JP5347925B2 - 高強度ボルト用鋼 - Google Patents
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fn=Cr+Mo・・・(1)
ただし、(1)式中の元素記号は、その元素の質量%での含有量を表す。
Cは、焼入れ性を高めて強度を向上させる作用を有する。十分な焼入れ性を得て1350MPa以上の引張強さを安定かつ確実に得るためには、0.30%を超える量のCを含有させる必要がある。しかしながら、0.55%を超える量のCを含有させてもその効果は飽和し、また、冷間加工性が低下するので、冷間鍛造法によるボルトへの成形が困難となる。したがって、Cの含有量を0.30%を超えて0.55%以下とした。なお、Cの強度向上作用を十分に発揮させるためには、C含有量の下限を0.35%とすることが望ましく、この場合には1400MPa以上の引張強さを安定かつ確実に確保することができる。より一層高い引張強さを確保するためには、C含有量の下限を0.38%とすることが望ましい。一方、冷間加工性の低下を抑えて冷間鍛造法でのボルト成形を容易にするためには、C含有量の上限を0.52%とすることが望ましい。
Siは、鋼中に不純物として含有され、その量が0.3%を超えると、冷間鍛造法によるボルトへの成形性が著しく低下する。したがって、Siの含有量を0.3%以下とした。冷間鍛造法でのボルト成形を容易にするためには、Si含有量の上限を0.25%とすることが望ましい。
Mnは、鋼中に不純物として含有され、粒界に偏析して粒界割れ型の遅れ破壊の発生を招き、さらに、Mn系の硫化物を形成して鋼中への水素侵入を促進してしまう。特に、Mnの含有量が0.6%を超えると、粒界割れ型の遅れ破壊の発生および鋼中への水素侵入が顕著となる。したがって、Mnの含有量を0.6%以下とした。なお、Mn含有量の上限は0.5%とすることが望ましい。
Pは、鋼中に不純物として含有され、粒界に偏析して靱性および耐遅れ破壊性を低下させ、特に、その含有量が0.025%を超えると、靱性および耐遅れ破壊性の低下が顕著になる。したがって、Pの含有量を0.025%以下とした。Pの含有量は極力低い方が望ましい。
Sは、鋼中に不純物として含有され、通常、上述したMnとともにMn硫化物として存在し、腐食に伴って溶解する際に硫化水素を発生することで水素侵入を促進し、耐遅れ破壊性を低下させる。特に、Sの含有量が0.030%を超えると、水素侵入による耐遅れ破壊性の低下が著しくなる。したがって、Sの含有量を0.030%以下とした。さらに良好な耐遅れ破壊性を確保するためには、望ましくは0.015%以下であり、さらに望ましくは0.010%以下である。
Alは、鋼の脱酸に有効な元素であり、この効果を十分に確保するためには、0.005%以上含有させる必要がある。一方、Alを0.10%を超えて含有させても前記の効果は飽和し、また、フェライト相の生成が促進されて耐遅れ破壊性が低下する。したがって、Alの含有量を0.005〜0.10%とした。Alの脱酸作用をより十分に発揮させるためには、Al含有量の下限を0.02%とすることが望ましい。また、フェライト相の生成を抑止して良好な耐遅れ破壊性を確保するためには、Al含有量の上限を0.05%とすることが望ましい。なお、本発明のAl含有量とは酸可溶Al(いわゆる「sol.Al」)を指す。
Crは、耐遅れ破壊性を低下させることなく焼入れ性を高めて強度を向上させる作用を有する。1350MPa以上の引張強さを得るためには、Crを1.0%以上含有させる必要がある。しかしながら、Crを2.5%を超えて含有させてもその効果は飽和してコストが嵩み、また、「M」をFe、CrおよびMoの1種または2種以上として、旧オーステナイト粒界に粗大なM23C6型炭化物が析出して耐遅れ破壊性が低下する。したがって、Crの含有量を1.0〜2.5%とした。良好な耐遅れ破壊性を確保するためには、Cr含有量の上限を1.5%とすることが望ましい。
Moは、Crと同様に、耐遅れ破壊性を低下させることなく焼入れ性を高めて強度を向上させる作用を有する。MoにはVとともに微細なMo−V系炭化物を形成することによって析出強化に寄与し、焼戻し温度を下げることなく強度を向上させる作用もある。1350MPa以上の引張強さを得るためには、Moを0.25%以上含有させる必要がある。しかしながら、Moを2.0%を超えて含有させてもその効果は飽和してコストが嵩み、また、「M」をFe、MoおよびCrの1種または2種以上として、旧オーステナイト粒界に粗大なM23C6型炭化物が析出して耐遅れ破壊性が低下する。したがって、Moの含有量を0.25〜2.0%とした。なお、Moの強度向上作用を十分に発揮させるためには、Mo含有量の下限を0.5%とすることが望ましく、この場合には1400MPa以上の引張強さを確実に確保することができる。良好な耐遅れ破壊性を確保するためには、Mo含有量の上限を1.0%とすることが望ましい。
Nは、鋼中に不純物として存在し、その含有量が過剰になると溶製時に窒素ブローホールが生成して加工時の疵発生の原因となる。特に、Nの含有量が0.030%を超えると、ブローホールの生成が著しくなって加工時に疵を発生しやすい。したがって、Nの含有量を0.030%以下とした。N含有量の上限は0.020%とすることが望ましい。
Snは、本発明において最も重要な元素であり、実大気環境からの水素侵入量を大きく低減する効果を有する。しかしながら、Snの含有量が0.05%未満では上記の効果は不十分であるため、0.05%以上含有させる必要がある。一方、0.50%を超えてSnを含有させてもその効果が飽和することに加えて、冷間加工性が低下して冷間鍛造法によるボルトへの成形が困難となる。したがって、Snの含有量を0.05〜0.50%とした。Sn含有量の望ましい下限は0.07%であり、また、望ましい上限は0.25%である。
耐遅れ破壊性に対して、CrとMoの双方の含有量の合計が影響を及ぼす。すなわち、各元素単独の含有量のみの調整では効果が少なく、それぞれの含有量が適正な範囲にあり、しかも、前記の(1)式で表されるfn、つまり、〔Cr+Mo〕が1.4以上であることが必要である。fnが1.4未満の場合には、十分な焼入れ性が確保できない。fnは、CrおよびMoの含有量がそれぞれの上限値である2.5%および2.0%の場合の4.5であっても構わないが3.0以下であることが望ましい。
Vは、Moとともに焼戻し時に微細なMo−V炭化物を形成することによって析出強化に寄与し、焼戻し温度を下げることなく強度を向上させる作用を有する。このため、上記の効果を得るためにVを含有してもよい。しかしながら、0.50%を超えてVを含有させてもその効果は飽和してコストが嵩み、しかも、過剰なV系炭化物が生成することにより吸蔵水素濃度が増加して耐遅れ破壊性の低下を招く。したがって、Vの含有量を0.50%以下とした。なお、過剰なV系炭窒化物の生成を防止して耐遅れ破壊性の低下を抑止するためには、Vの含有量の上限は0.25%とすることが望ましい。
Tiは、微細な炭窒化物を形成して結晶粒を微細化し、耐遅れ破壊性を改善する作用を有するので、この効果を得るためにTiを含有してもよい。しかしながら、0.10%を超えてTiを含有させても上記の効果は飽和してコストが嵩み、しかも、過剰でまた粗大なTi系炭窒化物が生成することにより冷間加工性が低下するので、冷間鍛造法によるボルトへの成形が困難となる。したがって、Tiの含有量を0.10%以下とした。なお、Ti含有量の上限は0.04%とすることが望ましい。
Zrは、微細な炭窒化物を形成して結晶粒を微細化し、耐遅れ破壊性を改善する作用を有するので、この効果を得るためにZrを含有してもよい。しかしながら、0.10%を超えてZrを含有させても上記の効果は飽和してコストが嵩み、しかも、過剰でまた粗大なZr系炭窒化物が生成することにより冷間加工性が低下するので、冷間鍛造法によるボルトへの成形が困難となる。したがって、Zrの含有量を0.10%以下とした。なお、Zr含有量の上限は0.04%とすることが望ましい。
Caは、鋼中のSと結合して硫化物を形成し、鋼の熱間加工性を改善する作用を有するので、この効果を得るためにCaを含有してもよい。しかしながら、Caを0.01%を超えて含有させても上記の効果は飽和してコストが嵩み、また、溶解性のCa系酸化物が過剰に生成して孔食の起点となり、耐遅れ破壊性の低下を招く。したがって、Caの含有量を0.01%以下とした。なお、Ca含有量の上限は0.003%とすることが望ましい。
Mgは、鋼中のSと結合して硫化物を形成し、鋼の熱間加工性を改善する作用を有するので、この効果を得るためにMgを含有してもよい。しかしながら、Mgを0.01%を超えて含有させても上記の効果は飽和してコストが嵩み、また、溶解性のMg系酸化物が過剰に生成して孔食の起点となり、耐遅れ破壊性の低下を招く。したがって、Mgの含有量を0.01%以下とした。なお、Mg含有量の上限は0.003%とすることが望ましい。
Niは、靱性を高める作用を有する。Niには、腐食生成物の保護性向上による水素侵入抑制効果を発現し、Snほどではないが水素侵入を抑制する作用もある。したがって、上述した効果を得るためにNiを含有してもよい。なお、鋼が後述する量のCuを含む場合には、Cuに起因する熱間での割れを防止するために、Niを複合して含有させることが必要である。しかしながら、Niを3.0%を超えて含有させても上記の効果は飽和してコストが嵩む。したがって、Niの含有量を3.0%以下とした。なお、Ni含有量の上限は1.0%とすることが望ましい。
Cuは、腐食生成物の保護性向上による水素侵入抑制効果を発現し、Snほどではないが水素侵入を抑制する作用を有するので、この効果を得るためにCuを0.3%以上含有してもよい。しかしながら、Cuを1.0%を超えて含有させても上記の効果は飽和してコストが嵩み、また、冷間加工性が低下するので、冷間鍛造法によるボルトへの成形が困難となる。したがって、Cuの含有量を0.3〜1.0%とした。なお、Cuについては、含有量の上限を0.5%とすることが望ましい。
(B)温度60℃、相対湿度40%、期間3時間、
(C)温度60℃、相対湿度60%、期間3時間、
(D)温度60℃、相対湿度90%、期間3時間。
Claims (6)
- 質量%で、C:0.30%を超えて0.55%以下、Si:0.3%以下、Mn:0.6%以下、P:0.025%以下、S:0.030%以下、Al:0.005〜0.10%、Cr:1.0〜2.5%、Mo:0.25〜2.0%、N:0.030%以下およびSn:0.05〜0.50%を含有し、下記の(1)式で表されるfnが1.4以上であって、残部がFeおよび不純物からなることを特徴とする高強度ボルト用鋼。
fn=Cr+Mo・・・(1)
ただし、(1)式中の元素記号は、その元素の質量%での含有量を表す。 - 質量%で、さらに、V:0.50%以下を含有することを特徴とする請求項1に記載の高強度ボルト用鋼。
- 質量%で、さらに、Ti:0.10%以下およびZr:0.10%以下のうちの1種または2種を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の高強度ボルト用鋼。
- 質量%で、さらに、Ca:0.01%以下およびMg:0.01%以下のうちの1種または2種を含有することを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の高強度ボルト用鋼。
- 質量%で、さらに、Ni:3.0%以下を含有することを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の高強度ボルト用鋼。
- 質量%で、さらに、Ni:3.0%以下およびCu:0.3〜1.0%を含有することを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の高強度ボルト用鋼。
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