JP4840315B2 - 画像読取装置、および画像読取装置の制御方法 - Google Patents

画像読取装置、および画像読取装置の制御方法 Download PDF

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Description

この発明は画像読取装置、および画像読取装置の制御方法に関し、特に読取部の清掃を行なうことができる画像読取装置、および画像読取装置の制御方法に関する。
画像形成装置(MFP(Multi Function Peripheral)、ファクシミリ装置、複写機など)は、原稿自動読取装置を備えている。原稿自動読取装置には、シートスルータイプの両面同時読取り機構を備えたものがある。
また、両面読取りを行なうために、原稿の裏表のそれぞれに対応する2つの原稿読取部を装置に持たせることで、両面原稿を反転させることなく高速で読取る原稿読取装置が提案されている。
さらに、原稿読取り時に、原稿ガラス上および読取りセンサ上のゴミを検出する技術や、それを基に筋ノイズを軽減させる技術が提案されている。画像処理などによる筋ノイズ軽減にも限界があり、ゴミのレベルが一定サイズ・一定量以上となった場合には対応が出来ないのが実情である。従って従来の技術においても、最終的には清掃などによるゴミの除去が必要となる。
下記特許文献1は、ゴミによる筋ノイズを検出し、清掃位置の特定を可能とするデジタルカラー複写機を開示している。
下記特許文献2は、原稿ガラス上のゴミを検出した場合は、読取部をずらして読み込みを行なう画像読取装置を開示している。
下記特許文献3は、読取り位置のコンパクトな清掃機構を備えた画像読取装置を開示している。
特開2000−50062号公報 特開2001−144901号公報 特開2000−287033号公報
原稿読取り時にゴミが検出されたときに、警告を出したり清掃を促すことが考えられる。裏表のそれぞれに対応する2つの原稿読取部を持つ原稿読取装置において、片方の読取部だけでも清掃が必要となった際は、読取りジョブが継続できなくなる。このため、作業の中断や原稿の戻し作業が必要となり、ユーザの利便性が著しく低下してしまうという問題がある。
特許文献1の技術においては、デジタルカラー複写機は再読み込みを指示するのみで、再読み込み自体はユーザが行う必要がある。
特許文献2の技術は、CCDによる縮小光学系を用いた読取装置にのみ有効であり、両面同時読取りの技術に対応していない。
この発明はそのような問題点を解決するためになされたものであり、読取部の清掃を行なうことができ、清掃中に効率の良い読取りを行なうことができる画像読取装置、および画像読取装置の制御方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、原稿の画像を読取る画像読取装置は、原稿を搬送する搬送装置と、搬送装置により搬送された原稿の第1の面の画像を読取るための第1の読取部と、搬送装置により搬送された原稿の第2の面の画像を読取るための第2の読取部と、第1の読取部と第2の読取部との少なくとも一方を清掃するための清掃部材と、清掃部材による読取部の清掃が行なわれているときに、第1および第2の読取部のうち清掃が行なわれていない読取部により、原稿の第1の面および第2の面の双方の読取りが行なわれるように、搬送装置により搬送される原稿の経路を変更する変更手段とを備える。
好ましくは画像読取装置は、原稿を搬送させながら、読取り位置を通過する原稿の画像を読取るシートスルータイプの画像読取装置であって、第1の読取部で原稿の第1の面の画像のみを読取る第1面読取りモードと、第1の読取部と第2の読取部の両方によって、原稿の第1の面の画像と第2の面の画像とを1回の通紙動作で同時に読取る両面同時読取りモードと、原稿を反転させて通紙することにより、原稿の第1の面の画像と第2の面の画像とを、第1の読取部または第2の読取部のいずれかで読取る交互読取りモードとのいずれかのモードを用いた読取りが可能であり、それぞれのモードに応じた、原稿の搬送および読取り動作を制御する読取制御手段をさらに備える。
好ましくは画像読取装置は、第1の読取部と第2の読取部とにおいて、ゴミの付着を検出するゴミ検知手段をさらに備え、清掃部材は、第1の読取部と第2の読取部のゴミを自動的に除去する清掃手段であり、変更手段は、原稿の両面同時読取り中に清掃手段が動作する必要が生じた場合には、読取り中の原稿の読取り方法を反転経路を通じての両面交互読取りに切替えることで、清掃の対象ではない読取部で読取りを行ないつつ、清掃手段による自動清掃でゴミ除去を行ない、清掃が完了した後は再び両面同時読取りに復帰させる制御手段を含む。
好ましくは制御手段は、一方の読取部で読取り中の画像にゴミを検出した場合には、画像の欠陥が予測される原稿の面を反転経路を通じて他方の読取部で読取る。
好ましくは画像読取装置は、第1および第2の読取部で読取られた画像を処理するための画像処理部をさらに備え、制御手段は、読取り中の原稿の読取り方法が、反転経路を通じての両面交互読取りに切替えられた際は、画像処理部に対して反転読取りに切り替えたことを通知し、読取り画像のデータの回転および並べ替えを行なう。
好ましくは清掃部材は、予め決められた時期もしくはユーザの設定、またはそれら両方の情報に基づいて、自動的に清掃を行なう。
好ましくは画像読取装置は、清掃部材による読取部の清掃が行なわれている場合において、原稿の第1の面および第2の面の双方の読取りができないときに、ユーザに報知を行なう報知手段をさらに備える。
この発明の他の局面に従うと、原稿の画像を読取る画像読取装置の制御方法において、画像読取装置は、原稿を搬送する搬送装置と、搬送装置により搬送された原稿の第1の面の画像を読取るための第1の読取部と、搬送装置により搬送された原稿の第2の面の画像を読取るための第2の読取部とを備え、制御方法は、清掃部材により、第1の読取部と第2の読取部との少なくとも一方を清掃する清掃ステップと、清掃部材による読取部の清掃が行なわれているときに、第1および第2の読取部のうち清掃が行なわれていない読取部により、原稿の第1の面および第2の面の双方の読取りが行なわれるように、搬送装置により搬送される原稿の経路を変更する変更ステップとを備える。
これらの発明に従うと、読取部の清掃を行なうことができ、清掃中に効率の良い読取りを行なうことができる画像読取装置、および画像読取装置の制御方法を提供することが可能となる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態の1つにおける画像読取装置について説明する。画像読取装置は、画像形成装置の自動原稿送り装置(ADF)などの原稿読取部として機能することができる。
画像読取装置は、原稿を搬送させながら、読取り位置を通過する原稿の画像を読取るシートスルータイプの原稿搬送装置を備えた画像入力システムに用いられる。画像読取装置は、2つの読取部を備えることで、原稿の表面と裏面を同時に読取ることができる。両面同時読取り中に読取部のゴミ付着を検出し、片方の読取部の清掃が必要となった場合には、自動的に読取部の清掃を行なうとともに、原稿を一時的に反転経路に導いて、もうひとつの読取部で読取りを行なう。
すなわち、ゴミの付着が検出されて読取りに失敗した原稿を反転経路に導いて、用紙を反転させ、他方の読取部による再読取りを行なうとともに、清掃機構を自動的に動作させてゴミの除去を行なうものである。
清掃完了後は再度両面同時読取りに復帰させることで、作業の中断や生産性の低下を最小限に抑えることができる。ユーザは、再読み込みなどの動作を行なう必要がなく、読取りジョブを継続することができるため、ユーザの利便性が向上する。
図1は、画像読取装置の構成を示す図である。
図を参照して、画像読取装置内における原稿の通過位置(経路)および搬送方向が、(1)〜(7)の矢印で示されている。
(1)は、給紙中の原稿の位置を示し、(2)および(3)は、読取り中の原稿の位置を示す。(4)は、(3)の位置でゴミが検出され、反転中の原稿の位置を示す。(5)は、反転して再読み込みへ向かう原稿の位置を示す。(6)は、(3)の位置でゴミが検出されなかった場合に排出される原稿の位置を示す(両面同時読取り時)。(7)は、反転読み込み後に再反転される原稿の位置を示す。(8)は、反転されて排紙される原稿の位置を示す(両面反転読取り時)。
画像読取装置は、原稿の給紙を行なうための給紙部(給紙ローラ)201と、第1の読取り位置において原稿の第1の面を原稿ガラスに圧接させるプラテンローラ203と、第1の読取り位置で原稿の第1の面の画像を読取るCCD(Charge Coupled Device)209と、CCD209へ原稿の画像を反射させるミラー207と、第2の読取り位置で原稿の第2の面の画像を読取るCIS(Contact Image Sensor)205と、用紙を反転させるかそのまま排紙するかを切り替えるために、通紙経路を変更する反転切り替え部211,213と、原稿を反転させる反転部215とを備える。
また、画像読取装置は、ゴミの付着により読取りが失敗し、復帰するためにはユーザの動作が必要となる場合に報知を行なう報知部217を備える。報知部217は、音声による報知および操作パネルの表示による報知を行なう。
(1)に示される経路で、原稿は読取装置内に供給され、読取部に搬送される。その際、原稿の厚さや用紙の種類などを、厚みや透過率を検出するセンサSEなどを使って取得し、それで得られた情報から、反転可能な原稿かどうか判断してもよい。また、そのような情報を予めユーザが設定することとしてもよい。センサSEによって、用紙のカール量を検出してもよい。
両面同時読取りが設定されていた場合、表面読取部(ミラーを用いたCCD209での原稿ガラス上の読取り位置)と裏面読取部(CIS205の位置)に原稿を通過させつつゴミ検出と画像の読取りを行なう。
原稿が(3)の位置に搬送されるまでに、ゴミ検出部は、ゴミの有無と許容レベルの判定を行なう。表面、裏面のどちらの読取部においてもゴミのレベルに問題がない場合は、経路切り替えを行なわず、読取った原稿は(6)の経路へ導かれるとともに、次の原稿を給紙する。
表裏両方の読取部のゴミレベルが許容値以上の場合は、(6)の経路で原稿をそのまま排出する。後に図2で説明する清掃機構が動作し、ごみ除去を行なうとともにユーザに再読み込みを促す表示を行なう。
どちらか片方の読取部のゴミレベルが許容値以上の場合は、経路切り替えを動作させ、読取った原稿は(4)の経路へ導かれるとともに、給紙される次の原稿は、(1)の位置で一時停止する。
(4)の経路に導かれた原稿は、(5)の経路に送られて裏表が反転され、ゴミレベルが問題のない側の読取部で反対面の画像が読取られる(反転読取り動作)。その後、(7)および(8)の経路を通じて再反転されて、排紙トレイに排出される。このような反転読取り動作を行なっている間、読取部を清掃する機構を動作させ、ゴミが付着している読取部のゴミを除去する。ゴミ除去動作が完了するまでは、反転読取り動作を継続する。
(5)の経路を通じて反転読取りした原稿が(7)の経路に導かれるときに、一時停止していた次の原稿が給紙される。ゴミ除去動作が完了していない場合は、問題のない側の読取部で片面ずつ画像を読取る。ゴミ除去動作が完了したら、次に供給される原稿からは、両面同時読取り動作に復帰する。
なお、反転不可能な原稿と判断され、かつ片側の画像読取部のゴミ付着が許容レベルを超えている場合は、当該原稿をそのまま排出し、ごみ除去を行なうとともにユーザに再読み込みを促す表示を行なう。
このように、画像読取装置は、搬送された原稿の第1面を読取るための第1読取部と、
搬送された原稿の第2面を読取るための第2読取部とを備える。画像読取装置は、第1読取部で第1面のみを読取る第1面読取りモードと、第1読取部と第2読取部の両方によって第1面と第2面を1回の通紙動作で同時に読み込む両面同時読取りモードと、原稿の反転通紙を行なうことにより、第1および第2読取部の一方で、原稿の表面・裏面を交互に読取るモードとを切替えて実行することができる。制御部により、それらのモードに応じた、原稿の搬送および読取り動作が実行される。
図2は、原稿の読取り位置の清掃機構の構成を示す図である。
表面読取部と裏面読取部のそれぞれに清掃機構を備えさせてもよいし、1つの清掃機構を移動させることで、表面読取部と裏面読取部のそれぞれの清掃を行なうように装置を構成してもよい。
図2(A)は読取り位置の清掃機構の側面図を示し、図2(B)は正面図を示す。図2(B)の点線の矢印Aで示される方向が、原稿の通紙方向である。図2(A)および(B)の横向き実線の矢印は、ベルト101の移動方向を示す。
清掃機構は、清掃面101aと押え面101bとを有する清掃ベルト(清掃部材)101と、清掃ベルトを架け渡すためのプーリ102a,102bと、清掃ベルトの清掃面101aを原稿ガラス105などの清掃対象物に押し付けるための押えローラ103a,103bと、清掃面101aに付着したゴミを落とすためのゴミ回収ブレード107と、落とされたゴミを回収するゴミ回収ポケット106とから構成される。
押えローラ103a,103bは、駆動機構により上下矢印方向に移動する。
清掃面101aと押え面101bとは、摩擦係数が異なる面である。押え面101bは、原稿通紙時に原稿押え板の代わりになるため、白色で摩擦係数の小さい滑らかな面とされている。また、この白色の面により、シェーディング補正などを行なうことも可能である。清掃面101aは、ベルト回転時にガラス上のごみや埃などを除去するために用いられ、摩擦係数の大きいざらついた面となっている。
清掃処理においては、先ず清掃面101aがガラスなどを覆うまでベルトが駆動される。その後、押えローラ103a,103bが下降し、清掃面101aをガラス105に押し当てる。このときの押し当ての圧力は、清掃面101aの摩擦係数によって調整される。
そして、清掃ベルト101が回転駆動され、清掃面101aによりガラス上のゴミや埃の掻き取りが行なわれる。ごみ回収ブレード107は、清掃面101aに付着したゴミや埃をごみ回収ポケット106へ掻き落とす。清掃面101aの終端がガラス105の端部に到達すると、押えローラ103a,103bを上昇させる。その後、清掃ベルト101の駆動を停止させる。
なお、原稿通紙時には、ガラス105上には押え面101bが来るように清掃ベルト101は駆動される。またこのとき、押えローラ103a,103bは通紙の信頼性を確保できる程度の圧力で清掃ベルトを押さえる。このときの押え圧力は、押え面101bの摩擦係数によって調整される。
図3は、画像読取装置の制御機構を示すブロック図である。
図を参照して画像読取装置は、スキャナユニット103とADFユニット101とから構成される。スキャナユニット103は、スキャナCPU313と、スキャナモータ315と、スキャナモータ315を駆動するモータ駆動IC318と、CCD209を用いた原稿の読取りを行なう第1画像読取部318と、第1画像読取部318で読取られた画像を処理する第1画像処理部319と、ADFユニット101から送られてきた第2画像読取部で読取られた画像を処理する第2画像処理部321とを備える。
ADFユニット101は、ADFのCPU300と、原稿の搬送処理を行なう複数のモータ231,232,233,260と、各モータの駆動を行なうモータ駆動IC301,302,303,261と、原稿の経路切替を行なうためのソレノイド263と、ソレノイド駆動IC262と、CIS205を用いた原稿の読取りを行なう第2画像読取部320とを備える。
スキャナCPU313とADFのCPU300との間では、各種動作の指示、原稿を反転させるための指示、および画像を反転させるための指示がやり取りされる。
図4は、画像読取装置の画像処理部のブロック図である。
図を参照して画像処理部は、CCD209により読取られた画像を入力する第1画像入力部11と、CIS205により読取られた画像を入力する第2画像入力部21と、第1画像入力部および第2画像入力部のそれぞれのアナログ信号をデジタル信号に変更するA/D変換部12,22と、シェーディング補正部13,23と、明度・色差分離部14,24と、シャープネス調整部15,25と、HVC調整部16,26と、濃度補正部18,28と、色空間変換部17,27と、圧縮伸張部19,29とを備える。
また画像処理部は、シェーディング補正後のRGB信号を用いて読取部の異物(ゴミ)検出を行なう異物検出判定部31と、シャープネス調整部15,25、HVC調整部16,26、および濃度補正部18,28に対する画像調整パラメータ設定部32,33と、圧縮された画像データを一時的に記録するメモリ30とを備える。
異物検出判定部31は、異物が検出されたときに、用紙の表裏を反転させたり、再読み込みを指示する信号を出力する。
図5は、画像読取装置における通常の両面同時読取り時の動作を示す図である。
図中の(1)〜(4)…は、両面の画像の読取りを行なう原稿の通し番号を示し、(1)から順番に複数枚の原稿の読取りが行なわれている状態を示す。
図5においては、CCD209を用いた原稿の読取りを行なう第1画像読取部318と、CIS205を用いた原稿の読取りを行なう第2画像読取部320とのそれぞれで読取られた画像がメモリ(ページメモリ)30に記録される状態を示している。第1画像読取部318で読取られた原稿表面の画像のそれぞれには、原稿の通し番号に「A」の符号を付すことで「1A」、「2A」、「3A」…と符号を付与する。
第2画像読取部320で読取られた原稿裏面の画像のそれぞれには、原稿の通し番号に「B」の符号を付すことで「1B」、「2B」、「3B」…と符号を付与する。
通常は、図5に示されるように複数の原稿の表面と裏面とが同時に読取られることで、表面と裏面の画像が順次メモリに記録される。各原稿の表面および裏面の画像が読取られるごとに、両画像にゴミによる黒筋が発生していないかを判定する。
図6は、ゴミ検知時の動作を示す図である。
図5のように両面の同時読取りを行なっていた時に、(2)の原稿の裏面の画像2Bで、ゴミによる欠陥が検出されたものとする(図6)。この場合、2Bの画像のデータは、使用できないものとして破棄する。このとき、原稿送り装置に対して原稿を反転経路を通紙させるように切替える指示を行なう。同時に清掃機構を動作させ、CIS205を用いた原稿の読取りを行なう第2画像読取部の読取り位置の清掃を開始する。すなわち、原稿を反転し、別の読取部側で欠陥のあった面を再度読取り、その間にゴミが検出された読取部の清掃を行なうものである。
(3)の原稿を読取る前に、(2−2)のステップにおいて、原稿送り装置は、反転読取りしたことを画像処理部に通知し、画像処理部は画像を反転させる。原稿は表裏を合わせるため反転排出する。
これにより、「2B」の画像は、CCD209を用いた原稿の読取りを行なう第1画像読取部318で読取られる。
(3)の原稿を読取るときに、第2画像読取部318の清掃が完了していれば、(3)の原稿からの読取りにおいては、第1画像読取部318と第2画像読取部318とを使用して、両面の同時読取りを実行する。一方、(3)の原稿を読取るときに、第2画像読取部318の清掃が完了していなければ、「3A」の画像を第1読取部で読取った後、(3)の原稿の表裏を反転させ、「3B」の画像を第1読取部で読取る。この間、第2画像読取部318の清掃を継続する。
図7は、画像読取装置が実行する両面同時読取り動作のフローチャートである。
図を参照して、ステップS101で原稿の給紙をスタートさせる。ステップS103で読取部の清掃中であるかを判定する。
ステップS103でNOであれば、ステップS105で、原稿の読取りおよびゴミ検出処理を行なう。ステップS107でゴミが検出されたかを判定する。ステップS107でNOであれば、ステップS109で両面同時読取りを行なう。
ステップS111で、次の原稿があるかを判定し、YESであればステップS101からの処理を行ない、NOであれば読取りを終了する。
ステップS103でYESであれば、給紙された原稿について、ステップS123で裏表の反転が可能かを判定する(詳細は図8で説明する)。反転可能であれば、ステップS125で清掃を行なっていない方の読取部で原稿の片面の画像読取りを行なう。ステップS127で原稿の経路を切替え、用紙を反転させる。
ステップS129で、ステップS125で読取りを行なった読取部により、原稿の片面(ステップS125で読取りを行なった面とは反対の面)の読取りを行ない、原稿を再度反転させる。ステップS131でゴミが検出された画像を破棄し、反転読取りされた画像データを回転させ、図5の順番となるように画像を並べ替える。その後、ステップS111へ進む。
ステップS123で反転が不可能であると判定されると、ステップS133で読取り動作を停止し、ユーザにアラームで告知する。
ステップS107で、読取られた画像にゴミが検出されたときには、ステップS121において、ゴミが許容すべきレベルにあるか(読取りを継続することが可能か)を判定する。ステップS121でYESであれば、ステップS109へ進む。
ステップS121でNOであれば、ステップS141で清掃により読取りを継続することが可能かを判定し、YESであればステップS143で清掃動作を開始する。同時に、ステップS121でNOであれば、ステップS123からの処理を行なう。
なお、ステップS107において、ゴミが検出されなかった場合でも、予め決められた時期もしくはユーザの設定、またはその両方の情報から自動清掃の時期が来たかを判断し、YESであればステップS143の清掃動作へ移行してもよい。
例えば、装置動作後の所定時間が経過すると、第1画像読取部の清掃を開始し、さらに所定時間が経過すると、第2画像読取部の清掃を開始し、さらに所定時間が経過すると、第1画像読取部の清掃を開始するという動作を繰り返すものである。
また、ステップS107の処理をなくしてしまい、ゴミの検出を行なわずに、予め決められた時期もしくはユーザの設定、またはその両方の情報から自動清掃の時期が来たかを判断し、YESであれば片方ずつ読取部の清掃を行なってもよい。ゴミ検出は行なわず、所定のタイミングに基づいて、自動的に清掃を行うものである。
図8は、図7のステップS123における反転可能原稿か否かの判定処理を示すフローチャートである。
ステップS201において、ユーザの操作パネルの操作により原稿が厚紙または薄紙と設定されているかを判定する。ステップS201でNOであれば、ステップS203でセンサにより、原稿の紙の厚さを検出し、反転可能な範囲であるかを判定する。
ステップS203でYESであれば、ステップS205でセンサにより、原稿のカールの度合いを検出し、反転可能な範囲であるかを判定する。ステップS205でYESであれば、反転可能と判定する。
ステップS201でYES、またはステップS203もしくはS205でNOであれば、ステップS209で反転不可とする。
図9は、図7のステップS105で実行されるごみ検出処理を示すフローチャートである。
図を参照してステップS301で、原稿の画像の読取りを行なう。ステップS303において、画像中の画素の濃度の分布を測定し、ゴミを識別するための画素濃度のしきい値を決定する。
ステップS305でゴミサイズカウンタの値を「0」とする。ステップS307で画素カウンタの値を「0」とする。
ステップS309で画素カウンタの値を1インクリメントする。これは、画素カウント0(始点)からMax(終点)まで処理を繰り返すためにカウントを行なうものである。
ステップS311で、画素カウンタの示す画素の濃度の値がしきい値を超えているかを
判定する。NOであれば、ステップS313でゴミサイズカウンタの値が0を超えているかを判定する。
ステップS313でYESであれば、ステップS315でゴミサイズカウンタの値と、画素カウンタの値を記憶する。ステップS317でゴミサイズカウンタの値を「0」とする。
ステップS319で画素カウンタの値がMaxであるかを判定し、YESであればゴミ検出処理を完了し、NOであればステップS309へ戻る。
ステップS311でYESであれば、ステップS321でゴミサイズカウンタの値を1インクリメントする。この処理により、しきい値以上の画素値を有する画素が連続する場合は、ゴミサイズカウンタ値をインクリメントしていくこととなる。カウント値は、ごみのサイズを表す。ステップS321での処理の後、ステップS319へ進む。
ステップS313でNOであれば、ステップS319へ進む。
ステップS313での処理は、画素値がしきい値以下となったポイント(S311でNO)で、ごみサイズカウンタが「0」ではなかった場合は、ごみの終点を表しているので、ステップS315でゴミサイズカウンタの値と、画素カウンタの値(ゴミの位置)とを記憶するものである。
[実施の形態における効果]
以上のように上記実施の形態において画像読取装置は、読取部のゴミ付着を検出するゴミ検知機能と、読取部のゴミを自動的に除去する清掃機能とを有する。
両面同時読取り中に清掃機能が動作する必要が生じた場合(読取り中の画像にゴミを検出した場合)には、読取り中の原稿を反転経路を通じて通紙するモード(両面交互読取りモード)に切替えを行なう。これにより、ゴミが付着していない読取部で原稿の両面の読取りを行なう。両面交互読取りモードでの読取り中に、自動で清掃機構によるゴミ除去を行なう。清掃が完了した後は、再び両面同時読取りモードに復帰が行なわれる。
両面交互読取りモードに切替えられた時には、画像処理装置に対して反転読取りに切り替えたことが通知される。これに基づいて画像処理装置は、読取り画像データを回転させたり、項順の並べ替えを行なう。
すなわち画像読取装置は、ゴミによる画像の欠陥が予測される面の再読取りを可能とするとともに、自動でゴミの清掃を行なう。
このような構成により、本実施の形態における画像読取装置は、両面同時読取り中に片方の読取部にゴミ付着があっても読取りジョブを継続することができるため、作業の中断がなく、再読み込みなどの必要がない。これによりユーザの利便性が向上する。
また、清掃中にのみ反転読取りを行い、清掃後に両面同時読取りに復帰することで、生産性の低下も最小限に抑えることができる。
また、ゴミ検出を行なわず、所定のタイミングにおいて読取部の清掃を行なう画像読取装置において本発明を実施することもできる。この場合も、清掃中において読取り作業を中断する必要がなくなる。
ADFの両面同時読取りにおいて、ゴミを検出し、ゴミを画像処理により除去することが考えられる。本実施の形態においては、画像処理によるゴミ除去が不可能なケースなどにおいて、そのリカバリーを行なうことができる。
[その他]
本発明はMFP、ファクシミリ装置、複写機などの画像形成装置に対して実施することができる。
また、上述の実施の形態における処理は、ソフトウエアによって行なっても、ハードウエア回路を用いて行なってもよい。
また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザに提供することにしてもよい。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
なお、上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
画像読取装置の構成を示す図である。 原稿の読取り位置の清掃機構の構成を示す図である。 画像読取装置の制御機構を示すブロック図である。 画像読取装置の画像処理部のブロック図である。 画像読取装置における通常の両面同時読取り時の動作を示す図である。 ゴミ検知時の動作を示す図である。 画像読取装置が実行する両面同時読取り動作のフローチャートである。 図7のステップS123における反転可能原稿か否かの判定処理を示すフローチャートである。 図7のステップS105で実行されるごみ検出処理を示すフローチャートである。
符号の説明
201 給紙部(給紙ローラ)、203 プラテンローラ、205 CIS(Contact
Image Sensor)、209 CCD(Charge Coupled Device)、211,213 反転切り替え部、101 ベルト、101a 清掃面、101b 押え面、102a,102b プーリ、103a,103b 押えローラ、107 ゴミ回収ブレード、109 ゴミ回収ポケット。

Claims (8)

  1. 原稿の画像を読取る画像読取装置であって、
    原稿を搬送する搬送装置と、
    前記搬送装置により搬送された原稿の第1の面の画像を読取るための第1の読取部と、
    前記搬送装置により搬送された原稿の第2の面の画像を読取るための第2の読取部と、
    前記第1の読取部と前記第2の読取部との少なくとも一方を清掃するための清掃部材と、
    前記清掃部材による読取部の清掃が行なわれているときに、前記第1および第2の読取部のうち清掃が行なわれていない読取部により、原稿の第1の面および第2の面の双方の読取りが行なわれるように、前記搬送装置により搬送される原稿の経路を変更する変更手段とを備えた、画像読取装置。
  2. 原稿を搬送させながら、読取り位置を通過する原稿の画像を読取るシートスルータイプの画像読取装置であって、
    前記第1の読取部で原稿の第1の面の画像のみを読取る第1面読取りモードと、
    前記第1の読取部と前記第2の読取部の両方によって、原稿の第1の面の画像と第2の面の画像とを1回の通紙動作で同時に読取る両面同時読取りモードと、
    原稿を反転させて通紙することにより、原稿の第1の面の画像と第2の面の画像とを、前記第1の読取部または前記第2の読取部のいずれかで読取る交互読取りモードとのいずれかのモードを用いた読取りが可能であり、
    それぞれのモードに応じた、原稿の搬送および読取り動作を制御する読取制御手段をさらに備えた、請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記第1の読取部と前記第2の読取部とにおいて、ゴミの付着を検出するゴミ検知手段をさらに備え、
    前記清掃部材は、前記第1の読取部と前記第2の読取部のゴミを自動的に除去する清掃手段であり、
    前記変更手段は、原稿の両面同時読取り中に前記清掃手段が動作する必要が生じた場合には、読取り中の原稿の読取り方法を反転経路を通じての両面交互読取りに切替えることで、清掃の対象ではない読取部で読取りを行ないつつ、前記清掃手段による自動清掃でゴミ除去を行ない、清掃が完了した後は再び両面同時読取りに復帰させる制御手段を含む、請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記制御手段は、一方の読取部で読取り中の画像にゴミを検出した場合には、画像の欠陥が予測される原稿の面を反転経路を通じて他方の読取部で読取る、請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記第1および第2の読取部で読取られた画像を処理するための画像処理部をさらに備え、
    前記制御手段は、読取り中の原稿の読取り方法が、反転経路を通じての両面交互読取りに切替えられた際は、前記画像処理部に対して反転読取りに切り替えたことを通知し、読取り画像のデータの回転および並べ替えを行なう、請求項3または4に記載の画像読取装置。
  6. 前記清掃部材は、予め決められた時期もしくはユーザの設定、またはそれら両方の情報に基づいて、自動的に清掃を行なう、請求項1から5のいずれかに記載の画像読取装置。
  7. 前記清掃部材による読取部の清掃が行なわれている場合において、原稿の第1の面および第2の面の双方の読取りができないときに、ユーザに報知を行なう報知手段をさらに備えた、請求項1から6のいずれかに記載の画像読取装置。
  8. 原稿の画像を読取る画像読取装置の制御方法であって、
    前記画像読取装置は、
    原稿を搬送する搬送装置と、
    前記搬送装置により搬送された原稿の第1の面の画像を読取るための第1の読取部と、
    前記搬送装置により搬送された原稿の第2の面の画像を読取るための第2の読取部とを備え、
    清掃部材により、前記第1の読取部と前記第2の読取部との少なくとも一方を清掃する清掃ステップと、
    前記清掃部材による読取部の清掃が行なわれているときに、前記第1および第2の読取部のうち清掃が行なわれていない読取部により、原稿の第1の面および第2の面の双方の読取りが行なわれるように、前記搬送装置により搬送される原稿の経路を変更する変更ステップとを備えた、画像読取装置の制御方法。
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