JPH0946971A - 車両用の全閉形主電動機 - Google Patents

車両用の全閉形主電動機

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JPH0946971A
JPH0946971A JP20832895A JP20832895A JPH0946971A JP H0946971 A JPH0946971 A JP H0946971A JP 20832895 A JP20832895 A JP 20832895A JP 20832895 A JP20832895 A JP 20832895A JP H0946971 A JPH0946971 A JP H0946971A
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JP
Japan
Prior art keywords
main motor
cooling fan
main
electric motor
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP20832895A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Kawabata
一昭 川端
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Electric Manufacturing Ltd filed Critical Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Publication of JPH0946971A publication Critical patent/JPH0946971A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】主電動機を冷却するための外気に混じっている
塵やほこり及び水滴などが主電動機内部に流入すること
の無い車両用の全閉形主電動機を提供することにある。 【解決手段】主電動機の固定子と回転子をフレームやブ
ラケットなどで覆って密閉化し、主電動機の伝動側軸端
部に装着されたたわみ板継手の継手部分の外周側に、主
電動機を冷却するための冷却用ファンを装着せしめ、こ
の冷却用ファンを主電動機本体から切り離して外気側の
外部に設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用の全閉形主電動
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に車両用の主電動機としては、従
来から空冷式の開放形主電動機のみが使用されている。
図4はその従来の車両用の開放形主電動機の一例を示す
主電動機の全体断面図である。図4において、1はフレ
ーム本体、1aはフレーム本体1に設けられた入気口、
1bはフレーム本体1に設けられた排気口、13はブラケ
ットで、フレーム本体1と係合される。5は冷却用ファ
ンで、開放形主電動機の内部に設置され、軸5に嵌着さ
れている。3は回転子で、軸1に装着されている。
【0003】主電動機の回転子3、すなわち軸1が回転
すると、軸1に嵌着された冷却用ファン5が回転し、こ
れによりフレーム本体1に設けられた入気口1aから外
気の冷たい空気が電動機内部に流入する。この流入した
冷たい空気は、図中の矢印方向のように循環して、主電
動機の固定子2や回転子3を冷却し後に、冷却用ファン
5を介してフレーム本体1に設けられた排気口1bから
外気に放出される。このような外気の循環により、車両
用の開放形主電動機の冷却が行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かよう
なごとく構成された車両用の開放形主電動機において
は、主電動機内部の固定子や回転子を冷却するための空
気を主電動機外部の外気から取り込むため、外気に混じ
つている塵やほこり及び水滴や湿気なども同時に主電動
機の内部に流入してしまう。この主電動機内部に流入し
た塵やほこりが水滴や湿気と相まって、主電動機内部の
固定子や回転子などに付着して推積し、このため通風冷
却機能の低下や絶縁不良などを誘発して主電動機が損傷
する場合が往々にして発生する。本発明は上述し点に鑑
みて創案されたもので、その目的とするところは、車両
用の主電動機を全閉形とし、主電動機を冷却するための
冷却用ファンを主電動機本体から切り離して外気側の外
部に設けることにより、外気に混じっている塵やほこり
及び水滴などが主電動機内部に流入することが無くな
り、通風冷却機能低下や絶縁不良などによって生ずる主
電動機の損傷を防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
するための手段は、主電動機の固定子と回転子をフレー
ムやブラケットなどで覆って密閉化し、主電動機の伝動
側軸端部に装着されたたわみ板継手の継手部分の外周側
に、主電動機を冷却するための冷却用ファンを装着せし
め、この冷却用ファンを主電動機本体から切り離して外
気側の外部に設けたものである。
【0006】
【作用】その作用は、次に述べる実施例と併せて説明す
る。以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳述す
る。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す車両用の全閉
形主電動機の上部半断面図、図2は本発明の主要部を示
す図1の矢視Aから見た冷却用ファンを装着したたわみ
板継手の上部半側面図、図3は図2のB−B線部におけ
る冷却用ファンの断面図を示す。図1及び図2におい
て、1はフレーム本体、1cはアレーム本体1の外周側
に複数個固着されている放熱フィンである。1dはエア
ーガイドカバーで、冷却用ファン10によって送り出され
る外気の冷たい空気の流れをできるだけ多く放熱フィン
1c部分に導いて冷却効果を上げるために設けるもので
ある。
【0008】1eはエアーガイドカバーで、フレーム本
体1と放熱フィン1cを冷却した空気を、さらに反伝動
側のブラケット13部分に導き、この部分を冷却するため
に設けてある。エアーガイドカバー1dと1eは、主電
動機の必要とする冷却度合に応じてフレーム本体1に装
着されるもので、冷却度合を余り必要としない場合には
エアーガイドカバー1dと1eは設けなくても良い。固
定子2はフレーム本体1の内周側に装着され、回転子3
は軸1に嵌着されている。13はブラケットでフレーム本
体1に係合されており、主電動機の固定子2と回転子3
はフレーム本体1とブラケット13などで覆われて密閉化
され、全閉形としての主電動機を形成している。
【0009】6は主電動機の伝動側軸端部に装着された
たわみ板継手の継手部分で、主電動機を冷却するための
冷却用ファン10がボルト11を介して継手部分6の外周側
に装着されており、たわみ板継手のたわみ板7は、リー
マボルト8とナット9を介して継手部分6の外周側に装
着されている。12は継手カバーで、冷却空気のエアーガ
イド機能を持たせている。図3においては、10a,10b
は冷却用ファン10における切欠き側板で、10cは羽根板
である。
【0010】次に、かようなごとく構成された主電動機
の作用について説明する。主電動機の回転子3、すなわ
ち軸1が回転すると、軸1の伝動側軸端部に装着された
たわみ板継手の継手部分6の外周側に装着された冷却用
ファン10が回転する。これにより、冷却用ファン10の羽
根板10cの内径側から外径側に向って外気の冷たい空気
の流れが発生し、この空気の流れは図1の矢印方向で示
すように循環して、フレーム本体1と放熱フィン1c及
びブラケット13などを冷却し、全閉外扇形主電動機の形
態となる。ここに、本発明による車両用の主電動機は全
閉形主電動機であるため、前述したような構成であれ
ば、外気に混じっている塵やほこり及び水滴などが主電
動機内部に流入することが無くなり、従って、通風冷却
機能低下や絶縁不良などによって生ずる主電動機の損傷
を防止することができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、主
電動機の固定子と回転子をフレームやブラケットなどで
覆って密閉化し、主電動機の伝動側軸端部に装着された
たわみ板継手の継手部分の外周側に、主電動機を冷却す
るための冷却用ファンを装着せしめ、この冷却用ファン
を主電動機本体から切り離して外気側の外部に設けて全
閉形主電動機にしたことにより、主電動機と冷却するた
めに使用する外気に混じっている塵やほこり及び水滴な
どが主電動機内部に流入することが無くなる。これによ
って、主電動機内部に流入した塵やほこりが水滴や湿気
と相まって、主電動機内部の固定子や回転子などに付着
して推積することが無くなり、通風冷却機能の低下や絶
縁不良などの誘発による主電動機の損傷を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す車両用全閉形主
電動機の上部半断面図である。
【図2】図2は本発明の主要部を示す図1の矢視Aから
見た冷却用ファンを装着したたわみ板継手の上部半側面
図である。
【図3】図3は図2のにB−B線部における冷却用ファ
ンの断面図である。
【図4】図4は従来の車両用の開放形主電動機の一例を
示す主電動機の全体断面図である。
【符号の説明】
1 フレーム本体 1a 入気口 1b 排気口 1c 放熱フィン 1d エアーガイドカバー 1e エアーガイドカバー 2 固定子 3 回転子 4 軸 5 冷却用ファン 6 継手部分 7 たわみ板 8 リーマボルト 9 ナット 10 冷却用ファン 10a 切欠き側板 10b 切欠き側板 10c 羽根板 11 ボルト 12 継手カバー 13 ブラケット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主電動機の固定子と回転子をフレームや
    ブラケットで覆って密閉化し、この主電動機の伝動側軸
    端部に装着されたたわみ板継手の継手部分の外周側に、
    前記主電動機を冷却する冷却用ファンを装着せしめ、こ
    の冷却用ファンを主電動機本体から切り離して外気側の
    外部に設けたことを特徴とする車両用の全閉形主電動
    機。
JP20832895A 1995-07-24 1995-07-24 車両用の全閉形主電動機 Pending JPH0946971A (ja)

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