JP2009220999A - エレベータのドア診断装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各階床で乗りかご20の積載荷重を荷重センサ204にて検出する。無積載状態であることが検出された場合に、かごドアの戸開動作の開始から乗場ドアのロック機構が解除されるまでの間のかごドアの移動距離をパルスジェネレータ203のパルス数を用いて計測する。この計測された値に基づいて、乗場ドアとかごドアの係合状態を診断することにより、適切な時期に点検を行うことができる。
【選択図】 図2
Description
図1は本発明の第1の実施形態に係る片開きタイプのエレベータのドアの構成を示す図である。図1(a)は乗場ドア102、同図(b)はかごドア103であり、それぞれに内側から見た場合の構成が示されている。なお、図7と同じ部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略するものとする。
ドア制御装置10には、インタフェース部(I/F部)11、ドア診断部12、記憶部13、通信部14が設けられている。インタフェース部11には、かごドア全開検出スイッチ201、乗場ドア全閉検出スイッチ116の各検出信号や、ドアモータ118に設けられたパルスジェネレータ(PG)203のパルス信号、さらに、乗りかご20に設けられた荷重センサ204の荷重信号などが入力される。
図3は乗場ドア102とかごドア103の戸閉端部におけるロック機構109の周辺の構成を示す図であり、かごドア103が乗場ドア102に係合した状態を示している。この図では、戸閉端部にゴミ125がなく正常な位置関係にある。
L1’=L1−d …(1)
で表せ。なお、dはロックギャップの変化分である。
L2(noload)は無積載で、乗場ドア102側にゴミ等が溜まっていないときの係合ギャップの値である。Δは乗りかご20の積載条件によって変わる変化分である。
={L2(noload)+Δ}−d …(3)
ここで、乗りかご20の積載条件が変わっていない場合(つまり、Δ=0)、式(3)式は、以下のようになる。
L2’、L2(noload)はともにドアモータ118に備えたパルスジェネレータ203の値から換算することが可能である。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図7は乗場ドア102とかごドア103の戸閉端部におけるロック機構109の周辺の構成を示す図であり、かごドア103が乗場ドア102に係合した状態を示している。この図では、戸閉端部にゴミ125がなく正常な位置関係にある。
L1’=L1−d …(1)
で表せる。なお、dはロックギャップの変化分である。
L3CL=L3CL(noload)+Δ …(5)
戸開時
L3OP’=L3CL+L2’ …(6)
ここで、L3CL(noload)は無積載状態のときのかごドア絶対位置である。L3OP’、L2’はロックギャップL1がL1’に変化したときの計測値である。
戸開時
L3OP’=L3CL+L2’
=L3CL+{L2(noload)+Δ−d}
=L3CL+[L2(noload)
+{L3CL−L3CL(noload)}−d] …(7)
となる。この(7)式において、{L3CL−L3CL(noload)}はΔに相当する。
すなわち、ドア診断部12は、初期値としてL2(noload)とL3(noload)の値を予め記憶部13にセットしておく(ステップS21)。L2(noload)は無積載で、乗場ドア102側にゴミ等が溜まっていないときの係合ギャップの値である。L3CL(noload)は無積載状態のときのかごドア絶対位置である。
Claims (6)
- エレベータの乗りかごに設けられ、ドアモータの駆動力を受けて開閉動作するかごドアと、
各階床に設けられ、上記乗りかごの着床に伴い、上記かごドアに係合して開閉動作すると共に、戸閉時にその戸閉状態をロックするためのロック機構を有する乗場ドアと、
各階床で上記乗りかごの積載状態を検出する積載検出手段と、
この積載検出手段によって無積載状態であることが検出された場合に、上記かごドアの戸開動作の開始から上記乗場ドアのロック機構が解除されるまでの間の上記かごドアの移動距離を計測する計測手段と、
この計測手段によって計測された値に基づいて、上記乗場ドアと上記かごドアの係合状態を診断するドア診断手段と
を具備したことを特徴とするエレベータのドア診断装置。 - 上記ドア診断手段は、上記計測手段によって計測された値に基づいて、上記乗場ドアと上記かごドアの係合位置の変化量を算出し、その変化量が閾値を超えた場合に異常状態であると判断することを特徴とする請求項1記載のエレベータのドア診断装置。
- 上記ドアモータの回転数に同期したパルス信号を発生するパルス信号発生手段を備え、
上記計測手段は、上記戸開動作の開始から上記ロック機構が解除されるまでの間に上記パルス信号発生手段から出力されるパルス数を計測することを特徴とする請求項1または2記載のエレベータのドア診断装置。 - エレベータの乗りかごに設けられ、ドアモータの駆動力を受けて開閉動作するかごドアと、
各階床に設けられ、上記乗りかごの着床に伴い、上記かごドアに係合して開閉動作すると共に、戸閉時にその戸閉状態をロックするためのロック機構を有する乗場ドアと、
各階床で戸開前に上記かごドアの昇降路に対する絶対位置を測定すると共に、戸開時に上記乗場ドアのロック機構が解除された時点での上記かごドアの昇降路に対する絶対位置を計測する計測手段と、
この計測手段によって計測された値に基づいて、上記乗場ドアと上記かごドアの係合状態を診断するドア診断手段と
を具備したことを特徴とするエレベータのドア診断装置。 - 上記ドア診断手段は、上記計測手段によって計測された値に所定の補正値を加えた値に基づいて、上記乗場ドアと上記かごドアの係合位置の変化量を算出し、その変化量が閾値を超えた場合に異常状態であると判断することを特徴とする請求項4記載のエレベータのドア診断装置。
- 上記かごドアの戸閉端部に設置され、上記かごドアの昇降路に対する絶対位置の変位を検出する変位検出手段を備え、
上記計測手段は、各階床で戸開前に上記変位検出手段にて検出される変位を測定すると共に、戸開時に上記乗場ドアのロック機構が解除された時点での上記変位検出手段にて検出される変位を計測することを特徴とする請求項4または5記載のエレベータのドア診断装置。
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