JP5832331B2 - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿の両面読取が可能な画像読取装置およびこの画像読取装置を備える画像形成装置に関する。
画像読取装置には、いわゆるアナログタイプとデジタルタイプとがあるが、最近では、大型の原稿を読み取り、その後の各種画像処理を実行するのに有利なデジタルタイプの画像読取装置がほとんどである。
しかし、デジタルタイプの画像読取装置では、読取露光幅が狭いため、読取ガラスに紙粉等の汚れが付着すると、原稿の画像とは別に黒スジの画像が発生することがあった。この場合、読取ガラスをユーザが清掃する必要があった。
そこで、読取ガラスを副走査方向に移動させて画像を読み取ることで、黒スジの画像が発生することを防止することができる画像読取装置が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−193685号公報
画像読取装置には、原稿の片面のみを読み取るものと、原稿の両面を同時に読み取るものが存在する。原稿の片面のみを読み取る画像読取装置は、光学系を副走査方向に走査して原稿を読み取り可能であるが、原稿の両面を同時に読み取る画像読取装置は、原稿の裏面を読み取る光学系をその場で固定して原稿を読み取る。
ここで問題となるのが、裏面を読み取る原稿読取部側の読取ガラスに汚れが付着すると、その光学系は固定されているため、画像読取位置を変更することができないので、ユーザに清掃を促すメッセージを出すか、画像処理でごまかすなどが考えられるが、現時点では有効な手段がない。この問題は、特許文献1でも解決できないものである。
そこで、本発明の目的は、上記課題に鑑み、原稿の裏面に対応する読取ガラスに汚れが付着した場合、その汚れを回避して原稿を読み取ることができる画像読取装置を提供することにある。
本発明の画像読取装置は、原稿読取モードとして片面読取モードおよび両面読取モードを備える。また、本発明の画像読取装置は、読取ガラス、原稿読取部、回動支持部、回動駆動部および制御部を備える。
読取ガラスは、画像読取装置内の搬送路の一部に配される。原稿読取部は、原稿の搬送方向に対して平行方向に移動不可能であって読取ガラスを介して搬送される原稿を読み取る。回動支持部は、原稿読取部を回動可能に支持する。回動駆動部は、回動支持部を中心に原稿読取部を回動させる。制御部は、回動駆動部の駆動量を制御する。
また、原稿読取部は、回動支持部を中心に回動することで、読取ガラスの複数の位置で原稿を読み取り可能である。制御部は、原稿読取部によって読取ガラスの汚れを検出すると、回動駆動部を駆動して読取ガラスに対する原稿読取位置を変更する第1制御を実行する。
この構成では、原稿読取部が原稿の搬送方向に対して平行方向に移動不可能であっても、読取ガラスに付着した紙粉等の汚れを回避して原稿を読み取ることができる。したがって、読取ガラスに対する原稿読取位置に紙粉等の汚れが付着していても、そのたびに読取ガラスを清掃する必要がなくなる。
本発明における画像読取装置は、原稿の裏面に対応する読取ガラスに汚れが付着した場合、その汚れを回避して原稿を読み取ることができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の一部の構成を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の構成を示す平面図である。 本発明の別の実施形態に係る画像読取装置の構成を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の制御部による制御内容を示すフローチャートである。 本発明の別の実施形態に係る画像読取装置の制御部による制御内容を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係る画像読取装置を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置100の構成を示す正面図である。
画像形成装置100は、外部から伝達された画像データに応じて、所定のシート(記録用紙)に対して多色または単色の画像を形成するものである。画像形成装置100は、画像読取装置200、給紙部80、画像形成部110および排紙部90から構成されている。
画像読取装置200については、図2以降で詳述する。
給紙部80は、給紙カセット81、手差し給紙カセット82、ピックアップローラ83およびピックアップローラ84が設けられている。給紙カセット81は、定形シートを蓄積しておくためのトレイである。手差し給紙カセット82は、不定形シートを載置することができるトレイである。ピックアップローラ83は、給紙カセット81の端部近傍に備えられ、給紙カセット81からシートを1枚ずつピックアップして用紙搬送路101に供給する。同様にピックアップローラ84は、手差し給紙カセット82の端部近傍に設けられ、手差し給紙カセット82からシートを1枚ずつピックアップして用紙搬送路101に供給する。
画像形成部110は、画像形成ステーション31,32,33,34、露光ユニット30、中間転写ベルトユニット50および定着ユニット70から構成されている。画像形成ステーション31,32,33,34は、それぞれ感光体ドラム10、帯電装置20、現像器40およびクリーナユニット60が設けられており、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。本実施形態では、画像形成ステーション31について説明する。
感光体ドラム10は、画像形成時に回転し、現像剤像を担持するためのものである。感光体ドラム10の周囲には、回転方向上流から帯電装置20、露光ユニット30、現像器40、中間転写ベルトユニット50、クリーナユニット60の順に配置されている。定着ユニット70は、用紙搬送路101上において画像形成部110の最も下流に位置する。
帯電装置20は、感光体ドラム10の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段である。詳細については、図2以降において説明する。露光ユニット30は、帯電された感光体ドラム10を入力された画像データに応じて露光することにより、その表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有する。現像器40は、感光体ドラム10上に形成された静電潜像をトナーにより顕像化するものである。
中間転写ベルトユニット50は、中間転写ベルト51、中間転写ベルト駆動ローラ52、中間転写ベルト従動ローラ53、中間転写ローラ54および中間転写ベルトクリーニングユニット55を備えている。
中間転写ベルト駆動ローラ52、中間転写ベルト従動ローラ53および中間転写ローラ54は、中間転写ベルト51を張架して回転駆動させる。また、中間転写ローラ54は、感光体ドラム10のトナー像を、中間転写ベルト51上に転写するための転写バイアスを与える。
中間転写ベルト51は、感光体ドラム10に接触するように設けられている。そして、感光体ドラム10に形成されたトナー像を中間転写ベルト51に転写することによって、中間転写ベルト51上にトナー像を形成する機能を有している。
感光体ドラム10から中間転写ベルト51へのトナー像の転写は、中間転写ベルト51の裏側に接触している中間転写ローラ54によって行われる。中間転写ローラ54には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアスが印加されている。
上述のように感光体ドラム10上で顕像化された静電潜像は中間転写ベルト51で積層される。このように積層された画像情報は、中間転写ベルト51の回転によって、用紙と中間転写ベルト51との接触位置に配置される転写ローラ56によって用紙上に転写される。
このとき、中間転写ベルト51と転写ローラ56は所定ニップで圧接されるとともに、転写ローラ56にはトナーを用紙に転写させるための電圧が印加される。
また、上記のように、感光体ドラム10に接触することにより中間転写ベルト51に付着したトナーもしくは転写ローラ56によって用紙上に転写が行われず中間転写ベルト51上に残存したトナーは、中間転写ベルトクリーニングユニット55によって除去・回収されるように設定されている。
クリーナユニット60は、現像・画像転写後における感光体ドラム10上の表面に残留したトナーを除去・回収する。定着ユニット70は、加熱ローラ71および加圧ローラ72を備えており、加熱ローラ71および加圧ローラ72は、シートを挟んで回転するようになっている。また、加熱ローラ71を外部から加熱するための外部加熱ベルト73が設けられている。
排紙部90は、排紙トレイ91および排紙ローラ92を有する。定着ユニット70を通過した用紙は、排紙ローラ92を経て排紙トレイ91に排出される。排紙トレイ91は、印刷済みのシートを集積するためのトレイである。
また、両面印字要求のときは、上記のように片面印字が終了し定着ユニット70を通過したシートの後端が排紙ローラ92で把持されたときに、排紙ローラ92が逆回転することによってシートを搬送ローラ102,103に導く。そしてその後レジストローラ104を経てシート裏面に印字が行われた後にシートが排紙トレイ91に排出される。
図2は、本発明の実施形態に係る画像読取装置200の構成を示す断面図である。図3は、本発明の実施形態に係る画像読取装置200の一部の構成を示す断面図である。図4は、本発明の実施形態に係る画像読取装置200の構成を示すブロック図である。
画像読取装置200は、原稿読取モードとして片面読取モードおよび両面読取モードを備える。また、画像読取装置200は、原稿載置トレイ201、ピックアップローラ202、給紙ローラ203、排出トレイ204、読取ガラス210、原稿読取部220、回動支持部230、カム240、CPU250、ROM251、RAM252、操作部260、モータ270およびフォトセンサ280を備える。
原稿載置トレイ201は、原稿読取部220で読み取るための原稿を載置するためのトレイである。ピックアップローラ202は、原稿載置トレイ201に載置された原稿を1枚ずつピックアップする。給紙ローラ203は、ピックアップローラ202によってピックアップされた原稿を搬送路へ送り込む。排出トレイ204は、搬送路内において搬送されて原稿読取部220から排出された原稿を載置するためのトレイである。
読取ガラス210は、画像読取装置200内の搬送路の一部に配される。本実施形態では、読取ガラス210は、搬送される原稿の裏面側に配される。また、読取ガラス210は、原稿で反射した光を通過させる機能を有する。
原稿読取部220は、光源222、第4反射ミラー223、第3反射ミラー224、第2反射ミラー225、第1反射ミラー226、レンズ227および光電変換素子(CCD)228を備える。
光源222は、搬送される原稿に光を照射する。第4反射ミラー223は、原稿からの反射光を第3反射ミラー224に向けて反射する。第3反射ミラー224は、第4反射ミラー223からの反射光を第2反射ミラー225に向けて反射する。第2反射ミラー225は、第3反射ミラー224からの反射光を第1反射ミラー226に向けて反射する。第1反射ミラー226は、第2反射ミラー225からの反射光をレンズ227に向けて反射する。レンズ227は、第1反射ミラー226からの反射光の径を補正する。光電変換素子228は、レンズ227を通過した光を原稿データとして読み取る。
原稿読取部220は、本実施形態では縮小光学系を採用しており、画像読取装置200の所定のスペースに配されるため、原稿の搬送方向に対して平行方向に移動不可能である。また、原稿読取部220は、光電変換素子228によって、読取ガラス210を介して搬送される原稿を読み取る。なお、原稿読取部220は、CIS光学系であってもよい。
回動支持部230は、原稿読取部220の一部に配され、正面―背面方向を軸方向として、原稿読取部220を回動可能に支持する。カム240は、回動支持部230を中心に原稿読取部220を回動させる回動駆動部である。CPU250は、カム240の回転量(駆動量)を制御する制御部である。また、CPU250は、ROM251に格納された制御プログラムを読みだして実行し、各部を総括的に制御する。
ROM251は、画像読取装置200の動作を制御するための制御プログラムを格納する記憶部である。RAM252は、CPU250のワーキングエリアとして活用される。操作部260は、画像読取装置200において原稿を読み取る際に、原稿読取モードを選択するための部位である。モータ270は、カム240を回転させるための駆動源である。フォトセンサ280は、カム240の回転量を測定するための部位である。
また、原稿読取部220は、回動支持部230を中心に回動することで、読取ガラス210の複数の位置で原稿を読み取り可能である。CPU250は、原稿読取部220によって読取ガラス210の汚れを検出すると、カム240を回転させて読取ガラス210に対する原稿読取位置を変更する第1制御を実行する。
この構成では、原稿読取部220が原稿の搬送方向に対して平行方向に移動不可能であっても、読取ガラス210に付着した紙粉等の汚れを回避して原稿を読み取ることができる。したがって、読取ガラス210に対する原稿読取位置に紙粉等の汚れが付着していても、そのたびに読取ガラス210を清掃する必要がなくなる。
回動支持部230は、原稿で反射して読取ガラス210を通過する光軸の延長線231上に配されると好ましい。すなわち、図3に示すように、原稿読取部220は、原稿からの反射光が読取ガラス210を介して第4反射ミラー223で反射される構成となっており、回動支持部230は、その反射光の光軸の延長線231上に配されている。なお、図3では、回動支持部230は、当該光軸の延長線231上に配されているが、搬送される原稿と第4反射ミラー223との間の光軸上に配されていてもよい。
この構成では、原稿読取部220が回動支持部230を中心に回動しても、読取ガラス210を通過する光軸の光路長の変化は無視できる程度である。したがって、原稿読取画像の解像度および倍率の変化が少ないため、複数の読取位置で原稿の読み取りが可能である。
原稿読取部220は、カム240と当接する作用点221を有すると好ましい。
この構成では、カム240によって原稿読取部220を安定して回動させることができる。
原稿読取部220の作用点221は、回動支持部230の軸方向に直交する方向において回動支持部230から最も離れた位置に存すると好ましい。
この構成では、カム240の回転によって原稿読取部220が微小にしか回動しないので、カム240をラフに設計することができる。
ROM251は、カム240の回転量と原稿の読み取りを開始するタイミングとの関係を記憶していると好ましい。
CPU250が第1制御を実行して原稿読取位置を変更させた場合、原稿の読み取りを開始するタイミングもそれにあわせて変化させる必要がある。そこで、ROM251に上記関係を記憶させておけば、カム240の回転量に応じた所定のタイミングで原稿の読み取りを開始することができる。
図5は、本発明の実施形態に係る画像読取装置200の構成を示す平面図である。
カム240は、モータ270から駆動力を伝達されることによって回転する。その伝達機構は、モータギア271、減速ギア272,273およびカム駆動ギア241から構成される。減速ギア272,273は、それぞれ、大径歯車および小径歯車から構成される。大径歯車は、小径歯車よりも歯数が多いものとする。
モータギア271は、減速ギア272の大径歯車と噛合している。減速ギア272の小径歯車は、減速ギア273の大径歯車と噛合している。減速ギア273の小径歯車は、カム駆動ギア241と噛合している。
この構成では、モータ270の回転速度を減速させることで、カム240を安定して回転させることができる。また、モータ270が駆動していない状態(ニュートラル)でも、カム240を所定の回転角度で保持することができる。
カム240およびカム駆動ギア241は、軸242に嵌合している。軸242には、さらにスリット板281が嵌合している。そして、スリット板281を挟むようにフォトセンサ280が配されている。
この構成では、フォトセンサ280は、スリット板281の回転角度を検出することができる。したがって、CPU250は、フォトセンサ280からの検出信号に基づいて、カム240の回転量を制御する。
図6は、本発明の別の実施形態に係る画像読取装置200の構成を示す正面図である。
画像読取装置200は、カム240に向けて原稿読取部220を付勢する圧縮バネ290(付勢部)をさらに備えると好ましい。
この構成では、カム240の回転量に基づいて原稿読取部220を安定して回動させることができる。
図7は、本発明の実施形態に係る画像読取装置200のCPU250による制御内容を示すフローチャートである。
このフローチャートは、画像読取装置200に電源が供給されている状態において適用される。
CPU250は、原稿給紙トレイに原稿が載置されるまで待機する(S10のN)。CPU250は、原稿給紙トレイに原稿が載置されたと判断すると(S10のY)、操作部260において両面読取モードが選択されたか否かを判断する(S20)。
CPU250は、操作部260において両面読取モードが選択されていない、すなわち、片面読取モードが選択されたと判断すると(S20のN)、原稿の片面を読み取って(S30)、本実施形態の制御を終了する。CPU250は、操作部260において両面読取モードが選択されたと判断すると(S20のY)、原稿読取位置に対応する読取ガラス210の状態を検出する(S40)。
CPU250は、読取ガラス210に汚れがないと判断すると(S50のN)、原稿の両面を読み取って(S30)、本実施形態の制御を終了する。CPU250は、読取ガラス210に汚れがあると判断すると(S50のY)、カム240を微小角度だけ回転させる(S60)。
CPU250は、未だ所定角度カム240を回転させていない、すなわち、読取ガラス210における全ての原稿読取位置の状態を検出していないと判断すると(S70のN)、S40の制御に戻る。CPU250は、所定角度カム240を回転させた、すなわち、読取ガラス210における全ての原稿読取位置の状態を検出したと判断すると(S70のY)、清掃指示を報知して(S80)、本実施形態の制御を終了する。
この構成では、CPU250は、両面読取モードが選択された場合にのみ第1制御を実行するため、片面読取モードが選択された場合のように読取ガラス210の状態が関係ないときには読取ガラス210の状態を検出しないので、余計な動作を必要としない。
図8は、本発明の別の実施形態に係る画像読取装置200のCPU250による制御内容を示すフローチャートである。
このフローチャートは、画像読取装置200において原稿読取モードが実行されている状態において適用される。
CPU250は、原稿読取モードが終了するまで待機する(S110のN)。CPU250は、原稿読取モードが終了したと判断すると(S110のY)、原稿読取位置に対応する読取ガラス210の状態を検出する(S120)。
CPU250は、読取ガラス210に汚れがないと判断すると(S130のN)、本実施形態の制御を終了する。CPU250は、読取ガラス210に汚れがあると判断すると(S130のY)、カム240を微小角度だけ回転させる(S140)。
CPU250は、未だ所定角度カム240を回転させていない、すなわち、読取ガラス210における全ての原稿読取位置の状態を検出していないと判断すると(S150のN)、S120の制御に戻る。CPU250は、所定角度カム240を回転させた、すなわち、読取ガラス210における全ての原稿読取位置の状態を検出したと判断すると(S150のY)、清掃指示を報知して(S160)、本実施形態の制御を終了する。
この構成では、CPU250は、原稿読取モードが終了した時にのみ第1制御を実行するため、次回に原稿読取モードを実行する場合に、ファーストコピータイムが遅くなることがなく、迅速に原稿の読み取りを開始することができる。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100−画像形成装置
110−画像形成部
200−画像読取装置
210−読取ガラス
220−原稿読取部
221−作用点
230−回動支持部
231−光軸の延長線
240−カム
250−CPU
290−圧縮バネ

Claims (8)

  1. 原稿読取モードとして片面読取モードおよび両面読取モードを備える画像読取装置であって、
    前記画像読取装置内の搬送路の一部に配される読取ガラスと、
    前記読取ガラスを介して搬送される原稿を読み取る原稿読取部と、
    前記原稿読取部を回動可能に支持する回動支持部と、
    前記回動支持部を中心に前記原稿読取部を回動させる回動駆動部と、
    前記回動駆動部の駆動量を制御する制御部と、
    前記回動駆動部の駆動量と原稿の読み取りを開始するタイミングとの関係を記憶している記憶部と、
    を備え、
    前記原稿読取部は、前記回動支持部を中心に回動することで、前記読取ガラスの複数の位置で原稿を読み取り可能であり、
    前記制御部は、前記原稿読取部によって前記読取ガラスの汚れを検出すると、前記回動駆動部を駆動して前記読取ガラスに対する原稿読取位置を変更する第1制御を実行し、前記記憶部の記憶内容を参照して、前記回動駆動部の駆動量に応じた所定のタイミングで原稿の読み取りを開始する画像読取装置。
  2. 前記回動支持部は、原稿で反射して前記読取ガラスを通過する光軸の延長線上に配される
    請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記原稿読取部は、前記回動駆動部と当接する作用点を有する
    請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記原稿読取部の作用点は、前記回動支持部の軸方向に直交する方向において前記回動支持部から最も離れた位置に存する
    請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記回動駆動部に向けて前記原稿読取部を付勢する付勢部
    をさらに備える請求項3または4に記載の画像読取装置。
  6. 前記制御部は、両面読取モードが選択された場合にのみ前記第1制御を実行する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像読取装置
  7. 前記制御部は、原稿読取モードが終了した時にのみ前記第1制御を実行する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置で読み取った画像データを用紙上に画像形成する画像形成部と、
    を備える画像形成装置。
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