JP4839514B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷却装置の冷却効率を向上を図る燃料電池システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、水素と酸素(空気)との化学反応を利用して発電を行う燃料電池を備えた燃料電池システムが知られている。燃料電池では、発電時の化学反応により水分および熱が発生する。燃料は発電効率のため定温(80℃程度)に維持する必要があり、発電時に発生する熱のほとんどを、水等の熱媒体を介してラジエータ(空冷式の冷却装置)により大気に放出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、燃料電池システムでは内燃機関に比較して発熱量が小さく、冷却水温度と外気温度との気水温度差が50%程度低下するため、ラジエータによる冷却には不利である。そこで、ラジエータの冷却性能を確保するためにはラジエータの性能を向上させる必要がある。一般的なラジエータの性能は、ラジエータ自身の体格およびファンの送風量によってほぼ決定する。このため、通常ラジエータ能力を向上させるには、ラジエータの体格を大きくするか、あるいはファンの送風量を増大させる必要がある。
【0004】
ところが、燃料電池を例えば車両の駆動電源として適用する場合には、車両に搭載可能な空間サイズは限定されるためラジエータ小型化の要求があり、ラジエータの体格を大きくすることは困難である。さらにファン能力を増大させるためには大電力が必要であるといった問題がある。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑み、冷却装置の冷却性能を向上させ、冷却装置の小型化を図ることが可能な燃料電池システムを提供すること目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
燃料電池は通常、電解質膜が一対の電極で挟まれたセルが多数組み合わされて構成されており、発電の際には、水素と酸素との化学反応のために電解質膜を常に水分を含んだ状態にしておく必要がある。そこで、従来の燃料電池システムでは、発電時に発生する水分の一部を、加湿器を介して燃料電池に供給される空気あるいは水素を加湿して電解質膜の加湿に利用するものが提案されており、残りの水分は系外に排出される。
【0007】
本発明者らは燃料電池にて発電後、余剰となって系外に排出される水分が存在することに着目し、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、水素と酸素とを化学反応させて電力を得る燃料電池(1)と、燃料電池(1)の外部に配置され、該燃料電池(1)内に冷却媒体を循環させる熱媒体流路(6)と、該熱媒体流路(6)に介在されて冷却媒体の熱を大気に放熱させて該冷却媒体を冷却するラジエータ(4)、および該ラジエータ(4)に送風するファン(5)により構成される冷却装置と、燃料電池外部に配置されており、燃料電池内部の化学反応により発生した水分と水蒸気とが導入されて該水蒸気が分離されて水が貯留される気液分離器(10)とを備え、気液分離器(10)内に貯留された水はウォータポンプ(12)の作動により散布用通路(11)を介してラジエータ(4)に送風される送風空気中に散布されるように構成されていることを特徴としている。
【0008】
このような構成により、燃料電池(1)で発電時に発生する水分を最大限に有効利用して、ラジエータ(4)での放熱量を増大させ、ラジエータ(4)の冷却性能を向上させることができる。これにより、従来のようにラジエータ(4)を空冷だけで冷却を行う場合より、ラジエータ(4)に必要とされる冷却能力を低減できる。従って、大電力を必要とすることなくラジエータ(4)の冷却性能を確保しつつ、ラジエータ(4)を小型化することが可能となり、燃料電池システム全体の効率を向上させることができる。
【0010】
また、請求項に記載の発明では、燃料電池(1)の出口側の冷却媒体の温度が所定温度以上の場合には、ウォータポンプ(12)を作動させて気液分離器(10)内に貯留された水を散布用通路(11)を介してラジエータ(4)に送風される送風空気中に散布することを特徴としている。
【0011】
これにより、燃料電池(1)の冷却の必要性に応じて適切に冷却を行うことができる
【0025】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を適用した第1実施形態を図1に基づいて説明する。本実施形態の燃料電池システムは、燃料電池を電源として走行する電気自動車(燃料電池車両)に適用したものである。
【0027】
図1に示すように、本実施形態の燃料電池システムは、水素と酸素との化学反応を利用して電力を発生する燃料電池(FCスタック)1を備えている。本実施形態の燃料電池1は固体高分子電解質型燃料電池を用いており、電解質膜が一対の電極で挟まれたセルが多数組み合わされて構成されている。この燃料電池1は、走行用電動モータやバッテリ等の電気機器(図示せず)に電力を供給するものである。
【0028】
燃料電池1には、空気通路2を介して空気(酸素)が供給され、水素通路3を介して水素が供給されるように構成されている。発電時の化学反応のために電解質膜を水分を含んだ状態にしておく必要があるため、本実施形態では、図示しない加湿器等により予め加湿された空気が燃料電池1に供給され、燃料電池1内の電解質が加湿されるように構成されている。
【0029】
燃料電池1では、発電の際の化学反応により水分および熱が発生する。燃料電池1は発電効率のために運転中一定温度(例えば80℃程度)に維持する必要があり、燃料電池システムには燃料電池1で発生した熱を系外に放出するための冷却装置としてのラジエータ4が設けられている。燃料電池1を通過した熱媒体(例えば冷却水等の流体)は熱媒体流路6を介してラジエータ4に循環し、ここで外気(大気)と熱交換され冷却される。ラジエータ4はファン5を備えており、これにより送風が行われラジエータ4の熱交換を補助する。
【0030】
熱媒体流路6には、冷却水の冷却が不要な場合にラジエータ4をバイパスさせるバイパス流路6aが設けられている。この冷却水のバイパス流路6aへの切り替えは、三方切替弁7により行われる。また、熱媒体流路6には、冷却水を循環させるためのウォータポンプ8が設けられている。熱媒体流路6における燃料電池1出口側には、冷却水温度を検出する温度センサ9が設けられている。
【0031】
燃料電池1にて発電の際に発生した水分は、燃料電池1から空気に含まれた状態で空気通路2を介して排出される。そこで、本実施形態の燃料電池システムには、空気通路2における燃料電池1の下流側に、発電の際に発生した水分を水蒸気および水に分離する気液分離器10が設けられている。気液分離器10で分離された水蒸気は系外に排出される。気液分離器10で分離された水は、凝縮により温度が下げられた状態で気液分離器10内に一旦貯えられ、その後、散布用流路11を介してラジエータ4に散布(供給)される。散布用通路11には、水を散布用通路11に供給するためのウォータポンプ12と、散布用通路11を流れる水の流量を制御するための散布用弁13が設けられている。
【0032】
本実施形態の燃料電池システムは、燃料電池1の出力に基づいて燃料電池1の冷却制御を行う制御装置14を備えている。燃料電池1の出力変化に伴い燃料電池1の発熱量が変化するので、本実施形態では燃料電池1の出力として、燃料電池1の温度(発熱量)に対応した冷却水の燃料電池1出口温度を用いている。従って制御装置14は、温度センサ9からの温度信号に基づいて三方切替弁7、ウォータポンプ12、散布用弁13の制御を行う。これにより、熱媒体流路6において冷却水がバイパス流路6aに流れる量や気液分離器10に貯蔵された水のラジエータ4への散布量を調整する。
【0033】
以下、本実施形態の燃料電池システムの作動を図1、図2に基づいて説明する。まず、図示しない加熱手段により燃料電池1を発電可能温度まで加熱した後、水素、空気の供給を開始する。これにより燃料電池1では発電が開始される。この発電時の化学反応により燃料電池1では水分と熱が発生する。水分は空気通路2を介して空気に含まれた状態で燃料電池1から排出された後、気液分離器10で水蒸気と水に分離される。水蒸気は系外に排出され、水は気液分離器10で貯蔵される。燃料電池1で発生した熱は、以下の冷却制御により大気中に放出される。
【0034】
次に、制御装置14による燃料電池システムの冷却制御について図2のフローチャートに基づいて説明する。まず、車両が停止しているか否か判定する(S100)。車両が停止している場合には、燃料電池1の冷却は不要であり終了する(S110)。車両が停止していない場合には、燃料電池1の冷却が必要か否かを判定する(S120)。具体的には、制御装置14において、温度センサ9で検出した冷却水温度Twが、冷却の必要な所定温度Ts(例えば90℃)以上であるか否かを判定する。冷却が不要であれば(Tw<Ts)、制御装置14からの信号によって、冷却水が熱媒体流路6中バイパス通路6aを流れるように三方弁7が切り替えられ(図1中矢印A)、冷却水はラジエータ4をバイパスする(S130)。
【0035】
一方、冷却が必要であれば(Tw>Ts)、冷却水がラジエータ4に流れるように三方弁7が切り替えられ(図1中矢印B)、ラジエータ4による冷却水の冷却が行われる(S140)。ここで、燃料電池1の冷却がさらに必要か否か判定する(S150)。ここではラジエータ4のよる冷却のみで充分な冷却が得られるか否かを判定する。
【0036】
冷却が必要であると判定された場合(Tw>Ts)、すなわちラジエータ4のみによる冷却では不充分と判定された場合には、気液分離器10に貯蔵された水がラジエータ4に散布される(S160)。具体的には、制御装置14では温度センサ9からの温度信号により必要散布量を算出し、これに基づいてウォータポンプ12および散布用弁13を作動させ、これによりラジエータ4への散布(供給)が行われる。これにより、散布された水の蒸発潜熱(吸熱)によってラジエータ4の放熱能力を向上させ、効果的に冷却水の温度を低下させる。
【0037】
このとき、気液分離器10に貯蔵されている水は凝縮により低温状態で生成されており、このような低温の水をラジエータ4に散布することで冷却水との温度差が広がり、効果的に冷却水の冷却を行うことができる。また、気液分離器10内に水を貯蔵しておくことで、冷却のため緊急に大量の水が必要な場合でも対応できる。
【0038】
また、気液分離器10に貯蔵された水を散布用通路11を介してラジエータ4に散布する際、水がラジエータ4にて蒸発することにより蒸発潜熱によりラジエータ4の放熱能力を向上させ、効果的に冷却水の温度を低下させればよく、水滴状態でラジエータ4本体に散布する場合、あるいは霧状にしてラジエータ4本体に散布(噴霧)する場合等、種々の散布方法を用いることができる。さらに、水をラジエータ4本体に直接散布するのではなく、ノズルやインジェクタ等によりラジエータ4に送風される空気中に散布して、送風空気を冷却してもよい。この場合には、冷却された空気がラジエータ4に送風され、ラジエータ4の放熱効率が向上する。
【0039】
このように本実施形態の燃料装置システムでは、燃料電池1の出力に応じて、すなわち燃料電池1の冷却の必要性に応じて(1)ラジエータ4を使用しない場合、(2)ラジエータ4が空冷のみで冷却を行う場合、(3)ラジエータ4が空冷と水の蒸発潜熱による冷却を行う場合のいずれかに切り替える制御が可能となっている。
【0040】
以上、本実施形態の燃料電池システムによれば、燃料電池1で発電時に発生する水分をラジエータ4に散布することで、発電時に発生する水分を最大限に有効利用して、ラジエータ4での放熱量を増大できる。これにより、従来のようにラジエータ4を空冷だけで冷却を行う場合より、ラジエータ4に必要とされる冷却能力を低減できる。従って、大電力を必要とすることなくラジエータ4の冷却性能を確保しつつ、ラジエータ4を小型化することが可能となり、燃料電池システム全体の効率を向上させることができる。
【0041】
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態の燃料電池システムを図3に基づいて説明する。本第2実施形態の燃料電池システムは、上記第1実施形態に比較して、空気通路2に全熱交換器15と、全熱交換器15に空気を供給するポンプ16が追加されたものである。上記第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
【0042】
図3に示すように、本第2実施形態の燃料電池システムでは、空気通路2に全熱交換器15が設けられている。空気通路2は、燃料電池1の上流側および下流側において全熱交換器15を通過するように構成されている。
【0043】
燃料電池1で発電時に発生した水分は、気液分離器10にて水蒸気と水に分離され、水は上記第1実施形態と同様に散布によるラジエータ4の冷却に利用される。一方、気液分離器10にて分離された水蒸気は、空気通路2を介して全熱交換器15に流れ、ここで燃料電池1に供給される空気の加湿に利用される。このとき、全熱交換器15では、供給空気の温度を若干高くすることにより、水蒸気を多く含むことができるようにしている。加湿された空気が燃料電池1に供給されることにより、燃料電池1内の電解質を加湿することができる。
【0044】
以上、本第2実施形態の燃料電池システムの構成によれば、燃料電池1にて発電時に発生した水分を気液分離器10で水蒸気と水に分離した後、上記第1実施形態のように水をラジエータ4の冷却に用い、さらに水蒸気を供給空気の加湿に用いる。従って、本第2実施形態では、燃料電池1で生成される水分をより効果的に利用することができる。
【0045】
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を図4、図5に基づいて説明する。本第3実施形態の燃料電池システムは、燃料電池にて発電時に発生する水分を、燃料電池の冷却に用いられるラジエータに加えて、車室内の空調に用いられるコンデンサの冷却にも用いている。本第3実施形態の燃料電池システムは、燃料電池を電源として走行する電気自動車(燃料電池車両)に適用したものである。
【0046】
図4は、本第3実施形態の燃料電池システムの全体構成を示している。図4に示すように、本第3実施形態の燃料電池システムは、水素と酸素との化学反応を利用して電力を発生する燃料電池(FCスタック)21を備えている。燃料電池21には、空気通路22を介して空気(酸素)が供給され、水素通路23を介して水素が供給される。
【0047】
燃料電池システムには、燃料電池21を冷却するためのラジエータ24が設けられている。ラジエータ24は送風冷却用ファン25を備えており、ファン25の周囲はファンシュラウド26が設けられている。燃料電池21には熱媒体流路27を介して熱媒体(例えば冷却水等の流体)が循環する。熱媒体流路27には、冷却水を循環させるためのウォータポンプ28が設けられている。
【0048】
さらに、本第3実施形態の燃料電池システムは、車室内の空調装置(エアコンディショナ)に用いられる冷凍サイクル装置を備えている。冷凍サイクル装置は、冷媒が循環する冷媒通路、冷媒の圧縮吐出を行うコンプレッサ、コンプレッサから吐出された高圧冷媒を凝縮するコンデンサ、コンデンサで凝縮した冷媒を減圧する減圧装置、減圧装置で減圧した低圧冷媒を蒸発させるエバポレータ等よりなる周知の冷凍サイクルから構成されている。コンデンサ29は、高温高圧の冷媒ガスの熱を大気中に放出して、冷媒ガスを凝縮液化させるための高圧側熱交換器である。なお、冷凍サイクル装置は、コンデンサ29を除いて図示を省略している。
【0049】
空気通路22における燃料電池21の下流側には、発電の際に発生して空気に含まれた状態で排出される生成水を、水蒸気および水に分離する気液分離器30が設けられている。気液分離器30で分離された水蒸気は系外に排出され、分離された水は気液分離器30内に貯えられる。気液分離器30内に貯蔵された水は、燃料電池21内への水分補給と、ラジエータ24およびコンデンサ29の冷却に用いられる。
【0050】
気液分離器30に貯蔵された生成水は、加湿用通路31を介して空気通路22および水素通路23に供給される。これにより、予め加湿された空気および水素が燃料電池21に供給され、燃料電池21内の電解質が加湿される。
【0051】
また、気液分離器30に貯蔵された生成水は、散布用通路32、33を介してノズル36、37よりラジエータ24およびコンデンサ29に散布(供給)される。ノズル36、37は、ラジエータ24等の風上(車両前方側)に配置されている。散布された水の蒸発潜熱により、ラジエータ24およびコンデンサ29は冷却される。散布用通路32、33には、水をラジエータ24等に供給するためのウォータポンプ34、35が設けられている。
【0052】
本第3実施形態の燃料電池システムは、各種制御を行う図示しない制御装置を備えている。制御装置は、燃料電池21に循環する冷却水の温度、ラジエータファン作動状態、冷凍サイクル装置作動状態等に基づいて、ラジエータ24あるいはコンデンサ29に対する水分の散布を制御する。
【0053】
次に、本第3実施形態における気液分離器30に分離貯蔵された燃料電池20の生成水の利用方法について、図5のフローチャートに基づいて説明する。
【0054】
まず、冷却水の温度Twを読み込む(ステップS200)。次に、冷却水温度Twが目標温度Taを超えているか否かを判定する(ステップS210)。この結果、Tw>Taである場合には、ラジエータ用ポンプ34を作動させ、ラジエータ24に生成水を散布(噴射)する(ステップS220)。散布された水の蒸発潜熱によりラジエータ24の温度を低下させることができ、ラジエータ24の冷却能力を向上させることができる。
【0055】
冷却水温度Twが目標温度Taを超えていない場合には、空調装置が作動しているか否か、すなわち冷凍サイクル装置が作動しているか否かを判定する(ステップS230)。この結果、空調装置が作動している場合には、コンデンサ用ポンプ35を作動させ、コンデンサ29に生成水を散布する(ステップS240)。散布された水の蒸発潜熱によりコンデンサ29の温度を低下させることができ、冷凍サイクルの高圧側の冷媒ガス圧力を低下させることができる。これにより、冷凍サイクルの効率(COP)を向上させることができ、コンプレッサ消費動力を低減させることができ、車両燃費を向上させることができる。これは、エアコンのクールダウン時や夏期等の渋滞走行等のような冷凍サイクルの高圧側冷媒ガス圧力が上昇する条件において、特に有効である。
【0056】
空調装置が作動していない場合には、ラジエータファン25が作動しているか否かを判定する(ステップS250)。この結果、ファン25が作動している場合には、ラジエータ用ポンプ34を作動させ、ラジエータ24に生成水を散布する(ステップS260)。これにより、ラジエータ24の冷却能力を向上させることができるため、ファン25の稼働率を低下させることができ、ファン消費電力を低減させることができる。
【0057】
次に、運転者によるキーオフ操作の有無を検出し、燃料電池20を停止させるか否かを判定する(ステップS270)。この結果、燃料電池20を停止させる場合には本制御を終了し、停止させない場合には上記ステップS200に戻り、上記の各ステップを繰り返し行う。
【0058】
以上、本第3実施形態によれば、ラジエータ24およびコンデンサ29の冷却能力を向上させることができる。これにより、ラジエータ24の冷却能力向上と同時に補機類の消費電力が低減し、車両の燃費を向上させることができる。また、本第3実施形態では、車両走行に必要な燃料電池21の冷却装置であるラジエータを優先的に冷却することで、車両走行能力を確保している。
【0059】
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図6に基づいて説明する。本第4実施形態は、上記第3実施形態に比較して、燃料電池の生成水に加えて車内用空調装置で発生する生成水(凝縮水)を回収する点が異なるものである。上記第3実施形態と同様の部分は同一の符号を付して説明を省略する。
【0060】
図6は本第4実施形態の燃料電池システムの概略構成を示している。図6に示すように、本第4実施形態では、冷凍サイクルのエバポレータ38の下方に、エバポレータ38にて発生する凝縮水を回収するための凝縮水回収トレイ39が設けられている。凝縮水回収トレイ39は、凝縮水回収配管40により気液分離器30に接続されている。
【0061】
エバポレータ38は、冷凍サイクルの減圧装置で低温低圧の状態となった液冷媒を蒸発させることで、エバポレータ38を通過して車室内に送風される空気を冷却する。このとき、空気が露点温度以下に冷却されることで、空気中の水分が凝縮してエバポレータ38の表面に凝縮水が生成する。この凝縮水は、凝縮水回収トレイ39にて回収され、凝縮水回収配管40を介して気液分離器30に貯蔵される。
【0062】
このような構成により、燃料電池21の生成水に加えて、空調装置の作動に伴って発生する生成水を回収することができ、ラジエータ24あるいはコンデンサ29に散布して、これらの冷却に利用することができる。
【0063】
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について図7に基づいて説明する。本第5実施形態は、上記第3実施形態に比較して、気液分離器30に貯蔵された生成水の散布方式が異なるものである。上記第3実施形態と同様の部分は同一の符号を付して説明を省略する。
【0064】
図7は本第5実施形態の燃料電池システムの全体構成を示している。図7に示すように、気液分離器30に貯蔵された生成水は、1本の散布用通路32を介してノズル36、37に供給される。散布用通路32には、流路内の圧力を調整するプレッシャレギュレータ41が設けられている。また、それぞれのノズル36、37には、図示しない制御部によって開閉制御される弁が設けられている。
【0065】
本第5実施形態の燃料電池システムでは、以下のように気液分離器30に貯蔵された生成水がラジエータ等に散布される。
【0066】
まず、ウォータポンプ34によって気液分離器30内の生成水がノズル36、37に圧送される。このとき、プレッシャレギュレータ41にて水圧が調整される。そして、ラジエータ24あるいはコンデンサ29に対して水の噴射が必要なときに、ノズル36、37に設けられた弁が開けられ水が噴射(散布)される。
【0067】
本第5実施形態の構成によれば、ノズル36、37に設けられた弁の開閉により水の噴射制御をするので、応答性を向上させることができる。従って、例えばデューティ比制御により水の噴射制御を行う場合に適している。
【0068】
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態について図8に基づいて説明する。本第6実施形態は、上記第3実施形態に比較して、液器分離器の構成が異なるものである。上記第3実施形態と同様の部分は同一の符号を付して説明を省略する。
【0069】
図8は本第6実施形態の気液分離器42の拡大断面を示している。気液分離器42には、燃料電池20から排出された排ガスが流入・流出する空気通路22が接続されている。また、気液分離器42において水分が貯蔵される下方側には、気液分離器42に貯蔵された水を、空気通路22等に供給する加湿用通路31と、ラジエータ24等に供給する散布用通路32、33とが接続されている。散布用通路32、33は、加湿用通路31に比較して高い位置に接続されている。散布用通路32、33が接続されている水面レベルが、加湿用貯蔵水レベル42aとなる。
【0070】
気液分離器42には、燃料電池21より生成水を含んだ排気空気が流入し、排気空気より分離された水分が下方に溜まり貯蔵される。この貯蔵された水は、燃料電池21に供給される空気および水素の加湿と、ラジエータ24等への噴射に用いられる。このとき、散布用通路32、33は加湿用通路31より高い位置に接続されているので、加湿用貯蔵水レベル42aより下に存在する水は、ラジエータ24等への噴射には使用することができない。これにより、より優先順位の高い空気等の加湿用に、常に水を確保しておくことができる。
【0071】
(他の実施形態)
なお、上記第1、第2実施形態では、燃料電池1の出力に対応する冷却水温度Tw(間接的な燃料電池温度)に基づいて制御装置14による冷却制御を行ったが、これに限らず、例えば燃料電池1の発電量に基づいて冷却制御を行うこともできる。
【0072】
また、上記第1、第2実施形態では、空気通路2の燃料電池1下流側に気液分離器10を設け、気液分離器10にて分離貯蔵された水をラジエータ4の冷却に用いたが、気液分離器10を省略して、燃料電池1から排出される水分を含んだ空気を直接ラジエータ4に散布(供給)するように構成してもよい。このような構成によっても、上記実施形態と同様に、燃料電池1で発生した水の蒸発潜熱を利用してラジエータ4の放熱効率を向上させ、効果的に冷却水の温度を低下させることができる。また、この場合には、燃料電池システム全体の構成を簡素化できる。
【0073】
また、上記第3〜第6実施形態では、ラジエータ24あるいはコンデンサ29に生成水を散布するのにノズル36、37を用いたが、これに限らず、噴射する機構を備えていれば任意の装置を用いることができる。
【0074】
また、上記第3〜第6実施形態では、冷凍サイクルの高圧側の熱交換器としてコンデンサ29を用いているが、これに限らず、例えばガスクーラ等を用いてもよい。
【0075】
また、上記第3〜第6実施形態では、ラジエータ24およびコンデンサ29の双方に燃料電池21の生成水を散布するように構成しているが、これに限らず、いずれか一方にのみ散布するように構成してもよい。
【0076】
また、上記第3〜第6実施形態では、優先的にラジエータ24に生成水を散布し、ラジエータ24の冷却能力に余裕がある場合にコンデンサ29に生成水を散布する構成としたが、これに限らず、生成水の量に余裕がある場合には、ラジエータ24およびコンデンサ29の双方に同時に生成水を散布するように構成してもよい。
【0077】
また、上記各実施形態では、空気通路にのみ気液分離器を設けたが、これに限らず、水素通路の燃料電池下流側においても同様の気液分離器を設け、燃料電池から排出される排ガスからも水分を回収するように構成してもよい。あるいは、単一の気液分離器に空気通路側の排気と水素通路側の排気を導くように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
【図2】図1の燃料電池システムの作動を示すフローチャートである。
【図3】第2実施形態の燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
【図4】第3実施形態の燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
【図5】第3実施形態の燃料電池システムの作動を示すフローチャートである。
【図6】第4実施形態の燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
【図7】第5実施形態の燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
【図8】第6実施形態の燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1、21…燃料電池、2、22…空気通路、3、33…水素通路、4、24…冷却装置(ラジエータ)、6、27…熱媒体流路、9…温度センサ、10、30、42…気液分離器、14…制御装置、29…コンデンサ。

Claims (2)

  1. 水素と酸素とを化学反応させて電力を得る燃料電池(1)と、
    前記燃料電池(1)の外部に配置され、該燃料電池(1)内に冷却媒体を循環させる熱媒体流路(6)と、
    該熱媒体流路(6)に介在されて前記冷却媒体の熱を大気に放熱させて該冷却媒体を冷却するラジエータ(4)、および該ラジエータ(4)に送風するファン(5)により構成される冷却装置と、
    前記燃料電池外部に配置されており、前記燃料電池内部の前記化学反応により発生した水分と水蒸気とが導入されて該水蒸気が分離されて水が貯留される気液分離器(10)とを備え、
    前記気液分離器(10)内に貯留された水はウォータポンプ(12)の作動により散布用通路(11)を介して前記ラジエータ(4)に送風される送風空気中に散布されるように構成されていることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記燃料電池(1)の出口側の前記冷却媒体の温度が所定温度以上の場合には、前記ウォータポンプ(12)を作動させて前記気液分離器(10)内に貯留された水を前記散布用通路(11)を介して前記ラジエータ(4)に送風される送風空気中に散布することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
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