JP5486474B2 - エレベータードアの診断装置および診断方法 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベーターにおけるかごドアの動作状態を診断するエレベータードアの診断装置および診断方法に関する。
エレベーターの乗りかごには電動で開閉するかごドアが設けられており、このかごドアを電動機が駆動している。電動機の駆動トルクをかごドアに伝えるために、駆動ベルトとベルト車による摩擦駆動が用いられるが、駆動ベルトが伸びてテンション不足になったことによる空転発生や、電動機の駆動力低下により、ドアの駆動力が低下するとドアの開閉に異常を来たす。
このような駆動ベルトの空転を検出する手段としては、電動機にパルス発生器を設け、かごドアが電動機によって駆動されて所定距離移動した時のパルス数を正常時のパルス数と比較することにより異常を検出する手段が知られている(特許文献1参照)。
特開平7−61747号公報
上記従来技術では、電動機の動作量に応じたパルス数のみでかごドアの動作状態の異常を検出するため、空転が発生したことは検出できるが、電動機を含むかごドア駆動装置における駆動力劣化などの異常を検出することが難しいという問題点があった。
本発明は、上記の問題点を考慮してなされたものであり、かごドア駆動装置の駆動力の異常を検出することができるエレベータードアの診断装置および診断方法を提供することを目的とする。
本発明においては、かごドアを制止しながらドア駆動装置の電動機に電圧を印加した時に流れる電動機電流に基づいて、すなわち電動機電流の大きさ、あるいは電動機電流から推定される電動機の駆動力などに基づいて、かごドアの動作状態を診断する。これによれば、電動機を含むかごドア駆動装置の駆動力の異常を検出することができる。
上記のような本発明の一態様として、電動機を含むドア駆動装置により開閉駆動されるエレベーターのかごドアの動作状態を診断するエレベータードアの診断装置は、前記かごドアの開端または閉端において前記かごドアを制止するドア制止手段と、前記かごドアが前記開端において制止されているときに、前記かごドアに対し開く方向に駆動力を加える電圧を前記電動機に印加し、前記かごドアが前記閉端において制止されているときに、前記かごドアに対し閉じ方向に駆動力を加える電圧を前記電動機に印加する電圧印加手段と、前記電動機に電圧が印加されているときに前記電動機に流れる電流を計測する電流計測手段と、計測された前記電流に基づいて、前記ドア駆動装置の駆動力の異常を診断する診断手段とを備え、前記ドア駆動装置は、前記電動機により回転駆動される回転体に巻き掛けられる無端状の可撓体によって前記かごドアを開閉駆動し、前記診断手段は、前記電動機の回転軸に接続され、前記電動機の回転数あるいは回転角に応じた信号を出力するエンコーダーと、前記エンコーダーの出力信号を計数する計数部とを有し、前記電流計測手段によって計測された前記電流及び前記計数部による計数値に基づいて、前記電動機の駆動力の低下または劣化を要因とする前記ドア駆動装置の駆動力の異常を検出する。
上記態様によれば、ドア制止手段によってかごドアを制止しながら、電圧印加手段によって電動機に電圧を印加した時に電流計測手段によって計測される電動機に流れる電流に基づいてかごドアの動作状態を診断するので、電動機を含むかごドア駆動装置の駆動力の異常を検出することができる。
上記のような本発明の他の態様として、電動機、及びこの電動機により回転駆動される回転体に巻き掛けられる無端状の可撓体を含むドア駆動装置により開閉駆動されるエレベーターのかごドアの動作状態を診断するエレベータードアの診断方法は、前記かごドアの開端または閉端において前記かごドアを制止し、前記かごドアが前記開端において制止されているときに、前記かごドアに対し開く方向に駆動力を加える電圧を前記電動機に印加し、前記かごドアが前記閉端において制止されているときに、前記かごドアに対し閉じ方向に駆動力を加える電圧を前記電動機に印加し、前記電動機に電圧が印加されているときに前記電動機に流れる電流を計測し、前記電動機の回転数あるいは回転角に応じて出力された出力信号を計数し、計測された前記電流及び計数された前記出力信号の計数値に基づいて、前記電動機の駆動力の低下または劣化を要因とする前記ドア駆動装置の駆動力の異常を検出する。
上記他の態様によれば、かごドアを制止しながら、電動機に電圧を印加した時に計測される電動機に流れる電流に基づいてかごドアの動作状態を診断するので、電動機を含むかごドア駆動装置の駆動力の異常を検出することができる。
本発明によれば、かごドアを制止した時に電動機に流れる電流に基づいてかごドアの動作状態を診断するので、電動機を含むかごドア駆動装置の駆動力の異常を検出することができる。
本発明の第1実施形態であるエレベータードアの診断装置の全体構成を示す図である。 本発明の第2実施形態であるエレベータードアの診断装置の全体構成を示す図である。 本発明の第3実施形態であるエレベータードアの診断装置の全体構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は本発明の第1実施形態であるエレベータードアの診断装置の全体構成を示す図である。なお、本実施形態の診断装置は、本発明の一実施形態である診断方法を実行する(以下の第2,3実施形態に係るエレベータードアの診断装置についても同様)。
図1において、エレベーターの乗りかごに設けられたかごドア6は、ドア駆動用の可撓体例えばベルト5に連結部材20によって接続される。駆動ベルト5は、無端状であり、駆動ローラ3および従動ローラ4に巻き掛けられている。駆動ローラ3は電動機2の回転軸に接続される。エレベーター制御装置(図示せず)からドア開閉に関する指令信号が出力されると、指令信号を受けたドア制御部である電動機制御部10によって、電動機2が回転駆動される。電動機2が回転すると駆動ローラ3が回転し、これによって駆動ベルト5が駆動されて、かごドア6が開閉する。なお、駆動ベルト5および各ローラに代えて、それぞれ、チェーンなどの可撓体およびスプロケットなどの回転体を用いても良い。
かごドア6は、電動機制御部10により電動機2が回転制御されることにより閉駆動制御され、閉端付近で減速された後、閉端部に設けられたドア制止手段例えば制止器7に接触して制止される。電動機制御部10は、かごドア6が制止されたことを検出すると、予め設定された制御指令に従って電動機2に対して徐々に増加する電圧を印加することにより、制止されているかごドア6に対し閉じ方向に駆動力を加える。すなわち電動機制御部10は、電動機2に電圧を印加する電圧印加手段を構成している。
この時、かごドア6が制止されているので、駆動ローラ3と駆動ベルト5との間に滑りが発生しない場合には電動機2が回転しない為、電動機2には印加された電圧に比例して電流が流れる。また、滑りが発生すると、電動機2は回転を始め逆起電力が発生する為、電動機2に流れる電流が低下する。このような電流低下を、電動機2に流れる電流を検出する電流計測手段すなわち電流計測部11、例えば公知の電流トランス等の手段により検出し、検出された電流に基づいて、かごドア6の動作状態を診断する診断手段、例えばすべり検出部13が、駆動ローラ3と駆動ベルト5の間における滑りを検出する。すべり検出部13は、滑りを検出すると、発報部12に発報出力指令を送信する。発報部12は、すべり検出部13からの指令を受けると、アラームや所定の表示など、外部への発報を実行する。
この第1実施形態によれば、かごドア6が制止された状態で、電動機2に徐々に増大する電圧を印加して、徐々に増大する駆動力を加えるので、駆動ベルト5の伸びやゆるみと電動機2の駆動力の大きさが相まって発生する滑りを確実に検出できる。これにより、このような滑りに起因するドア駆動力の低下を確実に検出することができる。
なお、第1実施形態において電動機制御部10は、すべり検出部13によって滑りが検出されたならば、滑りが発生した時の印加電圧並びに電流が低下する前の電動機電流値に基づいて、かごドア6の開閉時の電動機2のトルクを滑りが発生するトルクを越えないように電動機2を制御する。これにより、かごドア6の開閉速度は低下するものの、かごドア6の開閉は継続できるので、エレベーターを停止させることなく通常運転を継続できる。
[第2実施形態]
図2は本発明の第2実施形態であるエレベータードアの診断装置の全体構成を示す図である。なお、以下の説明では、主に、上記の第1実施形態の構成と異なる点について説明する。
かごドア6は、第1実施形態と同様に、電動機制御部10により電動機2が回転制御されることにより閉駆動制御され、閉端付近で減速される。そして、かごドア6は、減速した後、閉端部に設けられたドア制止手段、例えば圧力センサー8に接触して制止される。電動機制御部10は、かごドア6が制止されたことを検出すると、予め設定された制御指令に従って電動機2に対して徐々に増加する電圧を印加することにより、制止されているかごドア6に対し閉じ方向に駆動力を加える。
この時、圧力センサー8は、かごドア6による押圧力を測定する。圧力センサー8が出力するかごドア6の押圧力の測定値と、電流計測部11で検出された電動機2に流れる電流とに基づいて、比較器16は、圧力センサー8により検出された押圧力と、検出された電動機電流から推定される押圧力とを比較して、比較結果を示す信号を出力する。
電動機判定部17は、比較器16から受信した信号により、圧力センサー8により検出された押圧力と電動機電流から推定される押圧力との大小関係を判定する。
そして、電動機判定部17は、圧力センサー8により検出された押圧力が電動機電流から推定される押圧力よりも小さいと判定した場合、電動機2の駆動力が不足あるいは低下していると判断して、発報部12に発報出力指令を送信する。発報部12は、電動機判定部17からの指令を受けると、外部への発報を実行する。第2実施形態では、比較器16と電動機判定部17とによって、かごドア6の動作状態を診断する診断手段が構成されている。
この第2実施形態によれば、かごドア6が制止された状態で、電動機2に徐々に増大する電圧を印加して、徐々に増大する駆動力を加えた時のかごドア6の押圧力の検出値と電動機電流とを対比することにより、電動機2の駆動力の低下あるいは劣化に伴うドア駆動力の異常を検出することができる。
また、第2実施形態においては、電動機2の回転数あるいは回転角に応じた信号を出力するエンコーダー1が電動機2の回転軸に接続され、かごドア6が制止している時の電動機2の回転を検出している。すなわち、かごドア6が制止されている為、駆動ベルト5には伸び縮みが発生し、電動機2がわずかに回転するので。この回転をエンコーダー1により検出する。エンコーダー1の出力信号は計数部14で計数される。ベルト判定部15は、計数部14による計数値に基づいて、駆動ベルト5の伸び縮み量を検出し、検出された伸び縮み量が予め設定されている正常時の伸び縮み量よりも大きいと判断した場合は、発報部12に発報出力指令を送信する。発報部12は、ベルト判定部15からの指令を受けると、外部への発報を実行する。
なお、発報部12は、ベルト判定部15からの指令による発報と電動機判定部17からの指令による発報とで、アラームや表示の種類を変えるなどして、発報の仕方を異ならしめても良い。
また、駆動ベルト5が伸縮しきって電動機2の回転が拘束され計数部14による計数が終了した時点以降におけるかごドア6の押圧力の検出値および推定値の大小関係を比較部16によって判定することにより、電動機2の駆動力の低下または劣化を要因とするドア駆動力の異常を、異常の要因として駆動ベルト5の伸縮の影響を抑えて、正確に検出することができる。
このように、第2実施形態によれば、駆動ベルト5の伸び縮みも検出しているので、電動機判定部17によって判定されるドア駆動力の異常が電動機2の駆動力に起因するものであるかあるいは駆動ベルト5の伸び縮みにも起因するものであるかを検知することができ、的確な.保守作業を実施し駆動力を正常に復することが可能になる。
なお、電動機2の駆動力の低下または劣化によるドア駆動力の異常が検出された場合、正常時よりも電動機電流を抑えて、かごドア6を開閉するようにしても良い。これにより、かごドア6の開閉は継続できるので、エレベーターを停止させることなく通常運転を継続できる。また、駆動ベルト5の伸縮が検出された場合、電動機制御部10が、計数部14による計数値に応じてかごドア6の通常開閉時におけるドア制御指令を補正してかごドア6の位置ずれを補正するようにかごドア6を開閉駆動しても良い。
[第3実施形態]
図3は本発明の第3実施形態であるエレベータードアの診断装置の全体構成を示す図である。なお、以下の説明では、主に、上記の第1,2実施形態の構成と異なる点について説明する。
かごドア6は、第1,2実施形態と同様に、電動機制御部10により電動機2が回転制御されることにより閉駆動制御され、閉端付近で減速される。そして、かごドア6は、減速した後、閉端部に設けられた弾性体を形成するドア制止手段、例えば反力ばね9に接触して制止される。
電動機制御部10は、かごドア6が制止されたことを検出すると、通常のかごドア開閉における制御指令とは別に予め設定された制御指令に従って電動機2に対して徐々に増加する電圧を印加することにより、制止されているかごドア6に対し閉じ方向に駆動力を加える。
この時、反力ばね9はかごドア6による押圧力により長さが縮み、このため、かごドア6が移動し、電動機2は回転する。電動機2の回転は電動機2の回転軸に接続されたエンコーダー1によって測定する。計数部14は、電動機2の回転に伴ってエンコーダー1が出力するパルス信号を計数して、反力ばね9の縮み量に対応するかごドア6の移動距離を計測する。計数部14により計測されたかごドア6の移動距離は、パルス変換部18により電圧信号に変換される。
比較器16は、パルス変換部18が出力する電圧信号と電流計測部11が出力する検出電流に比例した電圧信号とに基づいて、パルス変換部18が出力する電圧信号が示すかごドア6の移動量すなわち反力ばね9の縮み量に対応する押圧力と電動機電流から推定される押圧力とを比較し、比較結果を示す信号を出力する。
電動機判定部17は、比較器16から受信した信号により、反力ばね9の縮み量に対応する押圧力と電動機電流から推定される押圧力との大小関係を判定する。そして、電動機判定部17は、反力ばね9の縮み量に対応する押圧力が電動機電流から推定される押圧力よりも少ないと判定した場合、電動機2の駆動力が不足あるいは低下していると判断して、発報部12に発報出力指令を送信する。発報部12は、電動機判定部17からの指令を受けると、外部への発報を実行する。この第3実施形態では、エンコーダー1と、計数部14と、パルス変換部18と、比較器16と、電動機判定部17とによって、かごドア6の動作状態を診断する診断手段が構成されている。
この第3実施形態によれば、かごドア6が制止された状態で、電動機2に徐々に増大する電圧を印加して、徐々に増大する駆動力を加えた時のかごドア6の押圧力の検出値と電動機電流とを対比することにより、電動機2の駆動力の低下あるいは劣化に伴うドア駆動力の異常を検出することができる。また、反力ばね9を用いて押圧力を計測するので、閉じ端部において配線などの電気的部材を設ける必要が無く、容易に押圧力を計測することができる。
なお、第3実施形態においては、反力ばね9に代えて、ゴムなどの他の弾性体を用いることができる。
第3実施形態において、計数部14は、第2施形態で説明したような駆動ベルト5の伸び縮みに伴う電動機2の回転によるエンコーダー1のパルス信号も計測する。ここで、反力ばね9のばね定数と駆動ベルト5の等価的なばね定数を異ならしめておく。例えば、反力ばね9のばね定数を駆動ベルト5の等価的なばね定数よりも大きな値に設定しておく。これにより、電動機2に徐々に大きくなる電圧を印加している時間あるいはその時の電圧の大きさもしくは電動機電流の大きさに対する計数部13による計数値の変化率が、駆動ベルト5が伸びきるまであるいは縮みきるまでと、その後、反力ばね9がかごドア6の押圧力で縮む時とでは、計数値の変化率の値を異ならしめることができる。従って、変化率の値に基づいて、駆動ベルト5が伸縮しきるまでの計数値から駆動ベルト5の伸縮量を検出できるとともに、反力ばね9がかごドア6の押圧力で縮む時の計数値からかごドア6の押圧力を精度よく検出することができる。駆動ベルト5の伸縮量については、第2実施形態と同様に、ベルト判定部15と発報部12により、異常を検出して外部へ発報することができる。
上述した各実施形態によれば、かごドア6を制止した時に電動機2に流れる電流に基づいてかごドア6の動作状態を診断するので、電動機2を含むかごドア駆動装置の駆動力の異常を検出することができる。このため、かごドア6の開閉が困難になるような動作状態の異常が発生する前に異常発生する兆候を検出することが可能となり、かごドア6の動作不良によるエレベーターのサービス停止を未然に防止することができる。
以上に述べた実施形態に限らず、本発明の技術的思想の範囲内において、種々の実施形態が可能である。例えば、かごドア6を開端で制止させても良い。また、上記実施形態では電動機2に徐々に増加する電圧を印加したが、予め設定された値の電圧を印加してかごドア6の押圧力を検出並びに推定しても良い。なお、本発明は、上記実施形態のようにかごドア6を駆動ベルト5により駆動するエレベーターに限らず、リンク機構によりかごドア6を駆動するエレベーターにおいても実施することができる。
1 エンコーダー(診断手段)
2 電動機
3 駆動ローラ
4 従動ローラ
5 駆動ベルト
6 かごドア
7 制止器(ドア制止手段)
8 圧力センサー(ドア制止手段)
9 反力ばね(ドア制止手段)
10 電動機制御部(電圧印加手段)
11 電流計測部(電流計測手段)
12 発報部
13 すべり検出部(診断手段)
14 計数部(診断手段)
15 ベルト判定部
16 比較部(診断手段)
17 電動機判定部(診断手段)
18 パルス変換部(診断手段)

Claims (5)

  1. 電動機を含むドア駆動装置により開閉駆動されるエレベーターのかごドアの動作状態を診断するエレベータードアの診断装置において、
    前記かごドアの開端または閉端において前記かごドアを制止するドア制止手段と、
    前記かごドアが前記開端において制止されているときに、前記かごドアに対し開く方向に駆動力を加える電圧を前記電動機に印加し、前記かごドアが前記閉端において制止されているときに、前記かごドアに対し閉じ方向に駆動力を加える電圧を前記電動機に印加する電圧印加手段と、
    前記電動機に電圧が印加されているときに前記電動機に流れる電流を計測する電流計測手段と、
    計測された前記電流に基づいて、前記ドア駆動装置の駆動力の異常を診断する診断手段とを備え
    前記ドア駆動装置は、前記電動機により回転駆動される回転体に巻き掛けられる無端状の可撓体によって前記かごドアを開閉駆動し、
    前記診断手段は、
    前記電動機の回転軸に接続され、前記電動機の回転数あるいは回転角に応じた信号を出力するエンコーダーと、
    前記エンコーダーの出力信号を計数する計数部とを有し、
    前記電流計測手段によって計測された前記電流及び前記計数部による計数値に基づいて、前記電動機の駆動力の低下または劣化を要因とする前記ドア駆動装置の駆動力の異常を検出することを特徴とするエレベータードアの診断装置。
  2. 請求項1において、
    前記ドア制止手段は圧力センサーを備え、
    前記診断手段は、前記圧力センサーによって検出される前記かごドアの押圧力と前記電流に基づいて推定される前記かごドアの押圧力とに基づいて、前記ドア駆動装置の駆動力を診断することを特徴とするエレベータードアの診断装置。
  3. 請求項1において、
    前記ドア制止手段は弾性体を備え、
    前記診断手段は、前記弾性体の長さ方向の縮みによって検出される前記かごドアの押圧力と前記電流に基づいて推定される前記かごドアの押圧力とに基づいて、前記ドア駆動装置の駆動力を診断することを特徴とするエレベータードアの診断装置。
  4. 請求項において、
    前記可撓体は、前記弾性体のばね定数と異なる等価的なばね定数に設定されたドア駆動用の駆動ベルトから成り、
    前記電圧印加手段によって前記電動機に電圧が印加されている時間あるいはその時の電圧の大きさもしくは前記電動機に流れる電流の大きさに対する前記計数部による計数値の変化率の値に基づいて、前記弾性体が前記かごドアの押圧力で縮む時の計数値から前記かごドアの押圧力を検出することを特徴とするエレベータードアの診断装置。
  5. 電動機、及びこの電動機により回転駆動される回転体に巻き掛けられる無端状の可撓体を含むドア駆動装置により開閉駆動されるエレベーターのかごドアの動作状態を診断するエレベータードアの診断方法において、
    前記かごドアの開端または閉端において前記かごドアを制止し、
    前記かごドアが前記開端において制止されているときに、前記かごドアに対し開く方向に駆動力を加える電圧を前記電動機に印加し、前記かごドアが前記閉端において制止されているときに、前記かごドアに対し閉じ方向に駆動力を加える電圧を前記電動機に印加し、
    前記電動機に電圧が印加されているときに前記電動機に流れる電流を計測し、
    前記電動機の回転数あるいは回転角に応じて出力された出力信号を計数し、
    計測された前記電流及び計数された前記出力信号の計数値に基づいて、前記電動機の駆動力の低下または劣化を要因とする前記ドア駆動装置の駆動力の異常を検出することを特徴とするエレベータードアの診断方法。
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