JP2001103704A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JP2001103704A
JP2001103704A JP27623299A JP27623299A JP2001103704A JP 2001103704 A JP2001103704 A JP 2001103704A JP 27623299 A JP27623299 A JP 27623299A JP 27623299 A JP27623299 A JP 27623299A JP 2001103704 A JP2001103704 A JP 2001103704A
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heat insulating
bearing
insulating material
heat
electric machine
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JP27623299A
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English (en)
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Toshiyuki Umemoto
俊行 梅本
Yoshiaki Yagi
良晃 八木
Shigeyuki Nakada
茂之 中田
Yuji Ikeda
祐次 池田
Masahide Kaetsu
正英 嘉悦
Ryoji Hase
良二 長谷
Satoru Koto
悟 古藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な構造で優れた軸受冷却性能を有する回
転電機を提供する。 【解決手段】 回転子11の両端を支承する軸受4、前
記軸受を包囲する軸受カバー2,3、および前記軸受カ
バーと共に回転電機本体を包囲して機内と機外を分離す
るハウジング5,6を備える回転電機において、前記軸
受カバーの機外側の面にフィン20を設けると共に、機
内から前記フィンへの伝熱路の少なくとも1個所に断熱
材40を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機に関し、
特に軸受の冷却構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【0003】一般に回転電機では、全密閉型とする場
合、軸受の片面が機内に面するように設置される。回転
電機の運転中には、機内を循環する冷媒ガスが、機内で
発生する熱を吸収して高温になる。この時、内気循環フ
ァン側のフレームやブラケットは高温ガスに接触するた
め温度が上昇する。特に、軸受は自身の発熱による温度
上昇と相まって高温となる。軸受の信頼性確保と寿命延
長のためには、軸受温度を規格値以下に冷却する必要が
ある。
【0004】従来の技術では、フィン、送風用ファンお
よび通風路を設置して軸受を冷却するものはあった。以
下、軸受の温度上昇を低減する従来技術の一例を説明す
る。図30は特開平6−311690号公報に記載され
た従来の回転電機の軸受冷却構造を示す断面図であり、
図において、1は回転子の軸である。4は軸受であり、
2および3は軸受4を包囲する内カバーおよび外カバー
である。5はブラケット、6はフレーム、102は内カ
バー2に設けられた油切り、106bはブラケット5の
内側に設けられた円筒リング、106cはブラケット5
の機外側に放射状に設けられたブラケットフィン、10
6dはブラケットフィン106cに取り付けられたエア
ガイド板、107は内カバー2をブラケット5に取り付
けるためのボルト、108は軸1に嵌着されたリング、
109はリング108の円周上に設けられた複数個の羽
根、110aはフレームフィン、eは円筒リング106
bの内径部近くに設けられた複数個の孔、dは外カバー
3と内カバー2の取り付け部に設けられた外カバー3を
も貫通する複数個の孔、Aは軸受内カバー2の背面側に
リング108と円筒リング106bにより形成された空
間部屋である。
【0005】この軸受冷却構造では、羽根109がファ
ンとして働き、大気が、孔dから吸い込まれ、空間A、
孔eおよびブラケットフィン106の間を通って排気さ
れる。その結果、ブラケット5および軸受カバー2,3
が強制冷却により冷却される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年の回転電機の小型
化に伴う高密度化、構造簡素化による製造コスト削減、
高効率化のための発生ロス削減のためには、簡便な構造
で軸受温度を規格温度以下に冷却することが求められ
る。上述の従来の回転電機の軸受冷却構造では、羽根1
09を用いた強制冷却により、ブラケット5および軸受
カバー2,3の冷却性能が向上するが、高温である機内
冷媒ガスから大気への放熱経路と、軸受4で発生した熱
の大気への放熱経路が区別されておらず、冷却性能が向
上しても高温である機内冷媒ガスから大気への放熱量も
増加するため、軸受1の冷却に寄与する度合いが目減り
してしまう。そのため、軸受1を所定の温度以下に冷却
するために過剰なフィン106とファン109を必要と
することになる。更に、送風ファン109を設置するこ
とにより、軸動力がファン駆動力として消費されるため
回転電機の効率が低下する。さらに、送風ファン109
と通風路A,d,eの設置は、回転電機の構造の複雑
化、軸長の増大を必要とし、コストの増大を招く。
【0007】本発明は、上記のような従来のものの問題
点を解消するためになされたものであって、簡便な構造
で優れた軸受冷却性能を有する回転電機を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成によ
る回転電機は、回転子の両端を支承する軸受、前記軸受
を包囲する軸受カバー、および前記軸受カバーと共に回
転電機本体を包囲して機内と機外を分離するハウジング
を備える回転電機において、前記軸受カバーの機外側の
面にフィンを設けると共に、機内から前記フィンへの伝
熱路の少なくとも1個所に断熱材を配置したものであ
る。
【0009】また、上記第1の構成において、ハウジン
グの端面にフィンを設けると共に、機内から前記フィン
への伝熱路の少なくとも1個所に断熱材を配置したもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明を全
密閉外扇型片通風方式回転電機に適用した場合について
図に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態1に
よる回転電機の全体構成を示し、回転電機を回転軸に沿
って切断した縦断面図であり、回転軸に対して対称であ
るので、図ではその片側のみを示している。図2は図1
の右側図面である。図において、1は回転子の軸すなわ
ちロータ軸、2および3は端カバーおよび軸箱、4およ
び15は軸受であり、本実施の形態では端カバー2と軸
箱3により軸受4,15の周囲を包囲する軸受カバーを
構成している。5はブラケット、6はフレームであり、
これらブラケット5とフレーム6によりハウジングを構
成している。また、ハウジングは軸受カバーと共に回転
電機本体を包囲して機内と機外を分離している。7は内
気循環ファン、8はクーラ、9は冷媒ガスの流れを示す
矢印、10は潤滑油溜、11は回転子すなわちロータ、
12は固定子すなわちステータ、13は外気循環ファ
ン、14は機外空気の流れを示す矢印、20はフィン、
40は断熱材、50は軸受4からフィン20への熱の流
れを示す矢印である。
【0011】回転電機本体は、磁界もしくは渦電流を発
生する円柱状のロータ11の周りに、コイルと鉄心から
なる円筒状のステータ12を備える。ロータ11はロー
タ軸1に固定され、ロータ軸1はブラケット5を介して
フレーム6に固定された軸受4および15に支承されて
いる。また、回転電機は、ロータ11およびステータ1
2を規格温度以内に保ち、機器の信頼性を高めるため
に、機内で発生する熱量を機外へ放出する冷却機構を備
える。図1に示す例では、機内に封入した冷媒ガスを、
ロータ軸1に設置された内気循環ファン7で駆動して、
矢印9のように機内を循環させる。冷媒ガスは、発熱源
であるステータ12およびロータ11より熱を奪って、
ステータ12およびロータ11を冷却する。高温になっ
た冷媒ガスは、クーラ8にて矢印14のように流れる機
外空気と熱交換して、機内の熱を機外へ放出する。熱を
放出した冷媒ガスは低温となり、再び機内を循環する。
クーラ8を流れる機外空気は、内気循環ファン7と反対
側の機外部にロータ軸1に固定して設置された外気循環
ファン13により駆動される。
【0012】本実施の形態による回転電機では、以上の
ような冷却構造により機内を所定の温度以下に保つこと
ができるのであるが、さらに、冷媒温度が高くなる内気
循環ファン7側の軸受4に対して以下に説明するような
軸受冷却構造を有している。すなわち、本実施の形態で
は、軸受4の周りに配置された軸箱3の機外側の面に所
定高さの複数個のフィン20を鉛直方向に所定の間隔で
設け、さらに、軸受4の周りに配置された端カバー2お
よび軸箱3の機内側の面に断熱材40を所定の厚さで設
けている。軸箱3およびフィン20は共に例えばねずみ
鋳鉄(FC150:JIS規格)を用いて一体成形によ
り形成する。勿論、フィン20と軸箱3とを溶接で接合
してもよいが、フィン20と軸箱3とを一体成形とする
ことにより、フィン20と軸箱3との接合部に接触熱抵
抗等の付加的な熱抵抗が発生しないという効果が得られ
る。
【0013】断熱材40としては、例えばメラミン樹脂
系弾性フォームの一例であるBASF社製のBASOT
ECT(商品名)等からなる発泡断熱材を心材として用
い、これに例えばポリエステル系の不織布等の耐久力の
高い表面材を、例えばカルボジイミド系樹脂の一例であ
る日清紡績(株)製のカルボジライト(商品名)で接着
したものを使用する。断熱材40として用いられるBA
SOTECTの熱伝導率は0.035[W/mK]と一
般に端カバー2や軸箱3の材料として用いられるねずみ
鋳鉄(FC150:JIS規格)の熱伝導率48[W/
mK]に比べて十分に小さいので、例えば厚さ20mm
程度で十分な断熱効果を発揮する。また、コーティング
をすることにより断熱材の破片が機内へ散乱するのを防
ぐことができる。また、端カバー2および軸箱3の機内
側の面への断熱材40の固定には、例えばクロロプレン
ゴム系接着剤等の耐熱性の高い、熱硬化性の接着材を使
用することにより、容易に信頼性の高い接着状態が得ら
れる。
【0014】次にその作用について述べる。回転電機の
運転中に軸受4より発生した熱量の内、一部はロータ軸
1を通って放熱され、残りの大部分は、矢印50で示す
ように、軸箱3からフィン20を通って大気へ放熱され
る。この際、本実施の形態では、機内からフィン20へ
の伝熱路となる端カバー2および軸箱3の機内側の面に
断熱材40が配置されているので、機内冷媒ガスから軸
箱3へ直接流入する熱および端カバー2を通って軸箱3
へ流入する熱を遮断することができる。したがって、本
実施の形態によれば、複数個のフィン20を設けること
によって得られた軸箱3の冷却能力向上分を、軸受4で
発生した熱量の放出に効率よく利用できるため、冷却性
能の高い軸受構造となる。また、その構造も複数個のフ
ィン20と断熱材40を設置するだけの簡便なものであ
り、図30で示した従来技術のように送風ファン109
や通風路A,d,eを設置するのに比べて製造が容易で
コンパクト化の妨げにもならず、しかもコスト低減が可
能となる。さらに、送風ファン109を駆動するのに軸
動力を用いることもなく、回転電機の効率低下の心配も
無い。
【0015】実施の形態2.図3は本発明の実施の形態
2による回転電機の要部の構成を示す断面図であり、全
体構成は実施の形態1と同様である。本実施の形態で
は、実施の形態1で端カバー2および軸箱3の機内側の
面に設けた断熱材40に加えて、端カバー2の軸1に面
する部分にも断熱材41を設けている。なお、断熱材4
1の材質およびその固定については、例えば実施の形態
1で説明した断熱材40と同様のものを用い実施の形態
1の場合と同様の接着剤で固定することができる。この
ように構成されたものにおいては、断熱材41により、
機内側から軸1、端カバー2を通って軸箱3へ流入する
熱を遮断することができるので、実施の形態1よりも更
に軸受冷却性能の向上が期待できる。
【0016】なお、図3においては、端カバー2および
軸箱3の機内側の面に設けた断熱材40に加えて、端カ
バー2の軸1に面する部分に断熱材41を設ける例を示
したが、図4に示すように、断熱材42を端カバー2の
軸受4側の面に、端カバー2と軸箱3の間まで含めて断
熱材42を設ける構造とした場合にも、機内から軸1、
端カバー2を通って軸箱3に伝わる熱を遮断することが
でき、同様の効果を奏するのは言うまでもない。図5は
端カバー2と軸箱35との締結部を拡大して示す断面図
であり、端カバー2と軸箱35とがボルト51にて締結
されている場合を示している。この場合、図5に示すよ
うに、ボルト51と端カバー2を断熱するために、ボル
ト51と端カバー2の間に断熱材47と断熱材48を設
置する。断熱材42,47,48としては締結力に耐え
得る構造強度を備えた例えばエポキシマイカルタを用
い、断熱材47は円筒状のものを、ボルト51を通すた
めに端カバー2に設けられた孔に配置して用いる。図5
の構成では端カバー2からボルト51を通って軸箱3に
伝わる熱を遮断することができる。但し、ボルト51を
通って機内側から直接軸箱3に伝わる熱を遮断すること
はできないが、ボルト51の機内側に表出している部分
の表面積は小さいため軸受冷却性能への影響は小さいと
考えられる。なお、ボルト51の機内側に表出している
部分に断熱材40を配置することも可能である。
【0017】また、図6に示すように、断熱材43を軸
箱3の機内側の面から端カバー2と軸箱3の間まで延長
して設ける構造とする場合にも同様の効果を奏するのは
言うまでもない。なお、この場合、端カバー2から軸箱
3への熱伝導は断熱材43で遮断することができるので
断熱材40が無くてもよく、機内壁面への断熱材の設置
作業が必要ないため、工作期間を短縮できる効果も同時
に奏するが、断熱材40を設けることにより、機内側か
ら端カバー2を通って軸受4と端カバー2間の空間に熱
が伝わるのを遮断することができる。なお、断熱材43
としては図4の断熱材42と同様にエポキシマイカルタ
を用いることができ、その固定については、例えば実施
の形態1の場合と同様の接着剤で固定することができ
る。ただし、端カバー2と軸箱3との結合は、例えば、
ボルトを端カバー2の方から軸箱3へ通して固定した後
に断熱材40を配置することによる。ボルトの機内側へ
面する部分は断熱材40により覆われるので機内側から
ボルトを通って熱が伝わることはない。
【0018】実施の形態3.図7は本発明の実施の形態
3による回転電機の要部の構成を示す断面図であり、全
体構成は実施の形態1と同様である。本実施の形態で
は、実施の形態1で端カバー2および軸箱3の機内側の
面に設けた断熱材40に加えて、ブラケット5と軸箱3
との間にも断熱材44,45を設けている。なお、断熱
材44としては締結力に耐え得る構造強度を備えた例え
ばエポキシマイカルタを用い、断熱材45としては軸箱
3に巻き付けて設置した後から切削加工により寸法精度
良く成形することが可能であるので例えばエポキシガラ
スバインドを用いる。
【0019】図8はブラケットと軸箱との締結部を拡大
して示す断面図であり、ブラケット5と軸箱3とがボル
ト51にて締結されている場合を示している。この場
合、図8に示すように、ボルト51と軸箱3を断熱する
ために、ボルト51と軸箱3の間に断熱材47と断熱材
48を設置する。なお断熱材47,48としては例えば
エポキシマイカルタを用い、断熱材47は円筒状のもの
を、ボルト51を通すためにブラケット5に設けられた
孔に配置して用いる。
【0020】このように構成されたものにおいては、ブ
ラケット5から軸箱3への熱の流入を断熱材44,45
で遮断することができるので、ブラケット5の機内側の
面に広範囲に断熱材を設けることなく、ブラケット5を
通って軸箱3へ流入する機内高温冷媒ガスからの熱を遮
蔽できるため、実施の形態1よりも更に軸受冷却性能の
向上が期待できる。
【0021】また、図7の構成において、図9に示すよ
うに、機内側断熱材40を設置しないで、図6で説明し
たように断熱材43を軸箱3の機内側の面から端カバー
2と軸箱3との間まで延長して設置した場合でも、同様
の軸受冷却効果が得られるのは言うまでもない。この場
合、機内壁面への断熱材の設置作業が必要ないため、工
作期間を短縮できる効果も同時に得ることができる。な
お、端カバー2と軸箱3の固定は例えばボルト51を用
い図5で説明したのと同様に行なう。
【0022】また、図7の構成において、図10に示す
ように、機内側断熱材40を設置しない場合でも、ブラ
ケット5から軸箱3への熱の流入は断熱材44,45で
遮断することができるので、それなりの軸受冷却効果を
得ることができる。この場合、機内側から端カバー2を
通って軸受3への伝熱路および機内側から端カバー2を
通って軸受4と端カバー2間の空間への伝熱路に断熱材
が無いので、この伝熱を遮断することはできないが、機
内壁面への断熱材の設置作業が必要ないため、工作期間
を短縮できるので、端カバー2からの熱伝導の影響が小
さい機種には特に有効である。
【0023】実施の形態4.図11は本発明の実施の形
態4による回転電機の要部の構成を示す断面図であり、
全体構成は実施の形態1と同様である。本実施の形態で
は、実施の形態3でブラケット5と軸箱3との間に設け
た断熱材44,45の代わりに、断熱性の高い電気絶縁
材31,32を設けている。回転電機は図1に示すよう
に、ロータ11がステータ12内で電磁駆動力によりト
ルクを供給され、軸1端に接続された負荷に対して仕事
をする。この時、ロータ11を回転電機の他の部分から
電気的に絶縁する必要がある場合があり、図11に示す
ように、軸箱3とブラケット5の間に絶縁材31,32
を設けて電気的絶縁を図る手法がある。この時、絶縁材
31,32を断熱性の高い材料、例えばエポキシマイカ
等とすることにより、新たに断熱材を配置することなく
元々ある絶縁材31,32を利用して図7に示した構造
と同様の効果を得ることができる。なお、図11では図
7においてブラケット5と軸箱3との間に設けた断熱材
44,45の代わりに、断熱性の高い電気絶縁材31,
32を設けた場合を示しているが、図9や図10におい
て断熱材44,45の代わりに、断熱性の高い電気絶縁
材31,32を設けてもよく、この場合にも同様の効果
が得られる。
【0024】実施の形態5.図12は本発明の実施の形
態5による回転電機の要部の構成を示す断面図であり、
図13は図12の右側図面である。全体構成は実施の形
態1と同様である。本実施の形態では、実施の形態1で
端カバー2および軸箱3の機内側の面に設けた断熱材4
0に加えて、ブラケット5の機内側の面にも断熱材40
を設け、しかもハウジングの端面すなわちブラケット5
の機外側の面にはフィン21を設けている。ブラケット
5は例えば一般構造用圧延鋼材(SS400:JIS規
格)で形成されており、その熱伝導率は53[W/m
K]と端カバー2や軸箱3の熱伝導度と同程度であり、
ブラケット5の機内側の面に設ける断熱材40の材質お
よびその固定については、例えば実施の形態1で説明し
た端カバー2や軸箱3の機内側の面に設けた断熱材40
と同様のものを用い、同様の接着剤で固定することがで
きる。また、フィン21はブラケット5と同様に例えば
一般構造用圧延鋼材(SS400:JIS規格)で形成
し、例えばフィン21を溶接によりブラケット5に接合
する。なお、フィン21とブラケット5とを一体成形す
ることも可能である。
【0025】このように構成されたものにおいては、断
熱材40によって、機内冷媒ガスからブラケット5およ
び軸箱3への熱の流入を遮断しながら、軸受4で発生し
た熱量を軸箱3およびブラケット5に設けたフィン2
0,21によって効率よく放出できるため、実施の形態
1に比べて更なる冷却性能の向上が期待できる。
【0026】なお、上記図12および図13で示した回
転電機の軸受冷却構造において、フィン21は必ずしも
設置されなくてもよく、設置されない場合には、ブラケ
ット5の機内側の面に設けた断熱材40により機内から
ブラケット5を通って軸箱3に熱が伝わるのを遮断する
ことができ、図7で示したものと同様の効果が得られ
る。これは以下の各実施の形態においても同様である。
【0027】また、図12および図13の構成におい
て、図14に要部の断面図を示すように、機内側の断熱
材40をブラケット5の機内側の面のみに設ける構造と
してもよく、この場合には、機内から端カバー2および
軸箱3を通ってフィン20,21に伝わる熱を遮断でき
ないので軸受冷却性能は若干劣るものの、断熱材40の
配置が容易で製造時間を短縮できるという効果が得られ
る。
【0028】実施の形態6.図15,図16および図1
7はそれぞれ本発明の実施の形態6による回転電機の要
部の構成を示す断面図であり、全体構成は実施の形態1
と同様である。本実施の形態では、実施の形態2におい
て、図3,図4および図6で示した構成に加えて、ブラ
ケット5の機内側の面にも断熱材40を設け、しかもハ
ウジングの端面すなわちブラケット5の機外側の面にフ
ィン21を設けている。このように構成することによ
り、機内冷媒ガスからブラケット5および軸箱3への熱
の流入、さらには機内冷媒ガスから軸1、端カバー2を
通っての軸箱3への熱の流入を遮断しながら、軸受4で
発生した熱量を軸箱3およびブラケット5に設けたフィ
ン20,21によって効率よく放出できるため、実施の
形態2および5に比べて更なる冷却性能の向上が期待で
きる。
【0029】なお、図17の構成において、図18に示
すように、端カバー2の機内側の面に断熱材40を設置
しない場合でも、機内冷媒ガスから軸1、端カバー2を
通っての軸箱3とブラケット5への熱の流入は断熱材4
3で遮断することができるので、同様の軸受冷却効果を
得ることができ、この場合、端カバー2の機内側の面へ
の断熱材の設置作業が必要ないため、工作期間を短縮で
きる効果も同時に得ることができる。しかし、端カバー
2の機内側の面に断熱材40が無いため、機内側から端
カバー2を通って軸受4と端カバー2間の空間に熱が伝
わるのを遮断することはできないので、機内側から端カ
バー2を通って軸受4と端カバー2間の空間に熱が伝わ
ることによる影響が少ない機種に適用するのが望まし
い。
【0030】実施の形態7.図19は本発明の実施の形
態7による回転電機の要部の構成を示す断面図であり、
全体構成は実施の形態1と同様である。本実施の形態で
は、実施の形態5で示した図12の構成に加えて、ブラ
ケット5とフレーム6の間に断熱材44,45を設けて
おり、断熱材44,45は機内冷媒ガスからフレーム6
を通ってブラケット5へ流入する熱を遮蔽するので、図
12の構成に比べてより軸受冷却性能が向上する。図2
0はブラケット5とフレーム6との締結部を拡大して示
す断面図であり、ブラケット5とフレーム6とがボルト
51にて締結されている場合を示している。この場合、
図20に示すように、ボルト51とブラケット5を断熱
するために、ボルト51とブラケット5の間に断熱材4
7と断熱材48を設置する。断熱材44,47,48と
しては締結力に耐え得る構造強度を備えた例えばエポキ
シマイカルタを用いる。また、ブラケット5とフレーム
6の間には断熱材45を設置する。断熱材45としては
ブラケット5に巻き付けて設置した後から切削加工によ
り寸法精度良く成形することが可能であるので例えばエ
ポキシガラスバインドを用いる。
【0031】なお、図19では、ブラケット5の機内側
の面に断熱材40を配置した構成を有する図12の構成
に断熱材46を追加した場合を示しているが、これと同
様にブラケット5の機内側の面に断熱材40を配置した
構成を有する図14〜図18の構成に断熱材46を追加
してもよく、同様の効果が得られる。
【0032】実施の形態8.図21は本発明の実施の形
態8による回転電機の要部の構成を示す断面図であり、
図22は図21の右側面図である。全体構成は実施の形
態1と同様である。本実施の形態では、実施の形態3で
示した図7の構成に加えて、軸箱3の機外側のロータ軸
1と平行な側面に複数個のフィン22がロータ軸1の軸
方向に垂直に所定の高さ、所定の間隔で設置されてお
り、フィン22は、フィン20およびフィン21と同様
に軸受4での発熱の大気への放熱面として働くので、図
7の構成に比べてより軸受冷却性能が向上する。なお、
フィン22は、例えばフィン20の場合と同様に軸箱3
と同じ材料を用いて、軸箱3と一体成形することにより
形成される。
【0033】なお、フィン22の配置はロータ軸1の軸
方向に垂直でなくてもよく、例えば図23および図24
に要部の断面図およびその右側面図で示すように、ロー
タ軸1の軸方向に平行に設置されてもく、同様の効果が
得られる。
【0034】また、図25および図26に要部の断面図
およびその右側面図で示すように、フィン22とフィン
20とが一体になった形状であってもよい。この場合、
フィン22とフィン20の接合部分も軸受4での発熱の
大気への放熱面として働く。よって、フィン22とフィ
ン20を一体にすることにより軸受冷却能力がより向上
する。
【0035】なお、図21〜図26では、図7の構成に
フィン22を追加した場合を示しているが、これに限る
ものではなく、上記各実施の形態において、図21〜図
26で示したようなフィン22を追加してもよく、同様
の効果が得られる。その一例を図27〜29に要部の断
面図で示す。図27〜図29はそれぞれ実施の形態5の
図12で示した2種類のフィン20と21を備えた構成
にフィン22を追加した構成を示し、図27は図21と
同じ構成のフィン22を追加した場合、図28は図23
と同じ構成のフィン22を追加した場合、図28は図2
5と同じ構成のフィン22を追加した場合をそれぞれ示
している。これらの図に示したような構成においては、
3種類のフィン20と21と22により軸受冷却性能が
より向上する。
【0036】なお、上記各実施の形態では本発明を全密
閉外扇型片通風方式回転電機に適用した場合について説
明したが、これに限るものではなく、例えば全閉内冷型
および開放型等にも適用できる。
【0037】また、フィン20の配置は鉛直方向に限ら
ず鉛直方向から多少傾いていてもよく、さらに、例えば
放射状等であってもよい。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の構成によ
れば、回転子の両端を支承する軸受、前記軸受を包囲す
る軸受カバー、および前記軸受カバーと共に回転電機本
体を包囲して機内と機外を分離するハウジングを備える
回転電機において、前記軸受カバーの機外側の面にフィ
ンを設けると共に、機内から前記フィンへの伝熱路の少
なくとも1個所に断熱材を配置したので、簡便な構造で
優れた軸受冷却性能を有する回転電機が得られる。
【0039】また、上記第1の構成において、ハウジン
グの端面にフィンを設けると共に、機内から前記フィン
への伝熱路の少なくとも1個所に断熱材を配置したの
で、軸受冷却性能が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による回転電機の構成
を示す断面図である。
【図2】 図1の右側面図である。
【図3】 本発明の実施の形態2による回転電機の要部
の構成の一例を示す断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態2による回転電機の要部
の構成の別の例を示す断面図である。
【図5】 図4の要部を拡大して示す断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態2による回転電機の要部
の構成の別の例を示す断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態3による回転電機の要部
の構成の一例を示す断面図である。
【図8】 図7の要部を拡大して示す断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態3による回転電機の要部
の構成の別の例を示す断面図である。
【図10】 本発明の実施の形態3による回転電機の要
部の構成の別の例を示す断面図である。
【図11】 本発明の実施の形態4による回転電機の要
部の構成の一例を示す断面図である。
【図12】 本発明の実施の形態5による回転電機の構
成の一例を示す断面図である。
【図13】 図12の右側面図である。
【図14】 本発明の実施の形態5による回転電機の要
部の構成の別の例を示す断面図である。
【図15】 本発明の実施の形態6による回転電機の要
部の構成の一例を示す断面図である。
【図16】 本発明の実施の形態6による回転電機の要
部の構成の別の例を示す断面図である。
【図17】 本発明の実施の形態6による回転電機の要
部の構成の別の例を示す断面図である。
【図18】 本発明の実施の形態6による回転電機の要
部の構成の別の例を示す断面図である。
【図19】 本発明の実施の形態7による回転電機の要
部の構成を示す断面図である。
【図20】 図19の要部を拡大して示す断面図であ
る。
【図21】 本発明の実施の形態8による回転電機の要
部の構成の一例を示す断面図である。
【図22】 図21の右側面図である。
【図23】 本発明の実施の形態8による回転電機の要
部の構成の別の例を示す断面図である。
【図24】 図23の右側面図である。
【図25】 本発明の実施の形態8による回転電機の要
部の構成の別の例を示す断面図である。
【図26】 図25の右側面図である。
【図27】 本発明の実施の形態8による回転電機の要
部の構成の別の例を示す断面図である。
【図28】 本発明の実施の形態8による回転電機の要
部の構成の別の例を示す断面図である。
【図29】 本発明の実施の形態8による回転電機の要
部の構成の別の例を示す断面図である。
【図30】 従来の回転電機の軸受冷却構造を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 ロータ軸、2 端カバー、3 軸箱、4,15 軸
受、5 ブラケット、6 フレーム、7 内気循環ファ
ン、8 クーラ、9 冷媒ガスの流れを示す矢印、10
潤滑油溜、11 ロータ、12 ステータ、13 外
気循環ファン、14 機外空気の流れを示す矢印、2
0,21,22 フィン、40,41,42,43,4
4,45,47,48 断熱材、50 軸受からフィン
への熱の流れを示す矢印、51 ボルト、102は油
切、106aはフレーム取付部、106bは円筒リン
グ、106cはブラケットフィン、106dはエアガイ
ド板、107はボルト、108はリング、109は羽
根、110aはフレームフィン、d,eは孔、fは取付
孔、Aは空間部屋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 茂之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 池田 祐次 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 嘉悦 正英 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 長谷 良二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 古藤 悟 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3J017 EA03 GA04 5H605 AA01 BB17 CC02 CC10 DD12 EB10 5H609 BB19 PP02 PP05 PP06 PP07 PP11 QQ02 QQ10 RR02 RR17 RR21 RR27 RR37 RR42 RR52

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子の両端を支承する軸受、前記軸受
    を包囲する軸受カバー、および前記軸受カバーと共に回
    転電機本体を包囲して機内と機外を分離するハウジング
    を備える回転電機において、前記軸受カバーの機外側の
    面にフィンを設けると共に、機内から前記フィンへの伝
    熱路の少なくとも1個所に断熱材を配置したことを特徴
    とする回転電機。
  2. 【請求項2】 ハウジングの端面にフィンを設けると共
    に、機内から前記フィンへの伝熱路の少なくとも1個所
    に断熱材を配置したことを特徴とする請求項1記載の回
    転電機。
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