JP4826542B2 - ボルト用鋼およびそれを用いた橋梁 - Google Patents
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カソード反応としては、主として、次の反応が起こる。
Fe3++e−→Fe2+ (Fe3+の還元反応)
そして、この反応以外にも、次のカソード反応も併発する。
2H2O+O2+2e−→4OH−、
2H++2e−→H2
一方、上記のFe3+の還元反応に対して、次のアノード反応が起こる。
アノード反応:Fe→Fe2++2e− (Feの溶解反応)
従って、腐食の総括反応は、次の(1)式のとおりである。
2Fe3++Fe→3Fe2+ ・・・・・・(1)式
Cは、鋼の焼入れ性を高めるとともに、焼入れ後の強度を向上させる作用を有する。十分な焼入れ性を得るためには、0.15%以上含有させる必要がある。しかしながら、0.6%を超えて含有させると過剰の微細炭化物が形成され、ボルトの成形性(冷間鍛造性)が大きく低下するだけでなく、耐食性も低下傾向を示す。したがって、C含有量は0.15〜0.6%とする。好ましい範囲は、0.15〜0.4%である。
Siは、製鋼時の脱酸に必要な合金元素であり、耐候性を向上させる合金元素でもある。これらの観点から、Siを0.05%以上含有させる必要がある。一方、過剰に添加してもその効果は飽和するため、0.5%を上限とする。
MnとCrは、鋼の焼入れ性を確保し、ボルトとしての強度を確保するために必要な元素である。この目的からは、これらの元素を合計で0.5〜3.5%含有させる必要がある。
Pは、不純物として含有されるが、濃厚塩化物環境での過度のPの含有は耐候性を劣化させるため、できるだけ少なくする必要がある。また、Pは粒界に偏析し、耐遅れ破壊性を低下させる。その含有量が0.05%を超えるとその影響が顕著になるため、上限を0.05%とする。
Sは、不純物として含有されるが、Mnと結合すると非金属介在物のMnSを形成して腐食の起点となり易く、耐候性を劣化させる。また、SもPと同様に粒界に偏析し、耐遅れ破壊性を低下させる。その含有量が0.03%を超えるとその影響が顕著になるため、上限を0.03%とする。
Cuは、一般的に耐候性を向上させる基本元素とされ、全ての海浜耐候性鋼や耐食鋼に添加されているが、高飛来塩分下の比較的ドライな環境においては、むしろ耐食性を低下させる。また、Snと共存する場合には、冷間鍛造性が低下する。したがって、Cuの含有はできるだけ少なくする必要があり、不純物として含有されるとしても、Cu含有量は0.3%未満とする必要がある。
Niは、一般的に飛来塩分量の多い環境下での海浜耐候性を著しく向上させる元素として従来から鋼中に添加され、Ni系耐候性鋼として開発され、実用化されてきている。しかし、理由は定かではないが、Snと複合添加した場合には、耐食性の改善効果がないばかりか、Snによる耐候性改善効果を低下させるという悪影響が現れる。したがって、Niの含有はできるだけ少なくする必要があり、不純物として含有されるとしても、Ni含有量は1%未満とする必要がある。
O(酸素)は不純物として鋼中に存在し、その含有量が0.01%を超えると粗大な酸化物を形成して疲労特性等を低下させる。したがって、その上限を0.01%とする。
Snは、Sn2+となって溶解し、酸性塩化物溶液中でのインヒビター作用により腐食を抑制する作用を有する。また、Fe3+を速やかに還元させ、酸化剤としてのFe3+濃度を低減する作用を有することにより、Fe3+の腐食促進作用を抑制するので、高飛来塩分環境における耐候性を向上させる。
また、Snには鋼のアノード溶解反応を抑制し耐食性を向上させる作用がある。さらに、Snを含有することにより、飛来塩分が多い環境においてもCrの耐候性を向上させる効果が発揮される。
本願発明のようにSnを含有する鋼の場合には、Cuの含有による耐食性の低下が著しい。また、ボルトを製造する際、Cuの含有による割れの原因ともなる。このため、Cu/Sn比、すなわち、Sn含有量に対するCu含有量の比を1以下とする必要がある。
Alは、鋼の脱酸に有効な元素であり、必要に応じて含有させることができる。ただし、脱酸剤としてSiを添加する場合には含有させなくてもよい。しかしながら、過剰に添加してもその効果は飽和するため、Alの上限は0.3%とする。なお、Alによる脱酸の効果を確実に発現させるためには、Alを0.005%以上含有させることが好ましい。ここで、本発明におけるAl含有量とは、酸可溶Al(いわゆる、sol.Al)を指す。
Moは、必要に応じて含有させることができる。Moを含有させると、微細炭化物を形成することによって焼戻し温度を高め、耐遅れ破壊性を向上させる効果を有する。また、Moには、溶解して酸素酸イオンMoO4 2−の形でさびに吸着し、さび層中の塩化物イオンの透過を抑制し、耐食性を向上させる効果もある。
Wは、必要に応じて含有させることができる。Wを含有させると、Moと同様に、溶解して酸素酸イオンMoO4 2−の形でさびに吸着し、さび層中の塩化物イオンの透過を抑制し、耐食性を向上させる効果がある。
Vは、必要に応じて含有させることができる。Vを含有させると、微細炭化物を形成することによって焼戻し温度を高め、耐遅れ破壊性を向上させる効果を有する。しかしながら、Vの含有量が0.3%を超えるとこれらの効果が飽和するので、Vの含有量の上限は0.3%とする。なお、この効果を確実に発現させるためには、Vを0.05%以上含有させるのが好ましい。
Nbは、必要に応じて含有させることができる。Nbを含有させると、C、Nと結びついて炭窒化物を形成し、ピニング効果により細粒化に有効に働き、耐遅れ破壊性を改善する。しかしながら、Nbの含有量が0.1%を超えるとこれらの効果が飽和するので、Nbの含有量の上限は0.1%とする。なお、この効果を確実に発現させるためには、Nbを0.002%以上含有させるのが好ましい。
Tiは、必要に応じて含有させることができる。Tiを含有させると、Nbと同様に、C、Nと結びついて炭窒化物を形成し、ピニング効果により細粒化に有効に働き、耐遅れ破壊性を改善する。しかしながら、Tiの含有量が0.1%を超えるとこれらの効果が飽和するので、Tiの含有量の上限は0.1%とする。なお、この効果を確実に発現させるためには、Tiを0.002%以上含有させるのが好ましい。
Bは、必要に応じて含有させることができる。Bを含有させると、鋼の焼入れ性を向上させ、ボルトとしての強度を更に向上させることができる。しかしながら、Bの含有量が0.0030%を超えるとこの効果が飽和するので、Bの含有量の上限は0.0030%とする。なお、この効果を確実に発現させるためには、Bを0.0003%以上含有させるのが好ましい。
Nは、必要に応じて含有させることができる。Nを含有させると、鋼中のAl、Nb、Ti、ZrにCとともに結びついて炭窒化物を形成し、ピニング効果により細粒化に有効に働き、耐遅れ破壊性を改善する。また、Nはアンモニアとなって溶解し、飛来塩分量の多い環境におけるFe3+の加水分解によるpH低下を抑制することで、塩分環境における耐候性を向上させる効果を有する。
Caは、必要に応じて含有させることができる。Caを含有させると、鋼中のSと結びついて硫化物を形成し、介在物の形状を改善して耐SCC性を改善させる効果を有する。
また、腐食反応部における界面のpHの低下を抑制して、腐食の促進を抑える効果がある。しかしながら、Caの含有量が0.01%を超えるとこの効果が飽和するので、Caの含有量の上限は0.01%とする。なお、これらの効果を確実に発現させるためには、Caを0.0003%以上含有させるのが好ましい。
Mgは、必要に応じて含有させることができる。Mgを含有させると、Caと同様に、腐食反応部における界面のpHの低下を抑制し、耐食性を向上させる効果がある。しかしながら、Mgの含有量が0.01%を超えるとこの効果が飽和するので、Mgの含有量の上限は0.01%とする。なお、これらの効果を確実に発現させるためには、Mgを0.0003%以上含有させるのが好ましい。
REMは、必要に応じて含有させることができる。REMを含有させると、鋼の溶接性を向上させる効果がある。しかしながら、REMの含有量が0.02%を超えるとこれらの効果が飽和するので、REMの含有量の上限は0.02%とする。なお、この効果を確実に発現させるためには、REMを0.0001%以上含有させるのが好ましい。なお、REMとは、ランタニドの15元素にYおよびScを合わせた17元素を意味する。
塩分付着:0.5質量%NaCl、0.1質量%CaCl2、0.075質量%NaHCO3水溶液浸漬、0.25時間、
乾燥:60℃、50%RH、17.75時間
を1サイクル(合計24時間)とした。
Claims (8)
- 質量%で、C:0.15〜0.6%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.1%以上、Cr:0.01%以上、(ただし、MnおよびCr:合計で0.96〜1.80%)、P:0.05%以下、S:0.03%以下、Cu:0.3%未満、Ni:1%未満、O:0.01%以下およびSn:0.05〜0.50%を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、Cu/Sn比が1以下である組成を有することを特徴とするボルト用鋼。
- さらに、質量%で、Al:0.3%以下を含有することを特徴とする、請求項1に記載のボルト用鋼。
- さらに、質量%で、Mo:3.0%以下、W:3.0%以下およびV:0.3%以下よりなる群から選ばれた1種または2種以上を含有することを特徴とする、請求項1または2に記載のボルト用鋼。
- さらに、質量%で、Nb:0.1%以下およびTi:0.1%以下よりなる群から選ばれた1種または2種を含有することを特徴とする、請求項1から3までのいずれかに記載のボルト用鋼。
- さらに、質量%で、B:0.0030%以下、N:0.03%以下、Ca:0.01%以下およびMg:0.01%以下よりなる群から選ばれた1種または2種以上を含有することを特徴とする、請求項1から4までのいずれかに記載のボルト用鋼。
- さらに、質量%で、REMを0.02%以下含有することを特徴とする、請求項1から5までのいずれかに記載のボルト用鋼。
- 表面が防食皮膜により被覆されていることを特徴とする、請求項1から6までのいずれかに記載のボルト用鋼。
- 請求項1から7までのいずれかに記載のボルト用鋼より作製されたボルトを用いた橋梁。
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