JPH07100592B2 - エレベータ係合装置の取付異常検出装置 - Google Patents

エレベータ係合装置の取付異常検出装置

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JPH07100592B2 JP1175568A JP17556889A JPH07100592B2 JP H07100592 B2 JPH07100592 B2 JP H07100592B2 JP 1175568 A JP1175568 A JP 1175568A JP 17556889 A JP17556889 A JP 17556889A JP H07100592 B2 JPH07100592 B2 JP H07100592B2
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公元 水野
達司 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、エレベータの乗場ドアに取付けられた係合
部が、かごドアに取付けられた係合部に対して所定の位
置に取付けられていることを検出する方法に関する。
[従来の技術] エレベータのドア開閉操作は、一般にかごドアを制御装
置によって開閉し、このときかごドアに取付けられてい
る係合部と、乗場ドアに取付けられている係合部とが係
合して、乗場ドアの開閉を同時に行うようになってい
る。
第4図は通常のドア制御回路の構成を示すブロック図で
ある。図において、(8)はかごドアのドア開閉用モー
タ、(9)はエレベータ制御盤、(10)はエレベータ制
御盤(9)とカゴ位置を確認する位置スイッチ(21)か
らの入出力ポート、(11)はROM、(12)はCPU、(13)
はPWMユニット、(14)はゲート信号発生回路、(15)
はパワー回路、(16)はパルスエンコーダ、(17)はパ
ルスカウントユニット、(18)は電流検出器、(19)は
RAM、(20)は点検表示ランプ、(22)は電源である。
上記のような構成のドア制御回路において、運転に際し
てエレベータ制御盤(9)より戸閉又は戸開指令が発生
すると、入出力ポート(10)に読み込まれた指令に対応
して、ROM(11)より速度パターンがCPU(12)に読み込
まれ、速度パターンに応じたPWM指令をPWMユニット(1
3)に送り、こゝでゲート信号に変換され、ゲート信号
発生回路(14)の指令によってパワー回路(15)が駆動
されてモータ(8)を回転させる。モータ(18)が回転
すると、これに取付けられたパルスエンコーダ(16)も
回転し、その出力によってパルスカウントユニット(1
7)はモータ(8)の回転をカウントし、そのカウント
値がCPU(12)に送られる。CPU(12)は、速度パターン
指令値と、実際のモータ回転速度を演算比較し、その結
果で速度制御を行ない、モータ(8)の回転が戸閉、戸
開の所定のカウント値に達すると、その位置でモータ
(8)を停止するように制御が行われる。
第2図はエレベータのかご上方よりドア部の係合装置を
見た乗降口断面図であり、第3図はドアの全閉時におけ
る乗場ドアとかごドアの係合部の関係を示す状態図であ
る。これらの図において、(1)は乗場ドア、(2)は
かごドア、(3)は乗場ドア(1)に取付けられたロー
ラ状の係合ローラ、(4)はかごドア(2)に取付けら
れた係合板で、係合ローラ(3)に対してその左右に配
置されている。(5)はかご、(6)は壁、(7)は乗
場ドア(1)のロック装置を示す。
次に動作を説明する。乗場ドア(1)およびかごドア
(2)が共に閉っているときは、第3図に示すように、
係合ローラ(3)はかごドア(2)に取付けられた2枚
の係合板(4)の中心部に位置するように乗場ドア
(1)に取付けられている。かごドア(2)が開閉する
と、係合ローラ(3)と係合板(4)とが係合して乗り
場ドア(1)の開閉が同時に行われる。一般のエレベー
タでは、各階床に取付けられている乗場ドア(1)に対
してかごドア(2)は1つであることから、かごドア
(2)の係合部を基準としてこれに各階の乗場ドア
(1)の係合部の位置を合わせている。この係合部の配
置に狂いが生ずると、エレベータが走行中に乗場ドア
(1)とかごドア(2)に取付けられている係合部とが
当って係合装置を破損するなど、エレベータとして危険
な状態となる。そのために、かごドア(2)の係合板
(4)に対して乗場ドア(1)の係合ローラ(3)を所
定の位置に正確に取付ける必要がある。
この取付け位置の点検には、係合板(4)と係合ローラ
(3)との相対寸法を測定して行うが、係合装置は一般
にドアの上部中央付近にあって直接に測定することが困
難であるため、かご上より人がこれを目視によって点検
している。
あるいは、この係合手段の配置を検出するため新らたに
装置を付加する場合もあり、例えば第5図(a)は特開
昭61−33483号公報に開示された係合部位置検出装置の
取付図であり、また第5図(b)はその検出装置の系統
をしめすブロック図である。両図において、(1)は乗
場ドア、(2)はかごドア、(51)は乗場ドア(1)に
取付けられた板状の係合子、(52)はかごドアに取付け
られた係合ローラで、係合子(51)に対して左右に配置
されている。(53)は光源体とその光を検出する光セン
サを備えた位置検出器で、係合ローラ(52)の中央部に
配置されており、(54)は位置検出器(53)の発する光
を反射する反射板で係合子(51)の先端に取付けられて
いる。(55)は位置検出器より信号を入力し、表示ラン
プ(56)を点灯させる表示回路であり、表示ランプ(5
6)はエレベータの機械室またはカゴに取付けられてい
る。
この装置によれば、かごドア(2)の係合ローラ(52)
に対して、乗場ドア(1)の係合子(51)が所定の位置
に取付けられているときは、係合子(51)の先端の反射
板(54)によって、位置検出器(53)の発する光が反射
されて、再び位置検出器(53)の光センサを動作させ、
表示回路(55)を介して表示ランプ(56)を点灯し、係
合子(51)が係合ローラ(52)の中央に位置しているこ
とが検出される。もし光センサが動作しないときは、係
合子(51)が所定位置にないことを示すことになる。各
階の係合子(51)の位置を検出するには、各階の乗場ド
ア(1)に取付けてある係合子(51)の先端に反射板
(54)を取付けてエレベータを各階運転し、ドアを開け
ずにホール床とカゴ床が一致したときの表示ランプ(5
6)の点灯の有無を確認してこれを行う。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような装置では、かごドアと乗場ドアの係合装置
の取付け位置の測定点検を目視で行うためには、人がか
ご上より各階床ごとにこれを行うが、正確な測定を行う
ことが難しく、さらに作業には危険が伴い、点検に要す
る時間も多くかゝるという問題がある。
一方、新しく係合装置の取付位置の検出器を設置すると
きは、当然装置としてのコスト上昇を招くという問題が
あった。
この発明は、上記のような課題を解消するためになされ
たもので、従来のドア装置に対し新たな装置を設けるこ
となく、簡易に係合装置取付状態の良否を検出する装置
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るエレベータ係合装置の取付異常検出装置
は、乗場ドアの裏面に設けられ、かごドア側に突出する
係合ローラと、前記かごドアに、前記係合ローラとドア
開閉方向所定の間隙を有して設けられ、前記かごドアの
開閉時に前記係合ローラに係合する係合板と、前記乗場
ドアの閉扉時に該乗場ドアをロックし、前記係合ローラ
と前記係合板とが係合して前記乗場ドアが開扉されると
きには前記係合ローラと前記係合板との係合に連動して
前記ロックを解除するロック機構と、前記かごドアを前
記間隙に相当する距離だけ開扉させるドア開扉制御手段
と、前記ロック機構におけるロックが解除されたときに
解除信号を発信する解除信号発生手段と、該解除信号発
生手段の解除信号を入力し、該解除信号の入力があった
ときに前記係合板の取付位置の異常を検出する検出手段
とを備えたものである。
[作用] 上記のように構成されたエレベータ係合装置の取付異常
検出装置において、ドア開扉制御手段によってかごドア
を係合ローラと係合板との間隙に相当する距離だけ開扉
し、この状態でエレベータを運転する。このとき、乗場
ドアに設けられた係合板の取付位置が正常な階では乗場
ドアが開扉されることがなくロックは解除されない。と
ころが、係合板の取付位置がずれている階では、係合ロ
ーラと係合板との相対位置が正常な場合からずれること
になり、このずれ量だけ乗場ドアが開扉されることにな
る。乗場ドアが開扉されるとロックが解除されて解除信
号が発信され、これが検出手段に入力されて異常が検出
される。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例による乗場ドアとかごドア
との係合状態を説明するための説明図であり、(a)図
は係合部の取付状態が良い場合、(b)図は取付状態が
悪い状態を示し、各符号は第2図及び第3図に示した同
符号の部分と同一である。
この発明では、エレベータの据付や保守などの必要性に
應じて乗場ドア(1)とかごドア(2)との係合状況を
確認する場合、第4図のドア制御回路のエレベータ制御
盤(9)あるいはその他の装置ユニット内のスイッチな
どの手段によって通常のドア制御運転モードを“点検モ
ード”に切換えられるようになっている。この点検モー
ドにおいて、CPU(12)は、点検モードとしてあらかじ
めROM(11)内にプログラムされた点検用戸開速度指令
を発するようになる。この戸開指令は乗場ドア(1)の
係合ローラ(3)と、かごドア(2)の係合板(4)と
が係合されるまでの規定されたすき間寸法だけ戸開させ
る指令であって、その位置はモータ(8)の回転数をカ
ウントするパルスエンコーダ(16)により確認し、所定
の位置まで戸開してその位置に停止するように制御する
ものである。
この制御動作の結果、かごドア(2)に取付けられた係
合板(4)は第1図(a)の(4a)の位置から(4b)の
位置まで戸開方向に規定すき間寸法分だけ移動し、係合
ローラ(3)との係合すき間がない状態となる。
次いで、この点検指令に従った戸開状態のまゝのかごを
上下に低速テスト走行させる。この結果係合部の取付け
状態が正常の場合は、第1図(a)のように係合板
(4)が(4a)から(4b)の位置に移動しても、係合ロ
ーラ(3)とのすき間が無くなった軽い係合状態にとゞ
まる。もし係合ローラ(3)と係合板(4)とのすき間
が規定より狭い場合には、第1図(b)に示すように、
両者は深く係合されているために、乗場ドアのロック装
置(7)が外れることになる。
このように、係合部の取付け位置が不良の場合に乗場ド
ア(1)のロック装置(7)が外れることで、ロック解
除の信号がエレベータ制御盤(9)に出力され、同様に
ドア制御回路にも出力表示されることによって、取付け
異常を簡単に検出することかができる。
[発明の効果] 本発明においては、かごドアを係合ローラと係合板との
間隙に相当する距離だけ開扉した状態でエレベータを運
転して、ロック解除信号によって係合板の取付位置の異
常を検出するようにしたので、新たな装置を付加するこ
となく、簡単に係合装置の取付状態の良否を検出でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)はこの発明の一実施例によるエレ
ベータ係合装置取付異常検出方法の説明図、第2図はエ
レベータ乗降口の断面図、第3図は全閉時の乗場ドアと
かごドアとの係合状態図、第4図は通常のドア制御回路
の構成を示すブロック図、第5図(a),(b)は従来
の技術による係合部位置検出装置の構成例を示す説明図
である。 図において、(1)は乗場ドア、(2)はかごドア、
(3)は係合ローラ、(4)は係合板である。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 達司 愛知県稲沢市菱町1番地 三菱電機株式会 社稲沢製作所内 (72)発明者 村松 洋 愛知県稲沢市菱町1番地 三菱電機株式会 社稲沢製作所内 (72)発明者 小寺 利幸 愛知県稲沢市菱町1番地 三菱電機エンジ ニアリング株式会社稲沢事業所内 (56)参考文献 特公 昭63−2875(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗場ドアの裏面に設けられ、かごドア側に
    突出する係合ローラと、 前記かごドアに、前記係合ローラとドア開閉方向所定の
    間隙を有して設けられ、前記かごドアの開閉時に前記係
    合ローラに係合する係合板と、 前記乗場ドアの閉扉時に該乗場ドアをロックし、前記係
    合ローラと前記係合板とが係合して前記乗場ドアが開扉
    されるときには前記係合ローラと前記係合板との係合に
    連動して前記ロックを解除するロック機構と、 前記かごドアを前記間隙に相当する距離だけ開扉させる
    ドア開扉制御手段と、 前記ロック機構におけるロックが解除されたときに解除
    信号を発信する解除信号発生手段と、 該解除信号発生手段の解除信号を入力し、該解除信号の
    入力があったときに前記係合板の取付位置の異常を検出
    する検出手段とを備えたことを特徴とするエレベータ係
    合装置の取付異常検出装置。
JP1175568A 1989-07-10 1989-07-10 エレベータ係合装置の取付異常検出装置 Expired - Fee Related JPH07100592B2 (ja)

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