JP4834747B2 - エレベータのドア制御装置 - Google Patents

エレベータのドア制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4834747B2
JP4834747B2 JP2009049587A JP2009049587A JP4834747B2 JP 4834747 B2 JP4834747 B2 JP 4834747B2 JP 2009049587 A JP2009049587 A JP 2009049587A JP 2009049587 A JP2009049587 A JP 2009049587A JP 4834747 B2 JP4834747 B2 JP 4834747B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
engagement
value
car
side door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009049587A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010202335A (ja
Inventor
公人 中川
昌也 古橋
裕紀 深田
大輔 山下
嘉也 斎藤
英世 黒澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2009049587A priority Critical patent/JP4834747B2/ja
Priority to CN 201010113627 priority patent/CN101823663B/zh
Publication of JP2010202335A publication Critical patent/JP2010202335A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4834747B2 publication Critical patent/JP4834747B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Description

本発明は、かご側ドア及び乗り場側ドアに装備される係合装置の各ドアの閉状態における位置関係で示される係合ギャップを測定する機能(保守点検時に必要とされる)を有するエレベータのドア制御装置に関する。
従来、エレベータドアは、昇降するかごに設けられたかご側ドアと各階に設置される乗り場側ドアとによる2重構造となっており、各ドアのそれぞれには係合装置が設けられている。これらの係合装置は、かご側ドア及び乗り場側ドアを連動させ、円滑に開閉するために必要なもので、昇降時には各ドアが閉状態となってその状態で互いに非接触となるような構造を有している。
エレベータドアにおいて、かご側ドアが昇降して目的の階に到達して乗り場側ドアと重なる位置になった閉状態から開動作へ移行するとき、ドアモータを取り付けたかご側ドアの動力が係合装置を介して乗り場側ドアに伝達されることにより、開状態となる。なお、係合装置は各ドアのそれぞれ片側に設けられるのが一般的であり、これらに突き合わされる相手側の各ドアは係合装置が設けられている方の各ドアの動作に応じて連動するようになっている。
かご側ドアが乗り場側ドアと重なる位置にある各ドアの閉状態の場合、各係合装置はかご側ドアの係合装置の係合部間に乗り場側ドアの係合装置の係合部が挟まれるような位置の非接触関係で配置されている。
ドアモータによりかご側ドアを閉状態から開動作へ移行したときには、各ドアの突き合わせ位置である中央位置に近い側のかご側ドアの係合装置の係合部が同様に中央位置に近い側の乗り場側ドアの係合装置の係合部に接触(衝突)して係合し、その状態で動力が伝達され続けた乗り場側ドアの係合装置の係合部がスライドしてもう一方の隣接する係合部に接触(衝突)し、最初にかご側ドアの係合装置の係合部に接触される乗り場側ドアの係合装置の係合部の有するロック機構のロックを押し出すように解除する。この結果、かご側ドアの係合装置の係合部及び乗り場側ドアの係合装置の係合部が当接係合状態となって乗り場側ドアを一体的に同じ開方向へ連動させる。
ドアモータによりかご側ドアを開状態から閉動作へ移行したときには、上述した場合と逆の関係となり、中央位置から遠い側のかご側ドアの係合装置の係合部が同様に中央位置から遠い側の乗り場側ドアの係合装置の係合部に接触(衝突)して係合し、その状態で動力が伝達され続けた乗り場側ドアの係合装置の係合部がスライドして中央位置に近い側のもう一方の隣接する係合部に接触(衝突)し、中央位置に近い側の乗り場側ドアの係合装置の係合部の有するロック機構を押し込むようにしてロック状態にする。この結果、かご側ドアの係合装置の係合部及び乗り場側ドアの係合装置の係合部が当接係合状態となって乗り場側ドアを一体的に同じ閉方向へ連動させる。
これらの係合装置は、取付位置精度として、各ドアの閉状態における各係合装置の位置関係を示す係合ギャップ(かご側ドアの係合装置の係合部から乗り場側ドアの係合装置の係合部までの距離)を適度な値に維持している必要があるが、設置誤差による設定位置からのずれや経年変化による形状変形が規定値外になっていると、不要な接触を起こして閉状態から開状態への動作推移時や昇降時に異音を発したり、或いは開閉動作の連動が円滑に行われなくなる要因となってしまう。このため、係合装置の取付位置については、管理業者が定期的な保守点検を行っている。係合ギャップは、一般に数ミリ程度のオーダで管理されている。
ところで、係合装置の取付位置を保守点検するとき、係合ギャップを検出(測定)する必要があるが、こうした技術についても、幾つか提案されている。例えば、かご側ドアの全閉位置スイッチの動作時から乗り場側ドアの全閉スイッチ動作時までの期間にあって、ドアモータに取り付けられたエンコーダのパルス出力を計数した値を係合ギャップとして表示制御する技術を提案したエレベータドアの係合部の取付位置検出装置(特許文献1参照)、かご側ドアの全閉位置スイッチの動作時からドア係合時(係合装置の当接係合時)のドア速度指令値とドア速度との偏差を検出するまでの期間にあって、ドアモータに取り付けられたエンコーダのパルス出力を計数した値を係合ギャップとして表示制御する技術を提案したエレベータのドア制御装置(特許文献2参照)等が挙げられる。
特開平5−221594号公報 特開2005−298191号公報
上述した特許文献1に係るエレベータドアの各係合部(各係合装置)における係合ギャップを検出(測定)する手法は、係合ギャップ検出装置の構成として、全ての階床の乗り場側ドアに全閉位置スイッチを取り付ける必要があるため、この分の部品点数が増加してエレベータ設備システム全体のコストアップを招いてしまうばかりでなく、全階床の乗り場側ドア毎の各全閉位置スイッチの取り付け精度が各係合部の係合ギャップの検出精度となるため、数多い乗り場側ドアの全閉位置スイッチの取付位置を高精度に適正な設置状態に保たなければならず、これらの全閉位置スイッチの取付位置に誤差があると、高精度に係合ギャップを測定できなくなることにより、設備自体や保守点検上において大きな手間や負担がかかってしまうという課題がある。
また、特許文献2に係る係合ギャップを検出(測定)する手法は、ドア自体の移動速度を直接検出するものであるため、ドア移動に伴う振動成分が外乱となってドア速度を示すドア速度信号に含まれて信号処理に悪影響を及ぼすことにより、高精度に検出を行うことが困難であるという課題がある。
本発明は、このような課題を解決すべくなされたもので、その技術的課題(目的)は、全閉位置検出スイッチの取付位置の誤差やドア移動の振動成分による悪影響を受けずに簡易な構成で精度良く係合ギャップを測定できるエレベータのドア制御装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
かご側ドアに設けられたドアモータの回転数をエンコーダにより計数検出した結果を示す回転計数値を用いてドア速度とドア移動距離とを算出するとともに、前記ドア速度が速度指令値に追従するようなトルク指令値を算出する演算手段、を備えたエレベータのドア制御装置であって、
前記演算手段は、
前記かご側ドアと乗り場側ドアが重なる位置での閉状態において両ドアに設けられたそれぞれの係合装置の係合ギャップを測定する場合、前記かご側ドアに設けられたドア全閉状態検出手段からの全閉状態検出信号が入力されていること、且つ前記トルク指令値として前記かご側ドアを閉動作させる方向に一定のトルク値が出力されていること、且つ前記ドア速度が零であること、をそれぞれ判断してドア全閉状態を確認し、
前記ドア全閉状態の確認後に、前記係合ギャップの測定専用の動作パターンに変更して通常運行時のドア開動作よりも遅い速度で測定専用のドア開動作させ、
前記測定専用のドア開動作に推移した場合における前記トルク指令値の変化を時間微分特性で算出し、前記かご側ドアの係合装置と前記乗り場側ドアの係合装置との接触時における前記トルク指令値の増加を前記時間微分特性の極大値で判断し、その際、前記トルク指令値の変化の仕方を、前記トルク指令値を算出するトルク指令値算出部内の制御定数を設定調整して前記トルク指令値の変化を際立たせるようにし、
前記ドア全閉状態を確認した時点から前記極大値を判断した時点までの期間における前記かご側ドアのドア移動距離を算出し、当該算出の結果を係合ギャップの測定値とする構成とする。
本発明のエレベータのドア制御装置によれば、かご側ドアの確実なドア全閉状態の確認からドア開動作に推移して各ドアの係合装置の接触時に生じるトルク指令値の増加を検出してかご側ドアの移動距離の測定により係合ギャップの測定を行っているため、各係合装置の取付位置を目視によらずシステム測定として安全に短時間で適確に保守点検することが可能となる。
また、かご側ドアにおける全閉状態を確認した上で、ドア移動を直接検出せずにドアモータへのトルク指令値の変化で各ドアの係合装置の接触タイミングを検出した期間で係合ギャップを測定するため、全閉位置スイッチの取付位置の誤差、並びにドア移動の振動成分による悪影響を受けずに簡単な構成で精度良く各係合装置の取付位置を検出することができる。さらに、係合ギャップをかご側ドアの移動距離で算出するため、各係合装置の取付位置の適正判定や調整が容易になる。
本発明の実施形態に係るエレベータのドア制御装置が制御対象とするエレベータドアの外観を乗り場側から示した概略図である。 図1に示すエレベータドアに備えられる係合装置の基本構成を上方側から示した概略図である。 図1に示すエレベータドアの開動作における係合装置の位置関係を異なる方向から対比して示した図であり、(a)は初期的な閉状態のかご側ドアの移動開始状態に関するもの、(b)はかご側ドアの移動による乗り場側ドアの係合装置への接触(衝突)状態に関するもの、(c)はかご側ドアの継続する移動により乗り場側ドアの係合装置が当接係合した連動開始状態に関するものである。 本発明の実施形態に係るエレベータのドア制御装置とその周辺構成を含めて示したブロック図である。 図4に示されるエレベータのドア制御装置に備えられる演算装置の細部構成を示したブロック図である。 (a)〜(e)は、図5で説明した演算装置における係合ギャップの測定演算に要する各信号波形を時間軸上で対比して示したタイミングチャートである。 図5で説明した演算装置における係合ギャップ測定時の動作処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係るエレベータのドア制御装置について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るエレベータのドア制御装置が制御対象とするエレベータドアの外観を乗り場側から示した概略図である。図2は、エレベータドアに備えられる係合装置4,5の基本構成を上方側から示した概略図である。図3は、エレベータドアの開動作における係合装置4,5の位置関係を異なる方向から対比して示した図であり、同図(a)は初期的な閉状態のかご側ドア1の移動開始状態に関するもの、同図(b)はかご側ドア1の移動による乗り場側ドア2の係合装置5(5A)への接触(衝突)状態に関するもの、同図(c)はかご側ドア1の継続する移動により乗り場側ドア2の係合装置5(5A,5B)が当接係合した連動開始状態に関するものである。
最初に、本実施形態に係るエレベータのドア制御装置の制御対象であるエレベータドア周辺部分について説明する。
図1を参照すれば、エレベータドアの外観は、乗り場側から観た場合、手前側の乗り場側ドア2の対構成に対して奥側のかご側ドア1の対構成が配置される2重構造となっている。エレベータドアでは、奥側のかご側ドア1の対構成がそれぞれ各ドアの突き合わせ位置である中央位置から矢印で示される左方向、右方向へそれぞれ移動し、これに伴って手前側の乗り場側ドア2の対構成が連動することで開動作となる。開動作のとき、かご側ドア1の一方(図示の場合には左側の扉)の上方所定箇所に設けられた係合部、及び乗り場側ドア2の一方(図示の場合には左側の扉)の上方所定箇所に設けられた係合部から成る係合装置3が当接係合状態になっていることを示している。
この係合装置3は、ドアモータを取り付けたかご側ドア1の動力を、乗り場側ドア2へ伝達させるための装置であり、具体的には図2に示されるように、かご側ドア1に設けられた係合装置4と、乗り場側ドア2に設けられた係合装置5とから成る。
かご側ドア1の係合装置4は、かご外方側の取り付け面に対して突出した2本の平行するレール状部(係合部)を有する板状部材が使用され、かご側ドア1の片側部分(ここでは左側の扉)の上方所定箇所にレール状部が配置されるように取り付け固定される。乗り場側ドア2の係合装置5は、かご側の取り付け面に対して2個のローラ状部(係合部)を所定の間隔で装着した固定部材を各階の乗り場側ドア2の片側部分(ここでは左側の扉)の上方所定箇所にローラ状部が配置されるように取り付け固定される。かご側ドア1が乗り場側ドア2と重なる位置にある各ドアの閉状態の場合、各ローラ状部は各レール状部間に非接触で挟まれるように配置される。
次に、図3を参照すれば、エレベータドアの開動作における係合装置4,5の位置関係は、初期的には同図(a)に示されるように、かご側ドア1及び乗り場側ドア2が重なる位置の閉状態にある。
この閉状態は、かご側ドア1の上方の所定位置、並びにかご本体のかご側ドア1上方付近に互いに位置合わせされた上で分けて取り付けられた全閉位置スイッチ21A(かご本体に設けられた部分の方が電気信号を出力する)のON状態として電気的に検出されており、その閉状態で係合装置5の中央位置側のローラ状部を示す係合装置5Aから係合装置4の中央位置側のレール状部までの距離で係合ギャップ6が保たれ、ドアモータを取り付けたかご側ドア1に対する開動作を開始できる状態となっている。
因みに、係合装置5の中央位置から遠い側のローラ状部を示す係合装置5Bから係合装置4の中央位置から遠い側のレール状部までの距離についても、ほぼ係合ギャップ6の距離と同じと考えて差し支えない。エレベータドアの係合装置4,5(5A,5B)における位置関係は係合ギャップ6を用いて評価する。なお、ここでの係合装置5Aは、乗り場側ドア2のロック機構に繋がっており、開方向に押し出されることでロックを解除できるものであり、係合装置5Bは乗り場側ドア2に固定されている。
そこで、図3(b)に示されるように、ドアモータによりエレベータドアを閉状態から開動作すると、ドアモータを取り付けたかご側ドア1が矢印の開方向に対して移動し、中央位置側にある係合装置4のレール状部が同様に中央位置側にある乗り場側ドア2の係合装置(ローラ状部)5Aに接触(衝突)し、係合装置4及び係合装置5Aが当接係合状態となる。
さらに、図3(c)に示されるように、かご側ドア1の移動が継続してレール状部から動力が伝達され続けた乗り場側ドア2の係合装置(ローラ状部)5Aはスライドして係合装置(ローラ状部)5Bに接触(衝突)し、係合装置4及び係合装置5A,5Bが当接係合状態となって係合装置5Aの有するロック機構のロックを押し出すように解除した結果、乗り場側ドア2が同じ開方向へ移動する連動開始状態に至り、乗り場側ドア2を一体的に同じ開方向へ連動させることができる。
ところで、保守点検時には図3(a)〜図3(b)までの動作、即ち、閉状態のかご側ドア1が開動作で移動して係合装置4のレール状部が乗り場側ドア2の係合装置5Aに接触(衝突)するまでの動作におけるかご側ドア1の移動距離を測定することにより、係合ギャップ6を測定することができる。なお、このような係合ギャップ6の測定は、通常のエレベータドアを開閉動作する通常運転モードとは異なり、管理業者が夜間等のサービス閑散時にドア点検を行う場合等、保守点検時に専用の点検運転モードとして行われるものである。
図4は、本実施形態に係るエレベータのドア制御装置とその周辺構成を含めて示したブロック図である。
エレベータのドア制御装置7は、モータ駆動装置10A、ドアモータ11、ドア12(かご側ドア1と同様なもの)、モータ電流の電流検出器13、及びエンコーダ14Aを周辺構成部分として備えた構成である。
このうち、ドア制御装置7は、内部にデータを保存するためのメモリ8と演算装置9とを備えている。演算装置9は、モータ駆動装置10Aへモータ電流指令18Bを与えて起動し、モータ駆動装置10Aがドアモータ11を駆動することにより、ドアモータ11がドア12の開閉動作の動力を与える。即ち、演算装置9は、ドア12の開閉動作を制御するためのドア制御機能を担う。
また、モータ駆動装置10Aにはドアモータ11に流れる電流を検出するための電流検出器13が接続され、電流検出器13で検出されたモータ電流10Bが演算装置9に送出される。これにより、演算装置9は、ドアモータ11に流れる電流をモニタしてモータ電流指令18Bを与えることができる。
さらに、ドアモータ11にはその回転数を検出するためのエンコーダ14Aが接続され、エンコーダ14Aで検出されたモータ回転数を示すエンコーダ出力14Bが演算装置9に送出される。これにより、演算装置9は、ドアモータ11のモータ回転数をモニタしてモータ電流指令18Bを与えることができる。
ここでの演算装置9は、かご側ドア1に設けられたドア全閉状態検出手段としての全閉位置スイッチ21Aによるかご側ドア1の全閉状態を検出した結果を示すドア全閉状態検出信号(ON状態)の入力に従い、かご側ドア1に設けられたドアモータ11の回転数をエンコーダ14Aにより計数検出した結果を示す回転計数値を用いてドア速度とドア移動距離とを算出することができる他、ドア速度が速度指令値に追従するようなトルク指令値を算出する演算手段として働く。
図5は、上述したドア制御装置7に備えられる演算装置9の細部構成を示したブロック図である。
演算装置9の内部では、ドアモータ11の回転数を示すエンコーダ14Aからのエンコーダ出力14Bを用いて、ドア移動距離演算部19Aによりドア移動距離19Bを演算し、ドア速度演算部20Aによりドア速度20Bを演算する。また、演算装置9の内部では、速度指令演算部16Aにより速度指令16Bの値を演算し、トルク指令演算部17Aによりドア速度20Bが速度指令16Bの値に一致するようなトルク指令17Bの値を演算し、モータ電流指令演算部18Aによりモータ電流10Bをトルク指令17Bの値に従ったモータ電流指令18Bの値として演算する。さらに、演算装置9の内部では、トルク指令値時間微分演算部15Aによりトルク指令17Bの値を時間微分したトルク指令値時間微分15Bの値を演算し、係合ギャップ演算部35Aによりトルク指令値時間微分演算部15Aで得られたトルク指令値時間微分15Bの値とドア移動距離演算部19Aで得られたドア移動距離19Bとから係合ギャップ6を示す係合ギャップデータ35Bを演算し、その結果をメモリ8に保存する。
係合ギャップ6の測定には、上述したようにかご側ドア1及び乗り場側ドア2の閉状態からかご側ドア1を開動作にしたとき、図3(b)に示す状態に至ったときのかご側ドア1の移動距離である。即ち、図3(b)に示すタイミングと図5に示したブロック図とを照合すれば、かご側ドア1の係合装置4及び乗り場側ドア2の係合装置5Aが接触(衝突)すると、ドアモータ11には係合装置5Aを押し出す負荷がさらに加わり、この負荷変動によってかご側ドア1のドア速度20Bが低下するので、速度指令16Bの値が一定値の場合、それを補うべくトルク指令17Bの値が増加する。そこで、このトルク指令17Bの値が変化するタイミングを検出し、ドア全閉状態からそのタイミングまでにおける期間にあって、かご側ドア1が移動したドア移動距離19Bの値を算出すれば、係合ギャップデータ35Bを得ることができる。
図6は、上述したドア制御装置7の演算装置9における係合ギャップ6の測定演算に要する各信号波形を時間軸上で対比して示したタイミングチャートであり、同図(a)はドア閉状態検出信号波形21Bに関するもの、同図(b)は速度指令信号波形22及びドア速度信号波形23に関するもの、同図(c)はトルク指令信号波形24に関するもの、同図(d)はトルク指令値時間微分信号波形25に関するもの、同図(e)はドア移動距離信号波形26に関するものである。
以下は各信号波形の時間経過に伴う変化をエレベータドアの開閉動作に基づいて説明する。初期的なかご側ドア1及び乗り場側ドア2が重なる位置のドア全閉状態では、かご側ドア1に設けられた全閉位置スイッチ21Aで検出される図6(a)のドア閉状態検出信号波形21B上におけるON状態(閉状態)を示しており、さらに図6(c)のトルク指令信号波形24上におけるドア閉方向にドア全閉状態を保持するために一定のトルク値が加えられた状態、並びに図6(b)のドア速度信号波形23上におけるドア速度20Bの零状態を示している。図6(a)で全閉位置スイッチ21Aの動作をみると、T0とT1間でドアが動かない期間であってT1で摩擦に打ち勝ってドアが始動し、T1とT2の間ではスイッチ21Aの遊びの期間である。
このドア全閉状態にあって、かご側ドア1を開状態として動作させるため、図6(b)の速度指令信号波形22上における時刻T0のタイミングで一定の速度指令16Bの値を出力すると、それに合わせて図6(c)のトルク指令信号波形24上における所定値のトルク指令17Bが出力される。トルク指令17Bの値における閉状態から開状態への推移の様子は、図6(d)のトルク指令値時間微分信号波形25上における時刻T0のタイミングでのピーク値として判断できる。
図6(b)のドア速度信号波形23上におけるドア速度20Bが速度指令16Bの値に達するまでの間、図6(c)のトルク指令信号波形24上におけるトルク指令17Bの値は増加し続ける。このとき、図6(c)のトルク指令信号波形24上におけるトルク指令17Bの値の増加の仕方は、トルク指令演算部17Aにおける制御定数を変化させることで調節することが可能である。即ち、演算装置9では、係合ギャップ6の測定専用としてトルク指令17Bの値の増加の精度を向上させるため、トルク指令17Bの値によるドア開動作を緩慢に行わせるための緩慢動作パターンを設定することが可能となっている。
図6(c)のトルク指令信号波形24上におけるトルク指令17Bの値が或る値以上になると、図6(b)のドア速度信号波形23上におけるドア速度20Bが時刻T1で示されるタイミングで上昇してかご側ドア1が動き出した後、図6(a)のドア閉状態検出信号波形21B上における時刻T2のタイミングで全閉位置スイッチ21AがOFF状態に推移する。
図6(b)のドア速度信号波形23上におけるドア速度20Bが速度指令信号波形22上における速度指令16Bの値に達すると、図6(c)のトルク指令信号波形24上における時刻T3のタイミングでトルク指令17Bの値が一定値となる。
引き続き、かご側ドア1の係合装置4が乗り場側ドア2の係合装置5Aに衝突すると、ドアモータ11への負荷が増加するため、図6(b)のドア速度信号波形23上における時刻T4のタイミングでドア速度20Bの値が急に減少する。このとき、トルク指令演算部17Aは、ドア速度20Bの値を速度指令16Bの値に近付けるため、図6(c)のトルク指令信号波形24上におけるトルク指令17Bの値が一気に増加し、これに伴い図6(d)のトルク指令値時間微分信号波形25上におけるトルク指令値時間微分15Bの値が極めて大きな値として極大化される。
このトルク指令値時間微分15Bの値が極めて大きな値となったときに係合ギャップ演算部35Aが図6(e)のドア移動距離信号波形26上におけるドア移動距離19Bの値を係合ギャップデータ35Bとして出力し、メモリ8内に書き込む。これにより、ドア制御装置7における係合ギャップ6の測定が時刻T1から時刻T4までのタイミングの期間に行われる。即ち、演算装置9は、トルク指令17Bの値の変化を時間微分特性で算出し、かご側ドア1の係合装置4と乗り場側ドア2の係合装置5Aとの接触時におけるトルク指令17Bの値の増加を時間微分特性(トルク指令値時間微分15Bの値)の極大値で判断する。係合ギャップの6の測定に際して、ドア速度で検出するとこれには振動成分が含まれるが、トルク指令で検出すれば制御命令であるのでその信号波形はなめらかでありドア速度検出とは検出精度が異なってくる。本実施形態ではこのトルク指令の微分特性を利用してさらに確実な検出を行っている。
なお、時刻T5のタイミングは、係合装置5Aがスライドして係合装置5Bに二回目の接触(衝突)を起こしたときであり、一回目の接触(衝突)と同様に、図6(b)のドア速度信号波形23上におけるドア速度20Bの急激な減少、図6(d)のトルク指令値時間微分信号波形25上におけるトルク指令値時間微分15Bの値の極大化が具現すると共に、図6(c)のトルク指令信号波形24上におけるトルク指令17Bの値、並びに図6(e)のドア移動距離信号波形26上におけるドア移動距離19Bがさらに増加する。
図7は、演算装置9における係合ギャップ測定時の動作処理を示すフローチャートである。
係合ギャップ6の測定手順として、最初は、ドア制御装置7に係合ギャップ測定開始の命令設定(ステップS27)が行われる。この命令設定はドア制御装置7に係合ギャップの測定専用モードの実行を指示するための操作部(機械式又は電子式のスイッチ、操作ボタン等)を設け、操作部を操作指示設定した後に演算装置9が以下に説明する係合ギャップ6の測定を自動的に実行し、測定した係合ギャップ6のデータをメモリ8に保存する機能が働くことを示している。
次に、演算装置9は、かご側ドア1の全閉位置スイッチ21Aからのドア全閉状態検出信号がON状態であること、トルク指令17Bの値としてかご側ドア1を閉方向に移動させるための一定トルクが出力されていること、並びにドア速度20Bが零であることの三項目により、ドアが全閉状態であるか否かの判定(ステップS28)を行う。
この結果、全閉状態でなければ、ドア全閉の動作(ステップS34)行ってから係合ギャップ測定開始の命令設定(ステップS27)にリターンするが、全閉状態を確認すれば、トルク指令演算部17A内部の制御定数と速度指令演算部16Aの速度指令16Bの値とを変更設定し、速度指令16Bの値を係合ギャップ6の測定専用の動作パターンに変更することにより、専用動作設定(ステップS29)を行う。具体的には、係合ギャップの距離は数mmであるので、通常動作とは異なり遅い速度でドアを開動作させる。
専用動作設定(ステップS29)の後、同様に係合ギャップ6の測定専用の動作として、ドア開動作させることにより、専用ドア開動作(ステップS30)を行う。これによる開動作中のかご側ドア1の係合装置4が乗り場側ドア2の係合装置5Aに接触(衝突)する状態に至った時点でそのときのかご側ドア1のドア移動距離19Bの値を係合ギャップ6の値として、係合ギャップ演算部35Aが係合ギャップデータ35Bをメモリ8に格納することにより、係合ギャップ測定(ステップS31)を行う。
係合ギャップ測定(ステップS31)が完了すると、メモリ8に保存されている係合ギャップデータ35Bを読み出すことができるので、係合ギャップデータ取得(ステップS32)を行うことができ、表示等に供することができる。
この後、開動作が継続してかご側ドア1及び乗り場側ドア2が連動して全開状態になった時点で、トルク指令演算部17A内部の制御定数と速度指令演算部16Aの速度指令16Bの値とを通常のドア開閉動作用の設定値に戻し、係合ギャップ6の測定専用モードから通常のドア開閉動作モードに復帰させることにより、通常復帰(ステップS33)を行ってから動作終了となる。なお、ここでの演算装置9における係合ギャップ測定の動作処理は、ソフトウェアによるプログラム化された形態でも実行できる。
要するに、上述したドア制御装置7の演算装置9に係る演算機能は、かご側ドア1に設けられた係合装置4と乗り場側ドア2に設けられた係合装置5(5A,5B)とが各ドアの閉状態で有する係合ギャップ6を測定する場合、ドア全閉状態検出信号の閉状態(かご側ドア1の全閉位置検出スイッチ21AのON状態信号)が入力されると共に、トルク指令値としてかご側ドア1を閉動作させる方向に一定のトルク値が出力され、且つドア速度が零であることをそれぞれ判断してドア全閉状態の確認としてからドア開動作に推移した場合におけるトルク指令値の変化としてかご側ドア1の係合装置4と乗り場側ドア2の係合装置5(5A,5B)との接触時に生じるトルク指令値の増加を検出するまでの期間(T1〜T4)にあって、ドア移動距離19Bとして、かご側ドア1の移動距離を測定した結果により係合ギャップ6を測定するものである。
これにより、各係合装置4,5(5A,5B)の取付位置を目視によらずシステム測定として安全に短時間で適確に保守点検することができる。特に係合ギャップ6の測定を元来振動成分が存在するドア速度20Bの変化の検出を利用することなく、制御命令のトルク指令17Bの値の変化を検出したタイミングでドアモータ11の回転数を示すエンコーダ出力14Bに基づくかご側ドア1の移動距離の演算結果で得ているため、適確に精度良く係合ギャップ6を測定することができる。
また、係合ギャップ6の測定には測定専用の動作パターンを用いると共に、トルク指令値時間微分15Bを用いてかご側ドア1の係合装置4と乗り場ドアの係合装置5Aとの接触(衝突を検出しているが、トルク指令17Bの値の変化の仕方は速度指令16Bの値やトルク指令演算部17A内部の制御定数の設定を変化させることで調整することができるので、外乱要素の影響を小さくし、係合装置4及び係合装置5Aの接触(衝突)時のトルク指令17Bの値の変化を際立たせる設定を行えば検出精度を高めることができる。さらに、操作部の操作指示設定により係合ギャップ6の測定開始を専用で自動的に行わせることで係合ギャップデータ35Bが得られるため、各係合装置4、5(5A、5B)の位置関係を保守点検する作業が極めて簡単になる。加えて、係合ギャップ6の測定は、操作指示設定により自動的に行われた後に通常の開閉動作の運転モードに復帰する機能を持つため、演算装置9においてプログラム動作で実行する場合にはリモコン等の遠隔操作を行えば保守点検を非常に簡単に行うことができる。
何れにしても、本実施形態のエレベータのドア制御装置によれば、各係合装置4,5(5A,5B)の取付位置を確認する保守点検作業が大幅に簡易化し、且つ高精度化する。結果として、調整作業を含めてエレベータドアの保守点検作業が適確にして効率良く行われるようになり、ドアトラブルを未然に防ぐことができる。
1 かご側ドア
2 乗り場側ドア
3,4,5A,5B 係合装置
6 係合ギャップ
7 ドア制御装置
8 メモリ
9 演算装置
10A モータ駆動装置
10B モータ電流
11 ドアモータ
12 ドア
13 電流検出器
14A エンコーダ
15A トルク指令値時間微分演算部
15B トルク指令値時間微分
16A 速度指令演算部
16B 速度指令
17A トルク指令演算部
17B トルク指令
18A モータ電流指令演算部
18B モータ電流指令
19A ドア移動距離演算部
19B ドア移動距離
20A ドア速度演算部
20B ドア速度
21A 全閉位置スイッチ
21B ドア全閉状態検出信号波形
22 速度指令信号波形
23 ドア速度信号波形
24 トルク指令信号波形
25 トルク指令値時間微分信号波形
26 ドア移動距離信号波形
35A 係合ギャップ演算部
35B 係合ギャップデータ

Claims (2)

  1. かご側ドアに設けられたドアモータの回転数をエンコーダにより計数検出した結果を示す回転計数値を用いてドア速度とドア移動距離とを算出するとともに、前記ドア速度が速度指令値に追従するようなトルク指令値を算出する演算手段、を備えたエレベータのドア制御装置であって、
    前記演算手段は、
    前記かご側ドアと乗り場側ドアが重なる位置での閉状態において両ドアに設けられたそれぞれの係合装置の係合ギャップを測定する場合、前記かご側ドアに設けられたドア全閉状態検出手段からの全閉状態検出信号が入力されていること、且つ前記トルク指令値として前記かご側ドアを閉動作させる方向に一定のトルク値が出力されていること、且つ前記ドア速度が零であること、をそれぞれ判断してドア全閉状態を確認し、
    前記ドア全閉状態の確認後に、前記係合ギャップの測定専用の動作パターンに変更して通常運行時のドア開動作よりも遅い速度で測定専用のドア開動作させ、
    前記測定専用のドア開動作に推移した場合における前記トルク指令値の変化を時間微分特性で算出し、前記かご側ドアの係合装置と前記乗り場側ドアの係合装置との接触時における前記トルク指令値の増加を前記時間微分特性の極大値で判断し、その際、前記トルク指令値の変化の仕方を、前記トルク指令値を算出するトルク指令値算出部内の制御定数を設定調整して前記トルク指令値の変化を際立たせるようにし、
    前記ドア全閉状態を確認した時点から前記極大値を判断した時点までの期間における前記かご側ドアのドア移動距離を算出し、当該算出の結果を係合ギャップの測定値とする
    ことを特徴とするエレベータのドア制御装置。
  2. 請求項に記載のエレベータのドア制御装置において、
    前記係合ギャップの測定専用モードの実行を指示するための操作手段を有し、
    前記演算手段は、前記操作手段の操作指示設定により前記係合ギャップの測定を自動的に実行する
    ことを特徴とするエレベータのドア制御装置。
JP2009049587A 2009-03-03 2009-03-03 エレベータのドア制御装置 Expired - Fee Related JP4834747B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009049587A JP4834747B2 (ja) 2009-03-03 2009-03-03 エレベータのドア制御装置
CN 201010113627 CN101823663B (zh) 2009-03-03 2010-02-08 电梯门控制装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009049587A JP4834747B2 (ja) 2009-03-03 2009-03-03 エレベータのドア制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010202335A JP2010202335A (ja) 2010-09-16
JP4834747B2 true JP4834747B2 (ja) 2011-12-14

Family

ID=42687868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009049587A Expired - Fee Related JP4834747B2 (ja) 2009-03-03 2009-03-03 エレベータのドア制御装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4834747B2 (ja)
CN (1) CN101823663B (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012093441A1 (ja) 2011-01-06 2012-07-12 三菱電機株式会社 エレベーターのドア制御システム
JP6095011B2 (ja) * 2014-02-06 2017-03-15 三菱電機株式会社 エレベーターのドア制御装置およびその方法
CN104843571B (zh) * 2015-04-14 2017-03-22 上海贝思特门机有限公司 自动识别门宽与门位置的电梯门机控制器
JP6597426B2 (ja) * 2015-08-19 2019-10-30 三菱電機株式会社 ドア制御装置およびエレベータ装置
EP3138804A1 (de) * 2015-09-07 2017-03-08 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum automatischen ermitteln einer koppelstrecke
CN107192364B (zh) * 2016-03-14 2019-04-30 北大方正集团有限公司 一种双路色标距离和色块距离自动检测方法及装置
CN110997547B (zh) * 2017-08-17 2022-05-31 因温特奥股份公司 用于监控电梯门装置的操作的方法和监控装置
WO2020021630A1 (ja) * 2018-07-24 2020-01-30 三菱電機株式会社 健全性診断装置
CN108946409B (zh) * 2018-07-25 2020-07-10 日立楼宇技术(广州)有限公司 一种电梯轿门运行控制方法、装置、电梯及存储介质
JP6629398B1 (ja) * 2018-08-23 2020-01-15 東芝エレベータ株式会社 エレベータのドア制御装置
JP7090529B2 (ja) * 2018-11-12 2022-06-24 株式会社日立ビルシステム エレベーターのドア制御装置、及びドア制御方法
US11613445B2 (en) 2018-12-05 2023-03-28 Otis Elevator Company Vibration monitoring beacon mode detection and transition
CN110255313B (zh) * 2019-07-15 2024-05-03 中国地质大学(北京) 一种基于红外检测装置实现的电梯监控方法和装置
CN110921468B (zh) * 2019-12-30 2022-08-09 苏州和阳电气有限公司 一种门刀距离获取方法和装置
CN114787069B (zh) * 2020-01-07 2024-06-18 株式会社日立制作所 电梯以及电梯的控制方法
CN111717750B (zh) * 2020-05-26 2021-11-02 日立楼宇技术(广州)有限公司 一种轿门触点的运行状态检测方法、装置和计算机设备
CN113086796B (zh) * 2021-04-02 2023-03-17 巨人通力电梯有限公司 一种电梯层门门锁滚轮与门刀距离监测系统及方法
CN113086795B (zh) * 2021-04-02 2023-03-17 巨人通力电梯有限公司 一种检测层门锁滚轮与轿门门刀壁啮合量的系统及方法
CN113716403B (zh) * 2021-08-05 2023-08-01 日立楼宇技术(广州)有限公司 电梯检修模式的退出方法、装置、计算机设备和存储介质

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0885689A (ja) * 1994-09-16 1996-04-02 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd エレベータドアの点検運転装置
JP2001002350A (ja) * 1999-06-23 2001-01-09 Mitsubishi Electric Corp エレベーターのドア制御装置
JP2008222353A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Mitsubishi Electric Corp エレベータドアの安全装置
JP5201545B2 (ja) * 2007-07-04 2013-06-05 東芝エレベータ株式会社 エレベータのドア制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101823663A (zh) 2010-09-08
JP2010202335A (ja) 2010-09-16
CN101823663B (zh) 2013-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4834747B2 (ja) エレベータのドア制御装置
CN101243001B (zh) 电梯系统中的定位方法
JP6029549B2 (ja) エレベータドアの診断装置およびエレベータドアの診断方法
US11440769B2 (en) Automatic elevator inspection systems and methods
EP3599204B1 (en) Elevator component inspection system and method
KR101186641B1 (ko) 출입문 이중 제어 장치 및 그 방법
EP2399859B1 (en) Elevator apparatus
JP2009220999A (ja) エレベータのドア診断装置
EP3401262A1 (en) Automatic elevator inspection and positioning systems and methods
JP5985057B2 (ja) ドア装置およびドアの制御方法
JP5491959B2 (ja) エレベーターのドア診断装置及びドア診断方法
US20240166471A1 (en) Monitoring elevator door operation
JP2012001288A (ja) エレベーターのドア開閉装置及びエレベーターのドア開閉方法
KR101799205B1 (ko) 선루프 위치 자동 재설정 방법 및 이 방법이 적용된 선루프 장치
JP6279072B2 (ja) エレベータのドア制御装置、及びドア制御方法
CN108689273B (zh) 电梯超行程测试系统和方法
JP5903349B2 (ja) エレベータ用ドア制御装置
US20240159094A1 (en) Diagnostic apparatus, diagnostic system, and diagnostic method
JP7491788B2 (ja) 転てつ機状態監視装置および転てつ機状態監視方法
US20230150797A1 (en) Elevator door control
JP2001002350A (ja) エレベーターのドア制御装置
JPH05221594A (ja) エレベータドア係合部の取付位置検出装置
JP5344887B2 (ja) エレベータのドア制御装置
JPH07100592B2 (ja) エレベータ係合装置の取付異常検出装置
JPH09272682A (ja) エレベータドア点検装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110830

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110926

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees