JP2003219124A - 画像読取り装置 - Google Patents

画像読取り装置

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JP2003219124A
JP2003219124A JP2002011107A JP2002011107A JP2003219124A JP 2003219124 A JP2003219124 A JP 2003219124A JP 2002011107 A JP2002011107 A JP 2002011107A JP 2002011107 A JP2002011107 A JP 2002011107A JP 2003219124 A JP2003219124 A JP 2003219124A
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JP2002011107A
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English (en)
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Masaaki Otsuki
正明 大槻
Shoji Nakamura
昌次 中村
Norihide Yasuoka
紀英 安岡
Mitsuru Tokuyama
満 徳山
Mihoko Tanimura
美保子 谷村
Eiji Nishimitsu
英二 西光
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基準面の汚れの影響を受けにくい画像補正を
行えるとともに,設置スペースの小さい画像読取り装置
を提供すること。 【解決手段】 無端の帯状部材である基準反射部材dを
2つの回転軸fの回りに回転させることにより,基準面
dfを原稿シートsの搬送方向vと直交する方向又は直
交する方向と鋭角をなす方向に移動可能とし,原稿シー
トsが搬送されていないときに,移動させた基準面df
それぞれから読み取って得た複数の画像データに基づい
て画像読取り素子のゲイン設定及びシェーディング補正
の補正係数算出を行い,該ゲイン設定及び補正係数によ
り原稿シートsから読み取った画像データを補正する。
基準面dfの移動にともない,基準面dfから読み取ら
れた異常データ(低輝度データ)の検出位置も移動すれ
ば,その異常データは,基準面df汚れ等に起因するも
のと判別でき,ゲイン設定やシェーディング補正に用い
るデータから除去できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,複写機,ファクシ
ミリ装置,スキャナ装置等に用いられ,所定の搬送方向
に搬送される原稿シートから搬送方向と直交する主走査
方向の画像データを1又は複数ライン分ずつ読み取る画
像読取り装置であって,原稿シートが搬送されていない
ときに所定の基準面から読み取った画像データに基づい
て,原稿シートからの画像データの読み取り感度の補正
や読み取った画像データの補正を行う画像読取り装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機,ファクシミリ装置,スキャナ装
置等に用いられる画像読取り装置には,所定の搬送方向
に搬送される原稿シートからこの搬送方向と直交する方
向(以下,主走査方向という)に画像データを1ライン
分ずつ読み取る画像読取り手段を備え,該画像読取り手
段により,原稿シートが搬送されていないときに所定の
基準面から読み取った画像データに基づいて,原稿シー
トからの画像データの読取り感度の補正や読み取った画
像データの補正を行う機能(以下,これらを合わせて画
像補正機能という)を有するものがある。図1は,複写
機等に用いられる前記画像補正機能を有する一般的な画
像読取り装置Zの一例を表す概略構成図である。画像読
取り装置Zは,所定の搬送方向vへ搬送される原稿シー
トsの表面に光を照射するLED等の光源素子b,該光
源素子bの照射光が原稿シートsの表面で反射した反射
光を所定の方向へ導いて集光するセルフォックレンズ等
の導光素子c,該導光素子cによって導かれた原稿シー
トsからの反射光を入力し,該反射光の強度に応じた電
気信号を出力するCCD等の光電変換素子aを具備す
る。これら,光源素子b,導光素子c,光電変換素子a
は,前記主走査方向(図1の奥行き方向)に,少なくと
も原稿シートsの最大幅に渡って等間隔で複数配列(ア
レイ状に配置)されており,それぞれ,光源ユニットb
u,導光ユニットcu,光電変換ユニットauを構成し
ている。これら各ユニットbu,cu,auにおいて,
光源素子b,導光素子c,光電変換素子aが配列される
数は,原稿シートsの幅方向において,画像読取りの所
定の解像度を満たすように決定される。即ち,解像度が
高いほど密に数多く配列され,例えば数千個の素子が配
列される。さらに,前記画像読取り装置Zは,不図示の
CPU,SRAM等の記憶手段,A/D変換部(アナロ
グ→デジタル変換部)等で構成される制御部e(前記画
像補正手段に該当)を具備している。該制御部eは,光
電変換素子aそれぞれの出力信号を入力し,該信号をA
/D変換したデータである画像データを当該画像読取り
装置Zが搭載される複写機等が有する画像形成部や,ネ
ットワーク接続されたパソコン等へ出力する。このよう
に,光電ユニットbu,導光ユニットcu,光電変換ユ
ニットau,及び制御部eにより,原稿シートsからそ
の幅方向(前記主走査方向)1ライン分ずつの画像デー
タが読み取られる。以下,この1ライン分の画像データ
をラインデータという。
【0003】ところで,光源素子b,導光素子c,光電
変換素子aは,その数が多いため,各素子の特性を十分
揃えて装置を構成しても、それらの特性にバラツキが生
じてしまう。また,初期状態において各素子の特性を揃
えても,経時変化によってそれらの特性にバラツキが生
じる場合がある。このような各素子の特性のバラツキ
は,画像データの読み取り品質を低下させ,ひいては画
像形成部等で出力される画像の品質低下を招く。そこ
で,前記制御部eにより,各素子の特性のバラツキを吸
収するように素子の読取り感度(以下,素子ゲインとい
う)の補正及び前記ラインデータの補正であるいわゆる
シェーディング補正が行われる。前記素子ゲインの補正
量及び前記シェーディング補正に用いる補正係数は,原
稿シートsが搬送されていないとき,例えば,電源投入
時等に,光源ユニットbuに対向して設けられた板状の
基準反射部材d0の表面(以下,基準面dfという)か
ら1ライン分のデータ(以下,基準データという)を読
み取り,該基準データに基づいて求められる。例えば,
前記素子ゲインは,均一な色(白色或いはグレー色等)
である基準面dfから読み取った前記基準データが,所
定の目標値(例えば,前記基準データの分解能が0〜2
55の256階調である場合,該目標値を240とする
等)となるように設定(補正)される。一般に,前記素
子ゲインは,各素子個別には設定できないため,前記基
準データの全部又は所定の一部のデータの平均値が,前
記所定の目標値から所定の許容範囲内に収まるように設
定される。さらに,光源bの全てを消灯した状態で,或
いは別途設けられた黒色の基準面から前記基準データを
取り込み,該基準データが所定の目標値(例えば,25
6階調の場合,該目標値を2とする等)となるように前
記素子ゲインのオフセットが設定される。
【0004】前記素子ゲインの設定により,素子の全体
的なレベル補正(主として周囲の環境条件等の変化によ
って必要となる感度補正)が行われるが,各素子それぞ
れの特性のバラツキは補正できないため,素子それぞれ
に対応する前記ラインデータを個別に補正する前記シェ
ーディング補正が行われる。該シェーディング補正に用
いる補正係数は,前記素子ゲインの設定(補正)後に光
源bを点灯した状態で取り込んだ前記基準データそれぞ
れが,所定の目標値(例えば,256階調の場合,該目
標値を255とする等)となるように素子それぞれにつ
いて求める。このようにして前記素子ゲインを設定(補
正)するとともに,算出した前記シェーディング補正の
補正係数を用いて原稿シートsから読み取った前記ライ
ンデータを補正することにより,光源b,導光素子c,
及び光電変換素子aそれぞれの特性のバラツキ分が補正
された前記ラインデータを得ることができる。このよう
に画像補正された前記ラインデータは,さらに周知のM
TF補正やγ補正等の画像処理がなされた後,前記画像
形成部やパソコン等へ出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上示したような画像
補正を行う基準となる前記基準面dfは,原稿シートs
と擦れたり,埃が付着したりすることにより汚れやキズ
が生じる場合がある。このような場合,汚れた(或いは
キズのある)基準面dfに基づいて,前記素子ゲインの
補正及び前記シェーディング補正の補正係数算出を行う
と,かえって画像品質が低下してしまうという問題点が
あった。この問題を解決するため,特開平6−9811
3号公報には,無端の帯状(ベルト状)の基準反射部材
を原稿シートの幅方向全体に渡る回転軸の回りに回転さ
せることにより,基準面dfを原稿シートの搬送方向
(又はその反対方向)に移動させる画像読取り装置が示
されている。これにより,基準面を移動させてそれぞれ
の基準面での前記基準データを取り込み,その平均値や
最大値を用いて前記素子ゲインの補正や前記シェーディ
ング補正の補正係数算出を行えば,基準面の汚れの影響
を受けにくい画像補正が可能となる。しかしながら,基
準面は原稿シートと擦れるため,原稿シートの搬送方向
に伸びる汚れやキズが生じやすいが,このような場合,
前記公報に示される基準面は原稿シートの搬送方向(又
はその反対方向)に移動するものであるため,基準面を
移動させても同じ位置で汚れやキズが検出される可能性
が高く,基準面の汚れやキズの影響を除去できないとい
う問題が生じる。さらに,原稿シートの幅方向全体に渡
る長い回転軸を用いて基準反射部材を支持するため,設
置スペースが大きいという問題点もあった。特に,原稿
シートの両面から並行して画像データを読み取る両面画
像読取り装置の場合,構成機器が多いため限られた設置
スペース(空きスペース)に収まらず,装置を大型化せ
ざるを得なくなってしまう。従って,本発明は上記事情
に鑑みてなされたものであり,その目的とするところ
は,基準面の汚れの影響を受けにくい画像補正を行える
とともに,設置スペースの小さい画像読取り装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は,所定の搬送方向に搬送される原稿シートか
ら前記搬送方向と直交する方向の画像データを1又は複
数ライン分ずつ読み取る画像読取り手段と,前記原稿シ
ートが搬送されていないときに,前記画像読取り手段に
より画像データが読み取られる所定の基準面を有する基
準反射部材と,前記基準面から読み取った画像データに
基づいて前記画像読取り手段により読み取る画像データ
の補正及び該画像データの読取り感度の補正の一方又は
両方を行う画像補正手段と,を具備する画像読取り装置
において,前記基準反射部材の前記基準面が,前記原稿
シートの前記搬送方向と異なる方向に移動可能に構成さ
れてなることを特徴とする画像読取り装置である。これ
により,前記基準面に原稿シートの搬送方向に伸びる汚
れやキズが生じている場合でも,前記基準面の移動にと
もない本来の検出レベルではない画像データの検出位置
(汚れやキズの検出位置)も移動するので,例えば,前
記基準面の移動前後の画像データの平均値や最大値を用
いて画像補正を行う等により,前記基準面の汚れやキズ
の影響を受けにくい画像補正が可能となる。
【0007】また,前記基準反射面の前記基準面の移動
方向(前記原稿シートの前記搬送方向と異なる方向)と
しては,前記原稿シートの前記搬送方向と直交する方向
や,前記原稿シートの前記搬送方向に直交する方向と所
定の鋭角をなす方向が考えられる。さらに,前記基準反
射部材の前記基準面を移動させたそれぞれの位置におい
て前記画像読取り手段が前記基準面から読み取って得た
複数の画像データに基づいて,前記画像補正手段が,前
記画像読取り手段により前記原稿シートから読み取られ
る画像データの補正及び該画像データの読取り感度の補
正の一方又は両方を行ってなるものも考えられる。これ
により,例えば,前記基準面の移動にともない本来の検
出レベルではない画像データの検出位置(汚れやキズの
検出位置)も移動した場合は,その検出位置に配列され
た素子の異常ではなく,前記基準面の汚れやキズ等によ
るものであると判別する等,前記基準面の汚れやキズの
影響を受けないようにする各種の処理が可能となる。
【0008】また,前記基準反射部材が板状部材であ
り,該板状部材が移動することにより,その表面である
前記基準面が移動するよう構成されてなるものや,前記
基準反射部材が無端の帯状部材であり,該帯状部材が走
行することにより,該帯状部材の表面である前記基準面
が移動するよう構成されてなるもの,或いは前記基準反
射部材が有端の帯状部材であり,該帯状部材が走行する
ことにより,該帯状部材の表面である前記基準面が移動
するよう構成されてなるもの等が考えられる。これによ
り,前記基準面の移動機構として,前記画像読取り手段
が読み取るのに必要なわずかな幅の板状又は帯状の前記
基準反射部材を支持して移動させる機構を有すればよ
く,原稿シートの全幅方向に渡る長い支持軸を設ける従
来例に比べ,大幅な省スペース化が図れる。
【0009】また,前記基準反射部材の前記基準面に接
触することにより,前記基準面を清掃する清掃手段を具
備してなるものも考えられる。これにより,人手で前記
基準面の汚れを清掃する手間が省ける。さらに,前記画
像読取り手段が画像データを読み取る前記原稿シートの
面と反対側の面から,前記画像読取り手段と並行して画
像を読み取る裏面画像読取り手段を具備してなるもの,
即ち,原稿シートの両面から並行して画像を読み取る両
面読取り方式の画像読取り装置に適用したものであって
もよい。このような,両面読取り方式の画像読取り装置
は,一般に構成機器が多く,追加で設置できるスペース
が限られているので,省スペースな本発明に係る画像読
取り装置をこれに適用すればより効果的である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照しながら,本
発明の実施の形態及び実施例について説明し,本発明の
理解に供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本
発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を
限定する性格のものではない。ここに,図1は従来の画
像補正機能を有する一般的な画像読取り装置Zの概略断
面図,図2は本発明の実施の形態に係る画像読取り装置
Yの主要部の構成を表す斜視図,図3は本発明の実施の
形態に係る画像読取り装置Yにおける基準面の汚れとそ
の移動を模式的に表した図,図4は本発明の実施例に係
る両面画像読取り装置Y1の構成を表す概略断面図,図
5は本発明の実施例に係る画像読取り装置Y2の主要部
の構成を表す斜視図,図6は本発明の実施例に係る画像
読取り装置Y3の主要部の構成を表す斜視図,図7は本
発明の実施例に係る画像読取り装置Y4の主要部の構成
を表す斜視図及び平面図,図8は本発明の実施例に係る
画像読取り装置Y5の主要部の構成を表す斜視図であ
る。
【0011】本発明の実施の形態に係る画像読取り装置
Yは,前述した従来の画像読取り装置Z(図1)におけ
る前記基準反射部材d0の構造に特徴を有するものであ
り,その他の部分,即ち,光源素子b,導光素子c,光
電変換素子a,及びこれらが複数配列して構成される光
電ユニットbu,導光ユニットcu,光電変換ユニット
au,並びに制御部eについては前述した従来の画像読
取り装置Z(図1)と同様であるので,これらについて
は説明を省略する。以下,前記光電ユニットbu,導光
ユニットcu,及び光電変換ユニットauを合わせてセ
ンサユニットsu(前記画像読取り手段に該当)とい
う。次に,図2を用いて本画像読取り装置Yの前記基準
反射部材dの構造について説明する。本画像読取り装置
Yの基準反射部材dは,無端の帯状部材であり,該帯状
部材が,これを支持する2つの回転軸fの回りに回転
(走行)することにより,該帯状部材の表面(以下,基
準面dfという)が原稿シートsの搬送方向vと直交す
る主走査方向hに移動するよう構成されている。さら
に,基準面dfは,均一な色(例えば,白色やグレー色
等)となるように構成されている。前記2つの回転軸f
は,それぞれ原稿シートsの前記主走査方向hにおける
外側で前記基準反射部材dを支持し,不図示のパルスモ
ータ等の駆動源によって回転する。該回転の制御は,前
記制御部eによって行われる。基準面dfは,原稿シー
トsと擦れるため,図2に示すように,原稿シートsの
搬送方向vに伸びる汚れやキズgが形成されることが多
いが,前記回転軸fの回転による前記基準反射部材dの
走行によって基準面dfの位置が変更されるので,以下
に述べる通り,常に同じ位置で汚れやキズgが検出され
ることによる前記素子ゲイン(素子感度)の補正不良や
シェーディング補正不良の問題を解消することができ
る。
【0012】次に,図3を用いて,本画像読取り装置Y
において,画像補正に用いるために基準面dfから読み
取る画像(輝度)データ(以下,基準データという)の
取り込み例について説明する。まず,基準面dfがある
位置で停止している際に,1回目の前記基準データの取
り込みを行う。このとき,基準面dfのうち前記センサ
ユニットsuの一方の端からX番目の光電変換素子aに
相当する位置(X画素目)に汚れが生じているものとす
る(図3(a)の状態)。この場合,1回目に取り込ん
だ前記基準データのうち,X画素目のデータは,基準面
dfの汚れのために低い値(所定の目標値を所定以上下
回る低輝度)となっている(図中,黒く塗りつぶしてい
る部分が低輝度であることを模式的に表す)。しかし,
この1回目の前記基準データの取り込みの段階では,X
画素目のデータの値が低い原因が,X画素目の光電変換
素子aや光源b,或いは導光素子c(以下,これらを合
わせて単に素子という)の特性によるものか,基準面d
fの汚れやキズgによるものかの区別はつかない。次
に,前記駆動源を制御することにより,基準面dfをn
画素分(nは0以外の所定の整数)移動させた状態(図
3(b)の状態)で,2回目の前記基準データの取り込
みを行う。この2回目に取り込んだ前記基準データで
は,X画素目のデータは十分高い値(所定の目標値を所
定以上下回らない値)となり,(X+n)画素目のデー
タが低い値となる。即ち,基準面dfをn画素分移動さ
せたとき,低い値を示すデータもn画素分移動すれば,
基準面dfのその位置(1回目の取り込み時のX画素目
の位置)には汚れやキズgがあると判別できる。一方,
基準面dfを移動させても1回目と同じX画素目のデー
タが低い値のまま(X+n画素目のデータの値は低くな
らない)であれば,X画素目の素子自体の読み取り性能
が劣化していると判別できる。ここで,基準面dfは,
前記主走査方向hに移動するので,基準面dfの汚れや
キズgが原稿シートsの搬送方向vに伸びている場合で
あっても確実に前記判別を行うことができる。さらに,
前記基準データの取り込み回数を増やせば,偶然にに同
じ画素(素子)において同レベルの汚れ等gが続けて検
出されて誤判別してしまう確率を小さくできる。このよ
うに,基準面dfを移動させたそれぞれの位置(X画素
目,X+n画素目)において読み取って得た複数の前記
基準データ(画像データ)に基づいて,該基準データに
含まれる異常な値を示すデータの発生原因が,基準面d
fの汚れ等gによるものか,素子の性能の劣化によるも
のかを判別することにより,状況に応じた適切な対応が
可能となる。例えば,異常な値を示すデータの発生原因
が,基準面dfの汚れ等によると判別された場合は,基
準面dfの汚れ等が生じている位置のデータを除いて
(正常なデータのみを用いて)前記素子ゲインの補正
(素子感度の補正)やシェーディング補正に用いる補正
係数の算出等を行うことができる。これにより,基準面
dfの汚れやキズgが画像補正に悪影響を及ぼすことを
防止できる。さらに,従来は,前記基準データの取り込
み頻度(前記素子ゲインの補正やシェーディング補正に
用いる補正係数の更新の頻度)を増やすと,基準面df
の汚れ等gの影響による誤った画像補正が行われてしま
う可能性が高まるため,前記基準データの取り込み頻度
を増やすことができなかったが,基準面dfの汚れ等の
悪影響を防止することによって,前記基準データの取り
込み頻度を増やすことができ(例えば,毎電源投入時や
毎画像読取り開始前等),素子の経時変化や環境変化に
即座に適応する精度の高い画像補正を行うことが可能と
なる。また,基準面dfに汚れ等gが生じていると判別
された場合に,利用者に基準面dfの汚れの清掃を促す
メッセージを通知してもよい。一方,素子の性能劣化が
原因であると判別された場合は,それを補うように前記
素子ゲインの補正及び前記シェーディング補正に用いる
補正係数の設定を行うとともに,補正不可能なレベルま
で劣化している場合には,素子のメンテナンスが必要で
ある旨を表すメッセージを通知すること等が考えられ
る。これにより,早期復旧が可能となる。
【0013】
【実施例】次に,図4を用いて,前記画像読取り装置Y
を,原稿シートsの両面から並行して画像データを読み
取る両面画像読取り装置Y1に適用した例について説明
する。本両面画像読取り装置Y1は,複写機やイメージ
スキャナ等に搭載されるものである。図4に示すよう
に,両面画像読取り装置Y1は,原稿台10に載置され
た原稿シートsから,該原稿シートsは移動させず,所
定の光源20及び第1ミラー31を移動させることによ
って画像データを読み取る可動式画像読取り装置1と,
前記画像読取り装置Yとが組み合わされたものである。
前記可動式画像読取り装置1は,原稿台10に載置され
た原稿シートsに沿って移動し,原稿シートsに光を照
射するハロゲンランプ,蛍光ランプ等である光源20
と,該光源20とともに移動し,該光源20の照射光が
原稿シートsから反射した反射光を所定の方向へさらに
反射させる第1ミラー31と,該第1ミラーからの反射
光を所定の方向へ反射させる第2ミラー32及び第3ミ
ラー33と,該第3ミラー33からの反射光を集光する
レンズ40と,該レンズ40により集光された光を光電
変換するCCD等が原稿シートsの幅方向(図4の奥行
き方向)に複数配列された光電変換ユニット50uと,
該光電変換ユニット50uの出力を取り込んでデータ処
理を行うとともに,当該画像読取り装置Y1が搭載され
る複写機等の画像形成部等へ出力するものであり,不図
示のCPU,SRAM,A/D変換部等で構成される制
御部60とを具備している。本画像データ読取り装置Y
1は,原稿台10に載置された原稿シートsから画像デ
ータを読み取る場合は,前記光源20及び第1ミラー3
1を移動させて画像を読み取る。一方,不図示のADF
から搬送ローラ61によって搬送される原稿シートsか
ら画像データを読み取る場合は,前記光源20及び第1
ミラー31が所定の位置(図4では,稼動範囲の左端の
位置)に停止し,該停止した位置において,前記可動式
画像読取り装置1によって原稿シートsの一方の面(前
記画像読取り装置Yにより読み取られる面と反対側の
面,図4では下側の面)から画像データが読み取られ,
これと並行して前記画像読取り装置Yによって,もう一
方の面から画像データが読み取られる。このようにして
画像が読み取られた原稿シートsは,後段の搬送ローラ
62によって排紙トレイ70に排出される。原稿シート
sの両面から並行して画像を読み取る複写機等では,本
両面画像読取り装置Y1のように,前記画像読取り装置
Yの前記基準反射部材dが配置される位置の下方に,原
稿シートsの幅全体に渡って(図4の奥行き方向),前
記第2及び第3ミラー32,33が配置されるのが一般
的である。従って,前記公報に示される発明のように,
原稿シートsの幅方向全体に渡る長い回転軸を用いて基
準反射部材dを支持する構成では,設置スペースが大き
くなり,前記第2及び第3ミラー32,33と干渉して
しまう。一方,本両面画像読取り装置Y1に適用される
前記画像読取り装置Yは,基準反射部材d(基準面d
f)の幅相当のごく短い回転軸f及びそれを回転駆動す
るパルスモータ等の駆動源M等を設けるだけでよく,前
記公報に示されるものに比べて設置スペースが非常に小
さい。さらに,図2に示したように,前記基準反射部材
dを支持する回転軸fや駆動源Mは,原稿シートsの幅
方向における原稿シートsの外側(即ち,前記第2及び
第3ミラー32,33の外側)に配置されるので,図4
には図示していない前記駆動源Mへの配線や前記回転軸
fの支持部材等が前記第2及び第3ミラー32,33と
干渉せず,限られたスペースに効率良く設置できる。
【0014】次に,図5を用いて,前記画像読取り装置
Xの別の応用例である画像読取り装置Y2について説明
する。前記画像読取り装置Yは,無端の帯状部材である
前記基準反射部材dを2つの回転軸fの回りに回転させ
ることにより,基準面dfを前記主走査方向hに移動さ
せるものであったが,画像読取り装置Y2は,図5に示
すように,有端の帯状部材である基準反射部材d1を,
これを支持する2つの回転軸f1の回りに巻き取って走
行させることにより,基準反射部材d1の表面である基
準面dfを前記主走査方向hに移動させるものである。
このように構成することにより,2つの回転軸f1の間
の空間も空きスペースとなり,より省スペース化が図れ
るので,本画像読取り装置Y2を前記両面画像読取り装
置Y1に適用すればより効果的である。
【0015】次に,図6を用いて,前記画像読取り装置
Xの別の応用例である画像読取り装置Y3について説明
する。前記画像読取り装置Yは,無端の帯状部材である
前記基準反射部材dを2つの回転軸fの回りに回転させ
たが,画像読取り装置Y3は,図6に示すように,板状
部材である基準反射部材d2を,これを支持する2組の
回転ローラf2により,基準反射部材d2の表面である
基準面dfを前記主走査方向hに移動させるものであ
る。このように構成することにより,前記基準反射部材
d2として硬度の高い材料を用いることが可能となり,
原稿シートsと擦れて使用される環境下でも十分な耐久
性を確保することができる。
【0016】次に,図7を用いて,前記画像読取り装置
Yの応用例である画像読取り装置Y4について説明す
る。図7(a)は画像読取り装置Y4の斜視図を表し,
図7(b)はその平面図を表す。画像読取り装置Y4
は,前記画像読取り装置Yにおける基準反射部材dの基
準面dfの移動方向が,前記主走査方向hと所定の鋭角
αをなす方向h1となるように構成したものである。基
準面df上の汚れやキズgは,前述したように原稿シー
トsの搬送方向vに伸びて発生しやすが,該基準面df
の長手方向(移動方向)h1に伸びて発生する場合もあ
る。このような場合でも,前記画像読取り装置Yにおい
て,基準面dfの移動量(移動画素数)を大きくする等
により,前述した方法で前記基準データに含まれる異常
な値の発生原因を判別することは可能であるが,汚れや
キズgが基準面dfの長手方向に非常に長く伸びている
ような場合には,基準面dfを移動させてもその汚れ等
gを多くの素子で検出してしまう結果,適切な画像補正
が行えなくなる可能性がある。しかしながら,本画像読
取り装置Y4のように,前記主走査方向hと基準面df
の移動方向h1とが所定の鋭角αをなすように構成すれ
ば,前記センサユニットsuを構成するある素子(ある
画素)でデータが読み取られた基準面df上の点は,該
基準面dfを移動させることによって原稿シートsの搬
送方向vにも移動するため,他の素子(画素)で読み取
られることがない。これにより,汚れやキズgが基準面
dfの長手方向h1に伸びている場合であっても,その
汚れ等gの切れ目が前記センサユニットsuの読み取り
ライン上に位置するように基準面dfを移動させれば,
汚れ等gの影響を受けたデータを含まない前記基準デー
タを取り込むことが可能となる。例えば,基準面dfを
移動させながら複数回前記基準データを取り込み,それ
らのデータのうち,各画素(各素子)ごとの最大値を画
像補正に用いる前記基準データとすれば,これに汚れ等
gの影響を受けたデータが含まれる確率を低く抑えるこ
とができる。この場合,前記基準データを取り込む回数
が多いほど,汚れ等gの切れ目を読み取る確率が上がる
ため,汚れ等gの影響を受けない基準データを得る確率
が高くなる。また,図7に示す画像読取り装置Y4は,
無端の帯状の前記基準反射部材dを回転支持する構成と
しているが,前記画像読取り装置Y2のように有端の帯
状の前記基準反射部材d1を回転軸f1に巻き取るもの
や,前記画像読取り装置Y3のように板状の前記基準反
射部材d2を回転ローラf2で移動させるものであって
もかまわない。
【0017】さらに,図8に示すように,前記画像読取
り装置Y(或いは,前記画像読取り装置Y2)の基準面
dfに接触するスポンジ等からなるクリーナiを設けれ
ば,前記基準反射部材dの回転によって,基準面dfが
自動的に清掃され,利用者が基準面dfに付着した汚れ
を清掃する手間を省くことができる。また,前記画像読
取り装置Y,Y1〜Y4は,原稿シートsから1ライン
分ずつ画像データを読み取るものであったが,複数ライ
ン分ずつ読み取るものであってもかまわない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
基準面を原稿シートの搬送方向とは異なる方向,例え
ば,画像読取りの主走査方向又はこれと鋭角をなす方向
に移動させることにより,原稿シートの搬送方向や基準
面の移動方向に伸びた基準面の汚れやキズの影響を受け
にくい画像補正を行える。さらに,基準面の幅相当の回
転軸等で基準反射部材を支持すればよく,原稿シートの
全幅方向に渡る長い支持軸を有する従来例に比べて省ス
ペースである。さらに,基準面を移動させるための回転
軸や駆動源を既存の機器と干渉せずに効率的に配置でき
るので,装置の小型化を損なうことなく限られた設置ス
ペースであっても配置できる。特に,原稿シートの両面
から並行して画像を読み取る両面読取り方式の画像読取
り装置のように,構成機器が多く設置可能スペースが小
さいものへの適用に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の画像補正機能を有する一般的な画像読取
り装置Zの概略断面図。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像読取り装置Yの
主要部の構成を表す斜視図。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像読取り装置Yに
おける基準面の汚れとその移動を模式的に表した図。
【図4】本発明の実施例に係る両面画像読取り装置Y1
の構成を表す概略断面図。
【図5】本発明の実施例に係る画像読取り装置Y2の主
要部の構成を表す斜視図。
【図6】本発明の実施例に係る画像読取り装置Y3の主
要部の構成を表す斜視図。
【図7】本発明の実施例に係る画像読取り装置Y4の主
要部の構成を表す斜視図及び平面図。
【図8】本発明の実施例に係る画像読取り装置Y5の構
成を表す斜視図。
【符号の説明】
1…可動式画像読取り装置 10…原稿台 31…第1ミラー 32…第2ミラー 33…第3ミラー 40…レンズ 61,62…搬送ローラ 70…排紙トレイ a…光電変換素子 au,50u…光電変換ユニット b,20…光源 bu…光源ユニット c…導光素子 cu…導光ユニット d,d0,d1,d2…基準反射部材 df…基準面 e,60…制御部 su…センサユニット f,f1…回転軸 f2…回転ローラ g…汚れやキズ v…原稿シートの搬送方向 h…主走査方向(原稿シートの搬送方向と直交する方
向) h1…主走査方向と鋭角をなす方向 M…駆動源 s…原稿シート
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/04 H04N 1/12 Z 1/401 1/40 101A (72)発明者 安岡 紀英 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号シャ ープ株式会社内 (72)発明者 徳山 満 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号シャ ープ株式会社内 (72)発明者 谷村 美保子 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号シャ ープ株式会社内 (72)発明者 西光 英二 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号シャ ープ株式会社内 Fターム(参考) 2H076 AA58 BA05 BA24 BA87 BA97 BB10 5B047 AA01 BA01 BB02 BC05 BC09 DA03 DA06 5C072 AA01 BA07 CA02 CA17 DA02 DA04 DA12 DA23 EA04 FB12 FB13 FB17 FB18 RA15 UA01 5C077 LL04 MM27 PP06 PQ12 PQ20 PQ24 SS01 TT06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の搬送方向に搬送される原稿シート
    から前記搬送方向と直交する方向の画像データを1又は
    複数ライン分ずつ読み取る画像読取り手段と,前記原稿
    シートが搬送されていないときに,前記画像読取り手段
    により画像データが読み取られる所定の基準面を有する
    基準反射部材と,前記基準面から読み取った画像データ
    に基づいて前記画像読取り手段により読み取る画像デー
    タの補正及び該画像データの読取り感度の補正の一方又
    は両方を行う画像補正手段と,を具備する画像読取り装
    置において,前記基準反射部材の前記基準面が,前記原
    稿シートの前記搬送方向と異なる方向に移動可能に構成
    されてなることを特徴とする画像読取り装置。
  2. 【請求項2】 前記基準反射部材の前記基準面が,前記
    原稿シートの前記搬送方向と直交する方向に移動可能に
    構成されてなる請求項1に記載の画像読取り装置。
  3. 【請求項3】 前記基準反射部材の前記基準面が,前記
    原稿シートの前記搬送方向に直交する方向と所定の鋭角
    をなす方向に移動可能に構成されてなる請求項1に記載
    の画像読取り装置。
  4. 【請求項4】 前記基準反射部材の前記基準面を移動さ
    せたそれぞれの位置において前記画像読取り手段が前記
    基準面から読み取って得た複数の画像データに基づい
    て,前記画像補正手段が,前記画像読取り手段により前
    記原稿シートから読み取られる画像データの補正及び該
    画像データの読取り感度の補正の一方又は両方を行って
    なる請求項1〜3のいずれかに記載の画像読取り装置。
  5. 【請求項5】 前記基準反射部材が板状部材であり,該
    板状部材が移動することにより,その表面である前記基
    準面が移動するよう構成されてなる請求項1〜3のいず
    れかに記載の画像読取り装置。
  6. 【請求項6】 前記基準反射部材が無端の帯状部材であ
    り,該帯状部材が走行することにより,該帯状部材の表
    面である前記基準面が移動するよう構成されてなる請求
    項1〜3のいずれかに記載の画像読取り装置。
  7. 【請求項7】 前記基準反射部材が有端の帯状部材であ
    り,該帯状部材が走行することにより,該帯状部材の表
    面である前記基準面が移動するよう構成されてなる請求
    項1〜3のいずれかに記載の画像読取り装置。
  8. 【請求項8】 前記基準反射部材の前記基準面に接触す
    ることにより,前記基準面を清掃する清掃手段を具備し
    てなる請求項1〜7のいずれかに記載の画像読取り装
    置。
  9. 【請求項9】 前記画像読取り手段が画像データを読み
    取る前記原稿シートの面と反対側の面から,前記画像読
    取り手段と並行して画像を読み取る裏面画像読取り手段
    を具備してなる請求項1〜8のいずれかに記載の画像読
    取り装置。
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