、内扇ファンにより空気を循環させる。これにより機内の空気は、第3の通風路を通過する過程で第1の通風路を通過する空気と熱交換して冷却される。さらに、駆動側に配置された放熱体により軸受が冷却される(例えば、特許文献1)。
国際公開第2005/124971号(図1〜図13)
しかしながら、寒冷地向け主電動機においては、主電動機とギアを接続する継手を、凍結による破損から保護するため、密閉式の防雪カバーで覆う必要がある。従来の全閉外扇形電動機の駆動側軸受、継手、およびギアの周辺を、密閉式のカバーで覆ってしまうと、駆動側軸受に配置されている放熱体に冷気が供給されなくなるため、駆動側軸受の温度が高くなり軸受グリースが劣化を起こすという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、密閉式の防雪カバーで継手を覆った場合においても、駆動側に配置された軸受の冷却効果を向上させることができる全閉外扇形電動機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、フレーム内に配置された固定子と、回転軸に取り付けられ前記固定子に対向配置された回転子と、前記フレームの一端に配置され前記回転軸を支持する駆動側ブラケットと、前記フレームの他端に配置され前記回転軸を支持する反駆動側ブラケットと、前記回転軸の駆動側および反駆動側を支持する一対の軸受と、前記反駆動側ブラケットの外側に配置され前記回転軸に装架されて外部からの冷却風を前記固定子に送風する外扇ファンと、前記フレーム内に配置され機内の空気を循環させて前記回転子および前記固定子に送風する内扇ファンと、前記駆動側ブラケットの内側に配置され前記回転軸に装架された円盤状の放熱体と、筒状を成し、前記駆動側ブラケットの機外側に延在する回転軸と減速歯車とをつなぐ継手を内包し、この継手と平行に設けられたカバーと、前記駆動側ブラケットと前記カバーの端部との間に設置され、外部の冷却風を取り込むと共に、前記放熱体の回転により円周方向延長線上に誘導された前記冷却風を機外に排出する排出口を有する風路と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、反駆動側の外扇ファン吹出口から冷気を取り出し駆動側の軸受周辺の空間へ直接冷却風を送り込む風路と、駆動側ブラケットの表面を通り上記放熱体へ冷却風を導く風路と、上記放熱体を介して密閉式の防雪カバーと駆動側ブラケットの隙間から冷却風を排出する排出口を設けたことにより、電動機の駆動側に密閉式の防雪カバーを取り付けても駆動側に配置された軸受の冷却効果を向上させることができる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1における全閉外扇形電動機の断面図である。 図2は、本発明の実施の形態2における全閉外扇形電動機の断面図である。 図3は、図2に示される放熱体の構造を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態3における全閉外扇形電動機の断面図である。 図5は、図4に示される放熱体の構造を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態4における全閉外扇形電動機の断面図である。 図7は、本発明の実施の形態5における全閉外扇形電動機の断面図である。
以下に、本発明にかかる全閉外扇形電動機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における全閉外扇形電動機の断面図である。図1において、回転軸1の駆動側1aは、例えば鉄道車両用の場合、継手21(一部のみ図示)および減速歯車(図示せず)を介して鉄道車の車軸(図示せず)に連結され、車軸に取り付けられた車輪(図示せず)を駆動して車両を走行させるように構成されている。
回転軸1に一体化された回転子鉄心2には、回転軸1の軸方向に貫通した複数個の通風路2aが円周方向に形成されている。また、回転子鉄心2の外周には回転子導体3が配置されている。
回転子4は、回転子鉄心2と回転子導体3とで構成されている。内扇ファン5は、回転軸1の反駆動側1bに各通風路2a内の空気を吸引するように配置され、回転軸1に一体化されている。なお、内扇ファン5は、図1において反駆動側1bに設置されているが、これに限定されるものではなく駆動側1aに設置してもよい。
回転軸1の駆動側1aは、駆動側ブラケット6に配置された軸受7で回転自在に支持されている。また、回転軸1の反駆動側1bは、反駆動側ブラケット8に配置された軸受9で回転自在に支持されている。本実施の形態にかかる全閉外扇形電動機は、駆動側ブラケット6と反駆動側ブラケット8とをフレーム10で連結して、回転子4が収納された機内と機外との空気の流れを遮断するように密閉されている。
フレーム10の機内側には、固定子鉄心11が回転子鉄心2と対向するように配置され、この固定子鉄心11には、固定子巻線12が配置されている。さらに、固定子鉄心11には、回転軸1の軸方向に複数の通風路11a、11bが配置されている。この通風路11aおよび通風路11bは、固定子鉄心11の周方向に交互に配置されている。通風路11aは、導管14a、14bを介してフレーム10に設けられた外気穴10a、10bと連通されている。なお、固定子13は、固定子鉄心11と固定子巻線12とで構成されている。
回転軸1の反駆動側1bの機外に配置された外扇ファン15は、回転軸1と一体化され、外部からの冷却風を取り込む。ファンカバー16は、外扇ファン15の回転により発生した風の流れを、導管14a、14bを介して通風路11aに誘導するように形成されている。
そして、回転軸1の駆動側1aを支持する軸受7の機外側には、軸受7の近傍に回転軸1と一体化された放熱体17が設けられている。
なお、図1に示される放熱体17は、一例として、複数の溝が形成されているが、このような溝を有さない円盤状のものでもよい。この場合、放熱効果が若干低下するものの、放熱体17の製造コストを低減することができる。
また、図1に示される放熱体17は、放熱体17の駆動側1aの面に複数の溝が形成されているが、これに限定されるものではなく、駆動側1aの面および反駆動側1bの面の少なくとも一方の面にてこの溝が形成されていればよいものとする。
また、図1に示される溝の形状は、一例であり、放熱面積を増やすことができれば、回転軸1と同心円状の溝以外の形状でもよい。
次に、本実施の形態にかかる全閉外扇形電動機の特徴部分である風路18(第1の風路)および風路19(第2の風路)に関して説明する。
フレーム10の外側には、駆動側ブラケット6の機外の空間(風路19)とファンカバー16とを繋ぐ風路18が設けられている。この風路18は、フレーム10との接触が極力避けられた位置に設けられている。
駆動側ブラケット6の機外側には、風路19が設けられていると共に、風路19の外側(駆動側1a)には、防雪カバー20(一部のみ図示)が設けられている。
風路19は、駆動側ブラケット6から防雪カバー20に向けて立設する短寸円筒状を成し、この風路19の側面の一部には排出口19aが設けられている。なお、図1に示される風路19には排出口19aが一カ所のみ示されているが、複数の排出口19aを形成してもよい。このようにすれば、より効果的に放熱体17を冷却することが可能である。
次に、本実施の形態にかかる全閉外扇形電動機の機内および機外における冷却風の流れを説明する。
図1に示される全閉外扇形電動機において、駆動側ブラケット6、反駆動側ブラケット8、およびフレーム10で密閉された機内の空気は、内扇ファン5により、矢印Aで示される経路(通風路11b、通風路2aの順)にて循環する。
外扇ファン15によってファンカバー16内に取り込まれた冷却風の一部は、矢印Bで示される経路(外気穴10a、通風路11a、外気穴10bの順)で通流する。通風路11aと通風路11bは、上述したように、固定子鉄心11の周方向に交互に配置されているため、機内の通風路11bに通流する高温の空気と経路Bに通流する冷却風との間で熱交換が行われる。従って、固定子13の熱が効果的に機外に放熱される。
また、外扇ファン15によってファンカバー16内に取り込まれた冷却風の一部は、固定子13および回転子4の発熱により温められる前に、風路18へ分岐して、低温状態を保ったまま風路19へ導かれ、放熱体17を通過して排出口19aから排出される。すなわち、外扇ファン15の回転によって発生した冷却風の一部は、風路18、風路19、放熱体17、および排出口19a、という経路で通流する。
回転軸1の反駆動側1bでは、回転子4で発生した熱が回転軸1に伝達すると共に、外扇ファン15を介して放散される。また、回転軸1の駆動側1aでは、回転子4で発生した熱が回転軸1に伝達すると共に、放熱体17を介して放散される。放熱体17から放散された熱は、風路18からの冷却風と共に排出口19aから排出される。
以上に説明したように、本実施の形態にかかる全閉外扇形電動機は、フレーム10内に配置された固定子13と、回転軸1に取り付けられ固定子13に対向配置された回転子4と、フレーム10の一端に配置され回転軸1を支持する駆動側ブラケット6と、フレーム10の他端に配置され回転軸1を支持する反駆動側ブラケット8と、回転軸1の駆動側1aおよび反駆動側1bを支持する一対の軸受7、9と、反駆動側ブラケット8の外側に配置され回転軸1に装架されて外部からの冷却風を固定子13に送風する外扇ファン15と、フレーム10内に配置され機内の空気を循環させて回転子4および固定子13に送風する内扇ファン5と、駆動側ブラケット6の内側に配置され回転軸1に装架された円盤状の放熱体17と、駆動側ブラケット6の外側に装架された防雪カバー20と、外扇ファン15から取り入れた冷却風の一部をフレーム10に接触させることなく駆動側ブラケット6へ誘導する風路18(第1の風路)と、駆動側ブラケット6と防雪カバー20との間に設置され、風路18と連通して風路18を通過した冷却風を放熱体17に通風させて機外に排出する排出口19aを有する風路19(第2の風路)と、を備えるようにしたので、回転軸1の駆動側1aに密閉式の防雪カバー20を設けた場合であっても、放熱体17を介して、駆動側1aを支持する軸受7の冷却効果を向上させることが可能である。
また、本実施の形態にかかる放熱体17には、その駆動側1aの面および反駆動側1bの面の少なくとも一方の面にて回転軸1と同心円状の溝が形成されているので、回転子4で発生した熱を効果的に機外に放熱することが可能である。その結果、軸受7の冷却効果をより一層向上させることが可能である。
実施の形態2.
図2は、本発明の実施の形態2における全閉外扇形電動機の断面図であり、図3は、図2に示される放熱体22の構造を示す図である。図3(a)は図2の要部を示す正面図、図3(b)は図3(a)のIV−IV線の断面図および図3(c)は背面図である。以下、実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
図2において、回転軸1の駆動側1aを支持する軸受7の機外側には、軸受7の近傍に回転軸1と一体化された放熱体22が設けられている。
風路19、19b(第2の風路)は、駆動側ブラケット6と防雪カバー20との間に設置され、風路18(第1の風路)と連通して風路18を通過した冷却風を放熱体22に通流させて機外に排出する排出口19aを有している。この風路19および風路19bは、図2に示すように、防雪カバー20とブラケット6との間に形成され、風路18からの冷却風を、放熱体22(後述する放熱体23を含む)付近に誘導した後に風路18と防雪カバー20との間から排出する2重構造を成すものである。
なお、図2に示される風路19、19bには、2つの排出口19aが示されているが、これに限定されるものではない。例えば、3つ以上の排出口19aを設けるようにしてもよく、このようにすれば、より効果的に放熱体22を冷却することが可能である。
駆動側ブラケット6には、軸受7の外周を囲繞する位置に形成され風路19と連通する風穴24(第1の風穴)と、風穴24と軸受7との間に形成された風穴25(第2の風穴)と、が形成されている。
さらに、駆動側ブラケット6には、駆動側ブラケット6の内側にて機内を密閉可能に配置され駆動側の軸受7の外周面を囲繞し風穴24と風穴25とを連通させるカバー(遮蔽板)26が設置されている。このカバー26は、固定子巻線12および回転子鉄芯2を接触することなく軸受7の周囲の空間を利用して形成され、矢印Aで示される経路で循環する空気が軸受7に直接当たらないように配設されている。そのため、カバー26は、風穴24、25から機内に冷却風が浸入することを防止すると共に、風路18からの冷却風によって軸受7を冷却することが可能である。
放熱体22は、図3に示すように、回転軸1の駆動側1aを支持する軸受7側に配置された円盤部22aと、反駆動側1bの面に形成されそれぞれ回転軸1から放熱体22の外周側に延在し、放熱体22の外周側に開放したU字状を成す複数の切欠部22cと、駆動側1aの面と反駆動側1bの面とに跨がって貫通する貫通穴22dとが形成されている。
図3に示すように、切欠部22cの根元付近(すなわち放熱体22の中心側)に貫通穴22dを形成することによって、放熱体22の外周側に貫通穴22dを形成した場合に比して、貫通穴22dを通過した冷却風と切欠部22cとの接触面積が増えるため、放熱体22の冷却効果を向上させることが可能である。
なお、図3に示される貫通穴22dは、切欠部22cの根元付近、すなわち切欠部22cの底部に形成されているが、これに限定されるものではなく、切欠部22cの根元よりも放熱体22の外周寄りに形成してもよい。この場合、貫通穴22dを通過した冷却風が切欠部22cに接触する割合が小さくなるものの、貫通穴22dが無い場合に比して放熱体22の冷却効果を向上させることは可能である。また、図3に示される貫通穴22dは、全ての切欠部22cに形成されているが、例えば、2つあるいは3つの切欠部22cに対して貫通穴22dを1つ形成するようにしてもよい。この場合、全ての切欠部22cに貫通穴22dを形成した場合に比して、放熱体22の冷却効果が若干低下するものの、放熱体22の加工コストを低減可能である。
このように構成された全閉外扇形電動機は、放熱体22が回転することにより、放熱体22周囲の冷却風が遠心力により排出口19aから排出されるように構成されている。より具体的には、放熱体22は、後述する風穴24、25を通過した冷却風を、貫通穴22dを介して防雪カバー20の内部へ供給させる。防雪カバー20の内部に供給された冷却風は、防雪カバー20を通じて冷却され、その後、放熱体22の回転によって生じた遠心力によって、切欠部22cを介して排出口19aから排出される。その結果、放熱体22は、風穴25から供給された冷却風と、防雪カバー20からの空気とによって冷却される。
なお、風路18、風路19を通流する冷却風は、外扇ファン15の回転によって生じる正圧と放熱体22の回転によって生じる負圧とによって、放熱体22に供給される。従って、例えば、外扇ファン15と放熱体22の何れか一方のみの回転による場合に比べて、その流量が増加して、放熱体22を効率的に冷却することが可能である。
次に、風路18、風路19、および風路19bを通過する冷却風の流れを説明する。
外扇ファン15によってファンカバー16内に取り込まれた冷却風の一部は、固定子13および回転子4の発熱により温められる前に風路18へ分岐して、低温状態を保ったまま風路19へ導かれる。風路19に導入された冷却風は、駆動側ブラケット6に設けられた風穴24、25を通過して放熱体22へ供給される。すなわち、外扇ファン15の回転によって発生した冷却風の一部は、矢印Cで示される経路(風路18、風路19、風穴24、カバー26、風穴25の順)で放熱体22へ供給される。
放熱体22へ供給された冷却風は、上述したように、放熱体22に形成された貫通穴22dを通過し、防雪カバー20の内部へ一度浸入し、防雪カバー20内の空気および継手21を冷却する。さらに、防雪カバー20内の空気は、放熱体22の遠心力により風路19bに誘導され、排出口19aから排出される。すなわち、放熱体22へ供給された冷却風は、矢印Dで示される経路(放熱体22、防雪カバー20、風路19b、排出口19aの順)で機外に排出される。従って、回転軸1を介して回転子4から放熱体22に伝達した熱は、放熱体22を介して放散され、放熱体22から放散された熱は、排出口19aから排出される。
以上のように、本実施の形態にかかる全閉外扇形電動機は、固定子13と、回転子4と、駆動側ブラケット6と、反駆動側ブラケット8と、軸受7、9と、外扇ファン15と、内扇ファン5と、駆動側ブラケット6の内側に配置され回転軸1に装架された円盤状の放熱体22と、防雪カバー20と、風路18(第1の風路)と、駆動側ブラケット6と防雪カバー20との間に設置され風路18と連通して風路18を通過した冷却風を放熱体22に通風させて機外に排出する排出口19aを有する風路19、19b(第2の風路)と、を備え、駆動側ブラケット6には、軸受7の外周を囲繞する位置に形成され風路19と連通する風穴24(第1の風穴)と、風穴24と軸受7との間に形成された風穴25(第2の風穴)とが形成されると共に、駆動側ブラケット6の内側にて機内を密閉可能に配置され駆動側軸受7の外周面を囲繞し風穴24と風穴25とを連通させるカバー(遮蔽板)26が設置されているので、放熱体22によって軸受7を間接的に冷却することができるだけでなく、カバー26によって軸受7を直接的に冷却することが可能である。その結果、実施の形態1にかかる全閉外扇形電動機よりも、軸受7の冷却効果を向上させることが可能である。
また、本実施の形態にかかる放熱体22は、その駆動側1aの面に形成され、それぞれ回転軸1から放熱体22の外周側に延在し放熱体22の外周側に開放したU字状を成す複数の切欠部22cを有し、この切欠部22cには駆動側1aの面と反駆動側1bの面とに跨がって貫通する貫通穴22dが形成されているので、放熱体22が回転することによって、防雪カバー20内の空気を、風路19bを介して機外に排出することが可能である。そのため、例えば、回転軸1から継手21に伝達した熱が防雪カバー20内に蓄積しているような場合でも、防雪カバー20内の空気を、放熱体22によって効率的に機外へ排出することが可能である。その結果、本実施の形態にかかる全閉外扇形電動機は、実施の形態1にかかる放熱体17を用いた場合に比べて、軸受7の冷却効果をさらに向上させることが可能である。
また、本実施の形態にかかる貫通穴22dは、切欠部22cの底部に形成されている。そのため、放熱体22の外周側に貫通穴22dを形成した場合に比べて放熱体22が効率的に冷却され、軸受7の冷却効果を向上させることが可能である。
排出口19aは、放熱体22が延在する方向の延長線上に形成されているので、放熱体22の遠心力によって、防雪カバー20から吸引された空気を効果的に機外へ排出することが可能である。
実施の形態3.
図4は、本発明の実施の形態3における全閉外扇形電動機の断面図であり、図5は、図4に示される放熱体23の構造を示す図である。図5(a)は図4の要部を示す正面図、図5(b)は図5(a)のV−V線の断面図および図5(c)は背面図である。以下、実施の形態2と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
図4において、回転軸1の駆動側1aを支持する軸受7の機外側には、軸受7の近傍に回転軸1と一体化された放熱体23が設けられている。
放熱体23は、図5に示すように、回転軸1の駆動側1aを支持する軸受7側に配置された円盤部23aと、反駆動側1bの面に形成されそれぞれ回転軸1から放熱体23の外周側に延在し、放熱体23の外周側に開放したU字状を成す複数の切欠部23cが形成されている。なお、切欠部23cの底部には図3に示すような貫通穴22dが形成されないため、切欠部23cの形状は、U字状以外の形状、例えばV字状であってもよい。
このように構成された全閉外扇形電動機においては、放熱体23が回転することにより、放熱体23周囲の冷却風が遠心力により排出口19aから排出される。より具体的には、放熱体23は、風穴24、25を通過した冷却風を、切欠部23cを介して排出口19aから排出させる。このとき、放熱体23は、風穴25から供給された冷却風によって冷却される。なお、実施の形態2と同様に、風路18、風路19を通流する冷却風は、外扇ファン15の回転によって生じる正圧と放熱体23の回転によって生じる負圧とによって、放熱体23に供給されるため、例えば、外扇ファン15と放熱体23の何れか一方のみの回転による場合に比べて、放熱体23を効率的に冷却することが可能である。
次に、風路18、風路19、および風路19bを通過する冷却風の流れを説明する。
外扇ファン15によってファンカバー16内に取り込まれた冷却風の一部は、固定子13および回転子4の発熱により温められる前に風路18へ分岐して、低温状態を保ったまま風路19へ導かれる。風路19に導入された冷却風は、駆動側ブラケット6に設けられた風穴24、25を通過して放熱体23へ供給される。すなわち、外扇ファン15の回転によって発生した冷却風の一部は、矢印Cで示される経路(風路18、風路19、風穴24、カバー26、風穴25の順)で放熱体23へ供給される。
放熱体23へ供給された冷却風は、放熱体23の遠心力により風路19bに誘導され、排出口19aから排出される。従って、回転軸1を介して回転子4から放熱体23に伝達した熱は、放熱体23を介して放散され、放熱体23から放散された熱は、排出口19aから排出される。
以上のように、本実施の形態にかかる全閉外扇形電動機は、固定子13と、回転子4と、駆動側ブラケット6と、反駆動側ブラケット8と、軸受7、9と、外扇ファン15と、内扇ファン5と、駆動側ブラケット6の内側に配置され回転軸1に装架された円盤状の放熱体23と、防雪カバー20と、風路18(第1の風路)と、風路19、19b(第2の風路)と、を備え、駆動側ブラケット6には、風穴24(第1の風穴)と、風穴25(第2の風穴)とが形成されると共に、カバー(遮蔽板)26が設置されているので、放熱体23によって軸受7を冷却することができる。その結果、実施の形態1にかかる全閉外扇形電動機に比して軸受7の冷却効果を向上させることができると共に、実施の形態2にかかる放熱体22に比べて放熱体23の製造コストを低減することが可能である。
また、本実施の形態にかかる放熱体23は、その反駆動側1bの面に形成され、それぞれ回転軸1から放熱体23の外周側に延在し放熱体23の外周側に開放したU字状を成す複数の切欠部23cを有するので、放熱体23が回転することによって、カバー26を通過した冷却風を、風路19bを介して機外に排出することが可能である。そのため、カバー26を経由する冷却風を素早く機外へ排出することが可能である。その結果、本実施の形態にかかる全閉外扇形電動機は、防雪カバー20の内部および継手21周辺への外部空気(外扇ファン15によって供給された冷却風)の浸入を防止しつつ、実施の形態1にかかる放熱体17を用いた場合に比べて、軸受7の冷却効果をさらに向上させることが可能である。
また、排出口19aは、放熱体23が延在する方向の延長線上に形成されているので、放熱体23の遠心力によって、風穴25から放熱体23に供給された冷却風を、効果的に機外へ排出することが可能である。
実施の形態4.
図6は、本発明の実施の形態4における全閉外扇形電動機の断面図であり、実施の形態2における全閉外扇形電動機と異なる点は、風路18が省略され、風路19に開口部30が形成されている点である。以下、実施の形態2と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
風路19、19bは、駆動側ブラケット6と防雪カバー20との間に設置され、外気を取り込む開口部30を有する共に、開口部30から取り込まれた冷却風を放熱体22に流通させて機外に排出する排出口19aを有している。なお、図6に示される風路19、19bには、開口部30および排出口19aがそれぞれ1つ示されているが、開口部30および排出口19aの数は1つに限定されるものではない。
駆動側ブラケット6には、風穴24(第1の風穴)と、風穴25(第2の風穴)と、カバー(遮蔽板)26が設置されている。
このように構成された全閉外扇形電動機は、放熱体22が回転することにより、放熱体22周囲の冷却風が遠心力により排出口19aから排出されるように構成されている。より具体的には、放熱体22は、後述する風穴24、25を通過した冷却風を、貫通穴22d(図3参照)を介して防雪カバー20の内部へ供給される。防雪カバー20の内部に供給された冷却風は、防雪カバー20を通じて冷却され、その後、放熱体22の回転によって生じた遠心力によって、切欠部22c(図3参照)を介して排出口19aから排出させる。その結果、放熱体22は、風穴25から供給された冷却風と、防雪カバー20からの空気とによって冷却される。
次に、開口部30から取り込まれた冷却風の流れを説明する。
開口部30から風路19に導入された冷却風は、駆動側ブラケット6に設けられた風穴24、25を通過して放熱体22へ供給される。すなわち、冷却風の一部は、矢印Cで示される経路(開口部30、風路19、風穴24、カバー26、風穴25の順)で放熱体22へ供給される。
放熱体22へ供給された冷却風は、上述したように、放熱体22に形成された貫通穴22dを通過し、防雪カバー20の内部へ一度浸入し、防雪カバー20内の空気および継手21を冷却する。さらに、防雪カバー20内の空気は、放熱体22の遠心力により風路19bに誘導され、排出口19aから排出される。すなわち、放熱体22へ供給された冷却風は、矢印Dで示される経路(放熱体22、防雪カバー20、風路19b、排出口19aの順)で機外に排出される。従って、回転軸1を介して回転子4から放熱体22に伝達した熱は、放熱体22を介して放散され、放熱体22から放散された熱は、排出口19aから排出される。
以上のように、本実施の形態にかかる全閉外扇形電動機は、固定子13と、回転子4と、駆動側ブラケット6と、反駆動側ブラケット8と、軸受7、9と、外扇ファン15と、内扇ファン5と、円盤状の放熱体22と、防雪カバー20と、駆動側ブラケット6と防雪カバー20との間に設置され外気を取り込む開口部30が形成されると共に開口部30から取り込まれた冷却風を放熱体22に流通させて機外に排出する排出口19aを有する風路19、19bと、を備え、駆動側ブラケット6には、風穴24(第1の風穴)と、風穴25(第2の風穴)と、カバー(遮蔽板)26が設置されているので、放熱体22が発生する吸引効果により、外気を吸引して放熱体22に供給することができる。本実施の形態にかかる全閉外扇形電動機では、放熱体22に供給される冷却風に外扇ファン15の回転による正圧が作用しないため、実施の形態2にかかる全閉外扇形電動機に比して、放熱体22に供給される冷却風量が低下するものの、放熱体22によって軸受7を間接的に冷却することができる。さらに、カバー26によって軸受7を直接的に冷却することが可能である。その結果、実施の形態1にかかる全閉外扇形電動機よりも、軸受7の冷却効果を向上させることができると共に、実施の形態2にかかる全閉外扇形電動機に比べて製造コストを低減可能である。
実施の形態5.
図7は、本発明の実施の形態5における全閉外扇形電動機の断面図であり、実施の形態3における全閉外扇形電動機と異なる点は、風路18が省略され、風路19に開口部30が形成されている点である。以下、実施の形態3と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
風路19、19bは、駆動側ブラケット6と防雪カバー20との間に設置され、外気を取り込む開口部30を有すると共に、開口部30から取り込まれた冷却風を放熱体23に通流させて機外に排出する排出口19aを有している。なお、図7に示される風路19、19bには、開口部30および排出口19aがそれぞれ1つ示されているが、開口部30および排出口19aの数は1つに限定されるものではない。
駆動側ブラケット6には、風穴24(第1の風穴)と、風穴25(第2の風穴)と、カバー(遮蔽板)26が設置されている。
このように構成された全閉外扇形電動機においては、放熱体23が回転することにより、放熱体23周囲の空気が遠心力により排出口19aから排出される。より具体的には、放熱体23は、風穴24、25を通過した冷却風を、切欠部23c(図5参照)を介して排出口19aから排出させる。このとき、放熱体23は、開口部30から取り込んだ冷却風によって冷却される。
次に、開口部30から取り込まれた冷却風の流れを説明する。
開口部30から風路19に導入された冷却風は、駆動側ブラケット6に設けられた風穴24、25を通過して放熱体23へ供給される。すなわち、冷却風の一部は、矢印Cで示される経路(開口部30、風路19、風穴24、カバー26、風穴25の順)で放熱体23へ供給される。
放熱体23へ供給された冷却風は、放熱体23の遠心力により風路19bに誘導され、排出口19aから排出される。従って、回転軸1を介して回転子4から放熱体23に伝達した熱は、放熱体23を介して放散され、放熱体23から放散された熱は、排出口19aから排出される。
以上のように、本実施の形態にかかる全閉外扇形電動機は、固定子13と、回転子4と、駆動側ブラケット6と、反駆動側ブラケット8と、軸受7、9と、外扇ファン15と、内扇ファン5と、円盤状の放熱体23と、防雪カバー20と、駆動側ブラケット6と防雪カバー20との間に設置され外気を取り込む開口部30が形成されると共に開口部30から取り込まれた冷却風を放熱体22に流通させて機外に排出する排出口19aを有する風路19、19bと、を備え、駆動側ブラケット6には、風穴24(第1の風穴)と、風穴25(第2の風穴)と、カバー(遮蔽板)26が設置されているので、放熱体23が発生する吸引効果により、外気を吸引して放熱体23に供給することができる。本実施の形態にかかる全閉外扇形電動機では、放熱体23に供給される冷却風に外扇ファン15の回転による正圧が作用しないため、実施の形態3にかかる全閉外扇形電動機に比して、放熱体23に供給される冷却風量が低下するものの、放熱体23によって軸受7を間接的に冷却することができる。さらに、カバー26によって軸受7を直接的に冷却することが可能である。その結果、実施の形態1にかかる全閉外扇形電動機よりも、軸受7の冷却効果を向上させることができると共に、実施の形態3にかかる全閉外扇形電動機に比べて製造コストを低減可能である。
なお、実施の形態2〜5では、カバー(遮蔽板)26がブラケット6の内側に配設される構成として説明したが、例えば、ブラケット6自体を軸受7の外周面を囲繞すると共に風路19と連通する凹状に形状としてもよい。このようにしても軸受7を直接的に冷却することができるだけでなく、カバー26の取り付けや風穴24、25の加工に伴うコストを低減可能である。
なお、実施の形態1〜5に示した防雪カバー20は、密閉式のものとして説明したが、これに限定されるものではなく、雪の浸入を防ぐことができれば一部に開口部を有するものであってもよい。
なお、実施の形態1〜5に示した全閉外扇形電動機は、本発明の内容の一例を示すものであり、更なる別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能であることは無論である。
以上のように、本発明は、全閉外扇形電動機に適用可能であり、特に、密閉式の防雪カバーで継手を覆った場合においても、駆動側に配置された軸受の冷却効果を向上させることができる発明として有用である。
1 回転軸
1a 駆動側
1b 反駆動側
2 回転子鉄心
2a、11a、11b 通風路
3 回転子導体
4 回転子
5 内扇ファン
6 駆動側ブラケット
7、9 軸受
8 反駆動側ブラケット
10 フレーム
10a、10b 外気穴
11 固定子鉄心
12 固定子巻線
13 固定子
14a、14b 導管
15 外扇ファン
16 ファンカバー
17、22、23 放熱体
18 風路(第1の風路)
19、19b 風路(第2の風路)
19a 排出口
20 防雪カバー(カバー)
21 継手
22a、23a 円盤部
22d 貫通穴
22c、23c 切欠部
24 風穴(第1の風穴)
25 風穴(第2の風穴)
26 カバー(遮蔽板)
30 開口部

Claims (9)

  1. フレーム内に配置された固定子と、
    回転軸に取り付けられ前記固定子に対向配置された回転子と、
    前記フレームの一端に配置され前記回転軸を支持する駆動側ブラケットと、
    前記フレームの他端に配置され前記回転軸を支持する反駆動側ブラケットと、
    前記回転軸の駆動側および反駆動側を支持する一対の軸受と、
    前記反駆動側ブラケットの外側に配置され前記回転軸に装架されて外部からの冷却風を前記固定子に送風する外扇ファンと、
    前記フレーム内に配置され機内の空気を循環させて前記回転子および前記固定子に送風する内扇ファンと、
    前記駆動側ブラケットの内側に配置され前記回転軸に装架された円盤状の放熱体と、
    筒状を成し、前記駆動側ブラケットの機外側に延在する回転軸と減速歯車とをつなぐ継手を内包し、この継手と平行に設けられたカバーと、
    前記駆動側ブラケットと前記カバーの端部との間に設置され、外部の冷却風を取り込むと共に、前記放熱体の回転により円周方向延長線上に誘導された前記冷却風を前記放熱体に通風させて機外に排出する排出口を有する風路と、
    を備えたことを特徴とする全閉外扇形電動機。
  2. 前記外扇ファンから取り入れた前記冷却風の一部を前記フレームに接触させることなく前記駆動側ブラケットへ誘導する風路を備え、
    前記排出口を有する風路は、前記駆動側ブラケットへ誘導する風路と連通してこの風路を通過した前記冷却風を前記放熱体に通風させることを特徴とする請求項1に記載の全閉外扇形電動機。
  3. 前記駆動側ブラケットには、前記軸受の外周を囲繞する位置に形成され前記排出口を有する風路と連通する第1の風穴と、前記第1の風穴と前記軸受との間に形成された第2の風穴と、が形成されると共に、前記駆動側ブラケットの内側にて機内を密閉可能に配置され駆動側軸受の外周面を囲繞し前記第1の風穴と前記第2の風穴とを連通させる遮蔽板が設置されていること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の全閉外扇形電動機。
  4. 前記カバーの端部は、前記排出口を有する風路に当接される状態で設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の全閉外扇形電動機。
  5. 前記放熱体には、その駆動側の面および反駆動側の面の少なくとも一方の面にて前記回転軸と同心円状の溝が形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の全閉外扇形電動機。
  6. 前記放熱体は、その反駆動側の面に形成され、それぞれ前記回転軸から前記放熱体の外周面側に延在し、前記放熱体の外周面に開放したU字状を成す複数の切欠部を有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の全閉外扇形電動機。
  7. 前記放熱体は、その駆動側の面に形成され、それぞれ前記回転軸から放熱体の外周面側に延在し、前記放熱体の外周面に開放したU字状を成す複数の切欠部を有し、
    前記切欠部には、駆動側の面と反駆動側の面とに跨がって貫通する貫通穴が形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の全閉外扇形電動機。
  8. 前記貫通穴は、前記回転軸寄りの位置に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の全閉外扇形電動機。
  9. 前記放熱体は、前記風路の一部を構成していることを特徴とする請求項1に記載の全閉外扇形電動機。
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