JP2014180176A - 超伝導回転機 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転開始時における起動不良の発生を防止する超伝導回転機を提供する。
【解決手段】このような超伝導回転機100は、ステータコイル11を支持するステータ10と、超伝導材料を有し、ステータ10に対して回転可能に設けられるロータ20と、ステータ10とロータ20とを収容すると共に、ステータコイル11及び超伝導材料を冷却する冷媒を収容する収容室31を形成するインナーケース30と、当該インナーケース30を内包するように設けられ、インナーケース30を真空断熱するアウターケース40と、ロータ20と一体回転するロータ軸21をアウターケース40に対して相対回転可能に支持する軸受部50と、当該軸受部50を支持するアウターケース40の軸受支持部46に接し、アウターケース40の外側を向くフィン61を有する熱交換部60と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】このような超伝導回転機100は、ステータコイル11を支持するステータ10と、超伝導材料を有し、ステータ10に対して回転可能に設けられるロータ20と、ステータ10とロータ20とを収容すると共に、ステータコイル11及び超伝導材料を冷却する冷媒を収容する収容室31を形成するインナーケース30と、当該インナーケース30を内包するように設けられ、インナーケース30を真空断熱するアウターケース40と、ロータ20と一体回転するロータ軸21をアウターケース40に対して相対回転可能に支持する軸受部50と、当該軸受部50を支持するアウターケース40の軸受支持部46に接し、アウターケース40の外側を向くフィン61を有する熱交換部60と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、超伝導材料を有する超伝導回転機に関する。
従来、高効率及び小型化の観点から超伝導材料を有する超伝導回転機が用いられてきた。超伝導回転機にあっては、運転中、超伝導材料を超伝導状態にするために冷却しておく必要がある。このような超伝導材料の冷却を行う方法の一つとして、冷媒(例えば液体窒素)を用いる方法がある。ここで、冷媒を用いて超伝導材料を効率良く冷却するためには、冷媒が外気から断熱されるように構成しておくと好適である。このような技術として下記に出展を示す特許文献1に記載のものがある。
特許文献1に記載の超電導回転電機(以下「超伝導回転機」とする)は、基体に保持された固定子と、固定子に対して回転可能に設けられ超電導材料(以下「超伝導材料」とする)を有する回転子と、回転子を保持する回転軸と、固定子を冷却させる冷却部と、固定子及び回転子を収容すると共に冷熱媒体を収容する収容室を形成する低温容器と、収容室の外側に配置され収容室を真空断熱させる真空断熱室と、基体のうち収容室以外で且つ大気を含む雰囲気に対面する部位に設けられ回転軸を回転可能に支持する軸受とを備えて構成される。これにより、冷媒を外部に逃がすことなく少ない熱侵入量で回転体から動力を取り出すことが可能となる。
ここで、超伝導回転機は常時動作するシステムにおいて利用されるだけでなく、間欠動作するシステムにおいて利用することも想定される。このような間欠動作するシステムに特許文献1に記載の技術を用いると、回転体の停止中に、回転軸を介した熱伝導によりシール部及び軸受部が結露して凍結し、シール部のシールオイルや軸受の軸受グリスが凝固する可能性がある。係る場合、回転開始時における起動トルクが過大となり、超伝導回転機が起動不良となる可能性もある。また、凍結したシールオイル等によりシール部が損傷し、これにより超伝導回転機が故障する可能性もある。そこで、回転体の停止中においては、シール部や軸受を電気ヒータ等を用いて加熱しておくことが考えられるが、電力損失が大きくなり、高効率の観点から利用される超伝導回転機のメリットが低減する。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、運転開始時における起動不良の発生を防止する機能を備えた超伝導回転機を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る超伝導回転機の特徴構成は、ステータコイルを支持するステータと、超伝導材料を有し、前記ステータに対して回転可能に設けられるロータと、前記ステータと前記ロータとを収容すると共に、前記ステータコイル及び前記超伝導材料を冷却する冷媒を収容する収容室を形成するインナーケースと、前記インナーケースを内包するように設けられ、前記インナーケースを真空断熱するアウターケースと、前記ロータと一体回転するロータ軸を前記アウターケースに対して相対回転可能に支持する軸受部と、前記軸受部を支持する前記アウターケースの軸受支持部に接し、前記アウターケースの外側を向くフィンを有する熱交換部と、を備えている点にある。
このような特徴構成とすれば、超伝導回転機の運転停止時においては、熱交換部が収容室内の冷媒よりも暖かい外気に接するので、外気を利用して軸受部を温めることができる。このため、冷媒が結露することにより軸受部が固着したり、軸受部の軸受グリスが凝固したりすることを防止できる。したがって、超伝導回転機の運転開始時に起動トルクが過大とならないので、起動不良の発生を抑制できる。一方、超伝導回転機の運転時においては、軸受部に摩擦熱が発生する。このような摩擦熱が生じる軸受部は、運転中においては熱交換部を介して外気で冷却することができるので、軸受部の焼き付きを防止できる。このように本願発明にあっては、熱交換部が運転停止中の凍結防止と運転中の放熱とを両立し、これらに外気が利用されるので超伝導回転機の効率を悪化させることもない。
また、前記熱交換部が前記ロータ軸の軸方向両側に設けられ、前記フィンが前記ロータ軸の軸方向外側に向いていると好適である。
このような構成とすれば、軸受部とアウターケースの外側とを最短経路で接続することができるので、熱伝達経路を短くすることができる。したがって、軸受部の凍結防止効果及び放熱効果を高めることが可能となる。
また、前記熱交換部は、前記フィンが鉛直方向に延在するように形成されてあると好適である。
このような構成とすれば、熱交換後の冷たい空気がフィンに沿って下降し易くなり、暖かい空気が上昇し易くなる。したがって、熱交換後の空気の流れがフィンにより妨げられることがないので、熱交換効率が低下することを抑制できる。
本発明に係る超伝導回転機は、運転開始時における起動不良の発生を防止する機能を備えて構成される。以下、本実施形態の超伝導回転機100について詳細に説明する。図1には、超伝導回転機100の断面図が示される。超伝導回転機100は、ステータ10、ロータ20、インナーケース30、アウターケース40、軸受部50、熱交換部60を備えて構成される。
ステータ10は、ステータコイル11を支持する。ステータコイル11は、超伝導材料からなる線材をステータ10の歯部(図示せず)に巻き回して形成され、外部に設けられる通電装置により通電されることで磁界を発生する。超伝導材料は臨界温度以下に冷却されると電気抵抗が大幅に低減する超伝導状態となる材料である。本実施形態では、超伝導材料として所謂「高温超伝導」が用いられ、臨界温度は液体窒素により実現される。このようなステータコイル11を支持するステータ10は、インナーケース30の内壁面に固定される。
ロータ20は、超伝導材料を有し、ステータ10に対して回転可能に設けられる。ロータ20は円板状の鋼板を軸方向に積層して円筒状に構成される。このように円筒状にした積層鋼板を軸方向にロッド22が貫通され、軸方向両側からロータ支持板23を介してナット24により締結固定される。このような円筒状のロータ20の径方向中央部には、当該ロータ20を軸方向に貫通するロータ軸21が設けられる。ロータ20はロータ軸21と一体回転するようロータ軸21と同軸心上に固定される。
本実施形態では、ロータ軸21は、ステンレス(例えばオーステナイト系ステンレス)からなる第1ロータ軸21Aと、繊維強化プラスチック(FRP)からなる第2ロータ軸21Bとを同軸心上に軸方向に延長して構成される。具体的には、ロータ20の径方向中央部には機械的強度の観点から第1ロータ軸21Aが貫通される。ロータ20の軸方向端面から後述するアウターケース40までは熱伝導を低減させることを目的として第2ロータ軸21Bが用いられる。アウターケース40の外側では、機械的強度の観点から第1ロータ軸21Aが用いられる。このようにしてロータ軸21が形成される。
ロータ20における第1ロータ軸21Aよりも径方向外側の部分には、ロータ20を軸方向に貫通し、ロータ20の周方向に沿って所定の間隔を有して棒状の超伝導材料(超伝導磁石)27が配置される。もちろん、ロータ20自体を超伝導材料で形成することも可能である。このようなロータ20は、ステータ10の径方向内側であって、ステータ10に対して所定のギャップを有して回転可能に設けられる。
インナーケース30は、ステータ10とロータ20とを収容すると共に、ステータコイル11及び超伝導材料を冷却する冷媒を収容する収容室31を形成する。インナーケース30は内側に空間を有する。この空間が収容室31に相当する。ステータ10とロータ20とは当該収容室31内に配置される。この収容室31の中央部にはロータ軸21が貫通するように設けられる。ここで、上述のようにロータ軸21は回転する回転系となるが、インナーケース30は回転しない静止系となる。このため、インナーケース30においてロータ軸21が貫通する部位にあっては、インナーケース30とロータ軸21(第2ロータ軸21B)との間には所定の隙間を有するように構成される。もちろん、ロータ軸21がインナーケース30に対して回転可能なようにシール部材等を用いて構成することも可能である。
このような収容室31の内部には、ステータ10が支持するステータコイル11及びロータ20に設けられる超伝導材料を冷却する冷媒が導入される。本実施形態では、冷媒は上述の液体窒素が用いられる。これにより、ステータコイル11及びロータ20に設けられる超伝導材料を臨界温度以下に冷却しつつ、液体窒素を収容室31内に滞留させ易くすることができる。なお、インナーケース30には、外部から液体窒素を導入しつつ、気化した窒素を外部に排出する冷媒供給装置に接続される配管(図示せず)が設けられる。
アウターケース40は、インナーケース30を内包するように設けられ、インナーケース30を真空断熱する。「インナーケース30を内包するように」とは、収容室31にステータ10及びロータ20を収容した状態のインナーケース30を、外側から覆うことを意味する。また、アウターケース40の内壁の天井部41及び底部42には、インナーケース30を鉛直方向に支持する、断熱性の優れた材料からなる支持部43,44が設けられる。これにより、インナーケース30をアウターケース40に対して位置決めすることが可能となる。
ここで、図1に示されるようにロータ軸21は、インナーケース30から第2ロータ軸21Bが突出するように設けられる。このようにインナーケース30から突出して設けられる第2ロータ軸21Bの一方に連結固定された第1ロータ軸21Aが、更にアウターケース40から突出して設けられる(図1における左側部)。これにより、ロータ20の回転に基づく回転力を外部に出力することが可能となる。
なお、インナーケース30から突出して配置される第2ロータ軸21Bの径方向外側には、第2ロータ軸21Bが回転可能に第2ロータ軸21Bの外周面に対して所定の隙間を有して円環状の円環状部70,71が設けられる。このような円環状部70,71によりインナーケース30及びアウターケース40がロータ軸21の軸方向においても連結される。インナーケース30、アウターケース40、支持部43,44、及び円環状部70,71で囲まれた空間49が形成され、当該空間49は真空状態とされる。これにより、インナーケース30内の収容室31をアウターケース40の外側(外気)に対して断熱することが可能となる。したがって、収容室31に導入された液体窒素を気化し難くすることができるので、ステータ10のステータコイル11及びロータ20の超伝導材料の冷却効果を高めることが可能となる。
また、本実施形態では、ステータコイル11に通電するためのリード線91がアウターケース40の外側から一旦空間49に導入され、当該空間49からインナーケース30を挿通してステータコイル11に接続される。このため、リード線91がアウターケース40を挿通する孔部45はシール部材47により液蜜的に封止され、リード線91がインナーケース30を挿通する孔部33はシール部材39により液蜜的に封止される。これにより、空間49の真空状態を維持することが可能となる。
軸受部50は、ロータ軸21をアウターケース40に対して相対回転可能に支持する。上述のようにインナーケース30からロータ軸21(第2ロータ軸21B)が突出して設けられる。また、ロータ軸21はロータ20と一体回転する。一方、アウターケース40は静止系であるインナーケース30に固定される。このため、ロータ軸21が、静止系となるアウターケース40に対して相対回転できるように、アウターケース40とロータ軸21の外周面との間に軸受部50が設けられる。本実施形態では、図1におけるロータ軸21の軸方向右側にあっては軸受部51が設けられ、図1におけるロータ軸21の軸方向左側にあっては軸受部52が設けられている例が示される。
熱交換部60は、軸受部50を支持するアウターケース40の軸受支持部46に接し、アウターケース40の外側を向くフィン61を有して構成される。アウターケース40の軸受支持部46とは、軸受部50を支持するアウターケース40の部位であり、具体的には軸受部50のアウターレースが対向する部位である。本実施形態では、熱交換部60はロータ軸21の軸方向両側に設けられる。以下では、図1におけるロータ軸21の軸方向左側に設けられる熱交換部60には符号「60L」を付して説明し、図1におけるロータ軸21の軸方向右側に設けられる熱交換部60には符号「60R」を付して説明する。
なお、図1においては、熱交換部60Lは軸受支持部46がロータ軸21の軸方向に沿って延在し、当該軸受支持部46が熱交換部60と一体的に形成されている例が示される。また、熱交換部60Rはアウターケース40にボルト98により締結固定される例が示される。
図2には熱交換部60Lの斜視図が示され、図3には熱交換部60Rの斜視図が示される。夫々の熱交換部60L,60Rには、ロータ軸21の軸方向外側を向いてフィン61が形成されている。これにより、外気に対する熱交換部60L,60Rの表面積を大きくできるので、熱交換効率を高めることが可能となる。
また、本実施形態では、熱交換部60L,60Rは、フィン61が鉛直方向に延在するように形成される。ここで、空気は暖かい場合には鉛直上方へ移動し、冷えている場合には鉛直下方へ移動する。このため、フィン61が鉛直方向に沿って立設しているので、空気の移動を妨げることがない。したがって、熱交換効率を向上させることが可能となる。
〔その他の実施形態〕
上記実施形態では、熱交換部60がロータ軸21の軸方向両側に設けられているとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。熱交換部60をロータ軸21の軸方向一方の側にのみ設ける構成とすることも当然に可能である。
上記実施形態では、熱交換部60がロータ軸21の軸方向両側に設けられているとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。熱交換部60をロータ軸21の軸方向一方の側にのみ設ける構成とすることも当然に可能である。
上記実施形態では、熱交換部60のフィン61が鉛直方向に延在するように形成されているとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。フィン61を鉛直方向以外の方向に延在するように形成することも当然に可能である。
上記実施形態では、熱交換部60のフィン61がアウターケース40の外側を向いて設けられ、外気と熱交換を行うとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。例えば、熱交換部60に、上記実施形態で説明したインナーケース30に液体窒素を導入しつつ、インナーケース30内の気化した窒素を外部に排出する冷媒供給装置のヒートポンプ部に金属プレートで接続するように構成することも可能である。冷媒供給装置は、超伝導回転機100の停止中も液体窒素を液化しておくために動作状態とされるので、この熱を利用して熱交換を行うことが可能となる。
本発明は、超伝導材料を有する超伝導回転機に用いることが可能である。
10:ステータ
11:ステータコイル
20:ロータ
21:ロータ軸
30:インナーケース
31:収容室
40:アウターケース
46:軸受支持部
50:軸受部
60:熱交換部
61:フィン
100:超伝導回転機
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100:超伝導回転機
Claims (3)
- ステータコイルを支持するステータと、
超伝導材料を有し、前記ステータに対して回転可能に設けられるロータと、
前記ステータと前記ロータとを収容すると共に、前記ステータコイル及び前記超伝導材料を冷却する冷媒を収容する収容室を形成するインナーケースと、
前記インナーケースを内包するように設けられ、前記インナーケースを真空断熱するアウターケースと、
前記ロータと一体回転するロータ軸を前記アウターケースに対して相対回転可能に支持する軸受部と、
前記軸受部を支持する前記アウターケースの軸受支持部に接し、前記アウターケースの外側を向くフィンを有する熱交換部と、
を備える超伝導回転機。 - 前記熱交換部が前記ロータ軸の軸方向両側に設けられ、前記フィンが前記ロータ軸の軸方向外側に向いている請求項1に記載の超伝導回転機。
- 前記熱交換部は、前記フィンが鉛直方向に延在するように形成されてある請求項1又は2に記載の超伝導回転機。
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JP2001103704A (ja) * | 1999-09-29 | 2001-04-13 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機 |
JP2010178532A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Toshiba Corp | 電動機 |
JP2011067006A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Aisin Seiki Co Ltd | 超電導回転電機 |
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2013
- 2013-03-15 JP JP2013053870A patent/JP2014180176A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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