JP4825027B2 - 鎮圧機構及び播種装置 - Google Patents
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Description
例えば、下記特許文献1には、長手方向が揃えられた状態で種子を播種し得るように構成された播種装置が開示されている。
(1)第1態様の鎮圧機構
育苗トレイにおける平面視矩形状のセルに充填された床土に、該セルの一方の対角線方向に沿った長軸を有する播種穴を形成するように構成されていることを特徴とする鎮圧機構。
互いに直交するX方向及びY方向にそれぞれ複数のセルが並列されてなる平面視矩形状の育苗トレイにおける床土に対して播種穴を形成する鎮圧機構であって、前記複数のセルのそれぞれに充填された床土に、前記育苗トレイの一方の対角線方向に沿った長軸を有する前記播種穴を形成するように構成されていることを特徴とする鎮圧機構。
前記本発明に係る第1及び第2態様の鎮圧機構と、育苗トレイを搬送する搬送機構と、前記鎮圧機構を基準にして前記育苗トレイの搬送方向下流側に配設された播種機構とを備えていることを特徴とする播種装置。
前記衝撃付与機構としては、代表例として、加振機構を挙げることができる。
(鎮圧機構)
先ず、本発明の形態に係る鎮圧機構について説明する。
図1は、本発明の形態に係る鎮圧機構についての説明図であって、図1(a)は該鎮圧機構の概略正面図であり、図1(b)は、播種穴を形成する前の状態を示す該鎮圧機構の一部の斜視図である。又、図2は、子葉の展開方向における種子のピッチを説明するための図であって、図2(a)は、本発明の実施に係るピッチを示しており、図2(b)及び図2(c)は、従来のピッチを示している。
図3に示すように、前記鎮圧部110は、床土Dに対して播種穴Hを形成するように押圧する鎮圧部材111と、前記鎮圧部材111を支持する支持部材112とを備えている。
又、前記鎮圧部材111は、前記支持部材112に設けられた貫通孔112aにボルトBTによって取り付られることで支持されている。
前記鎮圧部材111は、図4に示すように、平面視において長手方向及び短手方向を有し、上端部111aが前記支持部材112に支持されると共に該上端部111aから下方に延びており、下端部111bが平面視長手方向に沿って先細に形成されている。
又、前記鎮圧部材111には、前記支持部材112に取り付けられる前記ボルトBTとの螺合孔111cが設けられている。
そして、前記鎮圧部材111は、平面視長手方向が前記対角線方向Zに沿うように前記支持部材112に取り付けられている。
次に、本発明の形態に係る播種装置について図5乃至図11を参照しながら説明する。
図5は、前記鎮圧機構100を備えた播種装置Aの全体平面図である。
前記播種装置Aは、図5に示すように、前記鎮圧機構100と、育苗トレイTを搬送する搬送機構200と、前記鎮圧機構100を基準にして前記育苗トレイTの搬送方向(図中F方向)下流側に配設された播種機構300とを備えている。
本発明の実施に係る播種装置Aによれば、前記鎮圧機構100を備えているので、育苗トレイTに播種された種子Sの展開子葉が互いに重なることを有効に防止しつつ、該育苗トレイTの可及的な小型化を図ることができる。
この鎮圧機構100は、前記した構成と同様のものであり、斯かる構成についてはここでは説明を省略する。
図6に示すように、播種穴H形成前の状態(図6(a)参照)にある前記鎮圧部材111は、前記昇降機構120にて、セルCに充填された床土Dを上方から押圧することによって、前記対角線方向Zに沿った長軸(図6(b)参照)を有する断面視V字形の播種穴Hを形成する(図6(c)参照)。
前記播種機構300は、種子ホッパ310から育苗トレイTにおける複数のセルCのそれぞれに向けて種子Sを案内するガイド部材360と、前記ガイド部材360の下端出口360bを開閉する載置部材370とを備え、前記載置部材370によって前記下端出口360bを開放させる際の該載置部材370の前記ガイド部材360に対する相対運動によって前記種子Sの長手方向が一定方向に揃った状態で播種されるように構成されている。
具体的には、図7及び図8に示すように、前記播種機構300は、前記種子ホッパ310と、受台320と、ホッパ揺動シリンダ330と、種子供給板340と、供給板開閉シリンダ350と、前記ガイド部材360として作用する種子シュータと、前記載置部材370として作用する播種シャッタと、シャッタ開閉制御モータ380とを備えている。
前記受台320は、前記種子ホッパ310を搬送方向Fに直交する機体幅方向Yに沿った回動支点軸P1線回り回動自在に支持するものである。
前記ホッパ揺動シリンダ330は、前記種子ホッパ310を前後揺動させ得るように、前記種子ホッパ310及び前記受台320間に介設され、一端部が前記回動支点軸P1を間にして前記種子ホッパ310の開口部310aとは反対側に且つ他端部が前記受台320に軸線回り回動自在に接続されている。前記ホッパ揺動シリンダ330は、例えば、電動或いは油圧或いは空圧式のものを用いることができる。
前記供給板開閉シリンダ350は、前記種子供給板340を開閉動作させ得るように、前記種子供給板340及び前記種子ホッパ310間に介設され、一端部が前記回動支点軸P2を間にして前記種子供給板340の開閉側とは反対側に且つ他端部が前記種子ホッパ310に軸線回り回動自在に接続されている。前記供給板開閉シリンダ350は、例えば、電動或いは油圧或いは空圧式のものを用いることができる。
図9は、前記ノズル吸着部341の動作を説明する為の図である。
図9に示すように、前記種子供給板340の外面には、吸引ケース311が設けられており、該吸引ケース311内に前記各ノズル孔341に連通する吸引通路312が形成されている。前記吸引通路312には、真空ポンプなどの吸引機313が連通している。
そして、前記播種機構300は、前記種子供給板340の前記ノズル孔341に種子Sを吸着させると共に、前記種子ホッパ310を種子保持姿勢に保持させた状態(図7に示す状態)で、前記種子供給板340を開状態とさせ、このとき、前記ノズル孔341による吸引を停止させることで、前記種子供給板340の種子Sを前記種子シュータ360に投入し得るようになっている。
なお、前記ノズル孔341による種子Sの吸着は、前記種子供給板340の閉状態において、前記種子ホッパ310が前記回動支点軸P1回りに数回(例えば、1〜2回)揺動される間に吸引機313からの吸引力によってなされる。
前記播種シャッタ370は、前記種子シュータ360の下端出口360bを開閉するように該下端出口360bに対してスライド開閉自在とされている。
前記シャッタ開閉制御モータ380は、セルCが前記種子シュータ360の下端出口360bの下方に位置する際に、前記播種シャッタ370を開閉動作させ得るように構成されている。
図10に示すように、前記種子シュータ360は、前記播種シャッタ370が開状態とされる種子Sの放出の際には、前記播種シャッタ370の摺動開操作力によって種子Sが前記種子シュータ360内壁面に当接されることによって、該壁面に沿って略均一状態に揃えられるように構成されている。
好ましくは、前記種子シュータ360の種子Sが当接する内壁面は、前記対角線方向Zに沿って形成され得る。
図11に示すように、育苗トレイTの各セルCに充填された床土Dには、前記鎮圧機構100によって、既述したように、前記一方の対角線方向に沿った長軸を有する断面視V字形の播種穴Hが形成されており、前記種子シュータ360から放出された種子Sは長手方向が前記播種穴Hの長軸に沿うように配置される。
斯かる構成を備えることにより、前記播種装置Aは、前記播種穴Hに播種された種子Sを該播種穴Hの長軸に沿って確実に配置させることができる。
本実施の形態においては、前記衝撃付与機構400は加振機構とされており、該加振機構400は、例えば、育苗トレイTを保持する保持部材410と、該保持部材410を振動させる振動機構420と、該振動機構420を駆動する振動駆動部430とを備え得る。
C…セル D…床土 F…搬送方向 H…播種穴 T…育苗トレイ Y…対角線方向
Claims (5)
- 育苗トレイにおける平面視矩形状のセルに充填された床土に、該セルの一方の対角線方向に沿った長軸を有する播種穴を形成するように構成されていることを特徴とする鎮圧機構。
- 互いに直交するX方向及びY方向にそれぞれ複数のセルが並列されてなる平面視矩形状の育苗トレイにおける床土に対して播種穴を形成する鎮圧機構であって、
前記複数のセルのそれぞれに充填された床土に、前記育苗トレイの一方の対角線方向に沿った長軸を有する前記播種穴を形成するように構成されていることを特徴とする鎮圧機構。 - 請求項1又は2に記載の鎮圧機構と、
育苗トレイを搬送する搬送機構と、
前記鎮圧機構を基準にして前記育苗トレイの搬送方向下流側に配設された播種機構とを備えていることを特徴とする播種装置。 - 前記育苗トレイに衝撃を付与する衝撃付与機構が前記播種機構よりも前記育苗トレイの搬送方向下流側に配設されていることを特徴とする請求項3に記載の播種装置。
- 前記衝撃付与機構は加振機構であることを特徴とする請求項4に記載の播種装置。
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