JP5248622B2 - 基準部材清掃装置、及び基準部材清掃方法 - Google Patents

基準部材清掃装置、及び基準部材清掃方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、搬送される紙葉類から光を検知する光学式検知装置の基準部材清掃装置、及び基準部材清掃方法に関する。
従来、種々の紙葉類の計数及び判別を行う紙葉類処理装置が実用化されている。紙葉類処理装置は、投入部に投入された紙葉類を1枚ずつ取り込み、光学式検知装置に搬送する。光学式検知装置は、紙葉類から光を検知し、検知した光に基づいて画像を取得する。紙葉類処理装置は、取得した画像に基づいて、紙葉類の種類の判定、真偽の判定、及び紙葉類の再流通の可否の判定などを行う。紙葉類処理装置は、判定結果に基づいて紙葉類を種類毎に区分して集積する。
しかし、紙葉類に対して光を投光する照明装置は、経年変化などによって光量が低下する。照明装置の光量が低下する場合、光学式検知装置により取得する画像が全体的に暗くなる可能性がある。
そこで、光学式検知装置は、照明装置、検知部、及び標準反射板を備える。照明装置は、所定の範囲(検知面)に対して光を投光する。検知部は、検知面から光を検知し、画像を取得する。標準反射板(基準部材)は、検知部に対して基準光を与える。
検知面に紙葉類が存在する場合、照明装置から射出される光は、紙葉類により反射される。紙葉類により反射される光は、検知部に入射する。これにより、検知部は、紙葉類の画像を取得する。
検知面に紙葉類が存在しない場合、照明装置から射出される光は、基準部材により反射される。基準部材により反射される光(基準光)は、検知部に入射する。これにより、検知部は、基準光を取得する。
光学式検知装置は、基準部材から検知する基準光に基づいて検知部により検知する信号の増幅率を補正する。光学式検知装置は、補正を行った検知部により紙葉類の画像を取得する。これにより、光学式検知装置は、安定した紙葉類の画像を取得することができる。
しかし、紙葉類を処理する場合、基準部材に紙粉、及び汚れなどが付着する場合がある。この場合、検知部が基準部材から検知する基準光が変動する可能性がある。即ち、補正を正確に行う事ができなくなる為、検知部により安定して画像を取得することが出来なくなる問題がある。この問題を防止するためには、基準部材に付着する紙粉、及び汚れを取り除く必要がある。
例えば、日本国出願の特許文献である特許文献1には、基準部材が取り出される場合に基準部材と接触する位置に設けられたフェルトなどにより汚れを取り去る方法が記載されている。
特公平8−31161号公報
しかし、この方法は、捜査員が基準部材を取り出す際に行われる方法である。手動で行う必要があり、手間であるという問題がある。
また、基準部材に紙粉、及び汚れが付着することを防止する方法として、基準部材にエアを吹き付ける方法がある。しかし、この方法は、エアを吹き付けるユニットを基準部材の近傍に設ける必要があるという問題がある。また、エアでは取り除くことが出来ない汚れが基準部材に付着する場合があるという問題がある。
またさらに、基準部材の取り付け位置を搬送路に近づける方法がある。この場合、搬送路により搬送される紙葉類によって基準部材の紙粉、及び汚れなどを取り除くことができる。しかし、搬送路を高速で搬送される紙葉類により基準部材を傷つける可能性があるという問題がある。
そこで、本発明の一形態における目的は、効率的に基準部材の清掃を行う事ができる基準部材清掃装置、及び基準部材清掃方法を提供することにある。
本発明の一実施形態に係る基準部材清掃装置は、光学式検知装置に用いられる基準部材清掃装置であって、光を反射する基準部材と、前記基準部材と接する位置に設けられ、前記基準部材の表面を清掃する正逆回転が可能である拭取部材と、正回転方向及び逆回転方向のうちの何れかの動力を出力する駆動手段と、前記駆動手段の回転軸に接続され、前記基準部材を所定の方向に搬送するように前記駆動手段の動力を前記基準部材に伝達し、前記拭取部材を所定の方向に回転させるように前記駆動手段の動力を前記拭取部材に伝達する伝達手段と、前記駆動手段の回転方向を制御する制御手段と、を具備する。
また、本発明の一実施形態に係る基準部材清掃方法は、光を反射する基準部材と、前記基準部材の表面を清掃する拭取部材とを具備する基準部材清掃装置に用いられる基準部材清掃方法であって、正回転方向及び逆回転方向のうちの何れかの動力を出力し、前記基準部材を所定の方向に搬送するように前記動力を前記基準部材に伝達し、前記拭取部材を所定の方向に回転させるように前記動力を前記拭取部材に伝達し、前記動力の回転方向を制御する。
この発明の一形態によれば、効率的に基準部材の清掃を行う事ができる基準部材清掃装置、及び基準部材清掃方法を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る光学式検知装置の構成例について説明する為の説明図である。 図2は、図1に示す光学式検知装置に用いられる基準部材清掃装置の構成例について説明する為の説明図である。 図3は、図2に示す基準部材清掃装置の構成について説明する為の説明図である。 図4は、図2及び図3に示す位置検出センサの構成について説明する為の説明図である。 図5は、図2に示す基準部材清掃装置の構成について説明する為の説明図である。 図6は、図2に示す基準部材清掃装置の動作について説明する為の説明図である。 図7は、図1に示す紙葉類処理装置の動作について説明する為のフローチャートである。
以下、図を参照しながら、本発明の一実施形態に係る基準部材清掃装置、及び基準部材清掃方法について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る光学式検知装置10の構成例について説明する為の説明図である。
光学式検知装置10は、例えば、紙葉類処理装置100の搬送路50の近傍に配置される。光学式検知装置10は、標準反射板(基準部材)20、検知部30、ランプ35、及び画像メモリ38などを備える。
搬送路50は、紙葉類処理装置100により処理する紙葉類Pを搬送する搬送系である。搬送路50は、搬送ローラ51a、51b、52a、52b、及び搬送ベルト50a、50b、50cなどを備える。
搬送ローラは、図示しないモータなどにより駆動されて回転する。搬送ベルトは、搬送ローラにより動作する。即ち、搬送ローラは、回転することにより密着して設置される搬送ベルトを所定の方向に動作させる。搬送ベルトは、被検出媒体である紙葉類Pを挟持して矢印Aの方向に搬送する。
なお、本例では、光学式検知装置10により紙葉類Pの画像を取得する為に、検知部30の検知範囲内に搬送ベルトが掛からない用に搬送ローラ及び搬送ベルトが配置される。
ランプ35は、照明部として機能する。ランプ35は、少なくとも検知部30の検知範囲を含む検知面36に対して光を投光する。検知面36に紙葉類Pが存在する場合、ランプ35から放射された光は、紙葉類Pにより反射する。また、検知面36に紙葉類Pが存在しない場合、ランプ35から放射された光は、標準反射板20により反射する。
ランプ35は、例えば、ハロゲンランプまたは紫外線ランプなどの照明装置である。ランプ35は、検出する紙葉類Pに印刷されている模様、及びインクの特性に応じて波長が設定される。なお、ランプ35と検知面36との間に所定の波長の光のみを透過するフィルタを設定する構成であってもよい。
標準反射板20は、図1に示す様に、検知部30と搬送ベルト50を挟んで対向側に設けられる。標準反射板20は、後述する標準反射面を備える。標準反射面は、ランプ35から放射される光を反射し、基準光を検知部30に対して与える。即ち、標準反射面は、入射する光を基準光として反射する。なお、標準反射板20は、後述する標準反射板清掃装置(基準部材清掃装置)により支持される。
検知部30は、レンズ31、フィルタ32、及びカメラ33などを備える。レンズ31は、紙葉類Pまたは標準反射板20により反射される反射光を集光する。フィルタ32は、レンズ31により集光した光のうち、所定の波長の光のみを透過する。カメラ33は、フィルタ32を透過した光を検知する。
カメラ33は、ラインイメージセンサ33aを備える。ラインイメージセンサ33aは、紙葉類Pの搬送方向と直交する方向(走査方向)に複数配列された例えばCharge Coupled Device(CCD)などの受光素子を備える。ラインイメージセンサ33aは、検知面36の画像を連続して取得し、逐次画像メモリ38に出力する。これにより、紙葉類Pの全体の画像を取得する。
画像メモリ38は、検知部30から出力される1ライン分の画像を結合して記憶する。即ち、画像メモリ38は、検知部30から出力される複数のラインの画像から紙葉類Pの全体の画像を生成する。
データ処理部40は、例えばマイクロコンピュータシステムである。データ処理部40は、メモリ41、及びセントラルプロセッサユニット(CPU)42を備える。CPU42は、光学式検知装置10の画像メモリ38から紙葉類Pの画像を読み出す。CPU42は、読み出した画像をメモリ41に記憶する。CPU42は、メモリ41に記憶したデータに基づいて種々の処理を行う。
図2は、図1に示す光学式検知装置に用いられる標準反射板清掃装置23の構成例について説明する為の説明図である。
標準反射板清掃装置23は、標準反射板20を支持する。標準反射板20は、搬送される紙葉類Pと搬送ベルト50aを挟んで対向側に配置される。標準反射板20は、標準反射面21a、21b、及び21cを備える。各標準反射面21a乃至21cは、標準反射板20の検知部30側の表面に設けられる。
光学式検知装置10は、紙葉類Pの全面を読み取ることが好ましい。しかし、搬送ベルト50により紙葉類Pを挟持した状態で搬送する場合、検知面36において搬送ベルト50により遮られる領域が生じる。これを防ぐために、本実施形態では、検知面36において紙葉類Pを下側の搬送ベルト50aに吸着した状態で搬送する。
この為に、標準反射板20には、穴22aが設けられている。穴22aは、空気抜き用の穴である。標準反射板20は、紙葉類Pを搬送する搬送ベルト50aの下部に配置される。穴22aは、搬送ベルト50aが通る部分に設けられる。この為に、標準反射面21a乃至21cは、搬送ベルト50aによって分離される3個の領域に設置される。
また、図示するように、搬送ベルト50aにも穴が設けられている。これにより、穴22aから空気を抜く場合、紙葉類Pが搬送ベルト50aに吸着される状態になる。この結果、紙葉類Pと検知部30との間に遮蔽物がない状態で紙葉類Pを搬送することが出来る。
また、標準反射板清掃装置23は、回転ブラシ24、伝達手段25、駆動モータ26、ガイド部材27、及び位置検出センサ28を具備する。さらに、標準反射板清掃装置23は、上記の各部を制御する制御部29をさらに具備する。標準反射板清掃装置23は、伝達手段25及び駆動モータ26により、矢印Bの方向、即ち、紙葉類Pの搬送方向(矢印Aの方向)と直交する方向に進退自在に標準反射板20を移動させることが出来る。
回転ブラシ24は、シャフトを中心に正逆回転可能な清掃部材である。回転ブラシ24は、標準反射板20と摺接する位置に設けられる。回転ブラシ24は、標準反射板20と同じ幅、若しくはそれ以上の幅を有する。なお、清掃部材は、標準反射面21a乃至21cに傷を付けずに紙粉及び汚れを取り除くことが出来るものであれば如何なる物で構成されていてもよい。
伝達手段25は、駆動モータ26の駆動力を各部に伝達する。伝達手段25は、プーリ25a、歯車25b、及び歯車25cなどの回転要素を具備する。駆動モータ26は、正回転方向及び逆回転方向のいずれかの動力を出力する駆動手段である。ガイド部材27は、駆動モータ26、及び伝達手段25のシャフトなどを支持する。位置検出センサ28は、標準反射板20の動作を監視する。
次に、標準反射板20を移動させる動作について説明する。
図3に示すように、伝達手段25は、駆動ベルト25dと連動部材25eとをさらに備える。
駆動ベルト25dは、駆動モータ26のシャフトに連結されているプーリ26aとプーリ25aとに掛け回されて設置される。即ち、プーリ25aは、駆動モータ26の回転方向と同じ方向に回転する。
また、駆動ベルト25dは、駆動モータ26により所定の方向に動作する。なお、駆動モータ26は、正逆回転可能である。この為、駆動ベルト25dは、駆動モータ26により上記の所定の方向と逆方向に動作することが出来る。即ち、駆動ベルト25dは、駆動モータ26により矢印Bの方向に動作する。なお、プーリ26aとプーリ25aとは、少なくとも標準反射板20の移動距離以上離間して配置される。
連動部材25eは、駆動ベルト25dと標準反射板20とを連結する。連動部材25eの一端は、駆動ベルト25dに接続されている。また、連動部材25eの一端は、標準反射板20に接続されている。
即ち、駆動モータ26が正回転する場合、駆動ベルト25dは、連動部材25e及び標準反射板20を矢印Bの方向に搬送する。また、駆動モータ26が逆回転する場合、駆動ベルト25dは、連動部材25e及び標準反射板20を矢印Bと反対の方向に搬送する。これにより、標準反射板清掃装置23は、標準反射板20を進退自在に搬送することが出来る。
図4は、図2及び図3に示す位置検出センサ28の構成について説明する為の説明図である。
位置検出センサ28は、例えば赤外線などを検出することにより、標準反射板20の移動距離を検知する。
位置検出センサ28は、射出部28a及び入射部28bを備えている。射出部28aは、例えば赤外線などの光を射出する。入射部28bは、光が入射することを検知する。射出部28a及び入射部28bは、図4に示すように、互いに対向する位置に設けられる。
図4Aは、標準反射板20が射出部28aと入射部28bとの間に存在しない例を示す。また、図4Bは、標準反射板20が射出部28aと入射部28bとの間に存在する例を示す。
図4Aに示すように、標準反射板20が射出部28aと入射部28bとの間に存在しない場合、射出部28aから射出される赤外線が入射部28bに入射する。この場合、入射部28bは、標準反射板20が射出部28aと入射部28bとの間に存在することを示す信号を制御部29に送信する。
また、図4Bに示すように、標準反射板20が射出部28aと入射部28bとの間に存在する場合、射出部28aから射出される赤外線が標準反射板20により遮られる。この為、射出部28aから射出される赤外線が入射部28bに入射しない。制御部29は、位置検出センサ28から出力される信号に基づいて、位置検出センサ28の射出部28aと入射部28bとの間に標準反射板20が存在するか否かを判断する。
制御部29は、位置検出センサ28の射出部28aと入射部28bとの間に標準反射板20が存在すると判断する場合、駆動モータ26を逆回転させるように制御する。位置検出センサ28を設置する位置及び数を調整することにより、標準反射板清掃装置23は、標準反射板20を所定の位置に移動させることが出来る。
図5は、基準部材清掃装置23の伝達手段25の構成について説明する為の説明図である。
上述したように、駆動ベルト25dがプーリ26aとプーリ25aとに掛け回されて設置される。この為、プーリ25aは、駆動モータ26と連動して回転する。
図5に示すように、伝達手段25は、シャフト25f及びシャフト25gなどの回転軸をさらに備える。シャフト25f及びシャフト25gは、図2に示すガイド部材27により支持される。
シャフト25fには、プーリ25aと歯車25bとが設置されている。駆動モータ26によりプーリ25aが回転する場合、シャフト25fがプーリ25aに連動して回転する。また、シャフト25fが回転する場合、歯車25bがシャフト25fに連動して回転する。
シャフトgには、歯車25cと回転ブラシ24とが設置されている。歯車25b及び歯車25cは、互いに歯が噛み合う位置に設置される。即ち、歯車25bが回転する場合、歯車25cは、歯車25bの回転方向と逆方向に回転する。
歯車25bにより歯車25cが回転する場合、シャフト25gが歯車25cに連動して回転する。また、シャフト25gが回転する場合、回転ブラシ24がシャフト25gに連動して回転する。
図3において説明したように、標準反射板20が矢印Bの方向に移動する場合、プーリ25aは、矢印Cの方向(クロックワイズ)に回転する。また、歯車25bは、プーリ25aに連動して矢印Cの方向に回転する。
歯車25bは、歯車25cに矢印Dの方向(カウンターワイズ)の回転を伝える。また、回転ブラシ24は、歯車25cに連動して矢印Dの方向に回転する。
図6は、基準部材清掃装置23の動作について説明する為の説明図である。
図6Aに示すように、標準反射板清掃装置23は、標準反射板20の清掃要求を紙葉類処理装置100から受け取る場合、標準反射板20の汚れEの清掃(標準反射板清掃処理)を行う。
標準反射板清掃装置23は、標準反射板清掃処理を行う場合、位置検出センサ28により標準反射板20が所定距離移動するまで駆動モータ26を正回転させる。この場合、標準反射板20は、図5に示す矢印Bの方向に所定距離移動される。即ち、標準反射板清掃装置23は、標準反射板20を矢印Bの方向に引き込む。
また、回転ブラシ24は、図5に示す矢印Dの方向に回転する。なお、回転ブラシ24は、標準反射板20と摺接する位置に設けられている。この為、回転ブラシ24は、矢印Bの方向に移動される標準反射板20の紙粉及び汚れなどを拭き取ることができる。すなわち、回転ブラシ24は、引き込まれる標準反射板20と逆の方向に回転することにより、標準反射板20全体を清掃する。
この結果、標準反射板20は、図6Bに示す位置まで引き込まれる。また、標準反射板清掃装置23は、標準反射板20の汚れEを取り除くことができる。
また、位置検出センサ28により標準反射板20が所定距離移したことを検知する場合、標準反射板清掃装置23は、駆動モータ26を逆回転させる。この場合、標準反射板20は、図5に示す矢印Bと逆の方向に所定距離移動される。これにより、標準反射板清掃装置23は、標準反射板20をもとの位置(ホームポジション)に押し出す。
また、この場合、回転ブラシ24は、図5に示す矢印Dと反対の方向に回転する。この為、回転ブラシ24は、矢印Bと反対の方向に移動される標準反射板20の紙粉及び汚れなどを再び拭き取ることができる。
上記したように、本実施形態に係る標準反射板清掃装置23は、1つの駆動モータ26を駆動することにより、標準反射板20を所定の方向に移動させる動作と、標準反射板20に摺接する位置に設けられている回転ブラシ24を回転させる動作とを同時に実現することが出来る。さらに、標準反射板清掃装置23は、標準反射板20を移動させる方向と、回転ブラシ24の回転方向とが、摺接する位置において逆向きになるように各部を動作させることが出来る。
この結果、従来手作業で行っている標準反射板20の拭き取り作業を自動的に行うことが出来る。この結果、効率的に基準部材の清掃を行う事ができる基準部材清掃装置、及び基準部材清掃方法を提供することができる。
なお、上記の実施形態では、位置検出センサ28により標準反射板20の位置を検出する構成として説明したが、この構成に限定されない。例えば、駆動モータ26の回転数により標準反射板20の位置を検出する構成であってもよい。この場合、制御部29は、駆動モータ26に対して正回転を所定数行い、この後に、逆回転を所定数行うように駆動モータ26を制御する。
図7は、図1に示す紙葉類処理装置100の動作について説明する為のフローチャートである。
紙葉類処理装置100は、電源が投入される場合(ステップS1)、初期化処理及び標準反射板清掃処理を行う(ステップS2)。紙葉類処理装置100は、初期化処理を行う場合、残留紙葉類の確認、券種による機構の違いの調整などを行う。また、紙葉類処理装置100は、初期化処理を行う場合、各機構をホームポジションに戻す。
またさらに、紙葉類処理装置100は、光学式検知装置10の標準反射板清掃装置23に標準反射板清掃要求を送信する。標準反射板清掃装置23は、標準反射板清掃要求を受信する場合、上記した標準反射板清掃処理を行う。
紙葉類処理装置100は、紙葉類Pが複数枚重ねられたバッチ(紙葉類束)の区分処理を行う(ステップS3)。即ち、紙葉類処理装置100は、投入されるバッチの紙葉類Pを一枚ずつ取り込み、光学式検知装置10、またはその他の検査装置により検査を行う。これにより、紙葉類処理装置100は、紙葉類Pの正損、券種、及び真偽などを判定する。紙葉類処理装置100は、正損、券種、及び真偽などの判定に基づいて紙葉類Pを区分して集積する。
紙葉類処理装置100は、1つのバッチについて区分処理を完了すると、標準反射板清掃処理を行う(ステップS4)。即ち、紙葉類処理装置100は、光学式検知装置10の標準反射板清掃装置23に標準反射板清掃要求を送信する。標準反射板清掃装置23は、標準反射板清掃要求を受信する場合、上記した標準反射板清掃処理を行う。
紙葉類処理装置100は、次に処理すべきバッチが存在するか否か判定する(ステップS5)。処理すべきバッチが存在する場合(ステップS5、YES)、紙葉類処理装置100は、ステップS3に移行し、紙葉類Pの区分処理を行う。
また、処理すべきバッチが存在しない場合(ステップS5、NO)、紙葉類処理装置100は、上記した初期化処理及び標準反射板清掃処理を行い(ステップS6)、処理を終了する。
上記したように、本実施形態に係る紙葉類処理装置100は、処理を開始するタイミング、処理が完了するタイミング、及び各バッチの処理が完了するタイミングにおいて標準反射板清掃処理を行う。これにより、紙葉類処理装置100は、各バッチ毎に、清掃された標準反射板を用いて区分処理を行う事ができる。
これにより、光学式検知装置10は、標準反射板20に紙粉及び汚れなどが付着することにより標準反射板20から検知部30が取得する基準光のレベルがばらつくことを防ぐことが出来る。この結果、光学式検知装置10が紙葉類Pに対して行う判定において誤判定することを防ぐことが出来る。
なお、上記した実施形態では、処理を開始するタイミング、処理が完了するタイミング、及び各バッチの処理が完了するタイミングにおいて標準反射板清掃処理を行うとして説明したがこれに限定されない。紙葉類処理装置100の操作入力部に所定の操作入力が行われる場合に標準反射板清掃処理を行う構成であってもよい。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
この発明の一形態によれば、効率的に基準部材の清掃を行う事ができる基準部材清掃装置、及び基準部材清掃方法を提供することができる。
10…光学式検知装置、20…標準反射板、21a…標準反射面、21b…標準反射面、21c…標準反射面、22a…穴、23…標準反射板清掃装置、24…回転ブラシ、25…伝達手段、25a…プーリ、25b…歯車、25c…歯車、25d…駆動ベルト、25e…連動部材、25f…シャフト、25g…シャフト、26…駆動モータ、26a…プーリ、27…ガイド部材、28…位置検出センサ、29…制御部、30…検知部、31…レンズ、32…フィルタ、33…カメラ、33a…ラインイメージセンサ、35…ランプ、36…検知面、38…画像メモリ、40…データ処理部、41…メモリ、42…CPU、50…搬送路、50a…搬送ベルト、50b…搬送ベルト、51a…搬送ローラ、51b…搬送ローラ、100…紙葉類処理装置。

Claims (9)

  1. 光学式検知装置に用いられる基準部材清掃装置であって、
    光を反射する基準部材と、
    前記基準部材と接する位置に設けられ、前記基準部材の表面を清掃する正逆回転が可能である拭取部材と、
    正回転方向及び逆回転方向のうちの何れかの動力を出力する駆動手段と、
    前記駆動手段の回転軸に接続され、前記基準部材を所定の方向に搬送するように前記駆動手段の動力を前記基準部材に伝達し、前記拭取部材を所定の方向に回転させるように前記駆動手段の動力を前記拭取部材に伝達する伝達手段と、
    前記駆動手段の回転方向を制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする基準部材清掃装置。
  2. 前記伝達手段は、前記基準部材の搬送方向と、前記基準部材と前記拭取部材との接点における前記拭取部材の回転方向と、が逆になるように前記駆動手段の動力を伝達することを特徴とする請求項1に記載の基準部材清掃装置。
  3. 前記伝達手段は、
    第1の回転要素と、
    前記駆動手段の回転軸と前記第1の回転要素とに掛けまわされるベルトと、
    前記ベルトと前記基準部材とを連動させる連動部材と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項2に記載の基準部材清掃装置。
  4. 前記伝達手段は、
    前記第1の回転要素に連動して回転する第1の回転軸と、
    前記第1の回転軸に連動して回転する第2の回転要素と、
    前記第2の回転要素に接続され、前記第2の回転要素の回転方向と逆の方向に回転する第3の回転要素と、
    前記第3の回転要素に連動して回転する第2の回転軸と、
    をさらに具備し、
    前記拭取部材は、前記第2の回転軸に連動して回転する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の基準部材清掃装置。
  5. 前記駆動手段の回転軸と前記第1の回転要素とは、少なくとも前記基準部材を搬送する距離以上離間して設置されることを特徴とする請求項3に記載の基準部材清掃装置。
  6. 前記基準部材の搬送距離を検出する位置検出センサをさらに具備し、
    前記制御部は、前記位置検出センサの出力に基づいて、前記駆動手段の回転方向を制御する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の基準部材清掃装置。
  7. 前記制御部は、前記位置検出センサの出力に基づいて前記基準部材を予め設定される所定距離以上搬送したと判断した場合、前記駆動手段の回転方向を切り替えることを特徴とする請求項6に記載の基準部材清掃装置。
  8. 前記制御部は、前記駆動手段の回転数に基づいて、前記基準部材の搬送距離を判断し、前記基準部材を予め設定される所定距離以上搬送したと判断した場合、前記駆動手段の回転方向を切り替えることを特徴とする請求項2に記載の基準部材清掃装置。
  9. 光を反射する基準部材と、前記基準部材の表面を清掃する拭取部材とを具備する基準部材清掃装置に用いられる基準部材清掃方法であって、
    正回転方向及び逆回転方向のうちの何れかの動力を出力し、
    前記基準部材を所定の方向に搬送するように前記動力を前記基準部材に伝達し、前記拭取部材を所定の方向に回転させるように前記動力を前記拭取部材に伝達し、
    前記動力の回転方向を制御する、
    ことを特徴とする基準部材清掃方法。
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