JP4840870B2 - L型側溝施工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、路面に埋設設置された既存のU型側溝を利用してL型側溝を施工する方法に関するものである。
従来から、道路脇などに設置して当該道路の排水を行う側溝が様々提案されており、例えば特許文献1に開示されるように、断面L型のコンクリートブロック(L型側溝用ブロック)を地面に埋設設置する構造のL型側溝や、また例えば特許文献2に開示されるように、断面U型のコンクリートブロック(U型側溝用ブロック)を地面に埋設設置すると共にその開口上部に蓋体(コンクリート蓋,グレーチングなど)を閉塞配設する構造のU型側溝などが知られる。
一般に、底浅な前記L型側溝は路面の排水を目的として、つまり雨水用の排水路として設置され、一方、U型側溝は、路面の排水だけでなく生活廃水などの汚水用の排水路としての目的も兼ねて設置される。
従って、雨水だけでなく汚水も流すU型側溝は、それだけゴミやヘドロなどの汚れが残留し易く、定期的な清掃が必要である。しかし、重い前記蓋体を一々開閉しなければならない為、U型側溝の清掃は作業性が悪く作業者への負担も大きいという問題を有した。
また、このU型側溝は、車両などが通過するたびに蓋体がガタつき、騒音を発生するという問題を有するうえに、しかもこのガタつきによる衝撃が、蓋体やU型側溝用ブロックの破損などの劣化原因となり耐久性にも問題を有した。また、老朽劣化の進行により蓋体が破損して溝穴が開口露呈した状態となると、その溝穴に足をとられるなどして大変危険で、安全性にも問題を有した。
ところで、近年、公共衛生上の観点から、雨水と汚水とを別々の水路で排水する分流式下水道の整備が進んでいる。これに伴い、これまで雨水と汚水とを流していたにも関わらず、分流式下水道の整備により雨水しか流れなくなった既存のU型側溝が多数存在する。
従って、かかるU型側溝の蓋体の問題(清掃の作業性、蓋体のガタつきによる騒音や耐久性,安全性の問題)を解消すべく、この雨水しか流れなくなった既存のU型側溝を、上記L型側溝に改修したいという要望が急増している。
特開2006−138068号公報 特開2005−105514号公報
このU型側溝からL型側溝への改修作業としては、例えば図7に図示したように、先ず既存のU型側溝のU型側溝用ブロックを地面から掘り出し、その掘り出しスペースにL型側溝用排水路としてヒューム管を配したうえで、この掘り出しスペースを土などで埋め、その上にL型側溝用ブロックを配する施工方法(以下、「従来例」という)がある。
従って、先ずU型側溝用ブロックを掘り出す作業が必要で、またL型側溝用排水路としてヒューム管を配管する必要があり、更に掘り出しスペースを土などで埋める作業のほか、L型側溝の集水部(グレーチング部など)と、前記ヒューム管とを連通状態に通水接続する構造も必要で、それだけ多くの手間とコストとを要した。
仮に既存のU型側溝を地面から掘り出さず、その上部にL型側溝を設置することとした場合、U型側溝用ブロックを掘り出す作業は省くことができる。しかしL型側溝用ブロックは一部に肉薄部位を有しそれだけ耐久性が低い形状の為、このL型側溝用ブロックの下部、即ちU型側溝用ブロック内を土などで埋める必要がある。つまり、結局U型側溝用ブロック内にヒューム管を配し、この溝内を土などで埋め、その上にL型側溝用ブロックを配することでL型側溝の補強を図る必要があり、またL型側溝とU型側溝内に埋設されたヒューム管とを連通状態に通水接続する構造も必要で、やはり多くの手間とコストとを要した。
このように、従来、U型側溝からL型側溝への改修作業には多くの手間とコストとを要し、これが側溝改修の大規模な実施への妨げとなっている。
本発明は、上述のような問題点に鑑み、これまでになく簡単且つ効率的に既存のU型側溝からL型側溝への改修作業を実施でき、側溝改修に要する手間とコストを大幅に削減できる画期的なL型側溝施工方法を提供することを課題とする。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
地面aに埋設設置されたU型側溝用ブロック1の上部を切断除去して、その断面U型の切り残しブロック体1Aの上部にブロック収容空間sを形成し、この切り残しブロック体1Aの左右の立ち上がり側壁1a上に架設状態にしてこの切り残しブロック体1を上方から閉塞するようにL型側溝用ブロック2を前記ブロック収容空間sに配した上で、このブロック収容空間sにコンクリート,モルタルなどの硬化性材料3を打設し、これを固化することで前記切り残しブロック体1Aの上部のブロック収容空間sに前記L型側溝用ブロック2を収容固定すると共に、このL型側溝用ブロック2の下部にして前記切り残しブロック体1Aの内部をL型側溝用排水路4とするL型側溝施工方法であって、前記切り残しブロック体1Aの左右の立ち上がり側壁1a上に架設状態にしてこの切り残しブロック体1Aを上方から閉塞するように前記L型側溝用ブロック2を配する際、この立ち上がり側壁1aの上部載置面に載置支承される脚部5を、前記L型側溝用ブロック2の左右両端側に夫々下方突出状態に設け、この脚部5は、前記L型側溝用ブロック2からの下方突出量を可変調整自在に構成して、この脚部5の下方突出量を調整設定することで、前記切り残しブロック体1Aの左右の立ち上がり側壁1a上に架設状態に配する前記L型側溝用ブロック2の高さ位置,若しくは傾斜姿勢を調整設定する構成とし、前記切り残しブロック体1Aの左右の立ち上がり側壁1aの上部載置面に、前記脚部5を挿入載置して接着剤7を充填することで固定する脚部挿入固定用の凹部6を設け、この左右の立ち上がり側壁1a上に架設状態にして前記ブロック体1Aを上方から閉塞するように前記L型側溝用ブロック2を配する際、このL型側溝用ブロック2の脚部5を前記凹部6内に挿入載置してこのL型側溝用ブロック2を前記立ち上がり側壁1aに載置支承させると共に、この脚部5を配した凹部6内に充填した前記接着剤7によりこの脚部5を凹部6内に固定することで、この切り残しブロック体1Aに、前記L型側溝用ブロック2を、前記脚部5の下方突出量の調整により設定した高さ位置若しくは傾斜姿勢で連結固定することを特徴とするL型側溝施工方法に係るものである。
また、前記U型側溝用ブロック1は、コンクリート蓋,グレーチングなどの蓋体11を開口上部に配するための蓋設置用段部12を開口上部側に設けた構成とし、このU型側溝用ブロック1の前記蓋設置用段部12より下部位置からこのU型側溝用ブロック1の上部を切断除去して、前記切り残しブロック体1Aの上部に前記蓋体11の厚みよりも高い高さ寸法を有する前記ブロック収容空間sを形成することを特徴とする請求項1記載のL型側溝施工方法に係るものである。
また、前記切り残しブロック体1Aの左右の立ち上がり側壁1a上に架設状態にしてこの切り残しブロック体1Aを上方から閉塞するように前記ブロック収容空間sに配した前記L型側溝用ブロック2の下面と、これと対向する前記立ち上がり側壁1a上面との間隙にシーリング部材8を配し、前記ブロック収容空間sに前記硬化性材料3を打設する際、前記間隙を通過して硬化性材料3が、前記L型側溝用排水路4とすることになる前記切り残しブロック体1Aの内部に流入することを、この間隙に配する前記シーリング部材8によって阻止しつつこの硬化性材料3の打設作業を行うことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のL型側溝施工方法に係るものである。
本発明は上述のようにU型側溝用ブロックの上部を切断することとしたから、十分な高さスペースを有するブロック収容空間を切り残しブロック体の上部に形成でき、それだけ厚みのある、つまり強度の高いL型側溝用ブロックをブロック収容空間に配することができる。
それ故、本発明はL型側溝用ブロックの下部、即ち切り残しブロック体の溝内部を土などで埋めてL型側溝用ブロックを補強する必要はなく、切り残しブロック体の内部を空としたままこの切り残しブロック体の上部にL型側溝用ブロックを架設状態に配することができる。これにより切り残しブロック体の内部のフリースペースをそのままL型側溝用排水路として利用できることになる。
従って、本発明は、U型側溝用ブロックを掘り出す作業は不要で、またL型側溝用ブロックの下部を土などで埋めて補強を図る必要も無く、更にL型側溝用排水路としてのヒューム管も配する必要がなく、それだけ簡単に作業効率良く既存のU型側溝をL型側溝へと改修できる。よって、本発明は、既存のU型側溝からL型側溝へと改修する作業に要した多大な手間とコストを大幅に削減できる極めて画期的で実用性に秀れたL型側溝施工方法となる。
また、本発明においては、脚部の下方突出量の調整によって切り残しブロック体の上部に配するL型側溝用ブロックの高さ位置や傾斜姿勢を調整できる。即ち、路面に対するL型側溝用ブロックの高さ調整や、路面排水に必要なL型側溝用ブロックの排水勾配の適宜調整などこの種のL型側溝に必須の調整作業を、前記脚部の突出量調整によって簡単且つ確実に図り得、この種のL型側溝の施工方法として一層作業性及び実用製に秀れる。また更に本発明においては、L型側溝用ブロックの高さ調整や排水勾配の調整を図るこの脚部が、L型側溝用ブロックと切り残しブロック体との固定連結杆としての機能も発揮し、よって高さ調整や排水勾配の調整のみならずL型側溝用ブロックを切り残しブロック体の上部に堅固に固定連結できる一層秀れた施工方法となる。
また、請求項2記載の発明においては、切り残しブロック体の上部に、十分な厚みを有する強度の高いL型側溝用ブロックを配するに足る十分なスペースを確実に確保でき、本発明の上記秀れた作用効果を一層確実に奏することができる。
また、請求項記載の発明においては、切り残しブロック体の立ち上がり側壁の上面と、L型側溝用ブロックの下面とによってシーリング部材を挟み保持するから、この切り残しブロック体とL型側溝用ブロックとの間隙に簡単にシーリング部材を固定状態に配することができ、よってブロック収容空間に打設する硬化性材料が切り残しブロック体内に流入するトラブルを簡単且つ良好に阻止できる一層作業性に秀れた施工方法となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
地面aに埋設設置されたU型側溝用ブロック1の上部を切断除去して、その断面U型の切り残しブロック体1Aの上部にブロック収容空間sを形成する。
この切り残しブロック体1Aの左右の立ち上がり側壁1aに架設状態にしてこの切り残しブロック体1を上方から閉塞するように前記L型側溝用ブロック2をブロック収容空間sに配した上で、このブロック収容空間sにコンクリート,モルタルなどの硬化性材料3を打設し、これを固化する。
これにより、既存のU型側溝の切り残しブロック体1Aの上部にL型側溝用ブロック2を収容固定し、同時にこのL型側溝用ブロック2の下部にして切り残しブロック体1Aの内部をL型側溝用排水路4として構成でき、ヒューム管の配管は不要で、またヒューム管とL型側溝の集水部とを連通状態に通水接続する施工も不要で、それだけ極めて簡単にして効率的に既存のU型側溝からL型側溝に改修できることとなる。
即ち、本発明は、U型側溝用ブロック1の上部を切断除去することで(特に例えばこのU型側溝用ブロック1の開口上部側に設けられた蓋設置用段部12よりも下部位置からこのU型側溝用ブロック1の上部を切断除去するなどして)十分な高さスペースを有するブロック収容空間sを形成でき、それだけ厚みのある強度の高いL型側溝用ブロック2をこのブロック収容空間sに配せることとなる。よって切り残しブロック体1Aの内部を土などで埋めてL型側溝用ブロック2を補強する必要はなく、この切り残しブロック体1Aの内部をフリースペースとしたままL型側溝用ブロック2をその上部に架設状態に設置できる。これにより、このL型側溝用ブロック2の下部にして切り残しブロック体1Aの内部をL型側溝用排水路として利用でき、切り残しブロック体1Aの内部を土などで埋める手間も、ヒューム管を配したり、このヒューム管とL型側溝の集水部とを通水する特別な施工も不要で、この側溝改修にかかる手間とコストを大幅に削減できることとなる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、図1(a)に図示したように、地面aに埋設設置され、開口上部にコンクリート蓋やグレーチングなどの蓋体11を閉塞状態に設置する一般的な既存のU型側溝からL型側溝へと改修するための方法であって、地面aに埋設設置されたU型側溝用ブロック1の上部を切断除去して、その断面U型の切り残しブロック体1Aの上部にブロック収容空間sを形成し、この切り残しブロック体1Aの左右の立ち上がり側壁1a上に架設状態にしてこの切り残しブロック体1を上方から閉塞するように前記L型側溝用ブロック2をブロック収容空間sに配した上で、このブロック収容空間sにコンクリート,モルタルなどの硬化性材料3を打設し、これを固化することで前記切り残しブロック体1Aの上部のブロック収容空間sに前記L型側溝用ブロック2を収容固定すると共に、このL型側溝用ブロック2の下部にして前記切り残しブロック体1Aの内部をL型側溝用排水路4として構成するL型側溝施工方法である。
以下、本実施例を具体的に説明する。
本実施例に用いるL型側溝用ブロック2は、図2〜図5に図示したように、この種のL型側溝用ブロック2として一般的な一部に肉薄部位を有する断面L型のコンクリートブロック体である。また、本実施例では、L型側溝用ブロック2を前記切り残しブロック1Aの上部に架設状態に配し、その上に車両などが通過してもL型側溝用ブロック2の強度不足による破損の心配が無いように考慮してこのL型側溝用ブロック2の厚み形状を設定する。その為に、本実施例ではU型側溝用ブロック1の開口上部側に設けられた蓋設置用段部12より下部位置からこのU型側溝用ブロック1の上部を切断除去し、その切り残しブロック体1Aの上部に、既存U型側溝に使用されていた蓋体11の板厚よりも高い十分な高さ寸法を有するブロック収容空間sを形成することとする。そして、このブロック収容空間sに配するL型側溝用ブロック2は、肉薄部位が前記既存U型側溝に使用されていた蓋体11の板厚と略等しい,或いはそれ以上の厚み形状となるように設定する。
従って、本実施例のL型側溝用ブロック2は切り残しブロック体1A内を土などで埋めなくとも十分な強度が得られ、この切り残しブロック体1A内を空けたまま切り残しブロック体1Aの上部に架設状態に配することができる。
また、更に本実施例では、図3〜図5に図示したように、L型側溝用ブロック2の下面側全周部を下方から覆うように補強アングル13(補強板)を沿設固定し、また、L型側溝用ブロック2の下部には長手方向に所定間隔を介して断面コ字型の補強部材14を短手方向に延設状態に埋設し、更にこのL型側溝用ブロック2内には長手方向及び短手方向に夫々延設する鉄筋15を多数埋設し、これによりL型側溝用ブロック2の補強を図っている。
また、本実施例では、図2,図3及び図5に図示したように、集水部としてL型側溝用ブロック2の中央部に排水目皿部17を設けている。具体的には係止段部17aを有する貫通部をL型側溝用ブロック2の中央部に形成し、その貫通部の係止段部17aにグレーチング18を嵌合係止して前記貫通部にグレーチング18を設置して排水目皿部17を構成している。
本実施例では、L型側溝用ブロック2の下部の切り残しブロック体1Aの内部をL型側溝用排水路4としている為、L型側溝用ブロック2の溝内を流れる雨水は、このL型側溝用ブロック2の中央部の集水部としての排水目皿部17を通じてその下部のL型側溝用排水路4へと流下排水される。従来、L型側溝の集水部と、地中に配管された(L型側溝用排水路4としての)ヒューム管とを通水状態に接続するための施工が必要であったが、この点本実施例においては、ヒューム管を地中に配管するのでは無く、切り残しブロック体1Aの内部にしてL型側溝用ブロック2の下部スペースそのものをL型側溝用排水路4として構成している為、このL型側溝の集水部たるL型側溝用ブロック2の排水目皿部17と、L型側溝用排水路4とを通水状態に接続するための施工は不要で、単にL型側溝用ブロック2に排水目皿部17を設けることで必然的にこの排水目皿部17とその下部のL型側溝用排水路4とが通水状態に接続される。
本実施例では、このL型側溝用ブロック2を切り残しブロック体1Aの左右の立ち上がり側壁1a上に架設状態に配する際に、この立ち上がり側壁1aの上部載置面に載置支承される脚部5を、このL型側溝用ブロック2の左右両端側に夫々下方突出状態に設けている。
具体的には、L型側溝用ブロック2の四隅に夫々この脚部5を設ける。またこの脚部5は、前記L型側溝用ブロック2からの下方突出量を可変調整自在に構成する。
図6に図示したように、前記脚部5は周面に螺子部5aを形成した螺子杆とし、一方、L型側溝用ブロック2の四隅には夫々、この脚部5の螺子部5aを螺合する螺合部10aを有する螺合孔10を上下方向に設ける。この各脚部5の螺子部5aを、L型側溝用ブロック2の前記各螺合孔10の螺合部10aに螺合させ、この螺合孔10に対して上下方向に脚部5を進退螺動操作することでL型側溝用ブロック2に対する各脚部5の下方突出量を夫々可変調整する構成とする。
螺合孔10は、図6に図示したように、L型側溝用ブロック2及びその下面側に沿設固定した前記補強アングル13を上下に貫通する貫通孔を形成し、その孔内に金属製の円筒部材16を嵌挿し、その下端と前記L型ブロック2の下面の前記補強アングル13とを溶接固定してなる構成で、またこの螺合孔10の前記円筒部材16の内部にして下端部にはナットが回り止め状態に溶接固定されてこのナットを螺合孔10の前記螺合部10aとして構成している。
周面に螺子部5aを設けた脚部5(螺子杆)は、図6に図示したように、軸方向上端部に六角レンチ,ドライバなどの工具先端を回り止め状態に差し込み可能な六角穴,十字穴などの差込穴19を設けている。本実施例では、この差込穴19として六角レンチを差し込み可能な六角穴を前記脚部5の軸方向上部端部に設ける構成とする。
従って、本実施例は、図6に図示したようにL型側溝用ブロック2の螺合部10の上方から六角レンチを挿入して、そのレンチ先端を前記螺合孔10a(ナット)に螺着した脚部5の差込穴19に差し込んで脚部5の螺動操作を操作性良く行うことができ、L型側溝用ブロック2の四隅夫々に設けた各脚部5の下方突出量を調整設定することで、路面に対する前記切り残しブロック体1Aの高さ調整やL型側溝用ブロック2の排水勾配(傾斜姿勢)の調整を操作性良く良好に実施可能である。
以下、本実施例に係るL型側溝施工方法の手順例を説明する。
先ず、地面aに埋設設置された既存のU型側溝用ブロック1の上部を切断除去する。
尚、U型側溝用ブロック1は、図1(a)に図示したように、開口上部側に設けた蓋設置用段部12にU型側溝用の蓋体11を設置する一般的なU型側溝用のコンクリートブロックである。
このU型側溝用ブロック1の上部の切断除去の手法としては種々あるが、本実施例においては、図1(b)に図示したように、U型側溝用ブロック1に沿って移動させる既存のブロック切断装置Hを用い、このブロック切断装置Hの水平回転刃hにより前記U型側溝用ブロック1の開口上部側の所定位置(切断位置については下記に詳述する)に、不完全切断による切り込みを形成20し、次いで図1(c)に図示したように、前記水平回転刃hを退避させ、前記形成した切り込み20に外側へ突出駆動する切断用介在部tを無理に押し入れることで前記切り込み20の奥部の切り残し部に亀裂を生じさせて切断を完了し、この切断完了したU型側溝用ブロック1の上部を持ち上げ除去して断面U型の切り残しブロック体1Aを形成する。尚、この種の側溝用のブロック切断装置Hは従来から様々あるが、このような既存のブロック切断装置H自体の構造の具体的な説明は、本発明の要旨とは直接関係しないので省略する。
また、本実施例ではこのU側側溝用ブロックの蓋設置用段部12より下部位置からこのU型側溝用ブロック1の上部を切断除去することとする。具体的には、前記蓋体11の厚みよりも高い高さ寸法を有し且つ本実施例のL型側溝用ブロックの厚み形状よりもやや高さの有るブロック収容空間sを切り残しブロック体1Aの上部に形成できるように考慮して切断位置を決定する。
次いで、図1(d)に図示したように、切り残しブロック体1Aの左右の立ち上がり側壁1aの上部載置面に前記脚部5を挿入載置して接着剤7を充填することで固定する脚部挿入固定用の凹部6を設ける。この凹部6は、この切り残しブロック体1Aの左右の立ち上がり側壁1aに架設状態に配するL型側溝用ブロック2の各脚部5をその凹部6内に挿入し得る位置に設ける。
そして、この切り残しブロック体1Aの左右の立ち上がり側壁1a上に架設状態にして前記ブロック体1Aを上方から閉塞するように、ブロック収容空間sにL型側溝用ブロック2を配する。この際、このL型側溝用ブロック2の脚部5を前記凹部6内に配してこの立ち上がり側壁1aの上部載置面に載置支承させると共に、この凹部6内に充填した接着剤7により脚部5をこの凹部6内に固定する。これにより、切り残しブロック体1Aと前記L型側溝用ブロック2とを連結固定する。
具体的には、図1(e)に図示したように、前記凹部6内に接着剤7を充填した上で、この凹部6内に前記L型側溝用ブロック2の各脚部5を配し、更にこの接着剤7が固化する前に、図1(f)に図示したように各脚部5の下方突出量を調整し、L型側溝用ブロック2を設置する地面aの高さなどの設置状況に応じて、このL型側溝用ブロック2の高さ調整や傾斜姿勢の調整を適宜行うことで、切り残しブロック体1Aの上部にL型側溝用ブロック2を適切な高さ・傾斜姿勢で強固に連結固定できる。
尚、ブロック収容空間sにして切り残しブロック体1Aの上部にL型側溝用ブロック2を配する際、L型側溝用ブロック2の下面と、これと対向する前記立ち上がり側壁1a上面との間隙にシーリング部材8を介在配設する。具体的には、図6に図示したように、L型側溝用ブロック2の下面と切り残しブロック体1Aの立ち上がり側壁1a上面とでこのシーリング部材8を挟み保持しており、簡単にこの上下面間にシーリング部材8を固定配設できる。
次いで、図1(g)に図示したように、L型側溝用ブロック2が配された前記ブロック収容空間sにコンクリート,モルタルなどの硬化性材料3を打設する。この際、前記シーリング部材8により、前記硬化性材料3がL型側溝用ブロック2と立ち上がり側壁1aとの間隙を通過して切り残しブロック体1A内に流入することを阻止できる。
図1(h)に図示したように、この硬化性材料3を固化することで、切り残しブロック体1Aの上部のブロック収容空間sに前記L型側溝用ブロック2を収容固定でき、また同時にこのL型側溝用ブロック2の下部にして切り残しブロック体1Aの内部をL型側溝用排水路4として構成できる。尚、L型側溝用ブロック2の四隅の螺子孔10は、モルタルなどを充填し固定して塞ぐ。また、このL型側溝用ブロック2を埋設設置した地面aの地表面を、このL型側溝用ブロック2と面一となるように適宜整地するなどしても良い。
本実施例は、上述のようにL型側溝用ブロック2の下部、即ち切り残しブロック体1Aの溝内部を土などで埋めてその上にL型側溝用ブロック2を配するのではなく、この切り残しブロック体の溝内を空にしたままその上部にL型側溝用ブロック2を架設状態に設置固定し、このL型側溝用ブロック2の下部にして切り残しブロック体1Aの溝内部のフリースペースをそのままL型側溝用排水路4として構成している。
よって、本実施例は、U型側溝用ブロック1を掘り出す作業は不要で、またL型側溝用ブロック2の下部スペースを土などで埋める作業も不要で、更にL型側溝用排水路4としてヒューム管を設ける必要もなく、従来に比して極めて簡単に作業効率良く既存のU型側溝からL型側溝へと改修する作業を達成でき、この側溝改修に係る手間とコストを大幅に削減できる画期的なL型側溝施工方法である。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例に係るL型側溝施工方法の手順説明図である。 本実施例に係るL型側溝施工方法により施工されたL型側溝の使用状態図である。 本実施例に係るL型側溝用ブロック2の説明断面図である。 本実施例に係るL型側溝用ブロック2の説明断面図である。 本実施例に係るL型側溝用ブロック2の説明断面図である。 本実施例に係るL型側溝施工方法の要部説明斜視図である。 従来例を示す説明図である。
1 U型側溝用ブロック
1A 切り残しブロック体
1a 立ち上がり側壁
2 L型側溝用ブロック
3 硬化性材料
4 L型側溝用排水路
5 脚部

7 接着剤
8 シーリング部材
11 蓋体
12 蓋設置用段部
a 地面
s ブロック収容空間

Claims (3)

  1. 地面に埋設設置されたU型側溝用ブロックの上部を切断除去して、その断面U型の切り残しブロック体の上部にブロック収容空間を形成し、この切り残しブロック体の左右の立ち上がり側壁上に架設状態にしてこの切り残しブロック体を上方から閉塞するようにL型側溝用ブロックを前記ブロック収容空間に配した上で、このブロック収容空間にコンクリート,モルタルなどの硬化性材料を打設し、これを固化することで前記切り残しブロック体の上部のブロック収容空間に前記L型側溝用ブロックを収容固定すると共に、このL型側溝用ブロックの下部にして前記切り残しブロック体の内部をL型側溝用排水路とするL型側溝施工方法であって、前記切り残しブロック体の左右の立ち上がり側壁上に架設状態にしてこの切り残しブロック体を上方から閉塞するように前記L型側溝用ブロックを配する際、この立ち上がり側壁の上部載置面に載置支承される脚部を、前記L型側溝用ブロックの左右両端側に夫々下方突出状態に設け、この脚部は、前記L型側溝用ブロックからの下方突出量を可変調整自在に構成して、この脚部の下方突出量を調整設定することで、前記切り残しブロック体の左右の立ち上がり側壁上に架設状態に配する前記L型側溝用ブロックの高さ位置,若しくは傾斜姿勢を調整設定する構成とし、前記切り残しブロック体の左右の立ち上がり側壁の上部載置面に、前記脚部を挿入載置して接着剤を充填することで固定する脚部挿入固定用の凹部を設け、この左右の立ち上がり側壁上に架設状態にして前記ブロック体を上方から閉塞するように前記L型側溝用ブロックを配する際、このL型側溝用ブロックの脚部を前記凹部内に挿入載置してこのL型側溝用ブロックを前記立ち上がり側壁に載置支承させると共に、この脚部を配した凹部内に充填した前記接着剤によりこの脚部を凹部内に固定することで、この切り残しブロック体に、前記L型側溝用ブロックを、前記脚部の下方突出量の調整により設定した高さ位置若しくは傾斜姿勢で連結固定することを特徴とするL型側溝施工方法。
  2. 前記U型側溝用ブロックは、コンクリート蓋,グレーチングなどの蓋体を開口上部に配するための蓋設置用段部を開口上部側に設けた構成とし、このU型側溝用ブロックの前記蓋設置用段部より下部位置からこのU型側溝用ブロックの上部を切断除去して、前記切り残しブロック体の上部に前記蓋体の厚みよりも高い高さ寸法を有する前記ブロック収容空間を形成することを特徴とする請求項1記載のL型側溝施工方法。
  3. 前記切り残しブロック体の左右の立ち上がり側壁上に架設状態にしてこの切り残しブロック体を上方から閉塞するように前記ブロック収容空間に配した前記L型側溝用ブロックの下面と、これと対向する前記立ち上がり側壁上面との間隙にシーリング部材を配し、前記ブロック収容空間に前記硬化性材料を打設する際、前記間隙を通過して硬化性材料が、前記L型側溝用排水路とすることになる前記切り残しブロック体の内部に流入することを、この間隙に配する前記シーリング部材によって阻止しつつこの硬化性材料の打設作業を行うことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のL型側溝施工方法。
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