JPS5834690B2 - 重ね板ばね装置 - Google Patents
重ね板ばね装置Info
- Publication number
- JPS5834690B2 JPS5834690B2 JP2237781A JP2237781A JPS5834690B2 JP S5834690 B2 JPS5834690 B2 JP S5834690B2 JP 2237781 A JP2237781 A JP 2237781A JP 2237781 A JP2237781 A JP 2237781A JP S5834690 B2 JPS5834690 B2 JP S5834690B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leaf spring
- load
- main
- main leaf
- auxiliary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/02—Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
- F16F1/18—Leaf springs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Springs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は重ね板ばね装置に関し、特に主板ばねおよびこ
れより短かい補助板ばねを有する重ね板ばね装置に関す
る。
れより短かい補助板ばねを有する重ね板ばね装置に関す
る。
主板ばねおよびこれと等長の補助板ばねを備え、主板ば
ねの負荷点に加えられる荷重が所定値を超えたとき両板
ばねが相互に当接することにより、上記所定荷重におい
て荷重特性が折線状に変化するようにした、いわゆる2
段特性を有する重ね板ばね装置は従来から知られている
。
ねの負荷点に加えられる荷重が所定値を超えたとき両板
ばねが相互に当接することにより、上記所定荷重におい
て荷重特性が折線状に変化するようにした、いわゆる2
段特性を有する重ね板ばね装置は従来から知られている
。
このような従来装置においては補助板ばねが主板ばねと
等長であるから重量が大であり、これを改善するため補
助板ばねを短かくしようとしても、この場合における主
板ばねの応力分布を均等化させ得るような手段は未だ確
立されていない。
等長であるから重量が大であり、これを改善するため補
助板ばねを短かくしようとしても、この場合における主
板ばねの応力分布を均等化させ得るような手段は未だ確
立されていない。
本発明は上記事情のもとになされたもので、その目的と
するところは、補助板ばねを主板はねよりも短かく設定
して重量を軽減するとともに、主板ばねを応力分布が均
等となるように形成した重ね板はね装置を提供すること
にある。
するところは、補助板ばねを主板はねよりも短かく設定
して重量を軽減するとともに、主板ばねを応力分布が均
等となるように形成した重ね板はね装置を提供すること
にある。
以下、本発明につき図面を参照しながら説明する。
第1図において有効長がLの主板ばね1と、有効長がt
の補助板ばね2とは相互に厚さ方向に重合され、それぞ
れの基部3および4が取付けられた支持手段5を介して
各長手方向両側(図は各−側のみを示す)が片持梁状に
支持されている。
の補助板ばね2とは相互に厚さ方向に重合され、それぞ
れの基部3および4が取付けられた支持手段5を介して
各長手方向両側(図は各−側のみを示す)が片持梁状に
支持されている。
主板ばね1および補助板ばね2は、それぞれの長手方向
中央6から負荷点7および8までの長さり。
中央6から負荷点7および8までの長さり。
および1.が0,3≦(、g、/L、)≦0.8の条件
を満していることが望ましい。
を満していることが望ましい。
そして、主板はね1の負荷点7に加えられる荷重P/2
を支持し、所定荷重Poに対しPくP。
を支持し、所定荷重Poに対しPくP。
の領域においては主板ばね1のみがばね動作をなすとと
もに、P≧Poの領域においては主板ばね1の肩部9が
補助板ばね2の負荷点8と当接することにより画板はね
1,2が共にばね動作をなすように構成されている。
もに、P≧Poの領域においては主板ばね1の肩部9が
補助板ばね2の負荷点8と当接することにより画板はね
1,2が共にばね動作をなすように構成されている。
いま、荷重Pが最大値Pmになったとき主板ばね1の基
部3および肩部9における応力をそれぞれσ およびσ
断面係数をそれぞれZ。
部3および肩部9における応力をそれぞれσ およびσ
断面係数をそれぞれZ。
およびC6%
Zeとし、肩部9における伝達荷重をPlとすればσ
=(P L−2P、7)/2Z ・・・(1
)Cm Cσ
。
=(P L−2P、7)/2Z ・・・(1
)Cm Cσ
。
−Pm(L−t’)/2 Z e・(2)であるから、
α=P、/Pm、β=(L−t)/Lとおいてσ。
α=P、/Pm、β=(L−t)/Lとおいてσ。
−σ8となる条件を求めると、式(1)および(2)か
ら Zo/Z8=(1−2α(1−β)〕/β ・(3
)が得られる。
ら Zo/Z8=(1−2α(1−β)〕/β ・(3
)が得られる。
主板はね1の断面が一定幅すの矩形状をなしているもの
とし、かつ肩部9および基部3における厚さがそれぞれ
t およびt。
とし、かつ肩部9および基部3における厚さがそれぞれ
t およびt。
であるとすれば、Zo= bt、7/6 、 Z o=
bte!/6であるから、これらを式(3)に代入し
て t o/l e−((1−2α(1−β)〕/β)%
・・・(4)が得られる。
bte!/6であるから、これらを式(3)に代入し
て t o/l e−((1−2α(1−β)〕/β)%
・・・(4)が得られる。
主板はね1の負荷点7から基部3方向に測った長さを又
とし、(L−、ff)≦X≦Lの領域において主板ばね
1の応力が均等となるような厚さtxを求めると、長さ
Xの位置における曲げモーメントMは Mx−(PL、n//2)X−Pl〔X−(L−t)〕
であるから、該位置における応力σ、は、断面係数をZ
xとして σx=((Pm/2)/x−R〔X−(L−7)))/
Z、 −(5)となる。
とし、(L−、ff)≦X≦Lの領域において主板ばね
1の応力が均等となるような厚さtxを求めると、長さ
Xの位置における曲げモーメントMは Mx−(PL、n//2)X−Pl〔X−(L−t)〕
であるから、該位置における応力σ、は、断面係数をZ
xとして σx=((Pm/2)/x−R〔X−(L−7)))/
Z、 −(5)となる。
Z −bt2/6としてσ、=σ。を満す条x
X 件を求めると、式(2)および(5)からtx−1e(
〔X−2α(x−L+t)”J/(L−t’))V2
・・・(6)が求められる。
X 件を求めると、式(2)および(5)からtx−1e(
〔X−2α(x−L+t)”J/(L−t’))V2
・・・(6)が求められる。
すなわち、tx−te(Cx−2(p、A餅(x L+
Z):]/(L Z)”・・(7)を満すように各部を
設定すれば(L−1’)≦X≦Lの領域においてPmに
対し均等な応力分布となる。
Z):]/(L Z)”・・(7)を満すように各部を
設定すれば(L−1’)≦X≦Lの領域においてPmに
対し均等な応力分布となる。
また、0≦X≦(L−4)の領域において均等な応力分
布となるためには tx = te (x/(L 、ff) )%とすれば
よい。
布となるためには tx = te (x/(L 、ff) )%とすれば
よい。
第1表および第2表に、上述のようにして横取された本
発明の一実施例A(第2図)と、これとほぼ同等なはね
定数を有する従来装置B(図示略)との寸法諸元および
特性諸元を比較して示す。
発明の一実施例A(第2図)と、これとほぼ同等なはね
定数を有する従来装置B(図示略)との寸法諸元および
特性諸元を比較して示す。
第2表かられかるように、上記実施例においては応力分
布を均等化させたことにより、従来装置に比し重量が約
8%軽減されるとともに最大応力も主板はねにおいて約
2係、補助板はねにおいて約6係、それぞれ軽減されて
いる。
布を均等化させたことにより、従来装置に比し重量が約
8%軽減されるとともに最大応力も主板はねにおいて約
2係、補助板はねにおいて約6係、それぞれ軽減されて
いる。
また、上記実施例Aにおいては主板ばね1・・・の各肩
部9・・・にそれぞれ凸部10・・・を形成したので複
数の主板ばねを重合しであるにも拘らず各肩部9・・・
における荷重伝達が確実かつ円滑に行なわれる。
部9・・・にそれぞれ凸部10・・・を形成したので複
数の主板ばねを重合しであるにも拘らず各肩部9・・・
における荷重伝達が確実かつ円滑に行なわれる。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるものではな
く、たとえば主板はねおよび補助板ばねの数はそれぞれ
任意に設定してよい。
く、たとえば主板はねおよび補助板ばねの数はそれぞれ
任意に設定してよい。
また、第3図に例示するように主板ばねの厚さ方向両側
にそれぞれ補助板はね2,11を設けるようにしてもよ
い。
にそれぞれ補助板はね2,11を設けるようにしてもよ
い。
その他、本発明の要旨とするところの範囲内において種
々な変更ないし応用が可能である。
々な変更ないし応用が可能である。
本発明は、上述したように補助板ばねの有効長tを主板
はねの有効長りより短かく設定し、かつ主板はねの負荷
点から距離Xの位置における厚さtXがO≦X≦(L−
4)の範囲においてはte (x/(L −,5) )
Mと、(L−、ff)≦X≦Lの範囲においてはte(
(x−2(PI/PmXx−L+/、) )/(L −
/、) ) ’と、それぞれほぼ相等しくなるようにし
たことを特徴とするものである。
はねの有効長りより短かく設定し、かつ主板はねの負荷
点から距離Xの位置における厚さtXがO≦X≦(L−
4)の範囲においてはte (x/(L −,5) )
Mと、(L−、ff)≦X≦Lの範囲においてはte(
(x−2(PI/PmXx−L+/、) )/(L −
/、) ) ’と、それぞれほぼ相等しくなるようにし
たことを特徴とするものである。
ただし、P、は主板ばねに最大荷重屯が加えられたとき
補助板はねに伝達される荷重、teは主板ばねの肩部の
厚さである。
補助板はねに伝達される荷重、teは主板ばねの肩部の
厚さである。
したがって、補助板ばねを短かく形成するとともに、主
板ばねを最大荷重に対し応力分布が均等となるように形
成したので、全重量を軽減し得るとともに最大応力値を
も軽減することができる。
板ばねを最大荷重に対し応力分布が均等となるように形
成したので、全重量を軽減し得るとともに最大応力値を
も軽減することができる。
第1図は本発明の基本構成を示す説明図、第2図は本発
明の一実施例を示す切欠側面図、第3図は同側の変形例
を示す切欠側面図である。 1・・・・・・主板ばね、2,11・・・・・・補助板
ばね、7゜8・・・・・・負荷点、9・・・・・・肩部
。
明の一実施例を示す切欠側面図、第3図は同側の変形例
を示す切欠側面図である。 1・・・・・・主板ばね、2,11・・・・・・補助板
ばね、7゜8・・・・・・負荷点、9・・・・・・肩部
。
Claims (1)
- 1 相互に厚さ方向に重合され所定値を超える荷重が加
えられた場合のみ共同する主板ばねおよび補助板ばねを
有し荷重特性が段階的に変化するようにしたものにおい
て、上記補助板ばねの有効長tを上記主板ばねの有効長
りより短かく設定し、かつ主板ばねに最大荷重Pmが加
えられたとき補助板ばねに伝達されるPl、補助板ばね
の負荷点と当接する主板ばねの肩部の厚さをteとした
とき、主板ばねの負荷点から距離Xの位置における厚さ
txが、O≦X≦(L−t)の範囲においてはte(x
/(L−、/、) )%と、(L−、/、)≦X≦Lの
範囲においてはte((x−2(R/I、、) (x−
L+L))/(L −t’)’rAと、それぞれほぼ相
等しくなるようにしたことを特徴とする重ね板ばね装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2237781A JPS5834690B2 (ja) | 1981-02-18 | 1981-02-18 | 重ね板ばね装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2237781A JPS5834690B2 (ja) | 1981-02-18 | 1981-02-18 | 重ね板ばね装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57137732A JPS57137732A (en) | 1982-08-25 |
JPS5834690B2 true JPS5834690B2 (ja) | 1983-07-28 |
Family
ID=12080946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2237781A Expired JPS5834690B2 (ja) | 1981-02-18 | 1981-02-18 | 重ね板ばね装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834690B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2782219B2 (ja) * | 1989-02-15 | 1998-07-30 | いすゞ自動車株式会社 | 重ね板ばね |
US5209518A (en) * | 1991-03-11 | 1993-05-11 | Detroit Steel Products Co., Inc. | Dual-stage tapered leaf spring for a trailer |
JP4839514B2 (ja) * | 2000-02-21 | 2011-12-21 | 株式会社デンソー | 燃料電池システム |
CN106650168A (zh) * | 2017-01-03 | 2017-05-10 | 山东理工大学 | 基于限位挠度的非等偏频一级渐变板簧应力强度的校核法 |
-
1981
- 1981-02-18 JP JP2237781A patent/JPS5834690B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57137732A (en) | 1982-08-25 |
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